フランス映画祭 2013~今年の団長はナタリー・バイ!【6/21~】
Festival du Film Français au Japon 2013
~有楽町で、フレンチシネマに恋する4日間~
1993年から毎年新しいフランス映画を日本に紹介してきたフランス映画祭が今年で21回目を迎える。東京は今年も有楽町マリオンをメイン会場に開催されるほか、久々関西でも開催が決定。例年以上にフランス映画が脚光を浴びること間違いない。
毎年フランス映画祭の顔となる団長だが、今年はフランソワ・トリュフォーやジャン=リュック・ゴダールなどの巨匠たちに愛された女優 ナタリー・バイに決定!グザヴィエ・ドラン監督作品『わたしはロランス』のティーチインに参加する予定だ。オープニング作品にはフランソワ・オゾン監督の最新作『In the House (英題)』が登場。『アメリ』から10年、オドレイ・トトゥがひとりの女性のダークサイドを熱演する『テレーズ・デスケルウ』や、世界の巨匠ラウル・ルイス監督最後のプロジェクト『ウェリントン将軍~ナポレオンを倒した男~ (仮)』他見応えのあるラインナップだ。来日ゲストもフランソワ・オゾン監督やリュディヴィーヌ・サニエなどフランスを代表する映画人が勢揃いする。ぜひ6月の東京でフランス気分を味わってほしい。
≪ 東京会場 ≫
■ 会 期
:2013年 6月21日(金)~ 24日(月)
■ 会 場 (有楽町マリオン内)
:有楽町朝日ホール
TOHOシネマズ 日劇 (レイトショーのみ)
■来日ゲスト (予定)
ジャン=フランソワ・シヴァディエ 、フランソワ・オゾン、エルンスト・ウンハウワー、
ステファヌ・ブリゼ、エレーヌ・ヴァンサン、レジス・ロワンサル、デボラ・フランソワ、
ギヨーム・ブラック、カトリーヌ・コルシニ、バレリア・サルミエント、ジャン=クリストフ・デッサン、ジャック・ドワイヨン、ルー・ドワイヨン、リュディヴィーヌ・サニエ (順不同)
■上映作品
【オープニング作品】『In the House (英題)』Dans la maison(原題)
2012年 サン・セバスチャン国際映画祭 最優秀作品賞&最優秀脚本賞 受賞
2012年 トロント国際映画祭 国際映画批評家連盟賞 受賞
個人授業は、いつしか息詰まる心理戦に変わる――。
フランソワ・オゾン監督史上最高傑作、ついに日本解禁。
監督:フランソワ・オゾン
出演:ファブリス・ルキーニ、クリスティン・スコット・トーマス、エマニュエル・セニエ、ドゥニ・メノーシェ、エルンスト・ウンハウワー、バスティアン・ウゲット
2012年/フランス/105分/ビスタ/5.1ch 配給:キノフィルムズ
2013年秋、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ他 全国順次公開
『わたしはロランス』Laurence Anyways(原題)
2012年 カンヌ国際映画祭 ある視点部門正式出品作品 最優秀女優賞 受賞
2012年 トロント国際映画祭 最優秀カナダ映画賞 受賞
彼は、女になりたかった。彼は、彼女を愛したかった。
弱冠23歳のグザヴィエ・ドラン監督が描く“スペシャル”な、愛の物語。
監督:グザヴィエ・ドラン
出演:メルヴィル・プポー、スザンヌ・クレマン、ナタリー・バイ
2012年/カナダ=フランス/168分/スタンダード/5.1ch 配給:アップリンク
2013年秋、新宿シネマカリテ他 全国順次公開
『Populaire (原題)』
2013年 セザール賞 5部門ノミネート
“ローズの夢は、パリ、ニューヨーク、そして世界をつかむことー。”
50年代フランスを舞台に、タイプライター世界大会に全てをかけるヒロインを描く、
カラフルなサクセス・エンターテインメント!
