「マスク」と一致するもの

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『ミュータント・タートルズ』公開記念特別イベントレポート


ナニワのミュータント・タートルズ参上!?
試合後の錦織圭も駆けつけた!?壁ドンならぬ“亀ドン”も炸裂!?
仲良し芸人4人組が今話題の演出で大盛り上がり!

ラマウントピクチャーズジャパン配給、映画『ミュータント・タートルズ』が2月7日(土)より、いよいよ全国公開となります。何十年にも渡り幅広い年齢層のファンを魅了し続けているカメたちを、最先端のVFX技術により実写映画化した今作。公開を前に、大阪・梅田で公開を記念した特別イベントが実施されました。


 ■日時:1月26日(月) 18:30~ ■会場:梅田ブルク7

■ゲスト:ジャルジャル(後藤淳平、福徳秀介)、スマイル(瀬戸洋祐、ウーイェイよしたか)


 
紹介され勢いよく飛び出したゲストの4人。それぞれがミュータント・タートルズのキャラクターに扮し登場した。「思ったより動きやすいですね~(瀬戸)」「できればこの衣装ほしいですよね!(後藤)」「今年のハロウィンはこれで決まりやなー(ウーイェイ)」など、クオリティの高い衣装に驚きながら感想を述べていた。

キャラクターに合わせた武器を持っていたゲストだが、なぜかミケランジェロ役のウーイェイよしたかだけ、その手にはテニスのラケットが・・・それを見た相方の瀬戸が「お前ミケランジェロちゃうな!?」と疑問を投げかけると「こんにちは、錦織圭です。」と顔が似ているとよく言われるテニスプレイヤーの自己紹介をして、観客は大きな笑いに包まれていた。

それに負けじと会場の観客たちは4色の色のついたアイマスクを装着。会場中がまさに「タートルズ」に染まり、フォトセッションを行った。
 


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上映後に再び登場したゲストの4人。「あんなカッコいい亀観た後、こんなひ弱な4人で恥ずかしいです(瀬戸)」と観客を笑わすと、ウーイェイは「本当に大迫力で、雪のシーンが自分もはよ滑りたいなと思うくらい楽しかったです」とその明るいキャラクターにピッタリの楽しいシーンの感想を述べていた。吹替版で上映した今回の試写会だが、事前に字幕版でも鑑賞していたジャルジャルは「先生の呼び方がね“スウェンセイィ”って言うんですけど、それがめちゃくちゃカッコいいんですよ!ぜひ字幕版でもぜひみなさんに観てほしいですね!」と字幕での鑑賞を観客に勧めていた。

 

myutant-bu-2.jpgイベントではTwitterで試写会の意気込みと感想を募集し、上映前に募集したツィートをゲストに選んでもらい、当選者にプレゼントが渡される演出が実施されたが、そのプレゼントとは今流行りの壁ドンならぬ「亀ドン」。スクリーンに文字が表示された途端、すぐに壁ドンと結びついたのか、会場からは大きな拍手が起こり「ヤバイヤバイ」「羨ましい!」と言った声が聞こえるほど。ジャルジャルが選んだ女性はジャルジャルファンで何と千葉からこの試写会のために夜行バスで大阪まで来たとのこと。憧れのジャルジャルの福徳から亀ドンされ「イケメンすぎてヤバイです!」と喜びを爆発させていた。好き放題トークを繰り広げた4人だが、最後はレオナルドに扮した瀬戸が「みなさん面白かったでしょ?2/7公開ですし、今Twitterの力って凄いんで、ホンマ面白かったって言うのを発信してリツィートでどんどん世間に広めて行って下さい!」と映画のレオナルドさながらにみんなの意見をまとめ、観客に宣伝をお願いし、大盛況のイベントは終了した。


世界42カ国No.1大ヒット!
『トランスフォーマー』シリーズの"破壊王"マイケル・ベイが贈る
<カメ>で<ニンジャ>なヤツらの超絶アクション・アドベンチャー!!


Introduction
myutant-2.jpg『トランスフォーマー』の<破壊王>マイケル・ベイによるド派手×ド迫力×ド肝を抜く超絶アクション・アドベンチャー!
タートルズの勇気と絆に想定外の泣き笑いの大感動!クセになる面白さ!
80年代に誕生して以降、アニメ、ゲームと様々なエンターテイメントを席巻し、世界中で一大ブームを巻き起こしたミュータント・タートルズ。世代を越えていまもなお愛され続けているタートルズが最先端のVFXで本格的な実写映画化が実現、4人のタートルズがニューヒーローとして生まれ変わった!正義感が強くマジメなリーダーのレオナルド、お調子者でムードメーカーのミケランジェロ、ワイルドな特攻隊長のラファエロ、ITメカオタクの頭脳派ドナテロ。彼らの魅力であるコミカルなキャラクターはそのままに、アクの強い個性が強烈にパワーアップ!さらにヴィジュアルも大胆にリニューアル、インパクト絶大なキモカッコよさは、一度見たらハマること間違いなし!製作を務めるのは、『トランスフォーマー』シリーズで爆発的ヒットを記録し続けているマイケル・ベイ。驚愕の映像技術と、破壊王の名を誇るダイナミックなアクションセンスを本作にも惜しげなく投入した。ド派手×ド迫力×ド肝を抜く超絶アクションシーン!ノンストップの大乱闘に大興奮するうちに、やがてこみ上げてくるのは、予感もしなかった大感動!正義、勇気、知性、情熱で結ばれた、<カメ>で<ニンジャ>な4人の兄弟たちの固い絆に、日本中が熱狂する!2015年を最高に楽しくするエンターテイメント超大作が完成した。

myutant-3.jpgStory
甲羅より固い絆で結ばれた4人のタートルズは、ニューヨーク最大の危機を救えるのか?
ニューヨークは、犯罪と暴力で壊滅的な危機にあった。平和と正義を取り戻すため、市民は本当のヒーローの出現を待ち望んでいた。そんなとき、悪の手から人々を守る何者かが現れた。夜の闇に巧みに隠れて、その正体はわからないヒーローたち。チャンネル6のTVレポーター、エイプリル(ミーガン・フォックス)はある夜、闇のヒーローの大スクープ写真をカメラに収めることに成功。ヒーローの正体はなんと4人のカメ(=タートルズ)だった!タートルズのパワーを利用しようとする犯罪組織の企み。タートルズの出生の謎と衝撃の真実のカギを握るエイプリル。そんな中、ニューヨークを壊滅させる恐るべき計画が進行していく――


【予想外の感動が待ち受ける!  『ミュータント・タートルズ』のポイント】
驚:ド迫力アクションの連続!臨場感満点の映像に驚く!
アクションの天才であるマイケル・ベイが製作しているだけに、雪山でのバトルやチェイスシーンは度肝を抜くスケール感と迫力!!

