「講談社」と一致するもの

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■日程:11月27日(日)

■場所:大阪ステーションシティシネマ スクリーン3

■登壇者:岡咲美保(リムル役https://okasakimiho.com/
     杉本紳朗(プロデューサー)



tensura-550.jpgシリーズ累計発行部数 3,000 万部突破の大人気異世界ファンタジー「転生したらスライムだった件」(通称『転スラ』)初の劇場版作品、 『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』 がついに11 月 25 日 (金)より公開しました。本作は、原作の伏瀬が自ら原案を担当する完全オリジナルストーリー。人間からスライムに転生した主人公・リムルたちが、仲間のために陰謀に立ち向かう本作では、壮大な世界観や大迫力の戦闘シーンなどスケールアップした映像はもちろんのこと、「転スラ」ならではの個性豊かなキャラクターたちが繰り広げるユーモア溢れるやりとりも健在。既に12以上の国と地域での公開も決定し、全世界が待ち望む中、11月27日(日)に大阪ステーションシティシネマにて大ヒット記念舞台挨拶を行った


tensura-bu-500-1.jpg舞台挨拶には、声優活動のみならずアーティスト活動など幅広く活躍している若手声優で、本作の主人公リムル役を唯一無二の声で演じる岡咲美保と、”杉P”でお馴染みの、アニメ『転スラ』のプロデューサー杉本紳朗が、約200人の転スラファンに迎えられ、ステージに登壇!ようこそ、大阪に!と迎えられた岡咲は、大阪に『転スラ』のイベントで来るのは約4年ぶり2度目で、上映後の舞台挨拶の登壇とあって、色々話せる!!と喜んだ。プロデューサーの杉本は前回、『転スラ』で大阪での舞台挨拶に来た時に、話してはいけない事を話してしまって怒られると思ったけど、大阪の皆さんが誰も話さなかったので、怒られずに済んだという話を披露。岡山県出身の岡咲は大阪には小旅行感覚でよく遊びに来ていて、USJや大阪城などの観光スポットは馴染みがある地域であることを伝えた。舞台挨拶登壇前に大阪ならでは大量のたこ焼きの差入れがあり、美味しかった!とSNSにもアップしたことを明かした岡咲。それを受けプロデューサーの杉本は、たこ焼き??と首をかしげ、岡咲と楽屋が違った為、たこ焼きではなく・・・代わりに大量の栄養ドリンクの差入れがあったことを明かした。それを聞いた岡咲は「働きなさい!という事ですね。」と和やかにトークがスタート。


tensura-bu-240-1.jpg昨日は福岡、今朝は岡山で舞台挨拶やイベントを終え、岡咲は「大阪のお客さんは優しい目をしているので今日も大丈夫かな!」とホッとした表情で、映画の反応を問いかけると会場からは盛大な拍手が起こった!映画の感想を改めて聞かれた岡咲は、「25日公開とずっと言い続けてきたけど、アッという間に時がきて、今は観ていただきたいという期待と面白いと思ってもらえるかなという不安、そしてリムル役としての責任感があったが、SNSには「何度も観たい!」などの声が届いていて嬉しいし、誇らしいです!」と主役ならではのコメント。


杉本プロデューサーは「長かったー!」と振り返り、「胃が無くなるかと思うほどのプレッシャーと不安がずっとありましたが、公開して皆さんの顔を見てホッとしました。」と気持ちを吐露した。“映画化”の話を初めて聞いた時の印象を聞かれた岡咲は「嬉しかったです!でもどういう話になるのか良い意味で分からず、原作が続いている中、アニメの続きを描くのか?と思っていたら、まさかのオリジナルストーリーでヒイロというキャラクターがオーガの生き残りという設定も、天才的な発想!転スラを広げたいという想いを感じてスゴイ!」と絶賛。


tensura-bu-240-2.jpgまた杉本プロデューサーは、「本筋はテレビシリーズで、劇場版はお祭りの一つとして、という無理なオーダーに応えてオリジナルストーリーの原案を書き上げた原作の伏瀬先生に感謝ですね。」と語った。本作のテーマである“絆”について『転スラ』を作り上げた二人の絆を聞いてみると、「何度も聞かれている質問ですね…」と、顔を見合わせ、杉本プロデューサーは「新人の頃から付き合いがある岡咲さんがCDデビューした初回盤CDを買ってずっと応援しているけど、ライブには呼ばれなかった・・」とまさかのクレームに岡咲は「その節は大変申し訳ございませんでした!!」と慌てて謝罪。MCが「杉本さんにはお客さんとして来て欲しかったんですよね?」と岡咲の味方になり、「ステキな絆で結ばれていますね」とフォローし、会場は笑いに包まれた。


劇場版ならではの、もう一度見たくなるポイントを聞かれた岡咲は「テンペストにヒイロがやって来たシーンでアドリブを入れる部分が、けっこう長尺でどうしよう…と思ったが、最終的にはアハハ、、という笑い声のアドリブで対応した!」と明かすと、杉本プロデューサーから「実はそのアドリブ部分はけっこうカットしている」という告白を受けたが、岡咲は試写でその笑い声を確認したことを告げ、少しは残した。と杉本は笑った。それを受けMCより「そういう細かいところまで含めてもう一度見て欲しいと観客に伝えた。

最後に杉本プロデューサーは、「『転スラ』を全てアニメ化することを目標として動いていて、この初めての劇場版の大ヒットが、そのステップの一つとなるので、ぜひ応援よろしくお願いします!」と語った。
 


<STORY>

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【魔国連邦】(テンペスト)の西に位置する【ラージャ小亜国】。かつては金の採掘で栄えていたが、今はその繁栄は見る影もなく、湖は鉱山毒に侵され、国は危機的状況に陥っていた。女王「トワ」は、王家に代々伝わるティアラの魔力を使い、毒を取り除いて民を守っていたが、その代償としてティ アラにかけられた呪いを全身に受けてしまい、命を蝕まれていた。そんな中、テンペストに突如現れた、大鬼族(オーガ)の生き残り「ヒイロ」。ベニマ ルたちの兄貴分だったというヒイロは、トワに命を救われ生き延びていたのだった。自分を救ってくれたトワと【ラージャ小亜国】を守るため、テンペストのリムルに助けを求めに来たヒイロは、ベニマルと運命の再会を果たす。ラージャの危機を救うため、そしてトワにかけられた呪いの謎を解くため、リムルたちはラージャへ向かうが…。そこには驚くべき陰謀が待ち受けていた! 


【CAST】リムル:岡咲美保/ヒイロ:内田雄馬/トワ:福本莉子/ベニマル:古川 慎/智慧之王:豊口めぐみ ほか
【STAFF】原作:川上泰樹・伏瀬・みっつばー「転生したらスライムだった件」(講談社「月刊少年シリウス」連載)
     ストーリー原案:伏瀬 監督:菊地康仁
     アニメーション制作:エイトビット
【配給】バンダイナムコフィルムワークス
【コピーライト】 ©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会 
【公式サイト】https://movie.ten-sura.com/

11 月 25 日(金)~ 大阪ステーションシティシネマほか全国公開中!!!


(オフィシャル・レポートより)

 
 

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2022年7月1日(金)@大阪ステーションシティシネマ

ゲスト:岩本照(Snow Man)・生見愛瑠(めるる) (敬称略)

MC:大抜卓人


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ツンデレだけど頼もしい大人の男性への憧れ、

誰でも恋をしたくなる女子共感度120%の胸キュンラブストーリー


2022年7月8日(金)より全国公開となる映画『モエカレはオレンジ色』は、シャイで真面目な消防士と夢見るピュア路線の女子高生の恋を描いた人気コミックス「モエカレはオレンジ色」の映画版。主演は体脂肪率4パーセントとアスリート並みの肉体美を誇る《Snow Man》の岩本照。頼もしくカッコ良すぎる消防士を好演。他にも同僚の消防士に古川雄大を始め鈴木仁や浮所飛貴、藤原大祐、上杉柊平などイケメン揃い。大人の消防士に憧れる女子高生を、ヒロイン初挑戦の生見愛瑠がピュアな一途さでコミックのヒロインそのままに魅了する。


誰もが恋するトキメキと多幸感で心をわし掴みにされる女子共感度120%の胸キュン映画。その主人公を演じた《Snow Man》の岩本照と、ヒロインの生見愛瑠が大阪で開催された特別試写会の舞台挨拶に登壇!満席の会場から大きな拍手で迎えられた。
 



――最初のご挨拶。

岩本:超シャイな消防士・蛯原恭介を演じました岩本照です。(関西弁で)“今日はほんまにありがとう”。(照れ笑い)短い時間ですがよろしくお願い致します。

生見:佐々木萌衣を演じました生見愛瑠です。(これまた関西弁で)“今日は楽しんでいってな~”(照れ笑い)。

――まさか関西弁で挨拶してくれとは!?向井康二君(Snow Manのメンバー)に教えてもらったのでしょうか?

岩本:いいえ。でも康二の育った場なんで関西弁で喋りたいなと思いまして…僕の関西弁はおかしくなかったですか?(場内から拍手が沸き起こる)ああよかった!ありがとうございます!

――関西の印象は?

