映画祭シネルフレ独自取材による映画祭レポートをお届けします。

2016年11月アーカイブ

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★【京都ヒストリカ国際映画祭】の原点“忍者への映画旅”

 

秋恒例の京都ヒストリカ国際映画祭(第8回)は先ごろ“歴史と映画の都”京都市内の文化博物館で行われた(11月2~13日)。注目の「ヒストリカ・フォーカス」は今、外国人に人気を集める忍者映画を特集、1921(大正10)年のマキノ省三監督、尾上松之助主演の『豪傑児雷也』を活弁付きで上映したほか、リアル忍者映画の元祖、山本薩夫監督、市川雷蔵主演『忍びの者』(62年大映)など、さまざまな忍者映画が上映され、幅広い映画の歴史から「感動と驚きを運んだ」(高橋剣映画祭ディレクター)。

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“フジヤマ・ゲイシャ”の次に外国人に人気が高い日本アイテムは「ニンジャ」ではないか。今年「ヒストリカ・フォーカス」の目玉企画は日本で“最初の映画スター”として1000本以上の作品に出演したと言われる尾上松之助の“当たり役”のひとつ『豪傑児雷也』。歴史遺産と言うべき95年前の映画を、現役の活動写真弁士・坂本頼光氏の解説付きで上映するところが「京都ヒストリカ映画祭」の強みだ。


  『豪傑地雷也』 (1921年/日本/21分)
  監 督:牧野省三
  出 演:尾上松之助、市川寿美之丞、片岡長正
  弁士:坂本頼光

 

マキノ省三監督は日本で最初の監督でありプロデューサーとしても名高い。そのマキノ御大が旅芝居の役者から見出だした“目玉の松ちゃん”こと尾上松之助の『豪傑児雷也』は“重要文化財”級の骨董品。事実、先ごろ見つかった同じマキノ省三監督、尾上松之助主演の『忠臣蔵』は「見つかったことがニュース」になって報じられた。いわば貴重な文化財を、今では見られない「活弁付き」で見られるのがヒストリカの存在理由、映画ファンの“プチぜいたく”に違いない。


約21分のフィルムは、旧劇(時代劇)の主役だった忍者映画の成り立ちを証明する内容。悪者の前で大見得を切った児雷也(松之助)が、次の瞬間に消え、遠く離れた場所から現れるなど、講談で言う「ここと思えばまたあちら」の大あばれ。逆回転や二重露光など「主に偶然による」トリック撮影の効果をふんだんに駆使して、ファンタジックな“英雄豪傑談”に仕上げている。CG全盛の今見れば“子どもだまし”かもしれないが「初めて活動写真を見た」子どもたちには大変なインパクトだったはずだ。実際、当時映画を真似て木から飛び降りる子どもが続出したという。


マキノ省三監督&尾上松之助コンビは「日本映画史」の第1ページ。岩波書店版「講座日本映画」第1巻内「マキノ映画と少年」(足立巻一著)によると「(横田)商会が合併して日活(日本活動写真株式会社)となると(省三は)京都撮影所長として敏腕をふるい、松之助を当代随一の人気スターに育て上げ、大正期の忍術ブームを巻き起こした」とある。『豪傑児雷也』の歴史的価値が分かる。
 


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★忍者映画の原点・山本薩夫『忍びの者』

 

  『忍びの者』 (1961年/日本/104分)
  監 督:山本薩夫
  出 演:市川雷蔵、藤村志保、伊藤雄之助

 

「ヒストリカ・フォーカス」ではこのほか、現代版忍者の『劇場版  忍者部隊月光』(64年)、お色気忍者映画『くノ一忍法』(64年、中島貞夫監督)、SFXを駆使したダイナミックな『伊賀忍法帖』(82年)、米独合作『ニンジャ・アサシン』(09年)、ハリウッドから『ミュータント・タートルズ』(14年)にアニメ・ニンジャ『ナルト』など“忍者映画のあれこれ”が幅広く特集された。


