「YMO」と一致するもの


meisoukazoku-bu8.26-550-2.jpg(前列左から、永野宗典、戸田菜穂、三浦理奈、秋庭悠佑、後列左から、坂東さかえ、熊切和嘉監督、金田敬監督)


■日時 :8月26日(火)18:00~18:30 

■会場 :テアトル梅田(大阪市北区大淀中1丁目1−88 3・4階)

■登壇者(敬称略):戸田菜穂、永野宗典、三浦理奈、秋庭悠佑、熊切和嘉監督、金田敬監督

■MC :坂東さかえ



三部構成からなる『メイソウ家族』は、母親が完璧な家庭を維持する緊張がキレたように迷走していく「YUI」、家族に構ってもらえず愛されることを求める一方の娘の迷走が思わぬ遭遇で変化していく「MONOS」、喪失感と孤独感で失声症になった少女がほのかな恋心で変化していく「UMI」と、“愛の渇望”が通底にある家族の物語である。しかも3篇は全く異なる情景で展開されながらもある繋がりを見せていくという、実にユニークな迷走ぶりで観る者を惹き込んでいく。


meisoukazoku-pos-550-2.jpg8月29日(金)からの全国公開を前にテアトル梅田にて先行上映舞台挨拶が行われ、『メイソウ家族』のキャスト、戸田菜穂、永野宗典、三浦理奈、秋庭悠佑の4人と、熊切和嘉監督、金田敬監督が登壇して、作品への想いや撮影中の秘話について語ってくれた。タイトル同様、撮影現場でもかなりのメイソウぶりを見せていたという現役芸大生の秋庭悠佑のハイテンションに会場が笑いに包まれる一方、かつてないクレイジーさで度肝を抜いた戸田菜穂や永野宗典のベテラン俳優の落ち着いた語りが作品への関心をさらに高める舞台挨拶となった。


本作は、大阪芸術大学が映像企業との産学協同で作られた作品で、4年に一度制作されており、映像学科だけでなく他の学科からもキャストやスタッフとして参加。今回は全国公開となり、映画制作だけでなく宣伝や興行についても学ぶ機会となっている。学生が書いた100本以上の脚本の中から選ばれた3本をさらに脚色し、大阪芸術大学の卒業生でもある熊切和嘉監督(『658km、陽子の旅』『ゼンブ・オブ・トーキョー』)と、金田敬監督(『校庭に東風吹いて』)の二人が監督。「YUI」「UMI」は熊切監督が、「MONOS」を金田監督が担当しているが、脚本の完成度が高かった「YUI」については両監督が取り合いになったという。

(詳細は以下の通りです。)
 


meisoukazoku-bu8.26-550-3.jpg

――脚本を初めて読んだ感想は?

meisoukazoku-bu8.26-kumakiri-240-1.jpg

熊切監督3本とも面白い脚本だったのですが、特に「YUI」が元々『メイソウ家族』というタイトルの脚本で、とても完成度が高くて、実は金田監督と取り合いになった程でした。でも、あまりにもまとまり過ぎていたので、逆に破綻させたいという思いで撮りました。「UMI」は元々あまり完成度は高くなかったのですが、うまく直していったらシンプルでいい映像作品になるのではと思いました。


金田監督「YUI」は先に熊切監督に獲られちゃったんで(笑)…「MONOS」はちょっと変わった話で、自分では絶対に選ばない企画でしたが、この機会にチャレンジしようと思いました。また、大阪芸大の客員教授で世界的造形作家であるスクリーミング・マッド・ジョージ先生が造形を担当されることもキッカケにはなりました。


meisoukazoku-bu8.26-toda-240-1.jpg戸田:不思議な台本。不思議な人も登場しますし、どういう映画になるのかなと思いました。とてもエキセントリックでハイになるシーンもあり、実際そういう風になって恐ろしいなと感じました。


永野:歯車が咬み合わなくなってきた家族の様子がとても丁寧に書かれているなと、素直に面白いと感じました。先ほど熊切監督が破綻させたと仰ったので、原型はどうだったんだろうと気になりまた。普段コミカルな役が多いのですが、今回はそうじゃないので、役に集中しようと思えるような魅力的な脚本でした。


三浦:とても不思議な物語。撮影が進むにつれてどんな風な作品かと分かってきました。最初台本読んだだけでは、頭がはてな(?)でした。特に「MONOS」はパンチが効いていて、演じながらわくわくした気持ちでいっぱいでした。


秋庭:芸大らしいなと思いました。僕はミュージカル学科の4回生で芸大大好き“芸大ラブ”なんですよ。僕は「MONOS」しか出てませんが、こういう変わった作品にも出たいなと思っていたので、この役は僕に似ている部分が多くて、やりがいがあると思いました。

永野:映画の中でも疾走感ありますよね。立ってても疾走感があり、凄い存在感でしたね。(笑)


meisoukazoku-bu8.26-nagano-240-1.jpg――大阪芸術大学の学生とのコラボについて?

戸田:撮影中はアシスタントやメイクも学生さんにしてもらって、天王寺駅から学生さんと一緒に電車に乗って大学へ通っていたので、とても楽しくて新鮮な気持ちになれました。私がエキセントリックになるシーンでも真剣に見てくれて、とても嬉しかったです。


永野:他の現場と変わらない快適さだったので、普段からの学習や経験が活かされていたと思います。ただ一点違うのは、スタッフの瞳のピュアさでしょうか。目の奥がキラッと未来を見据えている瞳でしたね。共演したキャストもアドリブ的呼吸も合っていて、とても頼もしく感じました。


三浦:皆さんとても真剣に取り組んでおられて、それが刺激的で自分ももっと頑張ろうと喝が入りました。


――現役学生の秋庭さんは、全国公開となったお気持ちは?

meisoukazoku-bu8.26-akiba-240-1.jpg

秋庭:天にも昇る気持ちです。入学時、自分の名前が大学に残るような4年間を過ごそうと思っていたので、実現できて凄く幸せです。僕の口癖は「芸大楽しい!」なんで、それが体現できて嬉しかったです。撮影中、スタッフに「じっとしといてください!」と言われたり、スタッフや金田監督にいっぱい迷惑かけちゃいました(笑)。監督の目から湯気が出てるぐらい熱気が凄かったです。その熱気で演じ切ることができました。


金田監督「MONOS」は全部大学内で撮り終えてます。それは秋庭君がどこ行くか分からないので、大学内でやる必要があったのです(笑)。もう顔見知りの学生がいると、いちいち「ワ~!」って興奮するんで、それを抑えるのが大変でした。お芝居がどうのこうのより、「とにかく落ち着け!」と、動物の調教師になったみたいでしたわ(笑)。でも、いざスイッチが入ると、さすがに舞台芸術学科の本領を発揮してくれました。迷惑は掛けられたけど、楽しい現場でした。


meisoukazoku-bu8.26-kaneda-240-1.jpg秋庭:金田監督から学んだことは、テストでは60~70%の力でいいと…ケガするから。

金田監督君はテストで150%出してきてどんどん興奮してくるから、「抑えて抑えて、60%どころか40%でええし!本番でパーンとやってくれたらいいから…」(笑)


――熊切監督は大阪芸大での撮影は如何でしたか?

熊切監督もう30年位前になりますが、僕が学生の時は毎日のように自主映画を撮っていたので、その頃撮り損ねていた場所で今回撮影できて良かったです。学生とのコラボは普段より時間はかかりますが、一生懸命やってくれるんで、僕も負けじと頑張れました。


――見どころについて?

meisoukazoku-bu8.26-miura-240-1.jpg

秋庭:「MONOS」での三浦さんとの掛け合いがとても自然な感じのカップル感が出ていると思います。最後にあっと驚くような仕掛けがあるんで、それもお楽しみに!

金田監督:あんまりハードル上げんなよ!(笑)

三浦:自分に足りないものを満たしたいと思う時迷走しまいがちだけど、それでもどこかで繋がるんだなと思いました。ずっと役に集中して取り組んできたので、多くの人に観て頂きたいです。

永野:ともすれば自分にも身内にも実際に起こり得る話で、三話の関連性を探しながら観るのも楽しいかなと思います。それと、現在大ヒット中の日本映画『○○』でも登場するロケ地で撮影されています。どこだか気を付けてご覧ください。

戸田:家族であってもそれぞれが大切に思っていることや考えの違いがあることを改めて実感しました。学生さんたちの映画愛にあふれた作品です。是非ご覧ください。

 


◎監督『YUI』・『UMI』:熊切 和嘉、『MONOS』:金田 敬  
◎脚本『YUI』: 三田村 裕真(メイソウ家族) 、『MONOS』: 阪上 彰馬(モノス) 、『UMI』: 幸田 遼太朗(UMI)  
◎脚色『YUI』: 菊田 涼乃、『MONOS』: 村岡 楓太、『UMI』: 長瀬 南海  
◎撮影監督:佐々木原 保志 
◎音楽:池永 正二(あらかじめ決められた恋人たちへ)
◎出演
『YUI』:戸田 菜穂、永野 宗典、三浦 理奈、高村 佳偉人 、
『MONOS』:三浦 理奈、秋庭 悠佑、
『UMI』:西岡 奏、木村 了  
◎特別出演 :久保田 磨希、タージン、島田 珠代、真凛、板東 さえか、谷村 美月
配給:日活
製作総指揮:塚本 邦彦  製作統括:田中 光敏
エグゼクティブプロデューサー:濱名 一哉
協賛:大成建設株式会社  日本電設工業株式会社
企画:大阪芸術大学  芸術学部  映像学科  製作吉著作:大阪芸術大学
©︎大阪芸術大学

公式 HP: https://www.osaka-geidai.ac.jp/topics/meisoukazoku
公式 X:@meisou_movie

2025年8月29日(金)~ヒューマントラスト渋谷、テアトル梅田、アップリンク京都、ほか全国順次公開!