岩本:コンサートやお芝居で関西に来させて頂いていて、戎橋あたりにも行って楽しかったですね。

生見:皆さん明るいイメージで、食べ物も美味しいですよね。先ほどたこ焼き頂きましたが、とっても美味しかったです。


――映画の中でも逞しい体を披露されていますが、相当体が仕上がってますよね?

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岩本:いえいえそんなことないですよ。普通に生きてたらこれぐらいにはなりますから。

――なりませんよ!

生見:無理無理!

――消防士服がとても体に馴染んで似合ってましたが?

岩本:僕の過去に消防士という時代があったんでしょうかね、何代か前に(笑)

――今回の役作りについて監督とは何かお話されましたか?

岩本:監督とは必要最小限の会話しかしてないですね。役についてというより、現場で自由にのびのびやらせてもらってました。役については萌衣ちゃん(愛瑠)や周りの人たちが創り上げてくれた海老原だったという印象です。


――生見さんの場合は、恋する気持ちを抑えながらも抑えきれないとか感情表現がとても重要だったと思いますが、役作りについては?

生見:役を作り込んでいくというよりは、皆さんと相談しながら演じていました。でも、結構泣くシーンが多かったので、とても勉強になりましたね。


――岩本さんは初めての単独初主演作ですが、最初ドッキリだと思ってたんですって?

岩本:ず~っとドッキリだと思ってました、盛大な(笑)。

――グループはドッキリ受けがちですよね?

岩本:そうなんですよ、僕のところにまでは来ないだろうと思ってたら、最近ドッジボールぶつけられまして、ドッキリが迫ってきてるな?今回もそうかなと思いました。

――どの辺でドッキリじゃないと思ったのですか?

岩本:愛瑠さんに会わせて頂いたり、監督と会ったり、消防士の訓練をさせてもらっている辺りから、「これはドッキリじゃないんだろうな」という雰囲気になりました。


――この作品は恋愛の要素もありますが、とても前向きに生きる要素もあるようですが?

岩本:それが凄く描かれている作品だと思います。勿論、キュンキュンするシーンもあるんですけど、蛯原や萌衣ちゃんの言葉や周囲の人の言葉など、共感できるようなメッセージが沢山含まれているのがいいところだと思います。

――生見さんが演じられた役は、同世代の女性にスイッチが入るようなメッセージ性があったようですが?

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生見:そうですね、好きな人に対して真っ直ぐに向かっていく姿がカッコいいなと、勇気をもらいましたね。


――“お姫様だっこ”されるシーンがありましたが、抱っこされてどうでしたか?

生見:なんだか消防士さんに助けられているという感じで、途中から岩本さんのことを本物の消防士さんだと思ってしまいました。ロープのシーンなんか凄すぎて、いつ訓練されていたんだろうと。

――そう、所作が消防士そのものなんですよね?

生見:本物の消防士さんにしか見えず、間違えたこともありました(笑)。

岩本:現場の隅で作業していたら「蛯原さん!」て呼ばれるほど馴染んでたり、スタッフさんにも間違えられました(笑)。


――本物の消防士さんの所へ行って訓練されたんですよね?

岩本:はい、実際に見学に行って、手取り足取り教えて頂いて、訓練にも参加させて頂きました。

――訓練は結構大変だったのでは?

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岩本:辛いとか苦しいということはなく、楽しかったですよ。ロープを使った訓練など学ぶことも多かったですし、楽しんでいたら登り切っていたという感じでした。


――消防士さんたちのチームワークも清々しかったのですが、同じジャニーズ事務所の方も共演されてましたね?

岩本:はい、浮所飛貴も出演してましたしね。クランクインの前に、僕が聞いてないと思ったのか、「ボク、ひかる君よりしゅうへい君(上杉柊平)推しです!」と彼が言ってるのを聞いて、「凄く素直な子なんだなあ」と思いました(笑)。「元気」というムードメーカー役なんですけどね(笑)。他のキャストの方やスタッフの方々にも積極的に声をかけて現場を盛り上げてくれていたんです。ホント凄くいい子なんです!


――この作品は夏にぴったりな爽やかな映画だと思いますが、この夏やりたいことってありますか?

生見:バーベキューやりたいです!映画の中でもバーベキューのシーンがあったのですが、「いいなあ」と思って是非この夏やりたいです!

岩本:僕は川でテントサウナをやりたいです。テントサウナを持ってるんですが、まだできてなくて、ず~っとやりたいと思ってました。川に流されたいなと…。


――岩本さんは役者の仕事が増えてきていると思いますが、如何ですか?

岩本:楽しいですよ。普段、踊りや歌や振付もやらせてもらったりしているのですが、お芝居も表現のひとつのジャンルとして演じているのが本当に面白いですね。


――映画の最後に「オレンジkiss」という曲が流れるんですが、これがまた映画の感想文のように聴こえたんですが?

岩本:あっ、オレ歌ってるわ!初めての主演映画で主題歌まで歌わせて頂いて、しかも心に刺さる歌詞でとてもいい曲だと感動しました。


――これからご覧になる観客の皆様へ

生見:これから観て頂けるということでとてもドキドキしています。消防士さんのカッコ良さや大変さも分かって頂いて、さらにキュンキュンして頂けると思いますので、是非お楽しみ下さい。今日はどうもありがとうございました。

岩本:夏にぴったりの作品だと思います。自分の仲間や家族や恋人などに想いを伝えたいなという時に、背中を推してくれる作品になっていると思いますので、是非何回も観て楽しんで頂きたいです。沢山キュンキュンしてほしいなと思います。
 


【STORY】

ツンデレ消防士に恋をした女子高生のピュアな一途さに、胸キュン必至のラブストーリー
 

父親を亡くし高校へ進学したばかりの女子高生・萌衣(生見愛瑠)はまだ友達もいない。ある日、頼もしくカッコいい消防士・蛯原(岩本照)との突然の出会いに動揺!? 内面は超シャイで真面目な蛯原に、すっかり恋をしてしまった萌衣は16歳で、相手は大人の男性。気持ちを抑えられない萌衣だったが、どんどん前向きに明るくなって友達もできる。蛯原もある悲しい過去から心を閉ざしていたが、萌衣の素直でまっすぐな気持ちに癒されていく。純粋過ぎて不器用に見える2人の恋に周囲もやきもき。そんな時、なんと蛯原と同期の嬉野(鈴木仁)という恋のライバルが現れて――!?

不器用な2人の恋はコミックの世界から抜け出たようで思わず笑ってしまうが、いつの間にか応援したくなるから不思議だ。ツンデレだけど頼もしい大人の男性への憧れ、誰でも恋をしたくなる女子共感度120%の胸キュンラブストーリーにあなたも癒されて下さい。


■原 作:玉島ノン「モエカレはオレンジ色」(講談社「デザート」連載)
■主 演:岩本照(Snow Man) 生見愛瑠
     鈴木 仁 上杉柊平 浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)
     古川雄大 藤原大祐 永瀬莉子 高月彩良 晴瑠 笛木優子
■監 督:村上正典  ■脚 本:山岡潤平
■音楽:林イグネル小百合
■主題歌:「オレンジkiss」Snow Man (MENT RECORDING)
■製 作:「モエカレはオレンジ色」製作委員会
■配 給:松竹株式会社
■©表記:(C)2022「モエカレはオレンジ色」製作委員会
公式HP: https://movies.shochiku.co.jp/moekare-movie/
■公式twitter:moekare_movie
■公式Instagram:moekare_movie 
■公式TikTok:moekare_movie

2022年7月8日(金)~ 大阪ステーションシティシネマ 他にて全国公開


(河田 真喜子)

 

 

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『モエカレはオレンジ色』ロゴステッカー プレゼント!

 

moekare-pre.jpg◆提供:松竹

◆プレゼント数:5 名様

◆締め切り:2022年7月8日(金)



 

公式HP: https://movies.shochiku.co.jp/moekare-movie/

2022年7月8日 (金)~大阪ステーションシティシネマ 他にて全国公開



女子共感度120%!

岩本照(Snow Man)超シャイな消防士で映画単独初主演!

生見愛瑠(めるる)もヒロインに初挑戦で超強力タッグ!

女子共感度120%!2022年1番ピュアなラブストーリー!