監督:レジス・ロワンサル
出演:ロマン・デュリス、デボラ・フランソワ、ベレニス・ベジョ
2012年/フランス/111分/シネマスコープ/5.1ch 配給:ギャガ
2013年8月、ヒューマントラストシネマ有楽町他 全国順次公開
『母の身終い』Quelques heures de printemps(原題)
2013年 セザール賞 4部門(主演男優賞・主演女優賞・監督賞・脚本賞)ノミネート
不治の病に自分の最後の日を決めようとする母親と出所したばかりの一人息子。
永遠の別れに直面した母と息子の絆を静かな眼差しで描いた感動ドラマ。
監督:ステファヌ・ブリゼ
出演:ヴァンサン・ランドン、エレーヌ・ヴァンサン、エマニュエル・セニエ
2012年/フランス/108分/ビスタ/ドルビーデジタル 配給:ドマ/ミモザフィルムズ
2013年晩秋、シネスイッチ銀座他 全国順次公開
『黒いスーツを着た男』Trois mondes(原題)
2012年 カンヌ国際映画祭 ある視点部門 正式出品作品
本年度 パトリック・ドベール賞受賞、新星ラファエル・ペルソナーズ主演作日本初上陸。
犯すつもりのなかった罪を背負った美しき犯罪者と二人の女の運命を描く本格派サスペンス。
監督:カトリーヌ・コルシニ
出演:ラファエル・ペルソナーズ、クロチルド・エスム、アルタ・ドブロシ、レダ・カテブ
2012年/フランス=モルドヴァ/101分/スコープ/5.1ch 配給:セテラ・インターナショナル
2013年8月31日(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷他 全国順次公開
『椿姫ができるまで』Traviata et nous(原題)
2012年 ニューヨーク映画祭 公式招待作品
名作は舞台の度に生まれ変わる。
世界最高峰のオペラ歌手ナタリー・デセイの創り上げる「椿姫」の世界
監督:フィリップ・ベジア
出演:ナタリー・デセイ、ジャン=フランソワ・シヴァディエ、ルイ・ラングレ
2012年/フランス/112分/ビスタ/ドルビーデジタル 配給:熱帯美術館
2013年秋、シアター・イメージフォーラム他 全国順次公開
『遭難者 (仮)』Le Naufragé(原題) /『女っ気なし (仮)』Un monde sans femmes(原題)
『女っ気なし』(仮)
2011年 フランス批評家組合 最優秀短篇賞 受賞
2012年 AlloCinéスタッフ部門 年間ランキング第1位
シルヴァンを巡る2つの物語。
フランスで注目される若手、ギヨーム・ブラック監督のデビュー作。
『女っ気なし』(仮): © Année Zéro - Nonon Films - Emmanuelle Michaka
フランスでロングランとなり、エリック・ロメールやジャック・ロジエを引き合いに出され高い評価を得た、新人ギヨーム・ブラック監督初の劇場公開作。
『遭難者』(仮)出演:ジュリアン・リュカ、アデライード・ルルー、ヴァンサン・マケーニュ/2009年
『女っ気なし』(仮)出演:ヴァンサン・マケーニュ、ロール・カラミー、コンスタンス・ルソー/2011年
フランス/83分/ビスタ/5.1ch 配給:エタンチェ
2013年秋、ユーロスペース他 公開予定
『アナタの子供』Un enfant de toi(原題)
2012年 ローマ国際映画祭コンペティション部門 正式出品作品
情熱は戦争よ、でもいつも闘っているわけじゃないわ。
ジャック・ドワイヨン監督が愛娘ルーと共に作り上げた愛すべきラブコメディ。
監督:ジャック・ドワイヨン
出演:ルー・ドワイヨン、サミュエル・ベンシェトリ、マリック・ジディ、オルガ・ミシュタン
2012年/フランス/136分/ビスタ/ドルビーDTS
『ウェリントン将軍~ナポレオンを倒した男~ (仮)』Linhas de Wellington(原題)
2012年 ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門 正式出品作品
世界の巨匠ラウル・ルイス監督最後のプロジェクト。
超豪華キャストで贈る美しき“戦争絵巻”。
監督:バレリア・サルミエント
出演:ジョン・マルコヴィッチ、マチュー・アマルリック、カトリーヌ・ドヌーヴ、ミシェル・ピコリ、イザベル・ユペール、キアラ・マストロヤンニ、メルヴィル・プポー
2012年/フランス=ポルトガル/152分/16:9/ステレオ 配給:アルシネテラン
2014年、シネスイッチ銀座ほか 全国順次公開
『恋のときめき乱気流』Amour & turbulences(原題)
忘れたい男と偶然、飛行機で隣り合わせになってしまったら!?
等身大のフランス女性を演じるリュディヴィーヌ・サニエと、本作や『プレイヤー』の脚本も手がける俳優ニコラ・ブドスの2人が繰りひろげる、ロマンチックなラブコメディ。
監督:アレクサンドル・カスタネッティ
出演:リュディヴィーヌ・サニエ、ニコラ・ブドス、ジョナタン・コーエン、アルノー・デュクレ
2012年/フランス/96分/スコープ/ドルビーデジタル
『テレーズ・デスケルウ』Thérèse Desqueyroux(原題)
2012年 カンヌ国際映画祭 クロージング作品
自由を模索する女の運命―
『アメリ』から10年、オドレイ・トトゥがひとりの女性のダークサイドを熱演。
監督:クロード・ミレール
出演:オドレイ・トトゥ、ジル・ルルーシュ、アナイス・ドゥムスティエ
2011年/フランス/110分/シネマスコープ/ドルビーステレオ
『森に生きる少年 ~カラスの日~』Le Jour des Corneilles(原題)
森の奥深く、父との孤独な暮らし。
そこから飛び出し、初めて触れる街の生活で、少年が探し求め、
監督:ジャン=クリストフ・デッサン 原作:ジャン=フランソワ・ボーシュマン
声の出演:ジャン・レノ、ローラン・ドゥーチェ、イザベル・カレ、クロード・シャブロル、シャンタル・ヌーヴィルト
2012年/フランス/90分/シネマスコープ
【クラシック作品】『ローラ Lola(原題)』
2012年 ボローニャ復元映画祭 上映(デジタル修復完全版)
主催:ユニフランス・フィルムズ
運営;ユニフランス・フィルムズ、東京フィルメックス
一般お問い合わせ ハローダイヤル:050-5541-8600 (8:00~22:00)
公式サイト http://unifrance.jp/festival/2013/