「AI」と一致するもの

主演・中井貴一、関ジャニ∞・安田章大がロケ地大阪城に登場!

松井市長も加わり、天下の大阪城をバックに、「なにわの夢」を語り合う!?

 

■日程:11月21日 (月) 

■場所:ザ ランドマークスクエア大阪(大阪市中央区大阪城1-1ミライザ大阪城内)

■登壇者:中井貴一、安田章大、松井一郎大阪市長 (敬称略)



usohappyaku3-550.jpg古美術商の小池則夫と陶芸家の野田佐輔という冴えないコンビが、本物以上の完成度で偽物を創り出しては、世の中の巨悪に立ち向かう。いわば骨董界の世直し一団なのだが、これがまた呆れるほど金運のない連中ばかりで、関西人の可笑しみがたっぷり詰まった笑劇エンターテインメント。W主演となる中井貴一と佐々木蔵之介による骨董コンビに加え、居酒屋「土竜」に集う各パーツ再現の名人技を持つ面々やTVマンに調査員などお馴染みの顔ぶれが、今度は大阪城を舞台に鮮やかな騙しのテクニックで魅了する痛快作。


一作目では千利休(堺)、二作目では古田織部(京都)、三作目となる『嘘八百 なにわ夢の陣』では豊臣秀吉の幻の茶碗(大阪)をめぐる騒動となる。大阪城の秀吉由来の遺跡から出土した茶碗の欠片を契機に、豊臣秀吉縁起物「秀吉七品」の中で唯一判明していない器「鳳凰」を追い求める欲深い会社社長や、高価な美術品を会員制で保持しようとする怪しい団体。その発見に日本中が注目する中、骨董コンビを中心に騙し騙される大騒動が展開される。


本作は戦国時代最強の武将として名高い豊臣秀吉のシンボルマークである大阪城で多くが撮影されている。大阪城内の博物館や大阪城を間近に眺望できる〈ザ ランドマークスクエア大阪〉、大阪城近辺のビルなど。近年「お城のある公園」として集客数が日本一という大阪城公園が、さらに世界へアピールできる絶好のチャンスとなることが期待されている。


年明け1月6日(金)の公開を前に、〈ザ ランドマークスクエア大阪〉で試写会が開催され、主演の中井貴一と今回謎めいた前衛アーティスト役で出演している関ジャニ∞の安田章大、さらに松井一郎大阪市長が登壇し、シリーズ化された作品の裏話や撮影現場の様子について語った。


【試写会前の舞台挨拶@3階宴会場

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――最初のご挨拶。

中井:今朝、ザーザー降りの東京から来たのですが、大阪がこんなに晴れていて、幸先がいいなと思っております。初めてこの会場を見て、今まで42年この仕事をしてきた中で一番アナログな試写会場だなと(笑) 椅子も、ちょっと痛くなるかも知れませんが、映画は痛くならないように仕上がっていると思いますので、最後までごゆっくりご覧下さい。

安田:関ジャニ∞の安田章大です。関西人としましては、こんな場所でマスコミの取材を受けることが何よりも幸せだなと。そして、中井貴一さん、松井大阪市長とご一緒に立てるようになったことを、改めて幸せに思っております。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

松井市長:市長の松井一郎です。僕も少し緊張しております。普段はこのような場所には参列しないものですから。今回、シリーズ3作目でやっと大阪城、大阪を舞台にしたとても楽しい作品を作って頂きました。先日は《大阪城夢まつり》というのもやりました。この映画にも出演されている中村ゆりさんにも来て頂いて、非常に盛り上げて頂きました。このように映画とコラボしながら大阪を世界にアピールできる絶好の機会を頂いて、心より感謝申し上げます。ありがとうございます。


――『噓八百』もシリーズ3作目となりましたが、中井さんはシリーズ化されると思ってましたか?

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中井:全く思ってませんでした! 1作目は堺市で16日間で撮ったという、映画史上最短では?と思える程でした。撮影中は必死でやっていたのですが、客観的に見ると“やっつけ仕事”だったんじゃないかと思えてくる程大変な撮影だったんです。日が昇ってる間は外で撮影し、日が暮れると建物の中で、夜が更けてからホテルに戻って、また朝3時に起きてメイクするという日々でしたので、これがシリーズ化されたら「死ぬな」と思いました(笑)。それで2作目の話が出た時、僕も佐々木蔵之介君も愕然としました。普通だったら続編決定に喜ぶと思うのですが、愕然とするとは!?でも、3作目でようやく余裕が出てきて、受け止められるようになりました。また大阪に戻ってこれて本当に良かったと思っています。

――これから寅さんみたいにシリーズ化され、お正月恒例の映画になっていくのでは?

中井:…ずっと大阪に居ます!(笑)


――7年ぶりの映画出演でこのような大先輩と共演されましたが、現場の様子は如何でしたか?

安田:もう幸せでしたよ!こんな近くで大先輩のお芝居を観られるんですからね、お金払っても無理ですからね(笑)経験値やお人柄なのでしょうか、中井さんも蔵之介さんもお二人ともテンポよくお芝居をされてますが、演じてない裏でもテンポがいいんですよ、ずっと。仲がいいというか、その空気感がいいなと思いました。

中井:僕の両親は京都出身で、家族の中でも一番京都の血を引いてるんですよ。それは映画の中の僕を観て頂ければお分かり頂けると思いますが、蔵之介君や安田君とも息が合いました。「人生ユーモアがないと面白くない」という想いが根底にあって、撮影のない時から“地ならし”をしながら撮影に臨むという、特にこの映画ではそれが強く出ていたと思います。

安田:そうなんですよ。だから現場の空気が良く、みんなが円滑に楽しくやれているんだなと感じました。裏での“地ならし”も大切なんだと学びました。貴一さんがサクランボを差し入れて下さったことがあって、僕の大好物だということを知って、2回もサクランボを差し入れて下さったんです。その時にはみんなのサクランボなのに、紙コップに「安田」と名前を入れて僕専用のサクランボを用意して下さったんです。こんな大先輩います? 本当にありがたいな~と思いながら、いっぱい勉強させて頂きました。


――松井市長は大阪城が全面的に出てくる映画をご覧になってどう思われましたか?

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松井市長:このシリーズは全部観ておりますが、あの1作目が16日間という短い期間で撮った“やっつけ仕事”だったということを初めて知りました(笑)。大阪城を舞台にして日本中に広げて頂けるということで、とてもありがたく思っております。今日も沢山のお客さんに来て頂いておりますが、コロナ禍の前は「城のある公園」では日本で一番お客さんが多かったんですよ。この映画をキッカケに、中井さんと安田さんには「大阪の観光大使」を引き受けて頂いて、大阪を拠点にして頂きけばと…。中井さんの映画は『ビルマの竪琴』(1985年)からずっと観てきておりまして、大ファンなんですよ。是非ともこれからも大阪を愛して頂きたいと思います。

――中井さん、観光大使のお話が出てますが…?

中井:最初堺市で撮っていた時、現場とホテルの往復だけだったので、自分がどこにいるのか位置関係が全く分からなかったんですよ。でも今回は30日と余裕があったので、堺市や大阪市で撮影の合間に人との触れ合いもできて「いいな~」と思えることもありましたし、蔵之介君に連れていってもらって美味しいお店も見つけられて本当に良かったなと思っています。住めれば住みたいなと(笑)。


――今回大阪城での撮影は如何でしたか?

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中井:今回、大阪城内を使わせて頂いたのですが、あんなに沢山、国宝級の秀吉の財宝が残っているとは初めて知りました。

松井市長:展示されている秀吉の財宝は海外の人たちにも一番関心が高いものなんです。今回お持ち帰り頂く訳にはいきませんが……。

中井:そんなこと思ってませんよ! 誰もおねだりしてませんよ!(笑)


――安田さんは地元でもありますが…?

安田:関ジャニ∞のミュージックビデオを大阪城バックに撮らせて頂いたこともありますし、子供の頃ラジオ体操しに来たこともあります。

中井:安田君、今でもラジオ体操してるんですよ~!

安田:なんで知ってるんですか?

中井:撮影前に見たことあるんですが、真剣にラジオ体操してるんです!

安田:ラジオ体操第一・第二もできますよ。あとお花見もここでしたことがあり、とてもゆかりのある場所です。

――大阪城で撮影したことは他とは違いますか?

