「パリ」と一致するもの

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名匠オリヴィエ・アサイヤス監督がパリの出版業界を舞台に

<本、人生、愛>をテーマに描く、迷える大人達のラブストーリー

映画と出版業界への熱い想いを語る!

オリヴィエ・アサイヤス監督、樋口泰人氏、坂本安美氏登壇トークイベント!

 


【⽇程】12⽉2⽇(月)   
【場所】アンスティチュ・フランセ東京(新宿区市谷船河原町15)

【登壇者】オリヴィエ・アサイヤス監督、樋口泰人(映画批評家/boid主宰)、坂本安美氏(アンスティチュ・フランセ日本の映画プログラム主任)



ジュリエット・ビノシュ、ギョーム・カネ、ヴァンサン・マケーニュなどフランスを代表するスターが出演する、名匠オリヴィエ・アサイヤス監督最新作『冬時間のパリ』が12/20(金)Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー致します。


敏腕編集者のアランは電子書籍ブームが押し寄せる中、なんとか時代に順応しようと努力していた。そんな中、作家で友人のレオナールから、不倫をテーマにした新作の相談を受ける。内心、彼の作風を古臭いと感じているアランだが、女優の妻・セレナの意見は正反対だった。そもそも最近、二人の仲は上手くいっていない。アランは年下のデジタル担当と不倫中で、セレナの方もレオナールの妻で政治家秘書のヴァレリーには内緒で彼と秘密の関係を結んでいる。時の流れと共に、変わりゆくもの、変わらないもの――それは何? 

fuyujikan-500-1.jpg出演は、是枝裕和監督の最新作『真実』も話題の大女優ジュリエット・ビノシュや、監督としても活躍するギョーム・カネ、ポスト・ジェラール・ドパルデューと称される『女っ気なし』のヴァンサン・マケーニュ、人気コメディエンヌのノラ・ハムザウィ、そして『木と市長と文化会館』で主演を務めたパスカル・グレゴリーが、思わずニヤリとさせられる役どころで出演する。


本作はエリック・ロメールの『木と市長と文化会館』に着想を得た、オリヴィエ・アサイヤス監督の新境地ともいえる作品。魅力的な冬のパリを背景に、二組の夫婦の愛の行方と紙からデジタルへと移り行く出版業界の今を巧みに共鳴させつつ、洗練された会話とユーモアで活写していく。



fuyujikan-tolk.jpg坂本氏は導入として、「ある一人のアーティストの旅の記録でもあり、その旅というのは新たな作品と共に更新されていくものだといつもおっしゃっているオリヴィエ・アサイヤス監督の旅に常に付き添い、その度に刺激を与えあってきた樋口泰人さん。本日、この二人をお迎えでき、皆さんと共にお話を聞けるのは幸福なことだと思います」と挨拶。


樋口氏は、「『冬時間のパリ』は、新しい映画を観たという感じです。登場人物はみんな中年なんだけれど、例えば日本の若い才能のある監督たちが撮った群像劇に見えてしまって、その新しさ、どうしてそう見えるのか考えたいと思った。アサイヤス監督は30年以上のキャリアをお持ちですが、彼にとっては初めてのコメディ映画だと言ってもいいのではないでしょうか」と感想を述べ、続けて「あなたの長いキャリアの中での『冬時間のパリ』という作品はどういった意味を持つのでしょうか」とアサイヤス監督に投げかける。


アサイヤス監督は「コメディ映画にするという意図は最初から明確にあったわけではなかった。脚本を書き続けてようやく出来上がったときに、この作品はコメディとして位置づけられるのではないかと考えたのです。今回シナリオはシーンごとに書き進めていったのですが、自分自身がこの作品のプロセスを少しずつ発見していったという感じです。これまではシーンで有用性みたいなことを考えながら書いていたのですが、今回は非常に喜びに溢れ、楽しみながら各シーンを書き進めていきました」と明かした。


fuyujikan-500-2.jpg「10年周期で関係性がある作品を作っている印象がありますが」との樋口氏の指摘には「私は映画監督として、今自分が生きている世界のことを語りたいという欲求があるんです。映像で語ることによって、それがその世代を描いた作品になるという、そういう気持ちで映画を撮っています。ですから次の10年後には、世界が撮るに値するぐらい変わっていて欲しいとは思います。自分自身でも説明がつかないのですが、時を経るごとに歳を重ねるごとに、どんどん作品の中のトーンというものが軽やかに光の方へ。そして愉快なものへと導かれているような気がします」と答えた。


