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グランプリ受賞は『神さまがくれた娘』(インド)@OAFF2012

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クロージングセレモニー後、ゲストとアテンドの皆さん(ABCホールロビーにて)
【第7回大阪アジアン映画祭 クロージング・セレモニー】

318-5.jpg2012年3 月9 日(金)~18(日)、ABCホール、梅田ガーデンシネマ、シネ・ヌーヴォを主会場に開催された『第7 回大阪アジアン映画祭』が、クロージング作品『捜査官X』の上映をもって、閉幕となった。
『捜査官X』の上映前に実施されたクロージング・セレモニーでは、グランプリ以下各賞の受賞結果が発表された。

今年の上映作品は、日本の東日本大震災やタイの大洪水などの天災や、経済不況にあえぐ諸国の現状などを意識してか、人と人との繋がりを感動的に見せる作品が多かったように思う。特に、家族の絆の強さと深い愛情を描いた「神様がくれた娘」や「ラブリー・マン」、豪華キャストの演技が光る「LOVE」や「熊ちゃんが愛してる」などは特に印象深い。また、「ナシレマ2.0」では、さまに民族も言語も複雑に絡み合う社会を、軽快な音楽と細やかな演出でコミカルに見せこんだエネルギーに圧倒された。これらは劇場公開しても十分に観客に満足してもらえるはずだ。

『捜査官X』上映前に行われたクロージング・セレモニーでは、グランプリ、ABC賞を『神さまがくれた娘』(インド)がW受賞、会場は大いに沸いた。また、ウェイ・ダーション監督の『セデック・バレ』(台湾)は見事監督賞を受賞した。

各賞の受賞結果は以下のとおり。
 318-3.jpg★グランプリ…『神さまがくれた娘』(A.L.ヴィジャイ監督)
コンペティション部門作品を対象に、審査委員会が最も優秀であると評価した作品に授与。


318-4.jpg★来るべき才能賞…Namewee 監督(『ナシレマ2.0』)
コンペティション部門作品を対象に、審査委員会が最も映画の未来を担う才能であると評価した人に授与。


★スペシャル・メンション
『ラブリー・マン』(テディ・ソエリアットマジャ監督)
『刀のアイデンティティ』(シュー・ハオフォン監督)
コンペティション部門作品を対象に、審査委員会が優れていると評価した作品に授与。


★ABC賞…『神さまがくれた娘』(A.L.ヴィジャイ監督)
当映画祭実行委員会参加の朝日放送により設けられたスポンサーアワード。アジア映画の新作を対象に、朝日放送が最も優れたエンターテインメント性を有すると評価した作品に授与。

★観客賞…『セデック・バレ』(ウェイ・ダーション監督)
 


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