泣:兄弟愛・友情・師弟愛、たくさんの絆に泣く!
幼少期から一緒に育ったタートルズは、その絆も強力。仲間がピンチの時は自分を犠牲にする覚悟もある。さらに、師匠やエイプリルとの間にもドラマチックな展開があり、油断していると涙腺を刺激される!?

謎:エイプリルだけが知っている!?タートルズ誕生の秘密が明らかに!?
彼らが何故、世界を救う隠れたヒーローになったのか?出生の謎と衝撃の真実のカギはエイプリルだけが握っていた。本作では、TVレポーターのエイプリル役をミーガン・フォックスが熱演!

(プレスリリースより)


『ミュータント・タートルズ』

製作:マイケル・ベイ(『トランスフォーマー』シリーズ)  
監督:ジョナサン・リーベスマン(『タイタンの逆襲』、『世界侵略:ロサンゼルス決戦』)
脚本:ジョシュ・アッペルバウム&アンドレ・ネメック(『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』) 
原作:ケビン・イーストマン&ピーター・レアード
出演:ミーガン・フォックス、ウィル・アーネット、ウィリアム・フィクトナー、ウーピー・ゴールドバーグ
全米公開:88日 原題:Teenage Mutant Ninja Turtles
公式サイト⇒ 
www.TURTLES-movie.jp

2015年2月7日(土)より、3D/2D全国ロードショー!!

 

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実在の事件を基に描く“追い詰められた女教師”の決断。ブルガリア映画『ザ・レッスン/授業の代償』記者会見@TIFF2014
登壇者:ペタル・ヴァルチャノフ監督(兼脚本/プロデューサー/編集)、マルギタ・ゴシュア(主演女優)
 

~「今の世界は、力のない人が隅に追いつめられ、正しい選択をするチャンスが与えられない」~

 
10月23日より開催中の第27回東京国際映画祭でコンペティション部門作品として出品されているブルガリア映画『ザ・レッスン/授業の代償』。ブルガリアで実際に起きた事件を元に、主人公の女教師が次から次へと苦難に見舞われ、モラルの壁を越える決断をするまでを、担任クラスの現金盗難事件と絡めながらリアルに描くヒューマンストーリーだ。
 
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厳格な女性教師ナデの担任クラスでお金が盗まれ、ナデは盗んだ生徒にお金を戻すようにチャンスを与えるが、事態に何の進展も見られない。そんな中、突然ナデの家が取り押さえられることに。家賃を渡していたナデの夫がお金を使い込んでいたことが発覚し、ナデは支払期限までに大金を準備しなければならない羽目となる。なんとか手はずが整ったと思ったとき、更なる想定外の出来事が起き、ナデはどんどん窮地に追い込まれていく。
 
ブルガリアでは舞台で活躍している主演のマルギダ・ゴシュアが、真面目で曲がったことが嫌いで、それがゆえに問題を抱え込んでしまうナデの変化していく様を貫録十分に演じ、次から次へと起こる不測の事態に、我を忘れて奔走していくナデから目が離せなくなる。モラルを教える側が、その壁を越えて向こう側へ行ったとき、彼女はどんな表情に変わっていくのか。情け容赦ない闇金業者や警察との癒着、その一方でナデの窮地を救ってくれる友人や銀行窓口嬢など、様々な人たちのリアルな描写を交えながら、今のブルガリアが抱えている問題をも鮮やかに切り取っている注目作だ。
 
10月27日に行われた記者会見では、ペタル・ヴァルチャノフ監督と主演のマルギタ・ゴシュアさんが登壇し、このような事件が起こった背景の社会的考察や、製作本数が年間10本以下という現在のブルガリア映画業界事情、実在の人物を基にした主人公の描き方について語られた。その行動の内容をご紹介したい。
 

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―――実在の事件を基にし、モデルとなる女性が存在する中、マルギダさんはどのように役作りをしたのですか?
マルギダ・ゴシュア(以下マルギダ):面白いことにテレビで事件を起こした女性教師のインタビューを観ていたのです。その1ヶ月後に今回のオファーをいただいたので、本当に真実のキャラクターを演じられるということで非常にうれしかったです。彼女はとても落ち着いているし、教育もあり、とてもプライドが高い女性です。このような”マスク”がここまで色々なものを隠すことができるのかと思いましたし、私にとってもこの役を演じることは大きなチャレンジでした。”マスク”にかけられた謎々を紐解いていくような作業だったと思います。
 
―――とても真面目で、間違ったことが大嫌いな主人公が、最後のシーンでは顔色がすっきりと、表情も柔らかくなったように見えたのですが、意図的に主人公の変化を解放へと変化させていったのですか?
マルギタ:この作品はブルガリアで実際に起こった学校の先生による銀行強盗事件にインスピレーションを得ています。ただ実話として描くのではなく、新聞の見出しを元に、その事件がどのようにして起きたのかを想像しながら作品を作りました。色々と相談しましたし、最後に答えとなるようなことを描きたくなかったのです。彼女は有罪なのかどうか、また彼女は良い人なのか悪い人なのか。そのような答えを出すことはしなかったので、ラストの主人公の表情も意図的に変化させています。
 
