映画祭シネルフレ独自取材による映画祭レポートをお届けします。

2013年4月アーカイブ

Itaria2013-500.jpg今年もG.W.は イタリア映画が熱い!

~日本劇場未公開の最新のイタリア映画13本を一挙上映!~
いよいよ開幕、今年も約20名の来日ゲストが決定!

★座談会の模様は⇒こちら
★開会式と作品紹介は⇒こちら

★『赤鉛筆、青鉛筆』ジュゼッペ・ピッチョーニ監督トークは⇒ こちら
★『それは息子だった』ダニエーレ・チプリ監督トークは⇒ こちら


会期:4月27日(土)~29日(月・祝)
5月3日(金・祝)~ 6日(月・休)
会場:有楽町朝日ホール(千代田区有楽町2-5-1 マリオン11階)

<イタリア映画祭2013大阪>~日本劇場未公開作品7本を上映~
会期:5月11日(土)~12日(日)  
会場:ABCホール(大阪市福島区福島1‐1‐30)

「日本におけるイタリア年」をきっかけに2001年春に始まった「イタリア映画祭」は、今年で13回目を迎えます。多くの映画ファンやイタリアファンの皆様に支持され、毎年1万人を超える観客が訪れるゴールデンウィーク恒例の大きな映画祭に成長しました。この映画祭での上映をきっかけに、『人生、ここにあり!』『愛の勝利を ムッソリーニを愛した女』『ゴモラ』『ポー川のひかり』『湖のほとりで』など多くのイタリア映画が日本で一般公開され、ヒットしてきました。
今回は2011年以降に製作された新作13本を上映、『司令官とコウノトリ』出演俳優のジュゼッぺ・バッティストンや『素晴らしき存在』のフェルザン・オズペテク監督など、総勢約20名の来日ゲストが登壇して開会式や舞台挨拶、座談会を予定、イタリア文化を満喫出来るイベントになります。
俳優と監督は、4/29(月・祝)の座談会に出席するほか、座談会終了後にはサイン会も予定。また、4/27(土)~4/29(月・祝)まで、それぞれの作品の上映後に質疑応答を予定しています。

★来日ゲスト(予定)★
◎『司令官とコウノトリ』出演:ジュゼッぺ・バッティストン Giuseppe Battiston
一度見たら忘れられない大柄な体で、ありとあらゆる役を難なくこなすイタリア映画界きっての名脇役。本映画祭で上映された『ラ・パッショーネ』『考えてもムダさ』などで、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞の助演男優賞を3回受賞している。

◎『それは息子だった』監督:ダニエ―レ・チプリ Daniele Ciprì
2004年に本映画祭でも上映された『カリオストロの帰還』以降は、主に撮影監督として活躍し、『愛の勝利を ムッソリーニを愛した女』でイタリアの主要な賞を総なめにする。本作で、満を持して長編劇映画に久々に復帰した。

◎『綱渡り』監督:イヴァーノ・デ・マッテオ Ivano De Matteo
俳優やドキュメンタリーの監督を務める一方で、劇映画でも前作「La belle gente」が高い評価を受け、着実にステップを踏んできた。現代のイタリア社会の深刻さを真っ向から見すえた本作は、ヴェネチア国際映画祭で称賛された。

◎『日常のはざま』監督:レオナルド・ディ・コスタンツォ Leonardo Di Costanzo
本作は初の劇映画になるが、今まで活動してきたドキュメンタリーの経験が色濃く反映されている。映画の舞台となるナポリの子どもとワークショップを重ねたことで、思春期特有の心の揺れを捉えることに成功している。

◎『家の主たち』監督:エドアルド・ガッブリエッリーニ Edoardo Gabbriellini
『ミラノ、愛に生きる』でティルダ・スウィントンと恋仲になるシェフ役をはじめ、俳優としてのキャリアが長い。本作は、カンヌ映画祭の批評家週間に選ばれた初監督作から約10年ぶりとなる第2作で、豪華キャストが息の合った演技を見せる。
 


