「YMO」と一致するもの

2025年トム、ブラピに続き、、ディカプリオ緊急来日!?

前田敦子 キンタロー。登壇

先が読めない新感覚のストーリー!(キンタロー。)

この作品のディカプリオが一番好き(前田敦子)

“キンタロー。ディカプリオ”が新ネタ披露でオスカー像をフライングゲット!?

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笑撃×衝撃!“キンタロー。ディカプリオ”降臨イベント

映画愛全開の前田敦子と、キンタロー。が贈る、

前代未聞の公開前イベント開催!


OBAA-Pos.jpgこの度、日本公開まで2週間を切った9月22日(月)に、『ワン・バトル・アフター・アナザー』の公開直前イベントが開催された。本国でのワールドプレミア初披露の後、いち早く観た批評家たちから、「今年ベスト」「オスカー®大本命!」「とにかく笑えて、最後は泣ける」など絶賛の声が溢れ、スピルバーグはすでに3度鑑賞し「なんてクレイジーな映画だ!すべてが最高。」と絶賛している。辛口で知られる批評家サイト「ロッテン・トマト」では98%のハイスコアをマーク(※9月18日時点)アメリカでの大ヒット、そして“アカデミー賞®本命”と名高い注目作として俄然注目を集めている。


イベントには、熱烈な映画ファンとして知られ、自らも数々の映画に出演してきた俳優・前田敦子、そして数々のハリウッドスターのものまねを披露してきた芸人・キンタロー。が登壇。


2025年はトム・クルーズ、そして緊急来日したブラッド・ピットに続いて、ディカプリオも!?と注目が集まる中、予測不能の展開へ。今回、キンタロー。は“キンタロー。ディカプリオ”として登場し、まさかの“オスカーのような像をフライングゲット”な新ネタを披露!会場は“笑い”と“緊張”の渦に包まれた!前田は「ベニチオ・デル・トロが最高!センセイがいると安心する、ビッグ・ファーザー感がすごいです」と、映画ファン目線で作品の見所ポイントをコメントした。
 


■日時:9月22日(月)10:30~11:00

■会場:ワーナー・ブラザース映画 内幸町試写室(東京都港区西新橋1丁目2−9 日比谷セントラルビル)

■登壇ゲスト:前田敦子(俳優)、キンタロー。(芸人)

■司会:荘口 彰久



OBAA-9.22-前田敦子.JPG司会者からの作品紹介の後、熱烈な映画ファンとして知られる俳優の前田敦子が登場し、「この作品、見ている間ずっと心の中で拍手をしながら楽しませていただきました、今日はどうぞ宜しくお願いします。」と挨拶。『ワン・バトル・アフター・アナザー』を観たばかりだという前田は、「めちゃくちゃ面白かったです!スタートダッシュから物凄いものが始まるなと思ったのですが、途中から違う映画を見ているようで展開が全く読めない!ディカプリオの作品は『ロミオ+ジュリエット』から始まり『タイタニック』などたくさん観ています。皆彼に恋をするじゃないですか。でも私この作品が一番好きかもしれないです。愛くるしいダメなお父さん。彼がこんなにお父さん役が合うんだなと。難しい年ごろの娘がいるのですが、彼女を愛していることが全面に出ていて、素敵すぎてびっくりしました。」と語った。

ディカプリオの娘、ウィラが劇中来ている衣装をイメージさせるレザージャケットを身にまとった前田はレオナルド・ディカプリオ演じるボブの「娘役のチェイス・インフィニティも母親に似て芯の強い役を演じていて、数々の名優の前で堂々とお芝居されている彼女がすごかったです。彼女は最初、顔のアップから登場するんですよね、そこから一瞬で持っていかれました。長尺の映画ですが一瞬で見終わってしまいます。」とトークが止まらない様子。スピルバーグを始め、全米のメディアからも絶賛されていることを受けて、「批評家の皆さんと全く同じ気持ちです。アカデミー賞、絶対たくさんとれますよね。そんな予感しかないです!」とコメントした。


OBAA-9.22-キンタロー。ディカプリオ登場.JPG「2025年はトム・クルーズ、ブラッド・ピット、ハリウッド大物スターが来日ましたが、本日はなんとあの方が緊急来日して駆けつけてくれました!そうなんです!早速お呼びしましょう!どうぞお入りください!」、司会者の熱烈コールで登場したのは、なんと、レオナルド・ディカプリオに扮したキンタロー。場内がどよめく中、世界初披露となる“レオ様のモノマネ”を披露した。「(ディカプリオものまねで)ディカプリオです。今日は急いでcame from だから、8等身置き忘れた。これは2等身の残像です。イエス、イエス。(前田を見て)OMG this is my Kamisama. Flying Get no Kamisama. I want you Aitakatta.きらいにならないでください。 Im big fan of her. 彼女なしではメシ食えない。東京にもいない。すべては彼女から始まった。足向けて眠れない。命の恩人!!」と会場の笑いをとる。


OBAA-9.22-キンタロー。.JPG世界初披露の“レオ様のモノマネ”は、「すごいですよ!ちゃんと似てる!!」とコメントした前田。映画の感想についてキンタロー。は、「私も娘がいるので、親として子供がいなくなるというのはもう顔面蒼白ですよね。いつもかっこいいイメージのあるディカプリオがドタバタして、革命の世界からは退いていたのに娘のために強い意志でカッコよさをより戻していくパパ。イクメンのシーンもあり素敵だなと思いました。」と熱いトーク。


早くも2026年のアカデミー最有力候補作と評価される『ワン・バトル・アフター・アナザー』にちなんで、「数々のハリウッドスターのモノマネを披露してきたキンタロー。さんです、前田さん、凄い迫力でしたね!いかがでしょうか?“キンタロー。ディカプリオ”さんにオスカー像をフライングゲットとなりますか?」というかけ声で、前田をプレゼンターとするオスカー像の授与式が行われた。

笑いと緊張のセレモニーの後は、キンタロー。を交えての映画トークタイムとなった。

 

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●他キャスト陣の魅力について

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・ショーン・ペンについて

キンタロー。:最初のシーンから激しかったですね!!

前田:すごく楽しそうに演じられてましたね。

キンタロー。:怒りで感情が揺さぶられたときに表情を変える演技がすごかった!

 

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・デル・トロについて

前田:センセイがいると安心するんですよね。ビッグ・ファーザー感が最高!

キンタロー。:ピンチの時でも落ち着いているところがすごい!
 

・お気に入りのシーンを教えてください。

前田:ディカプリオが暗証番号が思い出せなくてパニックになるところ。コメディのイメージがなかったのですが本当に面白かった!

キンタロー。:私、映画を見るときは俳優さんのタバコの吸い方に注目するんです。今回、ディカプリオがタバコをグーで握って吸っていたんですよ!グーで!すごく気になりました!
 

●何かに追われた、追い詰められたエピソード

前田:これは役者あるあるなのですが、舞台をやっていると全て飛ぶ夢をみるんです。夢の中で本番なのに一個もセリフがわからなかったり、稽古していない状態で本番が来たりとか。実際にそれが起きたことはないのですがそんな夢を絶対に見ます。頭が真っ白になって飛び起きたりしますね

キンタロー。:私はネタが飛んだときは変顔でごまかしたりします笑。

以前、お笑いのネタも出さないといけない中で急に社交ダンスを踊るように言われて、家事もしなければいけないのに子供が風邪をひいてしまって…。そんな中で、新橋にいた夫が急に体調を崩し顔面蒼白で転倒し足を骨折してしまったんです。大変な時なのに骨折のせいで手伝いもしてもらえず使い物にならない。あれはもう家族全員が追い詰められました…!


最後にこれから映画をご覧になる方へのメッセージを求められた前田は、「公開したらぜひすぐに映画館で観てください。大きいスクリーンで観てほしいです。私はマネージャーと2人だけで観たのですが、ほかのお客さんの笑い声がある中で観たかったなと思っています。絶対に観てください!笑いながら見たら楽しいですよ!」、キンタロー。は「『ワン・バトゥー・アフター・ナダー!』ディカプリオの新しい魅力!監督ファンも見どころ盛りだくさん!アカデミー賞俳優3人、監督は3大映画祭制覇!先が読めない新感覚のストーリー!日々の刺激が欲しいかたは、this movie! Check it out! You must be FLYING GET!」とメッセージを贈って、イベントは終了となった。

 

次から次へと襲いかかる刺客たち。ディカプリオが元革命家、

娘を溺愛する冴えない男“ボブ”で新境地!

主演にディカプリオを迎えたポール・トーマス・アンターソン監督史上最大スケールで放たれる超大作『ワン・バトル・アフター・アナザー』は、映画史に新たな革命を起こす、息をもつかせぬ怒濤のチェイスバトル。

最愛の娘平凡ながらも冴えない日々を過ごす元革命家のボブ(レオナルド・ディカプリオ)。突然、最愛の娘(チェイス・インフィニティ)がさらわれ、生活が一変する。異常な執着心でボブを追い詰める変態軍人“ロックジョー”(ショーン・ペン)。次から次へと襲いかかる刺客たちとの死闘の中、テンパりながらもボブに革命家時代の闘争心がよみがえっていく。ボブのピンチに現れる“センセイ”(デル・トロ)の手を借りて、元革命家として逃げ続けた生活を捨て、戦いに身を投じたボブと娘の運命の先にあるのは、絶望か、希望か、それともー

 

ディカプリオ、ショーン・ペン、ベニチオ・デル・トロ!!! オスカー®受賞3大俳優が繰り広げる演技のアンサンブル!!!

本作は逃走劇のフリをした闘争劇。天才PTAが練りに練った脚本と唯一無二の演出で魅了する。レオナルド・ディカプリオは、愛する娘の失踪を機にテンパりながら逃走する元革命家で従来のイメージを一新する演技を見せる。かと思えば、マッチョな変態軍人ロックジョーとなったショーン・ペンが一線を越えたブチギレの演技を炸裂させる。そして、なぜかボブのピンチに現れる謎の空手道場のセンセイ役のべニチオ・デル・トロが個性的でユーモラスな演技をぶちかます。オスカー®受賞3大俳優が繰り広げる演技のアンサンブルは本作の大きな見所となっている。

 

3人のオスカー®俳優たちが従来のイメージを更新する“抱腹絶倒”の演技バトルで度肝を抜く『ワン・バトル・アフター・アナザー』

そのタイトルの通り、次から次へと繰り広げられる怒濤のチェイスバトル、その先に待ち受けるボブと娘の運命とは―?

