「YMO」と一致するもの


godmother-bu5.14-550.jpg


日本のファッション界に革命をおこし、デザイナーの草分け的存在のコシノアヤコ。2011年にはNHK連続テレビ小説「カーネーション」で、その生涯が放送されました。昭和から平成を駆け抜けたゴッドマザーことコシノアヤコの物語である映画『ゴッドマザー〜コシノアヤコの生涯〜』は、5月23日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開いたします。


この度、本作の全国公開に先駆けて、完成披露上映会を実施いたしました。

主人公・コシノアヤコ役を演じ、本作で映画初主演となる大地真央、コシノアヤコの娘で、世界的に活躍する日本を代表するデザイナーであるコシノヒロコ役の黒谷友香、ジュンコ役の鈴木砂羽、ミチコ役の水上京香が登壇。さらに、幼少時代の三姉妹を演じる、ヒロコ役の浅田芭路、ジュンコ役の永尾柚乃、ミチコ役の江原璃莉、曽根剛監督もイベントに駆け付け、コシノ家の全員が、イベントで初めて勢ぞろい。映画の完成の喜びや見どころを、盛大に、華やかに語っていただきました!


■日程:5月14日(水) 

■場所:新宿ピカデリー スクリーン1(新宿区新宿3丁目15−15)

■登壇者(予定):大地真央(だいち・まお/69歳)、黒谷友香(くろたに・ともか/49歳)、

鈴木砂羽(すずき・さわ/52歳)、水上京香(みなかみ・きょうか/29歳)、

浅田芭路(あさだ・はろ/11歳)、永尾柚乃(ながお・ゆの/8歳)、江原璃莉(えばら・りり/5歳)、

曽根剛(そね・たけし/監督)

■MC: 笠井信輔


〈以下、オフィシャルレポート〉

 

映画『ゴッドマザー〜コシノアヤコの生涯〜』(5月23日公開)の完成披露上映会が5月14日、東京・新宿ピカデリーで行われ、主演の大地真央、共演の黒谷友香、鈴木砂羽、水上京香、浅田芭路、永尾柚乃、江原璃莉、メガホンをとった曽根剛監督が登壇した。
 

日本のファッション界に革命をおこし、デザイナーの草分け的存在のコシノアヤコ。2011年には NHK連続テレビ小説「カーネーション」で、その生涯が放送された。本作は、コシノ三姉妹の母で、昭和から平成を駆け抜けたゴッドマザーことコシノアヤコの物語。

 

godmother-大地真央②.jpg

本作で映画初主演を果たしたコシノアヤコ役を演じた大地は「今日はみなさまに初めて見ていただくということで、私自身ワクワクドキドキしております」と胸を躍らせ、オファーを受けた際の心境については「世界的なコシノ三姉妹のお母様の役を15歳から92歳までというお話をいただいて、あまりにもおこがましいと思ったんですけども、いろんなご本を読ませていただいて、資料をいただいて、なんて魅力的な方なんだろうと思い、やらせていただこうと思いました」と吐露。


撮影が始まったら楽しい毎日だったそうで「例えばガブリエル シャネルは12歳から72歳までとか、マリー・アントワネットは14歳からとか(演じた経験は)あったんですけど、何しろ身近に感じられる方でしたし、ものすごいプレッシャーだったんですけど、もっともっと面白いエピソードがいっぱいあるのになって思うくらい楽しくて、約1か月、充実した時間を過ごさせていただきました」と目を輝かせた。


加えて、映像作品で15歳から92歳までを演じた感想を求められた大地は「1人の方の人生を1人の役者が生きる。そこは“なるほど!”と共感したんですけれども、いざ私というところで最初は躊躇がありました」と胸の内を明かし、大地に15歳から92歳までを演じてもらった理由について曽根監督は「本作を見ていただければ、その理由がわかります」と力強くコメント。いつの時代を演じるのが難しかったかと追求された大地は「15歳です」と即答して会場の笑いを誘いつつ、「でも(15歳を演じたことは)楽しかったんですよ。なんて図々しいんでしょう」と笑顔を見せた。


godmother-黒谷友香②.jpgまた、コシノヒロコ役を演じ、ヒロコ氏デザインの衣装を身にまとい登壇した黒谷は、どんな役作りをしたか尋ねられると「今日も(客席にいる)先生を前にしていますが、役者としてはとても貴重な体験だと思うんです。いつもいただく役は想像の中での役なので、こうして実在される人物を演じられることはなかなかないと思うので、最初は光栄に思いましたし緊張もしましたけれども、YouTubeや本で先生のお考えや映像を拝見することでイメージを膨らませていきました」と明かし、撮影に入る前にヒロコ氏と会い『頑張ってね』と声をかけてもらったそうで「ひと言が私の支えで、最後まで走り抜けられたような感じです」と感謝。本作を見たヒロコ氏からの感想については「先ほどもお会いさせていただいたんですけど、『あなたと会っていると、あなたに似てくるわ』とおしゃってくださったんですけど、私のほうがお会いするたびにエネルギーをいただくので、今日も楽しくお会いできてよかったなと思います」と声を弾ませた。

 

godmother-鈴木砂羽②.jpg

コシノジュンコ役を演じ、ジュンコ氏デザインの衣装を身にまとい登壇した鈴木は「コシノジュンコ先生役は大変恐れ多いものでしたが、とても楽しく演じさせていただきました」と挨拶し、役作りについては「大変光栄だったんですけど、最初にこのお話があったときに、この(三姉妹の)中だったらジュンコ先生かなって思いました(笑)」と言い、「私も最初にご挨拶に行かせていただいたんですけど怖くて…。あっ、怖くないです(笑)。でも恐れ多くて『ジュンコ先生をやらせていただきます』って言ったら、『うん、いいんじゃない』っておっしゃっていただいて“よかったー!”と思いました」と回顧。


続けて、鈴木は「ジュンコ先生は会えば会うほど、いつも童女のようで、無邪気でかわいくて、いろんなお話をしてくださって、この間もラジオに出演させていただいたときに『私よかった?』とおっしゃってくださったのが私も嬉しかったです」と笑顔で語り、本作の試写をジュンコ氏と一緒に見たそうで「ジュンコ先生のお家にお呼ばれしまして、それも緊張しちゃったんですよ。でも私も初めてこの作品を見させていただて、大地さんのあまりの可憐さに驚きました」とコメント。これに大地は「いい子ね」とご満悦な表情を浮かべた。

 

godmother-水上京香①.jpg

そして、コシノミチコ役を演じ、ミチコ氏デザインの衣装を身にまとい登壇した水上、役作りについて聞かれると「髪を金髪に染めました(笑)。それが1番近づけることじゃないかなと思って、髪型をミチコ先生に合わせて、劇中の衣装もMICHIKO LONDONの衣装をお借りして撮影に臨んだので、それがあれば大丈夫かなという形で頑張りました」と語り、「ミチコ先生とお食事に行かせていただいたりして、お母ちゃんとのエピソードをたくさん聞いたりしたので、あとは飛び込むしかないと思って飛び込んだら、こんなにもすてきなファミリーがいたので、本当に家族のように毎日楽しい撮影期間を過ごせました」とにっこり。


同舞台挨拶後にミチコ氏が本作を初めて見ることについて、水上は「どうしよう…(笑)」と苦笑しつつ、「撮影初日でお母ちゃんとの大事なシーンを撮影しました。そこをミチコ先生が楽しく見ていただけたら、、それに尽きるなと思います」と期待を寄せた。
 

 

godmother-浅田芭路.jpg

さらに三姉妹の幼少期を演じた3人は、大地と共演した感想を聞かれると、幼少期のコシノヒロコ役を演じた浅田は「お母さんはいつも笑顔で、パワフルで、とっても元気なお母さんで、撮影していく中でたくさんお話ししてもらって、いつも元気づけられていました。本当のお母さんのように、一緒にご飯を食べたり、ミシンを使っているのを見ていたり、撮影の中でも日常の生活のような感じがして、私は大地さんをお母さんとして見ていましたし、すごく尊敬しています」と話し、幼少期のコシノジュンコ役を演じた永尾は「『寒くない?』とか『喉乾いてない?』とか、すごく優しくて、すごく嬉しかったです。演技ももちろんすばらしいんですけど、すごいなと思ってね。全部が本当にすごいんですよ」と大絶賛。幼少期のコシノミチコ役を演じた江原は「優しかったです」と語った。

 

godmother-永尾柚乃.jpg                                               

godmother-江原璃莉.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな三姉妹の幼少期を演じた3人と共演した感想について、大地は「本当にかわいくて、今日久しぶりにあったらみんな背が伸びていて、1年でこんなに伸びるのかと思うくらい大きくなっていて、その成長ぶりも嬉しかったです」と目を細め、「現場では3人だけのときと、大人が入るときで会話が違うんですよ。それぞれが女優で、すごいプロ意識で、私こそいろいろ刺激を受けましたし、勉強させていただきました(笑)。本当にかわいかったです」と頬を緩めた。

 

godmother-pos.jpg

そして、作品を作るにあたって意識したことを聞かれた曽根監督は「アヤコさんが書いた書籍だったり、いろんなお話しを伺ったりする中で、実際にアヤコさんにお会いできないのが残念だったんですけど、アヤコさんだったらどう考えるんだと、大地さんやみなさんと話し合いながら現場を作っていきました」と答え、「ヒロコ先生、ジュンコ先生、ミチコ先生は実際にお会いしまして、3人同時に会ったんですけど、1つ質問すると一斉に喋りだして、そんなところを作品に生かせたらなと思いながら作っていきました」と打ち明けた。


