映画ニュース特別上映情報や映画関連イベント情報、レポートをお届けします。

公開情報の最近の記事

 

世界最高峰、ニューヨークのメトロポリタン・オペラ(通称:MET)をスクリーンで楽しむMETライブビューイング。ダイナミックな音響と多彩なカメラワークに加え、生の劇場でも観られない舞台裏や歌手へのインタビューも収録。


METアンコール2024-pos.jpg「アンコール上映」は、これまでの全ラインナップから選りすぐりの名作を一挙上映する恒例の人気企画です。2024年も東京・なんば・神戸・名古屋の4都市で上映が決定いたしました!


本年はMETイチオシのスター歌手をピックアップ!エリーナ・ガランチャやフアン・ディエゴ・フローレスらの世界的スターから、ベンジャマン・ベルナイム、ネイディーン・シエラなど人気沸騰中のライジングスターまで、さまざまな歌手が続々登場!古典オペラの名作はもちろん、オッペンハイマーの物語をオペラ化した《ドクター・アトミック》やガルシア・マルケスにインスパイアされたマジック・レアリズムの《アマゾンのフロレンシア》など、新作オペラも取りそろえた幅広いラインナップで、イチオシの歌手が見つかること間違いなし!


東劇では20演目なんば・神戸・名古屋では12演目を一挙上映いたします。あなたのスターを、どうぞ映画館で見つけてください!


【鑑賞料金(1作あたり)】一般 3,200円 / 学生 2,100円 (すべて税込み)

【上映劇場】
■東 劇 (東京/東銀座) 20作上映 8/23(金)~9/26(木)

■な ん ば パ ー ク ス シ ネ マ (大阪/なんば)12作上映 8/30(金)~9/26(木)

■kino cinéma神戸国際(兵庫/三宮)12作上映 8/30(金)~9/26(木)

■ミッドランドスクエアシネマ(愛知/名古屋)12作上映 8/30(金)~9/26(木)



※作品の詳細は公式HPをご覧ください。(https://www.shochiku.co.jp/met/news/6026/


(オフィシャル・リリースより)

 


この度、第77回カンヌ国際映画祭国際映画批評家連盟賞において、女性監督として最年少受賞に輝いた山中瑶子が監督・脚本、河合優実主演の『ナミビアの砂漠』の新場面カットを解禁致します。さらにキャスト登壇のジャパンプレミアの開催が決定!続々と海外の映画際への出品も決定致しました。


Nambia-main-pos.jpg世の中も、人生も全部つまらない。やり場のない感情を抱いたまま毎日を生きている、21 歳のカナ。優しいけど退屈なホンダから自信家で刺激的なハヤシに乗り換えて、新しい生活を始めてみたが、次第にカナは自分自身に追い詰められていく。もがき、ぶつかり、彼女は自分の居場所を見つけることができるのだろうか・・・?


監督は 19歳という若さで『あみこ』を作り上げ、史上最年少でのベルリン国際映画祭出品を果たした若き天才・山中瑶子。主演はその『あみこ』を観て衝撃を受け、監督に「いつか出演したいです」と直接伝えに行ったという、河合優実。才能あふれる 2 人の夢のタッグが実現した本作は今年のカンヌ国際映画祭でも絶賛され、国際映画批評家連盟賞を受賞。カンヌでのワールドプレミア、上海国際映画祭でのアジアプレミアを経て、いよいよ 9 月、日本で公開となる。
 



河合優実演じる主人公カナのコロコロ変わる表情がクセになる場面カット解禁!


namibia-sub-2.jpg笑顔で何かを書いているシーンのカナ、冷蔵庫から取り出したハムをそのまま頬張る瞬間を捉えたものや、はたまた殺気立った表情でするどい目つきのカナ、無気力に壁に寄りかかっているシーンなどが切り取られている。一見どこにでもいるような普通の女の子に見える一面もあれば、不安定な内面を覗かせるようなカットなど、それぞれ全然違う表情が見ることができる。


山中監督は「これまでに見たことのないような河合さんを見たくて、カナをあまり褒められた人ではない、ダメなところがあるキャラクターにしたかった。でも、そんなカナを好きになってもらいたい」と脚本を書き上げ、河合優実も「映画の主人公として、このキャラクター面白すぎると感じました。この主人公をスクリーンで観たい!と思いました」と語っているように、異彩を放つカナというキャラクターを物語る場面カットとなっている。

河合優実と山中瑶子監督が生み出した、圧倒的なエネルギーを放つ中毒性を持つ主人公の、底知れない奥行きを感じることができる!!