(河田 真喜子)

 


aiste-tolk-550.jpg


『ミッドサマー』『シビル・ウォー アメリカ最後の日』や『関心領域』など、観る者の心に焼き付いて離れないジャンルレスな映画を数々手掛けてきたスタジオA24が新たに贈る、規格外のクィア・ロマンス・スリラー『愛はステロイド(原題『LOVE LIES BLEEDING』)が8月29日(金)より全国ロードショーいたします。


『愛はステロイド』は、大胆で示唆に富んだストーリーテリング、刺激的な演出、そして俳優陣の化学反応が各所から絶賛され、映画批評サイトRotten Tomatoesでは94%フレッシュ(※1)という高評価を獲得。ゴッサム・インディペンデント映画賞をはじめとする世界各国の映画賞に44ノミネートを果たし、第74回ベルリン国際映画祭にも出品され、『ピンク・フラミンゴ』などで知られる鬼才ジョン・ウォーターズが<2024年最高の映画>として挙げた一作。


この度、映画『愛はステロイド』のトークイベント付き試写会を開催し、試写会後のトークには、英国推理作家協会賞主催、世界最⾼峰のミステリー⽂学賞・ダガー賞を先⽉⽇本⼈作家として初めて受賞した『ババヤガの夜』の著者・王⾕晶さんがスペシャル登壇した。


■日時:8月21日(木) 20:50~21:20 ※上映後イベント

■場所:ユーロライブ(渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 2F)

■登壇者(敬称略):王谷晶(『ババヤガの夜』) MC:奥浜レイラ


aiste-tolk-500-1.jpg

暴力の世界でしか生きられない主人公の女性・新道が暴力団会長の一人娘のボディガードに抜擢されるー拳の咆哮轟く、シスターハードボイルド小説である『ババヤガの夜』の著者で、先月世界最高峰のミステリー文学賞・ダガー賞を日本人作家として初めて受賞した『ババヤガの夜』の著者・王谷晶さんが21日(木)夜、映画『愛はステロイド』の試写会上映後のトークイベントにスペシャルゲストとして登壇。


はじめに王谷は「こんな素晴らしい作品の試写会にお呼びいただいてありがとうございます。本当に嬉しいです」と挨拶。MCからダガー賞を受賞したことに触れられると、「書いたのはもう6年近く前のことで、今回の受賞は翻訳をしてくださったサムテッドさんのお力によるもの。自分が積極的に何かをしたという意識があまりなくて、ボーとしていたらえらいことになったな、というのが正直な気持ちです」と謙遜しながら語った。


aiste-tolk-240-1.jpg続いて本作を初めて観た印象について、「ついにこういう映画が出てきてくれたという驚きと喜びがありました」と述べ、『テルマ&ルイーズ』から四半世紀以上を経て、現代的にアップデートされたシスターフッド映画としての到達点を感じたと話す。さらに「親子の軋轢を描きながらも、主人公がセクシュアルマイノリティだから対立するという構造ではなく、問題はそこじゃないと示しているのが現代的」だと語り、物語の新しさを絶賛した。


主演のケイティ・オブライアンについては、「存在感とフィジカルの説得力が圧倒的で、あの肉体でなければ成立しない映画」と語り、クリステン・スチュワートについても、「暗い表情を魅力に変えられる稀有な俳優で、閉塞した地方に生きる若者の姿を完璧に体現していました」と称賛。さらに『セイント・モード/狂信』に続く長編2作目に挑んだローズ・グラス監督については、「キャリア初期でこの規模の映画をやれる胆力がすごい。いい意味で観客を納得させない勇気が素晴らしい」と称え、アメリカン・ニューシネマのように大きく転調するラストにも強い衝撃を受けたと明かした。


また、邦題『愛はステロイド』について、「ビデオ屋の棚に並んでいるのが目に浮かぶようなインパクトでとてもいい」と気に入った様子で語り、「80年代を時代設定にした作品で、ニューメキシコ州の地方都市を舞台にした作品は珍しい。都会のネオンに頼らず、音楽やファッションで当時を鮮やかに再現していた。ステロイドがまだ危険視されていなかった時代で、体を鍛えることがブームになり始めた頃の雰囲気を描く必然があったからかなと思います」と分析。「クリント・マンセルのシンセサイザーが鳴る音楽も含め、80年代らしい“ネオン・ノワール”の空気をまとっていましたね」と熱を込めて語った。


aiste-500-2.jpgさらに話題は、今年公開され話題を呼んだ映画『サブスタンス』にも及んだ。王谷は「ジャッキーが大会に出場した後の展開は『サブスタンス』と重なる部分があると感じました。注射というアイテムやボディホラー的な側面もそうですし、どちらもアメリカを舞台にしながら、実はアメリカ出身ではない女性監督が撮っている。偶然かもしれないけれど、共通点がすごく多い」と述べ、さらに「『サブスタンス』も全体的に80〜90年代のカルチャーを思わせるギラギラした質感があり、外から見たアメリカの下品さや勢いを現在に引き戻すような感覚がありました」と述べた。


またこれまでレズビアン同士の物語が映画としてほとんど作られてこなかったことについて、「映画雑誌やサイトでLGBTQ特集を組んでも、レズビアン作品が紹介されることは少ない。そもそも作品数自体が少ないのは、やっぱり制作現場に女性が少なかったからだと思います。『愛はステロイド』の宣伝映像では監督とキャスト2人が積極的にクィアであることをオープンにしていて、本当に羨ましいと思いました」と述べた。


aiste-main-550.jpg自身の小説『ババヤガの夜』にも触れ、「映画の舞台のアルバカーキの人口を調べたら宇都宮くらいで、ちょうど自分が舞台にした規模感と同じでした。狭い社会をぎゅっと凝縮して描けることが、作品に純度を与えていると思います」と語った。さらに王谷は、フィクションにおける暴力表現についても踏み込み、「現実の暴力が可視化されすぎた時代に、フィクションで暴力を描くことは難しいと感じます。自分でも戸惑いがあるけれど、どうしてもそういうものが好きだという気持ちもあって。倫理的に正しいものだけでは癒せない気持ちがあるし、若い頃はそうした作品に救われた部分もあった。だからこそ今の時代にどこまで描けるのか、どう責任を取れるのかは常に考えています」と真摯に語った。


そしてもしローズ・グラス監督から「『ババヤガの夜』を映画化したい」と言われたらどうするか、と問われた王谷は「めちゃめちゃ嬉しい。もし映像化の話が来たら、もう全部お任せすると決めているんです好きにやっていただきたい」と即答し、さらに「主人公の新道依子は、ケイティ・オブライアンのようにフィジカルに説得力のある俳優じゃないとできないと思います」と語り、新藤が守る暴力団会長の一人娘・尚子役についても「クリステン・スチュワートも演じられるのではないかなと思います」と妄想を膨らませた。


最後に王谷は「特に告知はないですが、『ババヤガの夜』は税込748円と最近の本にしては安めなので、1000円札の余りでぜひ手に取っていただければ!」と笑顔で締め、観客の大きな拍手に包まれてイベントを終えた。
 


【ストーリー】

1989年。トレーニングジムで働くルーは、自分の夢をかなえるためにラスベガスに向かう野心家のボディビルダー、ジャッキーに夢中になる。しかし、町で警察をも牛耳り凶悪な犯罪を繰り返す父や、夫からDVを受け続ける姉を家族に持つルーの身の上によって、ふたりの愛は暴力を引き起こし、ルーの家族の犯罪網に引きずりこまれることになる。


監督・脚本:ローズ・グラス(『セイント・モード/狂信』)
共同脚本:ヴェロニカ・トフィウスカキャスト
出演:クリステン・スチュワート(『スペンサーダイアナの決意』)、ケイティ・オブライアン(『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』)、エド・ハリス(『トップガンマーヴェリック』)、ジェナ・マローン(『メッセンジャー』)
配給:ハピネットファントム・スタジオ
© 2023 CRACK IN THE EARTH LLC; CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED
公式サイト:https://a24jp.com/   

2025年8月29日(金)~全国ロードショー


(オフィシャル・レポートより)


taroman-8.19-550-1.jpg


「1970 年代に放送された特撮ヒーロー番組」という体裁のもと岡本太郎のことばと作品をモチーフに制作され、岡本太郎(日本を代表する芸術)×特撮(日本を代表するエンタメ)の組み合わせが話題よんだ「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」。1話5分のNHK Eテレ深夜での放送から口コミが拡がり、放送されるたびに【Xのトレンド1位】を獲得。続編の制作や関連書籍が増刷を重ね、関連イベントも盛況ぶりをみせるなど話題性もさることながら、第49回放送文化基金賞のエンターテインメント部門で優秀賞を受賞、藤井亮が脚本・演出賞を受賞するなど高い評価も獲得しています。1話5分の物語が大長編となって、この夏スクリーンで大あばれ!


taroman-500-タローマン&太陽の塔.jpgこの度、8月22日の全国公開に先立ち、岡本太郎最大の聖地“太陽の塔”の目の前、109シネマズ大阪エキスポシティにて、べらぼうジャパンプレミアを開催いたしました!日本で初お披露目となるこのジャパンプレミアでは『大長編 タローマン 万博大爆発』の先行上映とともに、あのでたらめな巨人タローマンが劇場に登場し、べらぼうででたらめな舞台挨拶で盛り上げ、テレビシリーズに続きメガホンを取った藤井 亮監督が、制作秘話を語りました。さらに、イベントの後半ではスペシャルゲストが乱入し大盛り上がり!?
 