―――銀行強盗を引き起こす前に、日本では考えられないような大胆な行動を公の場で主人公は起こしますが、主人公の心境の変化をどう表しているのですか?
マルギダ:私の住んでいる世界では、主人公の行動(道端でストッキングを脱ぐ)はそこまで変な行動ではありません。脱いだ瞬間は、自分のやりたくないことを強要され、彼女は苛立っていました。すごくイヤだったので、逆に銀行に向かってしまったのです。撮影のとき、なぜ彼女が銀行を襲ったのかを色々と議論しました。でも人生の中である瞬間に、自分の考え方が突然変わることもあるのではないでしょうか。彼女は自分の中で重たい石を上の方に押して上ろうとしていたのですが、急に「石は転がらせておけばいいのだ」と下におろしていく方向に気が変わってしまったのです。
ペタル・ヴァルチャノフ監督(以下ヴァルチャノフ監督):あのシーンでは壁の前に立っているのですが、すごくゆっくりとステップごとに決断していく様を、彼女に集中して描こうと試みました。
 

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―――今ブルガリアでは、年間映画製作本数が10本以下と聞いていますが、ブルガリアの映画業界事情について教えてください。
ヴァルチャノフ監督現在は年間3、4本ぐらいしか製作されません。しかも、この作品はブルガリアの通常の映画システムで作られたわけではありません。最初は映画ベストプロジェクトに選ばれたこともありましたが、ブルガリアのフィルムコミッションからは長編映画や脚本の経験不足などを理由に2回も(資金援助に)採用されず、私たち独断で撮影しようと決心しました。ラフカットの途中で、ギリシャのプロデューサーに気に入っていただき、出資や参加を申し出てくださって今にいたっています。ブルガリア映画界も少しずつは変わってきており、若手のプロデューサーや新しい監督が、新しい形で映画制作に取り組もうと模索しはじめています。より低予算ではありますが、8プロジェクトが今年助成に選ばれているので、来年の制作本数が10本以上に増えればと思っています。
 

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―――ブルガリアの社会変化を反映していると思いますが、旧共産圏の国における社会や価値観の変化について教えてください。
マルギタ:社会における劇的な変化というのは、モラルの変化に基づいています。これまで文化的に非常に重要と思われていたものが、ほとんどその価値を失ってしまいました。私は日本の文化がとても好きで、文化が人間の中の非常に重要な部分に根ざしています。私は人の魂が最も重要だと思っているので、文化はその魂に根ざしていると思っています。本来人間が一番行うべきなのは、自分の心、魂を大切にすることです。その部分をが価値を失ったことが私にとっては一番劇的な変化でした。
ヴァルチャノフ監督実際には共産主義が崩壊した後、何も変わらなかったということが真実です。最近のブルガリア、もしくは世界では力のない人が隅に追いつめられ、正しい選択をするチャンスが与えられず、そのまま底辺でいるのか、(アンモラルな)行動を起こすのかという選択しか与えられていません。本作でも先生が行動を実際に起こしてしまいますが、そこが問題なのだと思います。もうすぐブルガリアでは選挙が行われますが、そこでの選択肢も偽物ばかりです。
マルギダ:主人公の女性の中での罪悪感というのは、彼女が行った選択肢における罪悪感だと思います。お父さんに頭を下げてお金を貰うという選択肢もありましたが、彼女は別の方法を選びます。「体の一部がわずらえば、体全体をわずらう」という言葉が聖書か何かの中にあるのですが、色々な地域で内乱が起きているように、21世紀の罪にもつながっているのだと思います。
 
 
 

『ザ・レッスン/授業の代償』
(2014年 ブルガリア=ギリシャ 1時間45分)
監督:クリスティナ・グロゼヴァ、ペタル・ヴァルチャノフ(兼脚本/プロデューサー/編集)
出演:マルギタ・ゴシェヴァ、
【上映予定】
10月29日(水)14:30~ TOHOシネマズ日本橋
10月30日(木)21:00~ TOHOシネマズ六本木ヒルズ※ペタル・ヴァルチャノフ監督、マルギタ・ゴシュアさんによるQ&Aあり
 
第27回東京国際映画祭は10月31日(金)までTOHOシネマズ六本木ヒルズ、TOHOシネマズ日本橋他で開催中。(江口由美)
 
第27回東京国際映画祭公式サイトはコチラ 
 

capetown-550.jpg『ケープタウン』

TF4-i550.jpg人生をトランスフォームしたい人に見てもらいたい!『トランスフォーマー/ロストエイジ』≪公開記念特別イベントin大阪≫

■日時:7月21日(月・祝) 17:30~  
■会場:大阪ステーションシティ5F 時空の広場
■ゲスト:ミサイルマン  ■観客数:約200人


TF4-550.jpg『トランスフォーマー/ロストエイジ』
(Transformers: Age of Extinction 2014年 アメリカ 2時間45分)

監督・製作総指揮:マイケル・ベイ
出演:マーク・ウォールバーグ、ニコラ・ベルツ、ジャック・レイナー、スタンリー・トゥッチ、リー・ビンビン、T・J・ミラー

2014年8月8日(金)~2D/3Dにて全国ロードショー

公式サイト⇒ http://www.tf-movie.jp/
(C)2014 Paramount Pictures. All Rights Reserved.


 

~日本で誕生した玩具《トランスフォーマー》30周年を飾る、魂を揺さぶる死闘ドラマ~

 

 日本で30年前にタカラトミー(当時タカラ)の玩具として誕生し、その後アメリカでアニメ化されるやセンセーションを巻き起こし、今や玩具の枠を超え様々な分野で全世界の幅広い層を魅了し続ける《トランスフォーマー》。それを金属生命体が瞬時に“トランスフォーム”する斬新な発想と驚愕のVFXで社会現象となるまで大ヒットさせたのがマイケル・ベイ監督である。《トランスフォーマー》誕生30周年を迎える今夏、映画は、シリーズ4作目『トランスフォーマー/ロストエイジ』で、想像絶するスケールで新たに生まれ変わる。

TF4-2.jpg キャストも、数々のアクション映画から『テッド』のようなコミカルな役までこなせるマーク・ウォールバーグをはじめ一新され、人気キャラクターのオプティマスやバンブルビーのデザインもリニューアルされるなど、さらなるスケールアップが期待される。衝撃のストーリー、新キャラクターたち、前作をはるかに超える手に汗握る迫力のアクションに、再び世界を驚かせることだろう。

『トランスフォーマー/ロストエイジ』8 月8 日(金)からの全国公開を前に、大阪で特別イベントが開催された。
 


 
~ミサイルマンが揃ってトランスフォーム!
岩部:「これでNGKまで通います」 オートボットへ変身!
西代:「8月8日公開なんで88kgに!」ダイエット宣言!!