★『ナミビアの砂漠』のジャパンプレミアの開催決定!

キャストの舞台挨拶&ティーチイン付きの豪華ジャパンプレミアの開催が決定いたしました。上映前にキャスト登壇の舞台挨拶を実施し、本編上映後に河合優実、金子大地、山中瑶子監督のティーチインも開催する豪華ジャパンプレミアとなっております!

■日時: 8/22(木) 18:30 の回 上映前にキャスト舞台挨拶・上映後にティーチインを実施

■登壇者:
(舞台挨拶)河合優実、金子大地、寛一郎、山中瑶子監督
(ティーチイン)河合優実、金子大地、山中瑶子監督

※敬称略 登壇者は予告なく変更する場合がございますこと、予めご了承ください。

■実施劇場:TOHOシネマズ日比谷


★海外の映画祭出品も続々と決定!

カンヌでのワールドプレミア、上海国際映画祭でのアジアプレミアに続き、フィンランドで開催するエスポー・シネ国際映画祭(8 月 23 日~9 月 1 日)、ドイツで開催するハンブルグ映画祭(9 月 26 日~10 月 5 日)、オランダで開催する Camera Japan(9 月 26 日~10 月 6 日)への出品が続々と決定しました。


★オリジナル・ポストカード付ムビチケの発売もまもなくスタート!

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数量限定でオリジナル・ポストカード付のムビチケの発売が、一部劇場を除き 8/9(金)よりスタート致します。詳しくは映画公式 HP をご確認ください。
公式サイト happinet-phantom.com/namibia-movie

 


『ナミビアの砂漠』

脚本・監督:山中瑶子
出演:河合優実 金子大地 寛一郎 
   新谷ゆづみ 中島歩 唐田えりか 渋谷采郁 澁谷麻美 倉田萌衣 伊島空 
   堀部圭亮 渡辺真起子
製作:『ナミビアの砂漠』製作委員会
企画製作・配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2024『ナミビアの砂漠』製作委員会
公式サイト happinet-phantom.com/namibia-movie
公式X   @namibia_movie
公式Instagram @namibia_movie
(2024年/日本/カラー/スタンダード/5.1ch/137分/PG12)

2024年9月6日(金)~TOHOシネマズ 日比谷 他 全国ロードショー


(オフィシャル・リリースより)

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この度、「松竹ブロードウェイシネマ」シリーズが贈る、ニューヨークのオフ・ブロードウェイから誕生した傑作ミュージカル『アーネストに恋して』(原題:Ernest Shackleton Loves Me)が、10 月 4 日(金)より全国順次限定公開いたします。


本作は、子育てと作曲家としてのキャリアとの両立に奮闘するシングルマザーが、20 世紀を代表する伝説の冒険家アーネスト・シャクルトン(1874-1922 年)と時空を超えて運命的に出会うことから繰り広げる、奇想天外で独創的なミュージカル冒険劇。2017 年オフ・ブロードウェイ・アライアンス最優秀ミュージカル賞を受賞、セカンド・ステージ・シアターのトニー・カイザー・シアターでニューヨーク・プレミアを迎え、シアトルでの初演を経て、ニュージャージーとボストンを巡り、オフ・ブロードウェイに展開した。


演出はオビー賞受賞のリサ・ピーターソンが担当し、脚本はトニー賞受賞のジョー・ディピエトロ(「メンフィス」)が手がける。音楽は、主演のヴァレリー・ヴィゴーダが作詞、ブレンダン・ミルバーンが作曲を担当し、音楽監督および編曲はライアン・オコンネル、音響デザインはトニー賞受賞のロブ・カプロウィッツ(「フェラ!(FELA!)」)、舞台美術はアレクサンダー・V・ニコルズ(「ヒュー・ジャックマン、バック・オン・ブロードウェイ」)が手がけ、衣装デザインはチェルシー・クックという豪華布陣が務める。


エレキヴァイオリン奏者で歌手/作詞/作曲家として幅広く活躍する主演のキャット役ヴァレリー・ヴィゴーダの力強い演奏と圧巻の歌声、そして個性たっぷりのアーネスト役をミュージカル『プリシラ』のウェイド・マッカラムが務め共演が実現!2人が奏でるインパクトあるミュージカル・ナンバーは、大胆にして痛快無比、観た者に希望を教えてくれる人生賛歌だと公演当時絶賛された。ネバーギブアップ精神と前進あるのみで突き進む、全ての人達へエールを送る圧巻のブロードウェイミュージカルを日本の皆様にお届けします!
 



