映画ニュース特別上映情報や映画関連イベント情報、レポートをお届けします。

イベント上映の最近の記事





この度、2024 年 2 月9日 ( 金 ) より、新宿ピカデリー他にて全国公開される、エストニア・イギリス合作映画『Firebird ファイアバード』の本予告編が完成。

公開直前の 2 月 6 日にはエストニア出身のペーテル・レバネ監督と主演のトム・プライヤーと、ウクライナ・キーウ出身の主演俳優オレグ・ザゴロドニーの来日も決定いたしました。特にオレグ・ザゴロドニー氏の来日は、ウクライナが戦禍にある現在、海外渡航が非常に困難な中での訪日となります。


本作はロシアの無名の俳優セルゲイ・フェティソフが書き遺した回想録『ロマンについての物語』を、ペット・ショップ・ボーイズの “Together” や Mody の “Wait for Me”、BBC ワールド制作のライブドキュメンタリー『Robbie Williams:Fans Journey to Tallinn』の監督・プロデューサーとして知られている、エストニア出身のペーテル・レバネが映画化。『ブロークバック・マウンテン』や『アナザー・カントリー』を彷彿とさせる “秘められた愛” が、繊細かつ壮大なスケールで描かれています。


主演には東西欧州の新星イケメン俳優が競演。『博士と彼女のセオリー』『キングスマン』の “英国出身のアップカミングスター” トム・プライヤーと、“ウクライナの正統派二枚目俳優” オレグ・ザゴロドニーが、冷戦時代ソビエト占領下のエストニアを舞台に、当時決して許されるものではなかった愛の物語をリアルに演じています。


FB などの SNS を媒介にして、国籍性別を問わず世界の映画業界人たちが隠れた名作として拡散したことでも話題となった本作です。

 


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『ファイアバード Firebird』

ペーテル・レバネ監督・脚色作品 
共同脚色 : トム・プライヤー / セルゲイ・フェティソフ 
原作 : セルゲイ・フェティソフ 
出演 : トム・プライヤー / オレグ・ザゴロドニー / ダイアナ・ポザルスカヤ
[ 2021 年 | エストニア・イギリス合作 | 英語・ロシア語 | 107 分 | 1.85:1 | 5.1ch | DCP & Blu-ray ]
配給・宣伝 : リアリーライクフィルムズ 
宣伝デザイン : HYPHEN 
予告編監督 : 株式会社ココロドル 日本語字幕翻訳 : 大沢晴美 
関西地区営業・宣伝 : キノ・キネマ 
北海道地区営業・宣伝協力 : palmyra moon

公式サイト:https://www.reallylikefilms.com/firebird

2024年2月9日(金)~新宿ピカデリー、なんばパークスシネマ、MOVIX堺、MOVIX京都、kino cinema 神戸国際、MOVIXあまがさき 他全国ロードショー

 


大正12(1923)年5月、江戸時代から続く芝居街・道頓堀に‟日本最初の鉄筋コンクリート造の活動写真館”として建築・開場された大阪松竹座は、本年、開場100周年を迎えました。


現在の松竹座は、平成9年(1993)3月の新築再開場以来、歌舞伎、喜劇公演、一般演劇、レビュー、ミュージカル、コンサート、落語会などの幅広い舞台公演を上演する演劇専門劇場として親しまれていますが、100年前の創建当初の松竹座は「実演のできる映画館」という当時最新のコンセプトのもと、優秀映画の上映と新進気鋭の多彩な実演を組み合わせた新しい興行スタイルの劇場として大いに人気を博しました。その後、戦前から戦中にかけては時代の情勢とともに徐々に映画上映に軸足を置き、昭和20年(1945)の大阪大空襲にも耐えた松竹座は、終戦直後の8月には早くも映画興行を再開。戦後は主に邦画洋画の封切館として数々の名作大作映画とともに、およそ半世紀に亘り映画ファン憧れの劇場として親しまれました。


今回、大阪松竹座の開場100周年を記念して、かつて映画館として長年皆様に愛された松竹座を会場に、ゴールデンウィーク期間中の特別映画イベント《道頓堀 松竹座 映画祭》を開催する運びとなり、この度、上映作品ラインナップが決定いたしましたのでお知らせいたします。