レオナルド・ディカプリオ主演最新作『ワン・バトル・アフター・アナザー』は、10月3日(金)~全国ロードショー!


『ワン・バトル・アフター・アナザー』

- STORY -

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最愛の娘と平凡ながらも冴えない日々を過ごす元革命家のボブ(ディカプリオ)。突然、娘がさらわれ、生活が一変する。
異常な執着心でボブを追い詰める変態軍人“ロックジョー”(ペン)。次から次へと襲いかかる刺客たちとの死闘の中、テンパりながらもボブに革命家時代の闘争心がよみがえっていく。

ボブのピンチに現れる謎の空手道場の“センセイ”(デル・トロ)の手を借りて、元革命家として逃げ続けた生活を捨て、戦いに身を投じたボブと娘の運命の先にあるのは、絶望か、希望か、それともー


【監督/脚本】 ポール・トーマス・アンダーソン 
【撮影】 マイケル・バウマン、ポール・トーマス・アンダーソン 
【衣装】 コリーン・アトウッド 
【音楽】 ジョニー・グリーンウッド
【出演】 レオナルド・ディカプリオ、ショーン・ペン、ベニチオ・デル・トロ、レジーナ・ホール、テヤナ・テイラー、チェイス・インフィニティ
【配給】ワーナー・ブラザース映画 
【コピーライト】© 2025 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.
               ©David Jon
【公式サイト】 https://wwws.warnerbros.co.jp/onebattlemovie/index.html
       #映画ワンバトル

2025年10月3日(金)~全国公開


(オフィシャル・レポートより)

 


oioui-9.21-550.JPG(左から、大谷亮平、髙橋海人、長澤まさみ、永瀬正敏、大森立嗣監督)


日程:9月21日(火)12:30~13:10

場所:TOHOシネマズ新宿

登壇者:長澤まさみ、永瀬正敏、髙橋海人、大谷亮平、大森立嗣監督(敬称略)



oioui-9.21-nagasawa-1.JPG映画『おーい、応為』(10月17日公開/東京テアトル・ヨアケ共同配給)の完成披露上映会が9月21日(日)、TOHOシネマズ新宿で行われ、主演の長澤まさみ、共演の永瀬正敏、髙橋海人(King & Prince)、大谷亮平、そして監督・脚本を務めた大森立嗣が登壇した。満員御礼の会場に大きな拍手が響く中、キャストと監督が登場し、それぞれ挨拶。

 
主人公で天才絵師・葛飾北斎の娘、応為(お栄)を演じた長澤は「応為を演じたあの時間がとても大切な思い出になったので、今日はその気持ちを込めて応為っぽい着物で来ました。少しの時間ですが楽しい時間を過ごせたら」と挨拶。MCから髪型も応為っぽいと褒められ、照れながら笑顔を見せた。


応為の父であり、破天荒な天才絵師・葛飾北斎を演じた永瀬は「やっと皆さんに観ていただけます。北斎として生きた日々は自分にとってかけがえのない時間でした」としみじみ語った。

 

oioui-9.21-takahashi-1.JPG北斎の門下生で、応為と兄弟のように絵を描き合う善次郎(渓斎英泉)を演じた髙橋は「京都での撮影から2年ぶりにこのメンバーと顔を合わせて身が引き締まります。さっき出番前に監督から“ちゃんとボケてね”と言われたんですけど、ボケられる空気を作れるか不安ですが(笑)、善次郎らしく楽しみたいです」と笑いを誘った。

 
応為が淡い恋心を寄せる初五郎(魚屋北渓)役の大谷は「つい最近本編を観たんですが、とても素敵な作品でした。今日観る皆さんもぜひ楽しんでください」と呼びかけ、会場から温かい拍手が送られた。


初めて時代劇に挑んだ大森監督は「この作品は殺陣のある時代劇ではないので、俳優たちをひたすら素直に見つめるつもりで撮影を進めました。緊張もありますが、とても前向きで楽しい映画になったと思います」と作品への手応えを明かした。


――撮影を終えての今の気持ちを問われ

長澤が「一昨年の秋に撮影したのですがあっという間に時間が経ち、もう皆さんのもとに届くんだなと少し寂しい気持ちもあります。親子の日常を覗き見するような映画になったので、世界観に没入してもらえたら嬉しいです」とコメント。応為については「200年前の女性とは思えないほど肝が据わっていて自由。私自身もやりたいことに向かう心意気を学びました」と語った。

大森監督も「長澤さんの生き様がそのまま応為に乗っかっているようで、彼女を肯定することで映画が生きてくる気がした」と絶賛した。

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永瀬は「これまでの作品は“画狂老人”としての北斎像に比重があるものが多かったと思います。今回大森監督がやろうとされたのは“人間・北斎”であって、応為との人間としての関係性だと感じました」とコメント。「だからこそ、どう人間として、どう親子として生きたかを出していくかが大切だった」と語り、北斎像へのアプローチを振り返った。

大谷は「お栄さんとの2ショットの真っ暗なシーンで沼に落ちたんですよね」とおどけたエピソードも。「この作品の中では勝気なお栄さんなので珍しい表情を隣で拝見できて役得だなと思いました」とコメントし、応為とのシーンの裏話を披露して会場を沸かせた。

髙橋は、念願の時代劇出演について「現代じゃない時代の作品に出ることが夢だったので、自分が絵が好きということもあり、絵にゆかりのある方の作品に出ることができて嬉しかったです」とにっこり。さらに「キャスティングの名前を拝見した時に錚々たる方々が並んでいて、“怖いな、大丈夫か俺は”と思いましたが、せっかく出演させていただくなら、自分は戦に出る気持ちで、不安に気づかれないように少ない経験を全部背負って京都に向かおうと思いました」と率直に明かすと、長澤が「そんなふうに思ってたんですか!」と驚き、会場は笑いに包まれた。


oioui-9.21-500-2.JPG――長澤との共演について?

髙橋は「応為という役の奥に長澤さん自身の力強さや色気が滲み出ている気がしました。お芝居って誰かに憑依するものだと思っていたけど、その人の人生がにじむ瞬間が一番素晴らしいんだと気づかせてもらった。この映画にはそういう瞬間がたくさんあって、一観客として楽しめました」と語った。

続けて永瀬も「撮影初日が出戻りのシーンだったんですけど、長澤さんが“帰ったぞ”と一言発した瞬間に北斎像が決まった気がしました。僕が考えていた北斎像よりもさらに高いレベルに引き上げてもらった感覚があって、今回は北斎を作ってくださった方のひとりは確実に長澤さんだと思います」と感謝を述べた。これに長澤が思わず「いやもう恐縮です。皆さまのおかげで応為が演じられたと思っています」と謙遜し、「現場ではそれぞれが役への思いを力強く注いでいたからこそ、キャラクターたちの血が通ったように生きて見えた。映画はやっぱりみんなで作るものだと日々感じていました」と撮影を振り返った。


oioui-9.21-500-1.JPG――主要キャスト3人が吹き替えなしで挑んだ絵を描くシーンについて?

長澤は「初めての持ち方で練習が大変でしたが、稽古部屋にこもってひたすら練習しました。その成果が映像に出ていると思います」と語り、髙橋も「3人で同じ小屋にこもって、一言も話さずにただ描き続ける日々でした」と現場の空気を振り返った。永瀬は「長澤さんと髙橋さんがあまりに上手いから、見て“やばい”と思ってまた練習する…の繰り返しでした。普通の線一本引くのも大変で、波を引くだけでも太くなったり細くなったりしてしまうんです」と語り、さらに「大森組は撮影がとにかく早く終わるので、その分たっぷり練習時間が取れたのもありがたかった」と付け加えた。髙橋は、急きょ追加された絵を描くシーンについて「筆に触れることで善次郎を理解できた気がしました。セリフを言いながら描くのは本当に難しかったです」とコメントした上で、「僕、聖徳太子じゃないので一度にいろんなことができないんです。(笑)だからひたすら練習して、しゃべりながら描くことを何度も繰り返しました」と明かし、会場から笑いが起きた。監督も「絵を描きながら別のセリフを話すワンカットが本当に良かった」と絶賛した。長澤も「現場ではさらっと描いているように見えるかもしれませんが、練習の成果です」とにっこりし、観客からは大きな拍手が送られた。


――北斎が晩年になっても“猫一匹満足に描けない”と言い、常に高みを目指したその探求心にちなんでキャストの“極めたいこと”について?