★このたび、ポスタービジュアルと予告編が解禁されました!

シングルマザーの作曲家キャットのもとに、

突然、伝説の冒険家が冷蔵庫から現れる?!


arnest-pos-550.jpg解禁されたポスターには悩めるシングルマザーである主人公キャット(ヴァレリー・ヴィゴーダ)と 20 世紀を代表する冒険家であるアーネスト・シャクルトン(ウェイド・マッカラム)が漂流する冷蔵庫の上で抱き合う姿が映し出されている。ポスターには「ホントの自分に戻る勇気、それは私自身」と書かれ、仕事に恋に悩む主人公が自分を取り戻す勇気を得る<エンパワーメント>物語であることが伝わってくるコピーが胸を打つ。時空を超えて出会ったふたりが自分を取り戻し愛し合う様を切り取ったビジュアルとなっている。


また本編動画が初解禁となる本予告では人生に悩む作曲家キャットのもとに100 年近く前に亡くなっているはずの冒険家アーネスト・シャクルトンから時空を超えて電話がかかってくる・・。半信半疑のキャットを他所にアーネストは冷蔵庫の中から扉を開け登場!二人は時空を超えた運命の出会いを果たすが、目の前には猛吹雪が立ちはだかり・・・!?キャットとアーネストのラブストーリーだけでは終わらない予測不能な二人の恋の顛末を、是非劇場で見届けてください!
 


ポスタービジュアル/場面写真/予告編(30 秒)

作品クレジット ©BroadwayHD

写真クレジット ©Jeff Carpenter

◆松竹公式 youtube リンク: https://youtu.be/dztrB4gKGyg


【STORY】
ある夜更け、出会い系サイトに自己紹介動画を投稿した主人公キャット(ヴァレリー・ヴィゴーダ)のもとに、突然20 世紀を代表する冒険家である南極探検家のサー・アーネスト・シャクルトン(ウェイド・マッカラム)から返信が届く。南極で船が難破し流氷の上で身動きが取れなくなったシャクルトンは、時空を超えてキャットにアプローチし、壮大な冒険の旅へと誘う。思いがけないことに、二人は互いの中に自らを照らし導く光を見いだすのであった。


出演:ヴァレリー・ヴィゴーダ、ウェイド・マッカラム
演出:リサ・ピーターソン 脚本:ジョー・ディピエトロ
作曲:ブレンダン・ミルバーン 作詞:ヴァレリー・ヴィゴーダ
監督(シネマ版):デイヴィッド・ホーン
プロデューサー:ボニー・コムリー、ジオ・メッサーレ
エグゼクティブ・プロデューサー:スチュワート・ F・レーン
配給:松竹
©BroadwayHD/松竹
〈米国/2017/ビスタサイズ/88 分/5.1ch〉 日本語字幕スーパー版

2024年10 月4 日(金)より、全国順次公開!


(オフィシャル・リリースより)

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毎月シネマ歌舞伎を映画館で上映する《月イチ歌舞伎》、2024年も上映決定!

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今回、新作としてラインナップに入るのは、大人気ゲーム「刀剣乱舞ONLINE」の初の歌舞伎化作品として昨年 新橋演舞場で上演され話題をさらった『刀剣乱舞 月刀剣縁桐(とうけんらんぶ つきのつるぎえにしのきりのは)』。 審神者(さにわ)と呼ばれるプレイヤーが刀剣の付喪神(つくもがみ)である刀剣男士を成長させ、歴史改変を企む時間遡行軍(じかんそこうぐん)との戦いに挑むというゲームの世界観をそのままに、二役の演じ分けや 義太夫を用いた場面など、古典的な演出も加わり歌舞伎ならではの作品に。今期月イチ歌舞伎の 1 作目として、スタートを華々しく盛り上げます。


2024月イチ-ぢいさんばあさん.jpg2 本目の新作は、片岡仁左衛門、坂東玉三郎が共演した『ぢいさんばあさん』(2010 年 2 月歌舞伎座公演を撮影)。 歌舞伎界のゴールデンコンビによる、悲劇によって引き 裂かれても変わることのない夫婦愛を描いた名作を 2025 年 1 月に上映致します。