最後に、アヤコさんから学んだことを聞かれた大地は「たくさんあるんですけれども、私が1番印象に残っているのは、何かを始めるのに遅すぎるということはないということで、今の私にもすごく響きましたし、何かにチャレンジすることを当たり前に感じていたんですけど、改めて“よし!”と思い、刺激を受けました」と言葉に力を込め、お客様へ向けて「“クスッと笑って、ホロっと泣ける物語”というキャッチフレーズなんですけど、もしみなさんがククッっときたらワハハと笑っていただいて、ホロっとじゃなくて思いっきり泣いていただきたいと思います。デトックスをして明日への活力となればいいなと思っておりますので、隣の方々を気になさらず、大声で笑って、思いきり泣いていただいて、最後までお楽しみください」とメッセージを送った。


『ゴッドマザー〜コシノアヤコの生涯〜』 

■出演:大地真央
   黒谷友香 鈴木砂羽 水上京香
   寺田 光 菊地麻衣 板垣 樹 浅田芭路 永尾柚乃 江原璃莉
   矢田亜希子 大西礼芳 庄野﨑謙 堀田眞三 上西雄大 川﨑麻世 辰巳琢郎
   温水洋一 木村祐一 市川右團次

■脚本 池田テツヒロ
■監督・撮影・編集 曽根 剛
■配給:日活 東京テアトル
©「ゴッドマザー〜コシノアヤコの生涯〜」製作委員会

2025年5月23日(金)より新宿ピカデリー、シネ・リーブル池袋ほかで全国公開。


(オフィシャル・レポートより)

  

METフィガロ-550.jpg

ニューヨークに位置する世界最高峰のメトロポリタン・オペラ(通称:METメト )の最新ステージを、日本に居ながらにしてスクリーンで楽しめる「METライブビューイン グ」。現在開幕中の2024-25シーズン第6作目には、モーツァル ト《フィガロの結婚》が、5月30日(金)より1週間限定全国公開となります!(※東劇のみ6月12日(木)までの2週上映)


そしてこのたび全国各地の映画館にて、笑って泣ける喜劇オペラの最高峰《フィガロの結婚》を解説付きで上映いたします! 今シーズン最終作《セヴィリャの理髪師》の後日譚である、理髪師フィガロの結婚当日を描いたドタバタ喜劇!胸躍る序曲で心を掴み、幕切れまで目を離させないモーツァルトの最高傑作を分かりやすい解説付きで存分にお楽しみいただけます! 映画館でぜひオペラ・デビューしてみませんか?


第6作:モーツァルト《フィガロの結婚》

◆上映期間:5月30日(金)~6月5日(木) ※東劇のみ6/12(木)まで2週上映
◆上映館:東劇・新宿ピカデリーほか全国21館
◆【指揮】ヨアナ・マルヴィッツ
◆【演出】リチャード・エア 
◆【出演】マイケル・スムエル、フェデリカ・ロンバルディ、オルガ・クルチンスカ、ジョシュア・ホプキンス、 サン=リー・ピアース、エリザベス・ビショップ、マウリツィオ・ムラーロ ほか
◆【MET上演日】2025年4月26日 【上映予定時間】3時間40分(休憩1回)
◆公式サイト:https://www.shochiku.co.jp/met/program/6003/


【STORY】
18世紀のスペイン(本演出では1930年代)、セヴィリャ。 アルマヴィーヴァ伯爵の従僕フィガロは、小間使いのスザンナとの結婚を控えて幸せいっぱい。だがスザンナは、伯爵が彼女に横恋慕し、以前廃止した初夜権を復活させようともくろんでいると打ち明ける。 怒り心頭のフィガロは、冷淡な夫に悩んでいる伯爵夫人の助けを借りて、伯爵に一泡吹かせる計画を練るが、フィガロに想いを寄せる女中頭のマルチェッリーナや小姓ケルビーノらがからんで大騒動に・・・。 


(オフィシャル・リリースより)


 

累計発行部数250万部突破のメガヒット大人気漫画「パリピ孔明」(講談社「ヤングマガジン」連載中)。23年秋にテレビドラマで実写化されるや、キャラクターの濃さや本格的な楽曲とライブシーンが話題を呼び、最終話ではSNSトレンド1位を獲得するなど大きな反響を得た。そんな本作がスケールアップした『パリピ孔明 THE MOVIE』は大ヒット公開中。


paripi-pos-1.jpg三国志の天才軍師・諸葛孔明(向井理)が、なぜか現代の渋谷に転生。アマチュアシンガー月見英子(上白石萌歌)の歌声に心奪われた孔明は、英子とともに音楽の力で<天下泰平>を目指す。そんな中、日本を代表する3大音楽レーベルが頂点を競う、史上最大の音楽バトルフェスの開幕が決定!各レーベルから多彩な強者アーティストが集結する中、孔明と英子も参戦することに。だが、そんな2人の前に三国時代の孔明の最大のライバル司馬懿の末裔・司馬潤(神尾楓珠)とshin(詩羽)の兄妹が立ちはだかる。


先週末に公開を迎えると同時に日本中で話題が沸騰、“パリピフィーバー”が巻き起こる中、その熱は海を越え、5月3日(土)には、ヨーロッパ最大規模のアジア映画の祭典、第27回ウディネ・ファーイースト映画祭(以下、FEFF)のクロージング作品として上映。舞台挨拶には海外映画祭初参加となる向井が“孔明姿”で登壇し、「映画を愛しているオーディエンスの方がたくさんいて、それがすごく誇らしい気持ち」など喜びを語った。さらに、5月4日(日・祝)には大阪コミコンのシネマステージに劇中衣装を着用した向井と、スーパーアーティスト 前園ケイジ役の関口メンディーが堂々登壇。さらにはその後、なんばパークスシネマで行われた舞台挨拶にメンディーが登壇し会場を“爆アゲ”した
 


paripi-ウディネ・ファーイースト映画祭-550.JPG
【ウディネ・ファーイースト映画祭】クロージング上映で拍手喝采!

向井理、初の海外映画祭参加に感無量

 

イタリア北部の都市ウディネで開催され、東アジアや東南アジアの作品を対象とした【ウディネ・ファーイースト映画祭】。過去には、興行収入40億円超えを記録した大ヒット映画『テルマエ・ロマエII』などの作品がクロージング上映を飾ってきたが、今年のフィナーレを華やかに締めくくったのが本作だ。1200席を誇るオペラハウス<テアトロ・ヌォーヴォ>での上映となり、会場は満席に。場内では、作品が終わると同時に割れんばかりの拍手が巻き起こり、観客の感動と興奮が会場中に広がった。


paripi-ウディネ・ファーイースト映画祭-500.JPG

その熱気冷めやらぬ中、孔明の衣装をまとい満を持して登場したのは向井理。

拍手と歓声に包まれながら壇上に立った向井は、「これはコスプレではありません。本気でやっています!音楽に力を入れている作品なので、この劇場ととてもマッチしていると思いますし、この劇場は作品の力を最大限に引き出してくれる音響設備になっていると思います」と感無量の面持ちでコメントし、満員の観客と心を通わせた。俳優歴19年にして、今回が自身初の海外映画祭参加となった向井は、異国の地で自身の主演作が大きな喝采を浴びたことについて、「初めての経験がウディネで本当に良かったと思います。映画を愛しているオーディエンスの方がたくさんいて、それがすごく誇らしい気持ち」と語り、その喜びと感動をじっくりと噛みしめた。さらに、「映画祭の最後にふさわしいフェスティバル向けの作品になっていますので、最後まで楽しんで下さい」と海外のファンに向けても誠実な言葉でメッセージを贈った。エンターテインメントとしての完成度の高さに加え、<フェス×映画>を巧みに融合させたその世界観が現地でも熱狂的な反響を呼んだ本作。アジア映画の新たな魅力を世界に示した一本として、記憶に残るクロージング上映となった。
 


paripi-大阪コミコンステージ-550.JPG
【大阪コミコン】に向井理、関口メンディーが劇中衣装で登壇!

ガチャピン・ムックと奇跡のコラボが実現

 

漫画やアニメ、ゲームといったポップカルチャーを愛する人々が集まるイベント・【大阪コミコン】。今年で3回目の開催となった大阪コミコンは、5月2日(金)から5月4日(日)にかけて行われた。最終日の4日には『パリピ孔明THE MOVIE』ガチャピン・ムックスペシャルコラボステージが開催。日本を代表する人気キャラクターのガチャピンとムックが、孔明姿の向井理前園ケイジ姿の関口メンディーとトークをする企画が繰り広げられた。


『パリピ孔明』大阪コミコンステージ_サブ1.JPG実は劇中で向井と共演しているムック。映画を観たガチャピンは「大事な役割だったよね!?」とムックの登場シーンを称賛しつつ、「僕は何で出られなかったんですか?」と悔しさをにじませると、向井から「(孔明のイメージカラーである緑との)色被りです(笑)」と悲しい回答が。 本作が劇場公開を迎えてから約1週間。周囲からの反応を聞かれると、向井は「ついさきほどイタリアの映画祭から帰ってきまして、この格好で登壇したんですけど、イタリアの方にもかなり好評で良いリアクションをいただいて、海を越えたことが嬉しかったですね」と告白。メンディーは「ドラマの時はケイジは孔明の宿敵として出てくるんですけど、映画だとちょっと変わるんですよ。”ケイジが改心したところも描かれるのがエモい”と言って下さる方も多くて、嬉しかったですね!」と嬉々として語った。


本作の舞台は、3大音楽レーベルが熾烈な争いをくり広げる音楽バトルフェス【ミュージックバトルアワーズ2025】。総勢50名以上のミュージシャン&ダンサーが大集結し6000人の観客を動員した圧巻のライブシーンが見所のひとつだ向井は「最初からずっと歌が流れたり、後半はフェスのシーン。今回はライブチームのカメラで臨場感のあるシーンを撮っていただいたので、本当のフェスに参加しているような体験ができると思います」と力を込めた。


