梅田・ブリーゼブリーゼに“アンブレラ・ルーフ”(傘の屋根)が出現!『ナラタージュ』松本潤・有村架純が最後の1本をかけて見事完成!
2006年版「この恋愛小説がすごい!」1位に輝いた島本理生原作の恋愛小説「ナラタージュ」を、恋愛映画の名手・行定勲監督(『世界の中心で、愛をさけぶ』)がメガホンを取り映画化、10月7日(土)に全国公開される。映画の公開を記念し、10/5(木)大阪・梅田のブリーゼブリーゼにて、特別イベントが実施された。
「雨」が映画のストーリー上で重要な要素となっている『ナラタージュ』。主人公・葉山貴司(松本潤)とヒロイン・工藤泉(有村架純)の二人の思い出の日には、傘をさすシーンもたびたび登場。「雨」と「傘」は、二人を取り巻く環境や人生の行く末、あるいは二人の感情の表現ともなっていることから、映画を象徴するこの「傘」を大量にディスプレイする“アンブレラ・ルーフ”(傘の屋根)が作成された。約100本もの傘を使用し、色とりどりの傘が織りなすフォトジェニックな空間に松本潤と有村架純が登場し、二人の手により最後の1本が加えられ、アンブレラ・ルーフを完成させた。このイベントの詳細をご紹介したい。
映画『ナラタージュ』特別イベント
■登壇者:松本潤、有村架純
■日時:10月5日(木)10:20~10:40
■場所:BREEZE BREEZE(ブリーゼブリーゼ)(大阪市北区梅田2丁目4-9)
MCの呼び込みで、松本潤さんと有村架純さんが登場。初めに松本さんは「大阪に久しぶりに来られて嬉しいです!よろしくお願いします。」とご挨拶。次に有村さんは「私は先日(朝ドラの)バトンタッチで来たぶりです!9月の下旬に来ました。」と言うと松本さんは「割と最近だね(笑)」とつっこみました。
お二人の頭上には映画『ナラタージュ』の重要なキーワードのひとつの“雨”をイメージして作られた“アンブレラ・ルーフ”(傘の屋根)がディスプレイされており、MCに感想を聞かれると松本さんは「すごいですね!徹夜の成果が出ていますね!」と言い、有村さんも「本当にすごいです!」と答えました。続けて松本さんは「このようなイベントは初めてなので嬉しいです。こんなに傘に囲まれることもないですし(笑)、映画がすごく雨のシーンが印象的なので、映画のことが思い出されます。」と言い、有村さんも「映画を見てくださった方やこれから見てくださる方にも、この写真を撮ってたくさん拡散してもらえると嬉しいです!」と呼びかけました。
MC より、映画の役柄について、「松本さんは監督からこの映画のお話があったとき、どんな風に演じてほしいというようなリクエストはありましたか?」と聞かれると、松本さんは「僕が今まで演じさせてもらった役とは全然違った新鮮な役で、今までは感情を表に出す役が多かったけど、今回は感情を出さない表現をということだったので、演じててすごく楽しかったです。」答えました。MC よりさらに「松本さんは目にブラインドをかけてほしいと言われたようですね?」と聞かれると、松本さんは「そうなんです。普段の僕が100%だとしたら、葉山先生は40%ぐらいがイメージなんだよねと監督に言われて、40%ってどんな感じだろうというところから役作りを始めました。」と言いました。続けてMC より「有村さんはいかがでしたか?これまでの役とは違い、結構衝撃的なシーンもありましたが。」と言われると「そうですね。撮影前に監督と脚本の方と3人で、自分たちが想像する『ナラタージュ』という作品だったり、役柄を探っていくことから始めました。」答えました。
次に撮影について、「雨のシーンや水に濡れるシーンが多かったと思いますが、大変ではなかったですか?」と聞かれると、有村さんは「スタッフさんがきっと大変だったよね?」と松本さんに問いかけると「架純ちゃんも大変そうだったけどね!」と労いました。MC より、「中でも特に印象的なのがシャワーのシーンでした。あのシーンは監督から何か指示があったりとか、思い出に残っていることはありますか?」と聞かれると、松本さんは「割と細かくこういう風に動いてほしいという指示はありましたね。葉山と泉の唯一感情で動くシーンだったので、アクションシーンですあれは(笑)」と言い笑いを誘いました。「有村さんはいかがでしたか?どちらかというと女性の有村さんが積極的なシーンでしたが。」と言われると「そうですね。受け身だと楽というか、待っている身なので、自分からどんどんしかけていくというのが、自分の性格がガツガツいくタイプではないので難しかったです。」と答えました。
更に大阪について「大阪で行きたい場所、気になる場所はありますか?」と問われると、松本さんは「USJ に行きたいです。1回仕事でオープン前に入らせていただいたのですが、ある敷地以外は絶対に出ないでくださいと言われ、中を全然見れていないんです。なので行ってみたいなぁ。」と言うと、有村さんも「わたしもUSJ に行きたいなぁ!」と続けました。
実はまだ完成系ではなく、傘が1 本足りずに未完成であるアンブレラ・ルーフ。MC の呼びかけとともに、松本さんと有村さんが1 本のパープルの傘を足し、見事に色とりどりの傘で作られたアンブレラ・ルーフが完成しました。完成したアンブレラ・ルーフの感想を聞かれると松本さんは「いいですね!紫は1本だけなんですね。」と言うと、MC が「お二人の傘ということです!」と紹介しました。最後に有村さんより「もうすぐ公開になるので、なんだか嬉しいような寂しいような…本当にたくさんの方々に届けばいいなと思っているので、ぜひよろしくお願いします!」とご挨拶し、松本さんも「本当にいよいよ始まるんだなという感じがしてきています。最近にはないラブストーリーになっているかと思いますし、共感していただけるような素敵で切ないラブストーリーになっていると思います。ぜひたくさんの方に見ていただきたいです。」とご挨拶をし、イベントは無事終了しました。
※アンブレラ・ルーフはブリーゼブリーゼにて10/12(木)まで展示される予定。
<作品情報>
『ナラタージュ』
(2017年 日本 2時間20分)
監督:行定勲
原作:島本理生(「ナラタージュ」角川文庫刊) 脚本:堀泉杏 音楽:めいなCo.
出演:松本 潤 有村架純 坂口健太郎 大西礼芳 古舘佑太郎 神岡実希 駒木根隆介 金子大地/市川実日子 瀬戸康史
製作:「ナラタージュ」製作委員会 制作プロダクション:東映東京撮影所 制作協力:ザフール 企画協力:KADOKAWA
配給:東宝=アスミック・エース (C)2017「ナラタージュ」製作委員会
10月7日(土)TOHOシネマズ梅田他全国ロードショー