2024月イチ-三人吉三 ポスター.jpgその他、勘九郎、七之助、松也によるコクーン歌舞伎の舞台を撮影した NEW シネマ歌舞伎『三人吉三』や、 仁左衛門と玉三郎の配役で 36 年ぶりに上演され評判をとった『桜姫東文章』など、バラエティに富んだラ インナップで計 11 作品を上映


また、シネマ歌舞伎の次はぜひ劇場で生の舞台を体験していただきたいという思いを込めて、歌舞伎座 のチケットほか、歌舞伎関連グッズが当たるキャンペーンを開催。

 

 

 

★シネマ歌舞伎公式 HP:https://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/


 


【上映映画館】大阪ステーションシティシネマ(新作のみ上映)、なんばパークスシネマ、MOVIX 京都ほか

【鑑賞料金】 各作品 一般 2,200 円 / 学生・小児 1,500 円 ※『京鹿子娘二人道成寺』のみ 1,200 円均一
      ◎お得な特別鑑賞券【ムビチケカード】3 枚セット 5,700 円 上映映画館ほか、
歌舞伎座、新橋演舞場、大阪松竹座、南座ほかにてにて2/9(金)より発売 


(オフィシャル・リリースより)

 

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時代はボンド・ガールからボンド・ウーマンへ

“強く”現代を戦い抜く女性たちを応援

ボンド顔負けの華麗なアクションから目が離せない特別映像解禁!

 

全世界待望の「007」シリーズ 25 作目、前作『007 スペクター』から実に 6 年の時を経てシリーズ最新作となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』がついに 10 月 1 日(金)に公開されます。ダニエル・クレイグが最後のジェームズ・ボンドを演じることも話題となっている本作。公開目前に控え、未だヴェールに包まれた本作に期待が高まっています!


この度、本作でボンドに協力する 2 人の新エージェントを演じたラシャーナ・リンチアナ・デ・アルマスのインタビュー映像が収められた特別映像を解禁させていただきます!

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「ノーミは腕が立つ 少し生意気だけど」と語るのは ・ノーミを2 年前から殺しのライセンスを持つ 00(ダブルオー)のコードネームを持つ女性エージェント演じたラシャーナ・リンチ。本映像内でもボンドに対して「邪魔をしたら ただじゃおかない」と強気な発言をし、圧倒的存在感を放つ。


007NTTD-500-10.jpgまた、ボンドの旧友であり、CIA 出身のフェリックス・ライターから「サンティアゴで女と会ってくれ」と紹介されたキューバのエージェント・パロマを演じるのはアナ・デ・アルマスで「アクションシーンが多かった」と語るように、本編ではラシャーナとアナは激しいガンアクションや飛び蹴りなどタフなアクションを見せつけている。実際に彼女たちは軍事トレーニングを受けたそうで、アナは「いかに説得力を持たせるかに力を注いだ」と言い、ラシャーナは「最新作は時代の変化がわかる 女性はあらゆる意味で強く 最高にカッコいい」と力を込めて語る。過去シリーズでは、ダニエルボンドをはじめとする男性たちの鍛え抜かれた肉体で魅せるスタイリッシュなアクションシーンが魅力の一つだったが、本作ではダニエルボンドだけでなくラシャーナとアナら強い女性エージェントたちの華麗なアクションからも目が離せない!

期待が高まるシリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、10 月 1 日(金)から全国で公開される。


『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』 特別映像(New Agents)

YouTube リンクはこちら


『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

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【STORY】
ボンドは 00 エージェントを退き、ジャマイカで静かに暮らしていた。しかし、CIA の旧友フィリックスが助けを求めてきたことで平穏な生活は突如終わってしまう。誘 拐された科学者の救出という任務は、想像を遥かに超えた危険なものとなり、やがて、凶悪な最新技術を備えた謎の黒幕を追うことになる。
 

監督:キャリー・ジョージ・フクナガ  
製作:バーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソン
脚本:ニール・パーヴィス、ロバート・ウェイド、スコット・バーンズ、キャリー・ジョージ・フクナガ、フィービー・ウォーラー=ブリッジ
出演:ダニエル・クレイグ、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、レア・セドゥ、ベン・ウィショー、ジェフリー・ライト、アナ・デ・アルマス、ラシャーナ・リンチ、ラミ・マレックほか 
主題歌:ビリー・アイリッシュ 「No Time To Die」
公式FACEBOOK:www.facebook.com/JamesBond007
公式TWITTER:@007  
配給:東宝東和 
© 2021 DANJAQ, LLC AND MGM. ALL RIGHTS RESERVED.