洋画上映作品は、かつて松竹座で上映された「風と共に去りぬ」「ジョーズ」「E.T.」などをはじめ、「ローマの休日」「アラビアのロレンス/完全版」「2001年宇宙の旅」等の名作を選りすぐりました。

邦画作品は松竹大船作品から「君の名は(第1部)」、生誕120年を迎えた小津安二郎作品「東京物語」、同じく生誕110年を迎えた木下惠介作品「喜びも悲しみも幾年月」、山田洋次作品「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」など松竹映画の不朽の名作とともに、近年松竹座の舞台公演でも活躍した関西ジャニーズJr.等の主演映画もラインナップいたします。さらに大阪で唯一の活動写真弁士・大森くみこ出演によるサイレント映画の特別上映にもご注目ください。

ゴールデンウィークの特別映画イベント「道頓堀 松竹座 映画祭」にどうぞご期待ください。



(オフィシャル・リリースより)



世界初!ゴジラと講談&落語がコラボ!? 

《ゴジラ寄席》 

in OSシネマズ神戸ハーバーランド『ゴジラにかける特撮の未来』

2020 年 3 月 18 日(水)開催決定! 



第 1 作目となる映画『ゴジラ』が 1954 年に公開され、65 周年を迎えた<ゴジラ>。これまでに 29 作の映画、3 作のアニメーション映 画が公開。そして昨年 5 月にはハリウッド版の映画 2 作目となる『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』が公開され、全世界で大ヒットを記録 しました。本年も、ハリウッド版の第 3 作にあたる『ゴジラ VS コング(原題)』も公開が控えるなど、誕生から 65 周年を迎えた<ゴジラ> は、これから増々進化し続けます。 
 

★この度、初代ゴジラ作品である『ゴジラ』(1954)と 伝統芸能である<講談>と<落語>がコラボレーションした世界初のイベント ゴジラ寄席 in OSシネマズ『ゴジラにかける特撮の未来』の開催が決定しました! 

 

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今回のイベントは、「阪急たびコト塾」を運営する阪急交通社と、映画館「OSシネマズ」を運営するオーエス、関西で活 動中の 20~40 才代若手による古典文化芸能人によるユニット霜乃会と東宝が共同で開催。 初代ゴジラ作品である『ゴジラ』(1954)の上映の前に、当時の製作の歴史やエピソードにちなんだ講談と落語を演じる ことにより、新たなエンターテインメントを提供するものです。 
 
日本が世界に誇る<ゴジラ>の初代作品において、“特撮怪獣映画”という未知の偉業に挑んだ人々の苦労話や工夫を、 霜乃会 そ う の か い 講談師の旭堂 き ょ く ど う 南龍 な ん り ゅ う と、落語家の桂紋四郎のふたりがフィクション仕立てで、面白おかしく掛け合います。上映された 昭和 30 年代の生活風景も織り交ぜた内容となっているため、観客を時代ごと映画の世界へ誘います。その後、当時に思 いを馳せながら、『ゴジラ』(1954)を鑑賞いただきます。 
 
同イベントを実施することで、映画館の新たな楽しみ方を提案するとともに、映画や伝統芸能ファンを増やすだけでなく、 日本が世界に誇るコンテンツを通して、日本人の文化力向上の機会を提供してまいります。 
 


 【ゴジラ寄席 in OSシネマズ 概要】 ※詳細は阪急交通社のホームページをご確認ください 

◆イベント名 :『ゴジラにかける特撮の未来』 
◆日   時 : 2020 年 3 月 18 日(水)  ①13:30~15:40  ②19:00~21:10 (各回同内容 定員 140 名) 
◆会   場 : OSシネマズ神戸ハーバーランド (神戸市中央区東川崎町 1 丁目 神戸ハーバーランドumieサウスモール5階) 
◆構   成 : ・講談・落語によるゴジラ噺(約 30 分) 
      ・『ゴジラ』(1954)上映(97 分) 
◆出   演 :  旭堂南龍(講談師)、 桂紋四郎(落語家) 
◆費   用 : おひとり様 2,000 円 (当日現金にて集金させていただきます) 
◆申込方法 : 阪急交通社サイト「阪急たびコト塾」ホームページ 以下のURLを利用ください 
 

 