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長澤は「休日の過ごし方を極めたい。仕事と休息のバランスをもっと上手にとりたい。どうやって自分を安心させてリラックスできるかを探求すれば、仕事でも集中力が高まると思うので」と語り、緩急を意識したいと明かした。

永瀬は「うちの猫を息子だと思っているんですけど、彼の行動や気持ちを極めたい」と笑いを誘い、「こうしてほしいって思ってるんだろうな、というのが裏目に出ることもあるので、もっとちゃんとコミュニケートして気持ちをわかってあげたい」としみじみ。作品に登場する犬のサクラについても「毎朝誰よりも早く挨拶に行っていました。本当に可愛い子で癒やされました」と振り返り、長澤も「抱っこされるのが好きな子で、ずっと抱っこしていました」とほほ笑んだ。

髙橋は「やっぱり長生きしたいなと思っています。毎日お風呂で潜水していて、最高記録は2分。肺活量を鍛えて、老後も元気にやりたいことをたくさんやりたい。北斎が90歳まで生きたように、自分も長生きして楽しい時間を増やしたい」と語った。

大谷は「毎朝食べている納豆の食べ方を極めたい。青ネギとジャコ、いい出汁醤油で150回混ぜるのがマイベストです」と笑いを誘った。大森監督は「今年初めて梅干しを漬けたんです。梅雨明けに何日干すか、とか季節を感じる作業がすごく楽しい。季節感が失われつつある今だからこそ、天候不順に抗ってでも季節を感じ続けることを極めたい」と語り、会場から温かい拍手が送られた。

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イベントの最後に大森監督は「本当に素直に楽しめる作品になったと思います。登場人物たちを見つめていると運が上がりそうな気がして、皆さんにとってお守りのような映画になると思います。見終わったあと心の奥にしまって、大切なものにしていただけたら」と呼びかけた。続いて長澤は「淡々と進んでいく日常の中で、絵師たちの心意気を感じながら進んでいく物語です。どうぞ最後まで楽しんでください」と笑顔で締めくくり、盛大な拍手に包まれながらイベントは幕を閉じた。
 


 


監督・脚本:大森立嗣 
キャスト:長澤まさみ 髙橋海人 大谷亮平 篠井英介 奥野瑛太 寺島しのぶ 永瀬正敏
原作:飯島虚心 『葛飾北斎伝』(岩波文庫刊) 杉浦日向子 『百日紅』(筑摩書房刊)より「木瓜」「野分」
配給:東京テアトル、ヨアケ
©︎2025「おーい、応為」製作委員会 
公式サイト:https://oioui.com
[X] https://x.com/oioui_movie
[Instagram] https://www.instagram.com/oioui.movie
推奨ハッシュタグ:#おーい応為 

2025年10月17日(金)~ TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー


(オフィシャル・レポートより)

 
 
 


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【⽇ 時】2025年9⽉19⽇(⾦)19:30の回上映後

【場所】VS. (⼤阪府⼤阪市北区⼤深町6番86号 グラングリーン⼤阪 うめきた公園 ノースパーク VS.)

【登壇者】⽥中泯(ダンサー・俳優)、進⾏:加美幸伸( FM COCOLO DJ )



Ryuichi Sakamoto_ Diaries-9.19-240-1.JPG11 月28日(金)からの全国公開に先立ち、9月19日(金)に本作で朗読を務めた田中泯登壇の舞台挨拶付特別先行試写会が行われた。会場は現在、坂本龍一の大阪で初となる大規模企画展「sakamotocommon OSAKA 1970/2025/大阪/坂本龍一」を開催中のVS.(グラングリーン大阪うめきた公園ノースパーク VS.)。特別な空間で行われた先行試写会に、本作で朗読を務めた田中泯が登壇。親交の深かった坂本龍一への思いや、ドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto: Diaries』の朗読をする経緯について語った。


上映後の余韻に包まれるなか登壇した田中泯(以下、田中)は、大きな拍手で迎えられるも「色々思い出しちゃってちょっと言葉が出ないですね。さっきまで裏(楽屋)では笑って話してたのに、変だな。」と素直な気持ちを吐露した。

坂本龍一(以下、坂本)が田中の公演を観にくるなどかねてより親交もあり、一緒にお酒を飲むと必ず気がつけば朝になってるような関係だったと話す。 MC・加美から改めて坂本龍一の魅力を尋ねられると、 「コンプレックスというわけじゃないが、ずっと感じ続けているのは、僕が”言葉”にして出してない事を(坂本は)どんどんどんどんやってきたわけです。それは森林保全や原発問題だったり様々ですが、ある時、『泯さん、このままいくと人類みんなおかしくなっちゃいますね』って言うんです。僕が口に出さないでいることをポッと口に出してくる。僕はダンスをやっていたから“言葉”を信じなくなっていたんです。自分の中で“言葉”を培養して純粋に使えているのか。それが人間だから、人生だから、世間だから…とか、皆さんも小さな時から散々(大人から)理屈っぽいこと言われたでしょう?」と“言葉”がもつ常識の違和感を観客に問いかけた。


Ryuichi Sakamoto_ Diaries-9.19-500-1.jpg「彼の好奇心を動かしていたのは“人間”そのものなんだと思う。音楽を考え続ける、音楽というものに触れ続けることが “人間”に対する好奇心と同じだったんじゃないか」と語り、「“踊り”を考えることが僕にとっては“人間”であることを考えることなんです。それはちっとも難しいことではなく、当たり前のことだと思っています。僕はずっと“言葉”を喋れなかった人間で、はじめて映画に出て人前でセリフをしゃべったもの50代ですよ。」と、2人がもつ好奇心が似ていると続けた。


Ryuichi Sakamoto_ Diaries-9.19-240-3.JPG“言葉”と距離をとってきたという田中が、本作で朗読を務めるにあたりどう挑んだかを聞かれると、「“言葉”をしゃべる常識というのを、むしろ疑ってみようと。なるべく”感情”と”言葉”の距離を取っていられるようにしてしゃべろうとか、思い出せばいっぱいあるんだろうけど、…必死でしたね。」と、坂本と親交の深かった田中だからこその当時の想いを振り返り、「彼が残した手書きの日記から携帯のメモ書き、鉛筆の走り書きのようなものまで、日記とはいいながらきっとものすごい不定多数の人間に向かって言葉を吐いてると思います。つぶやいてないんですね。つぶやいているかのように見せて、おそらく(彼は)読まれることを知っている。……当たってないかもしれないけど(笑)。彼の口からでる“言葉”は基本的に(目の前の)相手だけじゃない。そこに一人しか居ないけど大勢の人がそこに居る、というのが彼の思想だと思います。」と語った。


MC・加美が「雲の動きは音のない音楽だ」という、映画にも登場する坂本の日記に書かれた言葉について触れると「僕はダンサーなので、ダンスをしているように見えてくるんです。小さな雲があると、その雲って太陽が出てきたら必ずなくなる。結構な時間がかかるんです。消えるまで見てやろう!って。でも、やっぱり音楽のようにも見えますよね。でもこれって子どもの好奇心ですよ!大人は時計みちゃうから。」と会場を和ませ、子どもらしさを持つ坂本に共感した。


坂本と初めて一緒にお酒を交わしたとき、「この人やっぱり“本当”で生きていきたいんだと思いました。“本当の気持ち”とか、“本当の事”をやりたいとか、“本当の奴”と一緒にいたい、とか。今ってうわべや表面だけの方って結構わかりますよね。わかっていても通り過ぎたり適当に答えているときがありますよね。僕もあります。なぜ、それでやり通しちゃっているんだろうかという疑問を、やっぱり坂本さんって持ってるんですよね。」続けて、「でも本当に、大人の社会ってよく見れば嘘ばっかりじゃないですか。子どもっぽい話をして笑われるかもしれないけれど。・・・でも、笑っていられるかな?(坂本は)ずっと辞めずに、最後の最後まで音楽をやっていたわけですね。伝統芸能もそうなんですけど、ピアノに向かうということはひょっとしたら同じことの繰り返し。でも同じようにしない。繰り返し毎日毎日同じことをやっていたとしても、同じではないんです。これは子どもが同じ遊びを毎日よく飽きもせずやるということと同じことで、子どもにとっては同じじゃないんですよね。同じことやってないんですよ。毎日新しい何かがきっと見つかるんですよ。(それを)大人は同じ事をやっていると決めつけちゃう。」と追及した。


Ryuichi Sakamoto_ Diaries-9.19-240-2.JPG「すごく悲しいけど、坂本さんが支えた身体、引きずっていた身体と全く違うコンディションの中で私たちは生きているが、彼が話した事ややってくれた事に対して、観よう、わかろう、聴こうとしている。それはとても無理なことかもしれないし、失礼なことかもしれない。でも、最後の最後まで彼は見せるわけですよね。これは奇跡に近いです。最後の姿を知らない方のほうが世の中では圧倒的に多いわけですが、(坂本の)亡くなる瞬間までおそらく映像に残っていると思います。とんでもないことだと思いますよ。でも、これは元の元を立たせば、子どものような好奇心を絶対に捨てずに、大事に大事に持ってきたことも証拠だと思います。僕も絶対にそうします。」と語った。


子どもから年配まで色んな方を誘って観に行って欲しいと願う田中は、一足先に映画を観た観客に向けて「皆さん自分の中でこの作品がどういう立ち位置なのかと考えてると思います。絶対に応援してください。
絶対伝えなきゃいけないってことです。ぜひよろしくお願いします。」と強くアピールした。

 


映画『Ryuichi Sakamoto: Diaries』は 11 月28日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開。

展覧会「sakamotocommon OSAKA 1970/2025/大阪/坂本龍一」は9月27日(土)まで開催。


【Synopsis】
Ryuichi Sakamoto_ Diaries-550.jpg命が尽きるその瞬間まで音楽への情熱を貫き、創作し続けた坂本龍一。本人が綴った「日記」を軸に、遺族全面協力のもと提供された貴重なプライベート映像やポートレート、未発表の音楽を交え、稀代の音楽家の最後の3年半の軌跡を辿る。今なお国も世代も超えて我々の心を掴み続ける坂本龍一は、命の終わりとどう向き合い、何を残そうとしたのか──。誰しもの胸に迫るドキュメンタリー映画が完成した。


坂本龍一

朗読:田中泯
監督:大森健生
製作:有吉伸人 飯田雅裕 鶴丸智康  The Estate of Ryuichi Sakamoto
プロデューサー:佐渡岳利 飯田雅裕
制作プロダクション:NHKエンタープライズ
配給:ハピネットファントム・スタジオ コムデシネマ・ジャポン
2025/日本/ カラー/16:9 /5.1ch/96分/G
© “Ryuichi Sakamoto: Diaries” Film Partners
公式サイト:https://happinet-phantom.com/ryuichisakamoto-diaries

2025年11⽉28⽇(⾦)~TOHOシネマズ シャンテほか全国公開


(オフィシャル・レポートより)

日本の伝統美に潜む狂気と、家族の恐怖を描く

【古代縄文ミステリー】にして【ファンタジーホラー】降臨

主演:遠藤雄弥/共演:彩凪翔、岩橋玄樹、須田亜香里

映画『男神』9/19(金) 初日舞台挨拶


otokokami-9.19-550.JPG(左二人目から、井上雅貴監督、須田亜香里、岩橋玄樹、遠藤雄弥、彩凪翔、アナスタシア)


otokokami-pos.jpg『辰巳』『ONODA 一万夜を越えて』で鮮烈なインパクトを残した遠藤雄弥を主演、『ソローキンの見た桜』の井上雅貴監督による映画『男神』が、9月19日(金)より全国公開となりました。

この度、初日舞台挨拶を実施いたしました。当日は、本作のキャスト・スタッフが、イベントに登壇。『ONODA 一万夜を越えて』(21)など、話題作への出演が絶えない実力派俳優の遠藤雄弥、元宝塚歌劇団雪組の男役のスターの彩凪翔、アーティストとして日本にとどまらず、世界で活躍、本作で映画初出演にして、自身初の映画テーマ曲を手掛けることとなった岩橋玄樹、バラエティ番組やラジオなどでマルチに活躍中の 須田亜香里らが登壇。さらに、アナスタシア井上雅貴監督も、舞台挨拶に駆け付けました。


初日を迎えた喜び、ついに公開を迎えた感謝の気持ちなどを語っていただきました。

さらに、タイトル内の【神】に絡め、各キャストによって【神様みたいな存在】を初告白!また、【神様といったら…願い事】ということで、【神様へお願いしたいことは?】についても、ステージ上で発表していただきました。どんな回答が返ってくるのか、全く予測不可能!大盛り上がりのイベントとなりました!
 