この度、映画『モエカレはオレンジ色』が主演にSnow Manの岩本照、ヒロインに生見愛瑠をむかえ、2022年7月8日(金)より全国公開となります。

「月刊デザート」(講談社)にて現在絶賛連載中の玉島ノンによる「モエカレはオレンジ色」、通称「モエカレ」。2016年より連載が開始され、現在12巻まで刊行されており、「消防士かっこよすぎ!」「ピュアすぎて胸キュン」など 世代を問わず、ときめきたい女性の心を鷲掴みにしている人気コミックスが満を持して初の映像化です。


主演の蛯原恭介(えびはらきょうすけ)にはSnow Manのリーダー・岩本照(いわもとひかる)。昨年末のTBS「SASUKE」での活躍も記憶に新しい、ジャニーズ若手きっての肉体派で、まさに真面目な消防士がぴったりの役どころ。今回が映画単独初主演となります。ヒロインの佐々木萌衣(ささきもえ)には、生見愛瑠(ぬくみめる)が映画初出演でヒロイン初挑戦。CanCamの専属モデルとして、CMやバラエティで大活躍中ですが、ドラマ「おしゃれの答えがわからない」(21/NTV)、「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」(21/NTV)にてドラマ出演を果たし、その演技が高評価となりました。


岩本照演じる蛯原の同期で、ライバルでもある姫野恒星役に鈴木仁、同じく同期の⾵間慎⼀郎役に上杉柊平、後輩の児嶋元気役に浮所⾶貴(美 少年/ジャニーズJr.)、さらに先輩である新堂⼀⾺役に古川雄大が名を連ねます。また、生見演じる萌衣のクラスメイト三鷹柊人役には藤原大祐、桐⾕紗⼸役に永瀬莉⼦が出演。監督は、映画『赤い糸』(08/松竹)『⼀週間フレンズ。』(17/松竹)ドラマ「1リットルの涙」(05/CX)「神様のカルテ」(21/TX)「プロミス・シンデレラ」(21/TBS)の村上正典。


超シャイで真面目な消防士【モエカレ】とぼっちのJKー。
不器用な2人の恋に思わず笑って、感情移入して、応援して。果たしてこの恋の結末はー?
観たら絶対に恋したくなる。いつか私も誰かとあんな恋がしたい!女⼦共感度120%!
2022年⼀番の胸キュンラブストーリー!7月8日公開の『モエカレはオレンジ色』、是非ご期待ください。
 


【STORY】

その人は突然現れた――。

ぼっちのJK・萌衣(生見愛瑠)が恋をしたのは、超シャイで真面目な消防士・蛯原(岩本照)。彼との出会いをきっかけに、どんどん前向きになっていく萌衣。蛯原も素直でまっすぐな萌衣に徐々に心を開いていくが、不器用な2人の恋はなかなか進まない。そんな中、恋のライバルが現れて――!?

不器用な2人の恋に思わず笑って、感情移入して、応援して。観たら絶対に恋したくなる。いつか私も誰かとあんな恋がしたい!女子共感度120%!2022年1番の胸キュンラブストーリー!?
 

■原 作:玉島ノン「モエカレはオレンジ色」(講談社「デザート」連載)
■主 演:岩本照(Snow Man) 生見愛瑠
■監 督:村上正典  ■脚 本:山岡潤平
■製 作:「モエカレはオレンジ色」製作委員会
■配 給:松竹株式会社
■©表記:(C)2022「モエカレはオレンジ色」製作委員会
公式HP: https://movies.shochiku.co.jp/moekare-movie/
■公式twitter:moekare_movie
■公式Instagram:moekare_movie 
■公式TikTok:moekare_movie

2022年7月8日(金)~ 大阪ステーションシティシネマ 他にて全国公開


(オフィシャル・リリースより)

中川監督(シネルフレ江口).jpg
 
 注目作家、彩瀬まるの原作を、主演に岸井ゆきの、共演に浜辺美波を迎えて映画化した中川龍太郎監督最新作『やがて海へと届く』が、4月1日(金)よりTOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズなんば、TOHOシネマズ二条、OSシネマズミント神戸他全国ロードショーされる。
東北へ一人旅に出た大学時代の親友、すみれ(浜辺美波)が消息を絶ってから5年。真奈(岸井ゆきの)はすみれの不在を受け入れられずにいたが、すみれの母(鶴田真由)や、すみれの恋人だった遠野(杉野遥亮)は、彼女を亡き者として扱い、真奈は反発を感じずにはいられない。遠野からすみれが愛用していたビデオカメラを渡された真奈は、ある日、意を決して、そのビデオを再生する。そこには真奈とすみれがふたりで過ごした時間と、真奈の知らないすみれの秘密が映されていた…。
  すみれへの想いを抱えて生きる真奈を演じる岸井と、活発に見えてどこかミステリアスなすみれを演じる浜辺。それぞれがみせる表情に、お互いを信頼し、そして強く慕う気持ちが滲み出る。すみれがいない部屋に差し込む柔らかな光、時には全てを、時には悲しみをも洗い流してくれる海など、自然の中でいきる人間の脆さや運命をも密かに感じさせる。中川監督20代の集大成と言える圧巻のラストにも注目してほしい。
本作の中川龍太郎監督にお話を伺った。
 

 
――――本当にスケールの大きな作品で感動しました。原作から変更した点も多く見受けられましたが、原作を読まれた時にどこが映画の核になると感じましたか?
中川:原作を映画化するにあたり、どこか自分と繋がっていたり、実感できる部分があるか。それが大事だと思うのです。友人の死はわたしも経験していますし、真奈とすみれのように、お互いに自立した存在として相手を尊敬していたけれど、片割れのような存在がいなくなってしまったという物語は自分で描ける。そこを一つの軸にしました。
 

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■真奈とすみれは、お互いに憧れを抱く「もう一人の自分」

――――真奈とすみれの関係は、親友でもあり、どこかお互いに恋焦がれているような微妙なニュアンスが表現されていますね。
中川:真奈とすみれはお互いに憧れを抱いているのだと思います。憧れという感情はある意味、恋愛と近いものに見える瞬間があることは事実です。自分に欠けているものを埋め合わせてくれる、もうひとりの自分みたいなイメージではないかと岸井さんや浜辺さんと話していました。
 
――――冒頭、真奈がすみれの荷物を片付けに行き、部屋で佇んでいるシーンがあります。じっくりと真奈の佇まいを見せることで、彼女の底知れぬ悲しみや、すみれが生きていると思いたい気持ちが伝わってきました。
中川:岸井さんに真奈が失った時間を実感してもらう必要があったので、特にこちらからは指示せず、岸井さんが感じるままに演じてもらったシーンです。その長さが、真奈が思考するときのテンポになっていきました。
 
――――なるほど、そのシーンのテンポは岸井さんに委ねたんですね。
中川:撮影のとき、もっと早くと指示を出すのは違うと思った。本当はもっとセリフがあり、脚本ではもっと最後の方に出てくるシーンだったのですが、編集でだいぶんシーンの構成を変え、長さも短くなりました。それでもちょっと長すぎたかなと思っていたのですが、そう言っていただけて良かったです。
 

■自分なりに震災との距離感を表現

――――すみれが消息を絶った場所について、原作では明言されていませんでしたが、映画では東日本大震災の被災地へ実際に足を運んでいます。中川監督ご自身が2011年3月11日に体験されたことや、映画の作り手としていつかは描こうと考えておられたのか、お聞かせください。
中川:大学生時代に東京で被災し、その2年後に友人が亡くなりました。ですから、僕が社会人として生きてきた時間は震災後の日本であり、僕はその時代を、友人を失った個人として生きてきたという感覚がすごくありました。震災のときにあまりリアリティーを持てなかったのは、どこか歴史的なものを見ている感覚があったと思うのです。多くの方が被災し、亡くなられましたが、そのおひとりおひとりに、その死を悲しみ、ずっと思い続ける人たちがいらっしゃる。個人から見た悲劇という視点から、東日本大震災を描いてみたいという想いはずっとありました。
 友人を訪れに東北へ足を運んだこともあったのですが、陸前高田の壁のような巨大防波堤を見たり、今回出演していただいたみなさんのお話を聞いたりする中で、自分なりに震災との距離感を表現してみようと気持ちが固まっていきました。
 

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■被災をして家族を亡くされた方々とこの物語を地続きで描きたい

――――真奈が職場の同僚、国木田と東北に向かい、地元の人たちがカメラに向かって震災で亡くなった家族の話をする集いに参加するシーンがあります。俳優と現地の人たちの両方が登場しますが、その意図は?
中川:いろいろな作品を観たときに、現実に起きた悲劇とフィクションの中の悲劇はどうしても分断されてしまうと感じていました。ドキュメンタリーで観る“死”とフィクションで観る“死”は違いますよね。身勝手かもしれませんが、僕にとってはつながっているのです。身近な死を題材に映画を作ってきたという自分の経緯もありますし、フィクションをずっと撮ってきたので、実際に被災をして家族を亡くされた方々とこの物語が地続きであるべきだと思ったんです。
 
――――実際に被災された方の話を、岸井さん演じる真奈が聞いている。やわらなか地続き感があり、物語に強度が増した気がします。
中川:東日本大震災のことを描くときに、被災された方に出演してもらわず、東北の風景を借景として取り込むだけなのは不誠実ではないかと思っていました。原作者の彩瀬先生はご自身が東北で被災されているので、あのような形で物語を書くことができますが、僕にしろ、岸井さんや浜辺さんにしろ、そこまでの体験をしたわけでありません。だから、その物語が存在する根拠、いわば重しとして、被災された方の存在が重要だったと思います。
 
――――真奈とすみれ、それぞれの視点で描くにあたり、ビデオカメラを用いていますね。カメラを相手に向けることは暴力性が生じる場合もありますが、今回は、記憶する装置という意味合いに見えました。
中川:コミュニケーションの手段としてビデオカメラを映画では登場させています。さきほどの被災者の方の話を撮るのもそうですし、自分が知らない世界のもう片方の面を知るための、コミュニケーションの媒介であり、何かを暴くためのものではありません。どちらかといえば、手紙のようなものですね。
 

