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2018年4月アーカイブ

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イタリア映画祭2018 OSAKA
FESTIVAL DEL CINEMA ITALIANO 2018)


~日本未公開の最新のイタリア映画を7 本一挙上映!~

 

「日本におけるイタリア年」をきっかけに2001 年の春に始まった「イタリア映画祭」は、今年で18 回目を迎えます。

毎年1 万人を超える観客が訪れています。今回は、2017 年以降に製作された日本未公開の新作7本を5/26(土)~5/27(日)ABC ホールに於いて開催いたします。

今年の上映作品は、新進気鋭から巨匠まで、バラエティに富んだラインナップで世界の映画祭を席巻した作品から、ドラマ、コメディー、ロマンス、クライムアクションと例年にも増して幅広いジャンルを取り揃えたプログラムです。


■会期: 5月26日(土)~5月27日(日)

■会場: ABCホール(大阪市福島区福島1-1-30)

■公式サイト: http://www.asahi.com/italia/

【一般の方のお問合せ】:050-5542-8600(ハローダイヤル:~5 月27 日)

主催:イタリア文化会館、朝日新聞社、イスティトゥート・ルーチェ・チネチッタ
後援:イタリア大使館、イタリア総領事館
運営・宣伝協力:有限会社オフィス・リブラ  
字幕協力:アテネ・フランセ文化センター

■前売り券販売は4月21日(土)10:00~、セブンチケットにて販売!

【前売り1回券】一般1,300円/学生・60歳以上1,200円(日時指定・全席指定)
【当日1回券】一般1,600円/学生・60歳以上1,500円(日時指定・全席指定)


【大阪会場・上映作品紹介】

5月26日(土)

★12:20~ 『メイド・イン・イタリー』 (監督:ルチャーノ・リガブエ) 102min
 ※上映後に野村雅夫さん(FM802 DJ)によるトークショーがあります。(入場無料)

★15:20~ 『フォルトゥナータ』 (監督:セルジョ・カステッリット) 103min

★17:50~ 『シチリアン・ゴースト・ストーリー』 (監督:アントニオ・ピアッツァ、ファビオ・グラッサドニア) 126min
 ※上映後にマルコ・マンカッソーラさん(原作者)によるトークショーとサイン会があります。(入場無料)

 

5月27日(日)

★11:00~ 『チャンブラにて』 (監督:ジョナス・カルピニャーノ) 120min

★14:00~ 『環状線の猫のように』 (監督:リッカルド・ミラーニ) 98min

★16:20~ 『いつだってやめられる-名誉学位』 (監督:シドニー・シビリア) 102min

★18:40~ 『ザ・プレイス』 (監督:パオロ・ジェノヴェーゼ) 105min

 

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スタジオジブリ30年の仕事を振り返る『ジブリの大博覧会~ナウシカからマーニーまで~』4月7日より開催@兵庫県立美術館
 
名古屋、新潟、東京、長崎、大分で開催され、各地で大反響を呼んだ『ジブリの大博覧会~ナウシカからマーニーまで~』が、2018年4月7日より7月1日までの約3カ月間、兵庫県立美術館で開催される。
 
スタジオジブリ「ジブリの大博覧会」プロデューサーの青木貴之氏によれば、今回の狙いは、「過去の展示は、アニメーション映画をどのように制作するのかについて、限られた作品を取り上げたものでしたが、今回は映画の宣伝にフォーカスしています。ジブリの映画をどのようにお客様に渡していくか。映画制作よりも長期間に渡り行われる企画、宣伝の多岐な内容をご紹介しています」。まさに、「映画の企画から宣伝まで、鈴木敏夫プロデューサーの仕事を全て見せます!」といった趣きだ。
 

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1985年に設立以来、スタジオジブリは『風の谷のナウシカ』、『となりのトトロ』や『もののけ姫』、『かぐや姫の物語』と数々の名作アニメーションを発表してきた。「お客様がスタジオジブリに遊びに来たような気分になってほしい」(青木氏)というもう一つの狙いを体現する展示として、入口すぐのバーカウンターでは、なんと大きなトトロが出迎える。「スタジオジブリでは、バーカウンターがあり、意見交換をするときも、そこで行うことが多いです。そんなジブリの様子を垣間見てもらえれば。実際にはトトロはいません(笑)」(青木氏)。
 
