「YMO」と一致するもの


50oretachinotabi-550.JPG(左から、田中健、岡田奈々、中村雅俊、秋野太作
 

1975年10月 から日本テレビ系列で放送された「俺たちの旅」は、中村雅俊演じるカースケ(津村浩介)、秋野太作演じるグズ六(熊沢伸六)、田中健演じるオメダ(中谷隆夫)による青春群像劇。

不朽の名作が今年で放送開始50年を迎えるにあたり、彼らの「今」を描く最新作『五十年目の俺たちの旅』が2026年1月9日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開いたします。この度、中村雅俊、秋野太作、田中健、岡田奈々が登壇した完成披露上映会を、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて実施いたしました!
 

昭和を代表する青春ドラマの金字塔「俺たちの旅」が令和の時代に戻ってくる。

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1975年10月にスタートした連続ドラマ『俺たちの旅』。カースケ、オメダ、グズ六が繰り広げる熱い青春群像劇は、当時の若者たちを熱狂させ、放送後も『十年目の再会』『二十年目の選択』『三十年目の運命』と彼らの人生の節目ごとにスペシャルドラマが作られてきた。そして、放送開始50周年を迎えた今、20年ぶりの続編『五十年目の俺たちの旅』が初の映画版として製作され、カースケたち3人の物語が初めて銀幕に登場する。


カースケを演じるのは中村雅俊。今回も主題歌「俺たちの旅」はじめ、挿入歌も務める。グズ六役に秋野太作、オメダ役に田中健、さらにオメダの妹・真弓役に岡田奈々と50年前のオリジナルキャストが結集した。企画・脚本はドラマシリーズからメインライターを務める鎌田敏夫。昭和を代表する数々の大ヒットドラマを生み出してきたベテランが令和の時代に新たな物語を紡ぐ。本作で初のメガホンを取るのは主演の中村雅俊。これまでメインディレクターを務めてきた故・斎藤光正監督の演出を一番身近で見てきた中村監督が『旅』のテイストを銀幕に移し替えている。ドラマシリーズからの映像もふんだんに使い彼らの人生をたっぷりと振り返ることができる。この作品は彼らの『五十年目』の物語であると同時に、彼らが歩んできた『五十年間』の物語。今も続いている彼らの青春の旅をともにする、かけがえのない【人生の一本】となる特別な作品が完成した。


【日時】:12月8日(月)19時よりイベント開始 ※上映前イベント

【会場】:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(東京都港区六本木6丁目10−2 六本木ヒルズ けやき坂コンプレックス)

【登壇】:中村雅俊、秋野太作、田中健、岡田奈々(敬称略)


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大勢の観客で熱気あふれる会場内にやってきた中村はやや緊張の面持ち。「監督という大役を仰せつかって、正直言って大変でした。でもこうやって皆さんが目の前にいて、なんだかホッとした気持ちです。同時に中村、緊張しております。皆さんがこの作品をどう見てくれるのか、すごく気にしています」と挨拶。


続く秋野は「今年82歳になりました。まだ生きております。なんとかこの先も今しばらく生きたいと思っております」と挨拶すると、「この作品は大変ですよ。2時間、じいさんの顔しか映ってないんだから。そういう映画をこれから皆さんに耐え忍んで見ていただこうと思います」と作品についてユーモラスに語り、会場を沸かせると、田中が「僕としては同窓会という気持ちで演じたので、皆さんも同窓会の気持ちで観ていただければありがたいです。中村監督は素晴らしいです。楽しみにしてください」と続け、さらに岡田が「「俺たちの旅」はわたしがデビューした頃のドラマですが、またこうして50年たって映画化されまして。また出させていただけるなんて本当に夢のようです」と感慨深い様子を見せた。


「俺たちの旅」という50年前のドラマについて中村が「俺らにとってはただただ楽しい番組で。撮影現場に行ったり、撮影所に行ったりするだけですごく楽しい時間がそこに待っていた。それで1年間通したんですよ。それがまさか、後々、青春ドラマの金字塔という言い方をされるとは思わなかった」と語ると、深くうなずいた登壇者たち。さらに中村が「やはりこのドラマが金字塔と呼ばれるようになったのは、皆さんがこの作品を愛してくれたという、その賜物です。50年たってもずっと皆さんがこの作品を愛してくれたということで、そこは本当に感謝したいです」と語りかけた。

 
50oretachinotabi-sub1.JPGドラマ「俺たちの旅」は、放送終了後も10年後、20年後、30年後と、スペシャルドラマとして彼らのその後が描かれてきたが、40年後の時は、当時のメイン監督(斎藤光正)が亡くなったことなどが影響し、続編が制作されることはなかった。だがその後も、続編を望むファンからの待望論が浮かんでは消え、浮かんでは消え、という状況が続く中で、脚本家の鎌田敏夫が中心になって「もう一回やろうじゃないか」という機運が高まり、その中で今度は映画をつくろう、ということになった。その中で鎌田から「雅俊、お前が監督をやれ」と指名されたのが中村だった。「そう言われた時に、なんか妙に素直になっちゃって。「やります』と言ってしまい、こんなことになった。とても大変だったんですけど、結果としてやって良かったなと思っています」と振り返った。


そんな中村監督は、現場でどのように過ごしていたのだろうか。現場を振り返った岡田が「中村さんが一番大変だったと思いますよ。監督と役者との切り替えがね」と指摘する通り、中村監督は自身の演技チェックに苦戦したようだ。「秋野さんや健ちゃん、奈々ちゃんを演出する時は監督の目で見ることができるんだけど、自分が出るシーンは、代役の人に芝居をしてもらってから自分が入る。モニターを見て「OK」を出すんだけど、もうちょっと頑張らないといけないのに、ちょっと許してしまうというか、自分の芝居に甘いというか……」と振り返った中村は、編集段階で自分の芝居を客観的に見て、「俺の芝居が弱いんですよ。心の中で「失敗!』って叫んでいました」と笑うも、「ただキャラクター自身はもう出来上がっているので、いまさら役作りというのはなかった。あとは歳を取っている分だけ頑張ってセリフをちゃんと言ってほしい、ということだけでしたね」と語る中村の言葉に、キャスト陣も深く頷いていた。


イベント中は、SNSに寄せられたファンからの熱いメッセージが司会者から読み上げられるひと幕も。「男同士の友情、その青春に憧れて、早く大学生の男の人になりたかった。生きる意味、生き方、哀愁。子供でしたがそういうところに魅了された」といったエピソードに、登壇者たちも感慨深い様子で耳を傾けていた。そして中村演じるカースケのファッションについて、「50年前、中学生の俺はカースケの着ていたアーミージャケットが欲しかった。おふくろに頼んでつぎはぎのジーンズを作ってもらい、下駄を履いていた」という投稿に対し、中村は「あの格好、自前なんですよ」と明かす。


50oretachinotabi-sub2.JPG「あの役を決める時に、雅俊が大学時代にやっていた格好で出ようじゃないか]いう案が出て。“下駄を履いていました”、“カーキのシャツを着ていました”、“バイトも20くらいやっていました”などということがことごとく採用されたんです。自分自身が入っているんで、カースケを思う気持ちは結構強い。ましてやそれを憧れてくれた人がいるなんて……。本当にありがとうございます」と感謝の言葉を述べた。


それを聞いた田中も「吉祥寺の喫茶店で初めて会った時、下駄を履いてたんですよ」と振り返ると、中村も「俺たちの旅」をやっていた頃、下駄を履いてディスコに行った時に「下駄は勘弁してください」と言われて、スタッフにスリッパを渡されたことがあったな」と振り返ると、会場は笑いに包まれた。


一方で、秋野演じるグズ六については「わたしは生きることに悩んだ時、「グズ六さん、俺の生き方は間違っているだろうか。生きるってなんだろうね」と問いかけると、「間違いじゃないよ、人それぞれの人生だからさ」とグズ六さんはいつも心の中で真剣に答えてくれる。だからわたしは前を向いていけます」という言葉に、秋野は「少なくともこのドラマを見て真似しようとしない方が良かったね」と照れ笑いで返したが、中村たちから「僕らの芝居を包み込むように引っ張ってくれたのは秋野さん」と告げられ、笑顔を見せていた。

 
50oretachinotabi-sub3.JPGさらに「中学1年生の頃、大好きで見ていました。番組の終盤に画面に出る言葉に惹かれてノートに書き写していました。言葉が長い時は全部書ききれない時もあり「あ、消えちゃった」と。「ただお前がいい」のイントロが流れると、画面を必死に見ていたこと、青春の思い出です」という投稿も紹介され、「あれはウルウルするよね」と田中が語ると、中村も「今回もふんだんに使っています」と明かすひと幕もあった。


ここで最後のコメントを求められた中村は、「監督として今日までやってきたことがある意味ゴールだったんですけど、ゴールと同時に今日この日からスタートするんだなという意識がすごく強いです。先ほども言いましたが、ただ撮影現場に行くのが楽しかった作品が、青春ドラマの金字塔と呼ばれるようになったのは本当に嬉しい誤算だったんですけど、それも皆さんの支えというか、愛情があったからこそ」と感謝の思いを述べると、「皆さんの目の前には70をとうに過ぎた老人二人と、80をとっくに過ぎたおじいちゃんと、年齢不詳の女性が立ってますが、心配しないでください。ちゃんと青春ものになっていますから。そして「俺たちの旅』のテーマでもある“生きるって切ないよね”というテーマもちゃんと表現してありますんで、どうぞ楽しんでください」と会場に呼びかけた。


そして最後には、ドラマ最終回に登場した散文詩にちなみ、中村が「カースケはカースケのままで」、秋野が「グズ六はグズ六のままで」、田中が「オメダはオメダのままで」、岡田が「真弓は真弓のままで」と読み上げると、最後に中村が「心はひとつ」と会場に呼びかけ、会場全員で「俺たちの旅!」の大合唱となった。


【STORY】

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津村浩介“カースケ”(中村雅俊)と、大学時代の同級生の神崎隆夫“オメダ”(田中健)、カースケの小学校の先輩である熊沢伸六“グズ六”(秋野太作)の3人は70代になり、付き合いはすでに50年を過ぎている。カースケは現在、従業員10人ほどの小さな町工場を経営し、オメダは現在も鳥取県の米子市長を務め、グズ六は妻のおかげで介護施設の理事長の座に収まり、それぞれ平穏な日々を過ごしていた。

そんなある日、カースケの工場にオメダがやってくる。カースケは、米子市長を務めるオメダを誇らしい気持ちで従業員に紹介するが、オメダは思いつめた様子ですぐにその場を後にしてしまう。また別の日、カースケの工場で製作中だったポットが大量に割られる事件が起きる。その中に懐かしい砂時計を発見したカースケ。その砂時計はかつての恋人・洋子と行った思い出の地、鳥取砂丘で買ったものだった。20年前に病死した洋子を懐かしむカースケだが、グズ六から「洋子が生きてる!」と驚きの情報を耳にし…。


出演:中村雅俊 秋野太作 田中健 / 前田亜季 水谷果穂 左時枝 福士誠治 / 岡田奈々
原作・脚本 鎌田敏夫 
監督 中村雅俊 
主題歌 「俺たちの旅」歌:中村雅俊
配給 NAKACHIKA PICTURES 
©️「五十年目の俺たちの旅」製作委員会 
公式サイト:oretabi50th-movie

2026年1月9日(金)~ TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー


(オフィシャル・レポートより)

 
 

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動物たちが人間のように暮らし、誰もが何にでもなれる楽園<ズートピア>を舞台に、ドラマチックでミステリアスな物語、ユニークで多彩なキャラクター、そして現代社会に通じる深いメッセージが”もふもふなのに深い“と社会現象を巻き起こし、ディズニー・アニメーション作品としては『アナと雪の女王』以来、初めて世界興行収入が 10 億ドルを突破、日本でも興行収入 76 億円超えの社会現象を巻き起こす大ヒットを記録し、現在も各種映画レビューサイトでディズニー・アニメーション史上最高評価を保持するなど、名実ともに高い人気を誇る「ズートピア」──その待望のシリーズ最新作が、12 月 5 日(金)、ついに幕を開ける。
 



東京にて公開直前!豪華声優陣とディズニーファミリーが集結する『ズートピア2』前夜祭を開催!


zoo2-pos.jpg公開前日の 12/4(木)作品の世界観を表現したプレミアムなレッドカーペットと、全国 20 都市の劇場とライブビューイングを繋いでの舞台挨拶を実施。レッドカーペットでは、いつも前向きで頑張り屋なウサギの警官・ジュディ役の上戸彩、皮肉屋だけど頼れるキツネの相棒・ニック役の森川智之、ズートピアの謎の鍵を握る陽気なおしゃべりなヘビの指名手配犯・ゲイリー役の下野紘、ズートピアの‟陰謀論“を語る行動力に満ちたビーバーの配信者・ニブルズ役の江口のりこ、ズートピア創設者一族の長で、街で絶大な権力を握るオオヤマネコの実業家ミルトン・リンクスリー役の梅沢富美男、スイギュウのズートピア警察署長・ボゴ役の三宅健太、ズートピアで人気の実力派ポップスター・ガゼル役の Dream Ami、俳優から政治家に転身しカリスマ性で人々を魅了する馬の市長・ウィンドダンサー役の髙嶋政宏、ヘビのゲイリーの手がかりを知るトカゲの重鎮・ヘイスース役の柄本明、ジュディたちを追いつめる実直な腕利きのイノシシの警部・ホグボトム役の熊元プロレス(紅しょうが)が登壇するほか、ディズニーファミリー&ディズニーファンの豪華ゲスト陣も大集結し、本作の公開を盛大にお祝いしました。


さらに、舞台挨拶ではズートピアの創設者一族でオオヤマネコの御曹司・パウバート役の山田涼介も駆けつけ、いよいよ明日迎える公開初日へ向けて熱量の上がるイベントとなりました。
 



そして、東京での舞台挨拶の様子を TOHO シネマズ梅田でも生中継!総勢約 1,200 人ものお客様が来場しました!