中で忍者映画の基礎で中興の祖にもなった『忍びの者』(62年大映京都、山本薩夫監督)が光る。忍者ファンタジー映画『豪傑児雷也』から40年、忍者の忍術とは何だったのかを考察したリアル忍者映画だ。


戦国末期、延暦寺や石山本願寺を攻撃した織田信長は伊賀忍者たちの怒りを買う。忍者勢力を二分する百地砦の三太夫と富士林の長門守はそれぞれの配下に信長暗殺の密命を下す。三太夫は妻・イノネを五右衛門(雷蔵)と密通させて妻を殺害、代償として、五右衛門に信長暗殺を命じる…。


“日陰の存在”だった忍者の宿命と悲哀をリアリズムで描きあげた佳作で、以後、第8作まで続く人気シリーズになった。“ドロン”も煙幕もない、忍者のイメージを築いた元祖で、党派のお頭に忠誠を尽くす助っ人技能集団は、現代のサラリーマンにも共感を呼ぶものだろう。


his2016-11-11-B-500-1.jpgヒストリカ映画祭の『忍びの者』上映後には“ラスト忍者”川上仁一さんがトークショーに参加する特別サービスもあった。川上さんは「伊賀と甲賀は仲が良かった。縁戚関係のような共同の寄り合いだった。忍者は室町時代から1600年初頭までいた。全部入れて数千人ぐらいでしょうか。資料はなく、詳しいことは不明だが、傭兵集団だったのではないか。忍者の修業は“体を作る”“知識を得る”“呼吸法を学ぶ”など、やることは多い。修業期間は10年はかかりますね」と語っていた。


(安永 五郎) (2016-11-11)

 

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あの“宇宙人ジョーンズ”!? いえいえハリウッドの大スター、
トミー・リー・ジョーンズが《京都ヒストリカ国際映画祭》にやって来た!

 

【第8回京都ヒストリカ国際映画祭】

 11月6日(日)14:00~『ホームズマン』 の上映後、監督・主演のトミー・リー・ジョーンズ(70歳)のトークセッションが行われた。上映前にも予定外の挨拶を行い観客を驚かせたが、「本日の上映が本来の上映方式のデジタルDLPではなくブルーレイ上映となってしまって申し訳ない」とお詫びの挨拶となった。


『ホームズマン』について
his-2016-500-E.jpg19世紀半ばのネブラスカ準州(現在のネブラスカ州とダコタやワイオミング、モンタナを含む広域)、中西部開拓盛んな時代、荒涼とした土地で過酷な環境にさらされた女性たちに焦点を当てた、異色西部劇。神経を病んだ3人の主婦を開拓民の起点であったアイオワ州へ、信心深く几帳面で善良なメアリー(ヒラリー・スワンク)と流れ者の男“ジョージ・ブリックス”(トミー・リー・ジョーンズ)の二人で送り届けるロードムービー。3人の主婦を受け入れるアイオワの女性を演じたメリル・ストリープや牧師役のジョン・リスゴー、無慈悲なホテル経営者役のジェイムズ・スペイダーなどが脇を固め、厳しいながらも美しさの際立つ映像も印象的な作品。


【トークの概要】
homesman-bu-240-2.jpgテーマについて、「西部とか東部とか、女性とか男性とかは関係なく、今まであまり描かれる事がなかった19世紀半ばのアメリカ人がどのようにして生きていたか、そのためにどのような代償が払われてきたかを描きたかった。本作は女性の視点だが、広い意味で人間そのものを捉えている。」知られざる西部開拓史の一面を見たようでとても興味深い物語で、ペリー艦隊が浦賀に現れた頃のアメリカ中世部の歴史を改めて調べたい衝動にかられた。