 MCからの紹介で登場したミサイルマン。コンビで登場のはずがなぜか西代一人での登場となった。「相方で前髪が気持ち悪いやついるんですけど、その前髪が整わず、後ろでセットしてます。準備が整い次第登場しますんで!」と、前髪に特徴のある相方岩部の登場が遅れた理由を観客に伝えた。とここでもう一人ゲストがいることが紹介されると「すんごいの出てきますよ、写真用意しといた方がいいで」と西代も興奮気味。「もう一方のビッグゲスト、トランスフォーマー・オプティマスの登場です!!」とMCから大発表が!

TF4-i3.jpg 観客騒然の中オプティマスプライムがステージに登場!しかし、目元から前髪が飛び出ている・・・何か違和感が!「うまいことトランスフォームできてないですよ!?オプティマスちゃうんか!?」と西代がツッコんだ瞬間、オプティマスのマスクを取ったのは相方の岩部!!「かーっかっかっかっ!本日の武将様、甲冑を鮮やかトランスフォームしていただきました!!」とお馴染みの武将キャラにかけて自己紹介すると、会場から歓声と拍手が巻き起った。更にこのコスチューム、何と映画と同じようにトランスフォームが可能とMCから紹介されると「やっちゃいましょう~か~♪」とノリノリで"変身"!! 車型にトランスフォームし、ステージを颯爽と走り抜けると相方の西代も「ほんまにシューっと行ってたやん!凄いっすね!」と興奮を隠し切れず「公開までにもっと訓練して滑らかに行ける様に」と勧めると「これで家からNGK(なんばグランド花月)まで通うわ」と更なる練習を誓った。

 その後トークは進み、トランスフォーマーシリーズについて尋ねられると西代は「アニメやおもちゃでトランスフォーマーを知っている世代なので、それが実写になった時はやっぱり観ましたね!トランスフォーマーの世界観が現実の出来事とリンクしていて、途中から本当の出来事かと思えた。」と昔からのファンである事と過去作の印象を伝え、更に「子供で全く観たことなくても、ロボットが喋って対決するのがずっと続くから、初心者でも絶対楽しめる!」とどんな人でも楽しめるシリーズであることを観客にレクチャーしていた。

TF4-4.jpg 最新作の『トランスフォーマー/ロストエイジ』について岩部は「シリーズを追うごとにバトルシーンの迫力が増し、前作でもう十分やのに、これ以上ってことでしょ!?」と新次元3Dと銘打った新作の映像への期待感を述べ、それを聞いた西代は「いや越えて欲しいっすわ、アナ雪を。子供たち全員が(トランスフォームの)コスチュームするくらいブームになって欲しい」と大ヒットを期待。

TF4-i2.jpg ここで二人にトランスフォームにかけて"変身宣言"をお願いされ、「言うてもボクは変身してますから・・・」と岩部が暗に西代へ話題をふると「僕はデビューするとき60kgくらいだったんですけど、芸暦15年目を迎えて123kgにトランスフォームしまして、去年ダイエットして110kgにトランスフォームしました。ですので、公開の8月8日までに88kgになる!ように努力します・・・」と最後自信なさげだったが、MCから無理なダイエットは危険と言う助言を受け、「公開日は間に合わないかもしれないけど、公開中には88kgになるように目指します!とりあえずこの後のたむけんさんとのご飯は断ります!」と宣言した。更に「たむけんさんだけでなく、今田(耕二)さんやサバンナ高橋さん、千原ジュニアさんとかの結婚できないメンバーに一回自分で観て貰って、その後もう一度各々の気になっている女性ともう一度見てほしい」とお世話になっている先輩芸人にもデートムービーにお勧めしていた。
 

TF4-i-janken.jpg この後、来場者の中から10組20名様に、『トランスフォーマー/ロストエイジ』特別試写会への招待券がプレゼントされた。試写会場は、マイケル・ベイ監督たってのご希望で、最新式TCXスクリーンと関西初導入のドルビーATOMSが完備された、〈TOHOシネマズくずはモール〉。関西最速の一般試写会とあって、大変貴重な招待券。“トランスじゃんけん”と名付けられたじゃんけん大会で、詰めかけたお客さんも大喜び。


TF4-i5.jpg 最後に大阪駅2Fのアトリウム広場に設置してある3Mの巨大フィギュアの前に移動しフォトセッションを行った。イベントを見ていた観客の多くが一緒に場所を移動し、大盛り上がりの中、イベントは終了した。
 

dakota-550.jpg日英交流400周年記念作品『飛べ!ダコタ』油谷誠至監督インタビュー

 

(2013年 日本 1時間49分)

監督:油谷誠至  音楽:宇崎竜童
出演:比嘉愛美、窪田正孝、洞口依子、中村久美、芳本美代子、蛍雪次郎、園ゆきよ、マーク・チネリー、ディーン・ニューコム、綾田俊樹、ベンガル、柄本明

2013年10月5日(土)~シネマスクエアとうきゅう、塚口サンサン劇場、10月19日(土)~布施ラインシネマ、11月2日(土)~十三セブンシアター、京都みなみ会館、他全国順次公開

★作品紹介⇒ こちら 

★公式サイト⇒ http://www.tobedakota.com/

 (C)「飛べ!ダコタ」製作委員会


 

~佐渡の人々が教えてくれた日本人の真心~

dakota-3.jpg今から67年前、佐渡島でj実際にあったお話。終戦間もない冬、佐渡島の小さな村にイギリス軍の要人輸送機《ダコタ》が不時着し、難儀しているイギリス人を助けようと村をあげて協力した。さらに、再びダコタを飛び立たせようと浜辺に滑走路まで造ったという。厳しい冬の佐渡の海を背景に、村人とイギリス人が戦争という辛い過去と言葉の壁を超り越えて絆を深める様子を、芸達者な演技陣により人情深く描かれた感動作である。