樋口氏が演出の部分について「役者陣がセリフに血や肉を与えるために、何かヒントや指示したことはあったんですか」との質問には「まったくその逆です。感情面がとても重要なシーンであればあるほど、私からアドバイスやヒントを出すことは一切ありません。なぜなら、彼らが演じる際に表れてくるものは彼らの自発的な感情であってほしいのです。決して、こうして欲しいというような無理強いをする演出方法は好みません」と熱く語った。


坂本氏も「『冬時間のパリ』は感情が先にあって、それを言葉にしているというよりも、言葉が感情を引き出しているというように言葉の力を感じますよね」と付け加えた。


本作のクライマックスにおいて、海辺でバイクに乗る夫婦のシーンの音楽がとても印象的だったと語る樋口氏は「あのシーンの音楽を聞いたときに、一気に世界が変わる感じがしました。そしてアサイヤス監督の過去作『夏時間の庭』の最後で流れるインクレディブル・ストリング・バンドのギターの響きと重なって、ふたつの映画があのシーンで、一緒に迫ってくる感じがしたんです」と氏ならではの意見に、アサイヤス監督も「そうですね、この作品も『夏時間の庭』も自然の中で、緑の豊かな所でドラマが展開するシーンがありますからね」と笑顔で同意した。


fuyujikan-500-5.jpg出版業界のデジタル化も本作のテーマのひとつで、自身も本やCDを発売している樋口氏はそのテーマについて日々話し合っているようで「自分の書籍なども含め、スマホで読まれるということをどう思っていますか」と監督に問いかけると「実は、今でもちゃんと、紙の本を読み続けている人々は多いのです。電子書籍は思ったよりも普及していないように思えます。本は消えていくのか? 私はそうは思いません。楽観的な考えかもしれませんが、書籍としての本は残り続けるだろうし、映画もちゃんと映画館で観られていくのです。そういったフィジカルな存在は、このデジタル革命の中でも消えずに、バーチャルなものと共存して残っていくのだろうと私は確信しています。私自身、まだベルイマンやブレッソンのブルーレイディスクを棚に並べて、その隙間を埋めていく喜びを持っています。たとえ、デジタル化すれば、その半分以下のスペースで済むのだとしてもね」と出版業界と映画についての強い想いを客席に述べ、30分近く時間を延長するほど盛り上がったトークイベントは幕を閉じた。


『冬時間のパリ』

監督・脚本:オリヴィエ・アサイヤス『夏時間の庭』『アクトレス 女たちの舞台』 
撮影監督:ヨリック・ル・ソー『ミラノ、愛に生きる』
製作:シルビー・バルト『COLDWAR あの歌、2つの心』、シャルル・ジリベール『パーソナル・ショッパー』 
出演:ジュリエット・ビノシュ、ギョーム・カネ、ヴァンサン・マケーニュ、クリスタ・テレ、パスカル・グレゴリー
2018年/フランス/フランス語/107分 原題:Doubles Vies 英題:Non-Fiction 日本語字幕:岩辺いずみ 協力:東京国際映画祭
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本 配給:トランスフォーマー
©CG CINEMA / ARTE FRANCE CINEMA / VORTEX SUTRA / PLAYTIME
公式サイト: http://www.transformer.co.jp/m/Fuyujikan_Paris/

2019年12月20日(金)~Bunkamuraル・シネマ、1月17日(金)~テアトル梅田 ほか全国順次ロードショー


(オフィシャル・レポートより)

 

 
 

『真実』 - 映画レビュー

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学園ミステリー・ホラーに込めたのは「現実に起こり得そうな恐怖と、その先にある人間の本能」
『スクールズ・アウト』セバスチャン・マルニエ監督インタビュー
 
「フランス映画祭2019」で日本初上映され、好評を博したフランス発学園ミステリー・ホラー『スクールズ・アウト』。『シッチェス映画祭 ファンタスティック・セレクション 2019』(10月開催)にてオープニング作品として上映が決定し、10月に東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、愛知・シネマスコーレ、大阪・シネ・リーブル梅田で公開される。
 
監督は前作『欲しがる女』で、パリから地元に戻った女性が復職を狙って引き起こす事件をスリリングに描いたセバスチャン・マルニエ。『欲しがる女』以前から映画化を熱望していた本作では、優秀クラスの代理教師に赴任する主人公ピエールを、ロラン・ラフィット(『エル ELLE』『ミモザの島に消えた母』)が演じている。担任が自殺をしても動じることなく常に6人で行動する反抗的な子ども達と対峙する中で、翻弄される一方、子ども達の秘密の活動を調べようとするキーパーソンだ。
 