『パリピ孔明』大阪コミコンステージ_サブ2.JPGそんな豪華アーティストのひとりに名を連ねる、メンディー演じるケイジ。メンディーは「前園ケイジはドラマではソロアーティストだったんですけど、その後海外に挑戦して、海外のアーティストグループ(タイタン5)に入るんです」と説明すると、向井から「海外を意識してパンプアップしすぎて衣装入らなかったもんね(笑)」と暴露される微笑ましい一幕も。役作りについて、向井は「時代を超越した存在に見せることは意識していました。監督に『大河ドラマっぽくやってほしい』と言われたので、台詞回しをゆっくりにしたり重厚感を出したりしました」と明かす。そんな孔明の衣装についての話が挙がると、向井から「最高到達点は2m10㎝です!」とまさかの事実が明かされ、背の高いムックも驚愕した様子。


ドラマでも、孔明がいつかは元の世界へ戻ってしまうのでは…という展開が描かれ、視聴者をハラハラさせてきた本作。向井は「上白石萌歌さん演じる英子さんに孔明が軍師として仕える、性別を超えた主従関係にも注目していただきたいです。”2人のお別れ”というのがどうなっていくのか…というのも見どころかなと思います」と熱弁した。


最後にメンディーは「色んな音楽が出てくるフェス映画としても楽しめますし、その中にある人間ドラマも注目です。最後はグッときて感動する見応えのある作品になっています。ぜひ劇場でご覧ください!」、向井は「音楽の力を信じている人たちで集まって作った作品です。ライブシーンも本当に圧巻ですし、音環境の良い劇場でぜひご覧いただけたら嬉しいです!」と語り、大盛況の中ステージは終了した。

 


paripi-大阪舞台挨拶-550.jpg
関口メンディー(スーパーアーティスト・前園ケイジ役)登壇

“爆アゲ”大阪舞台挨拶開催!!!

 

paripi-大阪舞台挨拶-sub-3-240.jpg

大阪コミコン後、なんばパークスシネマで実施された舞台挨拶には、関口メンディーが登壇。大きな拍手で迎えられたメンディーはポップコーンを持って登場し、食べた瞬間「うメンディー!」と持ちネタを披露し会場を沸かせた。舞台挨拶前に大阪コミコンに参加したことに話が及ぶと「昨日、ニコラス・ケイジさんが立った舞台に‟前園・ケイジ”が立つという2人のケイジが登場する奇跡のステージでした」とハイテンションに語り、笑いを誘うなど終始賑やかな雰囲気の中イベントがスタートした。


ドラマでは孔明と英子の宿敵として、映画では“タイタン5”の一員として圧巻のパフォーマンスを披露するスーパーアーティスト・前園ケイジを演じたメンディー。そんな前園ケイジという役柄について、メンディーは「持っている心は純粋で音楽やパフォーマンスに真摯に向き合っているが、ちょっと拗らせているところがある」と語り、「自分もエンターテインメントに関わる身として、その部分に共感する部分がある。演じ難いということはなく、もし自分が拗らせていたら、こうなっていたかもと想像力を働かせて芝居をさせていただいた」とキャラクター作りで意識したことを明かした。「フェス映画」としての音楽の本格感や、ドラマとして「意外と泣ける」など、多くの感想が寄せらせている本作。


paripi-大阪舞台挨拶-sub-1-240.jpgメンディーから見た“映画の推せるポイント”を聞かれると、「EIKOが歌う「Count on me」の歌詞が自分と重なる部分があり、グッときた。共感できる方は沢山いると思う」と告白。そして最後に、メンディーから「前園ケイジというキャラクターを自分と重ねて役作り、体作りをしてきました。こうして皆さんにエンターテインメントとしてお届けられたことを嬉しく思います。ストーリーは勿論、登場するアーティストも今をときめく方、大御所の方などがいて各世代に楽しんでいただける音楽を届けている。作品の中で生まれた大切な音楽もあります。皆さんと是非盛り上げていければと思います」と作品愛がこもった熱いメッセージが贈られ、舞台挨拶を締めくくった。

 

超豪華ミュージシャン&ダンサーが集結し、史上最大スケールで描かれる音楽バトルフェス。心揺さぶられる18曲と、6,000人の観客を動員した圧巻のライブシーンが見所の映画『パリピ孔明 THE MOVIE』!この度爆誕した<フェス×映画>のかつてないエンタメを、是非劇場で体感してほしい。
 


『パリピ孔明 THE MOVIE』

■出演:向井理 上白石萌歌 神尾楓珠 詩羽 宮世琉弥 八木莉可子 関口メンディー 森崎ウィン 休日課長 石崎ひゅーい ELLY / アヴちゃん(女王蜂) 菅原小春 くっきー! DJ KOO 和田聰宏 長岡亮介 / 岩田剛典 亀井聖矢 &TEAM / 宮野真守 菊地凛子 ディーン・フジオカ 森山未來
■原 作:『パリピ孔明』 原作・四葉夕ト 漫画・小川亮(講談社「ヤングマガジン」連載)
■監 督:渋江修平
■脚 本:根本ノンジ
■製 作:フジテレビジョン 松竹 講談社 FNS27社
■配 給:松竹
■©四葉夕ト・小川亮/講談社 (C)2025「パリピ孔明 THE MOVIE」製作委員会
【公式HP】https://movies.shochiku.co.jp/paripikoumei-movie
【公式X】https://twitter.com/paripikoumei_cx
【公式Instagram】https://www.instagram.com/paripikoumei_cx/
【公式TikTok】https://www.tiktok.com/@paripikoumei_cx

2025年4月25日(金)~大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマ、あべのアポロシネマ、MOVIX京都、YOHOシネマズ二条、T:ジョイ京都、kino cinema 神戸国際、OSシネマズHAT神戸、MOVIXあまがさき ほか全国絶賛公開中!


(オフィシャル・レポートより)



wakuseiLS-bu4.22-550.jpg

この度、終戦80年になる現代の広島を舞台にアメリカ人観光客と広島の若者たちが出会い、過去と現在が交錯する不思議な物語。映画『惑星ラブソング』が6月13日(金)に全国公開(5月23日(金)より広島先行公開)となります。


wakuseiLS-pos.jpg主人公のモッチを演じるのは、本作で初めて映画主演を務める、若手実力派俳優として数々のドラマで存在感を発揮している曽田陵介。ヒロインのアヤカ役には映画、ドラマ、舞台と順調な活躍をみせる秋田汐梨。モッチとアヤカに広島で出会う謎めいたアメリカ人観光客のジョン役は、ロサンゼルスを拠点に俳優、作家、音楽プロデューサーとして活躍するチェイス・ジーグラー。UFO博士役には、映画「容疑者 室井慎次」、ドラマ「不適切にもほどがある!」などで高い人気と幅広い演技に定評のある八嶋智人、ミュージカルなど明るいイメージが強いが本作で個性的な悪役を演じる川平慈英が脇を固める。その他、谷村美月、さいねい龍二、バイキング西村瑞樹ら豪華キャストも参加している。


監督・脚本は、国際映画祭で数々の賞を受賞し、『彼女は夢で踊る』『鯉のはなシアター』『シネマの天使』『ラジオの恋』などの実績のある時川英之。広島に活動拠点を置く彼が終戦80年にあわせて手掛けた、若者たちと謎めいたアメリカ人旅行者との出会いをきっかけに繰り広げられる不思議で壮大なオリジナルストーリーとなっています。プロデューサーは、広島でアナウンサーでありながら多才な活躍を続ける横山雄二が務めます。


本イベントには、ユニークなUFO博士役を演じた八嶋智人、広島県出身で小学校教諭:山本先生役のさいねい龍二に加え、アナウンサーでありながら本作のプロデューサーを務めた横山雄二、そして監督、脚本、企画の時川英之が登壇し、映画の舞台である広島での撮影や作品にかける想いを満員の観客を前にたっぷりと語っていただきました。


■日時:4月22(火)18:30~19:00 ※上映前舞台挨拶

■会場:MOVIX広島駅 スクリーン2 (広島県広島市南区松原町2番37号ミナモア7階)

■登壇者(敬称略)八嶋智人(54歳/UFO博士役)さいねい龍二(43歳/山本先生役)

         横山雄二(58歳/プロデューサー)時川英之監督(52歳)

■司会:横山雄二


冒頭、横山さんが完成したばかりの劇場で新作を届けられる喜びを述べ、観客に向けて心からの感謝を伝え、他の登壇者を迎えて。登壇したのは、出演者の八嶋智人さん、さいねい龍二さん、そして時川英之監督。
八嶋さんは「この新しい劇場に来るのは今日が初めて。皆さんもそうですよね? そんな記念すべき日にこの映画を選んでもらえて、本当にうれしい」と話し、広島に14年通ってきた身として、交通の便がいい広島駅に新しく立派な映画館ができたことに感動している様子を見せた。


wakuseiLS-yashima-240-.jpg司会の横山さんが「本作はどんな映画か」と尋ねると、八嶋さんは「これから皆さんが見るからあまり詳しく話せないけど、これは“ファンタジー映画”なんです」と説明。「広島から“平和”を発信するメッセージが込められていて、それがとても自然に伝わる作品だと思います」と語った。


さらに、「広島で実際に撮影された現在の風景が映画のリアリティを高めていて、昔の広島と融合して映画の中で生き生きと描かれている」と述べた。また「海外からのキャストやスタッフが多く、英語が飛び交う国際的な現場でした」と振り返り、「現場はちょっとおしゃれでしたね。監督もカメラマンもイケメンだし」と冗談も交えた。


wakuseiLS-sainei-240.jpgさいねい龍二さんは「脚本をもらって読んだときに“これは新しい平和映画だな”と感じた」と語り、広島出身として強い共感を抱いた様子だった。「戦後80年を迎える中で、この作品が新しい“平和学習教材”になれば」と期待を述べた。


時川監督は「この作品は、“戦争や被爆を直接描かない平和映画”を目指しました。平和を祈る気持ちは込めつつも、堅苦しさは排して、誰にでも届く物語にしたかった」と制作の意図を明かした。