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■「霜乃会」 2018 年旭堂南龍(当時南青)と、林本大の呼びかけにより、能・落語・浪曲のメンバーが芸談など意見交流の 場として定期的に食事会を行っていたことから始まる。その後茶道・文楽メンバーも参加し現在に至る。メンバーの 総意により、本年より食事会のみでなく、公演を行う運びとなる。主に関西で活動中の 20~40 才代若手による 古典文化芸能人によるユニット。 
 

■講談師「旭堂南龍(きょくどう なんりゅう)」 霜乃会代表 1980 年生まれ。2004 年旭堂南左衛門に弟子入り、「南青」となる。 2018 年上方講談界で 27 年ぶりの真打昇進。同時に上方の名跡「南龍」を襲名。 2019 年大阪市「咲くやこの花賞」受賞。奈良検定ソムリエ級保持者。 奈良市観光大使。上方講談協会所属。 
 

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■落語家「桂紋四郎(かつら もんしろう)」 1988 年生まれ。2010 年三代目桂春蝶に入門。2011 年司馬遼太郎記念館菜の 花寄席にて初舞台「平林」を披露。YOUTUBE「桂紋四郎」公式チャンネルを開設。 大阪の天満天神繁昌亭、東京の神田連雀亭、名古屋の大須演芸場など東西を問わず 全国各地に出演。上方落語協会所属。 
 
 
■『ゴジラ』(1954) 原水爆実験の影響で、大戸島の伝説の怪獣ゴジラが復活し、東京に上陸。帝都は蹂躙され廃墟と化した。 ゴジラ抹殺の手段はあるのか・・・。戦後の日本映画界に特撮怪獣映画というジャンルを築いた、 記念すべきゴジラ映画第 1 作。核の恐怖を描いた、本多猪四郎の真摯な本編ドラマと、 円谷英二のリアリズム溢れる特撮演出が絶妙のコンビネーションを見せ、「ゴジラ」の名を一躍世界に轟かせた傑作。 
 

 
TM&©TOHO CO., LTD. 
 
ゴジラ ポータルサイト「godzilla.jp」 https://godzilla.jp 
◆世界初のオフィシャルECサイト 【ゴジラ・ストア】 http://godzilla.store  【ゴジラ・ストアTwitter】@godzilla_st 
◆世界初のゴジラ公式ショップ 【ゴジラ・ストア Tokyo】 https://godzilla.store/tokyo/   【ゴジラ・ストアTokyo Twitter】@GodzillaS_Tokyo 
◆【ちびゴジラ公式instagram】アカウント名:chibig_official    【ゴジラTwitter】@godzilla_jp 
◆【Godzilla Channel ゴジラ(東宝特撮)チャンネル】https://www.youtube.com/channel/UC5XRZP9kwJ5g0rYqPpBaPrA 

 

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3月2日(土)開催!『あの日のオルガン』公開記念舞台挨拶

 

現在、なんばパークスシネマにて絶賛上映中『あの日のオルガン』(2月22日(金)より全国公開中)のトークイベントの開催が決定いたしました!

登壇は、前作『ひまわりと子犬の7日間』の監督であり、長年山田洋次監督との共同脚本、助監督を務めてきた本作の監督:平松恵美子さんです。

イベント終了後には、パンフレットご購入の方でご希望の方へのサイン会も実施いたします。

お誘いあわせの上、是非劇場に足をお運びくださいませ!



■開催日:3月2日(土)  15:30の回上映終了後

■登壇予定者:平松恵美子監督
※登壇者は予告なしに変更をする場合がございます。あらかじめご了承願います。

■料金:一般:通常料金/全席指定 (各種前売り券使用可)

■チケット発売
<オンライン販売>:PARKS CINEMA members会員様 2月27日(水)17:00より/非会員様2月27日(水)21:00より
※システムメンテナンスのため、2:00~6:00の間はご購入いただけません。
<劇場窓口販売>:2月28日(木)開場時間より

■会場: なんばパークスシネマ  スクリーン9
    大阪市浪速区難波中2-10-70  なんばパークス 8階   TEL: 050(6864) 7125

≪ご注意≫
※本トークイベント回のチケットはPC・携帯などによるオンラインチケット販売および劇場窓口にて販売いたします。電話でのご予約は受け付けておりません。
※パンフレットは当日劇場にてお買い求めいただけます。
※場内でのカメラ(携帯カメラ含む)・ビデオによる撮影、録音等は固くお断りいたします。
※いかなる事情が生じましても、ご購入、お引換後の鑑賞券の変更や払い戻しはできません。
※急遽変更、天候、災害その他やむを得ない事由により中止になる場合もございます。予めご了承下さい。



太平洋戦争末期、53人の子どものいのちを守った保母たちがいた。
誰もが自分のことで精一杯だった時代、彼女たちを突き動かしたものとは一体なんだったのか?
昭和から平成。そして新たな時代へ語り継ぎたい物語。知られざるヒロインたちの感動の実話、遂に映画化!