ジワジワと迫りくる恐怖を描く手腕はさらに研ぎ澄まされ、常に不穏な雰囲気を醸し出す音楽と共に、学校と放課後の様子を粛々と描写。優秀過ぎるがために、現代社会に絶望し、恐ろしい活動をする子ども達が引き起こす出来事。物語の最後に起こる本当の恐怖は、ただ単にゾッとするだけでなく、現代社会を映す鏡のようである。。本作のセバスチャン・マルニエ監督に、お話を伺った。
 

■15年越しの企画、最初に原作を読んだ時のセンセーションを思い出し、脚本を執筆。

―――もともと原作があり、長年かけて映画化したそうですが、その経緯を教えてください。
原作を最初に読んだのは15年前で、すぐに映画化するため権利を押さえたのですが、資金調達の目処がたたず、企画が保留になった状態でした。前作の『欲しがる女』を作ったときも、私の映画化への思いは強まるばかりだったので、『欲しがる女』プロデューサーのロリーヌ・ボンマルシャンさんに『スクールズ・アウト』の話をしたところ、企画が動き出したのです。実際、映画化するにあたっては原作を読み直すことはせず、最初に読んだ時に覚えた感動やセンセーションを思い出して脚本を書きました。映画化をするにあたって残っていたのは子どもの恐ろしさについての話という全体の流れと、冒頭の先生が自殺するシーンぐらいです。15年前の大混乱は今とは違うので、そこは変更しましたし、詩的なメッセージとして私がこの作品で何を伝えたいかを考え、それを入れた形で脚本化しています。
 
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■常に6人で行動する優等生の子どもたちの残忍性は、社会の産物。

―――現代社会に絶望している、エコロジーに関心を持つ優等生集団は、イジメのように過酷な訓練ごっこをし、モンスター中学生のようでしたが、彼らを通して描きたかったことは?
優等生たち6人がいつも必ず一緒にいるようにしました。やっていることはバラバラでも必ずその6人で行動しているところを見せています。あとは子ども達の残忍性を通して、実はそれは社会の産物であるということを見せたかったのです。確かに普通ではないスーパー優等生ですが、彼らはいい成績を取ることだけしか期待されていない。別の意味で学校の他の生徒達から阻害されている生徒達を描きたかったのです。また、あえて両親の姿を見せないようにしています。あまりにも連帯感が強く、意識が高すぎる子どもたちなのです。宗教とは違いますが、子どもたち自身が過激化していることを表現しています。
 
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■ロラン・ラフィットと話し合いながら作り上げたピエールの複雑な人物造詣。

―――ロラン・ラフィットが演じるピエールは、代理教師で優等生クラスを受け持ち、彼らの行動に翻弄され、どんどん疑心暗鬼に陥る様が非常に繊細かつスリリングに描かれていました。ロラン・ラフィットのキャスティングや、役作りについて教えてください。
ピエールという役は、子ども達と観客をつなぐ役目です。ピエールを演じるロラン・ラフィットを通じて彼らの恐ろしさやパラノイアを観客は知るわけです。ピエールという役はそんなにいい人ではありません。身勝手で個人主義なところもありますし、そういう意味ではあまり子どもと変わらないのですが、一方、学校で子ども達のことを一番考えているのも担任のピエールで、子ども達との共通点もあります。あとはフィジカル面ですが、ピエールは筋骨隆々としており、自分をケアしているのも一つのキャラクターを表しています。ロラン・ラフィットと話し合いながらピエールの人物造詣を行いました。完成した作品を見たときに、ロラン・ラフィットが偽のタトゥーをつけていたり、黒い服を着ていたりするものだから、だんだん自分に似てきたような気がして面白かったですね。
 

■俳優は体を使うことで、もっと色々なことが表現できる。

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―――前作の『欲しがる女』ではヒロインがランニングや筋トレをしていましたし、本作のピエールも湖で泳ぐのが日課でした。マルニエ監督は主人公が体を鍛える姿をみせるのが好きなのでしょうか?
トレーニングや体を鍛えているシーンを入れるのは好きですし、撮っていて楽しいですね。フランス人の俳優はフィジカル面を撮ることにあまり熱心ではないのですが、私は体を使うことで、もっと色々なことが表現できると思っています。特に『欲しがる女』と『スクールズ・アウト』の主人公に共通するのは、自分の体を賞賛し、自己愛が非常に強いことです。私自身はジムで鏡の前で自分の姿を見ながら走るなんて、なんなのか本当に理解できないし、そんな悲しいことはないと思うのですが、同意していただけますか?(笑)
 