■すみれから真奈への視点を表現しなければ、この原作でやる意味がない

――――すみれが「わたしたちには世界の片面しか見えていないと思うんだよね」という言葉がとても印象的でしたが、映画でもすみれと真奈、それぞれの視点を見せる構成にしていますね。
中川:僕はこの物語を真奈の話だけにするのは、ちょっと違うと思っていました。真奈だけの話にすると、生者が死者について都合の良い解釈をする話になってしまうのかという恐怖がありました。すみれから真奈がどのように見えていたかを表現しなければ、この原作でやる意味がない。真奈のグリーフワークの話だけではいけないと思ったのです。今回、すみれが死にゆくパートはアニメでしか表現できないと思い、積極的にそちらを選択したので、すみれパートは最初と最後にしか入れられませんでした。
 
――――確かに、今まで喪失感とどう向き合うかという生者視点の物語が圧倒的に多いですね。もう一つ、被災地でさきほどの家族のことを話すシーンと同様に、俳優も地元の人も混じっての正面を向いたスチール写真が次々と映し出されるシーンが圧巻でした。その意図は?
中川:あのポートレイトはスタッフ間でも様々な意見があり、最後まで撮るかどうかもわからない状況でしたし、脚本でも今とは違う位置にあったシーンです。僕は、生きている人間の世界だけではなく、生者も死者も、この世界に並存しているという考えで、実際に被災されて大切な人を亡くした方々と、物語の中のすみれ、さらには過去のすみれと死の直前のすみれも全て同じ瞬間に存在している。ポートレイトはその発露なのです。死者の世界と生者がいる現実の世界の違いもなく、過去と未来の違いもない。全てが今、この一瞬に存在していることを示したかったのです。
 
――――何かセリフを言うとか、エモーショナルなお芝居をするということではなく、ただじっと真正面を見つめているポートレートたちを見ていると、ただ存在する、そのことの力強さや美しさを大いに感じました。ちなみに、先ほど言及のあったアニメパートは脚本を書いたのですか?
中川:アニメパートは自分で詩を書きました。原作ではある種の心情が吐露されているのですが、それをアニメという具体表現にするのは統一のイメージを共有することが難しいです。悲しみの色、みたいなものも人によって違うでしょうし、むしろはっきりとわかるように、具体的に特定できる言葉のみをなるべく用いて詩を書きました。その詩から、アニメーションを担当していただいた久保さん、米谷さんと話し合い、絵コンテに起こしてもらい、編集作業をしながら作っていきました。お二人とも素晴らしい方たちなので、とても楽しかったですね。
 

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■岸井ゆきの、浜辺美波との役作り

――――岸井さんとは、どのようにして真奈を作り上げていったのですか?
中川:岸井さんとは、真奈を演じる上で疑問があれば、その都度話をしてきましたが、役作りのため事前に何かを指示してやってもらうことはなかったです。すみれを演じた浜辺さんは、若い頃から芸能活動をされており、一般的な学校生活を送る時間がなかったと思うので、すみれが通ったことに設定していた女子校に来ていただき、そこの先生と話をしてもらったり、学校見学をしてもらいました。また、女子大生と会話をしてもらい、体ですみれが置かれていた環境を感じてもらう時間を作りました。さらに、カメラをお渡しして、ご自身の身の回りのことを撮影してもらい、すみれというキャラクターを演じる上での下地作りは、丁寧にやらせていただきました。
 
――――真奈とすみれの関係を作るため、岸井さんと浜辺さんが、クラインクインまでに一緒になる時間を多く持つようなことはあったのですか?
中川:現場で初対面とならないように、事前に対面する時間は作りましたが、このおふたりが特別仲良くなる必要はないと感じていました。というのも、真奈とすみれはそれぞれ独立した人だという捉え方ですから。むしろ、一見するとその気持ちが伝わらないぐらいの方がいいんじゃないかなと。
 
――――確かに、お互いに恋人がいたりもしましたし、常に一緒にいるという関係ではなかったですね。
中川:言語化するのが難しいですが、あのふたりは相談相手なのかもしれません。真奈とすみれは共通のものが好きだから仲が良いのではなく、共通の嫌いなものがあるから仲が良い。「ああいう男は許せない!」とか、ふたりの間には連帯感があるのだと思います。
 

■テーマ面、映画の外的要因面で一区切りとなる作品。これからは生きることの肯定を描きたい

――――中川監督は今までも死と向き合う作品を作ってこられましたが、『やがて海へと届く』は、今までの作品と何か違う部分がありましたか?
中川:僕は友人との出会いから映画を撮り始め、友人の死を題材にした作品で、ささやかな形ではありますが世の中に映画監督として出ることができた。この作品で死と向き合うというテーマに一区切りをつけることができたのかなと思っています。1月27日に公開されたスタジオジブリが制作の愛知県観光動画『風になって、遊ぼう。』では冒険することや、生きていくことの肯定が描かれているので、これからはバイタリティーのあるパワフルな作品を作っていきたいですね。
 また、映画の外的要因から言えば、今回は商業映画に多く出演されている俳優を起用し、ある程度の予算を出していただきました。その上である程度好きなように撮らせてもらえたというのは、自主映画として何もないところから撮り始めた身として、一つの区切りになるのではないかと思っています。
(江口由美)
 

 
<作品情報>
『やがて海へと届く』PG-12
2022年 日本 126分 
[監督・脚本]中川龍太郎 [脚本]梅原英司
[原作]彩瀬まる「やがて海へと届く」講談社文庫
[出演]岸井ゆきの、浜辺美波、杉野遥亮、中崎敏、鶴田真由、中嶋朋子、新谷ゆづみ、光石研
[劇場]4月1日(金)より全国ロードショー
[配給]ビターズ・エンド
(C) 2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会
 

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『岬のマヨイガ』オリジナル《そえぶみ箋》プレゼント!

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◆提供:アニプレックス

◆プレゼント数:5名様

◆締め切り:2021年8月31(火

公式HP: https://misakinomayoiga.com/

 

2021年8月27日(金)~全国ロードショー


 


 

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居場所を失った 17 歳の少女・ユイ。彼女がたどりついたのは、どこか懐かしさと共にあたたかみを感じさせる、海の見える古民家“マヨイガ”だった。それは、岩手県に伝わる“訪れた人をもてなす家”というふしぎな伝説。血のつながりがない新しい家族たちとの、ふしぎだけど温かい共同生活が“岬のマヨイガ”で紡がれていく。

主人公・ユイを演じるのは自らも 17 歳になる国民的女優・芦田愛菜。映画史に残る傑作『千と千尋の神隠し』の原案となった『霧のむこうのふしぎな町』の著者・柏葉幸子が描き出す、心が優しく包み込まれる、ノスタルジック・ファンタジーがいま始まる―。


misakinomayoiga-sub-500-1.png.jpg<STORY>
ある事情で家を出てきた 17 歳のユイと、両親を事故で亡くしたショックで声を失った 8 歳のひより。居場所を失った二人は、ふしぎなおばあちゃん・キワさんと出会い、海を見下ろす岬に建つ、ふしぎな古民家“マヨイガ”に住むことに。なりゆきでキワさんについて来てしまった二人だったが、訪れた人をもてなす伝説の家“マヨイガ”、そしてキワさんの温もりに触れ、それぞれ傷ついた心は次第に解きほぐされていく。

そんなある日、“ふしぎっと”と呼ばれる優しい妖怪たちがキワさんを訪ねてきた。彼らは町で相次ぐ怪奇現象を調べるため、キワさんに力を貸しにきてくれたのだった。ふしぎっとの存在と共に、キワさんは昔からこの地に伝わる伝説“アガメ”のことを語り出す。人々の悲しい思いを糧に大きくなっていくという“アガメ”と、人々を陰から守る存在“ふしぎっと”。新しく見つけた居場所と、自分のまわりの優しい人々を決して傷付けたくないと強く思うユイ。ユイとひより、そしてキワさんは、それぞれの過去を乗り越え、大切な居場所を守ることができるのだろうか―。
 



【原作】「岬のマヨイガ/柏葉幸子」(講談社)※2016 年野間児童文芸賞受賞作
【監督】川面真也(「のんのんびより」「サクラダリセット」)
【脚本】吉田玲子(「のんのんびより」「SHIROBAKO」「若おかみは小学生!)
【キャラクター原案】賀茂川(京都市交通局「地下鉄に乗るっ」プロジェクト)
【音楽】宮内優里(「リトル・フォレスト」「グッド・ストライプス」)
【主題歌】羊文学「マヨイガ」
【アニメーション制作】davidproduction(「ジョジョの奇妙な冒険」「はたらく細胞」「炎炎ノ消防隊」)
【配給】アニプレックス  【製作幹事】フジテレビョン
【コピーライト】©柏葉幸子・講談社/2021「岬のマヨイガ」製作委員会
【公式サイト】https://misakinomayoiga.com/

2021年8月27日(金)~全国ロードショー


(オフィシャル・リリースより)

大阪のおばちゃんが予告編完コピしてみた!!