2021年10月1日(金)~全国ロードショー


(オフィシャル・リリースより)

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〈フランスのケン・ローチ〉と称えられるロベール・ゲディギャン監督の集大成!

マルセイユ近郊の小さな港町を舞台に、人生を変える出会いを描く忘れられない感動作

『海辺の家族たち』

〈みんな若い!貴重な青春時代シーン〉本編映像解禁ニュース 

 

マルセイユ近郊の海辺の家に、父との最期の日々を過ごすために集まる3人の子供たち。

それぞれが胸に秘めた過去と向き合う時間を、漂着した難民の子供たちが思わぬ希望に変えていく──


空と海を一望できる美しい入り江沿いにあり、かつては別荘地として賑わったが、今ではすっかり寂れた町で、過去にとらわれて絆を見失い、明日へと踏み出せない家族たちが描かれる。だが、彼らが〈人生を変える新しい出会い〉を受け入れたことで、再び未来が輝き始める。こんな時代だからこそ、人と人の繋がりが何よりも大切だと、忘れられないラストシーンが教えてくれる感動作。今、世界が忘れた優しさが、ここにある。


監督を務めたのは、自身が生まれ育ったマルセイユを舞台に、労働者階級や移民など社会的に弱い立場の人々の人生を温かな眼差しで見つめ続け、〈フランスのケン・ローチ〉と称えられるロベール・ゲディギャン監督。本国で半年以上のロングラン上映を成し遂げた大ヒット作『マルセイユの恋』や『幼なじみ』、『キリマンジャロの雪』などで高く評価され、ベルリン国際映画祭や、ヴェネチア国際映画祭、審査員も務めたカンヌ国際映画祭の常連でもある名匠が、映画人生40年の集大成となる傑作を完成させた。


06.jpgこの度解禁された本編映像では、3人兄妹に父親を加えた4人の若かりし頃の映像が切り取られている。4人で車に乗り込み、窓を開け放し音楽を流しながら楽しそうにはしゃぎながら海への道を走る。港に到着し、“遊泳禁止”、”違反者は起訴”の注意書き看板を目にした4人は、ふざけ合って次々にお互いを海の中へと突き落としていく。最終的には全員海の中へと飛び込み、楽しそうに遊ぶ4人の若い姿が眩しく目に映る映像となっている。実はこのシーン、各俳優にそっくりの若い俳優が回想シーンを演じている訳ではなく、正真正銘、30年以上前に本人たちが演じた映像。ロベール・ゲディギャン監督の『Ki lo sa?』という、1986年に製作された作品(日本未公開)から抜き出された映像で、地元フランス・マルセイユで同じ俳優を使って長年映画を撮り続けてきたロベール・ゲディギャン監督ならではの貴重な映像となっている。この4人が歳を重ね、その後どんな人生を歩んできたのかは、ぜひ劇場で映画をご覧いただきたい!
 


【STORY】
パリに暮らす人気女優のアンジェルは、20年ぶりにマルセイユ近郊の故郷へと帰って来る。家業である小さなレストランを継いだ上の兄のアルマンと、最近リストラされて若い婚約者に捨てられそうな下の兄のジョゼフが迎えてくれる。兄妹3人が集まったのは、父が突然、倒れたからだ。意識はあるもののコミュニケーションが取れなくなった父と、家族の思い出の詰まった海辺の家をどうするのか、話し合うべきことはたくさんあった。だが、それぞれが胸に秘めた過去が、ひとつひとつあらわになっていく。昔なじみの町の人々も巻き込んで、家族の絆が崩れそうになったその時、兄妹は入り江に漂着した3人の難民の子供たちを発見する──。


監督:ロベール・ゲディギャン
出演:アリアンヌ・アスカリッド、ジャン=ピエール・ダルッサン、ジェラール・メイラン、ジャック・ブーデ、アナイス・ドゥムースティエ、ロバンソン・ステヴナン
2016年|フランス|フランス語|カラー|ビスタ|DCP|5.1ch|107分
原題:La Villa|英題:The House by the Sea|レイティング:G|字幕翻訳:宮坂愛
提供:木下グループ  配給:キノシネマ  © AGAT FILMS & CIE – France 3 CINEMA – 2016
公式HP:https://movie.kinocinema.jp/works/lavilla