■日時:9月19日(金) 17:20~17:50  ※上映後舞台挨拶

■会場:TOHOシネマズ日本橋 スクリーン6
   (中央区日本橋室町2-3-1 コレド室町2 3Fロビー奥) 

登壇者(敬称略): 遠藤雄弥、彩凪翔、岩橋玄樹、須田亜香里、アナスタシア、井上雅貴監督



otokokami-9.19-遠藤雄弥様.JPG上映後の舞台挨拶ということで、「今だから話せるあのシーンについて!」と題して、貴重な裏話を明かしていくことに。トップバッターで回答した和田役の遠藤は自身初の「乗馬のシーン」に触れ、「カトウシンスケさんは、一度経験あり。僕は初乗馬。愛知牧場で練習しました」と振り返る。練習を共にした馬はとても優しい性格で、乗りやすい子たちだったそうで、「言うことも聞いてくれるし、本当にいい子たち。だけど、乗馬のシーンの本番は夕方。待ち時間ができてしまって。今まで優しかった馬が、すごく興奮してご機嫌が斜めになっていたんです」と苦笑いの遠藤。続けて「跨った瞬間に、ナポレオンのような格好になって」とその時の馬の興奮状態と、遠藤の状況を再現しながら解説。少しびっくりしたという遠藤だったが、「今後、激しい馬の乗馬シーンが来ても大丈夫なくらい自信になりました。貴重な体験でした。すごく楽しかったです」と前向きに受け止め、大きな拍手を浴びていた。


otokokami-9.19-須田亜香里様.JPG愛子役の須田は「グミをパクパク食べるシーン」に裏話があると告白。「愛子は興味がないから、グミを食べながら地鎮祭の様子を見ています」とグミを食べていた理由を解説した須田は、どのタイミングでカメラが愛子の姿を捉えるのかが分からないため、ずっと食べ続けていたところ「途中から、お腹がいっぱいになっちゃって…」とニヤニヤ。「実は…」と切り出した須田は「途中からもぐもぐしているだけ。食べていません」と明かす。さらに、愛子が地鎮祭に興味がない理由について「劇中でははっきりと明かされていないいのですが、クリスチャン説があって」と語り、「一瞬だけ、十字架が揺れるシーンがあります。あれは愛子のペンダントなんです!」と打ち明ける。地鎮祭に参加しない理由について、監督から「愛子と裕斗はクリスチャン説」であることを聞かされていたとも補足し、観客を驚かせていた。


otokokami-9.19-アナスタシア様.JPG考古学者の娘であり通訳の役割をする少女ソフィア役のアナスタシアは「パン屋さんでの撮影シーン」に裏話があると話し、「実はすごくお腹が空いていて…。パンを食べたかったです」と照れながら報告。おしゃれなパン屋さんで、いい香りも漂っていたそうだが、撮影は閉店後だったため、パンを食べることができなかったとしょんぼりするアナスタシアに、「食べさせてあげたかったけど…ごめんなさい」と監督がお詫びする場面もあった。


 

 

 


otokokami-9.19-岩橋玄樹様.JPG裕斗役を務め、本作のテーマ曲「Bless me」も手がけた岩橋はクランクインでの裏話を披露。「初日の朝はとても早かったのですが、工事現場の衣装のタンクトップを着て、ちょっと泥だらけになった感じで、待機していました。待機場所の近くには、本物の工事現場の方も結構いて。朝早くから牛丼を食べに行ってました。実は、僕もマスクなしでみんなに紛れて牛丼を食べに行ったのですが、全然バレなくて。本物の現場の人に馴染む感じで、役作りは完璧でした!」と胸を張ると、会場から大きな拍手が湧き起こっていた。

 

 


 

 


otokokami-9.19-彩凪翔様.JPG夏子役の彩凪が「クライマックスを撮影するまでの流れがとても印象的でした」と話し、「撮影の合間に遠藤さんと監督とずっと結末について話をしていました。その時間がすごく有意義。貴重な時間をいただきました」と感謝すると、遠藤は「彩凪さんはとにかく真面目。ずっと夏子役についていろいろと考えていて。僕もちゃんとやらないといけないなと思いました」と彩凪の姿勢に刺激を受けていたと伝えていた。


お気に入りシーンは「やっぱり走るシーン!」とアピールした遠藤は「とにかく膝をあげて一生懸命走りました!」と自信たっぷりに語る。「護摩焚き」のシーンがお気に入りだという彩凪のコメントに、監督は「映画用ではない、本物の護摩焚き。40分近く(カメラを)回していました。火の撮影は本当に大変。いっぺんに撮らなきゃいけないから、ずっと護摩焚きをする中での撮影でした」と振り返る。遠藤が護摩焚きシーンでの加藤雅也の衣装について「あれ、自前なんですよね」と監督に問いかけると、監督はうれしそうに続き、「撮影の1週間前に(加藤)雅也さんから連絡があって。本格的な経験をしに来ていると(笑)」と加藤が撮影のために護摩焚きの修行に入っていたことを明かしつつ、感謝する場面もあった。


「乗馬のシーンが好き」だという須田は、「お馬が好きなのか、乗馬が好きなのか。多分両方好きなんだと思います!」とニッコリ。続けて「馬のご機嫌というか、感情やコンディションがある中で、みなさんがお芝居をしているところに感動する、すごく素敵なシーン」とお気に入りポイントを指摘した須田は、「現場で見ていた時もずっと感動していましたし、愛知牧場は地元で私が小さい頃いつも遊んでいたお馬さんもご健在です」と個人的に深いつながりがあることに触れつつ、「やっぱりお馬さんが頑張っているシーンは大好きです!」と馬の頑張りにも心が動かされたと明かしていた。


otokokami-9.19-井上雅貴監督.JPG「須田さんとのシーンがお気に入り」と話したアナスタシア。このシーンは撮影しにくい場所だったと監督が補足。「高台だったけれど、三回くらい撮ってすんなりと撮影が終了しました」と付け加えた監督の言葉に須田が「緊張感、切なさ、いろいろな思いがこもっているシーンですよね」としみじみしていた。


岩橋は自身が演じた裕斗が仲間や重機を連れてやってくるところが印象的だったそうで、「正義感あふれる裕斗らしいシーン。トラックで運転している方は、本物のベテランの方。本物の工事現場のおじさんと二人で『映画って大変だね』みたいな会話をしながら、謎の絆が深まっていました」とうれしそうに話し、「サイコーの時間でした。運転もしてみたかったけれど、そこは師匠に任せる形で。楽しかったです!」と裕斗の役ならではの貴重な経験ができたと充実感を滲ませていた。


イベントでは作品にちなみ、自身にとっての神様みたいな存在と、その神様にお願いしたいことをそれぞれが発表することに。「神様とは見えないものを信じるようなこと。見えないものに翻弄されるのが人間で、自分の中にあるものが神様なのかな…」と話した遠藤は、「俳優として人生を送っていて、映画は私生活にも仕事にも欠かせないもの。僕にとっては映画が神様。映画の神様に振り向いてもらうためにこの人生を全うしています」と熱く語り、大きな拍手を浴びる。遠藤が映画の神様にお願いしたいことはひとつだそうで、「公開した『男神』をたくさんの方に観ていただきたい。『男神2』『男神3』と続編ができるように、たくさんの方に観てほしいです!」と呼びかけた。


「人間の力が及ばないところが神様だと思う」と話した監督は「お願いするとしたら、たくさんの映画を観て、人生の糧にしてほしいと思います」と願いを込める。


アナスタシアは「神様は家族」と微笑み、「平和、ピースが一番です!」と短いコメントながらも印象的な回答で思いを伝えていた。


「自分にとっての神様は自分です」とキリッとした表情を見せた岩橋は、「自分の人生は全部自分で決めるもの。今日の夜何を食べようか、この後何をしようか、も全部自分次第。自分次第で全てのライフ、人生が決まります」と解説し、「神様って自分なのかなって思います」と改めて語り、願いは「もうちょっとモテたい…かな」とニヤニヤ。すると遠藤からは「またまたー!!」と、須田は会場を見渡し「みんなメロメロですよ」とすかさずツッコミが入る場面も。ツッコミにもめげずに「もうちょっとかっこよくなりたいです」と続けた岩橋が、「神様として、みんなを幸せにできるように頑張ります!」と宣言すると会場は大きな歓声に包まれた。


「芸能活動を始める時に、『お客様は神様だ』という教育を受けました」とアイドル時代を振り返った須田は「ライブの煽りも命令してはいけない、お前らとも言っちゃいけないから、『みなさーん、声出していただけますか?』『盛り上がっていただけますか?』って。今思うとすごく真面目だったと思います」と懐かしそうな表情を見せ、「『もっとお前ら、声出せ!!』みたいなのもやってみたかったです!」とちょっぴり心残りがあるとも話していた。


