今年7月に帰らぬ人となった映像作家、高林陽一の軌跡をたどる『追悼特集魂のシネアスト高林陽一』が12月8日(土)よりシネ・ヌーヴォ、シネ・ヌーヴォXで開催される。
50年代から撮り続けている自主制作映画をはじめ、滅びゆく蒸気機関車を見つめた初の35ミリ作品『素晴らしい蒸気機関車』、名探偵・金田一耕助の第1作として大ヒットした『本陣殺人事件』から、三島由紀夫原作二度目の映画化となった傑作『金閣寺』、日活ロマンポルノに挑戦した『赤いスキャンダル・情事』など異色の才能を感じずにはいられない作品を一挙公開。さらに、2000年代に入り16年ぶりの作品となった京都で活躍する劇団「二人だけの劇場セザンヌ」企画・制作作品『愛なくして』や、遺作となった『虚空の淵で』初上映など、“永遠の個人映画作家”高林陽一生涯全28作品に迫る貴重な機会だ。
『追悼特集魂のシネアスト高林陽一』@シネ・ヌーヴォ 詳細、スケジュールはコチラ