さらに、本作に協力していただいた「みどりグループ」から「マリーナホップ」や「マリホ水族館」の映像を残してほしいと依頼があったことを紹介。すでに閉館してしまったその場所を、映画に記録として残す意義についても語り、「過去の風景を未来に繋ぐという、映画の大事な役割を果たせたと思う」と述べた。


wakuseiLS-akita-240.jpg八嶋さんは撮影中の思い出として、街の人々の協力や、撮影の合間で共演者との食事の席で演技について語り合ったことを振り返り、役者同士の交流が作品に深みを与えたと語った。特にヒロインの秋田汐梨さんとは以前に舞台で共演したことがあり、「舞台では緊張していた彼女が、今回は堂々と演じていた」と感慨深げに話し、温かい現場の空気が伝わった。


最後に時川監督から「平和を祈る気持ちを込めて、だれもが楽しく見られる作品を目指した」と改めて語り、広島で撮影し、広島で上映される意味の重さを伝え、舞台挨拶を締めくくった。


【STORY】

wakuseiLS-550.jpg

ある日、広島の若者モッチとアヤカは、謎めいたアメリカ人旅行者、ジョンに出会い、広島の街を案内することになる。ジョンには奇妙な力があり、街の至る所で何かを見つけていく。一方、小学校で広島の歴史を学び怖くなった少年ユウヤはその夜夢を見る。夢の中の少女はユウヤを戦時中の広島へと誘う。彼らに起こる不思議な物語は混ざり合い、一つの大きな渦となる。広島の過去と現代が交錯し、幻と現実が融合し始める。やがて忘れられていた歌が街に響き、人々はひとつの奇跡を見つめる。広島から放つ愛と平和のファンタジー。

 

■『惑星ラブソング』 (英語表記:Love Song from Hiroshima)
■キャスト:曽田陵介/秋田汐梨  Chase Ziegler  八嶋智人
       西川諄  Raimu  谷村美月 佐藤大樹(友情出演)/川平慈英
      さいねい龍二  塚本恋乃葉  西村瑞樹  キコ・ウィルソン 
      松本裕見子  田口智也  HIPPY

監督・脚本・編集:時川英之
プロデューサー:時川英之 横山雄二
特別協賛:みどりグループ
協賛:オタフクソース  モースト 津谷静子  にしき堂  やまだ屋 
   プローバホールディングス  ウメソー 広島電鉄
   生活協同組合ひろしま  Y-HOTEL薬研堀  ボートレース宮島 
   ひろぎんホールディングス フューレック
後援:広島県  広島市 広島市教育委員会 広島ユネスコ協会 
   国連ユニタール協会 鶴学園 広島大学
配給:ラビットハウス 宣伝:ブラウニー 協力:広島フィルムコミッション
企画・制作:TimeRiver Pictures
製作:「惑星ラブソング」製作委員会
コピーライト:©映画「惑星ラブソング」製作委員会

◇公式サイト:https://wakuseilovesong.com
◇X(旧Twitter):https://twitter.com/wakuseilovesong (@wakuseilovesong)
◇instagram: https://www.instagram.com/wakuseilovesongfilm (@wakuseilovesongfilm)

2025年5月23日(金)よりMOVIX広島駅ほか広島県先行公開

2025年6月13日(金)よりシネマート新宿、池袋シネマ・ロサ、イオンシネマ(シアタス心斎橋、京都桂川、和歌山)ほか全国ロードショー


(オフィシャル・レポートより)


EUに加盟する全27カ国のアニメーション作品が集結!

最先端3Dアニメーションから現存する最古の⻑編影絵アニメー ション

まで、⻑編13、短編31の全44作品を⼀挙上映!!

 

EUフィルムデーズは、欧州連合(EU)加盟国の在日大使館・文化機関が選んだ自国の注目作品を一挙上映するユニークな映画祭です。本年の映画祭は大阪・関西万博に合わせて、5月9日(金)より大阪・テアトル梅田にて開幕し、6月28日(土)より東京・シアター・イメージフォーラム、その後、名古屋―福岡―京都と順次開催いたします。また本年は「ヨーロッパの珠玉のアート・アニメーション集結!」をキャッチフレーズに、「アニメーション」にフォーカスし、各国が厳選した短編および長編アニメーション作品を上映いたします。映画を通じて、ヨーロッパ各国の魅力を再発見できる映画祭です!
 

eufd25_pos.jpgEUフィルムデーズは、欧州連合(EU)加盟国の在日大使館・文化機関が選んだ自国の注目作品を一挙上映するユニークな映画祭。EUに加盟する全27カ国が勢ぞろいする本年は、本映画祭では初となる「アニメーション」にフォーカスし、各国が厳選した短編および長編アニメーション作品を上映。ヨーロッパでは歴史的に、芸術性が高く、洗練されたアニメーションが数多く作られ、世界的な評価を得てきた。その手法はドローイングからストップモーション、または最先端の3Dアニメーションまで多岐にわたり、個人の内面世界から社会的な問題まで様々なテーマが扱われている。


この度解禁したポスタービジュアルは、日本画を彷彿とさせるタッチのイラストレーションで心温まる親子の絆を描き、カンヌ国際映画祭2022批評家週間審査員賞を受賞したポルトガルの監督ジョアン・ゴンザレス作『氷商人』の一幕を採用。本作は、断崖に建てられた極寒の家で暮らし、パラシュートで遠く離れた村に氷を売りに行く親子が主人公のイマジネーション溢れる物語だ。
 


EU2025_1.png長編の注目作としては、英国のバンド、ザ ・プロディジーのミュージッククリップや異色のパペットアニメ『愛しのクノール』を手がけたオランダのマッシャ・ハルバースタット監督による長編第2作『キツネのフォスとウサギのハース~森を救え~』、
 

 

EU2025_2.jpg

ヒッチコック、ピカソ、ウォーホルなどへのオマージュに彩られたハンガリーのミロラド・クルスティッチ監督によるサイコスリラーで、ロカルノ国際映画祭でプレミア上映された『名画泥棒 ルーベン・ブラント』などが挙げられ全て本邦初公開となる。
 

EU2025_3.jpgまた、『マロナの幻想的な物語』で知られるルーマニアのアンカ・ダミアン監督の最新作で、時事問題を不条理なユーモアで詩的に表現したアニメーションミュージカル『アイランド』も本邦初公開。一方、「千夜一夜物語」を基にドイツのロッテ・ライニガー監督が創作した大作『アクメッド王子の冒険』は1962年に製作の現存する最古の長編影絵アニメーションで、貴重な上映となる。


2003年から続くEUフィルムデーズで初の試みとなる「アニメーション」にフォーカスしたEUフィルムデーズ2025。これまでとは違う角度でヨーロッパを再発見していただきたい。
 


【長編上映作品】※「★」印の作品は日本初公開

EU2025_4.jpg

●『アクメッド王子の冒険』 The Adventures of Prince Achmed
 監督:ロッテ・ライニガー/1926/ドイツ/66分(右)

★『イカロスとミノタウロス』 Icarus and the Minotaur
 監督:カルロ・ヴォーゲレ/2022/ルクセンブルク/76分

●『イヌとイタリア人、お断り!』 NO DOGS OR ITALIANS ALLOWED
 監督:アラン・ウゲット/2022/フランス/70分

●『スルタナの夢』 Sultana's Dream
 監督:イサベル・エルゲラ/2023/スペイン/86分

★『アイランド』 The island
 監督:アンカ・ダミアン/2021/ルーマニア/85分

EU2025_5.jpg

★『ドンとDJの大冒険 ~セントラルパークの仲間たち~』 The Inseparables
 監督:ジェレミー・デグルソン/2023/ベルギー/85分(右)

★『名画泥棒』 ルーベン・ブラント Ruben Brandt, Collector
 監督:ミロラド・クルスティッチ/2018/ハンガリー/93分

●『農民』 The Peasants
 監督:DKウェルチマン、ヒュー・ウェルチマン/2023/ポーランド/113分

★『キツネのフォスとうさぎのハース~森を救え~』Fox and Hare Save the Forest
 監督:マッシャ・ハルバースタット/2024/オランダ/71分

★『ビッグ・マン』 Big Man
 監督:ラデク・ベラン/2024/チェコ/73分

●『フリー』 Flee
 監督:ヨナス・ポーヘア・ラスムセン/2021/デンマーク/88分

★『ニコ 〜サンタのそりを救え!〜』 Niko: Beyond the Northern 
 監督:カリ・ユーソネン、ヨルゲン・レルダム/2024/フィンランド/85分

★『心の法』 Law of the Heart
 監督:ロゼ・スティエブラ/2024/ラトビア/65分

(*『アクメッド王子の冒険』©Primrose Productions)
(*『ドンとDJの大冒険 ~セントラルパークの仲間たち~』© nWave – Octopolis-ACF 2023)


【開催会場】

大阪 (テアトル梅田):5/9(金)~5/29(木)
東京 (シアター・イメージフォーラム) : 6/28(土)~7/11(金)
名古屋 (キネマノイ):7月下旬
福岡 (福岡市総合図書館映像ホール・シネラ):8/20(水)~8/24(日)、8/27(水)~8/30(土)(9日間・予定)
京都 (京都文化博物館):9月(予定)


【EUフィルムデーズ2025】

主催:駐⽇欧州連合代表部、在⽇EU加盟国⼤使館・⽂化機関
共催:イメージフォーラム
公式サイト:https://eufilmdays.jp/


(オフィシャル・リリースより)


 


renoir-pos.jpg長編初監督作品『PLAN 75』(22)が第75回カンヌ国際映画祭でカメラドール特別賞を受賞し、同年のアカデミ ー賞日本代表として選出、更に第 16 回アジア・フィルムアワード、中国最高賞と言われる第 35 回金鶏奨、第 58 回シカゴ国際映画祭他、世界各国の映画祭で監督賞にノミネートされるなど、恐るべき評価を集めた早川千絵監督長編2作品目となる新作『ルノワール』も、第78回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品 が決定!日本では6月20日(金)より全国公開となります。
 


早川千絵 監督コメント ◢

『ルノワール』を共に作り上げたキャスト、スタッフ、全ての関係者の皆さんにまずは感謝を伝えたいです。

そして、映画を作り始めたばかりの私に最初にチャンスを与えてくれたカンヌ映画祭が、この映画を温かく迎え入れてくれたことに気が引き締まる思いです。

 

鈴木唯 コメント ◢

『ルノワール』がカンヌ映画祭コンペティション部門に出品されると聞いたとき、びっくりしたしとても嬉しかったです!嬉しくて飛び跳ねてしまいました。これからどうなっていくかワクワクしています!!