■上映作品■
A 『家への帰り道で』エミリアーノ・コラピ監督/2011年/83分/Sulla strada di casa (Emiliano Corapi)
B 『天国は満席』カルロ・ヴェルドーネ監督/2012年/119分/Posti in piedi in paradiso (Carlo Verdone)
C 『素晴らしき存在』フェルザン・オズペテク監督/2012年/105分/Magnifica presenza (Ferzan Ozpetek)
D 『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ監督/2012年/129分/Romanzo di una strage (Marco Tullio Giordana)
E 『家の主たち』エドアルド・ガッブリエッリーニ監督/2012年/90分/Padroni di casa (Edoardo Gabbriellini)
F 『それは息子だった』ダニエーレ・チプリ監督/2012年/90分/È stato il figlio (Daniele Ciprì)
G 『ふたりの特別な一日』フランチェスカ・コメンチーニ監督/2012年/89分/Un giorno speciale (Francesca Comencini)
H 『日常のはざま』レオナルド・ディ・コスタンツォ監督/2012年/90分/L’intervallo (Leonardo Di Costanzo)
I 『綱渡り』イヴァーノ・デ・マッテオ監督/2012年/100分/Gli equilibristi (Ivano De Matteo)
J 『赤鉛筆、青鉛筆』ジュゼッペ・ピッチョーニ監督/2012年/98分/Il rosso e il blu (Giuseppe Piccioni)
K. 『来る日も来る日も』パオロ・ヴィルズィ監督/2012年/102分/Tutti i santi giorni (Paolo Virzì)
L 『司令官とコウノトリ』シルヴィオ・ソルディーニ監督/2012年/108分/Il comandante e la cicogna (Silvio Soldini)
X 『リアリティー』マッテオ・ガッローネ監督/2012年/115分Reality (Matteo Garrone) 特別上映作品

会期・会場:4月27日(土)~29日(月・祝)、5月3日(金・祝)~ 6日(月・休)
有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町2-5-1有楽町マリオン11階)
主催:イタリア映画祭実行委員会、イタリア文化会館、朝日新聞社、イスティトゥート・ルーチェ・チネチッタ
特別後援:イタリア共和国大統領 後援:イタリア大使館 協賛:シティカードジャパン株式会社、フィアット クライスラー ジャパン、
フェラガモ・ジャパン株式会社、株式会社紀尾井コーポレーション 協力:バリラ ジャパン株式会社、アリタリア-イタリア航空
公式サイト:http://www.asahi.com/italia/2013/

一般の方のお問合せ:050-5542-8600(ハローダイヤル:~4月26日、4月30日~5月2日)/03-3213-0339(会場、会期中のみ)
※ 前売り券販売開始は3月20日(水・祝)10:00から
※ 前売り一般1,400円/学生・60歳以上1,300円、当日一般1,600円/学生・60歳以上1,500円

<イタリア映画祭2013大阪>~日本劇場未公開作品7本を上映~
会期:5月11日(土)~12日(日) 会場:ABCホール(大阪市福島区福島1‐1‐30)


■関連情報■ 今年は、過去のイタリア映画祭で上映された作品が数多く公開されます。
・『ある海辺の詩人-小さなヴェニスで-』アンドレア・セグレ監督/3月16日から、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開
・『海と大陸』エマヌエーレ・クリアレーゼ監督/4月6日から、岩波ホールほか全国順次公開
・『ブルーノのしあわせガイド』フランチェスコ・ブルーニ監督/4月13日から、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開
・特集上映「Viva !イタリア」6月29日から、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
『最後のキス』ガブリエーレ・ムッチーノ監督/『もうひとつの世界』ジュゼッペ・ピッチョーニ監督/『ハートの問題』フランチェスカ・アルキブージ監督