安田:自慢になりますね。改めて自分が関西人で良かったなと思えました。今こうして立てているのも、自分が関西人だからであり、何かしらゆかりがあったからだと幸せに思っております。


――松井市長はお正月に公開されるこの映画に関連して募金を呼びかけておられるんですよね?

松井市長:僕がなんか喋ると「お金くれ~」と募金ばかり呼び掛けていると思わてます(笑) 実は豊臣秀吉が築いた本当の石垣はこの下に埋まっているんですよ。徳川家康によって埋められてしまった物を復活させようとするための募金活動なんです。まだまだ財政厳しい折、皆さんにご協力頂けたらと思いまして、この映画のポスターとコラボして、僕からも、中井さんからも、安田さんからもお願いしている次第です。秀吉オリジナルを皆さんに見て頂くことによって、大阪の価値をさらに高めていきたいと思っております。お金の話ですいません!よろしくお願いします。


【舞台挨拶終了後、ザ ランドマークスクエア大阪の屋上レストランへ】



【大阪城をバックにトークセッション@屋上レストラン】

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――大阪城バックに如何ですか?

中井:久しぶりだな~と、(大阪城を見て)相変わらずお元気だなと(笑) 秀吉のお宝がテーマなので大阪城での撮影となりましたが、こんなに近くに見える場所があるなんて知らなくて、これは凄いな!と思いました。

安田:絶景ですね~!圧巻!太閤さんもあの天守閣から大阪の街を眺めて天下を獲ったことを実感していたんだろうなと思うと、感慨深いものがありますね。

松井市長:そんなふうに言って頂けると嬉しいですね。ここ〈ミライザ〉は8年位前にできたんですが、間近に大阪城を観ながら食事が出来る人気スポットなんです。ここは民間の力で出来たんですよ。こういうことを行政がやると大失敗しますから、いつも(笑)。民間の皆さんに大阪城を維持管理して頂いて、〈城のある公園〉として日本で一番お客さんに来て頂いているんです。

中井:ここは元々何の建物だったんですか?

松井市長:日本軍の軍事博物館でした。廃墟みたいになっていたんですが、民間の皆さんが「ここ使えるじゃない!」と言って改修して頂いて、こんなオシャレなレストランや複合施設に生まれ変わったんです。


usohappyaku3-500-oosakajou-2.jpg――撮影中のことで思い出されることはありますか?

中井:ここの地下にある部屋ををメイク室に使わせてもらっていたんですが、確かに廃墟感はありましたね(笑)。でももの凄くトイレとか綺麗なんですよ。それも民間の力なんですよね。

松井市長:そうなんです!

中井:大阪城の中の撮影でも、照明待ちとかカメラ待ちが苦にならない程、興味深い展示品が沢山ありました。

――安田さんは地元大阪での撮影でしたが?

安田:別の建物から大阪城を見るシーンがあって、役の上で非常に葛藤しているシーンだったのですが、実は撮影前に奈良県にある豊臣秀吉のお墓参りをしていたので、一心同体になれるというか、力を借りて役に入れる特別感がありました。大阪で生まれた者として、大阪での仕事で大阪で撮影ができることをとてもありがたいことだなと感じました。


usohappyaku3-11.21-nakai-matsui-500.JPG――今回は『噓八百 なにわ夢の陣』ということで、皆さんの夢について?

松井市長:大阪を子や孫が豊かに過ごせるような街にしたいですね。東京をライバル視する気持ちがあるんですよ。東京一極ではなく、東京と大阪の二極として世界からも認知される大阪を創りたい!と思っています。

安田:関ジャニ∞は関西で育てて頂いて東京にも進出できたので、『噓八百』のように大阪を舞台に全員で映画やドラマをやってみたいなと昔から強く思っています。あと、今回中井貴一さんとご一緒させて頂いたんで、この場を借りて、また次もお仕事させて頂ければと思っています。それが夢であり目標です!

中井:よく「夢を持て!」と言われますが、今の若い世代の中には、夢をどうやって持つか分からない子たちが多いと聞きます。自分たちも学生の頃からどれだけ大きな夢を持ててきたんだろうと振り返ると、この仕事をしながら生まれた夢が本当の夢のような気がしています。今はいろんなことを諦めて変わっていくことが新しい社会みたいな言い方をするのですが、夢を継続させることが大切なことであって、そこから新たに生まれてくる夢が本物なんだというのを伝えていきたいなと思っています。僕も夢が持てなくなったら俳優を辞めようかなと思っています。

――まだまだ先のことですよね?

中井:わかんないですよ~(笑)

安田:付いてきます!
 



・出演:中井貴一、佐々木蔵之介、安田章大、中村ゆり、友近、森川葵、前野朋哉、宇野祥平、塚地武雅、吹越満、松尾諭、酒井敏也、桂雀々、山田雅人、土平ドンペイ、Blake Crawford、高田聖子、麿赤兒、芦屋小雁 / 升毅 / 笹野高史

・監督:武正晴   脚本:今井雅子 足立紳   音楽:富貴晴美
・製作幹事:東映ビデオ
・制作プロダクション:アークエンタテインメント
・配給:ギャガ
・©2023「嘘八百 なにわ夢の陣」製作委員会
公式サイト:https://gaga.ne.jp/uso800-3/

2023年1月6日(金)~TOHOシネマズ梅田他 全国公開!


(河田 真喜子)

 

 

 

 

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稲垣吾郎主演×今泉力哉監督、待望の完全オリジナル脚本。

創作と恋愛を軸に描く、ちょっぴり可笑しい大人のラブストーリー。

『ミッドナイトスワン』に続く温かな愛、新たな青春映画の誕生。

 

『半世界』など次々と斬新な役柄に挑んできた稲垣吾郎を主演に迎え、『愛がなんだ』『街の上で』などの今泉力哉監督による完全オリジナル作品『窓辺にて』は11月4日(金)より絶賛公開中です。ある悩みを持つ主人公・フリーライター市川茂巳を演じる稲垣吾郎に加え、市川の妻・紗衣役に儚げな存在感で観客を魅了し続け、『母性』の公開が控える中村ゆり、高校生作家・久保留亜役に『ホリックxxxHOLiC』など多数の話題作に引っ張りだこの玉城ティナ、市川の友人でプロスポーツ選手の有坂正嗣役に今泉監督作の常連で『街の上で』で主演を務めた若葉竜也、有坂の妻・ゆきの役に幅広い役柄でキャラクターを演じ分ける『架空OL日記』の志田未来、そして紗衣と浮気している売れっ子小説家・荒川円役に『裸足で鳴らしてみせろ』の今後が期待される若手俳優の佐々木詩音が抜擢。個性的な俳優陣が今泉組に集結し、濃密でほろ苦い愛についての群像劇を繰り広げます。


本日、11月17日(木)TOHOシネマズ 六本木ヒルズ スクリーン7にて、公開御礼・全国生中継つき舞台挨拶を実施いたしました。舞台挨拶では、公開を迎えた喜びや、本作に込めた思いなどたっぷりと語っていただきました!!