戦争が終わったとはいえ、ついこの間まで敵国として戦ったイギリス軍である。村人の中には家族が戦死したり傷付いたりした者もいる。複雑な感情を胸に、イギリス人を助けた村人たちの無償の行為は今まで知られることはなかった。だが、当時整備士をしていたイギリス兵の息子が、今は亡き父親の「この地で大変お世話になった。もう一度佐渡へ行きたい。」という思いを告げに佐渡を訪れたことから、「国境を越えた絆を風化させてはならない」とこの映画の製作が始まった。

『飛べ!ダコタ』が初監督作となる油谷誠至監督(59歳)。厳冬の佐渡島で、少ない製作費の下、それこそ劇中のイギリス人のように佐渡の人々に助けられながらの撮影だったようだ。こうして苦労しながら撮ったからこそ、作品に思いやりや優しさが滲み出ているのであろう。油谷監督に、作品に込めた思いやオールロケを敢行した現場の様子などを伺った。

 


 

【油谷誠至監督プロフィール】

 dakota-s3.jpg1954年広島県出身。フリーの助監督として、五社英雄、松尾昭典、実相寺明雄などの下で活躍後、88年より総合ビジョンにて深町幸男監督に師事。89年山田太一脚本の連続ドラマ「夢に見た日々」で監督デビュー。04年「牡丹と薔薇」では、昼ドラ・ブームの火付け役となった。主な作品に、「母親失格」(07)「Xmasの奇跡」(09)などの東海テレビの昼帯ドラマ、二時間ドラマ「救急救命センター」シリーズ(00~)月曜ドラマスペシャル500回記念作で矢沢永吉主演ドラマ「雨に眠れ」(00)がある。本作で、初の映画監督に取り組む。
 


◆ 映画に込めた思い


 

――― 製作のキッカケは?
知り合いが佐渡のフィルムコミッションからこの話を聞いて、TV向けに情報発信したら、映画プロデューサーの耳に入り、偶然私にこの企画を持ちかけられた。

――― 初監督作品ですが、この話を初めて聞いた印象は?どこに焦点を当てて映画化しようと思ったのですか?
このような美談をそのまま伝えても薄っぺらくなってしまう。それならTVのドキュメンタリーで十分。今までに自分の中でいろいろ考えていたことがあり、それをこの話の中に盛り込めるのではと思って、脚本作りに手間をかけた。

――― 今回3人で脚本を手掛けていますが、盛り込もうと思った事とは?
  
dakota-2.jpg2つあって、1つは日本人が持っている国民性を再認識すること。歴史が育んだ日本人の文化は戦後間もない頃までは残っていた。その後、民主主義が入って来て物質中心の社会が拡がり現在に至っている。それが戦後の在り様だと思うので、それを悲観的には考えてはいない。戦後の頃まではあった日本人の心は、今もひとりひとりが持っている。外見がいくら変わっても、祖父母や両親から受け継いだ日本人のDNAは変わらない。この映画がそうした日本人が持っている美徳を再認識するいい機会になればと思う。

もう一つは反戦。終戦直後の日本を舞台に、女性の目を通して戦争の悲惨さを描ければ、戦争で得るものなど何一つないんだと理解してもらえるのではないかと思った。この二つをダコタの実話の中に盛り込めんで映画化した。

――― そうした明確な意図があるからこそ分かりやすい映画に仕上がっていると思う。真っ先に「おもてなし」という言葉を思い浮かべたが?
日本人は傷付いた人を助けるという思いやりの気持ちや慈悲の心を持っている。それが「おもてなし」という形で表現され、日本人の美徳という評価に繋がったのだと思う。

――― そういう気持ちが薄れてきているのでは?
個人主義、物質主義、何でも人や社会のせいにする責任転嫁、また自由=権利主張、それには責任が付いてまわるという認識が薄れてきている。でもすべてが悲観的なものばかりではなく、心のどこかに日本人が継承してきた思いやりの気持ちを持っているはず。この映画がその琴線に触れてくれればいいなと思う。

 


◆ 撮影現場について


 

dakota-s2.jpg――― 佐渡の皆さんも、自分たちの歴史を映画化してくれて嬉しかったでしょうね?
全島を挙げて協力してくれた。寒い中、婦人会や町内会の皆さんが、公民館などで温かい炊き出しをしてくれて、本当にありがたかった。寒い時は最高ですよ。とても感謝している。

――― 佐渡でのプレミア試写は如何でしたか?
8000人ぐらいの方が見て下さり、とても喜んで頂いた。それに、これは佐渡だけではなく、日本のどこででも共通するテーマだと言われた。

――― 周りの期待や初監督作ということで緊張は?
今回のスタッフの平均年齢は60歳。全部今村昌平監督の『うなぎ』や『カンゾウ先生』などのスタッフばかりだった。みんな私が20歳代に助監督をしていた時代の仲間たち。私は30歳位でテレビの世界へ行ったが、他の人はそのまま映画の世界で活躍されてきた。松竹の時に知り合った仲間ばかりだったので緊張しなかった。

――― 日本人なら誰でも共感できる内容で、低迷する邦画界の希望にもなりました。
観客がいい映画を求めるか、作り手がいい映画作りに努めるか、コロンブスの卵みたいな問題。NHKドラマ部門で、『夢千代日記』の深町幸男さんが僕を監督にしてくれて、その後山田太一さんらと一緒に仕事をしてきた。助監督の仲間はその後Vシネマの方へ進み、バイオレンスやエロやホラーなどを作っていたが、僕はTVで人間ドラマを中心にやってきたので、それが良かったと思う。TVドラマを撮っていても、人間性や心情面を重視したドラマ作りをしてきた。

――― やはり視点が違いますね?ところで、少ない製作費だったようですが?
最初の2億5千万円という予算では製作会社が資金を集められずに頓挫してしまった。それでも、佐渡の人たちが是非作って欲しいという気持ちが強く、資金は佐渡の方で用意して下さることに。結果、1億5千万円で撮ることになり、スタッフの給料減らしたり、宿泊費や食事代、交通費など、あらゆることを節約して、何とか完成することが出来た。