早川監督、『ルノワール』を一緒に作った皆さんおめでとうございます!

 

石田ひかり コメント ◢

早川監督、スタッフキャストの皆さんと創り上げた映画『ルノワール』が、カンヌ映画祭の審査を通過し、「コンペティション」部門に出品されるとの報せを受け、言葉に出来ないほどの幸せと感謝と感動と興奮を覚えております。

この作品に参加できただけで充分に満足し、幸せでしたのに、一俳優としてカンヌの地を踏む日が来るなんて考えたこともなかったので、ただただ驚きと興奮の中にあります。 『ルノワール』が、カンヌを始め、世界に羽ばたく瞬間を、全ての瞬間を、心に刻みつけてきます。 早川監督、スタッフの皆さん、おめでとうございます!!(まだまだ心の整理が付きませんが、少しでもフランス語でスピーチ出来るよう特訓を始めます!)

 

リリー・フランキー コメント ◢

多様な人、様々な国、すべての方々の心の片隅に触れる事のできる映画だと思っています。そして、その機会に恵まれたことを誇りに思います。

 


[STORY]

1980 年代後半のある夏。11 歳のフキは、両親と3人で郊外の家に暮らしている。ときには大人たちを戸惑わせるほどの豊かな感受性をもつ彼女は、得意の想像力を膨らませながら、自由気ままに過ごしていた。ときどき垣間見る大人の世界は、複雑な感情が絡み合い、どこか滑稽で刺激的。闘病中の父と、仕事に追われる母の間にはいつしか大きな溝が生まれていき、フキの日常も否応なしに揺らいでいく――。

[CREDIT]

出演:鈴木唯  石田ひかり  中島歩  河合優実  坂東龍汰 /
リリー・フランキー  Hana Hope  高梨琴乃  西原亜希  谷川昭一朗  宮下今日子  中村恩恵
プロデューサー:水野詠子 Jason Gray 小西啓介 Christophe Bruncher Fran Borgia
製作:ハピネットファントム・スタジオ ローデッド・フィルムズ 鈍牛俱楽部 KINOFACTION テンカラット Ici et Là Productions/Akanga Film Asia/Nathan Studios/Daluyong Studios/ARTE France Cinema/KawanKawan Media/Panoranime
企画・制作:ローデッド・フィルムズ
制作協力プロダクション:キリシマ1945
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(国際共同製作映画)
© 2025「RENOIR」製作委員会 / International Partners
公式HP:https://happinet-phantom.com/renoir/
公式X:https://x.com/renoir_JP
公式Instagram: https://www.instagram.com/renoir_JP/ #映画ルノワール

2025年6月20日(金)~大阪ステーションシティシネマ他全国ロードショー


(オフィシャル・リリースより)


 


renoir-pos.jpg長編初監督作品『PLAN 75』(22)が第75回カンヌ国際映画祭でカメラドール特別賞を受賞し、同年のアカデミ ー賞日本代表として選出、更に第 16 回アジア・フィルムアワード、中国最高賞と言われる第 35 回金鶏奨、第 58 回シカゴ国際映画祭他、世界各国の映画祭で監督賞にノミネートされるなど、恐るべき評価を集めた早川千絵監督長編2作品目となる新作『ルノワール』も、第78回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品 が決定!日本では6月20日(金)より全国公開となります。


高齢化社会が深刻化した近い将来の日本を舞台に、75 歳以上の国民に生死の選択を迫る衝撃的な物語を描い た『PLAN 75』から3年――。待望の最新作『ルノワール』で綴られるのは、80年代後半の夏、闘病中の父と、 仕事に追われる母と暮らす 11 歳の少女・フキの物語。主人公・フキを演じるのは多数の候補者の中からオーデ ィションで抜擢された、驚異の新人・鈴木唯。役柄と同様 11 歳だった彼女の、真っ直ぐに大人を見つめる視線、この年齢ならではの自然な躍動感、時折見せる寂しげな表情など、スクリーン一杯に広がる瑞々しい演技に誰もが心奪われる。フキの母・詩子役に石田ひかり、父・圭司役にリリー・フランキーと、数々の映画賞を受賞してきた名優に加え、フキが出会う大人たちには、中島歩、『PLAN 75』に続き河合優実、そして坂東龍汰ら大ブレイク中の若手実力派俳優陣が出演する。 名優たちとの共演を経て、12 歳でカンヌ主演デビューを果たす鈴木が主演女優賞に輝いた場合、かつて主演男優賞を獲得した『誰も知らない』(是枝裕和監督作)の柳楽優弥(当時 14 歳)より若い《最年少受賞》となり、併せて《日本人初の主演女優賞》への期待も高まる。  
 

不完全な大人たちの孤独や痛みに触れる、11歳のひと夏。

うれしい、楽しい、寂しい、怖い…そして“哀しい”を知り、

少女は大人になる。

子どもと大人の淡い境目をたゆたう少女のひと夏を描いた映画『ルノワール』。 マイペースで想像力豊かな主人公・フキは、事情を抱えた大人たちと触れあう中 で、11歳の小さな体に宿る“うれしい・楽しい”という感情をむくむくと膨らませていくが、時折見せる子供特有の残酷な一面や鋭い視線にどきりとさせられることも。早川監督は、少女が積み重ねていく感情のひだを細やかに描写すると共 に、大人たちの人生のままならなさや、人間関係の哀感を温かなまなざしとユー モアを持って描き出した。観客は自分にも覚えのある子どもならではのひりひりとした感情と、今の自分に似た大人たちの孤独や痛みに共感し、激しく心を揺さぶられるだろう。


今回解禁された予告編は、11 歳のフキが「みなしごになってみたい」というタイトルの作文を提出し、母親(石田ひかり)が担任教師に呼び出されるシーンから始まる。自由な発想で時たま大人を驚かせるフキだが、闘病中の父親(リリ ー・フランキー)をいつも気にかけ、放課後は父親の病室へ通う。そんな日々の中で、フキがそれぞれに事情を抱えた大人たちと対峙する姿が紡がれていく――。同じマンションに住む久理子(河合優実)が、哀しみに暮れた表情で、ベランダから下を見下ろしている事に気付くフキ。久理子は誰にも話せずにいた秘密をフキに 打ち明け始める。またある時は、母が知り合った男性・御前崎(中島歩)や、大学生・薫(坂東龍汰)と出会 い、フキの日常が変化していく。「人が死ぬと泣く、どうして悲しいんですか?」と大人に問いかけるフキの声。子どもと大人の間で揺れる、ひと夏が繊細に描かれる。 
 


[STORY]

1980 年代後半のある夏。11 歳のフキは、両親と3人で郊外の家に暮らしている。ときには大人たちを戸惑わせるほどの豊かな感受性をもつ彼女は、得意の想像力を膨らませながら、自由気ままに過ごしていた。ときどき垣間見る大人の世界は、複雑な感情が絡み合い、どこか滑稽で刺激的。闘病中の父と、仕事に追われる母の間にはいつしか大きな溝が生まれていき、フキの日常も否応なしに揺らいでいく――。

[CREDIT]

出演:鈴木唯  石田ひかり  中島歩  河合優実  坂東龍汰 /
リリー・フランキー  Hana Hope  高梨琴乃  西原亜希  谷川昭一朗  宮下今日子  中村恩恵
プロデューサー:水野詠子 Jason Gray 小西啓介 Christophe Bruncher Fran Borgia
製作:ハピネットファントム・スタジオ ローデッド・フィルムズ 鈍牛俱楽部 KINOFACTION テンカラット Ici et Là Productions/Akanga Film Asia/Nathan Studios/Daluyong Studios/ARTE France Cinema/KawanKawan Media/Panoranime
企画・制作:ローデッド・フィルムズ
制作協力プロダクション:キリシマ1945
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(国際共同製作映画)
© 2025「RENOIR」製作委員会 / International Partners
公式HP:https://happinet-phantom.com/renoir/
公式X:https://x.com/renoir_JP
公式Instagram: https://www.instagram.com/renoir_JP/ #映画ルノワール

2025年6月20日(金)~大阪ステーションシティシネマ他全国ロードショー


(オフィシャル・リリースより)


uoshu-bu4.1-550.JPG(左から、株式会社浅田飴 代表取締役社長 玉木卓、岡﨑育之介監督、研ナオコ、梅沢富美男)


uoshu-pos.jpg
映画界に新たな風を吹き込む注目株俳優・中尾有伽×認知症の祖母・紀江役に芸能生活55周年・研ナオコがW主演を果たす映画『うぉっしゅ』が、2025年5月2日(金)新宿ピカデリー/シネスイッチ銀座 他 全国公開いたします。本作の企画・脚本・監督を務めたのは、永六輔の孫・岡﨑育之介


この度、公開に先駆けて「浅田飴presents映画『うぉっしゅ』×研ナオコデビュー55周年記念トークイベント付き試写会」が4月1日(火)にて開催。55周年のお祝いで親友・梅沢富美男さんも駆けつけ、花束を贈呈し、さらに劇中での研さんの演技について「認知症の役、ピッタリ!」と親友ならではの息の合った冗談で会場を沸かせました。

