ロイヤル・オペラ『蝶々夫人』
<蝶々夫人オリジナルノートブック> プレゼント!
◆提 供: 東宝東和
◆募集人数: 1 名様
◆締め切り:2024年6月6日(木)
◆公式サイト: http://tohotowa.co.jp/roh/
2024年6月7日(金)~6月13日(木) TOHO シネマズ 日本橋 ほか
1 週間限定公開!
世界最高の名門歌劇場である英国ロイヤル・オペラ・ハウスで上演されたバレエとオペラの舞台を、特別映像を交えてスクリーンで体験できる「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン」。今シーズンは、『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2023/24』として、全8作品<バレエ4作品/オペラ4作品>でお届けする超豪華選りすぐりのラインナップ。ライブでの観劇の魅力とは一味違う、映画館の大スクリーンと迫力ある音響で、日本にいながらにして最高峰のオペラとバレエの公演を堪能できる、至極の体験をお届けします。
痛いほど心に刺さる悲劇の名作オペラ『蝶々夫人』
アスミク・グリゴリアンの圧倒的な名演に震える!
明治時代の長崎でアメリカ人海軍士官ピンカートンに嫁いだ蝶々さん。 だが彼女が結婚だと信じたその結びつきは大きな悲劇をもたらした。イタリ ア・オペラの最重要作曲家の一人、ジャコモ・プッチーニは今年没後 100 周 年を迎えるが、その事実をことさら思い出す必要もないほど、プッチーニのオ ペラは聴衆に愛され、上演され続けている。それは彼のオペラが、誰が観て も痛いほど心に刺さるドラマになっているからだろう。《蝶々夫人》にも、ヒロイ ンの日本人女性らしい可憐さと誇り高さが見事に描かれている反面、愛し て捨てられた女の哀しみは普遍的な力を持って全ての人の胸に迫ってくる。
英国ロイヤルが上演するモッシュ・ライザー&パトリス・コーリエによる演出は 2003年に初演されたもので、今回が 9度目の再演 になる。ミニマルで静けさが感じられる舞台美術と美しい色彩の衣裳が効果的な名舞台だ。だが今回の上演における最大のポイ ントは、現在、世界のトップ歌手として飛ぶ鳥を落とす勢いのソプラノ、アスミク・グリゴリアンが蝶々さん役を演じていることである。 グリゴリアンはこの上なく柔軟な声を駆使して、知的なアプローチで役柄を描くことに長けたアーティストで、役が憑依したかと思うほ ど集中する力がある。ピンカートン役のジョシュア・ゲレーロを初めとする共演者たちにも注目だ。 まだこの名作オペラを知らない人も、このオペラを愛する人も、必ず大きな発見があるだろう名演を見逃さないようにしてほしい。
(2024 年 3 月 26 日上演作品/上映時間:3 時間 18分)
【STORY】
20 世紀初頭の日本、アメリカ人の海軍士官ピンカートンは一時滞在していた長崎で、武家の出身だが父親を亡くし芸者をしていた蝶々さん と結婚する。ピンカートンにとっては短い滞在中の現地妻だったが、蝶々さんは真の結婚と信じ、キリスト教に改宗したことによって親戚一同に縁 を切られてしまう。やがてピンカートンは長崎を去り、蝶々さんには息子が生まれる。蝶々さんはピンカートンを信じて待ち続けるが、3 年経って再 び長崎の地を踏んだ彼はアメリカ人の妻ケートを伴っていた…。
《蝶々夫人》
音楽:ジャコモ・プッチーニ
台本:ジュゼッペ・ジャコーザ、ルイージ・イッリカ
原作:ジョン・ルーサー・ロングの小説「蝶々夫人」とデヴィッド・ベラスコの戯曲「蝶々夫人」
指揮:ケヴィン・ジョン・エドゥセイ
演出:モッシュ・ライザー、パトリス・コーリエ
再演演出:デイジー・エヴァンス
美術:クリスティアン・フェヌイヤ
衣装:アゴスティーノ・カヴァルカ
照明:クリストフ・フォレ
ロイヤル・オペラ合唱団(合唱指揮:ウィリアム・スポールディング)
ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団(Trittico との契約による首席客演コンサートマスター:ヴァスコ・ヴァッシレフ)
【キャスト】 B.F.ピンカートン:ジョシュア・ゲレーロ 、ゴロー:ヤーチュン・ファン 、スズキ:ホンニ・ウー シャー、プレス:ラウリ・ヴァサール 、蝶々さん:アスミク・グリゴリアン 、神官:ロマナス・クドリャショヴァス、 書記官:リー・ヒッケンボトム 、蝶々さんの母親:エリル・ロイル 、ヤクシデ:アンドリュー・オコーナー 、叔母:エイミー・キャット 、ボンゾ:ジェレミー・ホワイト 、ドローレ:クラウディア・フレミング、 ヤマドリ公:ヨーゼフ・ジョンミン・アン、 ケート・ピンカートン:ヴェーナ・アカマ=マキア
©2024 ROH ph. by Marc Brenner 451
◆公式サイト: http://tohotowa.co.jp/roh/
2024年6月7日(金)~6月13日(木) TOHO シネマズ 日本橋 ほか 1 週間限定公開!
(オフィシャル・リリースより)