2019年9月アーカイブ
来る9月13日(金)、いよいよ話題作『人間失格 太宰治と三人の女たち』が全国ロードショーとなります。太宰治の遺作となった「人間失格」は、日本文学史上最高の傑作にして、累計1200万部以上を売り上げ、現在もなお 単一書籍として歴代ベストセラーランキングのトップを争う、“世界で最も売れている日本の小説”です。その「人間失格」という原作小説の映画化ではなく、「人間失格」の誕生秘話を太宰自身と彼を愛した3人の女たちの目線から、事実をもとにしたフィクションとして初めて映画化するのが、本作『人間失格 太宰治と3人の女たち』です。
監督は、世界で活躍する写真家であり、衝撃的な成功を収めた映画『さくらん』 『ヘルタースケルター』に続き、今年は『Dinerダイナー』も公開しましたトップクリエイターの 蜷川実花。主人公・太宰治を演じるのは、ハリウッド版『ゴジラVSコング (邦題未定、原題GODZILLA VS.KONG)』でついに世界進出を果たす、今や日本を代表する俳優、小栗旬。夫・太 宰を献身的に支える正妻・津島美知子役に宮沢りえ、太宰の愛人であり弟子でもある太田静子を沢尻エリカ、太宰の愛人で最後の女・山崎富栄を二階堂ふみが演じるなど、各世代を代表する超豪華女優陣が一堂に会し、体当たりの演技を 披露しております。
その『人間失格 太宰治と三人の女たち』の公開を記念し、Osaka Metro御堂筋線にて、女性専用車両内を全面的に映画のビジュアルやコピーでジャックした、映画公開記念レディースライナーの運行をスタートいたしました。 車内は、主演の小栗旬が演じる太宰治を始め、女優陣たちの美しくも刺激的なビジュアルで埋め尽くされ、また劇中で各登場人物たちから発せられる、挑発的で印象的なセリフなども掲出。また床面には赤い花が敷き詰められたような装飾 がされています。文字通り車内のあらゆるポイントが、映画の持つ美しい映像カットと、時代を打ち抜く言霊の力であふれており、まさに映画の世界と魅力を存分に体感できるジャック車両となっております。 本ジャック車両はOsaka Metro御堂筋線にて、9月29日(日)まで3編成(3車両)にて運行しております。
★映画『人間失格 太宰治と三人の女たち』公開記念 御堂筋レディースライナー
【運行期間】 9月2日(月)~9月29日(日)
【運行車両】 Osaka Metro御堂筋線 女性専用車両(3編成/3車両)
天才トップスター作家、太宰治。彼は、身重の妻・美知子とふたりの子どもがいながら、恋の噂が絶えず、さらには自殺未遂 を繰り返すという破天荒な生活を送っている。弟子でもある作家志望の静子と、未亡人の富栄。ふたりの愛人と正妻をめぐり、日本中 を騒がせた“文学史上最大のスキャンダル”が幕を開けようとしていたー。
監督:蜷川実花
出演:小栗旬 宮沢りえ 沢尻エリカ 二階堂ふみ
脚本:早船歌江子 音楽:三宅純
製作:2019「人間失格」製作委員会
企画:松竹 配給:松竹 アスミック・エース
© 2019 「人間失格」製作委員会 <R-15>
2019年9月13日(金)~大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマ、MOVIX京都、神戸国際松竹、 他 全国ロードショー
(オフィシャル・リリースより)
「紛争地を取材するということ~現場から見えてくるもの」
玉本英子 × 中村一成
9月13日(金)より、大阪ステーションシティシネマ/シネマート心斎橋にて公開となる映画『プライベート・ウォー』の公開を記念し、玉本英子氏と中村一成氏によるスペシャルトークショーが決定いたしました。 イラク、シリアなどの紛争地域を取材してきたアジアプレス記者の玉本英子氏と、パレスチナ、在日朝鮮人などの問題に取り組む中村一成氏が、現場で見えてきたものなどについて語ります。玉本氏の貴重な過去の戦闘地取材映像も公開致します。
【実施日】 9 月14日(土) 15:50~16:20(14:00 の回上映後)
【場 所】 シネマート心斎橋 (大阪市中央区西心斎橋 1-6-14 ビッグステップビル 4 階)
【登壇ゲスト】 玉本英子氏、中村一成氏
■玉本英子 (たまもと・えいこ)
大阪在住のアジアプレス記者。イラク、シリア、コソボ、アフガニスタンなどの紛争 地域を 20 年にわたり取材。 イラク・シリア取材では、報道ステーション(テレビ朝日)、報道特集(TBS)、テレメ ンタリー(ABC)などで映像報告。「戦火に苦しむ女性や子どもの視点に立った一 貫した姿勢」が評価され、第 54 回ギャラクシー賞報道活動部門優秀賞。 「ヤズディ教徒をはじめとするイラク・シリア報告」で第 26 回坂田記念ジャーナリ ズム賞特別賞。共著に「ジャーナリストはなぜ「戦場」へ行くのか(集英社新書)」な ど。毎日新聞大阪、京都版で「漆黒を照らす」連載中。
■中村一成 (なかむら・いるそん)
1969 年生まれ。毎日新聞記者を経てフリーに。 在日朝鮮人や移住労働者、難民を取り巻く問題や、死刑が主なテーマ。映画評も 執筆している。著書に、『声を刻む 在日無年金訴訟をめぐる人々』(インパクト出 版会、2005 年)、『ルポ 京都朝鮮学校襲撃事件――〈ヘイトクライム〉に抗して』 (岩波書店、2014 年)、『ルポ 思想としての朝鮮籍』(岩波書店、2017 年)、 『「共生」を求めて』(解放出版社、2019 年)など。
『プライベート・ウォー』
【STORY】 英国サンデー・タイムズ紙の特派員として、レバノン内戦や湾岸戦争、チェチェン紛争などを取材してきた女性記者 メリー・コルヴィン。スリランカ内戦で片目を失明し、PTSD に苦しみながらも、黒の眼帯をトレードマークに、世間の関心を紛争 地帯に向けようと努めた伝説は、2012年、シリアで受けた砲撃で命を落とす―― 反逆精神にあふれたジャーナリストとして戦地を駆け抜けた女性の半生が今明かされる。
(A PRIVATE WAR 2019年 イギリス・メリカ合作 1時間50分)
・監督・製作:マシュー・ハイネマン
・脚本/共同製作:アラッシュ・アメル
・原作・製作総指揮:マリエ・ブレンナー
・製作:シャーリーズ・セロン
・撮影:ロバート・リチャードソン
・主題歌:アニー・レノックス「Requiem For A Private War」
・出演:ロザムンド・パイク、ジェイミー・ドーナン、スタンリー・トゥッチ
・提供:ポニーキャニオン/ハピネット
・配給:ポニーキャニオン
・公式サイト: http://privatewar.jp
・コピーライト:(C)2018 APW Film,LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
9/13(金)、大阪ステーションシティシネマ/シネマート心斎橋他にて全国公開
(オフィシャル・リリースより)