映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」ロゴデータ (2).jpg

半額品を巡るスーパーでのカートアクションが炸裂‼

自称・日本最高齢アイドル「オバチャーン」

笑撃のパロディ予告【オバファブル】が公開!

 

岡田准一主演で、2019年に全国公開された映画『ザ・ファブル』。‟今一番面白いマンガ”と称され、累計800万部の人気を誇るコミック「ザ・ファブル」(原作:南勝久/講談社「ヤンマガKC」刊)を映画化し、累計130万人以上を動員する笑撃の大ヒットを記録!そして、度肝を抜くアクション、キャスト、ハッピーな笑い、ストーリー、すべてがバージョンアップした新シリーズ『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』が、いよいよ6月18日(金)に大阪ステーションシティシネマ他にて全国公開!


この度、大阪のおばちゃんたちで結成された自称・日本最高齢アイドル“オバチャーン“による、本作の60秒本予告を完コピしたスペシャルパロディ予告【オバファブル】が公開!


アキラ&オバチャーン比較画像組み写真.jpgオバチャーンとは、「大阪のおばちゃんパワーで世界を元気にする」ことを目標に、大阪・通天閣を拠点に活動しているご当地アイドルグループ(平均年齢67歳)。「絡んでくるアイドル」というコンセプトのもと、「オモロイことならなんでもやる」をモットーに活動してきた彼女たちだったが、コロナ禍により通天閣でのライブは軒並み中止となり、ほぼ開店休業状態に…。


奇しくも、本作の主人公で伝説の殺し屋・ファブル/佐藤アキラ(岡田准一)が、ボスの命令により殺し屋を休業中という状況が、オバチャーンの近況と合致。「暗い世の中を元気にせなアカン!」と今回のパロディ予告制作が鼻息荒く大決定した。


今回パロディした映画の本家60秒予告編では、最強の殺し屋・ファブルが相棒のヨウコ(木村文乃)と共に一般人として暮らす日常、ファブルへの復讐に燃える最狂の男・宇津帆(堤真一)や凄腕の殺し屋の鈴木(安藤政信)との緊迫の対峙、心を閉ざした車椅子の少女・ヒナコ(平手友梨奈)の激昂などが、目まぐるしいアクションと共に描かれているが、パロディ予告では、アイドル活動休止を余儀なくされ、「ただのコテコテの大阪のおばちゃん」として暮らすオバチャーンたちの日常を、アクションとハッピーな笑い満載で描く内容となっている。


本家では、ファブルが爆発で吹き飛ばされたドアを軽々と回避する圧巻のシーンから始まるところを、パロディ予告ではオバチャーン不動のセンター・舟井栄子が勢いよくドアから飛び出し、「行こかー!」と高らかに宣言(?)してスタート。ドケチでおせっかいな大阪のオバチャン暮らしを謳歌する日々は、かつての復讐に燃えるメンバーによって突如急展開を迎えることに・・・。

ファブル同様に鋭い眼光を見せるオバチャン、謎の生焼け食材を食べて腹を下し涙を流すオバチャン、車椅子で儚げに佇むオバチャン、そして因縁の対決はスーパーでの最終決戦へと突入!

果たして特売のお肉を巡り繰り広げられる熾烈な買い物カートデッドヒートの結末は・・・!

最後まで目が離せない怒涛の展開となっている。


なお、本パロディ予告は関西地区限定でTVCMや劇場予告編として順次放映される予定。体力の限界突破に挑み、本家へのリスペクト溢れるオバチャンたちの熱演に、ハッピーな笑いへの期待高まる本映像。岡田による日本映画の限界突破アクションまで余すところなく完コピした大阪のオバチャンたちによる本気のパロディをぜひ見比べてみてほしい。
 


スペシャルパロディ予告 松竹YouTubeチャンネルはこちら


【オバチャーン】

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ケチで下品でやかましい。けれど人情深くて義理堅い。そして何より最高におもろい。そんな大阪のオバチャたちがコンセプト集団” オバチャーン” となって暗い世の中に殴り込み。持ち前のおせっかい精神とやかましさを武器に世界を元気にする活動をスタート。

メンバー数は、TPOに応じて1人から47人まで変幻自在。「絡んでくるアイドル」をコンセプトとして人と人との生のコミュニケーションを活発化させます。時には人生相談や値切り代行まで、おもろいことならなんでもやる。

それがオバチャーン!

<公式サイト> https://www.obachaaan.com/



【オバチャーンプロデューサー・日座裕介 コメント】

最初はオバチャーンにありがちなドッキリ案件かと思いましたが、私自身もファブルの大ファンでしたので、本編の魅力を汚さないようにここは圧倒的なまでの再現でパロディしなければと全力で挑ませていただきました。熱い演技を見せるオバチャーンたちが、一瞬ですが、まるで岡田准一さんに見えて・・しまうことはさすがにございませんでしたが、万全の構えで撮影にのぞみ、根性を見せてくれました。

この予告編パロディをたくさんの方に楽しんでいただき、ファブルの大ヒットにお力添えできれば幸いです。その暁にはパート3制作の際にオバチャーンの本編出演を密かに期待しております。しかし平均年齢67歳の日本最高齢アイドルを自負するグループですので明日引退してもおかしくありません。オファーはお早めにお願いいたします。
 



『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』

最強の殺し屋が挑む究極ミッション!誰も殺さず、最狂の偽善者から、訳ありの少女を救出せよ。

【STORY】
faburu-pos.jpgどんな相手も6秒以内に仕留める――伝説の殺し屋“ファブル”(岡田准一)。

ある日、ボス(佐藤浩市)から「一年間、誰も殺すな。一般人として“普通”に生きろ」と命じられ、佐藤アキラという偽名で、相棒・ヨウコ(木村文乃)と共に一般人のフリをして暮らし始める。猫舌で変わり者のアキラは、今日もバイト先の社長(佐藤二朗)と同僚のミサキ(山本美月)と関わりながら<プロの普通>を極めるため奮闘中。

一方この街では、表向きは子供を守るNPO代表だが、裏では緻密な計画で若者を殺す最狂の男・宇津帆(堤真一)が暗躍。凄腕の殺し屋・鈴木(安藤政信)と共に、かつて弟を殺した因縁の敵・ファブルへの復讐に燃えていた。

同じ頃アキラは、4年前のある事件で自分が救えなかった車椅子の少女・ヒナコ(平手友梨奈)と偶然再会し、これが後に大騒動へと発展する――!
 


出演:岡田准一
   木村文乃 平手友梨奈 安藤政信
   黒瀬 純 好井まさお 橋本マナミ 宮川大輔
   山本美月 佐藤二朗 井之脇海 / 安田 顕 / 佐藤浩市
   堤 真一
原作:南勝久『ザ・ファブル』(講談社「ヤンマガKC」刊)
監督:江口カン
アクション監督:横山誠
ファイトコレオグラファー:岡田准一
主題歌:レディー・ガガ&アリアナ・グランデ「レイン・オン・ミー」(ユニバーサル ミュージック)
企画・製作:松竹×日本テレビ
配給:松竹株式会社 制作プロダクション:ギークサイト
公式サイト:https://the-fable-movie.jp/
公式Twitter:@the_fable_movie
公式Instagram:fable_movie
クレジット表記:©2021「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」製作委員会

『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』6月18日(金)~全国公開!


(オフィシャル・リリース)

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(2019年10月19日(土)@なんばパークスシネマ)

ゲスト:新津ちせ、坂井真紀、滝藤賢一、橋本直樹監督(敬称略)



9歳になった新津ちせ、座長の貫禄十分!

「亡くした大切な人やペットを静かに思い出す映画です」と

アピールする姿がいじらしい。

 

マイク片手に手を大きく振りながら作品を語る姿はミュージカル女優のようだ。2歳からドラマやCM、映画に舞台と大活躍の新津ちせ。10月18日から全国公開された映画『駅までの道をおしえて』で初主演を果たし、両親役の坂井真紀と滝藤賢一に橋本直樹監督らと共に、東京に続いて大阪でも舞台挨拶を行った。質問者の方へ顔を向けて大きくうなずき、体全体で語る姿は座長の貫禄十分!1回でセリフを覚えたり、シーンの心情を的確に捉えたりと、天才子役の名をほしいままに、この日も観客の心も掴んでいた。

eki-550.jpg伊集院静原作の「駅までの道をおしえて」を橋本直樹監督が脚色・監督。可愛がっていた白柴のルーを亡くした少女サヤカが、思い出いっぱいの原っぱで不思議な犬ルースを連れたおじいさん(笈田ヨシ)と出会う。少女が悲しみを乗り越えて成長する姿を、長期に渡る撮影で丁寧に綴った感動作。白柴の仔犬を探す間にサヤカ役のオーディションを行い、第4次審査を勝ち抜いたのが新津ちせ。仔犬だったルーとは1年半も一緒に暮らして役作りしただけあって、愛犬との相性もぴったり。


「大切な人や大切なペットを静かに思い出す映画です。皆さんの大切な記憶に残る映画になったら嬉しい」と舞台挨拶の最後を締めくくった新津ちせ。可愛らしい顔立ちや立ち居振る舞いとは対照的な大人顔負けのしっかりとした受け答えに、共演者も観客もすっかり魅了されてしまった。

以下は、上映後の劇場にて舞台挨拶の詳細について紹介しています。



ekimadeno-chise-240-1.jpg新津:皆様に観て頂いてとても嬉しいです。今日はよろしくお願い致します。

坂井:大阪に来られてとても嬉しいです。

滝藤:マキタスポーツです!(笑)東京でもしっかり滑ってきました。今日はお忙しい中観に来て下さいましてありがとうございます。

橋本監督:本日は遅い時間まで、どうもありがとうございます。


――サヤカを演じてみて楽しかったですか?