TOHO シネマズ梅田では、スクリーン1およびスクリーン2にて、前夜祭を開催!2つのスクリーンが満席となり、約 1,200 人ものお客様が集結!日本最速で『ズートピア2』を鑑賞できる本編上映の前には、東京で実施の舞台挨拶の模様が生中継され、大阪のお客様も東京のゲストともに本作の公開をお祝いしました。


zoo2-12.4-バス型スタンディ2.jpgまた、TOHO シネマズ梅田のロビーには、本作に登場するキャラクターたちが乗車しているバスのフォトスポットが設置されており、開場前から多くのお客様が写真撮影を楽しむなど、ロビーは大盛り上がり!来場者からは「前作から大好きだったので、続編が出ると聞いて楽しみにしていました、念願です!」「早く観れるのがすごく嬉しいです」といった上映を心待ちにする声が聞かれました。


zoo2-12.4-ズートピアグッズお持ちのお客様1.jpgジュディやニックはじめとしたキャラクターたちのキーホルダーをバッグに付けたり、ぬいぐるみを持って来場されるお客様や、ニックとジュディ風コーデのお客様の姿も見られました!「ジュディとニックの関係がちょっとずつ変わっていくというところが一番楽しみだなと思っています」「前回、肉食動物と草食動物というか動物界のパワーバランスがテーマになっていましたが、今回はどういうところがテーマになっているんだろう?と気になります!」といった、本作への期待が高まるコメントも寄せられました。


zoo2-12.4-フォトスポット9.jpg上映終了後には、「ジュディがかわいすぎるし、ニックの自由奔放なキャラクターが最高!」「展開が早くジェットコースタームービー!」「コメディからシリアスまで緩急のある作品でぐっと引き込まれた」と作品の面白さを興奮気味に話す姿が見られ、また、「性格が違うとぶつかることもあるけど、だからこそ助け合って最高のバディになれるんだと気付かされた」「近くにいる人を大切にしようと思った」と、ジュディとニックの絆についての感想も多く聞かれました。本編鑑賞後の余韻が残る中、TOHO シネマズ梅田での前夜祭は大盛況のうちに幕を閉じました。
 



映画の公開を記念して、まるでズートピアのキャラクターたちと一緒に映画を観る感覚を味わえる特別なスクリーン“ズートピアシアター”が、本日 12 月 5 日(金)から TOHO シネマズなんばにて期間限定オープン!


zoo2-12.4-main-1.jpgTOHO シネマズなんばでは、本日 12 月 5 日(金)から“ズートピアシアター”がオープン!シアター内の特別シートには、前作からお馴染みのジュディとニックに加え、今回新たに登場する、ゲイリーやニブルズ、パウバートなど、《全 12 種》の個性豊かなキャラクターたちがプリントされています。まさにズートピアの住人になったかのような気分で、映画を堪能することができるスペシャルな演出となっています。また、スクリーン6外の壁面には、ジュディやニックらズートピアのキャラクターたちが「ZOOHOCINEMAS」にいる絵柄で装飾が施され、有名作品をパロディした映画ポスターも掲出されています!


zoo2-12.4-main-2.jpgTOHO シネマズなんばの「ズートピアシアター」初日、8 時 15 分からの初回に訪れたお客様たちは、装飾が施された壁面をさっそく撮影しながら、上映が待ちきれない様子で「ズートピアシアター」にご入場。ズートピアのキャラクターがプリントされたトレーナーを着て来場するお子様や、キャラクターたちのぬいぐるみをシートに座らせて写真撮影するお客様の姿も見られました。


zoo2-12.4-お客様の様子2.jpg上映後には、スクリーン内に残って特別シートの撮影を多くのお客様が楽しまれ、「ゲイリーとニブルズのシートに座った!楽しい気分になれた」「ズートピアの世界観により浸れる」とズートピアシアターの楽しさを話していました。映画の感想については、「何回でも観られる!あと5回は観たい!」「ずっと楽しみにしていた。何回も観たいと思える作品でした」と大満足のご様子で話されていました。


なお「ズートピアシアター」では、『ズートピア2』を“ズートピアシアター”で鑑賞した方限定の入場者プレゼントや、本編上映前には、日本版声優を務める上戸彩さん(ジュディ役)、森川智之さん(ニック役)、下野紘さん(ゲイリー役)からのスペシャルグリーティング動画も上映されます。
 


【映画『ズートピア2』前夜祭 ★同日東京にて開催】

■実施日時:12 月4日(木)
     カーペット&フォトコール 17:45~19:30
     舞台挨拶 20:00~20:40 →こちらが各地に中継されます

■開催場所:東京ミッドタウン日比谷1F アトリウム(カーペット)
      TOHO シネマズ日比谷 Sc.1(舞台挨拶)

■登壇ゲスト
上戸彩(ジュディ役)、森川智之(ニック役)、下野紘(ゲイリー役)、江口のりこ(ニブルス役)、山田涼介(パウバート役)、梅沢富美男(ミルトン・リンクスリー役)三宅健太(ボゴ署長役)、Dream Ami(ガゼル役)、髙嶋政宏(ウィンドダンサー市長役)、柄本明(ヘイスースー役)、熊元プロレス(ホグボトム警部役)

※熊元プロレスさんはレッドカーペットのみ参加、山田涼介さんは舞台挨拶のみ参加

▼カーペット&フォトコールでご登場
ディズニーファミリー
【永尾柚乃、MOMONA、風間俊介、小林幸子、土屋アンナ、石塚英彦、石橋陽彩、昆夏美、木下晴香、豊原江理佳】


【STORY】

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“もふもふなのに深いメッセージ”で社会現象を巻き起こしたディズニー映画『ズートピア』の最新作。動物たちが人間のように暮らす夢の都市“ズートピア”。頑張り屋なウサギの警察官・ジュディと、皮肉屋だけど根はやさしいキツネのニックは、憧れの捜査官バディとして事件に挑んでいた。ある日、ズートピアにいないはずのヘビのゲイリーが現れたことで、その誕生の裏に隠された驚くべき秘密が明らかに。なぜ、この街には哺乳類しかいないのか?ヘビたちが姿を消した理由とは?ズートピア最大の謎を前に、正反対なジュディとニックの絆が試される―。


原題:Zootopia2 /全米公開:2025 年 11 月 26 日/
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
© 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
監督:ジャレド・ブッシュ(「ズートピア」、「モアナと伝説の海2」)
バイロン・ハワード(「ズートピア」、「塔の上のラプンツェル」)
オリジナル・サウンドトラック: ウォルト・ディズニー・レコード
日本版声優:上戸彩、森川智之、下野紘、江口のりこ、山田涼介、梅沢富美男、三宅健太、Dream Ami、髙嶋政宏、水樹奈々、柄本明、高橋茂雄(サバンナ)、熊元プロレス(紅しょうが)、高木渉、山路和弘、ジャンボたかお(レインボー)
公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/zootopia2

2025 年 12 月 5 日(金)~全国劇場公開!


【ズートピアシアター】

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■期間:12 月 5 日(金)~12 月 21 日(日)

■場所:TOHO シネマズなんば スクリーン6

■内容:『ズートピア2』を“ズートピアシアター”で鑑賞した方限定の入場者プレゼントとしてジュディとニックが映画館のシートに座っている特別デザインのスマホステッカーの配布も決定!

※入場者プレゼントの配布はなくなり次第終了とさせていただきます。
 本編上映前には、日本版声優を務める上戸彩さん(ジュディ役)、森川智之さん(ニック役)、
 下野紘さん(ゲイリー役)からのスペシャルグリーティング動画も上映

■料金:通常チケット価格+200 円


(オフィシャル・レポートより)

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芸術家モディリアーニの人生を変えた激動の72時間を描く、ジョニー・デップ約30年ぶりとなる監督復帰作『モディリアーニ!』が、2026年1月16日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開いたします。


公開を記念し、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて監督を務めたジョニー・デップが登壇したレッドカーペット、ジャパン・プレミアを実施いたしました。つきましては、是非本イベントをご紹介くださいますようお願い申し上げます。


modi-pos.jpg1916年、戦火のパリ。才能に溢れながらも批評家に認められず作品も売れなかった、酒と混乱の日々を送る芸術家モディリアーニ。キャリアを捨て、この街を去ろうとしたその時、仲間とミューズの存在が彼を引き止める。人生を変える運命とも言うべき“狂気と情熱の3日間”が始まる。その先に待つのは、破滅か、それとも再生か――。画家や彫刻家としてフランス・パリで活動していたが、不摂生な生活による貧困、肺結核、薬物依存などにより若干35歳で亡くなったイタリア人芸術家アメデオ・モディリアーニの人生を変えた激動の72時間を描く。本作は長年の友人アル・パチーノの声かけから実現した、『ブレイブ』(1997)以来約30年ぶりのジョニー・デップ監督作で、昨年のサン・セバスティアン映画祭にてプレミア上映された。芸術と破滅、愛と再生が交錯する、魂のドラマがスクリーンに甦る。


ジョニー・デップ8年半ぶりの来日となり、当日は来日を待ちわびたファンたちと交流するレッドカーペットイベントを実施。ジョニー登壇前には、映画上映のお祝いに駆けつけたKDDIのPontaパスでおなじみのポンタ君、俳優の街田しおんさんがレッドカーペットに登場しファンと熱く交流した。その後の舞台挨拶では、上映を待ちわびる満席のお客さんを前にジョニー・デップが登壇し、日本のファンに本作に込めた想いなどを熱く語り、スペシャル花束ゲストとして、俳優でアーティストの赤西仁さんがサプライズで登場に会場を沸かせました。
 


【日 時】:2025年12月2日(火)
      17時30分よりレッドカーペット開始 19時40分 舞台挨拶開始 ※上映前

【会 場】:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
     (東京都港区六本木6丁目10−2 六本木ヒルズ けやき坂コンプレックス)

【登壇者】:ジョニー・デップ



レッドカーペット

会場前に敷き詰められたレッドカーペットに、映画上映のお祝いに駆けつけたスペシャルゲストが登場した。まず先頭バッターとなったのはKDDIPontaパスでおなじみのポンタ君。まさかのゲストに観客からは驚きと笑い声が響き渡った。次に登場したのが、俳優の街田しおんさん。昔からジョニー・デップのファンだったという街田さんは、「ジョニー・デップさんはメジャーな作品からアート映画まで幅広く出演される俳優さんで、本作ではアーティストのご本人がアーティストをどのように描くのかが楽しみです」とコメント。お客さんにも笑顔を絶やさずに応じ、レッドカーペットの場を存分に温めた。


modi-12.2-dep-500-3.JPGそして、待つことおよそ30分。ついに本日の主役ジョニー・デップが3人のプロデューサーとともに登場。「こんばんは、ありがとう」と日本語で挨拶し、会場のボルテージはMAXに。8年半ぶりの来日となったジョニーは「私たち全員ここに来られて光栄です」とコメントし、会場を沸かせた。「この作品はこれまでと毛色が違うと思う。モディリアーニやその当時のアーティストをきちんと描かないといけない。この作品は自伝ではなく、彼の仲間との喧騒の3日間を詰め込んだんだ」と答え、「是非みんなに気に入ってもらえると嬉しい」と自信を覗かせた。その後沿道に集まったファンからのサインや写真撮影にも熱心に応じ、一人一人に声をかけ余すことなくサインをするなど、まさに神対応を見せていた。そんなファンに向かって「サンキュー」と投げキッスを贈り、劇場で待つファンの元へ向かいレッドカーペットイベントは終了となった。

 

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舞台挨拶

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そしてレッドカーペットイベントの後はTOHOシネマズ 六本木ヒルズで舞台挨拶を実施大歓声の中ステージに登壇したジョニー・デップは「今日は会いに来てくれてありがとう」と集まった日本のファンへ挨拶。
 

どんな経緯で監督をすることになったのか?