 


日程1117日(

実施時間18:30~19:00 

会場:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ スクリーン7

   (東京都港区六本木6-10-2 六本木ヒルズけやき坂コンプレックス内)

参加者(敬称略)稲垣吾郎、中村ゆり、今泉力哉監督


〈詳細は以下の通りです〉

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Twitterでさまざまな感想が届いていると笑顔を浮かべる稲垣。実際に映画館に足を運んだそうで「映画を観てくださっているみなさんの後頭部を見ながら、映画を楽しみました」とうれしそうに振り返った。顔バレしなかったのかというMCの質問に「バレなかったです。変装していたので」と回答。イベント冒頭に、MCが稲垣の演じるキャラクターの職業・フリーライターを「フリーターの…」と紹介したことを踏まえ「フリーターみたいな雰囲気で座っていたので…」と説明すると、会場は大きな拍手に包まれた。


上映前のイベントのためネタバレはできないと気遣う稲垣だが、会場に来ていた観客のほとんどがリピーターと知ると、「観てくれてありがとうございます」とニッコリ。主人公の市川茂巳については「あまり共感してもらえる役ではないかもしれないけれど、僕が演じることで感情移入して観ていただいているように感じています」と、寄せられた感想から観客が抱いた思いを推測していた。また今泉監督と稲垣の相性の良さを指摘されることも多いそうで、「そういう映画ファンの声もすごくうれしいです」と微笑んだ。


中村は「知り合いのライターさんが、(映画を観て)当時、自分が気づかなかった気持ちが分かり涙が出たと言ってくれました。そういう映画体験をしていただけたことをうれしく思います」とし、感想を見るのがすごくうれしいそうで「この映画(のTwitter)はかなり見ています」と会場を見渡しながら報告していた。


同じくTwitterの感想をチェックしているという今泉監督は、気になった感想をメモしてきたと話し内容を読み上げる。その感想を聞いた稲垣は「すごく、うれしい…」としみじみ。茂巳のことを理解できないと言われることも多いそうで「『なんで怒らないの?』『どうしてなの?』ってインタビューとかでライターの人たちに本当によく怒られます」と熱烈な感想をもらっていることも明かしていた。


madobenite-pos.jpg劇中にはインタビューシーンなども登場する。これまでの(仕事の)経験が活きているのかという質問に「最近はMCをやったりまたラジオなどでゲストの方とお話ししたり、作家の方や映画監督と対談する仕事も増えています。そういう仕事は増えるのはすごくうれしいです。昔は5人組の一番端っこで前髪を気にしているミステリアスな感じというイメージが強かったようで、最近は『意外とよく喋るね』と言われます(笑)」と照れ笑いの稲垣。茂巳役があまりにも稲垣のイメージに近いせいか、「演じてないのでは?」と言われることも多いと話し、「役者として最高の褒め言葉です。今、ここで僕が喋っているような感じで、映画では茂巳が喋っていますので」とこれから作品を鑑賞する観客へ呼びかけていた。


撮影で印象に残っていることについて中村は「何度か話してきましたが…」と前置きし「予想していなかった役の感情を稲垣さんに引き出してもらったことが印象深いです」とこの日のイベントでも稲垣との掛け合いシーンの感想を明かしていた。今泉監督は稲垣の出演シーンで個人的に気になっているシーンを2つ挙げ、「パフェを食べるシーンとトランプのシーン。パフェを食べながら静かに揺れる稲垣さんを編集時には『ダンサブル吾郎』と名付けていました」とニヤリ。また、トランプを持った手がリズムを刻んでいたと指摘された稲垣は「あーーー」と反応し、頭の中で音楽が流れているのかを問われると「記憶にないけれど、そんな指摘されることは多いです。中村さんがABEMAの『ななにー』に出てくれたときも、パフェのシーンについて(香取)慎吾くんが『パフェ(のグラス)をおさえながら食べてるのって、まんま吾郎ちゃんじゃん!』と話していて。勝手にやっちゃっているんだと思う。パフェのシーンもそうだけど、ダンサブル吾郎が出ちゃうほど、素だったんだと思います。演じていないのかも」と照れ笑いしながら「踊れと言われると踊りたくなくなるけれど」とニヤニヤ。稲垣のこの姿に会場のあちこちから笑い声が漏れていた。


madobenite-pos-2.jpg形に残るものが愛情を表現するというシーンにちなみ、ラブレターの思い出を訊かれると「そりゃ〜ね〜」と微笑んだ中村は「若かりし頃はピュアな心を綴っていました」と告白。「え?ない…」とちょっぴり驚いた表情を見せた稲垣に「これから、書きましょう!」と促した中村。この中村の提案に「そっか、でも、実際に言葉でハッキリ伝えた方が手っ取り早いかな…」とモゴモゴする稲垣は「(自分の書く)字にコンプレックスがあるので…」とラブレターを書かない理由を説明。ラブレターやファンレターはもらうことが多いという稲垣は「残るし、うれしいもんです。手紙はいいですもんね」としみじみ。すると、小学生の時にもらったラブレターを思い出したようで「もらったことはあるけれど…中身を見てなくて。(本人から)渡したというのを聞いたのですが、僕の二つ上の姉が本人に返したそうなんです。その理由は訊いていないけれど…、迷宮入りですね」と首を傾げながら話した。


「監督は美しい文章で書きそうですよね」という稲垣の言葉に、今泉監督は「いつ渡そうか迷いに迷っていたら泥酔してしまって…。泥酔状態で渡したことはあります」と照れながら「でも、その手紙は(相手の方が)今でも持っていると聞いています」とラブレターのその後についても触れていた。


madobenite-sub4-500.jpg夫婦の物語を描く本作。理想の夫婦像を訊かれた稲垣は中村と顔を見合わせながら「独り(身)だから、あまり説得力ないよね…」と苦笑い。「友達みたいなのがいいです。なんでも話せるけれど、よりかかり過ぎず、お互い自立している感じ。機嫌の悪さも出し合わない感じがいいです」という中村の回答に稲垣は「そっか。機嫌の悪いことも全部伝えられるような人がいいのかなと思うこともあるけれど、難しいよね」と微笑むと、「大人同士だから」とすかさず答える中村。稲垣から「今から結婚したら、すごく気を遣っちゃうと思います。無邪気でいられる?」と訊かれた中村は「無邪気でいられる人がいい」と即答。中村の話を噛み締めながら「僕もそういう形がいいかな。ちゃんと距離感を保ちながら、家族だけど他人としても認めあうような。家族だからみたいなベタベタもないような、お友達のような」と理想を語りながら、「僕たち気が合いますね」とキリッとした表情を見せた稲垣。「お話を引き出すのが上手だから、ペラペラしゃべっちゃった」と話す中村に「いや、同じ考えを持っているのかなと思って…。しつこい?ぜひ、よろしくお願いします」と微笑む稲垣が、徐々に中村のほうに寄っていくような仕草を見せるとステージ上は劇中の夫婦関係とは違う、ホッコリとした雰囲気に包まれた。


夫婦の理想のデートについて「好きなこと、趣味は共有できた方がいいかな。スポーツとか、映画を見ることもそうだし…。食事の趣味とか部屋の温度とかもね。27度と22度じゃ違うから」という稲垣のコメントに中村は「ほっこりなのがいいですね」と笑顔。「一緒に何かを乗り越えるようなデートはどう?」という稲垣の問いかけに「山登りとか? 機嫌悪くなりそう…。富士山に登ったことがあるのですが、自分のことで精一杯で(相手を思いやれなくて)」と苦笑いの中村。すると稲垣は「夫婦二人三脚じゃなくていいの?一緒にゴールしようみたいな感じでいいの?」とグイグイ質問し、再び中村に近づくような仕草を見せて笑わせた。


この日のイベントは全国生中継つきイベント。稲垣は時折「中継ってこと忘れちゃう。ちゃんと手を振らなくちゃ…」とカメラ目線になる場面もあった。
 


『窓辺にて』

出演:稲垣吾郎 中村ゆり 玉城ティナ 若葉竜也 志田未来 倉 悠貴 穂志もえか 佐々木詩音 / 斉藤陽一郎 松金よね子
音楽:池永正二(あらかじめ決められた恋人たちへ)
主題歌:スカート「窓辺にて」(ポニーキャニオン/IRORI Records)
監督・脚本:今泉力哉
配給:東京テアトル
英語タイトル:by the window
©2022「窓辺にて」製作委員会
公式サイト:https://madobenite.com/#modal

2022 年 11 月 4 日(金)~全国ロードショー


(オフィシャル・レポートより)

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本屋大賞 史上最多得票数で受賞!160万人が涙した感動作、ついに劇場アニメ化!


 

『かがみの孤城』【かがみの缶ミラー】(非売品)プレゼント!

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本作のノベルティとなる「かがみの缶ミラー」をプレゼントグッズとしてご用意いたしました。
物語のカギを握る謎の少女「オオカミさま」が鏡の中から覗き込んでいるようなデザインです!
缶バッジのような仕様で裏面がミラーになっており、ポーチやカバンに入れて持ち運べる便利なアイテムです!

(イズ:76mm)

 

◆提供:松竹

◆プレゼント数: 3 名様

◆締め切り:2022年12月23日(金) 

公式HP:  https://movies.shochiku.co.jp/kagaminokojo/

2022年12月23日 (金)~大阪ステーションシティシネマ 他にて全国公開


 

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2018年に本屋大賞を史上最多得票数で受賞、「ダ・ヴィンチBOOK OF THE YEAR2021」(文庫部門)など9冠に輝く辻村深月のベストセラー小説「かがみの孤城」。子どもから大人まで幅広い世代から熱い支持を集め、累計発行部数は現在160万部を突破。そんな多くの人から愛される小説が満を持しての劇場アニメ化!