新津:この映画の撮影はとても楽しかったです。


――大阪へはよく来られますか?

新津:舞台のお仕事でよく来ています。たこ焼きもお好み焼きも大好きです。

坂井:たこ焼きが大好きで、今回は食べて帰れるかどうかドキドキしています(笑)。

滝藤:僕はあまり大阪には来ないんですけど、串カツは大好きです。それと551の肉まんとかも。通天閣や梅田へも行ってみたいですね。


――おススメのシーンは?

新津:どのシーンも楽しかったのですが、ルーと一緒に駆け回った冬の雪の原っぱのシーンが特に印象に残っています。ルーとは1年半一緒に暮らしていました。


ekimadeno-takitou-240-2.jpg――「犬を飼いたい」とサヤカが言った時の両親の反応がとても印象的でしたが?

滝藤:親子3人の最初のシーンでは、午前中3人だけにして頂いて、3人でいろいろ話したり遊んだりしました。お陰で割と自然に家族として入っていけました。その時はまだちせちゃんはまだ“ザ・コドモ”だったのですが、9か月後に会ったらまるで別人のように成長していました。その間、監督とは密に語り合っていたようで、いいものを身に付けて豊かな表情になっていました。お父さんのような立場で見守る感じでしたね。

 


――オーディションで4次選考の末選ばれたちせちゃんですが、その魅力は?

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橋本監督:う~ん、あまり褒めたくないんだよね~(笑)。

坂井:褒めてあげて下さいよ。

橋本監督:オーディションには最初200人位しか集まらず、「一般オーディションもしなきゃいけないのかな」と思いました。僕は書類選考で落とすということはしないので一人一人と会っていたのですが、ちせに会って、「やはり“出会い”ってあるんだな」と思いました。

――何かお褒めの言葉が欲しいですよね?

橋本監督:観て頂いたお客様が彼女の演技で何かを感じて頂けたら、それが答えだと思っています。僕は身内なので自分の娘が「可愛い」とか言うのは気が引けますが、皆さんに褒めて頂く分については凄く嬉しいです。勿論そのことは分かっていますが、それを言うと調子に乗っちゃうんで…(笑)。


――犬のルーとルースはどうやって決まったのですか?

橋本監督:ルーはちせより先に決まっていました。白い柴犬はとても珍しくて仔犬を探してもらって、その間にオーディションをして、2か月後にちせとルーと会わせてみました。名前もまだなかったので「ルー」と名付けられたのです。ルースの方は、野犬だったのを保護されていた犬で大阪出身です。最初に預けられていた所を2回も脱走したようで、今いる所に落ち着いてからトレーニングを受けた犬なんですが、何となく雰囲気のある犬だなと思って決めました。

新津:ルーとルースは(どちらもメス)撮影の時にとても仲良くなって、このまま別れさせるのは可哀そうだということで、今は一緒に飼われています。


ekimadeno-sakai-240-1.jpg――両親役の滝藤さんと坂井さんから見たちせちゃんは?

坂井:可愛さが詰まっていますよね。見た目も性格も本当に可愛らしくて、ちせちゃんがママと思ってくれたから、私もお母さんになれたような気がします。ありがとうございました。

滝藤:凄くしっかりしている。挨拶もしっかりしているし、キャンペーンでも「こんな事言うとネタバレしちゃうから言わないでおこう」とか、ウチの次男坊と同じ小学3年生ですけど、全く違う!ウチの次男坊は、今朝なんか「ババ抜き」トランプで負けて泣いてましたからね(笑)全く別の生き物のようですよ。さすが女優さんだなと思います。


――自分がサヤカと似ている点は?

新津:サヤカが原っぱで走り回るシーンがよく登場するのですが、私も走るのが大好きなので似ているかなと。それと、ルーもよく走り回るので、よく「飼い主によく似る」と言われますが、私に似たのかなと思います。


――もう一度観て欲しいシーンは?

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新津:マキタスポーツさんと滝藤さんと3人で犬小屋を作るシーンはホントに面白かったです。ペンキを塗るシーンは全部アドリブで、イラストも描きました。ルーの絵は勿論、叔父さんの家はお豆腐屋さんだったので、おからや冷奴やねぎを描きました。


――脇役の俳優さんたちも豪華ですが?

橋本監督:大手の大作でなくても脚本が良ければ出演して下さる俳優さんは大勢いらっしゃいます。今回もそんな俳優さんたちに恵まれたと思っています。


――最後のご挨拶。

新津:この映画は大切な人や大切なペットのことをゆっくり思い出す映画だと思います。観て下さった方の大切な記憶になれたらとても嬉しいです。本日は観に来て下さって本当にありがとうございました。

 


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【出演者と監督について】

◆新津ちせ(主人公のサヤカ役):映画『3月のライオン』のモモ役や、米津玄師がプロデュースした「パプリカ」を歌うユニット Foorin の最年少メンバーとしてブレイク中。オーディションで受かった直後から愛犬ルーとの特別な絆を表現するため、自宅でルーとの共同生活を開始。その後、一年にわたる丹念な撮影を通してサヤカの心身の成長をカメラに刻み付けた。


◆笈田ヨシ(サヤカの友人となるフセ老人役):約半世紀にわたってヨーロッパの演劇界で俳優・演出家として活躍し、マーティン・スコセッシ監督の『沈黙—サイレンス—』など映画でも強烈な印象を残してきた。


その他、サヤカの両親に坂井真紀と滝藤賢一、伯父夫婦にマキタスポーツと羽田美智子、祖父母に塩見三省と市毛良枝、医療関係者に柄本明と余貴美子が扮し、あたたかくヒロインを見守る。また 10 年後のサヤカを有村架純がモノローグ(声)で表現。


◆橋本直樹(監督と脚色):『トニー滝谷』『そこのみにて光輝く』をはじめ数多くの秀作を送り出してきた制作プロダクションウィルコ代表。『臍帯』に続く長編監督第2作となる本作は、15年前に原作を読んで以来、映画人としてのキャリアを全てつぎ込んだ渾身作。


【出演】 新津ちせ 有村架純/坂井真紀 滝藤賢一 羽田美智子 マキタスポーツ /余 貴美子 柄本明/市毛良枝 塩見三省/笈田ヨシ
【原作】:伊集院静「駅までの道をおしえて」(講談社文庫)
【脚色・監督】:橋本直樹 
【主題歌】:「ここ」コトリンゴ
【企画・製作】:GUM、ウィルコ
【配給・宣伝】:キュー・テック  シネマスコープ/ 5.1ch/DCP/125 分
©2019 映画「駅までの道をおしえて」production committee
【公式サイト】:https://ekimadenomichi.com/

2019年10月18(金)~なんばパークスシネマ、MOVIX京都、神戸国際松竹 他全国ロードショー!


(河田 真喜子)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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2019年9月13日(金) @TOHO シネマズなんば 本館・シアター1

ゲスト ◆ 伊藤健太郎(22)、玉城ティナ(21)


 

~半端ない勢いで、最旬の二人が激突する青春狂騒曲~

 

今や映画界だけでなく、ドラマやバラエティ番組やCM、雑誌等でこの二人を見ない日はないというくらい引っ張りだこの伊藤健太郎と玉城ティナ。最旬の二人が文字通り体当たりの演技で思春期の抑えきれない衝動をぶつけ合う映画『惡の華』が9月27日(金)から全国公開される。押見修造原作の累計発行部数300万部という伝説的コミックを完全に実写化された作品は、誰しも思い当たる思春期の“黒歴史”を重ねては共感してしまう、少々痛々しい青春グラフィティである。


akunohana-550.jpgサディスティックな仲村に翻弄される主人公・春日を演じるのは爽やかな目力で魅了する伊藤健太郎。変態と誤解されることを恐れるあまり仲村と悪夢の主従関係に陥ってしまう内気な少年を、中学編と高校編とで熱演。偽りの殻を被って生きている人間を精神的に追い込んでは本性をあぶり出す強烈な役どころの仲村を、本作を含め『チワワちゃん』『Diner ダイナー』『地獄少女』と今年だけでも4本の出演作で快進撃を見せる玉城ティナが、春日への想いを秘めたせつない悪魔女子の演技で圧倒する。


9月27日の公開を前に開催された先行上映会の舞台挨拶に、伊藤健太郎と玉城ティナが登壇。よく笑うイメージ通りの爽やか伊藤健太郎に対し、会話をフォローするような対応を見せる落ち着いた雰囲気の玉城ティナ。昨年11月から12月にかけて行われた撮影についてや作品への想いなどを語ってくれた。

以下にその詳細をご紹介します。


――最初のご挨拶を。

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伊藤:春日を演じた伊藤健太郎です。こうして少しずつ皆さんに観て頂ける機会が増えて嬉しく思います。大阪の皆さんにどのように受け取って頂けるのか気になるところです。今日はよろしくお願い致します。

玉城:仲村を演じた玉城ティナです。今日は朝から取材を受けているのですが、いろんな所から関西弁が聞こえてきて、「私は大阪に来ているんだな~」と実感しています。今日はよろしくお願い致します。


――大阪の印象は?