◆日時 8月19日(火)18時~18時30分

◆場所 109シネマズ大阪エキスポシティ(大阪府吹田市千里万博公園2−1 EXPOCITY内)

◆登壇者 藤井亮監督、タローマン

◆MC  飯室大吾(FM802)



taroman-8.19-550-2.jpg8 月19日(火)、岡本太郎の代表作・太陽の塔の目の前である109シネマズ大阪エキスポシティで行われたべらぼうジャパンプレミア。当日のチケットは、発売されるや否や即【完売】という人気ぶり。劇場には、いち早く映画を鑑賞しようと、夏休み中の子どもから大人まで、熱狂的なタローマンファンが集結し舞台挨拶前から熱気は最高潮!


taroman-8.19-240-1.jpgイベントが始まると、本編の余韻冷めやらぬ観客たちから会場に拍手で迎えられ、満席の会場に藤井亮監督とタローマンが登場。タローマンは、まっすぐに壇上に向かうわけはなく、でたらめな動きで場内を練り歩くと、観客から歓声が飛び交い、場内は大盛り上がり。タローマンの予測不可能な振る舞いは開始5分経っても続き、なかなか舞台挨拶が始まらない!やりたい放題のタローマンを横目に、しびれを切らした藤井監督は「太陽の塔はタローマンが生まれた場所でもあるので、ここで上映いただけるというのはとても光栄です」と挨拶を開始。「 たった5分のでたらめ(TVシリーズ)を、長編の映画にできるのか!?凄く心配でした。本日初めて見る一般のみなさんの感想を早く聞きたいです」というと会場からは大きな拍手が沸き起こり、安堵の表情をのぞかせた藤井監督。


taroman-8.19-藤井亮監督-240-1.jpg今回、監督・脚本だけでなく、特撮表現やキャラクターデザイン、背景や小道具など映画に関わる多くのパートを一人で担った藤井監督。映画の細部にまで藤井監督のこだわりが詰まっているが、映画ならではの表現としてやりたかったことをと明かし本編を観終えた観客は納得の様子。さらに、「昭和100年の世界をつくりあげるのに、かなり時間をかけました。爆発のシーンも、水槽にインクを垂らしたり、70年代にあった特撮表現の技術を如何に取り入れるか、こだわりました」と語り、一度スクリーンに投影した映像を再撮し、VHS風の粗さを出すなど、敢えてアナログな撮影手法、特撮映像にこだわる徹底ぶりを明かした。


劇中では、岡本太郎の印象的な言葉の数々が盛り込まれているが、どのように言葉を選んだのか問われた藤井監督は、「今回の映画は“万博”がテーマだったので、万博に対する岡本太郎の想いを特にチョイスしました。また、テレビ版で使われていない言葉を選んでいます」と明かした。当時の万博のリアリティと、藤井監督自身が想い描く万博が絶妙に入り混じった映像の数々。監督自身も1970年の万博には憧れがあったそうで、「当時のEXPOにすごく熱気を感じてわくわくした。僕自身が好きで憧れた“万博”を表現できたと思います」と想いを込めた。


また「昔の映画は、フィルムチェンジする時のために、右上に小さい黒い点が一瞬映るんです。それを映画で再現しているので見つけてみてください」と、映画がより楽しめる細かすぎる小ネタも披露。


taroman-8.19-500-1.jpgここで、ジャパンプレミアを祝してスペシャルゲストが乱入!応援に駆け付けた地底の太陽、CBG隊長(そっくりさん)、未来のCBG隊員、風来坊(にせもの)、未来を見た、サンタワー、ガ・ダーンという本編に登場するキャラクターの大群が、オールスターで登場!そして藤井監督、タローマンの総メンバーで、おなじみの主題歌「爆発だッ!タローマン」に合わせて驚異のダンス披露!会場の観客も巻き込み、熱気は頂点へ!


最後に藤井監督は「有名俳優も出ていないPR手段が少ない映画です。是非、みなさんの口コミ、みなさんの力で拡げてください」とメッセージを送り、予測不能のジャパンプレミアは大熱狂のうちに終了。

夏休み終盤をさらにアツく盛り上げる映画『大長編 タローマン 万博大爆発』は、いよいよ8月22日(金)公開!
 


【万博記念公園情報】

住  所:〒565-0826 大阪府吹田市千里万博公園
時  間:9:30~17:00 (最終入園16:30)
料  金:大人260円、小中学生80円(自然文化園・日本庭園共通入園料)
休園日:毎週水曜日
コールセンター 0570-01-1970 / 06‐6877‐7387(9:30~17:00)

万博記念公園ホームページ  https://www.expo70-park.jp/
太陽の塔オフィシャルサイト https://taiyounotou-expo70.jp/


1970 年大阪万博の跡地である万博記念公園内には 岡本太郎のデザインにより建てられた「太陽の塔」や大阪万博の記念館「EXPO'70 パビリオン」など、当時の熱気を感じられる建物が残っています。 また、2018年より太陽の塔の内部を事前予約制で一般公開しています。



『大長編 タローマン 万博大爆発』ようこそ!昭和100年の世界へ‼︎
 

taroman-pos.jpg

「1970 年代に放送された特撮ヒーロー番組」という体裁のもと 岡本太郎のことばと作品をモチーフに制作され、岡本太郎×特撮(日本を代表する芸術×エンターテインメント)の組み合わせが話題をよんだ『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』。
1 話5分の物語が大長編となって、この夏スクリーンで大あばれ!
物語の舞台は1970年。そしてさらに、2025年へ。
時代を超えて、さらなるでたらめを繰り広げる物語に!
ただし…現在の2025年ではなく
「1970 年代頃に想像されていた未来像」としての2025年【昭和100年】が舞台! 
幾何学的な建物、透明なパイプで空中を移動する自動車、宇宙と交信する未来都市。
昭和のこどもたちが目を輝かせ、心を躍らせた、あの頃に思い描いていたワクワクとした未来。
夢と希望に満ち溢れたあの頃の未来の世界で、たたかえタローマン!


【あらすじ】

taroman-550.jpg.png

時は1970年。
万博開催に日本がわきたっていたその時、2025年の未来から万博を消滅させるためにやってきた恐ろしい奇獣が襲いかかる!
でたらめな奇獣に対抗するには、でたらめな力が必要。
しかし、未来の世界は秩序と常識に満ち溢れ、でたらめな力は絶滅寸前になっていた。
CBG(地球防衛軍)は万博を守るため、タローマンと共に未来へと向かう!


【藤井亮監督プロフィール】

1979 年生まれ。愛知県出身。武蔵野美術大学・視覚伝達デザイン科卒。
細部まで作り込まれた"でたらめでくだらない映像"で数々の話題作、受賞作を生み出してきた。今作でも、監督・脚本だけでなく、アニメーションやキャラクターデザイン、背景制作など多くのパートを担い、独自の世界を構築している。


【作品情報】

出演 :タローマン  太陽の塔 地底の太陽 水差し男爵 縄文人 明日の神話
/解説:山口一郎(サカナクション)
監督・脚本:藤井 亮
企画・プロデュース:竹迫雄也
プロデューサー:加藤満喜 桝本孝浩 倉森京子 柳本喜久晴 佐野晴香
撮影:藤本雅也 照明:東岡允 美術:伊藤祐太
録音:辻元良 衣裳・ヘアメイク:浅井可菜 編集:奥本宏幸
VFX:安田勇真 妻谷颯真 ポスプロコーディネーター:のびしろラボ
音楽:林彰人 監督補:佐野晴香 制作担当:富田綾子
宣伝プロデューサー:山澤立樹
製作:『大長編 タローマン 万博大爆発』製作委員会
制作プロダクション:NHK エデュケーショナル 豪勢スタジオ
配給:アスミック・エース
協力:公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団
協賛:キタンクラブ 三井住友海上 アルインコ 日本建設工業

【HP】taroman-movie.asmik-ace.co.jp
【X】@eiga_taroman

Ⓒ2025『大長編 タローマン 万博大爆発』製作委員会

2025 年8月22日(金)より全国ロードショー


(オフィシャル・レポートより)

 


kowlongr-0814bu-550.jpg

累計発行部数 150 万部超え、「恋は雨上がりのように」の眉月じゅん最新作にして人気漫画「九龍ジェネリックロマンス」(集英社 / ヤングジャンプ連載)がアニメ化に続き、待望の実写映画化!!

本作の舞台となる、かつて香港に存在した美しくも妖しい街“九龍城砦”。その風景を再現するため、狭く雑多な路地裏の商店など、誰もがなぜか懐かしさを感じるような古い街並みを残す台湾にて真夏のロケを敢行。ノスタルジーに溢れる世界で、切ないミステリーと極上のラブロマンスが描かれる。鯨井令子役には、映画『正体』(24)で第 48 回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞した吉岡里帆、工藤発役に『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら』(23)で第 47 回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞した水上恒司の配役で W 主演を果たす。巨大製薬会社の社⻑・蛇沼みゆき役に⻯星涼、喫茶店・金魚茶館の店員タオ・グエン役に栁俊太郎、靴屋の店主で令子の親友になる楊明役に乃木坂 46 の梅澤美波、九龍のあらゆる店でアルバイトをしている小黑役に花瀬琴音、蛇沼と行動を共にし、九龍の街を調べるユウロン役にフィガロ・ツェンら豪華俳優陣が集結!


この度、8月14日(木)に「夕涼み試写会」と称し、公開直前イベントを実施いたしました!W主演の吉岡里帆、水上恒司が浴衣姿で登壇!作品の魅力を語るほか、本作の内容にちなみ事前に募集した“恋の悩み”にキャストがアドバイスするコーナーや、大ヒットを記念してスイカ割りに挑戦する企画も!
 


【日時】8月14日(木)18:30〜19:00  ※上映前イベント

【会場】国際フォーラム ホールD7

    (東京都千代田区丸の内3丁目5番1号)

【登壇者】吉岡里帆、水上恒司



kowlongr-0814_yoshioka.jpg九龍の街で働き、先輩社員・工藤に恋をするも、過去の記憶がないことに気づく鯨井令子役の吉岡は「見ていただいてもいいですか?」とくるっと一回転し、金魚がデザインされた浴衣をキュートにお披露目。「TVアニメ『九龍ジェネリックロマンス』で(金魚の)サクセス役の声を担当させていただいている縁で金魚柄にしてみました。そして頭には朝顔、背中にはバラが咲いて…。咲き乱れている人になっています」と照れながら紹介。令子の先輩社員で九龍の街を誰よりも愛しながらも、誰にも言えない過去を抱える工藤発役の水上もくるっと一回転したものの「涼やかではあるけれど、吉岡さんの浴衣姿を見たスタイリストさんから『吉岡さんが華やかだから水上さんが質素に見える』と言われた。いやいやこの浴衣、あなたが持って来たんでしょう(笑)?と。」とぶっちゃけると会場は笑い声に包まれました。


吉岡と水上は初共演吉岡について水上は楽な道を決して選ばず、あえて自分がこれだと思う道を突き進む様は先輩として頼りになるし、素敵だなと思ってずっと見ていました」とリスペクト。吉岡も水上について「青年としての美しさや凛としている繊細な感じが印象的でしたが、一緒に撮影をしていくとどんどん頼りがいのある所を見せてくれた。年齢差はあるけれど前に進む原動力を与えてくれるような。初めは『私がお姉さんとして引っ張っていくぞ!』という気持ちで現場入りしたけれど、結果的には私の方が引っ張ってもらったと思います」と頼りがいある後輩だと称えていた


kowlongr-0814_mizukami.jpg撮影は、かつて香港に存在した“九龍城砦”の風景を再現するため、昨年夏に台湾で行われた。水上は吉岡ら撮影チームをオススメの水餃子屋に連れて行ったというが…。吉岡は「撮影初日にみんなで食べに行って、本当に美味しい水餃子で感動していたら、水上君が真顔で食べていた。どうしたのかな?と思ったら『最初食べた時のような感動はないっすね…』と言っていました。自分で誘ったのに〜(笑)!」と回想。これに水上は「毎日長蛇の列ができるくらいの美味しい店で、僕が初めて台湾に行った時も2、3度行っていて、そこに皆さんをお連れしたものの、真夏の暑さもあったのか僕が色々とマヒしており、無になっていましたね」と理由を説明し、吉岡は「そのリアクションが面白くて。水上君は表裏一体な感じがある人なのかなと。そんな姿が垣間見える瞬間でした」と思い出し笑いだった。
 