ヒラリー・スワンクが演じたメアリーについて、「女性は家庭的な良妻賢母であるべきと考えられていた時代、独りで荒野を耕す女性は珍しい。そんな強い彼女を追い詰める程の厳しい状況を表現。」メアリーは信心深く、家も土地も家畜も貯金もあり、料理上手で音楽を好むしっかり者の女性。だが、特別に美人で魅力がある訳ではないので、この上なく不細工な男に「退屈でうるさそう」と言われて結婚を断られたり、流れ者のジョージからも邪険にされたりする。女性として尊重されなくて歯がゆさをつのらせるヒラリー・スワンクの表情がいい。


homesman-bu-240-3.jpg陰影の効いた美しい映像については、「ニューメキシコでのロケはとにかく天候が一番重要だった。大きく変わりやすい天候に振り回されながら、照度計とにらめっこの撮影は本当に大変だった。そのため苦楽を共にしたクルーとはより親しくなったよ」と。また、トミー・リー・ジョーンズが演じた流れ者の男のラストシーンについて、「メアリーもお金も失い、再び自由に生きられる西部へ行くしかなかったんだ。筏の上で踊っていた音楽は、当時のフォークソングです」と、当時の音楽を再現し、筏の上でバンジョーを弾いていたのは自分の息子だと紹介した。また、冒頭メアリーに教会への道を教えるシーンには娘が出演していたことも明かした。

 



映画祭は、月曜日は京都文化博物館の休館日のためお休み。11/8(火)~11(金)までは“ニンジャ”をテーマにした新旧作品を上映。11/11(金)には、無声映画『豪傑児雷也』が弁士付きで上映され、その後市川雷蔵主演の『忍びの者』の上映。11/12(土)・13(日)には再び新作映画を上映。『ホームズマン』も12(土)にも上映されます。お楽しみはこれからです♪
 

★京都ヒストリカ国際映画祭の公式サイト⇒ http://www.historica-kyoto.com/ 
★映画祭のおすすめ新作について⇒ 
こちら

 (河田 真喜子)

his-2016-500-E.jpgいよいよ《京都ヒストリカ国際映画祭》開催!
 

★トミー・リー・ジョーンズが映画祭にやって来る!!!

 
時代劇ファンにとって最も楽しみな《京都ヒストリカ国際映画祭》が今年も開催されます。世界でただひとつ、「歴史」をテーマにした第8回京都ヒストリカ国際映画祭は、映画の都・京都ならではのもの。


今年は、缶コーヒーのCMでおなじみの“宇宙人ジョーンズ”ことトミー・リー・ジョーンズが監督・主演を務めた西部劇『ホームズマン』を引っ提げて、映画祭にゲストとしてやってきます。この秋公開されたばかりの『メカニック:ワールドミッション』や『ジェイソン・ボーン』などでは、ベテランならではの風格で存在感を出していましたが、19世紀半ばの西部開拓史の中でも、歴史に埋もれた女性たちにスポットを当てた異色西部劇を披露いたします。
 

日本初公開作品を揃えた〈ヒストリカ・スペシャル〉と〈ヒストリカ・ワールド〉では6本の新作を、〈ヒストリカ・フォーカス〉では「忍者映画100年進化論―忍者エボリューション」と題して、無声映画からアニメ映画まで忍者映画9本を紹介。他に連携企画①〈アジア・シネラマ〉、②〈京都フィルムメーカーズラボスクリーニング〉、③〈時代を彩る禁断の恋〉と、ヒストリカ映画祭ならではの特別企画は他に類のない豪華さで楽しませてくれます。


開催期間:11月2日(水)から11月13日(日)まで11日間(11/7(月)は休館日)
場所:京都文化博物館


★スケジュールや作品紹介、ゲストなどについての詳細は公式サイトをご覧ください⇒こちら


 

昨年の〈ヒストリカ・ワールド〉部門で上映された2作品が、『フェンサー』→ 『こころに剣士を』 、 『大河の抱擁』→ 『彷徨える河』というタイトルで年末年始に一般公開されます。今年の新作の中の5本について、少しご紹介いたします。

 

his-2016-500-E-2.jpg①『ホームズマン』 〈ヒストリカ・スペシャル〉
(2014年 アメリカ・フランス 122分 トミー・リー・ジョーンズ監督・主演)