彩凪は宝塚時代に触れ、「舞台袖には神棚があって。神様と聞くとその神棚を思い出します」と明かすし、「映画の神様、舞台の神様。芸事の神様がいると思います。もし芸能の神様にお願い事をするなら、せっかく映画に出演させていただいたので、一人でもたくさんの方に観ていただければうれしいと思います!」とこちらもしっかりと映画をアピールし、綺麗にテーマトークコーナーを締めくくっていた。


イベント終盤では「第25回オレンブルグ国際映画祭」「第3回日本クロアチア映画祭」にて、本作がそれぞれのコンペディション部門に入選したことが発表された。「賞レースにかかわるノミネートにはなかなか入れない。招待は上映だけだったりするけれど、コンペティションはその中でも選ばれた作品です。コンペに選ばれたのはありがたいし、できれば何か賞をいただけたら、と思っています」と意気込みを語る。遠藤は「ロシアとクロアチアで和の作品である『男神』にどういうリアクションがあるのか、どんな評価をいただけるのか、すごく楽しみ。『あのRUN(走り)が良かったよ』って言われたいです!」と世界での反応を楽しみにしていると話していた。


最後の挨拶で「感想を大切な方々に語っていただいて、つぶやいていただいて。少しでも多くの方に、伝えていただけると続編につながります!」と話した遠藤は「続編を見たい方は、よろしくお願い致します!」と念押しで拡散をリクエストし、イベントを締めくくった。

 


【ストーリー】

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全国各地で母と子の失踪事件が相次ぐなか、ある日、新興住宅地の建設現場に正体不明の深い「穴」が発生する。時を同じくして、そこで働く和田の息子も忽然と姿を消してしまう。その「穴」の先は不思議な森に繋がり、そこでは巫女たちが「男神」を鎮めるため異様な儀式を行っていた。息子がそこに迷い込んだ事を知った和田は、その穴に入っていくが・・・。「決して入ってはいけない」と語り継がれる穴に、禁忌を破り息子を助けにいったことにより起きる得体のしれない恐怖と狂気、家族の悲劇を描くファンタジーホラー。

【CAST・STAFF】
遠藤雄弥 彩凪翔 岩橋玄樹 須田亜香里 カトウシンスケ 沢田亜矢子 加藤雅也(特別出演) 山本修夢 塚尾桜雅 アナスタシア すずき敬子 大手忍 チャールズ・グラバー 藤野詩音 齋藤守 清水由紀(友情出演) 永倉大輔(友情出演)
監督・脚本:井上雅貴 原案:「男神」(八木商店)
ロケ地:愛知県日進市、岐阜県下呂市 協力:高山市、飛騨・高山観光コンベンション協会
2025年/日本/93分/カラー/シネスコ/5.1ch
配給:平成プロジェクト/配給協力:東京テアトル
©2025「男神」製作委員会

公式サイト: https://otokogami-movie.com/

2025年9月19日(金)~全国にて絶賛上映中!


(オフィシャル・レポート)

 
 
 
 


hyakuemu-9.19-main550-1.JPG(左から、岩井澤健治監督、高橋李依、松坂桃李、染谷将太、笠間淳)


hyakuemu-pos.jpg絶賛上映中の劇場長編アニメーション『ひゃくえむ。』。原作は、「チ。―地球の運動について―」で手塚治虫文化賞マンガ大賞を史上最年少受賞した新鋭・魚豊の連載デビュー作『ひゃくえむ。』(講談社刊)。陸上競技の世界で、「100m」という一瞬の輝きに魅せられた者たちの情熱と狂気を描いた物語は、「心が熱くなる」「スポーツ漫画で感じたことない感覚」と多くの共感と驚きを呼び、完結後も熱狂的な人気を集めている。監督は、長編1作目の『音楽』で「アニメ界のアカデミー賞」と名高い米アニー賞ノミネートをはじめ、国内外の多数の映画賞で高い評価を受ける気鋭のクリエーター・岩井澤健治が手掛ける。


声の出演には、生まれつき足の速い“才能型”のトガシを松坂桃李、トガシとの出会いから、100m走にのめり込んでいく“努力型”の小宮を染谷将太。さらに、「100m」の熱き世界で主人公のトガシと小宮を取り巻くキャラクターに内山昂輝、津田健次郎ら総勢12名の豪華声優陣が命を吹き込む。主題歌はOfficial髭男dismの8か月ぶりのリリースとなる書き下ろし最新曲「らしさ」。メンバーが原作に感銘を受けたことからコラボレーションが実現し、最大の熱量で作品を彩る。豪華キャストとスタッフによる、今年一番の興奮がトップスピードでスクリーンを駆け抜ける!
 


【日時】9月19日(金)

【会場】TOHOシネマズ日比谷 スクリーン12(千代田区有楽町1-1-3 東京宝塚ビル地下 )

【登壇者】松坂桃李、染谷将太、笠間淳、高橋李依、岩井澤健治監督


手塚治虫文化賞マンガ大賞を史上最年少受賞した新鋭・魚豊によるコミックをアニメーション映画化した、劇場アニメ『ひゃくえむ。』がついに全国公開!公開初日の9月19日にはTOHOシネマズ 日比谷にて初日舞台挨拶が実施され、声優を務めた松坂桃李、染谷将太、笠間淳、高橋李依、そして岩井澤健治監督が、駆けつけた大勢のファンの拍手に迎えられながら、登壇した。

 

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満員御礼で実施されたこの日、生まれつき足が速い“天才型”の主人公・トガシを演じた松坂は「色々な映画が公開される中、本作を選んでくれてありがとうございます!上映前とのことですが、まもなくとんでもない至極の10秒が始まります。最後まで体感してください」と挨拶。“努力型”のスプリンター・小宮を演じた染谷も「大きなスクリーンとスピーカーから臨場感が迫って来ます」と予告した。

 

背景のスクリーンには本作に寄せられた様々な絶賛感想コメントが。「陸上の知識が1ミリもなくても楽しめた」との感想に松坂は「陸上の根本がわからなくても登場人物や物語に引き込まれて面白かったというのは、作った側としても嬉しい」と喜色満面。染谷は「岩井澤監督が作り上げる唯一無二のアニメーション」との絶賛に「自分もそう思いました。実写をアニメに落とし込むロトスコープという技法で撮られた場面は、実写でもないしアニメでも観たことのない映像で、走るシーンでのカメラの手持ち感が臨場感を訴えてきました」と岩井澤監督の尋常ならざる表現力に舌を巻いた。

 

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100m元日本代表の親を持つ中学陸上界のスター選手・仁神役の笠間は「10秒という時間の中に生き様、根性を詰め込んで一気に発散させるパッションが物凄い!その描き方によってただの10秒が今まで感じたことのない10秒になった。時間の描き方に痺れました」と絶賛。トガシの通う鰯第二高校陸上部の先輩部員・浅草役の高橋は「声優が良過ぎる!」との評価に触れて「確かにそれぞれのキャラクターの表情と人相に声がピッタリ!過去を描かずとも、そのキャラクターの人生が滲んでいるお声をしている!あ、これじゃ自分で自分を褒めているみたい!?」と自画自賛に照れていた。

 

競技場面のアフレコでは、独特な息遣いに驚いたという。松坂は「陸上関係の方に実際の呼吸法を教えて頂いた。走っているシーンは今まで吐いた事のないような息の吐き方をして、後半辛かった」と苦笑い。これに笠間も「吸って吐いての息継ぎで一番辛い呼吸をしました」とリアルなこだわりを回想した。

 

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陸上競技に熱中する学生の姿を描いた内容にちなんで、学生時代に熱中したことを松坂と染谷が発表。松坂は「ミニ四駆」と独特な回答を披露し、「手の平サイズの車をただただ走らせて、どれくらい速くできるかを追求しました。本体に穴を開けて軽くしたり、モーターの種類を変えたり、タイヤをスポンジにしてみたり、色々と熱中しました」と童心に返って熱弁。走らせるコースについては「買ってもらえなかったので、コロコロコミックやコミックボンボンなどの分厚いコミックを重ねて並べてコースを作っていました」と嬉々として解説した。一方、染谷は「散歩」と明かして松坂から「なんだかもう歳をとっている…。大人の趣味ですねえ」と驚かれながら「電車で20分くらいの所を歩いて映画を観て、そして歩いて帰る。3、4時間ぶっ通して歩いて帰る事に熱中していて楽しかった」と染谷らしさ全開の趣味を懐かしんでいた。

 

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たった10秒という一瞬に懸ける男たちの物語にちなんで、10秒体感チャレンジ企画に挑戦。10秒に最も近いと思ったタイミングでストップウォッチを止めて、体内時計の正確さを競った。本格的な陸上競技を思わせるタイマー、さらには「オン・ユアマークス」「セット」の合図でリアルな真剣勝負が開始される中、松坂は「9秒68」、高橋は「9秒75」、染谷は「10秒65」、笠間は「18秒…!」ということで、高橋が岩井監督からトップ賞の金メダルを授与された。高橋は「今日が人生で一番良い日!メダルをもらうって大人になってなかなかない事だから」と喜ぶと、松坂は「確かに~。我々の仕事でメダルをもらう事ってないので」と羨ましそうだった。
 

 

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最後にキャストを代表して、W主演の松坂と染谷から言葉が贈られた。染谷は「誰が観ても心に刺さる言葉があり、臨場感がありますし、ぜひ味わって欲しいです。哲学的でありながら実はシンプルでたくさんの素晴らしいものを持ち帰ってもらえるはずです。ぜひ周りの方にも勧めてもらえれば嬉しいです!」とアピール。現在開催中の『東京2025世界陸上』の男子100m決勝を観戦したという松坂は「それと同じくらいこの作品は凄いです!静寂と興奮と情熱が詰まった10秒を本作で体感する事が出来ますし、ぜひ味わっていただきたいです。映像と音を存分に体感していただき、その臨場感から自分が実際に劇中にいるかのような感覚になれると思います!」と力強く語っていた。