恋に悩む鯨井と工藤にちなんで、SNSに寄せられた恋のお悩み相談を実施。

これに吉岡は「悩み相談は聞くけれど、その人がすでに答えを持っている事があるので、答えたところで『…違う』と切り捨てられないか心配です」と苦笑いし、水上も「確かに…。僕らの回答は話半分で聞いてください」と言うものの、いざ悩み相談が始まると想定外の盛り上がりを見せた。


「最近小中の同級生の男の子と頻繁に会ってデートしています。わたしも好きだし、ほぼ確実に向こうも好きだと思うのですが、お相手がなかなか告白してくれません。どうしたら告白してくれるでしょうか?」このお悩みに吉岡が「それは確実に男性側が好きなのかな?」と疑問を呈すると、水上は「好きだと思う。ただその状況に男が甘えているだけ。まさに工藤のように現状に甘んじているので、そこは女性の強さで『おら!』と行かなくちゃ」と女性側からのアプローチを熱弁。これに吉岡が「いやいや水上君、相談内容を聞いていましたか?告られたい派なんですよ?」と意見すると、当の相談者が客席にいる事が判明!会場にはいない意中の男性に向かって、水上は「お前、何をやっているんだ!?(恋は)男が決めないといけない瞬間がある!」、吉岡は「男を見せた方が良いんじゃない?伝えられる時に伝えないと後悔しますよ?」とエールを送っていた。


kowlongr-0814_スイカ割り.jpg令子の大好物として本作に登場するスイカにちなんで、最後は大ヒットを祈願して夏の定番・スイカ割りに挑戦

水上はアイマスク装着で5回回転し、吉岡のアシストを頼りに「行きますよ!」と大きなスイカに見事一撃を喰らわせた。吉岡は「良い振り切りでした」と絶賛するも、クールな水上は割れたスイカを見て「普通に切って食べた方が美味しい」と言い、吉岡から「そんな元も子もない事を言わないで!!」と笑顔を魅せた。最後に水上は「本作はなかなかないミステリーラブロマンスになっているので、どなたでも楽しめるはずです」とPR。吉岡は「映画を観れば、恋とは理屈ではないという気持ちになってもらえるはずです。人を愛するのはその人が目の前にいるからこそできることで、好きな人がいる事、好きだと伝えるチャンスがある事は本当に素敵な事だと思います。映画の世界にどっぷり浸かっていただけたらと思います」と呼び掛けていた。
 


『九龍ジェネリックロマンス』

【STORY】過去を明かせば、想いは消えるー。

懐かしさで溢れる街・九龍城砦の不動産屋で働く鯨井令子は先輩社員の工藤発に恋をしていた。工藤は九龍の街を知り尽くしており、令子をお気に入りの場所に連れ出してくれるが、距離は縮まらないまま。

そんな中、九龍で靴屋を営む楊明、あらゆる店でバイトをする小黒らと意気投合。令子は、九龍でゆっくりと流れる日常にそれなりに満足していた。しかしある日、工藤と立ち寄った金魚茶館の店員タオ・グエンに工藤の恋人と間違われる。さらに、令子は偶然1枚の写真を見つけるのだが、そこには工藤と一緒に自分そっくりの恋人が写っていた。困惑する令子の元に大企業の社長・蛇沼みゆきと謎めいた男ユウロンが現れる。思い出せない過去の記憶、もう 1 人の自分の正体、九龍に隠された秘密。核心に迫る令子は、工藤が抱える切ない過去を知ることになるー。


キャスト:吉岡里帆 水上恒司 
      栁俊太郎 梅澤美波(乃木坂46) 曾少宗(フィガロ・ツェン) 花瀬琴音
                   諏訪太朗 三島ゆたか サヘル・ローズ 
                   関口メンディー 山中 崇 嶋田 久作
      竜星涼
原作:眉月じゅん「九龍ジェネリックロマンス」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
監督:池田千尋
脚本:和田清人 池田千尋
音楽:小山絵里奈
主題歌:Kroi「HAZE」(IRORI Records / PONY CANYON INC.)
制作プロダクション: ROBOT
制作協力: さざなみ
企画・配給: バンダイナムコフィルムワークス
©眉月じゅん/集英社・映画「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会

原作情報
原作「九龍ジェネリックロマンス」眉月じゅん(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
単行本1巻〜11巻好評発売中。

︎TVアニメ情報
Blu-ray BOX 全1巻が2025年9月29日(金)に発売!
各種プラットフォームにて全13話配信中!

作品公式サイト&SNS
公式サイト:https://kowloongr.jp/
公式X:https://x.com/kowloongr_jp
公式Instagram:https://www.instagram.com/kowloongr_jp/
 公式TikTok:https://www.tiktok.com/@kowloongr_jp
ハッシュタグ:#九龍ジェネリックロマンス  #九龍GR

2025年 8月29日(金)~全国ロードショー!


(オフィシャル・レポートより)


 

「アベンジャーズ」シリーズをはじめ、エンターテインメント史を塗り替える超大作を次々と贈り出し、世界中に感動と興奮を届け続けてきたマーベル・スタジオ。そのマーベル・スタジオによる「ファンタスティック4」待望の第1作『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』がついに、7月25日(金)に日米同時公開となった!マーベル・スタジオが初めて描く伝説のヒーローチーム“ファンタスティック4”のデビュー作として全世界で大きな注目を集めた本作は、全世界でのオープニング興収2億1800万ドル(約322億6400万円)という記録的な大ヒットスタートとなり、そして、週末の世界興収ランキングでも、堂々の第1位を獲得!さらにはマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品の37作連続全米初登場No.1という驚異的な記録を更新。そして全米映画批評サイトRottenTomatoesの批評家レビュー(Tomatomater)ではフレッシュ88%、一般観客レビュー(Popcornmater)では92%という高い評価を獲得、また映画鑑賞者の満足度を図るCinemaScore®ではA-という高評価をするなど、世界中で絶賛の声が広がっている。また北米以外のメキシコ、イギリス、フランス、イタリア、スペイン、ヨーロッパおよび中南米地域などでは2025年公開のヒーロー映画の中で最高の成績となった。日本では、公開3日間で興行収入3億5093万8200円、観客動員数が205,293人を記録!洋画作品で興行収入第1位を記録するなど、大きな話題を呼んでいる。※(1$=¥148)


F4-pos.jpg劇場公開が始まるや否や、SNS上では、「家族の愛と絆を見事に描いた全てがファンタスティックな最高傑作‼️」、「鑑賞するか悩んでたけど、めっちゃ面白かった!」、「ひさびさにMCUにワクワクしてきた!」、「今年のベスト映画、信じられないくらい泣いた」など満足度の高さがうかがえる声が相次ぎ、さらに「どう新アベンジャーズに繋がるのか期待しかない!」、「次のアベンジャーズ公開まで生きていないと・・・」などと、2026年12月18日公開の『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』へ向けて早くも大きな盛り上がりを見せている。また、海外でも「マーベルの新たなる傑作が誕生」(SHAHABAZ | THE MOVIE PODCAST)や「“ファンタスティック”を超えた、驚異的な大成功」(JUAN | BOX OFFICE EXPERT)など絶賛の嵐だ。



F4-550.jpgファンタスティック4は、異なる力と個性を持ち、揺るぎない家族の絆で“最強”を超えた唯一無二のヒーローチーム。天才科学者であり、チームのリーダー、リード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティック(ペドロ・パスカル)は、身体がゴムのように伸縮自在となる能力と卓越した知性と発明の才能を持つ、チームのリーダー的な存在。リードのパートナーであるスー・ストーム/インビジブル・ウーマン(ヴァネッサ・カービー)は、身体を透明化する能力の持ち主で、チームの精神的支柱としてメンバーを支えるしっかり者。スーの弟、ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ(ジョセフ・クイン)は、全身を炎に包み、高速で空を飛ぶことができる、若く陽気なチームのムードメーカー的存在。そして、リードの親友で、岩のような強固な身体を持つベン・グリム/ザ・シング(エボン・モス=バクラック)は、たぐいまれなる怪力の持ち主。そんな特殊能力を持つ4名で構成された彼らは、ニューヨークのバクスター・ビルに拠点を置き、時には“家族”、時にはヒーローチーム“ファンタスティック4”として活躍している。
 



本作の公開を記念して、“ファンタスティックな④チャンネル”らいよんチャンスペシャル映像が制作された。このスペシャル映像は、ファンタスティック「4」にちなんで、関西の④チャンネル、MBSのマスコットキャラクター「らいよんチャン」が4人のヒーローの特殊能力を表現するというもの。映像では、ミスター・ファンタスティックのように伸びるらいよんチャン、インビジブル・ウーマンのように目に見えないバリアを張って蚊を寄せ付けないらいよんチャン、ヒューマン・トーチのように火を操り・・・と思いきや「熱っ!」となるらいよんチャン、そしてザ・シングのようにらいよんチャン号を、腕をプルプルさせながら持ち上げるらいよんチャンが見られる。ファンタスティック4のキャラクターの個性的な特殊能力が、らいよんチャンらしいユーモアで表現されている。

下のらいよんチャンをクリックしてね!
 

F4-ファンタスティックな4チャンネル_らいよんチャンキー.JPGlionchan-copy.png


<STORY>

宇宙ミッション中の事故で特殊能力を得た4人のヒーロー・チームは、その力と正義感で人々を救い、“ファンタスティック4”と呼ばれている。世界中で愛され、強い絆で結ばれた彼ら“家族”には、間もなく“新たな命” も加わろうとしていた。

しかし、惑星を食い尽くす規格外の敵”宇宙神ギャラクタス”の脅威が地球に迫る!ギャラクタスの狙いは、新たに生まれてくる子供だった。滅亡へのカウントダウンが進む中、一人の人間としての葛藤を抱えながらも、彼らはヒーローとして立ち向かう。

いま、全人類の運命は、この4人に託された──。


■監督:マット・シャクマン  
■キャスト:ペドロ・パスカル、ヴァネッサ・カービー、ジョセフ・クイン、エボン・モス=バクラック 
■日本版声優:子安武人、坂本真綾、林勇、岩崎正寛、楠大典、上田麗奈   
■配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン  
■コピーライト表記:© 2025 20th Century Studios / © and ™ 2025 MARVEL.