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どんな経緯で監督をすることになったのかと聞かれると、「実は、アル・パチーノから謎の電話がかかってきたんだ。彼とはずっと連絡を取り合っていて親交を深めてはいるんだけど、「ヘイ、ジョニー。モディリアーニの監督をやった方がいいよ」って突然言ってきたんだ。何を思ってアル・パチーノが連絡してきたのかは分からなかったけど、監督をしてほしいということは僕を信頼してくれているということだと思ったんだ。この題材を撮るということも興味があったし、僕にとっても監督をするということはチャレンジでした。僕自身が出演しなくてもいいというのも決め手だったね。演じるわけではなく、表現してくれと頼まれたんです。色々調整して、映画が完成しました」と語る。「モディリアーニの3日間を切りとったものだけど、非常にハングリー精神と情熱があって、諦めない自分らしさを貫いていました。彼はこんな人生を歩んできたんだというのを感じられたよ」といい、「この映画が公開することで、僕は8年半ぶりに日本に来ることが出来たんだ」と喜びを表した。
 

 

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modi-12.2-2shot-500-1.JPGそこに、スペシャルゲストとして俳優・アーティストである赤西仁さんが登壇し、サプライズで花束をプレゼント。「(僕は)お祝いしに来ただけで、この後食事に行く予定なんです。登壇する予定ではなかったのですが今日は暇だったので(笑)。ジョニーとは共通の知り合いがいるんです」とおどけながら語り、2人はにこやかな笑顔でやり取りをしていた。また、舞台挨拶中に終始、通訳の女性に接近したりポスターパネルの後ろに隠れたりと大はしゃぎをして会場を盛り上げ、最後にジョニーは「この作品を気に入ってくれると本当に嬉しい」とメッセージを送り、大声援が響き渡る中、ジャパン・プレミアは終了となった。
 


【STORY】

modi-550.JPG1916年、パリを舞台に芸術家モディリアーニの人生を変えた激動の3日間。警察から逃げながら、キャリアを終わらせてパリを去りたいと思うモディリアーニ。画家仲間のモーリス・ユトリロ、シャイム・スーティン、モディのミューズであるベアトリス・ヘイスティングスが彼を引き止める。モディは、友人であり画商のレオポルド・ズボロフスキに助言を求めるが、彼の心は混乱するばかり。やがて彼の人生を変えるアメリカのコレクター モーリス・ガニャと出会う。

 

監督:ジョニー・デップ 
脚本:ジャージー・クロモウロウスキ、マリー・オルソン・クロモロウスキ
原作:戯曲「モディリアーニ(デニス・マッキンタイア)
出演:リッカルド・スカマルチョ、アントニア・デスプラ、ブリュノ・グエリ、ライアン・マクパーランド、スティーヴン・グレアム、ルイーザ・ラニエリ、アル・パチーノ
2024/イギリス・ハンガリー/英語・フランス語・イタリア語/108/ヨーロピアンビスタ/カラー/5.1ch
原題:ModiThree Days on the Wing of Madness/日本語字幕:岩辺いずみ
配給:ロングライド、ノッカ 
協賛:LANDNEXT、セレモニー
©︎Modi Productions Limited 2024
公式サイト: https://longride.jp/lineup/

2026年1月16日(金)~全国ロードショー!


(オフィシャル・レポートより)

 

 


konohon-12.1-550.JPG(左から、土屋神葉、伊藤 静、東山奈央、片岡 凜、田牧そら、福岡大生(監督)、黒澤桂子(キャラクターデザイン/作画監督)


konohon-pos.jpg2021年本屋大賞ノミネートの深緑野分による人気小説を原作とする劇場アニメーション『この本を盗む者は』が、12月26日(金)より、新宿バルト9ほか全国公開が決定しました!

本作は、2人の少女が“本の世界”を駆け巡る謎解き冒険ファンタジー。『ラディアン』『神クズ☆アイドル』などを手掛けてきた実力派・福岡大生が監督を務めます。キャラクターデザイン・作画監督には、『彼方のアストラ』『クズの本懐』の黒澤桂子が参加。


この度、公開先駆け、【ジャパンプレミア】を開催いたしました!

本作の主人公である本嫌いの少女・御倉深冬役を務めるのは、今回が映画初主演&声優初挑戦となる片岡 凜。深冬を本の世界へ誘う謎の少女・真白は、同じく声優初挑戦となる田牧そらに加え 深冬の叔母・御倉ひるね役に東山奈央、風来坊を名乗る女性・与謝野蛍子役に伊藤 静、書店員の大学生・春田貴文役に土屋神葉、実力派キャストが登壇。映画が完成した喜び、本作へ込めた想いを語る!さらに、本の物語に迷い込むストーリーにちなみ【どんな世界の人物になりたいか】を、それぞれ初告白いたしました!
 


■日時:12月1日(月) 19:00~19:40 ※上映前イベント

■場所:新宿バルト9 シアター9 (新宿区新宿3丁目1-26 新宿三丁目イーストビル 13階) 

登壇者(敬称略):片岡 凜、田牧そら、東山奈央、伊藤 静、土屋神葉、福岡大生(監督)、黒澤桂子(キャラクターデザイン/作画監督)


<オフィシャルレポート>

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冒頭の挨拶で、本の街・読⻑町の巨⼤な書庫「御倉館」を管理する⼀家に⽣まれた本作の主⼈公、御倉深冬役の片岡は「足を運んでいただきありがとうございます」とニッコリ。深冬の前に突然現れた謎の犬耳少⼥、真⽩役の田牧は「お忙しい中お越しくださりありがとうございます。よろしくお願いいたします」と拍手に包まれた会場を見渡し笑顔を見せる。深冬の叔⺟、御倉ひるね役の東山は「12月26日から公開の本作をいち早く観ていただけるということで、とてもうれしいです。楽しんでいってください!」と上映前の観客に呼びかける。本好きな⾃称・⾵来坊の与謝野蛍⼦役の伊藤は「たくさんのみなさんに楽しんでいただけるのがうれしいです」と微笑み、読⻑商店街にある新刊書店「春⽥書店」で働く⼤学⽣、春⽥貴⽂役の土屋は「上映前のイベントということで、口を滑らさないように頑張ります!」と笑いを誘う。本作を⼿掛けた、福岡監督は着物にハットをあわせた衣装で、キャラクターデザイン&作画監督を務めた黒澤は、華やかな着物姿で元気に挨拶し、大きな拍手を浴びた。

 

本作が映画初主演かつ声優初挑戦となった片岡は「初めてのこと尽くしでした」とアフレコを振り返り、「収録の日々が、毎日新しいことの挑戦。新鮮さも難しさもあったけれど、ワクワクが止まらなかったです」と充実の日々だったことを明かす。「学ばせていただいた日々でした」と力を込め、普段の映像の芝居とは「180度違う!」と語り、「普段は美術さんの作ってくださったセットの中に役として入っていきます。今回は、画の中に自分の力でどう入れるのかが勝負なんだなという違いを感じました」と映像とアニメーションへの役者としての入り方の違いについて自身の言葉で解説。演じた深冬は「自分と似ていると思いました」と話した片岡は「深冬は、本の世界を冒険していきます。私も役者として、日々冒険のような毎日なので、演じながら共感できたし、分かるなぁと思いながら演じていました」と役への共感ポイントを指摘した。


konohon-12.1-tamaki.JPG同じく本作で声優に初挑戦した田牧は、「声優のお仕事に以前から興味がありました」と告白。「アフレコってこんな感じなんだ!とワクワクしていました」と笑顔の田牧は、「楽しい反面、決められた時間の中での台本と映像を観ながらのお芝居はすごく難しくて。改めてプロの声優さんはすごいなぁと思いました」と力を込め、この日一緒に登壇した声優陣の顔を覗き込む場面もあった。


アフレコを一緒に行ったという片岡と田牧の思い出は「壁ドン!」と声を揃える。片岡が「真白ちゃんがかっこいい声を出すシーンがあって。福岡監督からの提案で実際に壁ドンして声を出してみたら?とのことで、本当にしていただいて…」と少し照れながら振り返ると、田牧は「すごくかっこいい感じが掴めた気がしました!」と自信を覗かせながら、福岡監督にお礼。福岡監督は「思いのほかかっこいい真白が出来上がちゃって…(笑)」と満足度の高いシーンが誕生したことへのよろこびと、充実感を滲ませていた。福岡監督は「片岡さんは深冬と似ていると言っていたけれど、深冬ちゃんって根は素直ないい子。きつくあたる芝居やセリフの時にも人の良さが滲み出ている感じがあって、助かりました」と片岡のほうを見てペコリ。田牧については「真白ちゃんはふわっとした感じの子だけど、かっこいい感じもある。(田牧)そらさんのふわっとした感じも出た気がしていて。あと!セクシーなボイスにも挑戦してもらいました」と語る福岡監督に田牧は「いろいろとやらせていただきました。難しかったけれど楽しかったです!」と手応え十分といった様子で反応。立ち位置が隣だった田牧と福岡監督は、顔を見合わせ、ペコペコとお辞儀をし、労い合っていた。

 

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予告などではまだ眠っているところしか披露されていないひるね役を演じた東山。「とても不思議な存在だと思うのですが…」とのMCの問いかけに「ひるね叔母ちゃんは、まだまだ言えないことがたくさんあって(笑)」と答えた東山は、「スタッフさんに(ネタバレに)気をつけろよ、気をつけろよ、と念を押されています」とニヤリ。続けて「面倒をみてもらわないと、一人では何も出来ない。昼寝ばかりしている」という不思議な雰囲気を漂わせているひるね役を演じる上では、「ダメなところもあるけれど愛されるところもあるんだなと思っていただけるように演じたつもりです!」と解説し、MCから「ネタバレに気遣いながらのアピールありがとうございます」と感謝された東山に、会場からは大きな拍手が。予告映像では寝ているところしか映っていないひるねについて、「寝言と寝息に全力をかけて届けています!」と見どころをアピールした東山は、「それだけではないので!」と補足し、会場の笑いを誘っていた。
 


konohon-12.1-itou.JPG劇中で様々な登場人物を演じている伊藤は「たまたま似た顔と似た声帯の人を持っている人を演じるつもりでやっていました」と意識したことを明かした上で、「もともとの蛍⼦さんでなくていいかなという気持ちで。違う作品のただ似ている人という役どころと意識していました」と丁寧に説明。「言いたいことがあった!」と切り出した土屋はその場でスタッフにネタバレかどうか確認する場面も。確認前には東山から「オフマイクで話してね!」とマイクを通さないようにさりげないフォロー&気遣いが入り、会場が笑い声と拍手でいっぱいになる一幕もあった。


 

 

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話したかった内容はネタバレではないということで、コメントOKの許可が降りると土屋は「本編中で、ニワトリをやっています」と明かし、収録当日の朝3時までニワトリの動画を漁ったという。「コレだ!」と思うニワトリの動画を見つけて、アフレコの参考にしたという土屋は、イベント中にニワトリの声を再現。「ちょっとやっただけでも上手!」と伊藤と東山から褒められると、土屋は仕事で訪れたシンガポールでの出来事を明かす。「イベントまでの間に時間があったので植物園に行ったらニワトリがいて…」と振り返った土屋は「植木の間からニワトリが見えて!(ニワトリの声を)やってみたら、逃げられました!」と本物のニワトリも逃げてしまうほどの再現だったとうれしそうに話していた。