 


『ひゃくえむ。

<STORY>

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生まれつき足が速く、「友達」も「居場所」も手に入れてきたトガシと、辛い現実を忘れるため、ただがむしゃらに走っていた転校生の小宮。
トガシは、そんな小宮に速く走る方法を教え、放課後2人で練習を重ねる。打ち込むものを見つけ、貪欲に記録を追うようになる小宮。
次第に2人は100m走を通して、ライバルとも親友ともいえる関係になっていった。
数年後、天才ランナーとして名を馳せるも、勝ち続けなければいけない恐怖に怯えるトガシの前にトップランナーの一人となった小宮が現れるー。


松坂桃李 染谷将太
笠間 淳 高橋李依 田中有紀
種﨑敦美 悠木 碧
内田雄馬 内山昂輝 津田健次郎
原作:魚豊『ひゃくえむ。』(講談社「マガジンポケット」所載)
監督:岩井澤健治
脚本:むとうやすゆき
キャラクターデザイン・総作画監督:小嶋慶祐
音楽:堤博明
主題歌:Official髭男dism「らしさ」(IRORI Records / PONY CANYON)
美術監督:山口渓観薫 色彩設計:松島英子 
撮影監督:駒月麻顕 編集:宮崎 歩 
音楽ディレクター:池田貴博 サウンドデザイン:大河原 将 
キャスティング:池田舞 松本晏純 音響制作担当:今西栄介
プロデューサー:寺田悠輔 片山悠樹 武次茜
アニメーション制作:ロックンロール・マウンテン
製作:『ひゃくえむ。』製作委員会(ポニーキャニオン/TBSテレビ/アスミック・エース/GKIDS)
配給:ポニーキャニオン/アスミック・エース 
 ©魚豊・講談社/『ひゃくえむ。』製作委員会

公式サイト:https://hyakuemu-anime.com
公式X: https://x.com/hyakuemu_anime

2025年9月19日(金)~全国公開

<原作情報>

『ひゃくえむ。』(講談社「マガジンポケット」所載)著:魚豊
コミックス全5巻、新装版全2巻:好評発売中


(オフィシャル・レポートより)

 


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主演・長澤まさみ、共演に永瀬正敏、髙橋海人を迎え、大森立嗣が監督を務めた映画『おーい、応為』が、2025年10月17日(金)に東京テアトル・ヨアケ共同配給にて全国公開。


破天荒な天才絵師・葛飾北斎の娘であり、弟子でもあった葛飾応為。美人画は北斎を凌ぐと評され、数少ない女性絵師として江戸の男社会を駆け抜けた先駆的な存在。本作は、豪胆で自由、そして絵にまっすぐに生きた応為の知られざる姿を、長澤まさみ主演で描き出す。


この度、主演・長澤まさみをはじめ、永瀬正敏、髙橋海人らキャストの熱演の裏側や、監督の演出風景を収めた現場レポートとメイキング写真が解禁!


oioui-makimg-oumorikantoku.JPG 2023年10月から11月、京都を中心に行われた本作の撮影。主人公・葛飾応為を演じた長澤まさみは、本作が初の時代劇主演。順撮り(*物語の順番通り)となった撮影初日は夫と大喧嘩の末に家を飛び出す場面から始まり、特報でも使用されていた「北斎の娘で悪かったな!」という怒声が現場の空気を一変させていた。大森立嗣監督は啖呵を自ら実演し、役者を煽りながらすぐに本番へ切り替えるなど、初日から熱を帯びた現場となっていた。


北斎の門人・善次郎役のKing & Princeの髙橋海人は、本作で初の大森組にして、時代劇初挑戦。長髪で崩れた色気を漂わせつつも、応為にとっては弟分のように描かれる役どころ。初日からドラマで共演経験があった長澤と笑顔で会話を交わし、監督の「弟っていうより、手下くらいの感じでいってみて」という演出にも自然体で応えるなど、瑞々しい存在感を発揮。食事シーンでは思わず食べすぎてしまい、「すみません!普通に食べちゃってました」と照れ笑いする場面もあり、現場を和ませていた。


oioui-makimg-nagase.jpg一方、応為の父であり、弟子たちからも破天荒な天才絵師として畏れられた葛飾北斎を演じたのは永瀬正敏。散らかった長屋で一心不乱に絵を描く姿を全身で体現。絵以外には無頓着な親子だが、愛犬・サクラを溺愛するなど、親しみやすい一面も見せた。そんな現場でもアイドル的存在だったサクラと戯れる永瀬の優しい眼差しからも、撮影合間の和やかな空気が垣間見えていた。長澤は、撮影を振り返り、「凄まじい情熱を持って生きた父娘の姿を温かい目で見てもらいたい。そんな映画になっていると思います」と語っている。天才絵師・北斎の側で、豪胆に、自由に、そして不器用ながらも絵に向き合い続けた応為。その知られざる生き様をスクリーンでぜひご覧ください。映画『おーい、応為』は2025年10月17日(金)より全国公開。
 


監督・脚本:大森立嗣  
キャスト:長澤まさみ 髙橋海人 大谷亮平 篠井英介 奥野瑛太 寺島しのぶ 永瀬正敏
原作:飯島虚心 『葛飾北斎伝』(岩波文庫刊) 杉浦日向子 『百日紅』(筑摩書房刊)より「木瓜」「野分」
配給:東京テアトル、ヨアケ 
©︎2025「おーい、応為」製作委員会  
公式サイト:https://oioui.com 
映画SNS:[X] https://x.com/oioui_movie 
映画SNS:[Instagram] https://www.instagram.com/oioui.movie
推奨ハッシュタグ:#おーい応為

2025年10月17日(金)~TOHOシネマズ梅田ほか全国ロードショー


(オフィシャル・レポートより)


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(左から、真利子哲也監督、西島秀俊、グイ・ルンメイ)

ニューヨークで暮らすとあるアジア人夫婦。ある日、息⼦の誘拐事件をきっかけに夫婦が抱える秘密が浮き彫りとなり、崩壊していく家族を描いたヒューマンサスペンス『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』(英題:『Dear Stranger』)が9月12日(金)より全国公開中です。
 

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主演は、米アカデミー賞で最優秀国際長編映画賞に輝いた『ドライブ・マイ・カー』や、A24製作のシリーズ『Sunny』など国際的な活躍の場を拡げる俳優・西島秀俊。その妻役には、ベルリン国際映画祭の最優秀作品賞を受賞した『薄氷の殺人』や『鵞鳥湖の夜』に出演するなど、人気と実力を兼ね備えた、台湾を代表する国民的女優のグイ・ルンメイ。日本と台湾、それぞれの国を代表する俳優2人が夫婦役で共演します。


監督は、社会問題を鋭くえぐり、予測不可能な展開で観客を魅了する映画監督・真利子哲也。2016年に『ディストラクション・ベイビーズ』 でロカルノ国際映画祭の最優秀新進監督賞を受賞。同作は2022年、『宮本から君へ』 とともにフランスで劇場公開され、好評を博しました。


新作が待ち望まれていた真利子監督の6年ぶりの最新作となる本作は、全世界に向けて各々の文化圏の人々に届く濃密なヒューマンサスペンス。撮影は、多国籍のスタッフが集結し、2024年11月~12月末までオールNYロケを敢行。ブルックリンを中心に、チャイナタウンやハーレム等、リアルなNYの日常を映しています。


【日程】 9月12日(金) 14:00 ※上映後

【場所】 TOHOシネマズシャンテ SCREEN1(千代田区有楽町1-2-2)

【登壇者】西島秀俊、グイ・ルンメイ、真利子哲也(敬称略)


<以下、レポート全文>

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本日9月12日に公開初日を迎えた『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』。まず西島は「お足元の悪い中ありがとうございます。今日はルンメイさんも来ているので、たくさんお話したいと思います」と笑顔であいさつ。8月の完成報告会見に引き続き来日したルンメイは「新しい作品を携えて皆さんにお会いできてとてもうれしいです。皆さんの感想をお聞きするのがとても楽しみ」と声を弾ませ、真利子監督も「大変な挑戦だったので、今日上映できることが本当にうれしい。仲間を一人ずつ見つけながら、ようやくこの日を迎えられた」と感慨深げに言葉を重ねた。


初日を迎えた心境について、西島は「本当に嬉しいです。しかもこの劇場(TOHOシネマズシャンテ)でいうのがとても嬉しい。先月もここに映画を観にきたんですが、ちょうど『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』の予告編も流れていて」と話し、ルンメイは「まるで学生が宿題をようやく提出したような気持ちです。もし気に入っていただけたら、ぜひ周りの方々にお薦めしてほしいと思います。」と呼びかけた。日本・台湾・アメリカの合作で、オリジナル脚本かつ日本人監督がニューヨークで全編ロケを行ったというチャレンジングな制作で公開を迎えたことについて真利子監督は、「どうなるかわからないスタートではあったので、西島さん、ルンメイさんをはじめキャストが集まってくれて、ようやくこうやって上映ができることになって本当に嬉しく思っています」と振り返った。


Dear Stranger-9.12-真理子哲也監督.jpg本作は「言語の壁」が物語のテーマの一つとなっている。その理由を問われると、真利子監督は「自分が見てきた映画や生活などいろんなことが糧となり、この映画に至ったと思います。1年ほどアメリカに滞在していて、帰国した直後にコロナによる非常事態宣言が出て、日常が一変してしまいました。でもアメリカにいた友人とコミュニケーションを取り合って作っていきました。本作で大事にしていたのは賢治とジェーンの関係性。肉体的な暴力や激しい出来事ではなく、日常の中で積み重なる小さなズレを描きたかった。」と語り、西島も「日常にある小さな感情の波、相手への思いやりと苛立ちが混ざり合う瞬間、誰もが経験するような感覚が脚本に詰まっている」と共感を込めて話した。ルンメイも「脚本の中の哲学性というものをすごく感じました。お互いに愛し合っているという前提のもとで、言語が通じない、コミュニケーションが取れない中で、どうやってこの関係を維持していくかということが大きなテーマになっていると思います」と振り返る。