2021年5月14日(金)~キノシネマ横浜みなとみらい・立川・天神 

5月21日(金)~アップリンク京都、近日公開~シネ・リーブル梅田、シネ・リーブル神戸、6月25日(金)~7/7(木)シネ・ピピア ほか全国順次公開


(オフィシャル・リリースより)

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主演に西島秀俊を迎え、村上春樹の短編を映画化した濱口竜介監督最新作『ドライブ・マイ・カー』(2021 年夏、TOHO シネマズ日比谷ほか全国ロードショー)のティザービジュアルが完成いたしました。


原作は、妻を失った男の喪失と希望を綴った村上春樹、珠玉の短編小説 「ドライブ・マイ・カー」。この作品に惚れ込み自ら映画化を熱望し、脚本も手掛けるのは、いま世界が最も熱い注目を寄せる気鋭・濱口竜介監督。 商業映画デビュー作にしてカンヌ映画祭コンペティション部門に選出された『寝ても覚めても』、ベルリン映画祭で銀熊賞(審査員大賞)受賞という快挙を成し遂げた短編集『偶然と想像』、さらには脚本を手掛けた黒沢清監督作『スパイの妻』がヴェネチア映画祭銀獅子賞に輝くなど、国際的な舞台で快進撃を続けてきた。


そんな濱口監督が、日本映画界に欠かせない名優・西島秀俊を主演に迎え、三浦透子、岡田将生、霧島れいから実力派俳優陣が集結した待望の最新作『ドライブ・マイ・カー』のティザービジュアルがお披露目となった。


今回解禁となったティザービジュアルは、様々な感情が入り交じった表情で遠くを見つめる主人公・家福(西島秀俊)と、彼の愛車である真紅の「サーブ900」に乗り込んだドライバーのみさき(三浦透子)の姿がドラマチックで印象的なものに。また、「その先にあるものを、僕はまだ知らない。」と添えられたキャッチコピーが、みさきとの出会いで大きく動き出していく家福の運命を予感させ、さらに背後に広がる海と相まってスケール感のある展開に期待が高まるビジュアルとなった。


これまで圧倒的な脚本力と豊かな映画表現で、人間の多面性や複雑な感情をあぶりだしてきた濱口監督。原作の精神を受け継ぎながら、どのような物語を紡ぐのか。新たなる傑作の誕生と公開が待ち遠しくなるティザービジュアルが完成した。

妻との記憶が刻まれた車が、孤独な二人を出会わせた——。
 


【ストーリー】
 舞台俳優であり、演出家の家福悠介。彼は、脚本家の妻・音と満ち足りた日々を送っていた。しかし、音はある秘密を残したまま突然この世からいなくなってしまう――。2年後、演劇祭で演出を任されることになった家福は、愛車のサーブで広島へと向かう。そこで出会ったのは、寡黙な専属ドライバーみさきだった。喪失感を抱えたまま生きる家福は、みさきと過ごすなか、それまで目を背けていたあることに気づかされていく…



出演:西島秀俊 三浦透子 霧島れいか パク・ユリム ジン・デヨン ソニア・ユアン  ペリー・ディゾン アン・フィテ 安部聡子 岡田将生
原作:村上春樹 「ドライブ・マイ・カー」 (短編小説集「女のいない男たち」所収/文春文庫刊)
監督・脚本:濱口竜介  共同脚本:大江崇允  音楽:石橋英子
製作:『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント、ビターズ・エンド
制作プロダクション:C&I エンタテインメント
配給:ビターズ・エンド
©2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
公式サイト: http://dmc.bitters.co.jp

夏、TOHO シネマズ日比谷ほか全国ロードショー


(オフィシャル・リリースより)

 

 

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FELLINI’S CASANOVA © 1976 Alberto Grimaldi Productions S.A. All Rights Reserved.

 

10月31日(土)から京都文化博物館で開催中の《第12回京都ヒストリカ国際映画祭》で、イタリア映画3作品が上映されます!