学校での居場所をなくし部屋に閉じこもっていた中学生・こころ。ある日突然部屋の鏡が光り出し、吸い込まれるように中に入ると、そこにはおとぎ話に出てくるようなお城と見ず知らずの中学生6人が。さらに「オオカミさま」と呼ばれる狼のお面をかぶった女の子が現れ、こう告げる。「おめでとう、君たちは選ばし7人だ。どんな願いでも、一つだけ叶えてあげよう」なぜ自分が選ばれたのか? 鏡の中に招かれた7人の共通点とは? それぞれが胸に秘めた〈人に言えない願い〉とは? すべての謎が明かされたとき、想像を超える奇跡が待ち受ける――


kagaminokojou-pos.jpg監督は『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』『河童のクゥと夏休み』『カラフル』等、数々の映画賞に輝き国際的にも高い評価を得る原恵一。制作は『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』など数々の名作青春アニメを世に送り出してきたA-1 Pictures。主人公こころの声を務めるのは、14代目「カルピスウォーター」CMキャラクターでも注目を集める當真あみ。北村匠海、吉柳咲良、板垣李光人、横溝菜帆、高山みなみ、梶裕貴、麻生久美子、芦田愛菜、宮﨑あおいと珠玉のキャストが集結し、初の映画主題歌書き下ろしとなる優里の「メリーゴーランド」が本編を彩る。


君を、ひとりにはしない。――この冬、日本中に共感と感動を呼び起こす〈青春映画の新たな金字塔〉として、日本のアニメーション界に珠玉の感動作が誕生します。
 



出演:當真あみ、北村匠海、吉柳咲良、板垣李光人、横溝菜帆、高山みなみ、梶裕貴 / 芦田愛菜 / 宮﨑あおい
原作: 辻村深月「かがみの孤城」(ポプラ社刊)
監督: 原 恵一
主題歌:優里「メリーゴーランド」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
脚本: 丸尾みほ
キャラクターデザイン/総作画監督: 佐々木啓悟 ビジュアルコンセプト/孤城デザイン: イリヤ・クブシノブ
音楽:富貴晴美
配 給: 松竹/制作: A-1 Pictures
©2022「かがみの孤城」製作委員会
公式サイト: https://movies.shochiku.co.jp/kagaminokojo/

2022年12月23日(金)~大阪ステーションシティシネマ 他にて 全国公開


(オフィシャル・リリースより)

 

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「変わらないって、ダメな事ですか?」

那須塩原の美しい自然と暖かい人々に抱かれて、自身の生き方を見つめ直す成長の物語。

松本享恭、前田亜季、杉山嘉一監督、川岡大次郎プロデューサー登壇!

11月11日フォーラム那須塩原先行公開 初日舞台挨拶レポート

松本享恭、前田亜希「圧倒的な自然を体感して、お芝居をした」

 

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紅葉で色づく那須塩原の美しい自然を舞台に、母を亡くして一人になった青年の成長の物語を描いた映画『川のながれに』が、11月11日(金)フォーラム那須塩原で先行公開、11月25日(金)より池袋シネマ・ロサ、シモキタ-エキマエ-シネマ『K2』他にて全国順次公開される。


この度、東京公開に先立ち、11月11日(金)フォーラム那須塩原で、松本享恭、前田亜季、杉山嘉一監督、川岡大次郎プロデューサーの先行初日舞台挨拶が、午後17時から行われた。


登壇者は、東京を出発した後、宇都宮のRADIO BERRY(エフエム栃木)で、プロモーションのため番組収録をした後、午後那須塩原に到着。同日公開の大作がひしめく中、160席のスクリーン5は、登壇者を見たい、本作を応援したいという人々で満席。熱気溢れる場内に次々に登壇者が呼び込まれると、コロナ禍であまり声を出せない中、大きな拍手で迎えられた。


司会は、那須塩原市まちづくり大使のプロデューサー兼俳優の川岡大次郎(44)。松本享恭(27)、前田亜季(37)、杉山嘉一監督(52)の順番で登壇し、一言ずつ挨拶。「君島賢司役の松本享恭です。本日はお越し頂きありがとうございます。また応援をありがとうございます。那須塩原で上映できることが本当にうれしく思っています。」「皆様今日は劇場に足をお運び頂きありがとうございます。森音葉を演じました前田亜季です。撮影していたのが丁度1年前の今頃だったのですが、本当にたくさんの方に助けて頂いて、公開を迎えることが出来ました。ここから広がって行きますように、皆さんのお力添えをどうぞよろしくお願い致します。今日はありがとうございます。」「監督の杉山嘉一です。本日は大作の公開が並ぶ中、この作品を選んで頂いてありがとうございます。1年ぶりに戻って参りました。皆様のおかげで撮影もでき、クラウドファンディングの応援でこのように公開もできました。25日は東京でも公開になりますので、ぜひ引き続き応援をよろしくお願い致します。」


kawanonagareni-500-2.jpg「うれしいですね、初日を迎えられました。本来は昨年のなすしおばら映画祭のクロージングとして撮影されていた作品なので、ロードショーというのを当初は考えていなかったんです。でも出来上がった作品を見て、那須塩原の美しい風景と町の魅力が本当によく撮られていて、クオリティが高いし、1回の上映ではもったいない、ということでクラウドファンディングで資金を集めさせて頂いて、やっとここまで来ることが出来ました。」と川岡プロデューサーは熱い思いを語る。久しぶりに戻って来た松本享恭は、「那須塩原に久しぶりに帰ってきまして、まだ街を味わえてはいないのですが(笑)、今日来て、大次郎さんと町の方のやりとりを見ていて、いいなあって思いました。」と語る。そして撮影の時はコロナ禍だったので、あまり町の人と触れ合うことが出来なかったため、「大次郎さんと今度は一緒に来たいですね」と語り、熊鍋パーティー、ジビエ大会、日本酒の名酒とか、と次回来た時のイベントへと夢が膨らんでいた。


kawanonagareni-500-3.jpg「1年ぶりに戻ってきて、またここからスタートできることが本当にうれしくて、クラウドファンディングでたくさん協力して下さったと聞きました。本当にありがとうございます。」世界中を旅してきて那須塩原を客観的に見る女性という役を演じている前田は続いて、「撮影に来るまで、じっくり来たことが無かったのですが、どんな土地かと想像しながら、脚本を読んでいました。実際来てみると自然にも圧倒されて、難しく考えずに、体感で自然を感じながらお芝居をした方がいいなと思って、説得力のある自然でした。」。「想像していたより、圧倒されましたね。」と松本も同意する。「後半の沢登りは印象的でしたね。助け合いながら、登って行きました」と前田が話すと、川岡も「ぜひこれから見る方は注目して下さい。僕たち満身創痍で撮影しています」と語る。監督は、「次に連れて行って下さい。と言われても、もういけないよね」と冗談めかして、撮影の大変さを語った。


kawanonagareni-bu-11.11-500.jpg那須塩原愛の強い、熱きフリートークが続いた。最後に登壇者か締めの言葉として、松本は「川岡さんがこの町と町の方々と出会って、繋げて頂いたご縁でここに立たせて頂いております。本当に出会えてよかったなと思っています。これから他の街でも上映されて行きますので、自分も広めていきたいと思いますし、皆さまのお力もお借りしたいと思います。ありがとうございました」と語る。前田は「地元の方々と一緒に作品造りをすると、1人ではできないことが、皆さまの力を借りて作品として完成する。皆さんのお力のお陰だと感謝しております。ここからどんどん広がって行くことを願っています。今日はゆっくりご覧下さい」と語る。また杉山監督は「大ちゃんの小さな思いから、皆さんのお陰でここまで来れました。ちいさな川が大きな川に、箒川がアマゾン川になるまで広がって行きたいと思います。東京は25日から公開です。SNS等で応援の方、どうぞよろしくお願い致します」