また約9割が英語のセリフという本作について、西島は「監督は決して英語を綺麗に発音することを求めていたわけではなく、感情があふれて、うまく言えないところを喜んでくれたのが印象的でした。またルンメイさんが目の前でリアルな感情を表現してくださるので、自然と自分の内面的なものが引き出されました」と語る。それに対してルンメイは「西島さんは私にすごく大きなエネルギーを与えてくれて、そのおかげで演技というものに対する考え方が大きく変わったと思っています。私にとって西島さんは大きな木のような存在でした。私はその下で転ぶのも恐れずに楽しく遊んでいる子供のような感覚でした。」とユーモアを交えて語ると、西島は少し照れた様子で会場に笑いが起きた。


Dear Stranger-9.12-グイ・ルンメイ様.jpg続いて本作のタイトル“Dear Stranger”=直訳すると“親愛なる他人”に込められた想いをどう解釈するかという質問について、西島は「1番愛情を持っている人だからこそ、自分自身の愛情も見失ってしまう瞬間というのはあると思うんです。つまり最も身近な人だからこそ、全くの他人のようなわからない存在という意味なのかなと思いました」と語り、ルンメイは「たとえ親子や夫婦、親しい友人同士でも、心の奥に隠した秘密や言えない言葉は存在し、完全に分かり合うことはできない。しかし愛の力によって関係をつなぎ、新しい愛を育む環境を作ることは可能で、“Dear Stranger”という言葉には、親しみと他者性の両面が含まれているのだと思っています」と話した。


さらに本作は釜山国際映画祭と台北金馬映画祭への出品のほか、台湾とフランスでの上映も決定している。西島は「日本だけでなく海外の観客にも観てもらえるのはとても嬉しいです。観客の皆さんが鑑賞することで完成する映画だと思っているので、どんなふうに感じてもらえるか楽しみです」と期待を寄せた。またルンメイも「いろんな国や文化を持った観客の皆さんが、どんなものを持って帰ってくれたか、どんな感覚を持ったかが気になりますし、それこそが映画を撮る上で1番素晴らしいところだと思います」と話し、真利子監督は「この作品を通して、いろんな方に触れ合えるのが自分の中でとても楽しみです」と笑顔を見せた。


そしてトーク終盤。劇中で夫婦が抱えてきたある“秘密”が明らかになる展開にちなみ、「今まで秘密にしてきたことは?」という質問に対して、西島は「最近は、けん玉にハマってます」と話すと、「ぜひルンメイさんにもプレゼントしたいので、釜山映画祭に持って行きます」と宣言し、会場からは拍手が。ルンメイも「楽しみにしています」と喜びを露わにした。一方のルンメイは、撮影中の西島の“秘密”を暴露。「西島さんは現場でずっとおやつを食べていて、机の上にいっぱいお菓子が置いてあるんです。しかも劇中の引き出しの中にもお菓子を隠してました」と暴露し、会場は大きな笑いに包まれた。


最後に西島は「深い愛情は必ず試される瞬間があると思います。悩みや苦しみを乗り越えた先にまた新しい試練が訪れる。そんな経験をしている方にこそ、この映画を観てほしいです。ラストに残るわずかな光や希望を感じてもらえたら嬉しいです」と観客に呼びかけ、ルンメイは「この映画は私の人生の中でも、素晴らしい思い出と経験を残してくれました。皆さんも本作を観ていろんな考えを持って、生活の中で素晴らしい反応を起こしてくれることを期待しています」と語った。真利子監督は「ようやくこの場所に辿り着けたという心境です。本作はやるべきことを丁寧にやった映画。ラストシーンでは皆さん思うところがそれぞれあると思いますが、答えは1つではなく、何かが間違っているわけでもない。映画を観た後に誰かと喋って楽しめる経験にしていただけたらいいなと思います」と深々と頭を下げ、大盛況の中初日舞台挨拶は終了した。
 


【物語】

ニューヨークで暮らす日本人の賢治(西島秀俊)と、台湾系アメリカ人の妻ジェーン(グイ・ルンメイ)は、仕事や育児、介護と日常に追われ、余裕のない日々を過ごしていた。ある日、幼い息子が誘拐され、殺人事件へと発展する。悲劇に翻弄される中で、口に出さずにいたお互いの本音や秘密が露呈し、夫婦間の溝が深まっていく。ふたりが目指していたはずの“幸せな家族”は再生できるのか?

【作品情報】
作品タイトル:『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』 (英題:『Dear Stranger』)
公開日:9.12 Fri TOHOシネマズ シャンテほか 全国ロードショー
出演: 西島秀俊 グイ・ルンメイ
監督・脚本:真利子哲也
配給:東映
公式サイト: https://d-stranger.jp/   
公式Xアカウント: @d_stranger_mv   
公式Instagram:@d_stranger_mv

2025年9月12日(金)~ TOHOシネマズ シャンテ、大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマ、京都シネマ、シネ・リーブル神戸ほか 全国ロードショー


(オフィシャルレポートより)


 



ロックの英雄、そしてアメリカの魂と称され、50年にわたって第一線を走り続けるブルース・スプリングスティーンの若き日を描く感動の音楽ドラマ『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』が11月14日(金)に日本公開されます。


springsteen-pos.jpgスコット・クーパー監督がウォーレン・ゼインズの「Deliver Me from Nowhere」を 基に脚本を執筆し、若き日のブルース・スプリングスティーンの魂の旅路を描く『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』が完成し、8月29日(現地時間)、アメリカのコロラド州、第52回テルライド映画祭でオープニング作品として世界初披露された。同映画祭は、ロッキー山脈の標高2,400メートルの位置にあるテルライドで行われている。レッドカーペットや賞、タキシードで正装することもなく、純粋に映画を上映し続け半世紀を超える歴史を有する。2009年以降、テルライド映画祭を経由せずにアカデミー賞®作品賞を獲得した作品は僅か5本だけという目利きたちが集う映画祭である。


第52回テルライド映画祭には、スコット・クーパー監督、主演のジェレミー・アレン・ホワイト、マネージャー役のジェレミー・ストロング、 マネージャーのジョン・ランダウ本⼈、そしてブルース・スプリングスティーンが駆けつけた︕ 
 


スコット・クーパー監督が世界初上映の舞台にテルライド映画祭を選んだ理由

舞台に立ったスコット・クーパーは、「このフェスティバルはとても温かく支えてくれて、レッドカーペットのような華やかさとはまったく違います。暗闇の中、多くの人と一緒に座りながら、みんなで物語に心を奪われるひとときを過ごしています。」と、観客に挨拶した。続けて、「私にとって、この場所はまるで故郷に帰ったような気持ちになります。この映画を初めて披露するのにテルライド以上の場所はありません。この週末に上映されるすべての映画を支えてくださったことに感謝します」とし、映画祭関係者と20世紀スタジオのサポートメンバーへの謝辞を述べた。そして、原作者「ウォーレン・ゼインズにも感謝したい。彼は『Deliver Me from Nowhere』という本の著者です。ウォーレンは私を導き、ブルースに紹介してくれました。彼がいなければ今日ここにいることはできなかったでしょう」と続けた。以下、舞台挨拶に登場したメンバーの紹介をダイジェストでお伝えする。
 

ジェレミー・アレン・ホワイト:ブルース・スプリングスティーン

「ブルース・スプリングスティーンを演じる俳優を考えたとき、これはどんな俳優にとってもとても難しい挑戦だと思いました。私たち全員が知っているあのブルースを、ただの物まねではなく、強さ・本物の存在感、生命力、そして同時に脆さを表現できる人を探しました。何より必要だったのは、謙虚さ、自信に満ちた格好良さです。とスプリングスティーンを演じたジェレミー・アレン・ホワイトを紹介した。


ジェレミー・ストロング:ジョン・ランダウ

マネージャーのジョン・ランダウを体現したジェレミー・ストロングには、「次に紹介するゲストとは長い付き合いです。彼は私の映画『ブラック・スキャンダル』にも出演してくれました。彼は一流の俳優で、『メディア王 ~華麗なる一族~』のケンダル・ロイ役や、冷徹なロイ・コーンを演じた(『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』)のを皆さんもご存知でしょう。しかし私の知っているジェレミー・ストロングは、計算高く冷たい人物ではありません。彼はブルースの長年のマネージャー、ジョン・ランダウを演じています。ジョンの知性、誠実さ、強さ、そしてウィットを見事に表現してくれました。素晴らしい俳優、ジェレミー・ストロングを歓迎してください」と紹介した。


ジョン・ランダウ(スプリングスティーンのマネージャー)

二人のキャストを紹介した後、「映画の核心である二人の人物に移ります」と前置きした後、「ブルース・スプリングスティーンを語るなら、ジョン・ランダウを語らずにはいられません。彼はマネージャーであるだけでなく、親友であり、相談相手であり、時には父親のような存在であり、セラピストのようでもありました。ロックの歴史において、この二人の関係は唯一無二です映画の中心には彼らの関係という愛の物語があります。私たちも皆、人生にジョン・ランダウのような存在がいたらどれほど幸せでしょう」と敬意を込めて紹介した。


ブルース・スプリングステイーン

舞台挨拶の結びでは、「そして、ブルース。私たち全員がここにいるのは彼のおかげです。『ヒーローには会うな、失望するから』と言われますが、ブルース・スプリングスティーンは私の期待をすべての場面で遥かに超えてくれました。撮影最終週、難しいシーンを撮影しているときに、私の家が山火事で焼け落ちたという知らせを受けました。妻ジョスリンと娘のエイヴァとステラをホテルに避難させたのですが、ブルースは『ホテルじゃなくて、ロサンゼルスの私の家に滞在すればいい』と言ってくれました。私たちは彼の家で暮らし、生活を立て直すことができました。それがブルース・スプリングスティーンという人です。謙虚で、寛大で、常に支えてくれる」と、撮影時の秘められたエピソードを明かした。『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』が完成したことに、「この映画は私の人生で最も深く、最も大きな創作体験でした。私は変わり、ブルースと私は火をくぐり抜けて永遠に結ばれました。彼を家族のように愛しています」と、監督から心からの感謝と敬意を捧げられたスプリングスティーンが登場、「さて、そろそろ俺の番かな?とジョークを飛ばすと場内には割れんばかりの歓声が巻き起こった


「アーティストの魂を探求する、知的で緻密な旅路を描いた傑作」—アカデミー賞®に向けて、激賞レビューが続々!

