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『リヴ&イングマール』公開記念 イングマール・ベルイマン監督特集@シネ・ヌーヴォ【12/14~】

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『処女の泉』『野いちご』などをはじめ、映画史に残る名作を残した伝説の巨匠イングマール・ベルイマンと、ベルイマンのミューズとして、そして一時は最愛の妻として彼と共に生き、作品を作り上げてきた名女優リヴ・ウルマンの壮絶な愛と友情を描いたドキュメンタリー、『リヴ&イングマール ある愛の風景』が12月14日(土)よりシネ・ヌーヴォ、梅田ガーデンシネマで公開される。

リヴ・ウルマン自身の言葉で、ベルイマンと出会った当時から、恋に落ちた瞬間、二人で完全に孤立した世界を作り上げた時間、ベルイマンのエゴイストぶりに怒りを覚え、別れを決意しハリウッドでの仕事をこなした頃の話など、2人の変容し続ける関係が語られる。劇場未公開の『狼の時刻』『恥』(68)、『沈黙の島』(69)をはじめ、『仮面/ペルソナ』(66)、ある結婚の風景』(73)、『秋のソナタ』(78)など、リヴがベルイマンと一緒に撮影した映画や撮影中の映像を挿入しながら、そのときの2人の関係が映画にどう反映されていたかも読み解くことができる。

恋、孤独、怒り、痛み、渇望、友情と2人の関係の変容ぶりを示す各章のタイトルが示すとおり、最後に痛いほどの結びつきを感じることができる関係になるまで、いかに長く激しく、そして全ての感情が揺さぶられる想いをしていたことか。リヴが「望んでもできないような得難い体験ができた」と語れるようになるまでの2人の軌跡は、どんなラブストーリーよりも激しく、だからこそ輝き続けることができた真実として胸に焼き付けられることだろう。
『リヴ&イングマール ある愛の風景』作品レビューはコチラ

シネ・ヌーヴォでは、12月14日より『リヴ&イングマール ある愛の風景』公開を記念して、イングマール・ベルイマン3大傑作選(『第七の封印』、『野いちご』、『処女の泉』)とリヴ・ウルマン主演『秋のソナタ』を同時上映。ウディ・アレン、スピルバーグ他巨匠を魅了し、いまだに多くの映像作家に影響を与え続ける、映像の魔術師イングマール・ベルイマンの神髄に触れてほしい。


シネ・ヌーヴォ 『リヴ&イングマール』公開記念 イングマール・ベルイマン監督特集 詳細はコチラ
  

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