フォトセッションの後、前田亜季演じる森音葉のモデルとなった方や、撮影で協力して下さった方々が花束を持って登壇。場内からは暖かい拍手が起こっていた。


先行公開のフォーラム那須塩原は、地元の方々の愛情で満席発進となった。本作は、11月25日(金)より池袋シネマロサ、エキマエ-シネマ-シモキタザワ『K2』他にて全国順次公開予定。 
 


『川のながれに』先行公開初日舞台挨拶概要

■日時:11月11日(金) 17時00分~17時30分 (17時30分の回上映前)

■場所:フォーラム那須塩原(〒325-0023栃木県那須塩原市豊浦12-1)

■登壇者:松本享恭、前田亜季、杉山嘉一監督、川岡大次郎プロデューサー(敬称略)
 


STORY

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母親を病で亡くし、一人きりになった君島賢司。彼は、心の赴くまま世界中を旅し塩原に移住した女性と出会い、今までの人生に疑問を抱く。「今まで自分はただ流されて生きていたのかも」初めての感情に戸惑う賢司に、想いを寄せる温泉旅館若女将の幼馴染や東京で働く元彼女、さらに、幼い頃に死んだと聞かされていた父親が現れ、穏やかだった賢治の心にさざなみが拡がる…。


出演:松本享恭 前田亜季 
   小柴カリン 大原梓 松本健太 安居剣一郎 林田麻里 森下ひさえ 三上市朗
   青木崇高(友情出演) 音尾琢真(特別出演)
プロデュース:川岡大次郎
監督・脚本:杉山嘉一
2021年/日本/ヴィスタ/5.1ch/105分
配給:株式会社コンセント 配給協力:SDP
©Consent / Nasushiobara City

公式サイト:kawano-nagareni.com   

11月11日(金)~フォーラム那須塩原先行公開

11月25日(金)~池袋シネマロサ、シモキタ-エキマエ-シネマ『K2』

12月3日(土)~シアターセブン、順次 ~京都みなみ会館 他全国順次公開
 


(オフィシャル・レポートより)

 

 

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今年は中日国交正常化 50 周年という節目の年であり、中日両国の友好交流の歴史を振り返るチャンスであると同時に、中日関係が未来に向けて発展するための新たなスタートラインでもあります。2000 年以上に及ぶ文化の交流と 50 年にわたる中日関係の発展という「大きな軌跡」の中で、映画を通じて行われた活発な両国間交流は、まさに「小さな奇跡」ともいえます。


「民を以って官を促す」、中日交流の歴史において数々の美談を残し、両国映画交流史上多くの名作の舞台として輝いた代表地・大阪で 11 月 11 日(金)から 11 月 17 日(木)の期間、「2022 大阪・中国映画週間」が初開催されることが決定いたしました。最新の中国映画の上映を通じて、中日両国の文化交流をより一層盛り上げたいと考えています(合計8作品・計 11 回上映)。
 



■ 上映期間 : 2022 年 11 月 11 日(金)〜11 月 17 日(木) 8 作品(計 11 回)

■ 上映会場:TOHOシネマズ梅田アネックス SCREEN9、10

■ チケット販売:金額 1,500 円(税込)

■ 販売サイト:TOHO シネマズ梅田

(URL:https://www.tohotheater.jp/theater/037/info/event/cjiff2022umeda.html)

■ 公式サイト: http://cjiff.net/2022osaka.html

■  ©NPO 法人日中映画祭実行委員会


【上映作品タイトル】 


 


(オフィシャル・リリースより)

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日程:11月5日(土)

実施時間:13:10~13:40

会場:TOHO シネマズ 六本木ヒルズ スクリーン7

 (東京都港区六本木 6-10-2 六本木ヒルズけやき坂コンプレックス内)

参加者(敬称略):中村ゆり、玉城ティナ、若葉竜也、今泉力哉監督



稲垣吾郎主演×今泉力哉監督、待望の完全オリジナル脚本。

創作と恋愛を軸に描く、ちょっぴり可笑しい大人のラブストーリー。

『ミッドナイトスワン』に続く温かな愛、新たな青春映画の誕生。


 

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『半世界』など次々と斬新な役柄に挑んできた稲垣吾郎を主演に迎え、『愛がなんだ』『街の上で』などの今泉力哉監督による完全オリジナル作品『窓辺にて』は 11 月 4 日(金)より公開です。ある悩みを持つ主人公・フリーライター市川茂巳を演じる稲垣吾郎に加え、市川の妻・紗衣役に儚げな存在感で観客を魅了し続け、『母性』の公開が控える中村ゆり、高校生作家・久保留亜役に『ホリック xxxHOLiC』など多数の話題作に引っ張りだこの玉城ティナ、市川の友人でプロスポーツ選手の有坂正嗣役に今泉監督作の常連で『街の上で』で主演を務めた若葉竜也、有坂の妻・ゆきの役に幅広い役柄でキャラクターを演じ分ける『架空 OL 日記』の志田未来、そして紗衣と浮気している売れっ子小説家・荒川円役に『裸足で鳴らしてみせろ』の今後が期待される若手俳優の佐々木詩音が抜擢。個性的な俳優陣が今泉組に集結し、濃密でほろ苦い愛についての群像劇を繰り広げます。


11 月 5 日(土)TOHO シネマズ 六本木ヒルズ スクリーン7にて、公開記念舞台挨拶を実施いたしました。舞台挨拶では、公開を迎えた喜びや、本作に込めた思いなどたっぷりと語っていただきました!!
 



<稲垣吾郎さんからのコメント>

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本日は『窓辺にて』公開記念舞台挨拶にお越しいただき誠にありがとうございます。現在療養中のため、今泉監督や出演者の皆様と一緒に登壇できずとても残念です。先日【「第35回東京国際映画祭」コンペティション部門観客賞】という素晴らしい賞をいただきました。これも、いつも応援してくださっている皆様がいらっしゃるお陰だと感謝しています。 そして、ずっとご一緒させていただきたいと思っていた今泉監督の作品に出演できたことは僕にとって素晴らしい宝物となりました。

日々、回復に向かっています。中村さん、玉城さん、若葉さん、今泉監督、そして観客の皆様とまたお会いできるのを楽しみにしております。『窓辺にて』をどうぞ宜しくお願いいたします。

稲垣吾郎



★<映画『窓辺にて』公開初日舞台挨拶レポート>★

新型コロナウイルス陽性のため、イベントを欠席した稲垣からのコメントを受け、今泉監督は「本作の出演を“宝物”と言ってくださったのがすごくうれしいです」とニッコリ。第 35 回東京国際映画祭 コンペティション部門観客賞受賞に関しては「(作品が)お客さんに届いたときが、創作の過程でとてもうれしいこと。光栄に思います」感謝の気持ちを伝えた。


madobenite-sub4-500.jpg本音が言えない夫婦役を稲垣と演じた中村は撮影を振り返り「稲垣さんと対峙し気持ちを吐露するシーンでは、脚本では理解できていなかったものをストンと理解することができました。本当は脚本の段階で理解していなきゃダメなんですけれど…」と俯きながら、稲垣の演技に助けられた部分が大きかったことを明かした。映画祭でのレッドカーペットでは、隣を歩いた稲垣が薄着の中村と玉城を気遣ってくれたそう。中村は「寒くない?大丈夫?」と優しく声をかけてくれた稲垣と「初めて何気ない話ができました」と微笑んだ。


madobenite-sub1-500-1.jpg稲垣との撮影について玉城は「お互い『こういう演技にしましょう』と話すタイプではありません。カメラ前で互いの持っている感情を差し出すような形で、お芝居ができました」と笑顔を浮かべ、「役では私が引っ張っていかなきゃいけない感じでしたが、『なんでも来い』という感じで稲垣さんが引っ張ってくれたのが印象的でした」とうれしそうに語った。スクリーンで稲垣との共演シーンを観た感想については「(2 人の姿を)引きで観ることで関係性が浮き出ると感じることが多かったです。出来上がった映像で気づくことがたくさんありました」とコメントした。


madobenite-sub2-500.jpg稲垣&中村の共演シーンでは 12 分の長回しも。台本では 8、9 分のシーンだったと話した今泉監督は「2 人がお芝居をする中で、セリフや気持ちの間(ま)がプラスされた結果です。稲垣さんは台本にはないセリフを自分で 2、3個足していたことに気づいていなかったらしくて…。ただ(台本に)書いてあることをやるのではなく、(2 人が芝居とキャラクターに)向き合っている空気でした」と現場の様子に触れ、「撮影で芝居をチェックする時は冷静に観るように心がけていますが、稲垣さんから『監督、チェックのときに泣いてませんでした?』と何かのインタビュー時に指摘されて(笑)、見られていたことは恥ずかしかったけれど、稲垣さんから『俳優としてはうれしかったです』と言われました」と笑顔で稲垣からかけられた言葉を伝えていた。


