第7回京都ヒストリカ国際映画祭 上映作品決定!
京都のテレビ時代劇、史上初の特集上映!時代劇に刺激を与えた監督・俳優の挑戦をトーク!
『CASSHERN』、『GOEMON』の紀里谷和明監督の来場決定!ハリウッド進出作『ラスト・ナイツ』を監督が語る!
今年、中国の大ヒット作『タイガー・マウンテン〜雪原の死闘〜』日本上陸!“ツイ・ハーク”マジックのウラ側を探る!
公式サイト⇒ https://twitter.com/historica_kyoto
京都ならではの歴史映画祭、第7回京都ヒストリカ国際映画祭の概要が9月17日、発表された。今年は10月31日から11月8日までの9日間に全22作品を京都文化博物館、京都みなみ会館の2会場で上映する(上映日程詳細は10月上旬決定)。
オープニング作品は、中国・香港映画の重鎮・ツイ・ハーク監督の『タイガー・マウンテン~雪原の死闘』(14年)。クロージング作品は 、紀里谷和明監督のハリウッド進出作品『ラスト・ナイツ』(15年)で初日の上映日には紀里谷監督も来場しトークショーを行う。
世界の新作歴史映画を上映する、《ヒストリカ・ワールド》は6作品。オーストリア、スイス『吸血セラピー』(14年)、コロンビア、ベネズエラ『大河の抱擁』(13年)、ドイツ、エストニア、フィンランド『フェンサー』(15年)、日本、落合賢監督『NINJA THE MONSTER』(15年)、インドネシア『黄金杖秘聞』(14年)、ドイツ『千年医師物語~ペルシアの彼方へ~』(13年)。『黄金杖~』以外の5本は日本初上映。
今年の目玉企画、《ヒストリカ・フォーカス》と題して上映される「京都のテレビ時代劇」特集。元来「テレビ放映用に作られたテレビ時代劇」をスクリーンで上映するのは初の試み。 作品は単発ドラマで長編の中村勘九郎(五代目)主演『森の石松』(92年)、深作欣二監督『阿部一族』(95年)、工藤栄一監督『町奉行日記』(92年)、北大路欣也主演『ご存知! 旗本退屈男』(88年)、沢口靖子主演『艶姿初春!照姫七変化』(91年)。単発ではないが三田村邦彦主演『殿さま風来坊 隠れ旅第1話スペシャル』(94年)。
お茶の間の人気を集めたシリーズ時代劇の中から、渡辺謙『後家人斬九郎 第5シリーズ第10話』、高橋英樹『三匹が斬る! 第1話』、緒形拳『必殺仕掛人第1話』(72年)、山崎努『新・必殺仕置人 第1話』、勝新太郎『新・座頭市Ⅱ第10話』(78年)、『服部半蔵 影の軍団第2話』(80年)、近衛十四郎、品川隆二『素浪人 月影兵庫第1話』(65年)、坂口祐三郎『仮面の忍者 赤影第1話、第10話』の全14作品。
京都撮影所の映画職人の手になる作品は「映画と同しレベル」が堪能出来そうだ。
他に、犬童一心監督、俳優・品川隆二らによる「ヒストリカ・トーク」、立命館大学映像学部との連携企画としてソフィア・コッポラ監督『マリー・アントワット』(06年)上映もある。今年も“ヒストリカ・ナビゲーター”としてカンフー、武侠映画通の飯星景子さんが参加する。