映画祭シネルフレ独自取材による映画祭レポートをお届けします。

おおさかシネマフェスティバル、2015年度ベストテンおよび個人賞決定!主演女優賞は樹木希林さん、主演男優賞は佐藤浩市さん

シネフェスチラシ2016.png
3月6日(日)「ホテル エルセラーン大阪」で開催される大阪の春の映画まつり、おおさかシネマフェスティバル2016。一昨年度からスタート時(1976年)「おおさか映画祭」の原点に立ち返り、有志による実行委員会を立ち上げ新たなスタート切ったおおさかシネマフェスティバルは、今年でスタートから40年の節目を迎える。このたびシネフェス恒例の「2015年度ベストテンおよび個人賞」が発表され、主演女優賞には樹木希林さん(『あん』)、主演男優賞は佐藤浩市さん(『愛を積むひと』ほか)が選ばれた。
 
また関西在住の投票委員によるベストテンでは、日本映画の作品賞が『恋人たち』(橋口亮輔監督)、外国映画が『セッション』(デイミアン・チャゼル監督)。作品賞の『恋人たち』は脚本賞とのW受賞となったほか、山下敦弘監督『味園ユニバース』が監督賞、撮影賞・高木風太、音楽賞・池永正二の3冠を獲得している。
 
オレンジロード急行.jpg
当日は、浜村淳さんの総合司会によるベストテン発表および表彰式のメインイベントをはじめ、午前中におおさかシネマフェスティバル40周年記念として、映画祭の原点になった大森一樹監督のメジャー・デビュー映画『オレンジロード急行』(78年)を上映、トークショーを開催する。
 
 
味園ユニバース(WEB用).jpg
また、表彰式後の午後3時半から3冠受賞作『味園ユニバース』を上映。会場ロビーでは40周年記念ポスター展を開催予定だ。チケットは2016年2月6日(土)10:00からチケットぴあにて発売される。尚、多数の特典がついたスペシャル・サポーター席(15,000円)、サポーター席(5,000円)も限定席を発売中だ。申込み詳細は公式サイトまで。
 

【2015年度個人賞】
◆日本映画 個人賞
主演女優賞 樹木希林  (『あん』)
主演男優賞 佐藤浩市  (『愛を積むひと』『起終点駅 ターミナル』)
助演女優賞 黒木華   (『ソロモンの偽証』『幕が上がる』『母と暮せば』ほか)
助演男優賞 松坂桃李  (『エイプリルフールズ』『劇場MOZU』『図書館戦争THE LAST MISSION』『日本のいちばん長い日』『ピース オブ ケイク』)
新人女優賞 杉咲花    (『愛を積むひと』『トイレのピエタ』)
新人女優賞 藤野涼子  (『ソロモンの偽証』)
新人男優賞 坂口健太郎(『俺物語‼』『ヒロイン失格』)
監督賞    山下敦弘  (『味園ユニバース』)
脚本賞    橋口亮輔  (『恋人たち』)
影賞    高木風太  (『味園ユニバース』)
音楽賞    池永正二  (『味園ユニバース』)
新人監督賞 三澤拓哉  (『3泊4日、5時の鐘』)
        杉田真一(『人の望みの喜びよ』           
ワイルドバンチ賞  作品:『ハッピーアワー』(濱口竜介監督)
           個人:ミズタマリ(『世界の終わりのいずこねこ』主演)
特別賞    大森一樹監督
 
◆外国映画 個人賞
監督賞    デイミアン・チャゼル(『セッション』)
主演女優賞 シャーリーズ・セロン (『マッドマックス 怒りのデス・ロード』)
主演男優賞 トム・ハーディ(『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『チャイルド44 森に消えた子供たち』)
助演女優賞 クリステン・スチュワート(『アクトレス~女たちの舞台~』『アリスのままで』)
助演男優賞 J・K・シモンズ(『セッション』)         
 
 

【2015年度ベストテン】 
作品賞(日本映画) 『恋人たち』
作品賞(外国映画) 『セッション』
 
日本映画
 1位 恋人たち
 2位 きみはいい子
 3位 味園ユニバース
 4位 海街diary
 5位 ハッピーアワー
 6位 野火
 7位 百円の恋
 8位 FOUJITA
 9位 ソロモンの偽証
10位 あん
10位 起終点駅 ターミナル
 
外国映画
1位 セッション
2位 マッドマックス 怒りのデス・ロード
3位 アメリカン・スナイパー
4位 バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
5位 顔のないヒトラーたち
6位 アクトレス~女たちの舞台~
7位 Mommy /マミー
8位 アリスのままで
8位 国際市場で逢いましょう
8位 人生スイッチ
 
公式サイト http://www.oocf.net/