――― ダコタは本物の飛行機を使った?これだけでも相当費用がかかったのでは?
 どうしても本物のダコタを使いたかった。分解、輸送、組立と、ダコタだけで3000万円かかった。本来もっと費用がかかるものを、今村組のスタッフだから節約現場には慣れていて、自炊でも何でも自分たちでやる。そういう姿勢が佐渡の皆さんの共感を得て、いろいろ協力してくださった。

――― まさに映画の中の高千村の人々とイギリス軍との関係と同じですね?そういう交流があったからこそ、人情味溢れる作品に仕上がったのでしょう。
製作するのに精いっぱいで、宣伝費を残せなかったのが残念!(笑)

dakota-6.jpg――― 素晴らしい映像でしたが、厳冬での撮影は大変だったのでは?
佐渡の“シベリアおろし”には驚いた。1日のうちでも天候はころころ変わり、暗くて重い雲に覆われ、雪と強風にあおられる厳しい現場だった。

――― 撮影の時期は?
1月~2月にかけて2回に分けて撮影。室内のシーンもオール佐渡ロケ。撮影終了して我々が引き上げてからも、小松原茂キャメラマンは一人残って、ベストショットを撮り続けていた。お陰で佐渡の素晴らしい風景を盛り込むことができた。

 


◆ キャストや作風について


 

――― キャスティングは?
比嘉君とは初めての仕事ですが、他の皆さんはTVドラマからの仲間。柄本明をはじめ劇団東京乾電池のメンバーをはじめ個性的なキャストがそろった。柄本明さんと奥さんの角替和枝さんが共演したのは初めてなのでは?

――― 戦争責任についての重要なシーンを二人に語らせていますね?

そう、「天子様もおらたちも騙された」と言う村のおばちゃん(角替和枝)に対し、「騙されたんじゃない!騙されたと思っている内は、いつまで経っても次の戦争も止められん!」と村長(柄本明)が激昂する重要なシーン。

dakota-5.jpg――― 息子の戦死の知らせを受けて慟哭する洞口依子さんの演技は真に迫っていましたね?
皆さんそう仰って下さる。洞口君とは何回か一緒に仕事をしてきたが、今回の母親役は「女性の姿を通して反戦を語る」という重要な役柄を、迫真の演技で表現してくれた。

――― 銃後の人々を描いているが、戦争で傷付いたことには変わりないですね?
その通りです。窪田君や洞口君が演じた人たちは当時はどこにでも居た人々。生還した人々もまた生きるために必死だった厳しい時代に、外国の人にこれ程親切にできる精神は素晴らしいと思う。

――― 人物描写が丁寧ですね?
テレビの仕事をしているとある程度の職人にはなれる。限られた時間で、そのキャラクターを印象付ける事には慣れている。そういう執念は若い頃から鍛えられてきた。

――― 若い映画監督について?
自分の思いも必要だが、それを観客に伝える技術を、様々な経験を積んでもっと研いてほしい。

――― ご自身の作風について?
木下恵介監督の『二十四の瞳』や『喜びも悲しみも』のような、どちらかというと分かりやすく感動的な作風に近いかなと思う。

――― 木下恵介監督のファンでしたか?
いえ、私は若い頃から溝口健二監督が好きでしたが、私にはあれほど女性を執念深く撮れない。今では成瀬巳喜男が好きになってきた。特に『乱れる』は凄い!

――― 女性の内面をスリリングに描いて惹き付けられますね?
男のダメさ加減もしっかり描いて、その対称的な構図が面白い。それに、名監督の作品に共通する特徴は、「品性」。テーマにしても、描写にしても、品のない映画は人の心に残らないと思う。

 


 

最後は映画談議に花が咲いて、インタビューを忘れて“映画ファントーク”となってしまった。油谷誠至監督は59歳で長編映画監督デビューとなったが、それまで培った経験と幅広い人脈、そして人を見つめる確かな目、さらには日本映画界の巨匠たちに共通する「品性」をわきまえた信頼できる監督だと感じた。このような監督にこそ、日本人が自信を取り戻せるような映画をもっと撮ってほしいと思う。今後さらなる活躍の場が広がることを心から願う。

 

11月2日(土)~29(金)、大阪は十三・セブンシアターでも公開されることになりました。ゆるゆるのご当地映画と違い、史実を基に、普遍的テーマと明確な作り手の意図が映像に盛り込まれ、また俳優陣の的確な演技力によって引き締まった作品に仕上がっています。全国に上映の輪が広がって、一人でも多くの方に見て頂きたいと、心からそう思える映画です。お友達やご家族と、ご覧頂きたいです。

(河田 真喜子)

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『ローン・レンジャー』

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イ・ビョンホンが大阪ジョーを制圧!!『G.I.ジョーバック2リベンジ』大阪城スペシャルイベント

大阪城天守閣とファン1000人が青色に染まる!

「世界一熱い大阪のファンのみなさん、おおきに!!」

世界最強の刺客イ・ビョンホンが大阪ジョーを制圧!!

 

【大阪城イベント】

2013年5月29日(水)18:30~20:00 大阪城天守閣にて
登壇者:イ・ビョンホン、ジョン・M・チュウ監督、月亭八光(つきていはちみつ)

<取材来場>スチール30台、ムービー20台、記者・マスコミ関係合計100名/集まったファンの人数1000人(応募総数12000通)


 

  『G.I.ジョーバック2リベンジ』が、6月7日(金)よりついに全国で先行公開致します!