<STORY>
1944年、戸越保育所の主任保母・板倉楓は、園児たちを空襲から守るため、親元から遠く離れた疎開先を模索していた。別の保育所・愛育隣保館の主任保母の助けもあり、最初は子どもを手放すことに反発していた親たちも、なんとか子どもだけでも生き延びて欲しいという一心で我が子を保母たちに託すことを決意。しかし、戸越保育所の所長がようやく見つけてきた先は古びた荒れ寺だった。幼い子どもたちとの生活は問題が山積み。それでも保母たちは、地元の世話役の協力をえて、子どもたちと向き合い、みっちゃん先生はオルガンを奏で、みんなを勇気づけていた。戦争が終わる日を夢見て…。そんな願いをよそに、1945年3月10日、米軍の爆撃機が東京を来襲。やがて、疎開先にも徐々に戦争の影が迫っていた―。
 

監督・脚本:平松恵美子 
原作:久保つぎこ『あの日のオルガン 疎開保育園物語』(朝日新聞出版)
出演:戸田恵梨香 大原櫻子 佐久間由衣 三浦透子 堀田真由 福地桃子 白石糸 奥村佳恵 林家正蔵 夏川結衣 田中直樹 橋爪功
後援:社団福祉法人恩賜財団母子愛育会、公益社団法人全国私立保育園連盟、社会福祉法人日本保育協会、全日本私立幼稚園連合会
文部科学省特別選定作品(一般劇映画/少年向き/青年向き/成人向き/家庭向き) 
2018年/119分/配給:マンシーズエンターテインメント
関西宣伝:株式会社ツイン   TEL:06-6882-3022  FAX:06-6882-3022 


 

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この度、ドイツ敗戦直前の混乱期に起こった信じがたい実話を映画化した『ちいさな独裁者』の公開を記念いたしまして、 2月10日(日)に、元・読売新聞記者で、映画にも造詣の深い武部好伸さんを迎えましてトークイベントを行います。 他人の軍服をまとった脱走兵が巧妙な嘘で特殊部隊のリーダーに成りあがっていくという、実在の人物に基づいた驚愕の物語を 歴史的背景や映画的視点から、より深くお話しをいただきます。



開催日時:2019年 2月 10日 (日)14:00の回 上映終了後

場所:シネ・リーブル梅田 (梅田スカイビル タワーイースト4F)

★上映終了後のイベントとなりますので、トークイベントは、16:00~16:20を予定しております。

★イベント詳細は、劇場 HP(https://ttcg.jp/cinelibre_umeda/)にてご確認ください。


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映画エッセイスト 武部好伸さん 1954 年、大阪市生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。1995 年 からフリー。映画、ケルト文化、洋酒、大阪をテーマに執筆活動を展開している。日本ペ ンクラブ会員。関西大学非常勤講師。著作に『大阪「映画」事始め』(彩流社 2016)、『ウ イスキー アンド シネマ 2 心も酔わせる名優たち』(淡交社 2017)などがある。

 

 

 


【STORY】 
1945 年 4 月、敗色濃厚のドイツでは戦いに疲弊した兵士たちによる軍規違反が相次いでいた。部隊を脱走して 無人地帯をさまよう兵士ヘロルトは、道ばたに打ち捨てられた軍用車両の中で軍服を発見。それを身にまとって 大尉に成りすました彼は、ヒトラー総統の命令と称する架空の任務をでっち上げるなど言葉巧みな嘘を重ね、道 中出会った兵士たちを次々と服従させていく。かくして“ヘロルト親衛隊”のリーダーとなった若き脱走兵は、強大 な権力の快楽に酔いしれるかのように傲慢な振る舞いをエスカレートさせ、ついにはおぞましい大量殺人へと暴 走し始める……。  