■公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/fantastic4


(オフィシャル・リリースより)

 


Dear Stranger-8.5bu-550.jpg

ニューヨークで暮らすとあるアジア人夫婦。ある日、息⼦の誘拐事件をきっかけに夫婦が抱える秘密が浮き彫りとなり、崩壊していく家族を描いたヒューマンサスペンス『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』(英題:『Dear Stranger』)が9月12日(金)に公開いたします。


Dear Stranger-pos.jpg主演は、米アカデミー賞で最優秀国際長編映画賞に輝いた『ドライブ・マイ・カー』や、A24製作のシリーズ『Sunny』など国際的な活躍の場を拡げる俳優・西島秀俊。その妻役には、ベルリン国際映画祭の最優秀作品賞を受賞した『薄氷の殺人』や『鵞鳥湖の夜』に出演するなど、人気と実力を兼ね備えた、台湾を代表する国民的女優のグイ・ルンメイ。日本と台湾、それぞれの国を代表する俳優2人が夫婦役で共演します。


監督は、社会問題を鋭くえぐり、予測不可能な展開で観客を魅了する映画監督・真利子哲也。2016年に『ディストラクション・ベイビーズ』 でロカルノ国際映画祭の最優秀新進監督賞を受賞。同作は2022年、『宮本から君へ』 とともにフランスで劇場公開され、好評を博しました。


新作が待ち望まれていた真利子監督の6年ぶりの最新作となる本作は、全世界に向けて各々の文化圏の人々に届く濃密なヒューマンサスペンス。撮影は、多国籍のスタッフが集結し、2024年11月~12月末までオールNYロケを敢行。ブルックリンを中心に、チャイナタウンやハーレム等、リアルなNYの日常を映しています。
 


【日程】 2025年8月5日(火) 16:00 ※上映・観客無し

【場所】 丸の内TOEI① (中央区銀座3丁目2−17)

【登壇者】西島秀俊、グイ・ルンメイ、真利子哲也(敬称略)


<以下、レポート全文>

2025年7月27日に閉館を迎え、すでに営業が終了した丸の内TOEI。本作では主人公が「廃墟」を研究していることから、「廃墟」さながらの会場で会見が行われ、主演の西島秀俊、台湾から来日したグイ・ルンメイ、そして真利子哲也監督が登壇した。


Dear Stranger-8.5bu-西島秀俊様.JPG登場した西島は「力強い作品が完成しました」と堂々たる挨拶をし、監督は「西島さんとルンメイさんと日本でこうして舞台に立てることが嬉しい」と感動を表現。そしてルンメイは「みなさんこんにちは、私はルンメイです、どうぞよろしくお願いします」と流暢な日本語で挨拶をして会場を驚かせた。


本作のオファーを受けた時の印象、出演の決め手について聞かれた西島は「真利子監督のファンだったのでとにかくご一緒したいと思いました。脚本を読んで、文化の衝突や家族の関係の難しさという、今社会が直面している問題、だけど解決方法が見つかっていないというテーマが多く含まれていて、自分自身もこの作品と向き合ってみたいという思いが生まれました」と、本作への強い熱意を明らかにし、ルンメイは「監督からオファーがあった時に光栄に思いました。今回の脚本には、廃墟というモチーフや、人形を用いて登場人物たちの内面を特別な方法で表現しようとしている素晴らしさを感じました。二人は国籍も言葉も違うけれども愛があるから結ばれた。しかしそこには隔たりがあって、どう向き合っていくのか、乗り越えていくのかというところにとても心惹かれてこの作品に参加したいと思いました。」と、二人ともが監督と作品への信頼を示した。


Dear Stranger-8.5bu-真利子哲也監督.JPGさらに、三人は初タッグであったことについて、真利子監督は西島に対して「西島さんは好きな俳優さんだったのでオファーさせていただいたのですが、映画に対する愛情がすごく強いという印象で、信頼できる方だと感じていました。ボロボロになる役が似合う印象があって、言語が何であっても、言葉に頼らず役を生き抜いてくれる印象がありました」と印象を語り、ルンメイに対しても「ルンメイさんも一映画ファンとして映画にご出演されるところを見て、繊細なことができる女優さんであり、強さも持っていらっしゃるのでお願いしたいと思った」と想像しながら、実際に撮影した際には「何事にも感謝して過ごしている方だと思いました。全てのことに献身的で全力でやってくれる、何もかも空っぽで挑んでくれるすごい俳優さんです」と映画ファンとして、監督としての感謝を伝えた。

また、西島のことを「追い込まれてボロボロになる役が似合う」と評する真利子監督だが、本作でも追い込まれていく西島の姿について「共に同年代で、同じように映画を観てきた信頼できる相手ということで、“どこまでいけるか”ということを西島さんと共有できました。信頼関係があったからできたことですが、そもそも英語の脚本なので、最初から追い込んでいる自覚はありましたが…(笑)そういう負担はあるだろうと思っていたので、西島さんともルンメイさんともコミュニケーションは取るように努めましたが、二人とも普通にそれをお芝居として成立させていたのはさすがでした。」と撮影の様子を振り返った。


Dear Stranger-8.5bu-グイ・ルンメイ様.JPGまた西島は共演したルンメイの印象を聞かれると「(ルンメイさんは)アジアを代表する素晴らしい俳優さんだと思います。とにかく全てを作品に投げ出す方で、1ヶ月半の撮影期間中、休みの日も含めて準備を丁寧にやっていらっしゃっていました。こんなにナチュラルに演技をする方がいるんだと感動しました。何度テストや演技をやっても集中力を切らさない方で、改めて自分がどういう演技が、どういう俳優が理想だったのかということを、見つめ直す機会を与えてくださった、本当に素晴らしい俳優さんです」と感謝と尊敬しきり。

それを受けルンメイは「そのようにおっしゃってくださってありがたいです。西島さんとご一緒することはとても光栄なことでした。西島さんはとても落ち着いていて冷静なのですが、心の中には無尽の情熱が渦巻いていると思うんです。例えば、芝居自体は変わっていないんですが、演技やリアクションが毎回微妙に違うんです。西島さんは大きな木で、その下で私は思う存分遊ぶことができる。毎回異なるエネルギーを受けさせていただいて、俳優として共演ができることはとても幸せです。だから私は準備を万全にして、現場ではエネルギーを浴びながら自由に演技させていただいたんです」と西島の俳優としての度量を褒め称えた。


続いて真利子監督の現場について西島は、「人間の根源的なエネルギー、本能みたいなものを突き詰めていて、それが哲学的に感じる瞬間がありました。監督は、今作では今まで描かれてきた肉体のぶつかり合いや暴力ではなく、社会のようなものにぶつかって向かったんだなと思いました。またもっと先へ進んでいくんだろうなと思います。また現場ではテストを繰り返して全てが揃う形を望んでいるのではなく、常に何か新しく生まれる、生々しい瞬間を捉えようとしていると感じました」と監督との仕事を述懐し、ルンメイは「監督は素晴らしい耳を持っていると思いました。今まで様々な監督とご一緒しましたが、我々が喋っているトーンや体現して成長しているところを監督はどこかでわかっている。“違うやり方でやって”と言われることもあって、その時は私たちの発しているセリフから人間の情感の表現を全部感じ取っている。こういう調整を通して我々の演技を引き出してくれるやり方は新鮮でした」と稀有な存在であったことを語った。


Dear Stranger-8.5bu-ビックカイ.JPG本作が生まれたきっかけを問われた監督はコロナ禍になって世界が一変して、全てが失われて変わった経験をみなさんされていると思うんです。それをきっかけに夫婦を通して『愛』を描きたいと思った」と本作のテーマを語った。さらに本作で描かれる象徴的な廃墟と人形劇に関しては、「様々な場所をロケしながら、西島さん演じる賢治が、廃墟が自分の過去と紐づくことで惹かれていくところに絡めたいと思いました。さらに、滞在時に大きな人形で演じる大人向けの人形劇がカルチャーショックでした。身体的な表現が素晴らしいルンメイさんなので、ぜひ取り入れてみたいと思ったんです」と自身の経験から生まれた設定を明かした。


そして、全編NYロケという撮影に関して西島は「雪が降っているシーンは本当に降っていて、寒さが想像以上でした。皆さんがイメージするNYとは違って、片隅で一生懸命生きる家族の姿、古いチャイナタウンなど、人がかつて生きていた、これからは忘れ去られていくであろう場所でロケをしていたのは非常に印象深いです」と語り、ルンメイは「るつぼのような街。なんでも受け入れるような街だと思いました。でもその反面、人間一人一人が孤独なんだと思います。この夫婦ふたりもそうなんだなと思いました。NYを舞台にして英語を共通語として話しますが、心のコミュニケーションはなかなか取れない、そういう意味でロケーションとしてはピッタリだったと思います。」と振り返った。


さらに、全編ほぼ英語でのセリフを選んだ経緯について真利子監督は「夫婦の中でお互いの思いやりがすれ違ってしまうという関係を描きたくて、その中で第三ヶ国語を入れることによって、その少しのすれ違いを描くのに有効でした。」と明かした。そんな英語での演技について西島は「研究が評価されてNYに呼ばれている役なので、ネイティブである必要がなかったこともありますが、目の前にルンメイさんがナチュラルな感情のままにいてくださったので、現場に入った瞬間に不安はなくなりました。内面に集中してその後に言語がついてくる感じになりましたし、“映画を撮る”という共通言語があってそれは世界中変わらない。みんなが監督をリスペクトして撮影する、同じ方向を向いていたので、改めて海外の企画で様々な国の人が集まることは挑戦のしがいがありましたし、豊かで分かり合える時間が過ごせるんだと思いました」と国境や言語の壁を超えた作品作りがあったことを明かした。ルンメイは「英語の脚本を読んでいたのですが、そもそも日本語からの英訳なので元々の日本語の意味などをお伺いしたんです。日本語はニュアンスが微妙な表現、行間の表現を重んじる表現だと思いますので、監督の本当に言いたかった内容をキャッチして英語の中に溶け込むようにさせていたと思います。」と、言葉の奥深くまで理解をする努力を語った