 
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トトロに出迎えられて入った展示室では、ジブリ作品のポスターと、ポスターの原画だけでなく、キャッチコピー案やタイトルのフォント案などがポスター横に展示され、一枚の映画ポスターが出来るまでの過程をたどることができる趣向となっている。
「宣伝の軸となるのは映画ポスターですが、制作プロセスが分かるようになっています。ポスターにはビジュアル、タイトルおよびロゴタイプ、キャッチコピーという3つの要素があり、全て鈴木プロデューサーが手がけています。当初は宣伝のプロに任せていましたが、『となりのトトロ』以降はコピーライターの糸井重里氏にお願いしてキャッチコピーを作ってきました。本展示では糸井氏とのファックスによるやりとりも含めてご紹介しています」(青木氏)
 

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実際に、糸井氏と何度もコピー案をやりとりしたファックスが掲載され、その中には4月5日に惜しまれつつも旅立たれた高畑勲監督のコピー案に対する反応が分かる、鈴木プロデューサーのコメントもある。じっくりと読めば読むほど、高畑監督、宮崎駿監督のコピー案に対する思いや、その思いを組んでコピー案を作成する鈴木プロデューサー、糸井氏の当時の心境を疑似体験している気分になる。
 
 
本展示の要となる鈴木プロデューサーの書斎を再現した「プロデューサーの部屋」。壁面の棚には各作品の分厚いファイルがいくつも並び、Webがなかった時代の見事なファイリング術が伺える。「今回展示した書類は全て、鈴木プロデューサーの机周りにあったもの。その書斎を展示で再現していますが、置かれている書物から机上の墨汁に至るまで完全に再現。鈴木プロデューサーも実際に座って、『今から仕事ができる』と言ったぐらいです」(青木氏)。
 
 
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さらに具体的に『もののけ姫』にフォーカスして、作品が出来るまでを展示したコーナーでは、宮崎駿監督直筆の企画書から、鈴木プロデューサーによるマーケティング分析および、それらを加味した作品の方向性など、企画ができるまでの方針決定の過程も見てとれる。ロケハン行程表から宣伝スケジュールまで、映画を作り、宣伝し、観客に届くまでの全工程の実資料を展示。映画製作の裏側を知りたい人にも、非常に有意義な展示となっている。
 
 
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ポスターの次タームとなる、関係者配布用の宣材商品も一挙に展示(冒頭写真)。中には「あまりに似てないので、販売用から宣材商品になった」初代トトロぬいぐるみという激レアグッズも。オリジナル非売品グッズだけでなく、スタジオジブリの出版部が月に一度発行している非売品の小冊子『熱風』も、バックナンバーを全て展示している。表紙にもこだわりの同冊子が壁面いっぱいに並ぶ姿は圧巻だ。
 

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最後のねこバスは大人もうれしくなるかわいらしさ。行き先も「こうべ」と、今回の兵庫展示仕様になっている。ぜひ、『となりのトトロ』の名物、ねこバスに会いに行ってほしい。
 
 
 
 
 
 

 
 
あべのハルカス美術館で昨年末から開催されていた『ジブリの立体建造物展』の飛行艇版ともいえる、『スタジオジブリ 空飛ぶ機械達展』。
こちらは、かつては人類の大いなる憧れであった「空を飛ぶ」ことについて、徹底的に探究している。その探求ぶりは、ジブリ作品に登場する機械達にも見て取れる。この展示では、『天空の城ラピュタ』のタイガーモス号や、オープニングで登場した空飛ぶ飛行艇などが見事に再現されている。実際に映画で登場する飛行艇の下には、試行錯誤を重ねたイメージがも展示され、ここでもデザインが出来上がるまでの過程が見てとれる。
 
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ちなみに、4月8日(日)午後2時から、記念講演会「ジブリイベントプロデューサーと飛行機のプロが語る『ジブリ作品の飛行機達』」も開催予定だ。(先着100名、要整理券)
詳細は公式サイトにて。
 

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『ジブリの大博覧会~ナウシカからマーニーまで~』

期間:2018年4月7日(土)~7月1日(日)
午前10時~午後6時
※金曜日、土曜日(6月1,2,8,9日は除く)
   は午後8時まで
※月曜日休館(休日の場合は開館、翌日休館)
会場:兵庫県立美術館 ギャラリー棟
兵庫県立美術館公式サイトはコチラ
『ジブリの大博覧会~ナウシカからマーニーまで~』
公式サイトはコチラ
 
 
 
 
 
 
 

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