 


◆日時:4月1日(火)18:30~19:00 約30分)

◆会場:新宿ピカデリー・シアター6(新宿区新宿3-15-15)

◆登壇者  :研ナオコ(71歳)、岡﨑育之介監督(31歳)

◆特別ゲスト:梅沢富美男(74歳)、株式会社浅田飴 代表取締役社長 玉木卓



uoshu-bu4.1-ken-240-1.JPG芸能生活55周年の研ナオコが9年ぶりに主演した映画『うぉっしゅ』(5月2日全国公開)。4月1日には都内映画館で完成披露上映&研ナオコ デビュー55周年記念イベントが実施され、主演の研ナオコ、監督の岡﨑育之介、さらに研の友人・梅沢富美男が参加した。

 

満員御礼で迎えたこの日、認知症の祖母・紀江を演じた研はデビュー55周年の節目でもあることから、客席から祝福の声を受けながら「今日はお足元の悪い中、沢山の方に来ていただきありがとうございます。本当ならば天気の良い日に普通に来ていただくのが良かったけれど、岡﨑監督が雨男だから…」と笑わせながら感謝を述べた。

 

uoshu-bu4.1-olazaki-240-1.JPG

一方、祖父・永六輔さんの私物であるジャケット着用で登壇した岡﨑監督は「今日の雨模様は僕のせい!?すみませんでした」と冗談めかして観客に頭を下げながら「悪天候を僕のせいにされてプレッシャーですが…今日はお越し下さりありがとうございます!」と笑顔を見せた。

 

改めて研は、オファー快諾の理由について「監督は無名だけれど、内容は面白いし、これから伸びていくのではないかとの期待も込めて出演させていただきました」と岡﨑監督のセンスに着目したといい「ただそれには条件があって『私の演技に妥協するなら出ない』と。監督にはご自身が納得いくまで撮って欲しかったから」と明かした。

 

uoshu-bu4.1-ken-240-2.JPG

これに岡﨑監督も「恐れ多いお話しではありましたが、私としても望むところですと。仰せの通りに徹底してこだわりぬいて、最高級の一番いい形を目指して撮影しました」と気合十分。撮影を通して研とはすっかり意気投合したようで「撮影の合間に研さんから『よかったらうちの娘と結婚しない?』と言われて。もしかしたら映画公開初日を迎える時には僕の苗字も変わって本当の意味でケンズファミリーになっているかも!?そんな冗談も交わさせていただきました」と研の個人事務所の社名にかけてジョーク。研も「うちの娘と性格的に合うかなと思って言ってみたら『ぜひ!』と答えてきたので『…マジか!?』と思った」とかぶせるように笑いを取っていた。


 

uoshu-bu4.1-tamaki-240-1.JPG

また岡﨑監督は「私は女優じゃないので役作りが出来ない。だから普段のままでやりました」という研の演技について「達者なお芝居をしていただいて、歴史に残る名演をされています」と太鼓判を押すと、研は「お?狙っちゃう?日本アカデミー賞主演女優賞!?」とノリノリ。さらに研は、永六輔さんが浅田飴のCMキャラクターを30年以上務めていた縁から株式会社浅田の玉木卓社長より芸能生活55周年を祝した花束&賞状を贈呈されると「『うぉっしゅ』を世界に羽ばたかせて、岡﨑監督を世界に連れて行きます!」と意気込んでいた。


さらに研と20年以上の付き合いという梅沢富美男も駆け付けて花束贈呈。梅沢は「今日4月1日が研ナオコさんのデビュー記念日だとは知らずビックリ」と驚きながら「今から遡ること48年前の1977年、研さん主演の『美女放浪記』という映画があります。…それが見事にスベりました!だから今回の映画はスベるわけにはいかない、芸能生活55周年に泥を塗るような映画は作らせません!」と宣言した。
 

uoshu-bu4.1-umezawa-240-1.JPG

そんな梅沢は本作を先んじて鑑賞しており「認知症の役、ピッタリ!見事なもので、この人こんなに凄い演技が出来るのかと。私の舞台でいつも女優として使っているけれど、ここまで感動したのは初めて。何故あれを舞台でやらないのか!?」とまくし立てて研を爆笑させつつ「この映画で日本アカデミー賞主演女優賞を狙っております。愛しくて切ない映画であり、観終わったらきっと家族や友人と出会いたくなる作品です」と大絶賛した。ただ岡﨑監督には一つだけ文句があるそうで、梅沢は「どうして私をソープ嬢の客として使ってくれなかったのか?『うぉっしゅ』パート2があるのならば、是非ともお客さん役でお願いします」と自らを売り込んでいた。


漫才のようなやり取りで場内大爆笑の中、舞台挨拶もあっと言う間に終了の時刻に。最後に主演の研は「肩の力をふっと抜いてご覧ください。観終わった後に誰かに会いたいとか連絡したいなと言う気持ちになってもらえたらとても嬉しいです」とアピール。岡﨑監督も「本作を観終わった帰り道に家族や友達の事を思い出して、連絡を取ってみたり会いに行ってみたり、そんな行動のきっかけに繋がったら『うぉっしゅ』を作った意味があると思っています」としみじみ語りかけていた。

 


<あらすじ>

uoshu-550.jpgソープ店で働く主人公・加那(中尾有伽)。ある日、母から電話が。「一週間だけ、おばあちゃん の介護してくれない?」 仕事のことを隠していた加那は、ソープ嬢ということを秘密に、翌日から祖母宅⇔ソープ店を行き来して、“人 の身体”を洗い続ける二重生活〈ダブルワーク〉をすることに。認知症が進み、名前すら覚えていない祖母・紀江(研ナオコ)の介護に奮闘する加那。

会うたびに“初対面”を繰り返してゆく毎日。「どうせ忘れる」相手に対し加那は、祖母との暮らしの中で、本当の事を素直に打ち明けられている自分に気付く。そして祖母の知らなかった、これまでの人生と孤独が垣間見えてきて…。

 

出演:中尾有伽 研ナオコ 
   中川ゆかり 西堀文 嶋佐和也(ニューヨーク)
   髙木直子 赤間麻里子 磯西真喜 
監督・脚本・編集  岡﨑育之介                             
企画:岡﨑育之介 音楽:永太一郎                       
撮影:江成隼 照明:西野正浩                             
制作プロダクション:役式 宣伝協力:浅田飴 
©役式 
配給:NAKACHIKA PICTURES 
2023年|115分|カラー|DCP

2025年5月2日(金)~大阪ステーションシティシネマ/なんばパークスシネマ/MOVIX京都/kino cinema 神戸国際/OSシネマズミント神戸 ほか全国公開!


(オフィシャル・レポートより)

veteran-kaiken-550.jpg

韓国観客動員数5週連続第1位、韓国観客動員数750万のメガヒット(2024.12.26/KOFIC調べ)映画『베테랑2』(英題:I,THE EXECUTIONER)が、邦題を『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』とし日本公開が決定、4月11日(金)より公開いたします。
 

veteran-pos.jpg

本作は、2015年に公開され韓国で1340万人を動員し大ヒットした痛快アクション『ベテラン』の第二弾となる。韓国を代表するヒットメーカーで『密輸 1970』『モガディシュ 脱出までの14日間』などを手掛けてきたリュ・スンワン監督、 『密輸 1970』に続く、2作品連続の来日!『ソウルの春』『工作 黒金星と呼ばれた男』「ナルコの神」など話題作に次々と出演し、韓国映画を代表する俳優と名高いファン・ジョンミンが満を持し9年の時を経てベテラン刑事ソ・ドチョル役で再び主演、前作以上にキレのある激しいアクションを披露する。さらに新たに凶悪犯罪捜査班に加わる新人刑事パク・ソヌ役に、『ソウルの春』「D.P.-脱走兵追跡官-」「となりのMr.パーフェクト」で人気の注目俳優チョン・ヘインがW主演し最強タッグを組み、前作以上にパワーアップして帰ってきた。さらに凶悪犯罪捜査班のメンバーとしておなじみの「イカゲーム2」のオ・ダルス、「涙の女王」のチャン・ユンジュ、『デビルズ・ゲーム』のオ・デファン、「ラブレイン」のキム・シフ、さらに「財閥×刑事」「ユミの細胞たち」アン・ボヒョンと豪華メンバーが集結した!

 

この度、リュ・スンワン監督、W主演を務めるファン・ジョンミンとチョン・ヘインの来日!日本公開決定の喜びを、本作の見どころと共に、熱く、たっぷり語っていただきました!