GIjo-o1.jpg公開に先駆け、前作に続き悪の組織〝コブラ〟の冷酷な暗殺者・ストームシャドーを演じるイ・ビョンホン(42歳)と監督を務めたジョン・M・チュウ(33歳)が、本作を引っ提げ日本にジョー陸!! 27日月曜日に東京都内で行われたジャパンプレミアに続き、全国4大都市(東京を含む、名古屋、大阪、福岡)を巡る大規模キャンペーンの一環として、ついに大阪にもジョー陸!悪の組織〝コブラ〟のイメージカラーでもあるブルーカーペットをひいてのセレモニー、特設ステージでは忍者が入り乱れてのアクション演出など、ハリウッド超大作に相応しいプレミアイベントが、大阪のシンボル大阪城天守閣前で行われました。

 この日、お昼過ぎに名古屋での舞台挨拶で大村愛知県知事との共演を果たしたイ・ビョンホンとジョン・M・チュウ監督は、イベント後すぐに直線距離で約130kmの移動をして大阪入り。大阪城の天守閣前では史上初めてハリウッド映画のイベント実施という事もあり、応募総数12000通の中から選ばれたファン1000名が集まり、関西ならではの熱気が会場を包んだ。
 

GIjo-o3.jpg ブルーカーペット上に登場したイ・ビョンホンは、都内で行われたジャパンプレミアとは打って変わってベージュのジャケットにタイトなデニムというラフなスタイルで登場し、早朝から待ちわびたファンからは大きな歓喜の声が。サインや写真撮影に丁寧に応じるイ・ビョンホン、ジョン・M・チュウ監督のファンサービス、さらにド派手な忍者演出に会場のボルテージは急上昇。そんな熱気を帯びた会場の特設ステージで舞台挨拶がスタートし、集まった大阪のファンへの印象を聞かれるとイ・ビョンホンと監督は「日本で最も情熱的なファンのいるところ」と答え、熱狂的なファンの熱い歓迎に感動した様子。

大阪城天守閣と、ファン1000人が"青一色"に!!

GIjo-o8.jpg そしてフォトセッション時には謎の“コブラ”スイッチが登場。会場に集まったファンが一斉に青色のペンライトを振り、「ジー!アイ!ジョー!」の掛け声と共にイ・ビョンホンがスイッチを入れると、大阪城がなんとコブラカラーの青色にライトアップされ、<大阪城が大阪ジョー>になった。壮大なその姿にはイ・ビョンホン、ジョン・M・チュウ監督共に驚きの表情を浮かべた。
 

GIjo-o2.jpg さらに先ほどド派手なアクションを披露したスネークアイズがステージに登場。しかし何か違和感が…歩き方もたどたどしく、背も小さい気が?おもむろにそのマスクを外すと、なんと前作からの大ファンで、関西を中心に活躍する月亭八光が。「イ・ビョンホンさん、こんばんは。握手させてもらってもいいですかぁ。」と突然イ・ビョンホンへ近づき、いよいよイ・ビョンホンと握手を行おうかと言うときには会場から大爆笑と悲鳴が起こった。

 大阪らしい演出が飛び出した今回のイベントでは「休むまもなくアクションが続き、スカっと出来る事間違いなし。この夏、大阪のように最も熱い作品です。」と魅力を熱く語って締めくくり、大きな拍手の中で幕を閉じた。


 

GIjo-o4.jpg――― 大阪の街や大阪のお客さんの印象は?
イ・ビョンホン:大阪、おおきに!(日本語で) 何度来ても情熱的な大阪のファンにあえてうれしいです。良い意味でクレイジーな大阪のみなさんが大好きです。
監督:イ・ビョンホンから世界で一番熱いファンのいるところと聞いていたので、そのファンの前にこうして来れて最高だよ。

――― お二人のお気に入りのシーンはどこでしょうか?
イ・ビョンホン:クールで謎めいたストームシャドーのキャラクターが解き明かされます。彼の内に潜む怒りや苦悩などバックストーリーが描かれているから、そこが一番のおすすめだよ。ぜひ楽しんでほしいよ。
監督:ヒマラヤの山腹で忍者が飛び交うシーンだね。しかも3Dだから迫力がすごいんだ。イ・ビョンホンの腹筋が触れるくらい飛び出すからお楽しみに!

――― 日本の皆様へのメッセージをお聞かせください。
イ・ビョンホン:G.I.ジョー バック2リベンジはアクション超大作です。怒濤のアクションに休む暇もありません。そして、熱い夏を吹き飛ばすような爆発や破壊なども随所にちりばめられています。大阪のファンのように熱い作品です。ぜひ劇場で会いましょう。

2013年6月7日(金)より、TOHOシネマズ梅田他にて先行公開!(一部の劇場を除く)

★大阪プレミア上映舞台挨拶レポートはこちら
★ジョン・M・チュウ監督インタビューはこちら
★福岡セレモニー&舞台挨拶はこちら


 

【作品情報】

G.I.ジョーバック2リベンジ

(原題:G.I. Joe: Retaliation)
(2013年 アメリカ 1時間51分)

監督:ジョン・M・チュウ
出演:ブルース・ウィリス、ドウェイン・ジョンソン、イ・ビョンホン、チャニング・テイタム、レイ・パーク、エイドリアンヌ・パリッキ、D.J.コトローナ

2013年6月7日(金)TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズなんば にて先行上映、6月8日(土)~全国ロードショー

★プレミア上映舞台挨拶レポートはこちら
★ジョン・M・チュウ監督インタビューはこちら

★公式サイト⇒ http://www.gi-j.jp/

(C)2013 Paramount Pictures. All Rights Reserved. Hasbro and its logo, G.I. JOE and all related characters are Trademarks of Hasbro and used with permission. All Rights Reserved.

    


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(撮影:河田 真喜子)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

bruno-550.jpg『ブルーノのしあわせガイド』

yakusoku-s550.jpg『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』樹木希林、齊藤監督舞台挨拶
 (2013年3月30日(土)第七藝術劇場にて)

yakusoku-1.jpg(2012年 日本  2時間)
監督・脚本:齊藤潤一 
出演:仲代達矢、樹木希林、天野鎮雄、山本太郎
ナレーション:寺島しのぶ 
3月30日~第七藝術劇場、4月13日~神戸アートビレッジセンター、5月18日~京都シネマ
★公式サイト⇒http://www.yakusoku-nabari.jp/
(c)東海テレビ放送