今泉組には 4 回目の参加となる若葉は「現場にどんな方がいても変わらないのが今泉組のすごいところ。今泉監督の温度で現場が進んでいるので、いつものように真摯に取り組みました」といつもと変わらない姿勢で撮影に挑んだと明かす。稲垣の印象については「小さい頃から見てきた方を目の前にすると独特の緊張感があります。手の届く距離、頑張れば肩を“ポンポン”できる距離に稲垣吾郎がいることがとても不思議でした」とスターとの共演の感想を伝えた。


本作で扱うテーマ、浮気や不倫について今泉監督は「浮気や不倫はよくないことという前提はあります」と前置きし、それが理由で芸能人が断罪されたり業界から消されたりする現象について「『それって行きすぎてないか?』と思うところがあって…。当事者で話し合ってうまくいきそうなことが、SNS などによって離婚に追い込まれるのはどうかなと思います。(浮気や不倫は)よくないことだけど、いろいろな葛藤や感情があったりします。純粋に好きという気持ちまで全部なきものにされるのはちょっと違うかもと感じていて。僕は映画の主題にはならないような、取るに足らないことを掬い取りたいと思っています」と解説。続けて「浮気や不倫のシーンはありますが、楽しいこととしては描いていません。(浮気や不倫をそのまま描くのではなく、そのことで)悩んでいる時間を描くことで、キャラクターを嫌わないで済むかなという考えがあり、あえてという気持ちで(悩んでいる姿を)描いています」とテーマ選びとキャラクターの描き方について説明した。


madobenite-nakamura-240-1.jpg本作のテーマにちなみ「何かを得るために手放していることはある?」という質問に中村は「欲しいものがあまりないので、思い浮かばないけれど…」と困り顔。しばらく考えて「大好きなラーメンのためなら行列に並びます。ラーメンのために時間を手放している、それくらいかな…」と微笑んだ。玉城は「人の縁もモノも手放してからこそ得られるものがあると思っています。買い物をして 1 つ手に入れたら 1 つ手放す。割と断捨離しています!」とコメント。若葉は「何かを手に入れるために何かを捨てるという感覚がそもそもなくて…。断捨離もほとんどしません」と回答。モノは手放さずためまくっているという今泉監督は「アイドルの卒業や解散、映画にも登場するスポーツ選手の引退などはマイナスと捉えていません。抱えすぎると窮屈になるし、手放したから手に入るものがあります」と話すも自分自身は「部屋は紙や脚本が山積みです。思いを書いたノートも捨てられないです。奥さんは捨てたがります。その(奥さんと自身との)感覚の違いもおもしろいと思っています」とうれしそうに答えていた。


madobenite-tamasiro-500-1.jpgイベントでは「誰にも言えない悩みの解決法」について語り合う場面も。今泉監督は稲垣の言葉に触れ「(映画のように)奥さんに浮気されたらショックを受けるかもしれないけれど、2、3 日落ち込むくらいかなとおっしゃっていました。感情を乱すことはなく『明日のこととか考えてしまうかも』とおしゃっていたのがすごく稲垣さんらしいし、演じた茂巳っぽいなと思いました」とニコニコ。若葉は「相談相手は人生の中でごく少数」だと明かし、玉城は「どんな立場の人でも悩みはあると思います。隣の芝生は青く見えちゃうけれど、やっぱり自己解決かな…。誰にも言いたくない悩みはあるけれど、割と自分で解決策を見つけようとするタイプです」と説明。中村は「悩んでいる状況からとりあえず逃げます。どんな悩みも常にあるけれど、一回入り込むとしんどいので、逃げ出して海とかに行って入ります」とニコニコ。「海に行くのではなく、入るのですか?」と MC から確認されると「入ります!」と中村が即答すると、会場は笑い声に包まれた。


最後の挨拶で今泉監督は「世の中では大変な出来事もたくさん起きているけれど、これからも小さなことに目を向け(それをテーマにして)映画を作り続けていきます」と呼びかけ、イベントを締めくくった。
 


『窓辺にて』

出演:稲垣吾郎 中村ゆり 玉城ティナ 若葉竜也 志田未来 倉 悠貴 穂志もえか 佐々木詩音 / 斉藤陽一郎 松金よね子
音楽:池永正二(あらかじめ決められた恋人たちへ)
主題歌:スカート「窓辺にて」(ポニーキャニオン/IRORI Records)
監督・脚本:今泉力哉
配給:東京テアトル
英語タイトル:by the window
©2022「窓辺にて」製作委員会
公式サイト:https://madobenite.com/#modal

2022 年 11 月 4 日(金)~全国ロードショー

 


(オフィシャル・レポートより)

 
 
 
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現在日比谷・有楽町・銀座地区で開催中の第35回東京国際映画祭(以降TIFF)で、ワールド・フォーカス部門作品の『エドワード・ヤンの恋愛時代 [レストア版]』が上映された。TOHOシネマズ 日比谷 スクリーン12で上映後に行われたトークショーでは濱口竜介監督が登壇。市山尚三プログラミング・ディレクター(以降PD)が聞き手を務め、長らく日本で上映されることのなかった同作品の魅力を語った。
 

■念願の上映実現

1994年当時もTIFFでプログラムを担当していた市山PDは、東京国際映画祭京都大会で、アジア秀作映画週間のオープニング作品として本作を上映。同じくオリヴィエ・アサイヤス監督の『冷たい水』が上映された際に、来場していた主演のヴィルジニー・ルドワイヤンとエドワード・ヤンが出会ったことから、ヤン監督の次回作『カップルズ』への出演につながったと思い出を紹介。
 
さらに権利関係が複雑で、かなり長い間台湾でも上映されていなかったところ、今年のヴェネチア国際映画祭でこのリストア版が上映されたことから、権利関係がクリアになったと判断。ヤン監督の妻にぜひとも上映したいと連絡し、今回の上映が実現したことを明かした。
 

■『牯嶺街少年殺人事件』後の大きな飛躍となる作品

濱口監督が『エドワード・ヤンの恋愛時代』を初めて鑑賞したのは、2000年代の初め、遺作となった『ヤンヤン 夏の想い出』以降で、それまで観ていたヤン監督作品とは違う異質さを感じたという。市山PDからはヤン監督がウディ・アレンのような映画を撮るという話を台北で聞いたエピソードを披露。一方、濱口監督は「全ての長編を見直すと、ヤン監督は1作1作大胆に自分自身を更新する作家。クロノロジカルな視点から見て感じた」とフィルモグラフィーから作家性を分析。さらに、「『牯嶺街少年殺人事件』は大傑作で、映画史上に残るマイフェイバリットの1本で、その後に作るのは本当に大変だったと思うが、そのことがあって、この作品が生まれているのだろうなと思った」と昨年『ドライブ・マイ・カー』で世界的な評価を得た濱口監督らしい切実なコメントも語られた。
 
 
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■『エドワード・ヤンの恋愛時代』でモダンな台北を描く裏にある狙い

市山PDが、「こんなにおしゃれな映画を撮る人だったのかと驚いた」と『牯嶺街少年殺人事件』以前や『台北ストーリー』のセンスとも違うことを指摘すると、濱口監督は本作がヤン監督にとって本当に大きな飛躍であったことを説明。「ヤン監督も台北にこだわり続けて映画を作ってきたが、本作では全く違う台北を描こうとしている。彼自身も、台北自身もこの10年で変わったので、軽佻浮薄な感じの恋愛コメディのように見える映画を作ったのではないかと思う」と、台北の描き方の時系列での変化を分析した。
 
今回のTIFFではツァイ・ミンリャン監督の台北を舞台にしたデビュー作『青春神話』も上映されるが、市山PDは「『青春神話』は『恋愛時代』の2年前に撮られた作品だが、同じ街とは思えないほど古い繁華街がでてくる。それが取り壊され、新しい建物ができている台北の歴史上の転換点で、今は完全に近代的な都会になっている」と同時代の2作品を比較。
 