本日のイベントは二部構成。第一部は、マスコミの皆様を対象とした【記者会見(質疑応答あり)】、第二部は、一般のお客様も入れた【ジャパンプレミア/上映前舞台挨拶】を実施いたしました。


■日時:4月3日(木) 

■場所:新宿ピカデリー スクリーン1(新宿区新宿3丁目15−15)

■登壇者(予定):リュ・スンワン監督(51歳)、ファン・ジョンミン(54歳)、チョン・ヘイン(37歳)

■MC: 古家正享  ■通訳:根本理恵 ヨン・ジミ

第一部:緊急来日記者会見 16:10~16:35 来日記者会見

第二部:ジャパンプレミア(上映前 舞台挨拶)17:00~17:25  ジャパンプレミア(有観客舞台挨拶)


【第一部:緊急来日記者会見】

veteran-kaiken-500-1.jpgこの日は二部構成で行われた本イベントだが、第一部では報道陣を対象とした来日記者会見を実施

会場にやってきたリュ・スンワン監督が「皆さんこんにちは。今日は貴重な時間を割いて来てくださってありがとうございます」とあいさつ。続いてファン・ジョンミンが「このように日本に来て、映画を紹介できること、そしてこの場を設けてくださったことに感謝しております」と語ると、チョン・ヘインも日本語で「皆さんにお会いできてうれしいです。韓国俳優のチョン・ヘインです。少し緊張しますね。今日は頑張りますので、よろしくお願いします」と会場に呼びかけた。


veteran-kaiken-240-3【リュ・スンワン監督_会見】.jpg本作は、2015年に韓国で動員1340万人という記録的大ヒットを記録した映画『ベテラン』の9年ぶりの続編となる。そのことを踏まえてリュ・スンワン監督が「前作は国内外で成功をおさめることができました。それは予想以上のことでしたが、当然ながらファン・ジョンミンさんを迎えて続編をつくろうと思いました。でも前作よりもいい作品をつくらなければというプレッシャーがあったので、着手するまでに時間がかかってしまいました。ただ9年もかかったとは思っていなくて。撮影をした時も9年ぶりというよりは、9日ぶりに撮っているような感覚でいました」と振り返る。


ファン・ジョンミンも「前作が終わった後に2を撮りたいねという話はしていたけど、1を超えるような、もっといい作品をつくろうということで監督は悩まれていて。それで時間がかかったんです。ただ監督とは、その間にほかの作品でもご一緒していたので、顔を合わせた時もやりづらさはなかった。やはり『ベテラン』という作品に込められたストーリーが観客の皆さんに支持を集めたわけで。まわりにも映画を観たという方も多かったんです。韓国ではお正月やお盆などに地上波で放送されていたので、あれからもう9年もたったのかという方も多かったと思います。自分たちとしても前作のすぐ後に撮ったんじゃないかという気がしています」としみじみと語った。


さらにチョン・ヘインも「やはり前作が多くの方に愛された作品なので、作品に入る前から緊張していましたが、ファン・ジョンミン先輩のおかげで早く現場に溶け込むことができましたし、作品に対するプレッシャーを感じることなく、演技のことだけに集中できるよう助けていただけました。心より感謝しています」と語ると、「とにかく1日1日、シーンを撮り進める中で、プレッシャーはなくなっていきました。とにかくベストを尽くして、与えられた仕事に集中しようと思い、撮影に挑みました」と振り返った。


veteran-kaiken-240-1【ファン・ジョンミン_会見】.jpgそんな後輩の姿を温かなまなざしで見守っていたファン・ジョンミンは、「監督からも、ヘインさんが参加されると聞いて、私は両手を大きく掲げて拍手をしたことを思い出します。やはり前作は韓国でも大成功した作品ということで、作品自体に大きなエネルギーがあるわけです。我々は前作から参加しているため、それまでの継続性や、築き上げたものがあるけど、ここから新たに参加するのはやりづらさやプレッシャーもあったと思う。彼は(ドラマ「となりのMr.パーフェクト」の原題である)“お母さんの友達の息子”というイメージが強い人なので、そういう人が難しい役どころを演じるということのプレッシャーもあったと思う。ただ映画を観ていただければ分かると思うんですけど、そんなプレッシャーを乗り越えて、非常に見事な演技をされているので。われわれは心からの拍手を送りたいと思います」と語った。
 


veteran-kaiken-240-2【チョン・ヘイン_会見B】.jpgさらに「アクションシーンで印象に残っているところは?」という質問を受けたチョン・ヘインは、「とにかく今回はアクションシーンが多くて。記憶に残っているのは、私が演じたパク・ソヌの大事なところを、ソ・ドチョル刑事に加撃されたところですね。それはとても苦しかったですし、撮影の時も困った記憶があります」と語って会場を沸かせると、ファン・ジョンミンも「この作品はとにかく冬の寒い時期に撮影をしていたんですが、屋上に水をまいてのアクションシーンがあって。とにかくあまりにも寒すぎて、うまく撮れるかどうかという意識はなくなってしまい。とにかく早く帰ってシャワーを浴びたいと。そのことばかり考えていました。あのシーンだけで5日間、夜通し撮っていたんです」と明かし、会場の記者を驚かせた。


そして本作のタイトルにかけて「あなたが思う理想のベテランは?」という質問も。それに対してリュ・スンワン監督が「こういった質問にうまく答えられるのがベテランだけど、私はまだうまく答えられないですね」と笑うと、チョン・ヘインが「僕が考えるベテランというのは、二つあるような気がします。まずはアクションや犯罪アクションができる人。まさにこの作品がシリーズとして多くの人に愛されてほしいと思います。そしてもうひとつの意味でのベテランというのは、それぞれの居場所で自分の仕事を一生懸命頑張って。そして他人にとって規範になる人。ほかの人を助けられる人がベテランだと思います」とコメント。


その言葉を聞いたファン・ジョンミンが「その話、僕が言おうと思っていたのに先に言われてしまいましたね」とおどけながらコメントし、会場を沸かせると、「こういう人がベテランなんですよ」と笑ったリュ・スンワン監督。そしてあらためて「理想的なベテラン像……難しい質問ですね。でもヘインさんが言った通り、自分の居場所の中で仕事をしている人たち、さらにはここにいらっしゃる方もそうだと思うんですが、仕事を離れた場所であっても、自分の人生の中で、主婦の方なら主婦として、父親ならば父親として、学生ならば学生としてと、自分のやるべきことをしっかりとやりながら、自分の人生をしっかりと生きる。まさにここにいる皆さんすべてがベテランなんじゃないかと思います」と呼びかけた。



【第二部:ジャパンプレミア】

veteran-bu-550.jpg


続いて第二部では、観客を入れてのジャパンプレミア・イベントが行われ、映画上映前に舞台あいさつを実施。あらためて3人がステージに登壇すると、会場からは大きな歓声がわき起こった。


veteran-bu-240-3【リュ・スンワン監督_ジャパンプレミア】.jpgそしてあらためて9年ぶりの新作ということにリュ・スンワン監督も「9年という時間は非常に長い時間ですが、私たちはいつも続編をつくろうと話し合っていました。ただお互いに家で育てている子どもたちが大きくなっていく姿を見て、時間がたったなとは思うけど、私たちの時間はまったく別でした。9年という時間は、この作品がさらに発展して、主人公のすてきな成長を見せたいと思って悩んだ時間なんです。今日、皆さんに映画を観ていただいて、その9年という時間を十分に感じていただき、それに見合った楽しさを皆さんに届けられるんじゃないかと思います」とあいさつ。

 

 


veteran-bu-240-1【ファン・ジョンミン_ジャパンプレミア】.jpgファン・ジョンミンも「『ベテラン』という作品は我々にとってもそうですが、韓国映画に従事する人たちにとっても非常に重要な作品なのです。それはコロナ禍によって、韓国の映画産業が打撃を受け、劇場で映画を観られない状況に陥っていたからです。だからこそこの映画で映画館、および韓国映画界に活力を取り戻したい。元気になってほしい。映画館に観客が戻ってきてほしいと思い、つくった作品です。幸いなことに本当に多くのお客さまに映画館に足を運んでいただき、応援していただき、韓国映画界もまた少し良くなって。活況を取り戻してきたわけで、そのおかげでこうして我々も日本に来ることができたのではないかと思っています」と力強くコメント。さらに「私が皆さんにお伝えしたいことは、まずはこの場にお招きいただきありがとうございますということと、皆さんに楽しんでご覧いただきたいということ。見終わった後は私まで連絡をいただけたらと思います。電話番号は010-000-0000です」と冗談めかして付け加え、会場を笑いに包んだ。


veteran-bu-240-2【チョン・ヘイン_ジャパンプレミア】.jpgまたチョン・ヘイン「学生の頃に前作を観ていたので、この作品のオファーを受けた時は夢のようでした。ただプレッシャーもありましたが、ファン・ジョンミン先輩が自ら私に声をかけてくれて、普段お酒はお飲みにならないのに『一杯やろう』と誘ってくれた。ですからとても気が楽になって、楽しく撮影ができました」と感謝すると、ファン・ジョンミンも「彼もプレッシャーは大きかったと思いますが、それにもかかわらずスポンジのように吸収して受け止める、本当にすばらしいエネルギーを持つ俳優さんだと思いました。とにかく彼が人に接する時の姿や、作品への取り組み方などは、逆に自分の方が学ばせていただいた」とコメント。さらにチョン・ヘインの手をとって「私はチョン・ヘインさんが大好きです!」と宣言すると、会場も大喝采となった。


韓国では350回ほどの舞台あいさつを行ってきたというファン・ジョンミン。「やはりお客さまに直接触れあえる機会は大きなものですよね」という司会者の言葉に「もちろんです!」と力強くうなづくと、「今日もここにいる皆さまと、映画を通じてコミュニケーションをとりたいという願いを持ってやってきました。皆さまと目を合わせてごあいさつをしながら、『こんな映画を撮りました』『これからこんな映画をご紹介します』といった具合にお披露目するこの時間が、俳優の私たちにとって、本当に大きな時間であり、思い出に残るもの。それはとても光栄なものなんです。ですから、舞台あいさつの最中というのはとても楽しい時間を過ごしてたので。350回という回数を聞くと、かなりの数だなと思いますが、その最中は楽しんでやっていました」とコメント。


チョン・ヘインも「日本には何回も来ていますが、本業である俳優として、出演した作品をもってごあいさつできることが一番胸が熱くなる瞬間です。韓国では舞台あいさつをたくさんしたわけですが、実はその舞台あいさつを通じて健康になったんです。なぜかというと、舞台あいさつでは階段をのぼったり下りたりということを何度もするので。自然と下半身が強くなりました」と笑いつつも、「でもここに立っていると舞台あいさつをした時の瞬間や思い出がよみがえってきます。それは僕にとって本当に大きなプレゼントとなりました。本当にありがとうございます」と語ると会場からは大きな拍手がわき起こった。


そしてその後、写真撮影の時間となったが、その間もファンからの歓声は鳴りやまずに大盛り上がり。その様子を見たファン・ジョンミンが、隣のチョン・ヘインに「客席を一周してきたらどうですか?」と提案すると会場は大喝采。その言葉を受けたチョン・ヘインが客席の間を練り歩くと会場内も興奮のるつぼに。この日のイベントは終始、大盛り上がりとなった。


監督:リュ・スンワン
脚本:リュ・スンワン、イ・ウォンジェ
出演:ファン・ジョンミン、チョン・へイン、アン・ボヒョン、オ・ダルス、チャン・ユンジュ、オ・デファン、キム・シフ、シン・スンファン
2024年/韓国/韓国語/118分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/
字幕翻訳 根本理恵
提供:KADOKAWA Kプラス MOVIE WALKER PRESS KOREA 
配給:KADOKAWA、KADOKAWA Kプラス 
ⓒ 2024 CJ ENM Co., Ltd., Filmmakers R&K ALL RIGHTS RESERVED
公式サイト:https://veteran-movie.com/index.html
公式X: https://x.com/veteran_movie

2025年4月11日(金)~新宿ピカデリー、大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマ、MOVIX京都、Kino Cinema神戸国際 ほか全国ロードショー


『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』公開記念 
4/4(金)~『ベテラン』期間限定カムバック上映!!