伊藤:面白い人が多い!街を歩いていても「どこで買ったの?」と聞きたくなるような面白い服着たオッチャンが歩いていたりする…好きですね~そんなの。

玉城:インタビュアーの方もリアクションが凄くて、乗せられちゃうというか、ワナにはまって本音を喋ってしまいます。


――伊藤さんは、ブルマを嗅ぐシーンの事は東京で聞かれたと思いますので、大阪ではブリーフについてお話を伺いたいです。

伊藤:まさかブリーフをはいている姿をこんな大きなスクリーンで見られるとは思わなかった(笑)。面白かったのは、衣装合わせの時にブリーフをどれにしようかと選んでいる時です。最初はサイズ小さめだったのですが、それではちょっとヤバくなるので(笑)、大きめにしました。


akunohana-bu-tama-1.jpg――玉城さんがブルマをはかせるシーンでは打ち合わせしたのですか?

玉城:はい、やっぱり男の人にブルマをはかせるのは難しいので、イチ・ニ・サン!とタイミングを合わせてやりました。

伊藤:今思うとヤバくない?そこだけ見ると(笑)。

玉城:ヤバいよね、大事なシーンだけどね。ちょっとだけブリーフがはみ出るようにしたんです、よりが春日がカッコ悪く見えるように。井口監督にもそう言われて(笑)。

伊藤:それでか~!?なんか変だな~と思ってた(笑)。


akunohana-500-4.jpg――好きなシーンは?

伊藤:いっぱいあるのですが、中でも櫓のシーンは大変でしたが、思い出にも残っているし、好きなシーンのひとつですね。とにかく寒かったんですよ。夏の設定なので、薄着の上に水をかぶったりして。

玉城:私は大部分が中学生のシーンだったのですが、後半高校生になった仲村が出てくるシーンでは演じ分けに悩みました。飯豊さん演じる常盤との3人の海辺のシーンが好きです。青春を体験できたような気分でした。

――めったに服着たまま海に入ることはないと思いますが?

玉城:沖縄ではよくあることです(笑)。


akunohana-bu-itou-2.jpg――共演者とのエピソードは?

伊藤:何だか明るかったね。井口監督の人柄もあると思うけど、11月からの撮影だったので、“だんだん”とか言ってイカやチーズを焼いてみんなで食べました。

(ふとポスターを見て、)このポスターの僕って随分なで肩じゃないですか?なで肩をポスターにするかな?

玉城:なで肩にした方が中学生らしい頼りなげな感じが出るからじゃない?

――井口監督から中学生らしさを出すように言われたのですか?

伊藤:監督から150㎝ぐらいの感覚で演じてくれと言われました。肩を丸めて小さく見えるようにしてました。

玉城:映像で見ると、全然違和感なく中学生に見えてますよね。


――演じるのに気を付けた点は?

玉城:仲村という強烈な役をやるにあたって、ビジュアルは似せたかったので、髪を切って、アニメっぽくならない程度に赤く染めました。声のトーンや目線や背筋など細かくアプローチできればと思って気を付けました。

――怖い目つきの時もあればコミカルな時もありましたが、演じ分けも難しかったのでは?

玉城:仲村は強さや怖さが前面に出てしまうので、無邪気なところや可愛らしさも出してバランスをとるようにしていました。

伊藤:中学編と高校編の演じ分けのために、変化を付けたかった。髪型・ビジュアルに気を付けました。

――高校生の時のあの髪型は凄くないですか?

伊藤:あの髪型はカツラなんですよ~自分でも気持ち悪かったです(笑)。髪切れば、もう少し胸張って歩けるのに…と思ったりもしました(笑)。


akunohana-500-2.jpg――初めて台本読んだ感想は?

伊藤:「変態」とか「クソムシ」とかの言葉が際立っていたので、これは大変な作品にチャレンジするんだなと思いました。でも、読むと共感できる部分が多くて、仲村さんと出会って春日は変わっていきますが、誰でも最初の立ち位置は同じで、そこを一番わかってもらえるように演じなければいけないなと思いました。

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――玉城さんはそんな強烈な言葉を言う立場でしたが?

玉城:私は原作を高校生の時に読んでいたので、実写化すると聞いて、どんなふうに実写化するんだろうと興味を持っていました。どうせ作品に関わるのなら仲村をやりたいと思っていたので、願ったり叶ったりでした。強烈なセリフもありますが、仲村はピュアだからあのようなアウトプットのやり方しかできないのかな、と思いました。そこは特に躊躇なく入れました。

――伊藤さんはスッと入れましたか?

伊藤:全然スッとなんか入れなかったですね。めちゃくちゃ難しかったですね~。

――ご自身、M的な要素があったのでは?

伊藤:どちらかと言うとS的要素が強いと思っていたのですが、春日を演じていてそんな部分も出てきたり、出て来なかったり…?ここカットね!(笑)

 

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――お客様は喜んで下さったと思いますが。

伊藤:(会場を見渡して)いろんな年齢層の方に来て頂いてますね?

――皆さん、それぞれに思春期がおありだったと思いますので、いろんな事を思い出されたのではないのでしょうか。

伊藤:映画を観て、今日僕たちがお話ししたことを分かって頂けたら嬉しいです。映画の良さをもっともっと広めていけたらいいなと思っています。公開は9月27日。2度3度と映画館へ足を運んで頂けるようお願い致します。本日は本当にありがとうございました。

玉城:一足先に観て頂いて、皆さんの感想をお聞きしたかったのですが、是非SNSとかで教えて下さい。何かひとつでも心に残るものがあれば嬉しいです。一年前、伊藤さんも私もいろいろな思いを込めて作った作品です。どうかよろしくお願い致します。

 


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【STORY】

「あの夏、僕は仲村さんと出会い、リビドーに目覚めた。」


山々に囲まれた閉塞感に満ちた地方都市。中学2年の春日高男(伊藤健太郎)は、ボードレールの詩集「惡の華」を心の拠り所に、鬱々とした日々を過ごしていた。ある日、密かに憧れている佐伯奈々子(秋田汐梨)の体操着を教室で見つけ、思わず匂いを嗅いで、そのまま持ち去ってしまう。そこを目撃していたクラスでも恐れられている仲村佐和(玉城ティナ)に弱みを握られ、悪夢のような主従関係に陥ってしまう。仲村に支配され追い詰められた春日は、自己崩壊と絶望の果てにとんでもない事態に巻き込まれていく……。

 

【監督】:井口昇 (『ヌイグルマーZ』『ゴーストスクワッド』『覚悟はいいかそこの女子。』)
【脚本】:岡田麿里
【原作】:押見修造「惡の華」(講談社『別冊少年マガジン』所載)
【出演】:伊藤健太郎、玉城ティナ、秋田汐梨/飯豊まりえ
【配給】:ファントム・フィルム/2019 年/日本/127 分
    (C)押見修造/講談社 (C)2019映画「惡の華」製作委員会
【公式サイト】http://akunohana-movie.jp/

2019年9月27(金)~TOHO シネマズ梅田ほか全国ロードショー! TOHO シネマズなんば/TOHO シネマズ二条/TOHO シネマズ西宮 OS 他全国ロードショー


(河田 真喜子)

 

 
 
 

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(2019年9月8日(日)@なんばパークスシネマ)

ゲスト:加藤雅也(56)、中村ゆり(37)、松本利夫(44)、中山こころ(26)、和泉聖治監督(72)、中野英雄プロデューサー(54)



ありったけの愛を込めた刺青がせつない、

悲哀と影のフレンチノアールのような映画

 

9月6日(金)から全国公開されている映画『影に抱かれて眠れ』は、今どき珍しく知的なクールさに魅了される作品である。横浜の街を舞台にヤクザな闇世界を描きつつ、弟分の難儀を助け、惚れた女の最期に光を灯した純愛と粋な生き様の男の物語。ハードボイルド作家・北方謙三原作、講談社創業100周年記念出版作品「抱影」が映画化されたもの。その影の中には、街の兄貴分として慕われる画家の、優しさに裏打ちされた熱くて強い想いが潜んでいる。ハードボイルドというよりフレンチノアールのような悲哀に満ちた余韻が印象的な映画だ。


kagedaka-500-1.jpg9月8日(日)、なんばパークスシネマの舞台挨拶に主演の画家役の加藤雅也に、弟分にEXILEのメンバー・松本利夫と、密かに想いを寄せる女医役の中村ゆり、『相棒』シリーズの代表監督の和泉聖治監督、今回プロデューサー業に徹した俳優の中野英雄、そして急遽指名された「金髪のちんちくりん」役の中山こころが登壇。映画を観終えた観客の前で撮影秘話や作品に込めた想いを語った。
 



台風15号の接近で戦々恐々としている関東方面からやってきたゲストたちは、暑い大阪にやってきて、まずは大勢の観客にお礼のご挨拶。


kagedaka-bu-240-katou-2.jpg――ハードボイルドについて?