 

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制作でのこだわりについて黒澤は、「4割くらいレイアウトを描いています」とした上で、「たくさんやったけれど、意識したのは日常のパート。ヘンテコの(物語の)世界に入る前にヘンテコにならないように、普通のことを普通にすることを意識していました」と語る。続けてこだわりについては「作画監督という役名だけど、(たくさんの作画監督を統べる総作画監督もおらず)一人で作画監督をやっています。一人でたくさんのことをやっていること自体がこだわりです!」と語った黒澤がさらに「キャラクターデザインだけではなく、メカ、プロップ(小物)もやっているので…。大変だったけれど、楽しかったです」と担当した役割を告白すると、会場から大きな拍手が送られる場面もあった。

 

 

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演出面で⼀番気をつけたことについて福岡監督は、「設定は紙の束にしたら広辞苑くらいになりました(笑)」とニヤニヤ。「すごい作品の再現をするために設定や細かいものを作りました」と補足した福岡監督は、それもこれもすべてキャラクターをちゃんと描くために必要なものだったと説明。目指していたことを問われた福岡監督は「深冬ちゃんと真白ちゃんを好きになってもらえたら、という思いでした」と作品に込めた思いを笑顔で答えていた。

 

“本の呪い・ブック・カース”が発動すると街の⼈は物語の登場⼈物に変わってしまう物語が描かれる本作。「もし、何にでも変われるとしたらどのような⼈物になりたいか」との質問に片岡は「私は、お父さんがすごく大好き。ちょっと異質な変な人だけど(笑)、お父さんになってみたいです!」とニッコリ。「どんなお父さんなのか」と尋ねられた片岡は「この映画風に言うなら、一年中ブック・カースにかかっていそうな人。楽しそうな人生を送っているので、なってみたいです」と映画の注目ポイントに触れつつ、自身の父になってみたい理由を添えていた。「胃が大きい人…?」との田牧の回答に、登壇者と会場がクスクスしていると、「いっぱい食べられる人という意味かな?」と福岡監督がやさしくフォロー。胃のあたりを抑えながら「もっと食べたいと思って悔しく感じることもあるので、たくさん食べられるようになりたいです!と満足いくまでたくさん食べられる胃袋がほしいと語った田牧のトークに「片岡さんも田牧さんもピュアさしか感じないお二人!」とMCからコメントが飛び出すなど、会場には終始ほっこりとしたムードが漂っていた。

 

イベントでは本作で声優に初挑戦した片岡、田牧から声優陣への質問コーナーも。「収録時にお腹が鳴ってしまった」という片岡は「どうすればいいのか…。収録時の勝負飯はありますか?」と質問。東山は「みんな結構、何か軽食を持っていたり、ちょっと(お腹に)入れていたりとか…」と答え、伊藤は「人によるけれど、私の場合は一口ようかん。(腹)持ちもいいし、甘いし、ちょっと幸せになれるし(笑)」とおすすめ。「最近プロテインを飲んでいます」という東山が「シェイカーに粉だけ入れて、スタジオの水でシャカシャカ。腹持ちもいいし、タンパク質が摂れて体にもいい!」と語ると、片岡は「収録の時に訊けたらよかった…」と苦笑い。同じ質問をしたかったという田牧は「すごく気になっていたので、(おすすめを)聞けてうれしいです」と大満足。土屋は「僕は(収録時は)食べない派」と答え、その理由は「眠くなっちゃうから」とのこと。しかし、アフレコ前にはガッツリ食べるという土屋が勝負飯は「朝食に馬刺し。叫びのある仕事でも喉も枯れにくい。他の肉だと胃もたれする。スッキリしているし、持続力もいいので」と熱弁すると、田牧は興味津々といった様子の表情を浮かべながら「(次回は)食べます!」と即答し、会場の笑いを誘っていた。

 

最後の挨拶で片岡は「いろいろな愛の形が刻まれている作品です。今日、いち早く物語がお届けできることをうれしく思っています」とジャパンプレミアに参加した観客に呼びかけ、「何かを大事に思う気持ちを持って観てくださるみなさんそれぞれの視点から、どういうメッセージを受け取ってくれるのか。とても楽しみです」と笑顔。「先日完成したものを観たのですが、とにかく映像が綺麗です」とおすすめした田牧は「音楽もすごく素敵。たくさんの方の想いが詰まった作品になっています。ぜひ、観てください!」とアピール。「深緑先生の頭の中にあった作品の世界観が、美しいアニメーションと素晴らしい音楽で彩られているので、ぜひ劇場で受け取ってほしいです」と話した東山は「音楽は、いろいろな場所で収録しているんですよね?」と福岡監督に質問。「本の世界に合わせて、世界で音楽を収録しています」との福岡監督の回答を受け、「各地域で録っている作品の空気も受け取ってください!」と呼びかけた。アフレコの時点で映像の美しさに惹かれたという伊藤は「すごく完成が楽しみという気持ちで収録していました。大きなスクリーンで観てもらえるのが、うれしいです」と思いに触る。オーディションを振り帰った土屋は「原作を読んで、なんて夢のような作品なんだと思いました」とし、「ちょっと昼寝して、その時に見る夢を集めたらこんな作品になりました、みたいな感じ。総合芸術で素晴らしいアニメーションになっています。期待してください!」と呼びかける。「手短に一つだけ」と前置きした黒澤は「一秒でも一コマでも、もう一回観たいなと思ったら、公開されてからもう一度観に来てください!」とリピート鑑賞をリクエスト。「トリってドキドキしますね」と緊張気味の福岡監督は「みんなの頑張りもあって出来上がりました。今は、正直、燃え尽きた状態です」と語り、笑いを誘いつつ「感謝でいっぱいの気持ちでこの場に、立たせてもらっています」とコメントに感謝を込める。続けて「数年後とかにもう一度観たいな、と思ってもらえる作品を目指しました」と話した福岡監督は「この物語にまた戻って来たいと思ってもらえたら光栄です!」と願いを口にし、ジャパンプレミアの舞台挨拶をしめくくった。

 


【STORY】

「本なんて、読まなければよかった⋯⋯!」

書物の街・読⾧町に住む高校生の御倉深冬。曾祖父が創立した巨大な書庫「御倉館」を代々管理する一家の娘だが、当の本人は本が好きではなかった。ある日、御倉館の本が盗まれたことで、読⾧町は突然物語の世界に飲み込まれてしまう。それは本にかけられた呪いc“ブックカース”だった。呪いを解く鍵は、物語の中にc町を救うため、深冬は不思議な少女・真白とともに本泥棒を捕まえる旅に出る。泥棒の正体は一体誰なのか?そして、深冬も知らない“呪い”と“御倉家”の秘密とは⋯⋯?

2人の少女が“本の世界”を旅する、謎解き冒険ファンタジーが開幕!すべての呪いが解けるとき、あなたは奪われた真実と出会う――。

 

原作:深緑野分『この本を盗む者は』(角川文庫/KADOKAWA刊)
監督:福岡大生
脚本:中西やすひろ
キャラクターデザイン・作画監督:黒澤桂子
音楽:大島ミチル
アニメーションプロデューサー:比嘉勇二
アニメーション制作:かごかん(株式会社かごめかんぱにー)
配給:角川ANIMATION
製作:「この本を盗む者は」製作委員会
コピーライト表記:©2025 深緑野分/KADOKAWA/「この本を盗む者は」製作委員会 

公式HP:http://kononusu.com/
公式X:@kononusu_anime

2025年12月26(金)~新宿バルト9 ほか全国公開!


(オフィシャル・レポートより)

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ウォルト・ディズニー・ジャパン㈱(本社:東京都港区)は 2025 年 12 月 5 日(金)より、映画『ズートピア2』を劇場公開いたします。


動物たちが人間のように暮らし、誰もが何にでもなれる楽園<ズートピア>を舞台に、ドラマチックでミステリアスな物語、ユニークで多彩なキャラクター、そして現代社会に通じる深いメッセージが”もふもふなのに深い“と社会現象を巻き起こし、ディズニー・アニメーション作品としては『アナと雪の女王』以来、初めて世界興行収入が 10 億ドルを突破、日本でも興行収入 76 億円超えの社会現象を巻き起こす大ヒットを記録し、現在も各種映画レビューサイトでディズニー・アニメーション史上最高評価を保持するなど、名実ともに高い人気を誇る「ズートピア」──その待望のシリーズ最新作が、来たる 12 月 5 日(金)、ついに幕を開ける。


映画の公開に先立ち、日本全国ズートピア化計画が各地で進行中!すでに舞浜・イクスピアリ、東京ミッドタウン日比谷、名古屋・ミッドランドスクエアなど各地で『ズートピア2』の特別装飾が施されズートピアの世界観を味わうことができ、今後も渋谷、北海道、静岡のズートピア化が計画されています。


そして、映画の公開を記念して、大阪もズートピア化されることに!

11 月 22 日(土)~12 月 25 日(木)の間、「梅田」の文字モニュメントでおなじみのスポット・阪急サン広場に『ズートピア2』で彩られたクリスマスツリーが登場!特別仕様のロマンチックなイルミネーション装飾で心温まる素敵なひとときを過ごしていただけます。


また、本作公開の12 月5日(金)以降には、TOHO シネマズ梅田およびディズニーストア梅田 HEP FIVE 店にてオリジナルステッカーがもらえるプレゼントキャンペーンを実施。さらに、TOHO シネマズ梅田ほか角田町・茶屋町エリアの各所に『ズートピア2』のパロディポスターが登場するなど、梅田の街全体がズートピア化され、大阪のクリスマスを盛り上げます!
 


【STORY】

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“もふもふなのに深いメッセージ”で社会現象を巻き起こしたディズニー映画『ズートピア』の最新作。動物たちが人間のように暮らす夢の都市“ズートピア”。頑張り屋なウサギの警察官・ジュディと、皮肉屋だけど根はやさしいキツネのニックは、憧れの捜査官バディとして事件に挑んでいた。ある日、ズートピアにいないはずのヘビのゲイリーが現れたことで、その誕生の裏に隠された驚くべき秘密が明らかに。なぜ、この街には哺乳類しかいないのか?ヘビたちが姿を消した理由とは?ズートピア最大の謎を前に、正反対なジュディとニックの絆が試される―。


監督:ジャレド・ブッシュ(「ズートピア」、「モアナと伝説の海2」)
バイロン・ハワード(「ズートピア」、「塔の上のラプンツェル」)
オリジナル・サウンドトラック:ウォルト・ディズニー・レコード
原題:Zootopia2 /全米公開:2025 年 11 月 26 日
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
© 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
日本版声優:上戸彩、森川智之、下野紘、江口のりこ、山田涼介、梅沢富美男、三宅健太、Dream Ami、髙嶋政宏、水樹奈々、柄本明、高橋茂雄(サバンナ)、熊元プロレス(紅しょうが)、高木渉、山路和弘、ジャンボたかお(レインボー)

2025 年12月5日(金)~全国公開!



【公開記念展開① 阪急サン広場 特別イルミネーション装飾】

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■期間:11 月 22 日(土)~12 月 25 日(木)

■場所:阪急サン広場

■内容:『ズートピア2』で彩られた特別仕様のクリスマスツリー、イルミネーション装飾が登場



【公開記念展開② TOHO シネマズ梅田 Presents プレゼントキャンペーン】

■期間:12 月 5 日(金)~12 月 25 日(木)

■内容:TOHO シネマズ梅田およびディズニーストア梅田 HEP FIVE 店で素敵なオリジナルステッカーを先着プレゼント

※ノベルティの配布はなくなり次第終了とさせていただきます。
※キャンペーン期間中のレシートが対象となります。


[キャンペーン①]

「阪急サン広場で撮影したクリスマスツリー写真」の Instagram 投稿画面+ディズニーストア梅田 HEP FIVE店の購入レシートを TOHO シネマズ梅田の劇場グッズ売り場で提示すると、先着でオリジナルステッカーA(非売品)をプレゼント!


[キャンペーン②]

TOHO シネマズ梅田で購入した『ズートピア2』の鑑賞チケットをディズニーストア梅田 HEP FIVE 店で提示すると、先着でオリジナルステッカーB(非売品)をプレゼント!
 



