中国・香港映画24本に、今回初上映となるファン・ビンビンの体当たり演技が話題を呼んだリー・ユー監督作品『ロスト・イン・北京』(07)、中国のヘレン・ケラーといわれる中国障害者連合会女性会長チャン・ハイディーの自伝的小説を自ら脚色化した感動作『私の少女時代』(11)の二本を加えた全26作品を一挙上映する第8回大阪アジアン映画祭プレ企画、『中国映画の全貌2012-3』が12月29日(土)よりシネ・ヌーヴォ(九条)にて開催される。
50年代から60年代にかけての新中国草創期の傑作『阿片戦争』(59)、『農奴』(63)や、大ヒット歴史大作『宗家の三姉妹』(97)、レスリー・チャン主演で描くチェン・カイコーの代表作『さらば、わが愛/覇王別姫』(93)、コン・リー×チェン・カイコー監督の映像美が光る『菊豆』(90)、そして若き巨匠ジャ・ジャンクー作品も一挙4作品上映と見逃せないラインナップだ。近年日本で公開された秀作中国映画も再び上映されるなど、見逃した名作に触れる絶好のチャンス。新年は秀作中国・香港映画でアジア映画の魅力に浸ってほしい。
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