濱口監督は、都市の中に新旧の要素が混在している中で、ヤン監督はモダンな台湾を描くことを選んだと指摘。今回の上映での観客の反応を例に取りながら「ウディ・アレンみたいな映画を作りたいという気持ちはあるが、コメディのように見え、笑っていない人もたくさんいた。それはこの街のモダンな側面な中にある、ある種の病、都市特有の人間性が阻害されている部分に焦点を当てたかったのではないか」とその狙いに触れた。
 
 
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■『牯嶺街少年殺人事件』と真逆の構造

さらに『牯嶺街少年殺人事件』と比較してまず驚いたのが、登場人物の顔がちゃんと見えることだと語った濱口監督。「『牯嶺街少年殺人事件』は顔が遠くに見えたり、わかりにくかったが、映画の最初からキャラクター全員の顔が把握できるし、そういうカメラポジションを選んでいると思った」とその特徴に触れた上で、見ていたい顔かといえば、必ずしもそうではないと話は思わぬ展開に。「みんな何かに駆り立てられていて、コミュニケーションをしているようで、お互いに相手をどなりつけているだけ。顔がはっきりと入ってくるけれど、
エドワード・ヤンの登場人物が持っていた神秘や謎が、最初は持たずに登場してくる」と様々な意図のもと行われている演出であることを指摘した。
 
さらに、顔がわかりやすくはなったが、情報が入りやすくなったという状況ではなく、彼らの深層にあるような乾きが叫びとして出てくる状況になっていると説明。「結果として彼らはどうなっていくのか。最初は顔が見えるが、後半にいくにつれて顔が見えなくなり、都市の光が届かない場所でコミュニケーションしはじめる。親密な、彼ら自身が本当に思っていたことを喋り出すわけで、黒い画面とともに今までと違う声が生まれてきた。人間性が最終的には回復されていくのが、『牯嶺街少年殺人事件』との最も大きな構造の違い」と真逆の構造を解説。悲劇的な大傑作を撮ったあとで、絶望的な状況から、楽観的なものを取ろうとするトライがここからはじまっていると力を込めた。
 
 
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■配給を熱望。原題『独立時代』の意味を忘れないで

今回、改めて『エドワード・ヤンの恋愛時代』を見て思ったことを聞かれ、「どこか配給してほしい」と即答した濱口監督。「エドワード・ヤンは、人生の絶望的な状況も描かれているが、そこからどうやって人生で生きるに値するものを見つけるかを、フィルムグラフィーを通じて追求した作家。全作品が上映されることを望みたい」と熱望した。
 
ヤン監督は映画を作るにあたって、予算オーバーしてしまうので、その都度出資者を募り、その結果、現在権利関係がややこしくなっている事情を市山PDが明かすと、濱口監督は「色々な出資者がいるとはいえ、ヤンは基本的にはインディペンデントな志を持って作っていた人。『恋愛時代』という邦題は配給するにはいいタイトルだと思うし、多くの人が三角関係、四角関係になる話ではあるが、恋愛を楽しく賛美している映画に見えて、実際そうではないように見える」とし、原題『独立時代』について「チチとミンがよりを戻すが、自分を信じることを決め、ミンといつでも別れることができるという境地に達したから、戻ることができると感じているのではないか。どのキャラクターも自分が属しているところから離れ、自分の時間を回復していく物語なので『独立時代』というタイトルも忘れないでほしい」とタイトルに込めたヤン監督の狙いを思い測った。
(江口由美)
 
第35回東京国際映画祭は、11月2日(水)まで日比谷・有楽町・銀座地区ほかで開催中
公式サイト:www.tiffcom.jp
©2022TIFF
 

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『月の満ち欠け』パラパラメモ プレゼント!

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映画タイトルに掛けまして、月のイラストを施したメモ帳です。ちょっとした備忘録や伝言にぴったりのサイズ感で、めくるたびに満ちて、また欠けていくさりげない月のデザインがかわいらしい仕上がりとなっています。

(サイズ 縦:15cm 横:7.5cm)

 

◆提供:松竹

◆プレゼント数: 3 名様

◆締め切り:2022年12月4日(日) 

公式HP:  movies.shochiku.co.jp/tsuki-michikake/

2022年12月2日 (金)~大阪ステーションシティシネマ 他にて全国公開




2017年に第157回直木賞を受賞し、累計発行部数56万部を超える佐藤正午によるベストセラー小説「月の満ち欠け」(岩波書店刊)。著者・佐藤正午の最高傑作と名高い純愛小説が実写映画化、2022年12月2日(金)に全国公開します。


現代を生きる、愛する妻子を亡くした男性・小山内と、27年前にある女性と許されざる恋をした男性・三角。無関係だった彼らの人生が、”瑠璃”という名の女性の存在で交錯する。これは、「愛する人にもう一度めぐり逢いたい」という想いが起こした”奇跡”が紡ぐ、数奇で壮大なラブストーリー。


tsukinomichikake-sub-1.jpg主人公・小山内堅(おさない・つよし)には大泉洋。小山内の娘と同じ名前を持つ謎の女性、正木瑠璃(まさき・るり)には有村架純。正木瑠璃と許されざる恋に落ちる大学生・三角哲彦(みすみ・あきひこ)には、単独での映画出演は初となる、Snow Manの目黒蓮。小山内の妻・小山内梢(おさない・こずえ)には柴咲コウ。そして、正木瑠璃の夫・正木竜之介(まさき・りゅうのすけ)には田中圭、小山内にある事実を伝える、娘の親友・緑坂ゆい(みどりさか・ゆい)には伊藤沙莉と、超豪華キャストが集結し、壮大な愛の物語を確かな演技力で彩ります。


監督は、 『余命1ヶ月の花嫁』(09)、『ストロボ・エッジ』(15)他、リアルな人間描写と圧倒的な映像美に定評のある廣木隆一。脚本には『映画 ビリギャル』(15)、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(18)他、コメディから感動作まで幅広いジャンルを手がける実力派、橋本裕志。日本映画界が誇る最高のキャストとスタッフが集結しました。
 


■原 作:佐藤正午「月の満ち欠け」(岩波書店刊)
■主 演:大泉洋
■出 演:有村架純 目黒蓮(Snow Man) 伊藤沙莉 / 田中圭 柴咲コウ
    菊池日菜子 小山紗愛 阿部久令亜 尾杉麻友 ・ 寛一郎 波岡一喜 安藤玉恵 丘みつ子
■監 督:廣木隆一
■脚 本:橋本裕志
■音 楽:FUKUSHIGE MARI
■劇中曲:John Lennon「Woman」(ユニバーサル ミュージック)
■製 作:「月の満ち欠け」製作委員会
■配 給:松竹株式会社
■クレジット:©2022「月の満ち欠け」製作委員会
公式HP:  movies.shochiku.co.jp/tsuki-michikake/
■公式Twitter:@eiga_tsukimichi
■公式Instagram:@eiga_tsukimichi

2022年12月2日 (金)~大阪ステーションシティシネマ 他にて全国公開


(オフィシャル・リリースより)

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稲垣吾郎主演×今泉力哉監督、待望の完全オリジナル脚本。

創作と恋愛を軸に描く、ちょっぴり可笑しい大人のラブストーリー。

『ミッドナイトスワン』に続く温かな愛、新たな青春映画の誕生。

 

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『半世界』など次々と斬新な役柄に挑んできた稲垣吾郎を主演に迎え、『愛がなんだ』『街の上で』などの今泉力哉監督による完全オリジナル作品『窓辺にて』は 11 月4 日(金)より公開です。ある悩みを持つ主人公・フリーライター市川茂巳を演じる稲垣吾郎に加え、市川の妻・紗衣役に儚げな存在感で観客を魅了し続け、『母性』の公開が控える中村ゆり、高校生作家・久保留亜役に『ホリック xxxHOLiC』など多数の話題作に引っ張りだこの玉城ティナ、市川の友人でプロスポーツ選手の有坂正嗣役に今泉監督作の常連で『街の上で』で主演を務めた若葉竜也、有坂の妻・ゆきの役に幅広い役柄でキャラクターを演じ分ける『架空 OL 日記』の志田未来、そして紗衣と浮気している売れっ子小説家・荒川円役に『裸足で鳴らしてみせろ』の今後が期待される若手俳優の佐々木詩音が抜擢。個性的な俳優陣が今泉組に集結し、濃密でほろ苦い愛についての群像劇を繰り広げます。


10月 26 日(水)TOHO シネマズ日比谷スクリーン12にて、東京国際映画祭の舞台挨拶を実施いたしました。舞台挨拶では、撮影エピソードや、本作に込めた思いなどたっぷりと語っていただきました!!
 