【公開記念展開③ 茶屋町エリアに『ズートピア2』パロディポスターが登場】

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■期間:11 月 22 日(土)~12 月 25 日(木)

■場所:下記5か所の施設内に掲出

・TOHO シネマズ梅田
・ナビオダイニング
・NU 茶屋町
・ディズニーストア梅田 HEP FIVE 店
・キデイランド大阪梅田店


(オフィシャル・リリースより)


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スピッツの名曲「楓(かえで)」を原案にした、映画『楓』(配給:東映/アスミック・エース)が 12 月 19 日(金)に全国公開となります。

本作で監督を務めるのは、多様な恋愛映画を手がけてきた行定勲。『世界の中心で、愛をさけぶ』に続く令和を代表するラブストーリーに挑む。そして、オリジナルストーリーを書き上げたのは、『ソラニン』『東京リベンジャーズ』などジャンル問わず常に評価される脚本家・髙橋泉。そして音楽は、藤井風など様々なアーティストの作曲や編曲、プロデュースを務め、優れた楽曲をCM・映画・ドラマなど多方面に提供するYaffle が担当します。


物語の主人公を演じるのは、福士蒼汰福原遥。双子の弟・恵を失った涼(福士蒼汰)が、残された恵の恋人・亜子(福原遥)の前で弟のフリをしてしまうところから始まる、2人の切なすぎる運命を描く本作。


主演:福士蒼汰×福原遥、行定勲監督が公開に先駆け来阪、舞台挨拶を実施!

また、映画興行発祥の地・なんばにて点灯式イベントを実施いたしました。

なんばのまちの回遊拠点[なんば広場]の巨大プレゼントボックスに明かりを灯す!!

 

本イベントでは、12 月 19 日に公開を控える映画『楓』についての魅力をたっぷり語ってもらうスペシャルステージや、「映画興行発祥の地・なんば」ならではの映画興行についての 3 人の想いが語られました。


またメインイベントとして、再編され 2 周年を迎える「なんば広場」に設置された「なんば広場」の文字がプリントされた、赤い巨大なプレゼントボックスのライトアップ点灯式を行いました。
 


◆日時:11月23日(日)  ①舞台挨拶:13:00~13:30(上映後)
                                     ②点灯イベント:17:00~17:30

◆場所: ①なんばパークスシネマ スクリーン7
           (大阪府大阪市浪速区難波中2丁目10−70なんばパークス6階)

            ②なんば広場 (〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波5丁目)

◆登壇者(敬称略): 福士蒼汰、福原遥、行定勲監督



①【 『楓』大阪先行上映会 舞台挨拶 】

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なんばパークスシネマで行われた舞台挨拶は、直前まで先行上映が行われ、涙を拭うお客様で満員の中での登壇となった。拍手鳴りやまぬ会場で、久々の大阪について、福士は「以前通っているお店があり、今回連絡してみたのですが、予約が取れず、ダメでした…。いつも行けるチャンスがあれば連絡して、予約が取れたらすごく嬉しいんです!」と笑った。福原は「私も朝ドラの撮影で 1 年近く大阪に住んでいたので、皆さん温かくて、フレンドリーで、大阪が大好きになりました。その時は週 2 くらいでお気に入りのイタリアンに行っていて、お店の方と仲良くなって、クリスマスには厨房に入らせてもらって、差し入れ用のクッキーを一緒に作ってもらったりしました。」とほっこりエピソードを明かした。
 

★作品について

行定監督は「最後にスピッツの「楓(かえで)」の曲が流れるところに、グッと来てほしいと思って作りました。今回、スピッツさんから曲を授けていただいて、そこから映画を作り出したので、最後に「楓(かえで)」という曲に戻すことによって色が変わっていくのを感じて頂けたら嬉しいです。」と作品の見どころをアピール。


kaede-11.23-fukushi-1.jpg性格の異なる双子を演じた福士は「亜子と一緒にいるシーンは自分を偽っている部分が多かったので、心苦しさもありましたが、監督と会話しながら落とし込んでいきました。あと左利きも難しかったです。歯磨きとか、シャワーを浴びたりも左手でする練習を日常からしていました。」と演じてみて難しかった事や役作りについても語った。


★ニュージーランドでの撮影について

福士は「テカポ湖のシーンは、天候の関係もあって、空港についてバスに4・5時間乗って現場についてすぐ、撮るよー!と言われて撮ったんです(笑)」と撮影秘話を明かすと、福原は「撮影は大変だったけど、ここのシーン、お気に入りなんです。あの場所に行かないと出ない感情が湧き出てきて、お互い今まで抱えていたすべての感情が解き放たれるような、目を見ているだけで泣きそうになる、忘れられないシーンになりました。」と熱く語った。


★楽曲について

行定監督は「最後にすべてが分かって、お互いがリスタートする部分で、2 人のここまで歩んできた道のりを、「楓(かえで)」の歌詞が補填してくれるような流れになっていると思います。」と楽曲へのこだわりを述べた。


★最後に

福士から「この作品は見れば見るほど移り行く感じがあると思います。こだわっているシーンがたくさんありますので、噛みしめて観てほしいと思います。」

福原から「皆さんの様々な想いを温かく包み込んで、前へ踏み出させてくれるような、そんな作品になっていると思います。大切な人と観て頂きたいです。」と挨拶し、温かい拍手の中、舞台挨拶は終了した。



②【なんば広場サプライズイベント】

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★関西弁でご挨拶!?

会場には約 1,000 人のお客様が駆けつけ、スピッツの楽曲「楓」が流れると期待の声で大盛り上がりする中、ステージ前に敷かれたレッドカーペットを歩いての登壇となった。拍手が鳴りやまない会場で、まずは福士から関西弁での挨拶の無茶ぶりに、関西弁のイントネーションで「今日は来てくれてありがとう。いや~難しいわ。戻ってしまいますね。今日はサプライズイベントにも関わらず、こんなに集まっていただきありがとうございます。よろしくお願いします。」と挨拶。

続いて福原から「みんなありがとう。大阪めっちゃ好きやねん。ほんまに来れて嬉しいわ~。今日は楽しんでいってください。よろしくお願いいたします。」と挨拶。

最後に監督を務めた行定から「おおきに。ありがとうございます。こんな場所があるんですね。皆さま集まっていただき、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。」と挨拶した。

それぞれの関西弁に会場からは黄色い声援があがり、大阪らしい盛り上がりを見せた。


kaede-11.23-2shot-500-1.jpg★脚本を読んだ感想は?

福士は「双子という設定で、もう一人のフリをしないといけないというある種 3 役を演じることになったし、「楓」という曲から生まれる物語の可能性、歌詞と劇中の場面の繋がりを感じ、歌の聞き方が変わったなと感じました。」

福原は「こんな切ない作品があるだなぁと思いましたし、登場人物それぞれの想いを感じるたけで、すごく胸がきゅっとなる瞬間がたくさんある作品だと思いました。きっと誰もが別れだったり喪失を経験した事があると思いますが、そんな人の背中をそっと押してくれるような温かい作品だと思いました。」


★スピッツが映画を鑑賞した際のエピソードは?

行定監督は「実はお互い緊張して、そこまでお話できなったのですが、終わった後に友人に美しい映画だったと褒めてくださっていたとお聞きし、すごく光栄でした。」


★やりとりから仲の良さを感じる二人に、現場で感じた自分だけが知る相手の一面は?

福士は「ピュアで真面目ですし、役に対して真っすぐな方だなと思いました。ニュージーランドでウールを使ってマフラーを編んでくださって、編み物が好きな事は知らない一面でした。」と笑い、

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福原は「福士さんはストイックで努力家ですけど、意外とお茶目で、猫のぬいぐるみを使って話しかけてきたり、現場でもムードメーカーで盛り上げてくださって、すごく支えられていました」と普段見せない一面を明かし、福士も赤面していた。


★映画について鑑賞前のお客様にオススメポイントは?

福原は「ニュージーランドの景色は本当に綺麗で、自然が多く、日によって表情が違う事にすごく感動したので、大きなスクリーンで見てほしいです。」

行定監督は「日本的なラブストーリーで、20年振りにこんなに実直な映画を作らせてもらったと思います。楓の花言葉に遠慮という言葉があり、お互いに踏み込まない距離感、想い合うからこそ踏み込めない部分を描いていて、そこが見どころだなと思います。」

福士は「人間らしい作品だなと思います。それぞれの登場人物がお互いをおもんばかって生きていく様子が描かれており、それがとても輝いて見えるように感じるし、反対にすごく人間らしくもあり、人間ドラマを感じました。めっちゃエエ映画やで。見てな~」と最後は関西弁を交えて回答し、会場を沸かせた。


★開催地「なんば」について?

福士からは「実は数年前にドラマの撮影で2か月間なんばに泊まってました!元気で明るい街だし、お店もたくさんあって、毎週通っていたご飯屋さんもあります。」という思い出話が飛び出し、会場からは驚きの声があがる。


MCから「なんば」は明治 30 年に日本で初めて映画上映された地であり「映画興行発祥の地」であることが伝えられると行定監督は「映画を同じ空間で見るという行為が人を元気づけられるし、自分と隣の人の感情が違うと、そこに生まれる熱量みたいなものがすごく良くて、この活気のある場所を映画でもっと盛り上がってほしいですね」と語った。


★最後に

行定監督から「冬にみるにはピッタリで、心の奥底から温まる映画になっていると思います。音楽はスピッツをはじめ、他4曲流れてくるので、それを劇場のいい音響で楽しんでほしいです。」

福原から「大切な人をなくしてしまって、どうやって向き合って前に進んでいくのかを注目してほしいですし、見終わった後に大切な人をもっと大切にしたくなるような、心温まる映画になっていると思うので、劇場で楽しんでください。よろしくお願いします。」

福士から「劇中で4回流れる「楓」にそれぞれの色味があって、その色味の差を感じてほしいですし、27年前にリリースされ、ずっと愛されるスピッツさんの「楓」を劇場で聞くと、こんな感想になるんだと思いますし、本当に見る前と見た後で曲に対する感じ方が変わるので、皆さんがどう感じるのかすごく楽しみです。ぜひ劇場でご覧になってください。ありがとうございました。」
 

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続いて「なんば広場」に設置された「なんば広場」の文字がプリントされた、赤い巨大なプレゼントボックスのライトアップ点灯式を実施。

今回のために映画『楓』の装飾が行われた点灯ボタンを「3・2・1・点灯!」の掛け声に合わせ 3 人で押すと、煌びやかなイルミネーションが点灯。さらに会場に集まった 1,000 人のお客様が事前に配布されたペンライトを一斉に上にかかげ、会場はさらに華やかに。そんな光景に、福士も思わず驚きを見せ、福原も目を輝かせて喜んでいた。会場からも「綺麗~」の声が溢れ、「楓色」に染まったペンライトと美しいイルミネーションに照らされながらなんば広場での点灯式は終了した。
 


【なんば広場とは】

なんば駅前は、関西国際空港に直結し、大阪ミナミの中心に位置する多くの人が行き交う場所です。このなんば駅前の道路空間を「人のための広場」に変える取組は、2008 年に地元発意で始まりました。2011 年には広場化を本格的に推進するために「なんば安全安心にぎわいのまちづくり協議会」が発足しました。

当時のなんば駅前の空間は、ほとんどがタクシーと車のための空間であり、滞留行動は喫煙に限られ、放置自転車や旅行者の増加による混雑など、快適で安心できる環境とはいえない状況でした。

また、検討を開始時には「大阪の他エリアの開発に伴う地域商圏の縮小・エリア間競争の激化」「治安・環境の改善」といったエリア全体の課題も抱えていました。その後、インバウンドの観光客の増加により、歩行者が大幅に増加し、歩行者空間の不足が新たなエリア課題として加わりました。

これらの課題を解決するために、地元が中心となり、行政や経済界も巻き込み、官民連携プロジェクトして推進され、2023 年 11 月 23日に広場部分が先行オープン、2025 年 3 月に広場からなんさん通り(南北区間)の工事が全て完了し、全体完成しました。


