映画ニュース特別上映情報や映画関連イベント情報、レポートをお届けします。

ライター活動情報の最近の記事


『銀幕を彩るグラスの美酒たちの”名演”をいかに満喫するか?』


武部好伸イラスト画.jpg作家・エッセイストの武部好伸さんの新刊『ほろ酔い「シネマ・カクテル」~銀幕を彩るグラスの美酒たち』(たる出版)が9月1日に刊行されますが、先行独占発売という形で、8月3日(土)夕方、大阪・谷町六丁目の隆祥館書店の多目的ホールで発刊記念トークイベントが行われます。


【筆者のメッセージ】

ぼくの執筆テーマは「映画」、「洋酒」、「ケルト文化」、そして生まれ故郷の「大阪」です。それらを組み合わせて本を出してきましたが、新刊は映画の中で多彩な演技を披露するカクテルをエッセイで綴った読み物です。


シネマ・カクテル★カバー表紙完全版.jpg映画とウイスキーについては、『ウイスキー アンド シネマ 琥珀色の名脇役たち』(淡交社、2014年)と『ウイスキー アンド シネマ2 心も酔わせる名優たち』(同、2017年)の2冊を上梓しており、諸事情で版元が変わりましたが、本書は言わば、姉妹編とも言えます。

 
この世に映画が普及してきた20世紀はじめ、ちょうど製氷技術の開発によって近代カクテルが広まりました。以来、映画の中で色とりどりのカクテルが登場し、私たちの目を楽しませくれています。『007』こと、ジェームズ・ボンド愛飲のウォッカ・マティーニ、美女が嗜む甘美なアレキサンダー、ハードボイルド映画に欠かせないギムレット……。心ときめくシーンがいっぱい!

 
イベントでは、本書を監修してくださった大阪・北新地のバーUKのオーナー・バーテンダー、荒川英二さんに本の中で取り上げたカクテルを作ってもらいます。それらの美酒を味わいながらのトークなので、きっと「酔い」ひと時を過ごせると思います。



隆祥館書店多目的ホ-ルにて、

リアル(限定50名) &リモート(定員100人)トークイベント


■司会・聞き手: 二村知子 
開催日 : 2024年8月3日 土曜日
時間 : 17:00~19:00 
■場所:
隆祥館書店多目的ホ-ル
  
大阪府大阪市中央区安堂寺町1丁目3−4

★リアル&リモ-トでの配信あり
(要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順)

 

①リアルトークイベント
●費用:4,000円
 (内訳 : 参加費2,020円+本代「ほろ酔い「シネマ・カクテル」」1,980円)

②リモート・トークイベント
●費用:3,520円
 (内訳:参加費1,540円+本代「ほろ酔い「シネマ・カクテル」」1,980円+送料及び手数料500円)

③本無しリアル
●費用:2,750円

④本無しリモート
●費用:1,760円

※ リモ-トでの申込者には、後日アーカイブ動画もお送りします。当日ご都合が合わない方も、ぜひご参加ください!


【プロフィール】

武部 好伸(たけべ・よしのぶ)作家・エッセイスト

1954年、大阪市生まれ。元読売新聞大阪本社記者。日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。新聞、雑誌、ネット媒体への寄稿、講演、テレビ・ラジオ出演など幅広く活動している。著書に『ウイスキーはアイリッシュ』(淡交社)、「ケルト」紀行シリーズ全10巻(彩流社)、『大阪「映画」事始め』(同)など多数。また東龍造(ひがし・りゅうぞう)の筆名で、小説『フェイドアウト 日本に映画を持ち込んだ男、荒木和一』(幻戯書房)と『おたやんのつぶやき 法善寺と富山、奇なる縒り糸』(同)を上梓。


シネマカクテル★隆祥館イベントチラシ(完全版).jpg

(オフィシャル・リリースより)

舞台『フェイドアウト』アンコール公演決定!


舞台『フェイドアウト』アンコール公演決定!