 

イタリア文化会館ー大阪連携企画では、今年生誕100年を迎え、代表作が特集上映されているイタリアの巨匠、フェデリコ・フェリーニ の作品より歴史映画の『カサノバ』『サテリコン』が上映される。京都文化博物館学芸員の森脇清隆さんは、「フェリーニはチネチッタという大きな撮影所で、その奇想天外なイメージから大きなセットを作り上げた。フェリーニの根城であり、そのイマジネーションを支えたのがチネチッタで、東映京都撮影所、松竹京都撮影所がある京都でご紹介する意義があると思っています。豪華なセットとゴージャスな衣装で表現主義的権威をデフォルメしており、歴史劇だからこそできる懐の深さを衣装からも見ていただけるのではないでしょうか」とその魅力を解説した。

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Images courtesy of Park Circus/MGM Studios


また、ヴェネツィア・ビエンナーレービエンナーレ・カレッジ・シネマでは、若手育成プログラムのビエンナーレ・カレッジ・シネマより昨年制作された作品を紹介する。今年は、イタリア山間部の過疎地を舞台に、今の若者がどう向き合うのかを描いたイタリア映画『愛することのレッスン』を上映。キアラ・カンパラ監督のビデオメッセージあり!
 

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映画『ミッドナイトスワン』

台湾公開日 2020年12月31日に決定!

『ミッドナイトスワン』(台湾でのタイトル『午夜天鵝』)が

台湾に舞い降りる!!

 

9月25日(金)より公開中の草彅剛主演・映画『ミッドナイトスワン』は4週目、10月22日には興収5億円を突破、公開5週目に突入した今も132館で上映が続き、多くのお客様が来場くださっています。

そんな中、『ミッドナイトスワン』が台湾に向けて飛び立つことが決定!

2020年大晦日、12月31日(木)より公開配給 天馬行空電影)されます。『ミッドナイトスワン』を直訳したタイトル『午夜天鵝』に姿を変え、台湾の人たちの心に舞い降ります。


今回、情報が急遽解禁されることになったのは、台湾関係者からの提案により、10月31日(土)より首都台北で行われる一大LGBTQイベント、「台湾LGBTプライド」(「台湾同志遊行」)の開催に併せたため。このタイミングにぜひとも情報解禁したい、という台湾側の要望があってこそ決定しました。台湾と言えば、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、各店舗のマスク在庫数がわかる「マスク・マップ」を3日で構築、見事に感染拡大を抑えたことで世界にその名をとどろかせたIT担当大臣、オードリー・タン(唐鳳)氏の活躍もめざましい。各国のLGBTQ関連イベントが中止される中、台湾は今年も実施を決定、例年より一段と「台湾LGBTプライド」が世界中からの強い関心を集めています。そんな台湾で『ミッドナイトスワン』が公開されるということも大変意義深いことです。

日本では、300~400館規模の他作品と肩を並べ、5週目に入ってなお、全興収10位をキープしている本作。さらに世界中からの関心を集めることになりそうです。


本作は、トランスジェンダーとして日々身体と心の葛藤を抱え新宿を舞台に生きる凪沙(なぎさ)(草彅剛)と、親から愛を注がれず生きるもバレエダンサーを夢見る少女・一果(服部樹咲)の姿を通して“切なくも美しい現代の愛の形”を描く「ラブストーリー」。草彅剛はじめ、水川あさみ、真飛聖、オーディションによって抜擢された一果役の新人・服部樹咲、凪沙の先輩後輩役に、田口トモロヲ、田中俊介、吉村界人、真田怜臣といった唯一無二の存在感を放つ俳優陣が脇を固めます。


そして台湾での公開決定を受け、主演草彅剛と内田英治監督からもコメントが届いております。

【草彅剛コメント】

「12月31日からは台湾でも公開されるとうかがい、大変うれしくさらに多くの方々に作品が届けられることを心から幸せに思っています。多くの方々に凪沙や一果たちの姿を通して感じていただけることがきっとたくさんあると思います。皆さんから感想がいただけたらとてもうれしいです。」

【内田英治監督コメント】

「このような情勢の中で、海外での公開が決まることに大変感謝致します。また、台湾での公開がきっかけとなり、その他の国へと波及することを期待しております。ゆっくりと大きく羽を広げて海を渡るスワンをまだ暫く見守ってやって下さい。ありがとうございます。」


<映画「ミッドナイトスワン」あらすじ>

故郷を離れ、新宿のショーパブのステージに立ち、ひたむきに生きるトランスジェンダー凪沙。ある日、養育費を目当てに、育児放棄にあっていた少女・一果を預かることに。常に片隅に追いやられてきた凪沙と、孤独の中で生きてきた一果。理解しあえるはずもない二人が出会った時、かつてなかった感情が芽生え始める。