【ストーリー】

僕は、弟のフリをした。君に笑っていてほしくて。

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須永恵(福士蒼汰)と恋人の木下亜子(福原遥)は、共通の趣味の天文の本や望遠鏡に囲まれながら、幸せに暮らしていた。しかし朝、亜子を見送ると、恵は眼鏡を外し、髪を崩す。実は、彼は双子の弟のフリをした、兄・須永涼だった。1ヶ月前、ニュージーランドで事故に遭い、恵はこの世を去る。ショックで混乱した亜子は、目の前に現れた涼を恵だと思い込んでしまうが、涼は本当のことを言えずにいた。幼馴染の梶野(宮沢氷魚)だけが真実を知り涼を見守っていたが、涼を慕う後輩の日和(石井杏奈)と、亜子の行きつけの店の店長・雄介(宮近海斗)が、違和感を抱き始める。二重の生活に戸惑いながらも、明るく真っ直ぐな亜子に惹かれていく涼。いつしか彼にとって、亜子は一番大事な人になっていた。

一方、亜子にもまた、打ち明けられない秘密があった――。愛するからこそ、伝えられなかった想い。めぐる季節の中で明らかになる、あまりにも切ない真実に、驚きと涙がとまらない。


■出演: 福士蒼汰 福原遥 宮沢氷魚 石井杏奈 宮近海斗 大塚寧々 加藤雅也
■監督:行定勲
■脚本:髙橋泉
■原案・主題歌:スピッツ「楓」(Polydor Records)
■音楽:Yaffle
■プロデューサー:井手陽子 八尾香澄
■製作:映画『楓』製作委員会
■制作プロダクション:アスミック・エース C&I エンタテインメント
■配給:東映 アスミック・エース
■コピーライト:Ⓒ2025 映画『楓』製作委員会
2025/日本/カラー/120 分/シネスコ/Dolby5.1c

公式サイト: https://kaede-movie.asmik-ace.co.jp
公式 X:公式 Instagram
公式TikTok:@kaede_movie1219

2025年12 月19 日(金)~全国公開


(オフィシャル・レポートより)

 

 

 
 
 


kinpatsu-11.22-main.JPG(左から、坂下雄一郎監督、岩田剛典、白鳥玉季)


■日時:2025年11月22日(土)11:50~12:15 ※上映前イベント 

■場所:グランドシネマサンシャイン池袋 スクリーン3(豊島区東池袋一丁目30番3号 グランドスケープ池袋)

■登壇者(敬称略):岩田剛典、白鳥玉季、坂下雄一郎監督 MC:奥浜レイラ 



kinpatsu-11.22-3shot-500-1.JPG第38回東京国際映画祭で観客賞を受賞した映画『金髪』が、ついに全国公開!11月22日には都内劇場にて公開記念舞台挨拶が実施され、主演の岩田剛典、共演の白鳥玉季、そして坂下雄一郎監督が登壇した。

 

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満員御礼で迎えたこの日、事なかれ主義の中学校教師・市川を演じた岩田は「ついに全国公開という事で本当に嬉しく思います。『金髪』が皆さんの元に届いてどんな感想が待ち受けているのか?日々SNSを見ながらチェックしている…まさに市川のようにこの日を待ちわびていました」と役柄に絡めて挨拶した。


第38回東京国際映画祭にて観客賞を受賞した事への祝福の拍手が送られると、岩田は満面の笑みでガッツポーズ。「映画祭上映期間中の皆さんの感想が導いた観客賞だと思うので本当に嬉しかったです。授賞式当日僕は大阪にいたけれど、監督が名前を呼ばれて席を立つ瞬間をスマホで見ていました。そこまで市川の気持ちを引きずる、そんな『金髪』です」と生配信で受賞の瞬間を見届けていた事を報告した。


市川のクラスの生徒で金髪デモの発起人・板緑役の白鳥も受賞に大喜び。「受賞のお知らせはマネージャーさんからLINEでポッと伝えられたので、一瞬流してしまって戻して驚くという。その段階があったので、ワー!と急に叫ぶような驚きはなかったけれど、しっとりとしっかりとした驚きが心の底からありました」と可愛らしく回想した。


kinpatsu-11.22-sakashita-1.JPG一方、授賞式当日に名前を呼ばれてステージに登壇した坂下監督だったが「最初に名前を間違えられて呼ばれたので、それは言った方がいいかなと思って。一度訂正してから出来たので、それを言えて良かったと思います」と独特な逸話を通して喜びを表していた。

 

坂下監督によるオリジナル脚本に惚れ込んで出演を快諾した岩田は「会話劇でシーンが作られていくので、役者としてはやりがいのあるチャレンジになる。そこに対して燃える気持ちが生まれた作品でした」と述べた。

 

 


kinpatsu-11.22-shiratori-1.JPG劇中で金髪姿を披露した白鳥は「金髪ウィッグをかぶった自分の姿を鏡で見た時に、私ではないみたいで。これが板緑だという認識が先に出来ました。現場に行ってウィッグをかぶるたびにスイッチの入りがわかりやすくて、良い感じに活用出来ました」と話した。


その横で岩田は15歳とは思えぬ白鳥の冷静沈着なトーク運びに「落ち着いているね~!凄いよ」としみじみ。坂下監督がオーディションでの白鳥の挙動について「落ち着いていて大人びていた」などと評すると、岩田は「ほら~!」と嬉しそうだった。


そろそろ年末という事で、それぞれが思う2025年を表す漢字一字をフリップに記入して発表白鳥はイラスト入りで「猫」と書いて「猫に今年からハマってまして、猫を飼うために家を買いたいという新しい目標が出来た」と理由を説明した。猫カフェに行くのはもちろんのこと、猫を飼っていないのにペットショップで猫用トイレの砂を見てしまうそうで「いつかペルシャ猫みたいな子を飼いたい。この夢を胸に、頑張ります!」と意気込んでいた。


kinpatsu-11.22-iwata&shiratori-500-1.JPG岩田は「外」と書いて「タ、ト、です」と。「というのは冗談で、外です。去年までなかったのに今年から仕事で海外に行く事が増えたし、外の世界を知る1年にもなったので。年明けから不思議と海外に行かせてもらう事が増えたので、自分の中では潮目が変わってきている気がする」と実感を込めて、海外作品への興味も「もちろんあります。出演したいです」と前向きだった。

 

最後に坂下監督は「気に入っていただけたら幸いです」、白鳥は「普段は見られない光景が沢山見られる面白い映画です。お気に入りのシーンを見つけて楽しんでください」とPR。主演の岩田は「大人の皆さんには必ず共感していただけるシーンやワードが散りばめられた作品です。僕自身完成作を観た時に身につまされる思いがあって、自分の中で笑いが起きたと同時に嫌な気持ちにもなって。他人事だとは思えない。そんな新感覚ムービーになってるので、感想を口コミで広めていただきたいです」とさらなるヒットを祈願していた。
 


<Story>

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中学校教師・市川(岩田剛典)は、世の中には様々な生き方があり、多種多様なことが日々起きているが、自分の価値観は間違っていないと思っていた。ところが、ある日、その価値観を大きく揺るがす出来事に直面する。ひとつは担任クラスの⽣徒数⼗⼈が校則に抗議するため髪を⾦⾊に染めて登校してきたこと。そしてもうひとつは、1年付き合っている彼⼥(門脇麦)から結婚の話を切り出されたこと。マスコミやネット、さらには⽂科省まで巻き込む⼤騒動になる“⾦髪デモ”と、⽇々の愚痴を聞いてくれていた彼⼥からの予期せぬ反応。生徒と学校側との板挟みになる市川は、窮地を脱するために“⾦髪デモ”を計画した張本⼈・板緑(⽩⿃⽟季)と⼿を組み、ある作戦に打って出るが…⋯。

仕事の問題と⼈⽣の重要な決断に迫られた市川は、果たして自分が“イタイ大人”だと自覚して、“マトモな⼤⼈”へと成⻑できるのか?


出演:岩田剛典、⽩⿃⽟季、⾨脇⻨、⼭⽥真歩、⽥村健太郎、内⽥慈
監督・脚本:坂下雄一郎 音楽:世武裕⼦
配給:クロックワークス
 ©2025「金髪」製作委員会
2025年/日本/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/103分/G
公式HP:kinpatsumovie.com 
公式X:@kinpatsumovie #映画金髪

2025年11月21日(金)~ T・ジョイ梅田、なんばパークスシネマ、MOVIX堺、T・ジョイ京都、MOVIX京都、109シネマズHAT神戸、Kino cinema神戸国際、他全国絶賛公開中!


(オフィシャル・レポートより)


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『ミッドナイトスワン』(’20)で第 44 回日本アカデミー賞最優秀作品賞に輝いた内田英治監督の原案・脚本・監督を手掛けた最新作『ナイトフラワー』が 11 月 28 日(金)から全国公開される。内田英治監督自ら“真夜中シリーズ”と銘打つ本作は、借金取りに追われながら大阪から東京へ逃げてきた母親が、二人の子供の夢を叶えるためにドラッグの売人になることを決意し、危険な世界へと足を踏み入れていく衝撃のヒューマン・サスペンス。


nithflower-pos.JPG主人公・永島夏希を演じるのは同じく二人の子供を持つ北川景子。ほぼスッピンで挑んだ北川は、スナックで無理やり酒を飲まされてはカラオケをやけくそで歌い、関西弁で捲し立て、泣きじゃくり、顔を崩して大きく笑い、今まで見せたことのない必死の母親を熱演。それでも、その姿に優しさと温もりを感じられるのは、北川景子自身が持つ優美さによるものだろう。


夏希のボディーガードとしてシスターフッドを繰り広げる格闘家・芳井多摩恵役を演じた森田望智Netflix の「全裸監督」シリーズ、「シティーハンター」や NHK 連続テレビ小説「虎に翼」など、伝統的な女性像からセクシーなアクションまで、多様なキャラクターを演じ分けている。今回はさらに見間違えるほどの肉体改造を敢行した上に凄まじいまでの格闘シーンで度肝を抜く。


そして、ラストシーンにご注目!決して甘くはない現実を、せめてものベールで覆い隠そうとする内田監督の優しさが最も強くにじみ出て、より一層のせつなさに胸が締め付けられることだろう。


本作の全国公開に先駆けて大阪で舞台挨拶が開催され、主演の北川景子が登壇!生活苦の中で子どもたちのため危険な世界に足を踏み入れてしまう母親・夏希を、文字通り体当たりで演じて秀逸。1週間後に公開を控えた心境や、撮影の裏話、また地元である関西にまつわるお話や、彼女の意外な一面をうかがい知れるエピソードも飛び出して、大声援を受けて終始上機嫌だった。
 


【日 時】2025年11月20日(木)19:00~19:20 ※上映前舞台挨拶

【会 場】大阪ステーションシティシネマ(大阪府大阪市北区梅田 3-1-3 ノースゲートビル 11F)

【登壇者】北川景子(敬称略) MC:岡安譲(関西テレビアナウンサー)



nithflower-11.20-240-1.JPGMCの呼び込みにより登場した北川は、色とりどりのペーパーフラワーを手にした大阪の観客から、一斉に「おかえり~!」と迎えられ、会場は一気に華やかな雰囲気に。そんな会場を笑顔で見渡した北川は、「すごい!ありがとうございます。華やかで嬉しい!舞台挨拶で大阪に来るのは8年振り。今日は、大阪の皆さんにお届けできるのを楽しみにしていました」とにこやかに挨拶。


★大阪の思い出は?

「学生時代によくHEP FIVEへ行きました。観覧車にも乗りましたよ。ゲームセンターにプリクラがあって、今でも訪れる度に懐かしいなと思い出しますね。あと、大阪に帰ってきたら一度は必ず粉もんを食べます」と、関西出身者ならではのエピソードを披露。自宅にもタコ焼き器があって、月イチで夕食にたこ焼きを食べるという。「子供たちも大好きで、タコだけでなくウィンナー入れたりして、夫が焼いてくれます」と、料理上手なDAIGOによるたこ焼きは美味しくて楽しそう。


★二人の子供を持つ母親役について?

自身も二人の子供を持つ母親である北川は、「夏希は色々な事情を抱えながらも、真面目に一生懸命子供に向き合うお母さん。子供が食べたいと言った料理を用意したり、好きな習い事をやらせてあげたいという気持ちは、母親になったからこそ理解することができました」と、役に共鳴したと語る。「夏希がパート先で地球儀を作っている時に、抑圧に耐えかねてブチ切れるシーンがあるのですが、そこは思いっきり感情を爆発させて演じました。とてもすっきりしました!(笑)」と、従来の北川とはギャップのあるシーンも見所として紹介。


nithflower-sub-1.JPG★共演者について?