【監督・脚本】:ロベルト・シュヴェンケ (『RED/レッド』『フライトプラン』)
【出演】:マックス・フーバッヒャー、ミラン・ペシェル、フレデリック・ラウ、ベルント・ヘルシャー、ワルデマー・コブス
【配給】:シンカ/アルバトロス・フィルム/STAR CHANNEL MOVIES
(2017 年/ドイツ=フランス=ポーランド/ドイツ語/119 分/カラー)

2019年2月8日(金)より、シネ・リーブル梅田/シネ・リーブル神戸 にてロードショー! 2月9日(土)より、京都シネマ にて

 

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 テアトル梅田にて、初日トークイベント決定!!!


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日時】 
2月17日(土) 14:35の回/上映終了後にトークショー
 ※この回は、予告編の上映なし、本編からスタートいたします。

詳細はこちら

スコットランドの小さな島で、NY行きのウイスキー5万ケースをめぐり不器用で愛すべき島民たちが繰り広げるユーモラスな奇跡の実話『ウイスキーと2人の花嫁』。本作の公開を記念し、テアトル梅田の初日2月17日(土)に、映画・洋酒・ケルト文化をテーマに執筆活動をされるエッセイスト武部好伸さんによるトークショーを実施いたします。映画の舞台となったエリスケイ島にも訪れている武部さんに、映画の見どころについてお話いただきます。また、映画とウイスキーの深い関わりを綴った著書『ウイスキーアンド シネマ』(昨年11月に第2弾刊行)を劇場で販売いたします。
 


【武部好伸(たけべよしのぶ) プロフィール】

日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。著書に、『ウイスキーはアイリッシュ』、『ウイスキーアンド シネマ 琥珀色の名脇役たち』、『ウイスキー アンド シネマ2 心も酔わせる名優たち』(淡交社)、『スコットランド「ケルト」の誘惑』(言視舎)、「ケルト」紀行シリーズ全10巻、『大阪「映画」事始め』(彩流社)など。日本経済新聞金曜日夕刊「シネマ万華鏡」で映画評を執筆中。



ナチスによるロンドン空爆が激しさを増す第二次世界大戦中、スコットランドのエリスケイ島沖で大量のウイスキーを積んだ貨物船、SSポリティシャン号が座礁した事件の実話をベースに描いた物語。

whisky-500-1.jpg戦況悪化のためトディー島へのウイスキーの配給が止まってしまい島民たちは無気力に陥っていた。島の郵便局長ジョセフの長女ペギーと次女カトリーナはそれぞれの恋人との結婚を望んでいたが、周囲から「ウイスキー無しじゃ結婚式はムリ!」と猛反対され困った状況に…。そんな時、輸出用に5万ケースのウイスキーを積んだニューヨーク行きの貨物船が島の近くで座礁。沈没寸前の船内から、島民たちは禁制品のウイスキーを密かに“救出”しようとするが…。

美しいスコットランドの各地で撮影された映像、思わず誰かと踊りだしたくなるような心弾む音楽、可愛らしい衣装や小物、美味しいウイスキーが呑みたくなる魅力満載のシーンの数々が、観る者すべての心をほっこり幸せにしてくれる。

監督:ギリーズ・マッキノン 
脚本:ピーター・マクドゥガル 
出演:グレゴール・フィッシャー、エリー・ケンドリック、ナオミ・バトリック

原作:コンプトン・マッケンジー「Whisky Galore」 (1947) 
原題:Whisky Galore! 2016年/イギリス/98分/配給:シンカ

2018年2月17日(土)より、テアトル梅田、シネ・リーブル神戸 以降、京都シネマにて順次公開!

★《武部好伸のシネマエッセイ》⇒ こちら

武部好伸さんによる映画トークが、12月7日(木)18:30~下記のように開催されます。
昨年発行されました『大阪「映画」事始め』(武部好伸著・淡交社)を基に、映画の渡来をめぐる知られざる攻防があったことを紐解きます。

活動写真弁士の大森くみこさんによるサイレント映画活弁つき、片岡千恵蔵主演コメディ映画『國士無双』と短編コメディの上映もあります。
参加費無料!