トミー・リー・ジョーンズの監督・主演作は、『The Sunset Limited』(‘11)以来2作目。19世紀半ばのネブラスカ準州(現在のネブラスカ州とダコタやワイオミング、モンタナを含む広域)での開拓民の女性像を捉えた、珍しい西部劇。一昨年当映画祭で上映されたドイツ映画『黄金』では、ゴールドを求めてロッキー山脈北部(カナダ)へやってきたドイツ人女性の逞しさを描いたロードムービーでしたが、今回は女手一つで荒野を開拓する女性・メアリー(ヒラリー・スワンク)が、神経を病んだ3人の主婦をアイオワ州に住む教会の女性(メリル・ストリープ)の元へ連れて行こうとするロードムービーです。危険な道中の助手として吊るし首にされようとしていたならず者(トミー・リー・ジョーンズ)を雇っての長旅。彼のメアリーを女性として尊重しない言動に苦笑しながらも、当時の女性への酷い扱いが慮れるというもの。


未開拓の中西部では女性は大切にされてきたとばかり思っていましたが、子供を産む道具と扱われたり、過酷な自然環境の中でも労われることもなかったり、知られざる西部開拓史の一面を見るようでとても興味深い。今では大穀倉地帯のアメリカ中部ですが、開拓が始まった頃の状況を衝撃の映像で綴って、西部開拓史の中に埋もれた真実を描出。かつて、ラルフ・ネルソン監督の『ソルジャー・ブルー』(‘70)やアーサー・ペン監督の『小さな巨人』(‘70)といったインディアン戦争を描いた作品のように、虐げられた人々の衝撃の真実と強い想いを伝えようとする意図が感じられる逸品です。


 his-2016-500-D.jpg②『秘密が見える目の少女』 〈ヒストリカ・ワールド〉
(2015年 デンマーク、ノルウェー、チェコ 96分 ケネス・カインツ監督)

デンマークの作家リーネ・コーバベルによる4部作からなる児童文学書の第1部の実写映画化。主人公は10歳の少女ディア(レベッカ・エミリー・サットラプ)。心の奥底にある恥や罪悪感、劣等感などが相手の瞳を通して判る、不思議な力の持ち主。母親も同じ力の持ち主ですが、兄と妹にはその力がなく、ディアだけが「シェイマーズの娘」と忌み嫌われて、誰も目を合わせようとしません。そんな時、お城では王様とお妃と幼い子供まで殺されるという殺人事件が発生。王様と仲の悪かったニコ王子が捕えられ、その審議のためディアの母親が呼ばれますが、次いでディアもお城へと連れて行かれます。


ところが、地下で飼われている恐ろしいドラゴンの生血を吸って強靭な精神を保つ陰謀の黒幕が正体を現し、王国を乗っ取ろうとします。ニコ王子と母親を助け真実を暴こうと、持てる力を最大限に駆使して奮闘する少女の健気さと美しさに、目が釘付けになります。中世ヨーロッパの小さな王国を舞台に、不思議な力の持ち主・ディアの活躍を、スリルとサスペンスあふれる映像で描いた感動のファンタジー映画です。すぐにでも次作が観たい!と思えるほどの面白さです。


his-2016-500-B.jpg③『ウルスリのすず』 〈ヒストリカ・ワールド〉
(2015年 スイス 104分 サヴィアー・コラー監督)

アルプスの山奥で暮らす少年・ウルスリは、夏は両親と共に山小屋で暮らし、チーズ作りをする父親の代わりにヤギの世話をする働き者。でも、仲良しの女の子・セライナに優しい言葉をかけられない“はにかみや”さん。冬が近付き山を下りようとした時、沢山のチーズを積んだ荷馬車が谷川に落ちてしまい、冬を越すお金がなくなり、母親は遠くの町へ働きに出ることになりました。そんな困窮した一家に、商店を営む村長父子が何かと無理難題を言ってきます。実は、谷川に落ちたチーズを密かに拾って売っていたのです。セライナの気を引こうとする息子のためにウルスリが可愛がっている子ヤギのジラを取り上げたり、春を告げるお祭りで披露するウルスリの大きな鈴を横取りしたりと…。