『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』がテルライド映画祭で世界初披露されたこを受けて、全米の有力メディアから賞賛の声が続々と発信されている。

映画レビューサイト“Rotten Tomatoes”では、驚異の100%というハイスコアをマークしている。(9月2日現在)

Deadline”は、「アーティストの魂を探求する、知的で緻密なテンポの旅路を描いた傑作」とし、主演のジェレミー・アレン・ホワイトに対して「ホワイトは真似をすることなく、彼の本質を捉えている。しかし、その変貌ぶりはまさに驚異的だ」とし、父親役のスティーヴン・グレアムの演技に「「エミー賞に複数ノミネートされた『アドレセンス』でキャリア最大の成功を収めているグレアムは、父親役としてこれ以上ないほどの演技を見せている」と絶賛のレビューを寄せている。

THE WRAP”は、「ホワイトのしょんぼりとしたカリスマ性はまさに完璧だ」「スプリングスティーンのファンにとっては、道中、満足感を得られるエピソードが数多くある」「だからこそ、この映画は他に類を見ないほど感動的で、満足感に溢れたロックンロール映画となっている」と、ジェレミー・アレン・ホワイトの演技、隠されたエピソードを語る映画、そしてスプリングスティーンの曲を堪能できる三拍子揃った作品だと太鼓判を押している。

Variety”は、「この作品は、ありきたりな伝記映画ではない」と強調した上で、「ジェレミー・アレン・ホワイトは、スプリングスティーンのトレードマークだった、着古したデニムとノースリーブのTシャツを軽やかに着こなしている」と、自然体な演技が観客の共感を呼ぶだろうと指摘している。

Indiewire”は、「まるで目に見えない蛇が気管に巻き付いているかのように首をかしげ、肩をすくめたホワイトは、模倣よりもむしろ喚起に重きを置いている。そして、自らを偽者のように見せることで、言葉では言い表せないほど説得力のあるスプリングスティーンを作り上げている。ボスのペルソナは長らく、自由と重荷を同時に表現する能力に頼ってきたが、『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』は、ブルースがその二つを両立させる術を学ぶ前の姿を私たちに紹介する。だからこそ、ホワイトは、常に嘘をつかれたと感じている男の誠実さをもって、彼を演じるのだ」と、スプリングスティーンの魂の旅路を見事に演じきったジェレミー・アレン・ホワイトの演技に最大級の賛辞を贈っている。


♪主演はジェレミー・アレン・ホワイト、ジェレミー・ストロング、スティーヴン・グレアムら演技派俳優が結集!

ブルース・スプリングスティーン役を託されたのはジェレミー・アレン・ホワイト

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TVシリーズ「一流シェフのファミリーレストラン」(ディズニー+)でゴールデングローブ賞テレビ部門主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)を3年連続、エミー賞主演男優賞(コメディ・シリーズ部門)を2年連続受賞、同賞で4年連続主演男優賞ノミネートの快挙を成し遂げた、全世界が最も注目する俳優だ。ギター、ハーモニカ、歌唱トレーニングを続け、若き日のスプリングスティーンを体現している。

マネージャー、ジョン・ランダウには、『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』(2024)で悪辣な弁護士ロイ・コーンを怪演し、2025年のアカデミー賞®、ゴールデングローブ賞助演男優賞にノミネートされたジェレミー・ストロング。ガールフレンドのフェイ・ロマーノにオーストラリア出身の注目女優オデッサ・ヤング、2025年エミー賞リミテッドシリーズ部門作品賞にノミネートされたNetflix「アドレセンス」の切実な演技で同賞主演男優賞にノミネートされたスティーヴン・グレアムが父親を演じている。そして「ブラック・バード」でエミー賞・ゴールデングローブ賞テレビ部門最優秀助演男優賞受賞のポール・ウォルター・ハウザーがサウンドエンジニアのマイク・バトランに起用されている。
 

ブルース・スプリングスティーンの魂の旅路があなたの心を震わせる。
『ボヘミアン・ラプソディ』の20世紀スタジオが贈る感動音楽映画

『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』は11月14日(金)より全国ロードショー


【作品情報】

監督・脚本:スコット・クーパー(原作:ウォーレン・ゼインズ著「Deliver Me from Nowhere」)
主演:ジェレミー・アレン・ホワイト(ブルース・スプリングスティーン)
共演:ジェレミー・ストロング(ジョン・ランダウ)、ポール・ウォルター・ハウザー(マイク・バトラン)、スティーヴン・グレアム(父ダグ)、オデッサ・ヤング(フェイ)、ギャビー・ホフマン(母アデル)、マーク・マロン(チャック・プロトキン)、デヴィッド・クラムホルツ(アル・テラー)
プロデューサー:スコット・クーパー、エレン・ゴールドスミス=ヴァイン、エリック・ロビンソン、スコット・ステューバー
製作総指揮:トレイシー・ランドン、ジョン・ヴァイン、ウォーレン・ゼインズ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2025 20th Century Studios
公式サイト:https://www.20thcenturystudios.jp/movies/springsteen

         #スプリングスティーン孤独のハイウェイ

ブルース・スプリングスティーン/ソニー・ミュージック・オフィシャル:https://www.sonymusic.co.jp/artist/BruceSpringsteen/


(オフィシャル・レポートより)


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1969年、一枚のアルバムに全世界が震えた!伝説的ロックバンドの知られざる起源がここに!メンバー自らが語る奇跡のドキュメンタリー『レッド・ツェッペリン:ビカミング』が、9/26(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開となり、全国のIMAX®劇場でも同時公開となります。


メンバー自身による貴重な証言やアーカイヴ映像満載!

4人のメンバーとともに当時を再体感する没入型映画オデッセイ


RTB-pos.jpg60年代末、イギリスで産声を上げたロックバンド「レッド・ツェッペリン」。ジミー・ペイジ、ジョン・ポール・ジョーンズ、ジョン・ボーナム、ロバート・プラント。およそ12年間の活動の中で、彼らが起こした現象はまさに事件であり、予言であり、そして未来であった。デビューアルバムでいきなり世界を熱狂の渦に巻き込んだバンドの出発点にはいったい何があったのか。未公開のジョン・ボーナムの生前音声のほか、メンバーの家族写真や映像、初期のライブシーンなど貴重なアーカイヴ映像とともに、その知られざる歴史を語る証言者はオリジナルメンバーのみ!


さらに、部分的ではなく1曲まるごと演奏シーンを映し出すことで、私たちはまるでその場に居合わせたかのようにメンバーの声を聞き、当時のライブをリアルタイムで目撃した感覚になるだろう。4人のメンバーとともに当時を再体感する、まさにユニークにして最高の没入型「映画オデッセイ」である。
 


この度、2021年9月4日にベネチア国際映画祭でジミー・ペイジが記者会見で語ったことをお届け致します。

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2017年の冬にプロデューサーのアリソン・マクガーティより、革装丁の書籍のように仕上げられた物語の始まりから終わりまでを一望できる絵コンテを手渡されたジミー・ペイジは「その正確さ、そして非常に深いリサーチの成果が随所に表れていた。ページをめくるたびに、私の記憶に残る重要な出来事が次々と現れ、「彼らは本当に理解している、本質を捉えている」と確信したよ」と語る。これまでもバンドの映画を製作したいというオファーは何度もあったとそうで、「どれも期待には遠く及ばず、中には、音楽そのものではなく、周辺の要素ばかりに焦点を当てたものもあり、距離を置いていたんだ。今回の作品は、まさに音楽そのものに焦点を当てていた。音楽がどのように生まれ、どのように演奏されるのか。その魅力に深く踏み込んでいて、楽曲も断片的にではなく、完全な形で提示されている。よくあるような、楽曲の途中でインタビューに切り替わる形式ではなく、音楽を中心に据えた構成がなされており、これは従来の音楽映画とは一線を画す、まったく新しいジャンルの作品だと感じたんだ」と映画製作を了承した経緯を明かす。


メンバー4人はそれぞれが卓越したミュージシャンで、まさに“星の巡り合わせ”とも言えるような奇跡的な出会いによって、一つのバンドとして結集したんだ。物語を追っていくと、4人それぞれが異なるキャリアやアプローチを持っていたことがわかると思う。しかし、一度集まった瞬間、その融合はまるで止まることのない爆発のようで、その勢いはツアーへ、そしてレコーディングへと繋がっていった。アメリカとイギリスを行き来するツアーの合間に録音や映像撮影を行いながら、その勢いはとどまることを知らなかった。まるで時速100万マイルで駆け抜けているような感覚だった。その熱量こそが、この映画で見事に表現されており、観てもらえれば、きっとその迫力と本質を感じていただけるはずだよ」と本作の出来を絶賛する。
 


監督・脚本:バーナード・マクマホン(「アメリカン・エピック」) 共同脚本:アリソン・マクガーティ 
撮影:バーン・モーエン 
編集:ダン・ギトリン
出演:ジミー・ペイジ ジョン・ポール・ジョーンズ ジョン・ボーナム ロバート・プラント
2025年/イギリス・アメリカ/英語/ビスタ/5.1ch/122分/日本語字幕:川田菜保子/字幕監修:山崎洋一郎/
原題:BECOMING LED ZEPPELIN
配給:ポニーキャニオン 
提供:東北新社/ポニーキャニオン
©2025 PARADISE PICTURES LTD.     
[公式HP]https://ZEP-movie.com 
[公式X]@zepmovie

2025年9月26日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほかIMAX®同時公開


(オフィシャル・レポートより)

 

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