申し込は https://regist11.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=pas-mgnan-2e2514d22df1468f8dbd39389039cfaf からです。

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武部好伸さんによるトークライブが、11月18日(土)15:00~谷町六丁目の隆祥館にて開催されます。
詳細は、隆祥館ホームページ をご覧ください。

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映画の上映だけでなく、特別講義やライブなど上映+αで映画を楽しむイベント、「Cinematic Skóla ~シネマティック・スコーラ~」(シネスコ)。グレタ・ガーウィグ主演作『ハンナだけど、生きていく!』大阪初上映と特別講義が行われるvol.1が、6月3日(土) 関西大学梅田キャンパスにて開催される。
 
 
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『ハンナだけど、生きていく!』は、『フランシス・ハ』で日本でも大ブレイク、『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』、6月3日から全国公開の『20センチュリー・ウーマン』と出演作が目白押しのグレタ・ガーウィグが2007年に才能あふれる友人たちと作り上げた珠玉のガールズ・ムービー。チャーミングで才能に溢れ、誰からも愛されながらも、自分のことがまだ分からない主人公ハンナのユーモラスでほろ苦い自分探しの旅を綴る、アメリカインディペンデント映画の息吹きを感じる作品だ。
 
上映後の特別講義では、IndieTokyoを主宰する映画批評家の大寺眞輔氏を講師として迎え、IndieTokyo第1回配給作品の『ハンナだけど、生きていく!』を例に、字幕~配給、映画が上映されるまでの流れをレクチャー。映画上映までの裏側も体感できる上映イベントとなっている。
 
ガールズムービー好きや、映画プラスアルファの企画を楽しみたい方にもオススメ!「Cinematic Skóla」×グレタ・ガーウィグ出演最新作『20センチュリー・ウーマン』ご鑑賞料金割引キャンペーンも開催、シネスコの半券提示で割引料金鑑賞ができる特典もうれしい。※詳細は下記リンク先参照
 
シネマティック・スコーラ vol.1参加ご予約は下記リンク先のお申し込みフォームにて好評受付中!
 

Cinematic Skóla ~シネマティック・スコーラ~  vol.1 “Independent”

●プログラム
 1.上映作品:『ハンナだけど、生きていく!』(07 アメリカ)
 2.特別講義:字幕~配給、映画が上映されるまで
      講師 大寺眞輔(IndieTokyo主宰、映画批評家)
 
●日時 2017年6月3日(土) 開場14:30 開演15:00(18:00終了予定)
 
●場所 関西大学梅田キャンパス8F KANDAI MeRISEホール
    〒530-0014 大阪府大阪市北区鶴野町1番5号
             ※阪急「梅田駅」茶屋町側から徒歩5分
 
●料金 一般 2000円/学生 1500円/ペア割 3000円
 
●予約、お問い合わせ 関西大学梅田キャンパスオフィス 
TEL06-4256-6410(平日10:00~18:30)
 
●詳細、予約フォームはコチラ
 
 
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2015年12月に東京で初開催されたイスラーム映画祭。等身大のイスラム教徒、イスラムの国を、映画を通じて知ってほしいという願いから、主催者の藤本高之さんが企画した映画祭が、第2回を迎える今年、関西でも開催される。神戸・元町映画館で3月25日(土)から1週間に渡って開催されるイスラーム映画祭2では、エジプト、バングラデシュ、タイ、チュニジア、パキスタン、インドと製作国も幅広いアジア、中東映画がラインナップ。主催者の藤本さんが「大阪アジアン映画祭のスピンオフと思って、観に来てほしい」とコメントされているとおり、女性や子どもが主人公、音楽も興味深く質の高い作品たちは、関西のアジア映画ファンを魅了すること間違いなし。そして、藤本さんいわく「別名、バックパッカー映画祭と呼んでいるのですが、難しく考えるのではなく、映画祭を通じて旅をしたような気分になってもらえるのが一番」。東京では立ち見続出の隠れた名作たちに、この春ぜひ出会ってみて!シネルフレでは、主催者藤本さんのコメントと共に主な上映作品をご紹介したい。
 


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『神に誓って』3/25 12:10~  3/30 12:10~

【物語】 パキスタンに住むミュージシャンの兄弟。しかし、内向的な弟が過激な思想に染まり、兄は弟を気遣いながらもアメリカへ留学する。ロンドンに住む従妹マリアムは英国人の恋人と結婚する予定だったが、それを快く思わない父親に…。
 