困窮する両親のため子供ながら尽力する孝行息子ウルスリの健気さや、彼を想うあまり危険を省みない行動に出るセライナの献身、さらにウルスリを見守る山の主・狼との絆など、厳しい大自然の中で良心的な生き方で人々の心を見方にしていく少年たちの真心が胸を打ちます。監督は『ホープ・オブ・ジャーニー』(‘90)でアカデミー賞外国語映画賞を受賞したサヴィアー・コラー監督。スイスアルプスの美しい映像も見どころです。


his-2016-500-C.jpg④『バタリオン』 〈ヒストリカ・ワールド〉
(2015年 ロシア 120分 ドミトリー・メスヒエフ監督)

近年のロシア映画に駄作なし!人間性を深く掘り下げた描写力に迫力ある映像が備わり、その質の高さにいつも圧倒されっぱなし。本作は、第一次世界大戦末期、社会主義の浸透により評議会が力を持ち、上官の命令に従わない兵士たちが続出。そんな戦意を失くした兵士に代わりにドイツ軍との前線に立った女性だけの部隊「婦人決死隊・バタリオン」の死闘を描いた感動作。当時、身分に関係なく貴族や学生や一般市民や農民などの子女が志願した部隊があったとは……歴史に埋もれた知られざる人々の真実が、今まさに明かされます!


志願の動機は、祖国のためという理由だけでなく、愛する人をドイツ軍に殺されたから、大切な人を守るため、あるいは、無慈悲な男たちや社会から虐げられた女性たち。美しい髪を惜しげもなく切り、丸坊主にして女であることを捨て、厳しい訓練に耐え、戦闘能力を身に付けていく。彼女らの指揮を執った実在の人物マリア・ボチカリョーワを演じたマリア・アロノヴァの、厳格さと人情味が交錯する演技には、愛しいロシアの娘たちの命を戦場で散らす責任をひとり背負う葛藤と反戦の意が込められ、強烈な印象として胸打たれます。見た目にも中身も重量級のヒューマンドラマは必見です!


his-2016-500-A.jpg⑤『BAAHUBALI: THE BEGINNING(原題)』(バーフバリ) 〈ヒストリカ・ワールド〉
(2015年 インド 138分 S・S・ラージャマウリ監督)

ショーブ・ヤーラガッダ・プロデューサーがトークゲストで来日予定。

インド映画といえば、公開中の『PK』のように、ストーリーも俳優も映像も音楽も極上揃いで楽しませてくれますが、本作はボリウッドきっての歴史超大作映画として期待されています。日本では来年春の全国公開が決定。是非スクリーンでお楽しみ下さい。


(河田 真喜子)


期間中、ゲストとしてトークなどが予定されているのは『くの一忍法』の中島貞夫監督、『伊賀忍法帖』出演の“斬られ役”福本清三さん、『伊賀忍法帖』の殺陣師・菅原俊夫さん、『豪傑児雷也』の活動写真弁士・坂本頼光さん、現代の忍者の武術家・川上仁一さん、『隻眼の虎』のVFXスーパーバイザー、チョ・ヨンソク氏、『駆込み女と駆出し男』の原田真人監督、同映画の美術デザイナー、原田哲男さん、『古都』のYuki Saito監督、『わたしが棄てたナポレオン』のジョルジア・ファリーナ監督、香港国際映画祭事務局ディレクター、ロジャー・ガルシア氏、『忍者EX』のアーロン・ヤマサト監督


◆チケットは一部作品を除いて

前売り1100円、当日1300円【ヒストリカ・スペシャル】『ホームズマン』(6日)当日一律2000円(12日通常料金)
【連携企画】『古都』前売り1500円、当日1800円。
※販売はチケットぴあ店頭、セブンイレブン、サークルK、サンクス。「Pコード  556-060」