<映画『窓辺にて』東京国際映画祭舞台挨拶 実施概要>

日程:10 月 26 日(水)
実施時間:12:35~13:05
会場:TOHOシネマズ日比谷 スクリーン12
         (千代田区有楽町 1-1-3 東京宝塚ビル地下1階)

参加者(敬称略):
稲垣吾郎、今泉力哉監督



madobenite-TIFF-合体fix.jpg冒頭の挨拶で稲垣は「昨日までは寒かったけれど、今日はポカポカしていてよかったです」とニッコリ。稲垣と今泉監督との出会いは今から 4 年前、2018 年の東京国際映画祭で稲垣の主演作『半世界』(コンペティション部門観客賞を受賞)と今泉監督の『愛がなんだ』が上映された。映画祭で出会いを果たした二人は、その後雑誌の対談で再会。当時、稲垣から「僕を主人公に映画を作るなら?」という質問をしたそうだが、実はそのときすでに企画は進行していたという。そのときの様子を振り返り、今泉監督は「実は今考えているところです、とは言えずに誤魔化しながら話しました」と苦笑いしていた。


madobenite-TIFF-稲垣吾郎 .JPG脚本を読んだときには、今泉監督が生み出した言葉だと感じるセリフがあったとし、「僕をイメージして作ってくださった脚本だと伝わってきました」と笑顔の稲垣。MC から「ホテルで女性(玉城ティナ演じる高校生作家の留亜)がシャワーを浴びているときに、布団をかぶっているシーンが稲垣さんっぽい!」と指摘されると「それは初めての指摘です」と驚きつつ「確かに、あの状況になったら同じことをするかも…」とはにかみながら答えていた。


今泉監督らしい言葉が輝いている映画。「理解なんてしないほうがいい。理解しても裏切られるだけだから」など印象に残るセリフも多く登場する。こういった言葉が生まれる理由について今泉監督は「自分が感じていることを書くことが多いです。映画のセリフは決め台詞にすると現実世界からかけ離れてしまいます。それは避けたいので、普段使っている言葉で書くことは意識しました。ただ、今回の場合は、茂巳の役が小説家なので、しゃべり言葉と文語的な言葉が混ざっていても成立するのかなとは思っていました」と解説。さらに、稲垣自身がこれまでに背負ってきた期待や信頼は監督自身が想像できないものと前置きし、「稲垣さんのこれまでの経験、人生が役にのった気がしています」と稲垣が話すことでセリフが説得力を増すことや言葉が浮かない理由も説明していた。


madobenite-main1-550.jpg稲垣は茂巳のセリフを「すごく理解できる」とし、「もし僕が結婚して妻が浮気をしていたら、ショックはショックだと思います。でも、その場でうまく感情表現ができないかもしれません。どのくらい落ち込んだらいいのか、どのくらい怒ればいいのか、ある種の“線”を考えてしまう自分がいると思います」と想像しながら「人の価値観はそれぞれだけど、(映画では)いろいろな登場人物が幸せになろうとしています。自分で言うのもなんだけど、彼らがとてもチャーミングに感じられる作品です」とおすすめしていた。


観客からの Q&A のコーナーでは時間の関係でたった一人だけが質問できることに。稲垣は「これは責任重大だ」とニヤニヤ。手を挙げた観客には「勇気のある方!」と微笑みながら称えていた。具体的な役作りについて稲垣は「パブリックイメージやこんな風に演じてほしいというイメージにあてて書くあて書きではなく、素の僕にあてて書かれているように感じました。僕が言いそうな言葉が出てくるので、監督には僕が思っていることを見透かされている気がしました」とちょっぴり恥ずかしそうに微笑み、「(現場で)自然に佇んでいれば茂巳としていられました。お芝居しすぎない今泉組のお芝居のスタイルに自分をチューニングしていく形であわせていきました。僕にとって最高の経験でした」と撮影を振り返っていた。

madobenite-sub1-500-1.jpg「映画を作るにあたり参考にした作品は?」という質問に今泉監督は「具体的なものはありません」と回答。目指したのは現実世界で良い、悪いとされていることへの“問い”だとし、「例えば、手放すことがマイナス、続けることがプラスとされているけれど、実は手放すことは次に進むために必要なことだったりします。これがいけない、これがいいということを“疑おう”という作品です。共感やみんなが知っている感情は主題になりやすいですが、僕は他人には理解されないような小さな悩みを主題にしています」と本作のテーマについても丁寧に解説した。
 


『窓辺にて』

出演:稲垣吾郎 中村ゆり 玉城ティナ 若葉竜也 志田未来 倉 悠貴 穂志もえか 佐々木詩音 / 斉藤陽一郎 松金よね子
音楽:池永正二(あらかじめ決められた恋人たちへ)
主題歌:スカート「窓辺にて」(ポニーキャニオン/IRORI Records)
監督・脚本:今泉力哉
配給:東京テアトル
英語タイトル:by the window
©2022「窓辺にて」製作委員会
公式サイト:https://madobenite.com/#modal

2022 年 11 月 4 日(金)~全国ロードショー


(オフィシャル・レポートより)

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『ある男』プレスシート(非売品) プレゼント!

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◆提供:松竹

◆プレゼント数: 3 名様

◆締め切り:2022年11月20日(日)


 

公式HP:  https://movies.shochiku.co.jp/a-man/

 

2022年11月18日 (金)~大阪ステーションシティシネマ 他にて全国公開

 



第70回読売文学賞を受賞し、累計28万部を超える平野啓一郎のベストセラー小説「ある男」が、ついに映画化! 監督を務めるのは、『愚行録』 『蜜蜂と遠雷』 などで数々の映画賞を受賞し、国内外から高い評価を得る石川慶。

“ある男”の正体を追う主人公の弁護士・城戸を妻夫木聡が演じる。城戸に亡き夫の身元調査を依頼する里枝役に安藤サクラ、里枝の夫であり「大祐」として生きた“ある男”に窪田正孝、さらに、清野菜名、眞島秀和、小藪千豊、仲野太賀、真木よう子、そして柄本明ら日本映画界屈指のオールスターキャストが集結!

今秋、映画史に残る珠玉の感動ヒューマンミステリーが誕生します。
 



【ストーリー】
aruotoko-pos.jpg弁護士の城戸(妻夫木)は、かつての依頼者である里枝(安藤)から、里枝の亡くなった夫「大祐」(窪田)の身元調査という奇妙な相談を受ける。 里枝は離婚を経て、子供を連れて故郷に戻り、やがて出会う「大祐」と再婚。そして新たに生まれた子供と4人で幸せな家庭を築いていたが、 ある日「大祐」が不慮の事故で命を落としてしまう。悲しみに暮れる中、長年疎遠になっていた大祐の兄・恭一が法要に訪れ、遺影を見ると 「これ、大祐じゃないです」と衝撃の事実を告げる。愛したはずの夫「大祐」は、名前もわからないまったくの別人だったのだ……。

「ある男」の正体を追い“真実”に近づくにつれて、いつしか城戸の中に別人として生きた男への複雑な思いが生まれていく―――。
 

■2022年 日本 2時間1分
■原作:平野啓一郎「ある男」
■監督・編集:石川慶   脚本:向井康介  音楽:Cicada(Taiwan)
■出演:妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝、清野菜名、眞島秀和、小籔千豊、坂元愛登、山口美也子、きたろう、カトウシンスケ、河合優実、でんでん、仲野太賀、真木よう子、柄本 明
■企画・配給:松竹
■©2022「ある男」製作委員会
公式サイト: https://movies.shochiku.co.jp/a-man/

2022年11月18日 (金)~大阪ステーションシティシネマ 他にて全国公開


(オフィシャル・リリースより)

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