【レビュー】9.11同時多発テロの前後2年を舞台に、イギリス、アメリカ、アフガニスタン、そして母国パキスタン(ラホール)と、それぞれの土地で生きるイスラム教徒のある家族の物語。親子、兄弟であってもイスラム教の教義に対する考え方が全然違うことに驚かされる。音楽は悪なのか、女性は異教徒と結婚してはいけないのか。過激派の主張はもちろんのこと、排他的傾向が増していく時代、一般のイスラム教徒である父親ですら、娘マリアムがイスラム教徒以外の人と結婚するのを禁じようとあの手この手を画策する。また、アメリカに音楽留学していたパキスタン出身の兄は、9.11同時多発テロ直後に突然拘束され、激しい体罰、尋問の末、アルカイダとのつながりを自白させられそうになる。近年起こるテロ事件後、イスラム教徒が次々理不尽な拘束、拷問を受けている事実が明らかになっているが、無実を訴え続ける切実な声が10年前のこの作品に込められている。2時間半以上の大作だが、あっという間に感じられる重厚な社会派ドラマ。『BOL~声をあげる~』のショエーブ・マンスール監督作。
 
【主催者コメント】00年代以降の社会的トピックスとして出てくる移民や過激派の問題をダイナミックに描いた重量級の社会派ドラマ。インドで何十年かぶりに公開されたパキスタン映画として、上映当時は大きな話題になりました。
 
 
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『私たちはどこに行くの?』3/26 12:10~  3/31 14:10~

【物語】 長びく戦争で疲弊したレバノン山岳地帯の小さな村。ムスリムとクリスチャンの女性たちは共に仲良く暮らしていたが、男たちは事あるごとに諍いを始め、手に負えない。うんざりした女性たちはあの手この手を尽くし…。
 
【主催者コメント】『キャラメル』で成功を収めたナディーン・ラバキ監督の新作で、日本では配給もつかず、映画祭にも出品されていません。2012年、日本=カタール国交樹立40周年記念のイベントで1度だけ上映されただけの劇場初公開作です。イスラム教徒とキリスト教徒の女性たちが、男どもが何かと喧嘩ばかりするので、何とかならないかとあの手この手で喧嘩を止めさせるというコメディー映画。歌や踊りもあって、華やかな作品です。
 
 
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『泥の鳥』3/29 12:10~

【物語】 親元を離れ、アヌはマドラサに入学するが、厳しい寄宿生活になかなかなじむことができない。一方、家では病弱な妹の治療をめぐり、両親の間で溝が深まっていた。やがて彼らの村にも独立戦争の波が押し寄せてくる…。
 
【主催者コメント】独立戦争前夜を舞台にしたある一家のお話で、父親が極端な性質であることや、戦争の傷跡を描いています。ストーリーテリングの中で音楽が大きな役割を果たしています。バングラデシュとインドのコルカタのベンガル地方に昔から伝わる伝承音楽があり、一弦だけの楽器や太鼓のようなもの、歌や踊りなど思想や哲学を歌う、内面の大切さを歌うバウル音楽があります。原理主義を直接批判するのではなく、バウル音楽を絡めて作品にそのニュアンスを滲ませています。カンヌ国際映画祭で批評家連盟賞を受賞しているので、ご覧いただければ作品の魅力が伝わると思います。
 

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『蝶と花』3/27 12:10~  3/29 14:00~

【物語】 父、弟、妹と暮らすフージャンは、家計を助けようとアイスキャンディー売りを始めるが、家を留守にしたある晩、父が列車事故に遭ってしまう。やがてフージャンは旅先で出逢った若者たちと、白米の密輸を始めるが…。
 
【主催者コメント】ムスリムが多く暮らすマレーシア国境に近い町を舞台にした青春ドラマ。第2回東京国際映画祭に上映された当時はタイのヌーヴェルバーグと呼ばれたタイ映画史上の名作と謳われる逸品です。今は新進のGTHに押されてホラー映画ばかり撮る会社になってしまいましたが、タイの老舗であるファイブスタープロダクションの作品で、監督は『少年義勇兵』のユッタナー・ムクダーサニット。
 
 
イスラーム映画祭2 公式サイトはコチラ

 

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