―――なるほど(笑)室内より、自然の中でのランニングやアクティビティがお好きなんですね。
自然は元々好きなので、自然を舞台にしています。フランスは素晴らしい風景がたくさんあるので、もっとフランス映画で自然を撮影すればいいのに、なかなかそのような作品はないですね。自然の中の人間を撮っていきたいですし、今、用意している次回作の企画でもそういう部分を入れるつもりです。自然と人間の間に電流が走るような、例えばゴムを引っ張ると弾けるようなエネルギーを、自然を通して見せていきたいと思っています。
 
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■音楽という芸術を通じて、子ども達が元々持っている感情を吐き出させる映画オリジナルのシーン。

―――全体的に不穏な雰囲気が支配する作品ですが、エマニュエル・ベルコ演じる音楽教師カトリーヌの存在は空気を一変させる力があります。またモンスターのような優等生達もカトリーヌの指導で合唱しているときだけは、一般の中学生らしい表情をしていました。
実はカトリーヌの設定は映画オリジナルのものです。子ども達はなかなか感情や思っていることを表に出さないポーカーフェイスなのですが、音楽という芸術を通じて彼らが元々持っている感情を吐き出せるシーンを作りたかったのです。カトリーヌは交通事故で大事な家族を失った痛みがあるので、子ども達に寄り添いやすい人です。ただルックスは私立のエリート校ですが、パンクな格好で、先生らしからぬ言葉を吐きます。赤い髪に染めてもらったり、パンクっぽくというのは私が指示を出しました。また、子ども達が歌っているのは60〜70年代に流行った私が大好きな曲で、元々はパティ・スミスが歌っていたロックを神聖なチャペルで歌っています。それも私がやってみたかったことなんです。
 

■自分たちの目に見えない恐怖、それを引き起こした原因は人間にある。

―――学校以外の場所、とりわけピエールが自転車通勤の時に遠くで原子炉が何度か写り、観客に何か不吉ことを予感させます。日本でも福島原発事故があり、世界の原発も一部の国を除き、まだ増加傾向にありますが、この描写を入れた理由は?
福島の原発事故だけではなく、地震や津波と次々に様々な災害に見舞われている日本の様子がニュースで飛び込んできたときは、世界の終末のようにも思えました。私が子どもの頃に起きたソ連のチェルノブイリ原発事故も、一番恐怖を覚えた出来事です。化学テロもそうですが、自分たちの目に見えない脅威は本当にゾッとすることですし、同時にそういう事故の原因は人間にあるということを映画で伝えたかったのです。
 
 

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■現実に起こり得そうな恐怖と、その先にある人間の本能を描く。

―――現代社会が人々の意識を無意識に蝕んでいることをミステリー・ホラーとして表現しているところに、オリジナリティを感じますが、映画づくりで大事にしていることは?
今回は、私が今、持っている恐怖を描いています。小説も映画でもそうですが、いかにもバロック的なもの、現実から全くかけ離れたものより、現実に起こり得そうな恐怖の方がより怖い。あとは自分が子どもを持ったらどうなるだろうかという恐怖もあります。ただ、映画では恐怖の先にある人間の本能も描いています。最後、ある出来事が起こったときの子ども達の行動は、ピエールと一緒に目の前の危機を乗り越えていこうとする意思の表れであり、実際に自分たちに直接的に降りかかっていない恐怖に対しては全く別の行動をするかもしれませんが、本当の恐怖があるときには、人間の生き延びようとする本能が働くのだと思います。
(江口由美)

 
『スクールズ・アウト』 L'Heure de la sortie
(2018年 フランス 103分 PG12)
監督:セバスチャン・マルニエ
出演:ロラン・ラフィット、エマニュエル・ベルコ、グランジ
配給:ブラウニー 2018/103分/PG12
10月11日(金)「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2019」
 ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国開催
© Avenue B Productions - 2L Productions
 
 

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~時代劇の聖地・京都で開催する“京都発、歴史映画の祭典”~ 

 
映画祭で「京アニ」追悼…。《第11回京都ヒストリカ国際映画祭》の概要が1日、京都市中京区の京都文化博物館で発表された。歴史にちなんだ京都にふさわしい映画祭、今年は10月26日(土)から11月4日(月・祝)まで。様々なセクションに分かれて全26本を上映する。会場は京都文化博物館