1961(昭和36)年に三重県名張市で起きた「名張毒ぶどう酒事件」の犯人として投獄され、獄中から無実を訴え続けている奥西勝死刑囚の半生を、ドキュメンタリー映像を交えながら描いたドラマ。
 村の懇親会で、毒入りぶどう酒を飲んだ女性15人のうち5人が死亡。奥西は、三角関係を清算するため、ぶどう酒に農薬を入れたと一度は犯行を自白するものの、逮捕後、一貫して警察に自白を強要されたと主張。一審は無罪、二審で死刑判決、1972(昭和47)年最高裁で死刑が確定。事件から51年余り、奥西は、何度棄却されても諦めることなく再審請求を続ける…。

yakusoku-2.jpg仲代達矢が奥西を演じ、息子の無実を信じ続ける母タツノを樹木希林が演じた。製作陣は、ドキュメンタリー「司法シリーズ」を手がけてきた東海テレビ。事件発生当初から取材を続けてきた記録、証言を再検証し、みごたえのある作品となった。タイトルの約束とは、1987年から奥西の支援を始めた人権団体の川村(天野鎮雄)が、ようやく再審開始の決定がなされた2005年、面会室でガラス越しに奥西(仲代達矢)と手を合わせ「今度は晴れて、塀の外で握手しましょう、お互いしぶとく生きましょう」と約束をしたところからくる。このシーンで初めて見せる仲代の笑顔が印象的だ。
関西での公開初日、樹木希林さんと齊藤監督が舞台挨拶に立った。上映後には、樹木さんが「どんな感じでしたか」と満席立ち見の客席に問いかけ、次々と手が挙がり、興味深い質疑がなされたので、併せてご紹介したい。


【上映前】
yakusoku-s1.jpg監督: 「名張毒ぶどう酒事件」といっても、ご存知でない方が多いと思います。事件から52年になり、奥西さんは未だ獄中にあります。冤罪だと確信して、この作品をつくりはじめました。こういう一人の男の生き方があるというところを観てほしい」
樹木: 「この作品では、奥西さんのお母さん、タツノさんが(ドキュメンタリー部分で)出てきます。本当の母親を観ていただいた時、いかに役者の力量がないかが歴然とわかり、役者としては、恥をさらすような仕事でしたが、事件のもつ意味合いを考えると、やはり関わらせていただいてよかったと思います。15歳になる孫、男の子ですが、初回の上映を観て、今までたくさん映画を観てきたけれど泣いたことはなく、初めて泣いたそうです。いいものかわるいものかわかりませんが、何かに心打たれたんだと思います。作品は押し付けるものではありません。ただ、こういう現実があると観ていただければと思います」
監督:「ドキュメンタリーとドラマを融合した少し変わった映画だと思います。仲代達矢さんと樹木希林さんと、日本を代表する大御所俳優の演技を観て、たっぷりいろんなことを感じて観終わってほしいです」
樹木: 「撮影前に、インフルエンザA型にかかって、もう撮影現場の名古屋には行けないんじゃないかと思いましたが、大勢のスタッフが困りますし、インフルエンザを隠してマスクをして行きましたが、誰にも移りませんでした(笑)。この事件に関わった人たちの本当の顔をぜひ観てください」

【上映後の観客との質疑】
yakusoku-s2.jpgQ: 「人の命がかかっていることについて、裁判所は何をみているのか、憤りを感じました」
樹木: 「私がもし裁判官で、病気の子どもを抱えてたりしたら、出世とかいろいろ考えた時、どうするのか。自分が同じ立場に立ったとしたら、ちゃんと生きれるのか、自分自身が問われているような気がしました。村の人達も証言をころころ変えていますが、もし自分がその立場だったらどうなのか。齊藤監督らが、高みに立ってつくっていないからこそ、人に伝わっていくんじゃないかと思います」

Q:「奥西さん本人も含めて、あの状況で頑張って生きておられることに感心しました」
監督:「奥西さんは名古屋拘置所にいましたが、今は体調を崩して八王子の医療刑務所にいます。再審開始の取消しが決定された2012年5月以降、一口も食べることができず、点滴だけで生きている状態です。でも、なんとか生き続けて冤罪をはらしたいという気持ちは持っておられると聞いています」
樹木: 「時期を逸しても生き続けるというか、結果がすべてOKとはならなくても、奥西さんが生きたということによって、そこに関わった人達や、映画を観てくださった方々が、学んだり、成長したり、何かを受け止める、大きなメッセージになったのではないかと思います。冤罪をはらしたいという、ただその一念だけになってしまうと、まわりも当人も苦しくなります。だから、とにかく生きたことの意味はあるというふうに私は受け止めるように考えています」

yakusoku-s3.jpgQ:「奥西さんには子どもが二人いて、息子さんは62歳で亡くなられたとテロップにありましたが、取材はされたのですか」
監督:「死刑囚の息子と娘ということで、本当につらい人生をずっと送ってこられたと思います。だから、もちろん父親に対する思いというのはあるのですが、面会を重ねることで、今度はご自分の家族が石を投げられたりすることがあり得るので、父親とも距離を置かれているようでした。私も取材を申し込みましたが、『家族のいる身なので、取材は受けられない』とのことでした」
樹木: 「お墓でさえ疎外されたのですから、映画に子どもの映像や意見が出てこないというのは、それだけで、関係者として生きていくのがどんなに大変なことか、おしはかれますよね」

Q:「事件があった村の慰霊碑を訪れましたが、よそ者は立ち入れない雰囲気がありました。この映画が、まわりの方々の心をほぐし、奥西さんを助けてほしいと思いました。まだ何人か生きている村の方々のうち誰かが…と願いました」
樹木: 「この映画を観た私達も、事件当時、ああいうふうにせざるを得なかった、誰かを犯人にしてどうにか解決せざるを得なかったという、村の人達の気持ちをはかるようにしていくしかないんだなと思います」


yakusoku-3.jpg会場からの「希林さん、ぜひこれからも頑張ってください」とのエールの言葉に、樹木さんがにっこり微笑んで「そうもいかないのよね、病気を抱えて、もう70歳超えてね」とおどけて答えた後、「がんを告白してから、「大変ですね」とか「病気は大丈夫ですか」と言うわりには、皆さん、こきつかうんですよね(笑)。いい意味で生きていきたいと思います」と話されたのが印象に残った。作品についての感想をざっくばらんに観客に求め、意見交換しながら、当意即妙な答えで、会場の笑いをとったり、共感の輪を広げていく姿はさすがで、偉ぶらないお人柄がすてきだった。作品への深い理解に女優魂の懐の深さを感じ、印象深い取材になった。
(伊藤 久美子)

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