「夏希に協力する多摩恵役の森田望智さんは、半年以上のトレーニングで7キロ増量して骨格から変えたそうです。その格闘シーンが凄すぎて、私は客席から見ていて本当に胸を鷲掴みにされました。それから、娘役の結美ちゃんがバイオリンを弾くシーンでは、母としての想いや娘の健気さや、曲の情感から思わず泣いてしまいました」と、感動的なシーンがいくつもあるという。


さらに本作で俳優デビューを飾った人気バンド SUPER BEAVER のボーカル・渋谷龍太について、「(サトウ役の)渋谷さんの貫禄も凄い!普段の渋谷さんはすごくフレンドリーで優しい方なのですが、本番になると怖くて。サトウに全財産の小銭を差し出すシーンでは、手が震えてしまって何度もNGを出してしまいました。出す度に金額が変わってしまい、「さっきと違う!」と言われました(笑)。Snow Man の佐久間大介についても、テレビで普段見ている印象とは違うので、是非楽しみにしてください」と呼びかけた。


nithflower-11.20-240-2.JPG★カラオケシーンについて?

映画の冒頭に夏希の熱唱シーンがあるが、元々歌は大の苦手で、カラオケ行ってももっぱら盛り上げ役と語る北川。「歌のシーンは私自身もやけくそになって歌っています(笑)。内田監督から歌うとは聞いてなかったので、台本を読んで、“えーっ!?”って。仕方なく、帽子を深くかぶり、マスクをして一人でカラオケへ行って練習しました。1時間で終わると思ったら、延長して練習しましたが…」 と、初の一人カラオケで猛練習したそう。その成果のほどは劇中で!


★全編関西弁を披露?

「関西弁の台詞はネイティブですから余裕でした。私は、兵庫県出身ですが、夏希は大阪出身の設定なので、大阪弁を練習して撮影に挑みました。それで自然体で演じられたのはよかったです」とコメント。


★最後に

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あっという間にイベントが終盤に差し掛かり、「時間が全然足りない!」と、まだまだ語りたいことがある様子の北川。最後に「関西出身の母親が頑張る役を演じましたので、今日こうして関西に帰ってこられて嬉しかったです。皆さんにもお花で出迎えていただき、感動しました。監督とキャストが一丸となって魂をぶつけあって作った映画です。明日から周りにいる人との時間を大切にしようと思ったり、 温かい気持ちになれたりすると思います。もし面白いと思っていただけたら、是非広めてください」と締め、終始アットホームな雰囲気のイベントは、大盛況の内に幕を閉じた。
 


【ストーリー】

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借金取りに追われ、二人の子供を抱えて東京へ逃げてきた夏希(北川景子)は、昼夜問わず働きながらも、明日食べるものにさえ困る生活を送っていた。ある日、夜の街で偶然ドラッグの密売現場に遭遇し、子供たちのために止むに止まれず自らもドラッグの売人になることを決意する。そんな夏希の前に現れたのは、孤独を抱える格闘家・多摩恵(森田望智)。夜の街のルールを何も知らない夏希を見かね、「守ってやるよ」とボディーガード役を買って出る。タッグを組み、夜の街でドラッグを売り捌いていく二人。ところがある女子大生の死をきっかけに、二人の運命は思わぬ方向へと狂い出す――


出演:北川景子、森田望智、佐久間大介、渋谷龍太、渋川清彦、池内博之、田中麗奈、三石研 他
原案・脚本・監督:内田英治 
撮影:山田弘樹、
音楽:小林洋平 
エンディングテーマ:角野隼斗Spring Lullaby(Sony Classical International)
配給:松竹
©2025「ナイトフラワー」製作委員会
(2025年 日本 2時間4分 PG-12)
公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/nightflower/

2025年11月28日(金)~大阪ステーションシティシネマで、なんばパークスシネマ、MOVIX堺、T・ジョイ京都、MOVIX京都、kino cinema 神戸国際、109シネマズHAT神戸、MOVIXあまがさき、TOHOシネマズ西宮OS 他全国公開!


(河田 真喜子)

 

 
 



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tomas2025-pos.jpg今年、イギリスで最初の絵本が出版されてから80周年を迎えた「きかんしゃトーマス」の初のクリスマス映画となる 『映画 きかんしゃトーマス サンタをさがせ!パーシーのクリスマス急行』が12月12日(金)に公開となります。 今回声のゲスト出演を務めるのは、2016年『映画きかんしゃトーマス 探せ!! 謎の海賊船と失われた宝物』で紫色のタンク機関車ライアン役から9年ぶりの出演となる、アーティスト、タレントとしてマルチに活躍するDAIGOさん! 映画トーマスにサンタクロース役で帰ってきました!さらに“サンタへ手紙を書いた女の子役”を務めるのは、今作で 人生初のアフレコに挑戦した倉田瑛茉さん!ドラマ「西園寺さんは家事をしない」や「あなたを奪ったその日から」の 天才的な演技が話題となり、映画やCMに引っ張りだこの人気子役です。

少女の願いのこもった手紙をサンタさんに届けようと頑張る、トーマスたちの熱い気持ちがクリスマスの魔法を呼び起こす、最高にハッピーなクリスマス・ムービーが誕生しました!


この度、11月19日(水)にDAIGOさん、倉田瑛茉さんが登壇する完成披露上映会を開催いたしました。 DAIGOさんはこの日のための特注のサンタクロースの衣装、瑛茉さんも特注のトナカイ頭の衣装で登場!一足先 にクリスマス・ムードに包まれながら、きかんしゃトーマスの世界の一員となった感想や、アフレコでのエピソード、さらにとっておきのクリスマスの思い出など、存分に語っていただきました。
 


■日時:11 月 19 日(水)
■会場:新宿ピカデリー
■登壇者(敬称略):DAIGO、倉田瑛茉



tomas2025-11.19-daigo-1.JPG衣装のポイントを聞かれて「ロック風」と答えた DAIGO は、「(自分の)クリスマスにこの衣装、借りたいです!」 とすっかり気にいった様子。トナカイ姿の瑛茉ちゃんから「かっこい い!」と言われて笑顔満面の DAIGO。瑛茉ちゃんもちょっぴり照れた様子でしたが、なぜか二人で手を振り合っていました。


9 年ぶりの『映画きかんしゃトーマス』への出演について、「9 年前は子どもたちもいなかったので」としながら「今は 2 人いて。下の 子は 1 歳 10 ヶ月で、まさに車、電車の大ブームが起こっているところで、すごくいいタイミングした」とニッコリ。続けて「息子は案の定、トーマスがめちゃくちゃバズっている状態なので、すごくうれしいです。サイコーです」とご機嫌の DAIGO は、「映画館で一 緒に観たいです!」とパパの顔を見せながらウキウキとしていました。


tomas2025-11.19-kurata-1.JPG本作で生まれて初めてのアフレコに挑戦した瑛茉ちゃん。アフレコの感想を問われ、「楽しかったけれど、ライアンの口に合わせるのが難しかったです」と振り返った瑛茉ちゃんに、DAIGO は「OYU。俺よりうまい!すごく上手でした」と大絶賛しました。


サンタクロース役で大変だったことを訊かれると、「サンタさんの口癖が『ホッホッホー』と言うんですけれど、それがやたらあるんです(笑)小さめから大きめまでいろいろなバージョンの『ホッホ』があって…」とサンタクロースの口癖を再現しながら説明し ました。「僕は人生で『ホッホッホー』って言ったことがなくてね(笑)でもやってみたら楽しくなりました。 子どもたちも真似しやすいし、映画を観た後はみんな絶対『ホッホッホー』が口癖になると思います」とキッパリ。さらに「今年はもう間に合わないけれど、来年の流行語大賞を狙います!」宣言も飛び出しました。 DAIGO の「ホッホッホー」については瑛茉ちゃんからも「カッコよかった!」と2度目の「カッコいい」が送られ、「嬉しいなあ」とよろこび手を振る DAIGO に瑛茉ちゃんが振り返すなど、再びステージはほっこりムードに包まれました。


tomas2025-11.19-daigo-2.JPG完成した映画の感想は「OKT」と答えた DAIGO。「大人も子どもも楽しめます」と解説した DAIGO は、「トーマスやパーシーたちが、一つの目的のために手を取り合って頑張る姿が描かれています。仲間の大切さを教えてくれる映画です。大人には忘れかけていた何かを思い出させてくれる、素晴らしいエンターテインメント作品です。全世代が楽しめる作品になっています」と映画の魅力を丁寧に伝えました。続けて「47 歳にもなると、自分の可能性に蓋をしている部分もあります。人生の大切なこともほとんど 忘れてしまっていて…」と笑わせた DAIGO でしたが、「トーマスたちが夢に向かって頑張っていく姿を見て、僕も限界を超えてもっ とさらに頑張っていけるように、いろいろとチャレンジしていきたいなと思わせてくれました」と、作品から受け取ったものについて語っていました。


映画の感想を訊かれ長考の末「おもしろかった!」と一言答えた瑛茉ちゃんに対し、「十分ですよね」としみじみの DAIGO は、 「一番伝わる感想ですよ。僕もためて言うほうだけど、それを上回る瑛茉ちゃんに惹きつけられます」と瑛茉ちゃんの魅力を語りました。言葉数は少なめですが、DAIGO がコメントしている間も、会場の声援に応えながら手を振るなど、“ファンサ”もしっかりできていることについても感心していました。さらに「瑛茉ちゃんは妻(北川景子)ともドラマで共演していて、僕とも共演。縁を感じ ます」と目を細めながら、「とてもしっかりしていて、5 歳とは思えません。学年で言うと“41 個下”だけど、僕の 5 歳の時とは全然 違う。さっきも楽屋で『おじさんは何歳に見える?』って訊いたら『45 歳!』って 2 個若く言ってくれました。この微妙な答えがうれしかったです」と、絶妙な受け答えで心をくすぐられたと語っていました。


tomas2025-11.19-kurata-2.JPG好きなキャラクターについて語るコーナーでは「パーシー推し!」と笑顔の DAIGO。好きな理由は「黄緑色。僕がすごく好きな色。今回の映画はパーシーが頑張っています。その姿に心打たれます。今朝、息子にも『トーマスで誰が好き?』と訊いたら、パ ーシーって言っていて。親子だなぁって思いました」とニコニコの DAIGO。観客にもパーシー好きが多いことが判明すると、「一緒だ ね!」と言いながらうれしそうに手を振っていました。瑛茉ちゃんは好きなキャラクターはの質問に「カナ。速いところが好き」と答え、「色もかわいいよね?」と DAIGO が畳みかけると?と首を傾ける反応に「速いからだよね。色じゃなかった・・(笑)」と DAIGO が苦笑いする場面もありました。


改めて、きかんしゃトーマスの魅力を訊かれた DAIGO は「KAS。顔があってしゃべるところ。当たり前だけど…」と前置きしつつ「その発想が素晴らしい。きかんしゃ同士が話せたらこんな感じかなと楽しさを感じさせてくれる世界観がいい。あとはやっぱり、元気を与えてくれるところが魅力です。今回の映画もきかんしゃたちが大活躍しますし、クリスマス気分がめちゃくちゃ味わえますし、歌もあります。エンターテインメントの要素がたっぷりと詰め込まれています」とアピールしました。上映時間が 63 分であることにも触れた DAIGO は、「子どもたちがちょうど集中できる時間。僕も集中力がなくなってきたので(笑)集中したまま見終われるのもいいですよね」と映画のおすすめポイントを次々と挙げていました。


映画では素敵なクリスマス・イブの一日が描かれます。理想のクリスマスについて訊かれた DAIGO は「クリスマスは毎年家族と過ごします。ケーキを買ってチキンを予約して取りに行きます。今年もちゃんと予約できるように。DAI 語で言うと“KFC”。DAI 語で 言わなくても“KFC”だけど…」と笑いながら、「当日に行っても1本も売っていないので、しっかり予約しようと思います。この後、 行くかもしれません。無事にケーキとチキンを予約できるかが、素敵なクリスマスを過ごす大切な要素です」と回答しました。瑛茉 ちゃんの理想のクリスマスは「大きなクリスマスツリーを飾りたいです」と笑顔で答えていました。


tomas2025-11.19-550-2.JPG「サンタさんにクリスマスプレゼントをお願いするなら?」との質問に DAIGO は「僕、もらえますかね…」と苦笑しながらも、「もしもらえるなら、ジャパンカップの当たる予想」と大人のリアルな回答で笑わせ、「クリスマスの後なら、有馬記念かな? 当たる予想をお願いしたいです」とニコニコ。瑛茉ちゃんが「大きなクマさんのお人形が欲しいです」と答えると、DAIGO さんは「サンタさん!お願いします!」と瑛茉ちゃんのお願いが通じるように大きな声で会場に呼びかけていました。トークの最後は DAIGOさんと瑛茉ちゃんの二人で一緒に“ウィッシュ”ポーズをキメて締めくくりました。



 【作品情報】

原作:「汽車のえほん」ウィルバート・オードリー
監督:キャンベル・ブライヤー 脚本:リック・サヴァル
声の出演:田中美海、越乃 奏、大久保瑠美、古賀英里奈、山藤桃子 山下七海、土師亜文、竹内恵美子、伊東健人、神尾晋一郎、岡本幸輔
2024 年/アメリカ・カナダ/63 分/ヴィスタ/カラー/5.1ch/日本語
原題:Thomas & Friends The Christmas Letter Express
提供:ソニー・クリエイティブプロダクツ
配給:東京テアトル 配給協力:イオンエンターテイメント
公式サイト:https://movie2025xmas.thomasandfriends.jp/

2025 年 12 月 12 日(金) ~全国ロードショー!


