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片渕須直監督が制作中の新作を語るヒストリカお座敷も初登場!第15回京都ヒストリカ国際映画祭、2024年1月に開催

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 歴史映画にフォーカスした第15回京都ヒストリカ国際映画祭が、2024年1月23日(火)~1月28日(日)に京都文化博物館 3Fフィルムシアター、6F和室、1Fろうじ店舗にて開催される。映画ファンだけでなく、映画の作り手やアニメ、VRなどのクリエイターが集い、交流し、新たなクリエイティブへの力にしてもらうことを主眼においている映画祭として国内外から注目を集めており、今年は新たにポーランドのNNW国際映画祭とも連携企画がスタートする。
 
 京都ヒストリカ国際映画祭、今回のテーマは「LOOK」。映画の質感を表現し、ひと目で違いが歴然のLOOKを持つ歴史映画を新旧織り交ぜて紹介する。毎年オープニング上映として高い注目を集めるヒストリカスペシャル。今回は、大ヒットアニメ『ONE PIECE』の中でも、シーズン上映が終了したばかりのTVアニメ『ONE PIECE』ワノ国編をフューチャー。時代劇映画の記憶をふんだんに潜ませた江戸時代を舞台にし、そこでの冒険を描いたクリエイターたちが集合し、ワノ国編の舞台裏を語る。
 
 
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 毎年映画ファンが注目のヒストリカ・ワールドでは、今回も日本初上映の4本がラインナップ。『マーティン・エデン』(19)のピエトロ・マルチェッロ監督最新作、イタリア映画『スカーレット』(画像上)は100年前のサイレント映画を着色して使用するなど、とてもユニークなLOOKにも注目したい作品。マルチェッロ監督もゲストで登壇予定だ。また、第二次世界大戦下が舞台のポーランド映画『Filip』は、初となるNNW国際映画祭連携作品。同映画祭のプログラムディレクター、スワヴォミール・チォク氏も来場する。
 さらに、ルネサンス時代のLOOKを変えた画家の人生を描く『カラヴァッジョの影』では、日本のカラヴァッジョ研究第一人者の宮下規久朗氏によるトークも。アルノー・デ・パリエール監督のフランス映画『パーティー・オブ・フールズ』も上映される。
 
 

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ヒストリカ・フォーカスでは、「LOOKが違う、世界が違う、刺激のレベルが違う挑戦者たち!」と題し、黒澤明監督の『用心棒』をはじめ、全8本がラインナップ。現在絶賛公開中の『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』と見比べたい、ティム・バートン監督×ジョニー・デップの黄金コンビによる大ヒット作『チャーリーとチョコレート工場』も久々スクリーンで鑑賞できる。全て上映後にトーク開催予定だ。
●上映作品
・『用心棒』 監督:黒澤明 日本|1961|110分
・『ツィゴイネルワイゼン』 監督:鈴木清順 日本|1980|144分
・『デッドマン』 監督:ジム・ジャームッシュ アメリカ|1995|121分
・『チャーリーとチョコレート工場』 監督:ティム・バートン アメリカ|2005|115分
・『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 監督:デビッド・フィンチャー アメリカ|2008|167分
・『シャーロック・ホームズ』 監督:ガイ・リッチー アメリカ|2009|128 分
・『十三人の刺客』 監督:三池崇史 日本|2010|141分
・『ノースマン 導かれし復讐者』 監督:ロバート・エガース アメリカ|2021|137分
 
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イタリア文化会館‒大阪企画プログラムではボローニャ復元映画祭連携企画として、ルキーノ・ヴィスコンティが没落貴族を描いた豪華絢爛な代表作『山猫』4K復元版を上映。
さらに、ヴェネツィア・ビエンナーレ ビエンナーレ・カレッジ・シネマ連携企画では、俳優として出演もしているモニカ・ドゥーゴ監督の『カメのように』(画像下)、キアラ・トロイージ監督のVR短編作品『MONO』を上映。両監督も来場予定だ。
 
 
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 他にも
●松竹下加茂撮影所100年記念上映 上映作品『狂った一頁』 監督:衣笠貞之助
●京都フィルムメーカーズラボ連携企画 「カムバックサーモン・プロジェクト」 上映作品『桜色の風が咲く』 監督:松本准平
●第14回京都映画企画市 優秀映画企画作品 上映作品『うつつの光、うつる夜』(パイロット版映像) 監督:鹿野洋平 
を上映。
 
 最後に、京都文化博物館6F和室を使ってトークの場を設けた「ヒストリカ お座敷」(参加無料)は、今回の新たな目玉企画。映画『つるばみ色のなぎ子たち』を制作中の片渕須直監督をお招きしてのトークや関連展示も行われる。
 
【開催概要】
第15回京都ヒストリカ国際映画祭(KYOTO CMEX 2023公式イベント)
期間:2024年1月23日(火)~1月28日(日)
会場:京都文化博物館 3F フィルムシアター、6F 和室、1F ろうじ店舗
 
前売券販売:2024年1月13日(土) チケットぴあにて販売開始
※「ヒストリカ・スペシャル」は入場無料、事前申込制
 
映画祭公式 WEB サイト: https://historica-kyoto.com/