加藤:ハードボイルドは日本では作りにくい状況の中、一所懸命に作った作品です。一人でも多くの方に観て頂いて、これからも作り続けたいと思っておりますので、応援の程宜しくお願い致します。

中村:不器用ながら肩を寄せ合って生きているような、ちょっとノスタルジックな雰囲気の素敵な作品です。公開できて本当に嬉しく思っております。

松本:今回ハードボイルド映画ということで、辞書などで調べてみたのですがピンと来ませんでした。でも、加藤雅也さん演じる主人公の生き様を見ていると、抽象的な捉え方なのかな?と思いました。今日は皆さんが観終えた後のトークなので話しやすいと思います。映画の中では僕だけが生き残っていますので、今日も僕だけが生き残って帰ろうかなと思っております。(笑)

中山:すみません、急遽登壇させて頂きました。緊張して何言っていいか分かりませんが、よろしくお願いします。

和泉監督:静かな流れの中で始まる映画なのですが、その中で少しでも熱いものを感じ取って頂けたら嬉しいです。

中野プロデューサー(以降、中野P):若旦那が演じた役は僕がやりたかったんです。でも、監督が“若い方がいい”と仰って若旦那になったんです。

 

――昨日の東京・横浜の舞台挨拶と本日の大阪との熱気の違いは?

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中野P:東京と変わらぬ熱気です。

加藤:(急に関西弁で)僕はバリバリの関西人ですんで…

松本:あれ?昨日と話し方が変わってません?

加藤:いや、いつもこうやで!何言うてんねん、あれは仮の姿や!(笑)

中村:今日は私も関西弁で喋ります。関西での舞台挨拶にはよく友達が来てくれるんですけど、いつも「よう猫被ってんな~」と言われ、結構プレッシャーを感じてます。

松本:昨日はお二人とも標準語でしたよ。

加藤:俺にとっては関西弁が標準語やで(笑)、昨日のは方言や!


――大阪に来られるのは久しぶりですか?

加藤:しょっちゅう来てますよ。TVドラマの撮影や、それと去年から奈良の観光大使になったしね、関西へはよく来てます。最近大阪での舞台挨拶があまりないので、もっと増えたらいいなと思ってます。関西弁で喋るとノリが違うじゃないですか?楽屋の弁当も「551」やったしな!?あれびっくりしたな?

中村:「551」はお土産によく買って帰るので、実はよく食べてるんです。

 

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――皆さん息ぴったりな感じですが、撮影中は?

和泉監督:遠くから見てると子供が喋ってるように楽しそうにしていました。でも、現場に入ると顔が変わっちゃいますけどね。

――兄貴分の加藤さんと弟分の松本さんは今回が初めての共演だそうですが?

加藤:会ってすぐに距離は縮まりました。松本君がよく話しかけてくれるんで。

松本:いえいえ、逆なんです!加藤さんの印象はダンディな人というか、いつも家ではガウンを着てワイン片手に暗い部屋の中でクラシック音楽を聴いているような…。

加藤:そんな奴おらんやろ~、往生しまっせ!(笑)

松本:3人の関係性の中で慕う立場の男としては、裏で親しみのコミュニケーションをどうやってとろうかなと思っていたのですが、逆に気軽に話しかけて下さって、すぐに仲良くして下さいました。結構雅也さんはEXILEの他のメンバーたちとも共演されていますので、その話題から話しかけて下さったんです。

加藤:「MATSUぼっち」(TV番組)見てるよ~!とかね。

松本:ありがとうございます!

 

――撮影中のトーンと違うと思うのですが、切り替えはどのように?

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加藤:人間関係を埋めたら芝居はしやすい。プロの俳優となると腹の探り合いになるのですが、話ができたら後は自然と演技を進められました。

――中村さんは加藤さんとの共演で印象に残ったことは?

中村:加藤さんに抱いていたイメージが崩れてしまって…

加藤:えっ、崩れたん?

中村:いえいえ、いい意味で! だって、こんなローマ彫刻みたいな顔の人はクールなのかなと思ってたら、同じ関西の人ということもあって、失礼かもしれませんが「近所のお兄ちゃん」みたいな感じでした。申し訳ないけど全く緊張せずに演じられました。

――ホテルで二人だけのシーンでは緊張感がありましたが?

中村:あのシーンは、好きな人に触れてもらえず、やっと二人きりになれたというのに気持ちを抑えるシーンでした。

加藤:周りにはいっぱい人おったけどな(笑)、裸にならなあかんし、大変やったな。


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――北方謙三さん原作の映画化でしたが?

和泉監督:北方先生とは同世代なので、昔から尊敬と憧れを抱いていました。実際の先生はとてもダンディな方で、先生の原作本なんですが「映画は映画で好きに撮って」と仰って下さり、とても楽な気分になりました。

――お気に入りのシーンは?

和泉監督:最初台本にはなかったのですが、信治がアルバイト中に信治を捨てたお姉さんを見つけて追いかけるシーンです。あの街にいたらそんなシーンを撮りたくなったんです。そんな事言うと、他の俳優さん達に怒られちゃいますけど(笑)。

 


 

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――仲のいい皆さんですが、キャスティングについては?

中野P:皆さん一流の俳優さんですが、それに音楽畑の人をプラスして、さらに和泉監督が撮るとなるとどうなっていくんだろうと思ったんです。僕的にはドンピシャのキャスティングとなりました。

――音楽畑の人の感性とは?

中野:いい俳優さんて歌手もされている人が多いので、歌う時の感情の作り方が上手いような気がします。若旦那もAK-69も初めての映画出演でしたし、松本さんも演技を勉強されていたんで、とてもいい味を出してくれました。


 

――喫茶店のシーンはアドリブだったとか?

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松本:はい、ほぼほぼアドリブで演じました。カトウシンスケさんとは初対面だったのですが、それがいい意味でやりやすかったです。お互い仕掛けてきてましたね~。

 

――そこに中山さんが「ずっと見てる人」を演じてましたね?

中山:はい、監督に「ガラスに鼻を付けてずっと見てるように」と言われました。あの時、「金髪のちんちくりん」と松本さんに言ってもらえたんです。

松本:中山さんとも初対面でコミュニケーションをとれてない状態で撮影インしたからこそ、正直に思ったことを言えたんだと思います。

中山:余計ひどいじゃないですか!?(笑)



――苦労されたシーンは?

加藤:若旦那との対決シーンです。「これ芝居なんやけど、この人本気で刺してくるんちゃうか?」と怖くなるほどの迫力でした。

和泉監督:あのシーンの撮影は夜中に終わったのですが、僕としては朝まで撮りたかった。

加藤:本番になったらスイッチが入る人もいるので、若旦那はどっちかなと分からなかったんで、特に怖かったです。


――最後に?

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松本:6日から公開になりましたが、これから全国順次公開となりますので、皆様からのお力を頂けたらと思います。

中村:楽しい舞台挨拶になりました。男気のある映画ですが、女性の方にもぜひ観に来てほしいと思っております。

中山:人前で喋るのは初めてなんですが、「漫才」が見られて楽しかったです。ありがとうございました。

加藤:男くさい作品が少なくなってきておりますが、引き続き作っていけるように願っております。皆さん、宣伝の程お願い致します。

中野P:今日は本当にありがとうございました。

和泉監督:ノアールの作品を今後も作っていきたいので、皆さんよろしくお願い致します。

 

映画の中の加藤雅也は、白髪の目立つ老けメイクで喜怒哀楽を最小限に抑えたクールな表情が深い人間性を感じさせていた。だが、大阪の舞台挨拶では漫才のような掛け合いで、劇場全体を笑いで包んでくれた。さすが、関西のノリを熟知した関西人ならではの舞台挨拶となった。和泉聖治監督も、『相棒』シリーズの代表監督として有名だが、映画にTVと制作本数を見ると驚くような数である。そんな大ベテランが丁寧な職人技で手掛けた「ノワール映画」は、男女を問わず誰の心にも響くヒューマンドラマとして楽しめる感動作です。
 



★作品紹介はこちら⇒ http://cineref.com/review/2019/09/post-989.html
 

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(2019年 日本 1時間48分)
■原作:北方謙三(「抱影」講談社文庫刊)
■監督:和泉聖治 脚本:小澤和義 プロデューサー:中野英雄
■出演:加藤雅也、中村ゆり、松本利夫、カトウシンスケ、若旦那、熊切あさ美、余貴美子、火野正平、AK-69 他
■主題歌:クレイジーケンバンド「場末の天使」(ダブルジョイ インターナショナル/ユニバーサル シグマ)
■配給:BS-TBS
■コピーライト:(C)BUGSY

公式サイト: http://kagedaka.jp/index.html

 

 

 

2019年9月6日(金)~なんばパークスシネマ、イオンシネマ大日、T・ジョイ京都、MOVIXあまがさき、他全国ロードショー



(河田 真喜子)

 

 
 
 
 
 
 

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