 

(オフィシャル・レポートより)

 
 


hoshitsuki-11.18-550.JPG(左から、荒井晴彦監督、咲耶、綾野剛、田中麗奈


日本映画界を代表する脚本家・荒井晴彦が監督を務めた、綾野 剛主演最新作の映画『星と月は天の穴』が、12月19日(金)よりテアトル新宿他にて全国ロードショーいたします。
 

脚本・監督 荒井晴彦 × 主演 綾野 剛が織りなす日本映画の真髄


hoshitsuki-pos.jpg『Wの悲劇』(84)、『リボルバー』(88)、『大鹿村騒動記』(11)、『ヴァイブレータ』(03)、『共喰い』(13)でキネマ旬報脚本賞に5度輝いた(橋本学と並んで最多受賞)、⽇本を代表する脚本家・荒井晴彦。『身も心も』(97)をはじめ、『⽕⼝のふたり』(19)、『花腐し』(23)など、⾃ら監督を務めた作品では⼈間の本能たる〝愛と性〟を描き、観る者の情動を掻き⽴ててきた。最新作『星と月は天の穴』は、長年の念願だった吉行淳之介による芸術選奨文部大臣受賞作品を映画化。過去の離婚経験から女を愛することを恐れる一方、愛されたい願望をこじらせる40代小説家の日常を、エロティシズムとペーソスを織り交ぜながら綴っている。


主人公の矢添克二を演じるのは、荒井と『花腐し』(23)でもタッグを組んだ俳優 綾野 剛。これまでに見せたことのない枯れかけた男の色気を発露、過去のトラウマから、女性を愛すること、愛されることを恐れながらも求めてしまう、心と体の矛盾に揺れる滑稽で切ない唯一無二のキャラクターを生み出した。矢添と出会う大学生・紀子を演じるのは、新星 咲耶。女性を拒む矢添の心に無邪気に足を踏み入れる。矢添のなじみの娼婦・千枝子を演じるのは、田中麗奈。綾野演じる矢添との駆け引きは絶妙、女優としての新境地を切り開く。さらには、柄本佑、岬あかり、MINAMO、 宮下順子らが脇を固め、本作ならではの世界観を創り上げている。


11月18日(火)テアトル新宿にて本作の完成披露上映会が行われ、主演の綾野剛のほか、咲耶、田中麗奈、荒井晴彦監督が登壇し舞台挨拶を行いました。
 


◆日時 11月 18日(火) 19:00-19:30 ※上映前舞台挨拶

◆場所:テアトル新宿〒160-0022 東京都新宿区新宿 3-14-20 新宿テアトルビル B1F)

◆登壇者(敬称略):綾野剛、咲耶、田中麗奈、荒井晴彦監督



hoshitsuki-11.18-ayano.JPG『花腐し』に続き、2度目の荒井組参加となった綾野は、お披露目の日を迎え「率直に今日という日を迎えられて嬉しいです。映画はいろんな見方があると思いますが、この作品は“目で見る”というより、“耳で見る映画”であり“読む映画”とも言えると感じています。“珍味”な作品だと思うので、ぜひ味わって見てほしいです。僕自身、試写で見た時に、現場では感じられなかった味わいをたくさん感じました。咲耶、田中麗奈、岬(あかり)が演じられた3人の女性の在り方がとても豊かで、いまの時代にこの作品が出ていく理由というところで、『強いメッセージを込めた』というよりは、言葉の美しさや滑稽さ――小説家であり、言葉を生業にしている矢添という男から放たれる言葉がどこかおかしく、ある種、いまの時代でいうところの“化石男”と言える男なので、そういう部分を楽しんでいただけたらと思います」と本作への思いを静かに、しかし熱く語る。

 

吉行淳之介の私小説的とも言われる小説を映画化した荒井監督は、この原作に惹かれた理由を尋ねられると「言いづらいな…」と苦笑を浮かべて口ごもる。すかさず、綾野が“通訳”として荒井監督の隣に立ち、舞台上で内緒話をする一幕に会場からも温かい笑いが起きる。話を聞いた上で監督の心情を代弁したところによると、荒井監督が共感を抱いたポイントとして「とあるシーンで、なかなか“本領発揮”できない瞬間があって、『どうしようか…?』と悩んだ末に、あるものを見つけて、なぜか本領を発揮できる気がしてきた」(綾野)とわかるような、わからないような…(?)説明を行ない、会場はさらに笑いに包まれた。


ちなみに、荒井監督によると、撮影現場でも綾野は、直接的な言葉を使わない荒井監督とキャスト陣の間に立って、潤滑油のような機能を果たしてくれていたとのことで、荒井監督が綾野に全幅の信頼を置いている様子が伝わってきていた。


hoshitsuki-11.18-sakuya.JPG綾野演じる矢添が出会う大学生・瀬川紀子を演じた咲耶は、これが人生初の舞台挨拶。そのことを告げると会場からは温かい拍手がわき起こる。オーディションで紀子役を手にした咲耶は、合格の知らせを聞いた瞬間について「夢のような心地でした」とふり返り「この作品のオーディションを受けませんか? というお話をいただいて、企画書と準備稿と原作をすべて読んで『絶対にこの作品で紀子役を勝ちとりたい!』という思いが強くわいてきました。本当に私の漠然としていた理想が、こんなに早く奇跡的なタイミングで実現していて、『掴むしかない!』と思って精一杯頑張りました。(知らせを聞いて)本当にフワフワしてしばらく現実感がわきませんでした」と明かす。ちなみに、この人生初の舞台挨拶に立っての心境についても「ちょっとまだよくわからないです…(笑)」と緊張気味に笑みを浮かべていた。ちなみに、荒井監督は、オーディションに突如、現われた咲耶の豊かな才能を目の当たりにして「(世間に発見されることなく)いままでどこにいたの?」という言葉を放ったとか。


hoshitsuki-11.18-tanaka.JPG矢添の馴染みの娼婦の千枝子を演じた田中は、これまで荒井監督が脚本を執筆した作品への出演は複数回あったものの、監督作品は今回が初めて。荒井組への参加に「すごく嬉しかったです。荒井組は入りたいと思っていたので念願かなってお声がけをいただき、驚きましたが嬉しかったです。緊張していたけど剛くんが荒井組の先輩なので『付いて行こう』と思って現場に入りました」と語り、実際に現場でも綾野を頼りにしていたという。


荒井監督は、物語の時代設定を1969年という昭和の激動の時期にした理由について、タイトルに“月”が入っている点に触れ「69年のアポロ(※アポロ11号の月面着陸)を入れたかったし、自分の人生でもいろいろと“致命傷”を負った時期だった」と説明する。


咲耶は、映画の中の印象的なシーンについて尋ねられると「私が一番好きなフレーズがあって『隠されたものが現れた時にひとつのものが終わるのさ。そして、また新しいことが始まるんだ』というセリフで、この言葉は今回の映画に登場する全員に当てはまる言葉で、矢添さんがその言葉を発するシーンが好きなシーンのひとつです」と明かす。


一方、田中は「最後のエンドロールが好きです。咲耶ちゃんが、“あること”をされていて、その現場に立ち会えたのですが、魅力が満載で、この年齢でしか出せない色気と無邪気さ、少女っぽさ――女の子と女性を往き来している姿が目に焼き付いています」と絶賛。


hoshitsuki-11.18-2shot.JPGちなみに劇中、田中演じる千枝子がタバコを吸いながらペディキュアを塗るシーンが出てくるが、タバコを吸うというのは現場での綾野のアイディアとのこと。荒井監督は、綾野を指して「監督はあっちですから(笑)」と冗談交じりに語り、綾野は慌てて「違います(苦笑)!」と否定していたが、このシーンについて「助監督さんと共に監督の話を聞いて『たぶん、こういうことを言ってるよね?』という話をしていたんですが、その時、ペディキュアを塗っているだけだけど、それがとても美しくて、(千枝子は)喫煙する設定なので、白黒の作品でもあるし、煙の “揺らぎ”があれば感情を伝わってくるんじゃないか? ということで、『タバコを持っていただくのはどうですか?』という話をしましたが、あくまでも荒井さんから出てきたものを助監督さんと一緒に考えたという感じです」と謙遜しつつ説明。このシーンに関して、当の田中も「気に入っています!」と笑みを見せていた。


hoshitsuki-11.18-ayano2.JPG舞台挨拶の最後に荒井監督はこれから映画を見る観客に向けて「見て、面白かったら宣伝してください。じゃないと、次回作が撮れなくなるんでね」と早くも次回作への意欲を口にし「年も年で、もうすぐ80だし。山田洋次に負けたくないし(笑)」と語り、会場は笑いに包まれる。


綾野は「本当に登場人物たちが魅力的で、矢添以上に咲耶さんや田中麗奈さんが演じられた女性たちに魅力が詰まっているなと思います。その中でグズグズしている矢添というひとが、どのように言葉に向き合うか? その美しさの中にある滑稽さみたいなものも、彼の持ち味なので、『はいはい』『まあまあ』と思いながら(笑)、受け止めて、てのひらで転がしてやってください。そうするとこの作品は育っていくと思います」と呼びかけ、温かい拍手の中で舞台挨拶は幕を閉じた。
 


【STORY】 

いつの時代も、男は愛をこじらせる――

小説家の矢添(綾野 剛)は、妻に逃げられて以来10年、独身のまま40代を迎えていた。離婚によって心に空いた穴を埋めるように 娼婦・千枝子(田中麗奈)と時折り軀を交え、妻に捨てられた傷を引きずりながらやり過ごす日々を送っていた。そして彼には恋愛に尻込みするもう一つの理由があった。それは、誰にも知られたくない自身の“秘密”にコンプレックスを抱えていることだ。そんな矢添は、自身が執筆する恋愛小説の主人公に自分自身を投影することで「精神的な愛の可能性」を探求していた。ところがある日、画廊で運命的に出会った大学生の瀬川紀子(咲耶)と彼女の粗相をきっかけに奇妙な情事へと至り、矢添の日常と心が揺れ始める。

 

出演:綾野 剛 
   咲耶 岬あかり 吉岡睦雄 MINAMO 原一男 / 柄本佑 / 宮下順子  田中麗奈
脚本・監督 荒井晴彦  
原作 吉行淳之介「星と月は天の穴」(講談社文芸文庫)
エグゼクティブプロデューサー:小西啓介 
撮影:川上皓市 新家子美穂 照明:川井稔 
音楽:下田逸郎 主題歌:松井文「いちどだけ」他 
製作・配給:ハピネットファントム・スタジオ 
制作プロダクション:キリシマ一九四五 制作協力:メディアミックス・ジャパン 
レイティング:R18+
©2025「星と月は天の穴」製作委員会 上映尺:122
公式サイト:https://happinet-phantom.com/hoshitsuki_film/

2025年12月19日(金)~テアトル新宿ほか全国ロードショー
 


(オフィシャル・レポートより)

 
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