Dear Stranger-550.jpg最後に監督は「アメリカという地で、西島さんもルンメイさんも素晴らしい演技でやりきってくれました。不思議なことに観る人の立場によって印象が変わる映画なので、観た人と一緒に語り合ってくれると嬉しいです。自分の中でもラストが震える映画になっていますのでどうぞお楽しみください」と語り、ルンメイは「久しぶりの来日で、集まってくださった日本の皆さんに感謝します。本作での二人の関係性において様々な課題、問題を提起して崩れても、結局は愛がある。それぞれの立場から見て感じ取っていただけたらと思います」と伝えた。西島は「過去に囚われてなかなか抜け出せない人、自分が生きていくうえでかけがえのないものが周りから理解されない人、やりたいことと実際の生活のバランスが取れない人。今、懸命に生きている人にぜひ観ていただきたいです。ある人には希望の光に見えるかもしれないし、ある人には何も解決しないように見えるかもしれないけれど、ラストは不思議な爽快感がある映画だと思います。映画の中での登場人物たちも生々しく生きて、困難を乗り越えていきます。ぜひ劇場に足を運んでそんな姿をご覧になって欲しいです。」と締め括った。
 


【物語】

ニューヨークで暮らす日本人の賢治(西島秀俊)と、台湾系アメリカ人の妻ジェーン(グイ・ルンメイ)は、仕事や育児、介護と日常に追われ、余裕のない日々を過ごしていた。ある日、幼い息子が誘拐され、殺人事件へと発展する。悲劇に翻弄される中で、口に出さずにいたお互いの本音や秘密が露呈し、夫婦間の溝が深まっていく。ふたりが目指していたはずの“幸せな家族”は再生できるのか?

【作品情報】
作品タイトル:『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』 (英題:『Dear Stranger』)
公開日:9.12 Fri TOHOシネマズ シャンテほか 全国ロードショー
出演: 西島秀俊 グイ・ルンメイ
監督・脚本:真利子哲也
配給:東映
公式サイト: https://d-stranger.jp/   
公式Xアカウント: @d_stranger_mv   
公式Instagram:@d_stranger_mv

2025年9月12日(金)~ TOHOシネマズ シャンテ、大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマ、京都シネマ、シネ・リーブル神戸ほか 全国ロードショー


(オフィシャルレポートより)
 
 


bababa-8.1bu-main-550-2.JPG

吉沢亮のふり幅の大きな演技力に、笑えてくるくらい感銘!

笑ってキュンとしてクセになる前代未聞のバンパイア・ラブコメディ!


■日時:8月1日(金)19:35~20:00(上映終了後舞台挨拶)

■会場:大阪ステーションシティシネマスクリーン1

(大阪市北区梅田3丁目1番3号ノースゲートビル11F)

■登壇者:吉沢亮、浜崎慎治監督(敬称略)

■MC :遠藤淳



映画『ババンババンバンバンパイア』は「別冊少年チャンピオン」(秋田書店)にて連載中の奥嶋ひろまさ氏による大人気コミックの映画化作品で現在全国にて絶賛公開中!


bababa-pos.jpg現在、優美さと繊細さで歌舞伎役者の波乱万丈の一代記を大胆に演じた映画『国宝』が大ヒット中の吉沢亮だが、7月4日から公開されているバンパイア・ラブコメディ映画『ババンババンバンバンパイア』では全く別の顔で魅了している。違い過ぎて思わずケラケラ笑えてくるくらい面白いのだ! 昨年公開の『ぼくが生きてる、ふたつの世界』では華やかさとは無縁のナイーブな演技で心に沁みる感動に惹き込まれてしまった。そして、今年の大躍進をみても、改めて吉沢亮という俳優の底知れぬ演技力に驚きを隠せない。


主演の吉沢亮をはじめ、役名と同じ名前の“りひと”の板垣李光人に、原菜乃華眞栄田郷敦満島真之介関口メンディーら豪華キャストが贈る、クセ強で愛すべきキャラクターたちが繰り広げる、すれ違いまくりの恋愛模様にドハマりする人が続出!


監督にはKDDI au「三太郎」シリーズなど話題のCMを多数手掛ける浜崎慎治。主題歌には、imaseが昭和の名曲をアレンジカバーした「いい湯だな2025 imase×mabanuaMIX」。豪華キャスト・スタッフが揃った、笑ってキュンとしてクセになる前代未聞のバンパイア・ラブコメディ映画『ババンババンバンバンパイア』で、この厳しい夏を超り越えよう!
 



bababa-8.1bu-500-2.JPG今回、初の大阪での舞台挨拶が開催され、主演を務めた、450歳のバンパイア・森蘭丸役の吉沢亮と本作のメガホンをとった浜崎慎治監督が、観客からの拍手に迎えられ登壇。


【大阪での思い出は?】

bababa-8.1bu-yosizawa-240-5.JPG

本作初の大阪での舞台挨拶ということで、大阪での思い出を問われた吉沢は、今まさに大阪で別作品を撮影中だそうで、「大阪は本当に良い所ですよね。今撮影している場所の近くで、やきそばが有名なお店があって、やきそばとお好み焼きを一緒にいただいたのですが、東京ではあまりない食べ方なので、関西を感じています」と、大阪グルメを満喫している様子。


鳥取出身の浜崎監督は、都会的な大阪に憧れをもっていたといい、「“かに道楽”でかにが動いているだけでびっくりした記憶があります」と、子供の頃に訪れた大阪の思い出を懐古。

笑いの本場と言われる大阪での舞台挨拶に少し緊張気味の吉沢は、「上映後のお客さんのテンションが低かったらどうしようと不安で(笑)。喜んでくださっていますよね?(会場大きな拍手)皆様の笑顔を見てちょっと安心しました」と、バンパイア・コメディが大阪でも受け入れられたことに、ほっとしたようだ。


【2度目のタッグとなったお互いの印象は?】

bababa-8.1bu-shimasaki-240-3.JPG

2020年公開の映画『一度死んでみた』以来のタッグとなった2人だが、改めてお互いの印象を問われると、吉沢は「前作も映像の強さやカメラワークのかっこよさを感じましたが、今回も笑いがありつつ、映像作品としてのクオリティが高く、素晴らしい。蘭丸と長可(眞栄田郷敦)が対峙するシーンなんかは、急に本気のバンパイア映画が始まったなと思って」とコメント。


一方、浜崎監督も、「ご一緒した5・6年前より経験を積まれた顔をしていた。今回は座長として現場にいらっしゃって、吉沢さんを見て皆さんの芝居のレベルがあがったと思います」と、吉沢の座長ぶりを明かし、お互いに絶賛していた。



【細かすぎるババクイズ?】

ここで、クセになる笑いでリピーターも多い本作から、映画を何度も観ないとかわらない、細かすぎる「バババクイズ」に2人が挑戦することに!

bababa-8.1bu-yosizawa-240-1.JPG

Q1:劇中、蘭丸が李仁(板垣李光人)を、何度も「李仁くん!」と呼ぶシーンが出てくるが、合計何回「李仁くん!」と言ったか?

吉沢は「むずかしい!」と頭を抱えながら「12回」と回答。浜崎監督は「35回」と、回答が分かれたが、正解は「33回」ということで、ここは浜崎監督の勝利!


Q2:李仁も、何度も「森さん!」と呼ぶシーンがあり、合計何回言ったか?

浜崎監督が「47回」で、吉沢が「56回」と回答。正解は「81回」と発表されると、あまりの多さに壇上の2人のみならず会場からも驚きの声が。


Q3:蘭丸がまとっていたバンパイアの衣裳の重さは?

浜崎監督は「3.8kg」で、吉沢は「5.2kg」という回答。正解は「6kg」と発表されると、実際に衣裳を着用していた吉沢は、正解に近い回答を出しながらも「そんな重かったんだ!」と改めて驚きの表情を見せていた。


【最後のご挨拶】

bababa-8.1bu-yosizawa-240-4.JPG

終始笑顔の絶えない和やかなムードで行われた舞台挨拶もいよいよ終わりが近づき、

浜崎監督は、「公開して一か月経ちますが、嬉しいコメントをたくさんいただいています。『鬼滅の刃』の“鬼”もいますが、吸血鬼という“鬼”もいますので(笑)、こちらもよろしくお願いします。先日東京で応援上映がありましたが、そういうイベント上映会のようなものに向いている作品だと思いますので、大阪や九州の方にも広がっていくといいなと思っています」と思いを込めて語った。


吉沢は「大阪のお客様に楽しんでいただけて嬉しく思いますし、是非、このコメディ映画を本場の皆様が共に盛り上げてくださると作品にとって嬉しいことだなと思います」と観客にメッセージを送った。そして、最後は大阪弁で「みなさん、本当に・・・なんでやねん!」と大阪弁でツッコミを入れ最後まで会場の笑いを誘っていた。
 


【STORY】

bababa-main-550.jpg

瀕死のところを、「ぼくんち来る?」というあどけない純粋無垢な少年に救われた森蘭丸(吉沢亮)。以来、450歳のバンパイアであることを隠して(いや相当怪しいのだが気付かれずに)銭湯で働くことになる。バンパイアにとって至高の味わいである「18歳童貞の血」を求め、救ってくれた銭湯のひとり息子である15歳の李仁(板垣李光人)の成長と純潔をそばで見守る日々を送っていた。だが、高校進学で李仁がクラスメイトの葵(原菜乃華)に一目惚れ!恋に浮かれる李仁をよそに、童貞喪失という絶体絶命のピンチを切り抜けようと、蘭丸による決死の童貞喪失阻止作戦が幕を開ける!

ところが、バンパイアオタクである葵から逆に恋心を抱かれてしまうは、さらには蘭丸の命を狙うバンパイアハンター・坂本(満島真之介)、葵の兄である脳筋番長・フランケン(関口メンディー)が次々登場、全員の勘違いとすれ違いにより、恋の矢印が大混線!