出演:草彅剛 服部樹咲(新人) 田中俊介 吉村界人 真田怜臣 上野鈴華 佐藤江梨子 平山祐介 根岸季衣 水川あさみ・田口トモロヲ・真飛 聖
監督/脚本 内田英治(「全裸監督」「下衆の愛」) 音楽 渋谷慶一郎  
配給 キノフィルムズ   

©2020 Midnight Swan Film Partners

公式HP:https://midnightswan-movie.com/


(オフィシャル・リリースより)

日露合作映画「ハチとパルマの物語」

2021年3月18日のロシア公開が決定

共作作品としては史上最大1,000スクリーン規模で上映

 
モスクワと秋田を結び、少年と犬の感動的な触れ合いを描いた日露共同製作作品「ハチとパルマの物語」のロシア公開が下記の詳細にて決定いたしました。
 


1976年の旧ソ連時代、モスクワ国際空港に実在した名犬「パルマ」のエピソードを基に描かれた日露共同製作作品「ハチとパルマの物語」。この度、ロシア大手の映画会社マーズメディアとセントラル・パートナーシップの配給によって来年3月18日、共作作品としては史上最大規模のロシア全土約1,000スクリーンでの上映が決定いたしました。
 
母の死とともに心を閉ざしてしまった少年コーリャ。はぐれた飼い主を空港で待ち続ける犬パルマ。二つの魂が出会うきっかけをつくったのは秋田犬ハチ。日露の名犬が少年の孤独な心を救う感動のドラマに仕上がっています。
 
主役のコーリャ少年には、200人を超える応募者からオーディションで選ばれた子役レオニド・バーソフ。そして、ロシアを代表する名優アレクサンドル・ドモガロフ、「T-34」のヴィクトル・ドブロヌラヴォフら熟練のキャストが脇を固めています。さらに日本からは渡辺裕之、藤田朋子、壇蜜、阿部純子らが出演、また、フィギアスケーターのアリーナ・ザギトワも本人役で登
場します。主題歌は堂珍嘉邦(CHEMISTRY)が手掛けています。監督は俳優としても活躍し、本作で初めて親子での参加を果たしたアレクサンドル・ドモガロフ・ジュニア。撮影は2019年7月から20年7月までロシア・モスクワと秋田県大館市で行われました。
 
ロシアで公開された他の作品としては、国内で大ヒットを記録したロシア製戦争映画「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」(2018)が1,715スクリーン、日本でも大ヒット中のアクション「テネット」が1,217スクリーン、ポン・ジュノ監督のオスカー受賞作「パラサイト 半地下の家族」(2020)が280スクリーン、カンヌでパルム・ドールを獲得した是枝裕和監督作「万引き家族」(2018)が138スクリーン、2019年の日露合作映画「ソローキンの見た桜」はコロナ禍の影響で公開が延期されていますが、今年の12月に150スクリーンで公開される予定となっており、それと比較しても「ハチとパルマの物語」は1,000スクリーンという公開規模からして、ハリウッド超大作にも匹敵する観客の動員を見込んでおります。
 

【ストーリー】
旧ソ連時代の1970年代。検査の手違いから仕方なくモスクワの空港に置き去りにされた犬、パルマ。いつの日か飼い主が迎えに来ることを信じて、 今日もパルマは滑走路の傍らでじっと待ち続ける。そして1人の少年と出会う…。2年もの間、実際にモスクワのヴヌーコヴォ国際空港で待ち続け、 いまも多くの人に語り継がれる感動の実話“パルマの物語”、待望の映画化。 
 

渡辺裕之 藤田朋子 アナスタシア 壇蜜 高松潤 山本修夢 早咲阿部純子(友情出演) 堂珍嘉邦(友情出演) 
アリーナ・ザギトワ(友情出演)アレクサンドル・ドモガロフ レオニド・バーソフ ヴィクトル・ドブロヌラヴォフ
監督:アレクサンドル・ドモガロフJr. 
脚本:アレクサンドル・ドモガロフJr./村上かのん 
プロデューサー:益田祐美子
公式サイト:https://akita-movie.com/
©2021パルマと秋田犬製作委員会
配給:東京テアトル/平成プロジェクト
 

2021年5月28日(金)~感動の全国ロードショー!


 

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