詳細は公式HPへ
公式サイト veteran-movie.com
公式X  https://x.com/veteran_movie


 


おいしくて泣くとき-bu-4.1-550.jpg

長尾謙杜(なにわ男子)が劇場映画初主演を務める映画『おいしくて泣くとき』が、4月4日(金)より全国公開となります。

 
おいしくて泣くとき-pos.jpg映画『ふしぎな岬の物語』(14)の原作「虹の岬の喫茶店」などメディアミックスが相次ぐ人気作家・森沢明夫による、“人を純粋に想う優しさ”をまっすぐに描き多くの読者の心を震わせた同名小説を、森沢の著書『大事なことほど小声でささやく』(22)でも監督を務めた横尾初喜がメガホンをとり映画化。「なにわ男子」のメンバーである長尾謙杜が主人公の心也役を演じ、劇場映画初主演を果たす。そしてヒロインには活躍目覚ましい若手俳優・當真あみ、心也の父・耕平役には安田顕、30年後の心也役にはディーン・フジオカと豪華キャストが名を連ね、一生に一度の切ないラブストーリーを紡いでいく。

本日3月25日(火)、主演の長尾にとっては地元凱旋となる大阪で、公開直前イベント・舞台挨拶を実施。主演の長尾謙杜、ヒロインの當真あみ、横尾初喜監督がサプライズ登壇し、作品への想いや撮影現場でのエピソードなどお話いただきました。
 


【日時・会場】 3月25日(火)

  • 昼帯       公開直前イベント @RIBIAオープンステージ
  • 15:00~15:20 舞台挨拶      @なんばパークスシネマ

 【登壇者】 長尾謙杜、當真あみ、横尾初喜監督 ※敬称略


 

おいしくて泣くとき公開直前イベント@RIBIAオープンステージ.jpg

開始30分前に登壇告知という平日のゲリライベントにも関わらず、大阪・アメリカ村のランドマークである三角公園には約1000人が集まり、RIBIAオープンステージに3人が姿を見せると会場からは大歓声が巻き起こった。長尾は「すごく嬉しいです」と話し、當真は「こんなに来て下さると思ってなかった」と大感激、「いや~ちょっと圧巻です。びっくりしてます」という監督と共に、MCにうながされ3人全員で“たこ焼きポーズ”を披露。地元・大阪の思い出を問われた長尾は「ほぼ毎日この辺で遊んだりしていたので、ここでこうやってイベントができるのが、すごくエモい」と学生時代を懐かしみ、「おかえり~」というファンの声に「ただいまです!ありがとう~」と応じた。

世界のどこかで 君が笑っていますように―


oishikutenaku-500-1.jpg本作で主人公の高校生・心也を演じた長尾は「自分の学生生活を思い出しながら演じました。心也はとてもピュアで正義感が強い子なので、逆に(心也に)教わったところもありました」と撮影を振り返る。長尾と當真が醸し出す自然な空気感について問われた監督が「順撮りの撮影だったので、最初は初めましてで本当にぎこちない2人から始まりました」と明かすと、長尾は「(2人の距離が縮まっていく様が)いい感じで作品にも出ているんじゃないかなと思います」とコメント。當真は「長尾さんはもちろん年齢も芸歴も先輩なので、少し緊張はあったんですけど、撮影の雰囲気を和ませるためにも話しかけてくださったりしたので、本当に助けられました」と長尾への感謝を語った。


号泣必至の本作について、長尾は「皆さんが経験したことがあるような、初恋であったり、大切な人を想う気持ちであったりが繊細に描かれている作品。初恋の“愛”、家族からの“愛”、友情の中の“愛”…。30年間にわたるストーリーを描いていて、いろんな愛の形が見られる素敵な作品だと思います」と語り、當真は「長尾さん演じる心也と私が演じる夕花、それぞれ抱えているものがあってあと1歩前に踏み出せない。心につっかえたものがあるんですけど、それを乗り越えていく部分がやっぱり感動ポイントかなと思います」とアピール。最後は集まったお客さんと一緒に「大阪~!」「おいし泣き~!」のコール&レスポンスで盛り上がった。


おいしくて泣くとき-bu-4.1-長尾謙杜.jpg場所をなんばパークスシネマに移して行われた舞台挨拶の会場には、さっきまでアメ村のイベントに参加していたという観客もおり「ここまで走って来られたんですね!おつかれさまです」とねぎらいの言葉をかける長尾。劇場長編映画初主演作を引っ提げての大阪凱旋舞台挨拶を迎えた気持ちを問われ「公開が近づいてきて、ちょっと緊張しますね。こうやって皆さんも楽しみにしてくださってたのが今実感できて、すごく嬉しいです」と一言。5年前から企画を進めていたという監督は「まさにコロナの時期でなかなか動けなかった頃に、この原作を見つけた。やっと皆様に観ていただけるということですごく感慨深いです。やっぱり中心となるのは心也と夕花の高校制時代の物語なので、とにかく本読みのときから長尾さんと當真さんと会話をたくさんしながら、お二人と一緒に旅をするような気持ちで作り上げていきました」と本作への思いを語った。


おいしくて泣くとき-bu-4.1-當真あみ.jpgそして劇中のキーアイテムである“幸せを運ぶ”四つ葉のクローバーにちなみ、「幸せだなと感じる時」を各々発表することに。「家族といるとき」と話す監督は、5歳の息子から「『おいしくて泣くとき』のポスターを見つけた」と先程ボイスメッセージが届いていたことを明かし「すごくほっこりした気持ちで今ここに立っています」と幸せいっぱいの表情。當真は「誰かと他愛もない会話をしている時間。友達だったり、家族だったり、お仕事の現場の方だったり…後から何を話していたんだろうって思い出せないぐらい、本当に他愛もない会話。そういう時間があるのが幸せだなと思います」と話した。長尾は「やっぱりメンバーといる時間はすごく幸せ」だそうで、「個人でお仕事をさせていただいて、メンバーに会うとすごいほっこりします。映画館で僕らがこの作品で着た衣装をいま飾ってるみたいで、メンバーの藤原丈一郎、丈くんが、その写真を撮って送ってきてくれたりとか、今日も朝の情報番組出させてもらってたんですけど、それも見てぱっと写真送ってきてくれて。すごく幸せだなと思います」と、メンバー愛を熱く語った。


舞台挨拶の終わりに、ヒロイン・夕花の弟役を演じた矢崎滉くんが、自分が出た作品を見に会場に来ていることを監督が明かすと「こっち来たら?」という長尾の一声で壇上へ。撮影の思い出を聞かれ「みんなと話せたのがやっぱり楽しかった」と初々しく答える姿に、長尾、當真、監督全員の笑みがこぼれる中フォトセッションが行われ、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。

 


【ストーリー】

世界のどこかで、君が笑っていますように-―

oishikutenaku-550.jpg

サッカー部のエースだった心也(長尾謙杜)は、ケガで大事な大会にも出られず鬱々とした日々を過ごしていた。ある日“学級新聞コンクール”の係りに、夕花(當真あみ)と半ば強引に指名される。心也の父が営む大衆食堂”かざま食堂”はこども食堂も兼ねており、そこに度々やってくる夕花とは幼馴染。二人はひょんなことから「ひま部」を結成。幼いころに母親を亡くした心也と、家に居場所がない夕花は、互いに距離を縮めていく。しかし、ある事件をきっかけに夕花は姿を消してしまう。行き場のない思いを抱えたまま、交わした約束を胸に彼女を待つ心也。突然の別れから30年、明かされる彼女の秘密とはー。

会えなくても、姿が見えなくても、誰かが誰かを想う気持ちは決してなくならない

この春、一途な想いが起こす奇跡に、あなたもきっと涙する


■出演:長尾謙杜 當真あみ 
水沢林太郎 芋生悠 池田良 田村健太郎 篠原ゆき子 安藤玉恵
美村里江 安田顕 ディーン・フジオカ
■原作:森沢明夫「おいしくて泣くとき」(角川春樹事務所刊)
■監督:横尾初喜脚本:いとう菜のは音楽:上田壮一
■主題歌:Uru「フィラメント」(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)
■配給:松竹
■©2025映画「おいしくて泣くとき」製作委員会
◆『おいしくて泣くとき』公式サイト: https://movies.shochiku.co.jp/oishikute-nakutoki/
◆『おいしくて泣くとき』公式SNS
X:https://x.com/oishikutenaku 
Instagram:https://www.instagram.com/oishikutenaku
TikTok:https://www.tiktok.com/@oishikutenaku 
#おいし泣き

2025年4月4日(金)~大阪ステーションシティシネマ 他にて全国公開!

 


(オフィシャル・レポートより)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26