そして、そんな蘭丸のもとへ因縁の相手である兄・長可(眞栄田郷敦)の影が忍び寄る――。


出演:吉沢亮
板垣李光人
原菜乃華、関口メンディー/満島真之介
堤真一
音尾琢真、映美くらら
笹野高史
眞栄田郷敦
原作:奥嶋ひろまさ『ババンババンバンバンパイア』(秋田書店「別冊少年チャンピオン」連載)
監督:浜崎慎治  脚本:松田裕子
主題歌:imase「いい湯だな2025 imase×mabanuaMIX 」(Virgin Music / ユニバーサルミュージック)
製作幹事:松竹テレビ朝日
製作:「ババンババンバンバンパイア」製作委員会
制作プロダクション:ダーウィン
配給:松竹
©表記:©2025「ババンババンバンバンパイア」製作委員会©奥嶋ひろまさ(秋田書店)2022

公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/bababa-eiga/
公式X:https://x.com/bababa_eiga/
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@bababa_eiga
公式Instagram:https://www.instagram.com/bababa_eiga

2025年7月4日~大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマ、MOVIX(堺・京都・あまがさき)ほか全国にてバンバン絶賛公開中!


(河田 真喜子)

 


BULLETBULLET-bu-550.jpg(左から、古川慎、井上麻里奈、瀬戸麻沙美、朴性厚監督)

2025年7月16日(水)より、ディズニープラス「スター」で独占配信される『BULLET/BULLET』。同作は、前編『弾丸疾走編』が7月25日(金)より公開、後編『弾丸決戦編』が8月15日(金)に劇場公開も予定されている、オリジナルアニメーション。


7月26日(土)には都内映画館で前章『弾丸疾走編』の公開記念舞台挨拶が実施され、声優の井上麻里奈、瀬戸麻沙美、古川慎、そして朴性厚監督が参加した。


満員御礼で迎えたこの日、朴監督は「まさか映画館で上映されるとは思わず、初めて聞いたときはビックリしたし、嬉しかったです。本作は特にカーアクションに力を入れて作ったので、大きなスクリーンで体感してほしいです」と喜びを報告した。


BULLETBULLET-bu-iniue.jpgジャンク屋で働く少年であり、不当に奪われた品を取り返す盗み屋でもある主人公・ギアを演じた井上は「今から1年半くらい前にアフレコ収録をしていたので、ようやく皆さんに観ていただくことが出来て嬉しいです」とニッコリ。迫力満点のアクションシーンに触れて「完成作を観た時に大迫力に圧倒されたので、それを映画館の大画面で観ていただけるのが嬉しい」と見どころにあげた。


また前半から後半にかけてギアの変化について井上は「回を追うごとに自分の思っていた理想的少年漫画主人公とは違うギアの顔が見えてきました。そこから私が思う王道的主人公像からギアを引き剝がして、『BULLET/BULLET』という世界を生きる一人の少年として捉え直して演じていきました」と解説した。

BULLETBULLET-bu-seto.jpg
殺し屋に追われる謎多き美少女ノア役の瀬戸は「ノアは当初、ギアを利用しようと現れた存在なので、ギアがほだされてしまう様な女性像を演じようと取り組みました。でも二人の関係性が出来上がる中で、ノアには年相応の表情が出て来てもいるので、見た目のクールさを意識することなく、等身大の女の子を演じようと思いました。ギアとの関係性がこの先どうなっていくのか?後章も見どころです」と述べた。


 


 


BULLETBULLET-bu-furukawa.jpg荒野の武装集団のボス・バレル役の古川は「バレルは謎めいたまま前章が終わってしまって…。なので今日は『残りは後章で!』というお話をしに来ました」と笑わせながら「バレルは希望に満ち溢れた少年ギアとは対になるような存在で、アフレコ時も『やさぐれて欲しい。すべてを諦めていい』という演出がありました。バレルという人間の設定や影響をどこまで表現できるのか、そこが掴みだと思ったし、『もっともっと諦めて』と言われて改めて組み上がったものがあって、それを使って前半を作り上げていきました」と役作りを紹介した。


BULLETBULLET-bu-500-1.jpg“美学”や“こだわり”を抱えて生きる登場人物にちなんで「これだけは譲れない!」という“流儀”をそれぞれ発表。古川は「靴下は特定のコンビニでしか買いません。黒一色。そこで統一しました」と明かすと、井上も「外ではお酒を飲みません。外でお酒を飲んで酔っ払ってそこから家に帰ったりするのが億劫だから。家で眠れる準備を済ませてからお酒を飲んでそのまま寝たいです」と飲酒時のこだわりを打ち明けていた。


瀬戸は「次の日が休みだったら目覚まし時計をかけません。そうすると信じられないくらいの時間まで眠れるんです。休みの前日は朝までゲームをやって目覚ましをかけずに寝て、昼の12時かと思って目を開けるとその日が終わっている時間という事もありました。かつては休日を無駄にして損をしたと思っていたけれど、今ではそれすらも快感。無駄にしてやったぜ!の境地に辿り着きました」と意外な一面を明かして笑いを取っていた。

 

BULLETBULLET-bu-paku.jpg朴監督は「いい仕事が出来たら外で生ビールを飲みます。日本に来て生ビールの美味しさを実感しました」と宅飲み派の井上とは真逆タイプな事が判明。


ここで、新情報として原画・設定資料集『BULLET/BULLET ANIMATION WORKS』の発売決定が発表。キャラクターやメカなど、本作の世界観を構築する貴重な原画・設定画を多数収録した、ファン待望の一冊となっている。発売は9月6日(土)よりアニメイト秋葉原にて先行スタート。その後、ムービック通販などでの一般販売も予定されている。


さらにMCからは、『BULLET/BULLET ANIMATION WORKS』発売を記念したミニ原画展の開催決定も発表。展示は9月6日(土)〜9月21日(日)までアニメイト秋葉原で開催。最終日には朴監督とキャラクターデザイン・総作画監督・吉松孝博によるサイン会も実施予定だ。


最後に、8月15日公開の後章『弾丸決戦編』に向けて朴監督が「後半ではストーリーも大きく盛り上がり、バレルとギアの掛け合いなど、自分の中でも鳥肌が立って泣きそうになったシーンも出来上がりました。前章・後章の両方を観て欲しい」と期待を煽ると、瀬戸は「前章は登場人物や説明も多くて一度だけではわからないと思うので、もう一度鑑賞して整理して、後章も楽しんでいただきたいです」とコメント、さらに古川は「今回の前章は『BULLET/BULLET』の世界観を提示するための布石作り。登場人物も多くて『?』となるところもあるけれど、それらは伏線として後章で解決していきます」とガイダンス。井上も「後章を観たら前章を振り返りたくなるはずです」と改めて前章を見返す楽しさにコメントし、大盛り上がりのなか、公開記念舞台挨拶は幕を閉じた。

 


【『BULLET/BULLET』ANIMATION WORKS発売記念 ミニ原画展】

イベント開催日:2025年9月6日(土) ~ 2025年9月21日(日)
イベント開催場所:アニメイト秋葉原2号館 6F
イベントURL:https://www.animate.co.jp/onlyshop/28021/


【『BULLET/BULLET』ANIMATION WORKS発売記念クリエイターサイン会】

イベント開催日:2025年9月21日(日)  開場:13:00 開始13:30
イベント開催場所:アニメイト秋葉原1号館 7F
イベントURL:https://www.animate-onlineshop.jp/contents/fair_event/detail.php?id=113682

※『BULLET/BULLET』ANIMATION WORKSをミニ原画展開催店舗にてご購入いただいたお客様に先着で、 イベント参加券 をお渡しいたします。


朴性厚監督を始めとする豪華スタッフが世界に放つ完全新作アニメーション『BULLET/BULLET』は、2025年7月16日(水)よりスター オリジナルシリーズとしてディズニープラス「スター」で独占配信。
劇場版は「弾丸疾走編」が公開中、「弾丸決戦編」が8月15日(金)から新宿ピカデリー他、全国公開。


【ストーリー】
BULLETBULLET-pos.png文明が崩壊し、荒野となった近未来の世界。人々は旧時代の遺物を活用し、貧しいながらも日々を暮らしていた。少年ギアはジャンク屋で働く裏で、4つの人格を持つロボットQu-0213、ギャンブル狂のシロクマとチームを組み、不当に奪われた品を取り返す”盗み屋”を営んでいた。ある日、殺し屋に追われる謎の少女ノアからの依頼をきっかけに、荒野の武装集団や、凶悪な殺し屋たちに追われることに。どうやらギアが盗んだのは、この世界を揺るがす「秘密」のようで—。

〈作品概要〉

★ディズニープラス「スター」で2025年7月16日(水) 独占配信
【1話~8話】2025年7月16日(水)~
【9話~12話】2025年8月13日(水)~

★劇場版
「弾丸疾走編」大ヒット上映中
「弾丸決戦編」8月15日(金)新宿ピカデリー他、全国公開

ギア:井上麻里奈 シロクマ :山路和弘 ノサ姉:釘宮理恵 カウ姉:花澤香菜 エイ婆:折笠愛 ナカ兄:関智一 ノア:瀬戸麻沙美 バレル:古川慎 ウィール:茂木たかまさ リン:若井友希 
監督・原案:朴性厚
原作:E&H production・ギャガ
シリーズ構成:金田一士
キャラクターデザイン・総作画監督:吉松孝博
「ガッチャ」デザイン:辻

 

F4-pos.jpg

「アベンジャーズ」シリーズをはじめ、エンターテインメント史を塗り替える超大作を次々と贈り出し、世界中 に感動と興奮を届け続けてきたマーベル・スタジオ。アイアンマンやキャプテン・アメリカほか、魅力溢れるヒーロ ー誕生の礎を築いた彼らが贈る「ファンタスティック4」待望の第一作(ファースト・ステップ)にして、過去シリ ーズや他のマーベル作品の予備知識ゼロで 1 から楽しめるドラマチック・アクション超大作『ファンタスティック 4:ファースト・ステップ』が、ついに今月25日(金)日米同時公開!


来年冬全米公開の「アベンジャーズ」新章に向けた“ファースト・ステップ”として、この夏必見の超大作『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』。その公開を記念し、映画の世界観を堪能できるプレミアムなカフェの 開催が決定!