中でも今年は、京都独自のアニメ文化をテーマに先ごろ、凄惨な事件があった京都アニメーション作品『涼宮ハルヒの消失』など4本をはじめ、アニメ草創期の『煙突屋ぺろー』(1930年)など3本。「時代劇文化がTVアニメを変えた」と題して『アンデルセン童話 人魚姫』(75年)など3本を特集上映する。

「京アニ」作品は事件後、同博物館がオファーしたが、事件直後で実現しなかった。「京都アニメーション作品の魅力」と題して『涼宮ハルヒ』のほか、『映画 けいおん!』『たまこラブストーリー』の4作品上映は追悼の意味と、未だに募金が途

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絶えることなく続く海外からの反響も呼びそうだ。

「時代劇文化」~では『白蛇伝』『少年猿飛佐助』『わんわん忠臣蔵』『太陽の王子 ホルスの大冒険』『長靴をはいた猫』などカルト的な名作ぞろい。

historika2019-katuben.jpg①【ヒストリカ・スペシャル】 オープニング上映は周防正行監督の最新作、成田凌主演の『カツベン!』。サイレント時代のメロドラマ『祇園小唄絵日傘 舞の袖』現役の現役の活動弁士を招き、トークショーもある。

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②【ヒストリカ・ワールド】 世界の最新歴史映画で米映画『ダムゼル とらわれのお嬢さん』、フィリピン映画『ミステリー・オブ・ザ・ナイト』、英映画『カーミラー 魔性の客人』、インド映画『トゥンバード』。4作品とも日本初上映。
 
 
 
 

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③【「子連れ狼」まつり】
「劇画から妄想する時代劇」 として大映映画のヒット作「子連れ狼」シリーズを4作品、特集する。

④ヴェネチア国際映画祭提携企画
『薄氷の上のゼン』、『IN THE CVE』。どちらも監督が来場する予定。

⑤京都フィルムメーカーズラボ スクリーニング
仏映画『シャトー・イン・パリ』セドリック・イド監督が来場予定。1983年今村昌平監督作品『楢山節考』デジタルリマスター版。
 
公式サイト⇒ https://historica-kyoto.com/
 
 
 
 

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『英雄は嘘がお好き』プレスシート プレゼント!

 

 

 

◆ 提供:松竹

◆プレゼント数:3名様

◆ 締め切り:2019年10月20日(日)

◆公式サイト: http://eiyu-uso.jp/
 

 

 

 


 

嘘の手紙から生まれた偉大なる英雄が、

目の前に本当に現れてしまったら…・・・!? 

 

この度、『アーティスト』のプロデューサーが贈る、豪華絢爛なロマンティック・コメディ、『英雄は嘘がお好き』が、10 月 11 日(金)より大阪ステーションシティシネマにて公開いたします。1809 年のフラン ス、ブルゴーニュを舞台に、『おとなの恋の測り方』に続いてローラン・ティラ ール監督との再タッグを果たしたオスカー俳優ジャン・デュジャルダンと、コメ ディ初挑戦のメラニー・ロラン、二大スターの夢の共演となった本作。

 

eiyuuso-500-1.jpg【STORY】1809 年、フランスのブルゴーニュ。裕福なボーグラン家の長女・エリザベットに は、戦地から還らない婚約者を待つ健気な妹・ポリーヌがいた。気の毒に思ったエ リザベットは差出人を彼と偽り自分で書いた手紙を妹に届け続ける。その婚約者・ ヌヴィル大尉を第一線で大活躍の末に戦死したことにして 3 年が経ったある日。 エリザベットは街で偶然ヌヴィルに遭遇し、大慌て! 家族を騙したことを隠したい 姉、恋人の再登場にときめく妹、伝説の英雄の帰還に沸く街の人々。心中穏やかで ないエリザベットの心配をよそに、ヌヴィルはこの偉大なる「嘘」を利用して一儲 けしようと目論む。偽の英雄が巻き起こす、ロマンスと騒動の結末はいかに…? 

 

監督:ローラン・ティラール『おとなの恋の測り方』『プチ・ニコラ』
出演:ジャン・デュジャルダン『アーティスト』『おとなの恋の測り方』、メラニー・ロラン『イングロリアス・バスターズ』『オーケストラ!』、ノエミ・メル ラン『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』『パリの家族たち』 ほか
配給:松竹 
上映時間:91 分
(c)JD PROD - LES FILMS SUR MESURE - STUDIOCANAL - FRANCE 3 CINEMA - GV PROD 
 

2019年10月11日(金)~大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマ、MOVIX京都、神戸国際松竹、MOVIXあまがさき 他全国ロードショー!!

 


(オフィシャル・リリースより)

 

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