大好評を博した今年2月の初公演。 活動写真を日本にもたらした二人の先駆者を、時代を疾走する情熱と躍動的な演出で表現。全編関西弁のノンストップ笑劇はまさに人間味あふれる舞台となった。わずか3日間というタイトなスケジュールながら、両サイドにスクリーンを配した演出や4人の巧みな俳優陣による奇想天外な舞台展開。毎回満席の劇場は熱気と興奮に包まれた。


この度、その舞台『フェイドアウト』のアンコール公演が決定した! 見逃した方も、もう一度観たい!という方も絶好のチャンスです。

あの小さな劇場で体験した驚異の舞台公演は、もはや“幻化”してしまっている模様。是非この機会にご覧ください!!!
 


 

 

2212_フェイドアウト_A4両面チラシ_web用-01.jpg

2212_フェイドアウト_A4両面チラシ_web用-02.jpg


【武部好伸氏からのコメントです】

昨年暮れ、筆名の東龍造(ひがし・りゅうぞう)で編んだ初の小説『フェイドアウト 日本に映画を持ち込んだ男、荒木和一』(幻戯書房)の舞台化作品『フェイドアウト』の公演が決まりました~!


125年前、大阪・心斎橋の若き商人、荒木和一が発明王エジソンに直談判し、個人輸入した映写機ヴァイタスコープの映像を難波で日本初の試写上映を行い、その後、一般公開した大阪市西区の新町で、しかもその上映日(2月22日~24日)に公演が行われるのです。

そのことがすごくうれしいです♪

4人の役者さんによる演劇で、俊英の脚本家+演出家、増田雄さんがどんな舞台に仕上げてくれるのか、楽しみ、楽しみ♪♪♪

天国の和一さん、照れ笑いしてはるやろなぁ~☆☆☆

少しコミカル風味な作品になるようで、きっと楽しんでいただけると思います。狭いスペースなので、お早めにチケットを購入していただけるとありがたいです。


                             武部 好伸


 

PV武部.JPG
エッセイストの武部好伸氏が、日本映画の発祥の地・なんばをPR!

(スクリーン投影式映画の初上映・入場料をとって一般上映した映画興行2つの発祥の地)


『映画の街・なんば』プロモーションムービーを初公開!

 

戎橋筋商店街内や周辺には、日本における映画興行発祥の地(=現在のTOHOシネマズなんば)や、1896年(明治29年)、スクリーン投影式の映画の初上映地(=現在の難波中交差点)など、日本映画の歴史とゆかりの深い場所が多くあることから、今回、なんばの街と映画との深い関わりをPRするプロモーションムービーを制作しました。



◆映画とゆかり深い、なんばの街

なんばは、日本における映画興行発祥の地(=現在のTOHOシネマズなんば)や、1896年(明治29年)、スクリーン投影式の映画の初上映地(=現在の難波中交差点)、1907年(明治40年)、大阪で最初の映画常設館「千日前電気館」が開業など、古くから東京・浅草と並ぶ映画興行の街として発展。1912年(明治45年)の「ミナミの大火」や、戦時中の大阪大空襲で壊滅状態になるも、戦後再び映画館が樹立。現在も大きな映画館がある街として、にぎわっています。

えべっさん.jpg
企画編集に、「大阪『映画』事始め」(2016年 彩流社)の著者である、エッセイスト武部好伸氏を迎え、日本における映画(スクリーン投影式)上映に使用された米エジソン社の映写機の写真や、実際に上映されたとされる映像など、貴重な資料とともになんばと映画との深い関わりを解説します。レポーター役として第45代ミズえびすばし・山口みなみさんも出演します。

 


 

戎橋筋商店街振興組合が制作したプロモーション・ムービー『映画の街、なんば』
(上映時間:約7分40秒)


戎橋筋商店街は、大阪を代表する有名店や老舗の本店(をぐら屋、かわこ、青木、大寅、丹青堂、551蓬莱、北極はじめ)と新しいお店が混在する、にぎわいある商店街です。


*戎橋筋商店街の公式Youtubeチャンネルで公開しています。
https://www.youtube.com/watch?v=QdePRvsq3R4&feature=youtu.be

映画の街なんば新QRコード.png

*右記のQRコードからご覧いただけます。

 

一度、ご覧いただければ、難波が「日本における映画のふるさと」であることがわかっていただけると思います。

 


 

 

月別 アーカイブ