ここ大阪では7月19日(土)から8月31日(日)まで、映画館TOHOシネマズなんばも入る商業施設なんばマルイ7Fの 「和カフェ yusoshi chano-ma なんば」で展開される。ホットドッグなどのフードやピーチソーダのドリンクなど、各ヒーローたちをイメ ージしたオリジナリティ溢れるフォトジェニックな全6種(フード2種、ドリンク4種)のインスパイアメニューや、レトロフューチャーなキ ッチンを展示するなど、まるで映画のワンシーンのような店内装飾で、映画の世界観を楽しめる! さらに、店内でインスパイアメニューを注文された方には先着で、映画のノベルティをプレゼント!ドリンクメニューをご注文の方に はオリジナルカード&コースターを、フードメニューをご注文の方にはオリジナルカード(全4種/絵柄は期間によって入れ替え)を 進呈します。また TOHO シネマズなんばで鑑賞いただいた映画鑑賞券とカフェのレシート(インスパイアメニュー)を TOHO シネマズな んばでご提示いただくと、先着でオリジナルポストカードをプレゼントします。 この機会を逃すと二度と出会えないプレミアムなインスパイアメニューや店内装飾は、映画公開に向けていち早くテンションをあげ る場として、鑑賞後に余韻を味わう場としてもオススメです!!

 


<ストーリー>

F4-550.jpg

驚異の特殊能力で人々を救ってきた4人のヒーロー・チーム、“ファンタスティック4”。強い絆で結ばれた彼ら“家族”の前に、惑星を食い尽 くす規格外の敵が迫る!ヒーローでありながら一人の人間としての葛 藤を抱えた彼ら4人に、全人類の運命は託された──。


■監督:マット・シャクマン
■キャスト:ペドロ・パスカル、ヴァネッサ・カービー、ジョセフ・クイン、エボン・モス=バクラック
■配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
■コピーライト表記:© 2025 20th Century Studios / © and ™ 2025 MARVEL.


 2025年7月25日(金) ~TOHOシネマズなんば他 全国ロードショー



 


(オフィシャル・リリースより)



umibemichi-bu7.17-550.JPG(左から、横浜聡子監督、剛力彩芽、高良健吾、原田琥之佑、麻生久美子、唐田えりか、菅原小春)


予期せぬ出来事と出会う人生の幸福を陽気なユーモアと想像力で描く、

すべての登場人物が愛おしい、ちょっとおかしな人生讃歌!


横浜聡子監督最新作の映画『海辺へ行く道』が8月 29日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿ピカデリーほか全国公開いたします。


umibemichi-pos.JPG映画『海辺へ行く道』の脚本・監督は、『ジャーマン+雨』『ウルトラミラクルラブストーリー』『俳優 亀岡拓次』『いとみち』でその度ごとに話題を巻き起こして来た、横浜聡子。最新作は、知る人ぞ知る孤高の漫画家・三好銀の晩年の傑作「海辺へ行く道」シリーズをまさかの映画化。主演をつとめるは、約 800 人のオーディションを経て主演を射止めた 15 歳の俳優・原田琥之佑。麻生久美子、高良健吾、唐田えりか、剛力彩芽、菅原小春、諏訪敦彦、村上淳、宮藤官九郎、坂井真紀ら個性豊かな大人たちに加え、蒼井旬、中須翔真、山﨑七海、新津ちせなど、実力派の若手俳優たちが見事集結。さらに、様々なシーンから熱烈な支持を受ける至高のラップトリオDos Monosのフロントマン荘子itが、初の映画音楽を担当。


本作は、第 75回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門Kplus にて正式上映され、特別表彰を獲得した。また、今年で6回目を迎える日本最大級の芸術祭・瀬戸内国際芸術祭2025への参加も決定。映画ながら、現代アート作品のひとつとして芸術祭に参加する稀有な作品となった。なお、同芸術祭での映画の参加は本作が初となる。


この度、本作の公開に先駆け、原田琥之佑らキャストが登壇する完成披露上映会を実施いたしました。


日程:7月17日(木)18:30の回 上映前

場所:新宿ピカデリー スクリーン1(新宿区新宿3-15-15)

登壇者(敬称略):原田琥之佑、麻生久美子、高良健吾、唐田えりか、剛力彩芽、菅原小春、横浜聡子監督



umibemichi-bu7.17-harada.JPG漫画家・三好銀による原作漫画を実写映画化した『海辺へ行く道』(8月29日公開)がついに完成!この度、7月17 日には都内映画館で完成披露上映会が実施され、主演の原田琥之佑、共演の麻生久美子、高良健吾、唐田えりか、剛力彩芽、菅原小春、そして横浜聡子監督が参加した。


満員御礼で迎えたこの日、主人公・南奏介を演じた原田は、撮影が行われたのが 2 年前であることに触れ、「撮影から身長も 13 センチ伸びて顔も凄く変わってしまったけれど、誰だ?とはならずに、今日はよろしくお願いいたします」とユーモア交じりにニッコリと笑顔で挨拶。800人参加のオーディションから大抜擢されての映画初主演だが「選ばれたときは素直に嬉しかったです。横浜さんと初めて話した時は色々なところを隅々まで見透かされている気がして、この人には嘘が通じないと思った」と回想。夏の小豆島での撮影については「毎日が楽しくてワクワクして、まるで本当に島にいる少年みたいな気持ちになった。撮影終わりに遊びに行ったりして、キャラクターにどっぷりと入れるような環境でした」と懐かしそうだった。


そんな現役高校生・原田を抜擢した横浜監督は原田くんは現代っ子という感じだけれど、画面に映るとノスタルジックな匂いがした。観客の皆さんにもその懐かしい雰囲気を観て感じてもらいたいです」と独特な個性を絶賛していた。


umibemichi-bu7.17-asou.JPG奏介と一緒に暮らす南寿美子役の麻生は、横浜監督作としては映画『ウルトラミラクルラブストーリー』、『俳優 亀岡拓次』に続いて3度目の出演。「私は横浜監督の演出が大好き過ぎるので今回も痺れました。奏介とのやり取りの中で猫が出て来る場面では『悪意のある感じで』とか、うたた寝している場面でも『まるで幽霊みたいに』とか予想外の演出をされると役者としてはワクワク。演じるのが本当に楽しかったです」と手応えを口にした。

 

 

 

 


umibemichi-bu7.17-gouriki.JPG夏の小豆島で撮影を敢行した本作にちなんで「夏の思い出」を大人キャストのそれぞれが発表。街の不動産屋に勤める理沙子役の剛力は、高校時代の思い出を振り返り「当時、仕事でバンドを組んでいて半年後にイベントをする企画がありました。夏休み中にみんなが私の実家に泊まりに来て、みんなでカレーを食べたり、スタジオに行って毎日練習して最終日に花火をしたりしました。この映画を観た時にそれをふと思い出して、ど真ん中の青春をしていたなと思った」と懐かしんだ。

 

 

 

 


umibemichi-bu7.17-koura.JPG街にやって来た包丁売りの男・高岡役の高良はデビュー直前の話として「高校 3 年の夏にオーディションで『ウォーターボーイズ』に受かって、みんなで 1 ヵ月くらい奄美大島に合宿していました。まだその時は高校生だったので、熊本から通いながら練習をしていました。撮影の休みの間は奄美大島のホテルの前の海に飛び込んだり、花火をしたり、釣りをしたり、自転車で島を回ったり。仕事を始めたばかりのあの夏は忘れられません」と回想した。
 

中学時代にソフトボール部でキャッチャーを務めていたという麻生は「強くなりたいと思って紐をつけたタイヤを引っ張ってランニングしていました。漫画で見たことがあるのでいいのだろうと思ったけれど、引きずるのは無理。動かないから一瞬でやめました」とまさかの青春を明かして、会場の笑いを誘っていた。
 

umibemichi-bu7.17-sugawara.JPGアーティストの借金の取り立てに東京からやって来たメグ役の菅原は「夏の思い出は…ありません!ダンスばかりをしていたので」としながらも「当時付き合っていた彼氏のケイタ君と花火大会に行きました。ピンク色の浴衣を着て。私の夏の思い出は苗字を覚えていないケイタ君です」とこちらも会場を笑わせた。

 

 

 

 

 


umibemichi-bu7.17-karato.JPG高岡の恋人・ヨーコ役の唐田は「地元の盆踊りで太鼓を叩く係で、その祭では小学校から長い間太鼓を叩いていました」と懐かしんだ。


一方、現役高校生の原田は「今年の夏にチャレンジしたいこと」を発表。「夏休み期間中は毎日 1 作以上の映画を観ることを目標にしています。毎日 2 作品くらい観ようかな」と宣言。これに原田のデビュー作で共演した高良は「凄いなあ。デビュー作では親子役だったので色々と感じます。成長したね、身長もね」と父親目線でしみじみしていた。


最後に主演の原田は「本作には未来ではなく今を全力で楽しむ人が勢ぞろいして、人生を謳歌している姿が描かれています。色々な人が楽しめる作品なので夏休み中に沢山観てもらえたら嬉しいです」とアピール。横浜監督は「三好銀さんの漫画は色々な人が色々なことをする多様性に溢れた原作で、私はそのある種の寛容さを映画で引き継ぎたいと思いました。皆さんもこの映画を観ながら自分自身の中の多様性の出会いを楽しんでいただければと思います。この映画を気に入ってもらえたら嬉しいです」と呼び掛けていた。
 


『海辺へ行く道』

umibemichi-550.JPG

アーティスト移住支援をうたう、とある海辺の街。のんきに暮らす 14 歳の美術部員・奏介(原田琥之佑)とその仲間たちは、夏休みにもかかわらず演劇部に依頼された絵を描いたり新聞部の取材を手伝ったりと毎日忙しい。街には何やらあやしげな“アーティスト”たちがウロウロ。そんな中、奏介たちにちょっと不思議な依頼が次々に飛び込んでくる。ものづくりに夢中で自由奔放な子供たちと、秘密と嘘ばかりの大人たち。果てなき想像力が乱反射する海辺で、すべての登場人物が愛おしく、優しさとユーモアに満ちた、ちょっとおかしな人生讃歌。


原作:三好銀「海辺へ行く道」シリーズ (ビームコミックス/KADOKAWA 刊)
監督・脚本:横浜聡子
出演:原田琥之佑
麻生久美子 高良健吾 唐田えりか 剛力彩芽 菅原小春
蒼井旬 中須翔真 山﨑七海 新津ちせ
諏訪敦彦 村上淳 宮藤官九郎 坂井真紀
製作:映画「海辺へ行く道」製作委員会
配給:東京テアトル、ヨアケ
©2025映画「海辺へ行く道」製作委員会
2025 年/日本/スタンダードサイズ/5.1ch/140 分/G
公式サイト:https://umibe-movie.jp/


(オフィシャル・レポートより)

 
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24