「YMO」と一致するもの

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週刊少年マガジンで絶賛連載中の丹月正光によるコミックス『赤羽骨子のボディガード』(講談社)。主演に、Snow Manのラウールを迎え、8月2日(金)に全国公開いたします。


公開に先駆けて、赤色の鉄骨が特徴な神戸のボディガード、『神戸ポートタワー』とのタイアップが決定!コラボビジュアルが解禁となりました。赤羽骨子と、赤色鉄骨の絶妙な漢字違いのそれぞれのボディガードたち。「武器なし、特技なし、才能なし、友達もなし・・」という威吹荒邦の躍動感のあふれる姿に対して、「屋上デッキあり、光のミュージアムあり、ギャラリーあり、、」と、神戸の笑顔を守る神戸ポートタワーの存在感あるデザインにも注目です。


さらに期間限定で神戸ポートタワーのガイドカードがコラボデザイン仕様に!ガイドカードに記載の二次元コードから応募可能で、映画鑑賞券やオリジナルグッズが当たるプレゼントキャンペーンも開幕!


『赤羽骨子のボディガード』×神戸ポートタワー タイアップ概要

①コラボポスター、クラスメート全員のキャラクターポスターの掲出

・掲出場所:神戸ポートタワー館内(コラボポスターは周辺施設にも掲出!)
・掲出期間:2024年7月11日(木)~2024年9月2日(月)


akabane-コラボガイドカード.jpg②コラボガイドカード配布

・配布場所:神戸ポートタワー館内、神戸ポートタワー周辺施設など
・配布期間:2024年7月11日(木)~なくなり次第終了

神戸ポートタワーのガイドカードが期間限定で映画とのコラボバージョンに!
館内や、タワー周辺施設で配布しているので、是非この機会にゲットしてみてください。


③プレゼントキャンペーン

コラボガイドカードに記載の二次元コードより応募!プレゼントキャンペーン実施!
応募者の中から抽選でプレゼントが当たるキャンペーンを実施いたします。


■プレゼント内容

➀映画鑑賞券(ムビチケ) 5組10名様
②映画オリジナルグッズ「オリジナルロゴステッカー」 10名様

③神戸ポートタワー 一般入場チケット ペア(展望フロア+屋上デッキ) 10組20名様

■応募期間
➀映画鑑賞券:2024年7月11日(木)~ 2024年7月25日(木) 23:59
②オリジナルグッズ
③神戸ポートタワーチケット: 2024年7月11日(木)~2024年9月2日(月) 23:59



武器なし、特技なし、才能なし、友達もなし!

ヤンキー高校生が幼馴染を救う!?

【STORY】
とある事情から、100億円の懸賞金をかけられた赤羽骨子。

大好きな幼馴染の彼女のために、ボディガードとなった威吹荒邦に与えられたミッションは…彼女にバレることなく守ること!そしてまさかのクラスメイト全員がボディガードだった!!!
クラスメイトには司令塔の染島澄彦、空手家の棘屋寧そして…罠師、スナイパー、ハッカー、詐欺師、柔道家、監察官、運転手、鍵師、配信者、スプリンター、技師、ギャンブラー、忍者、変装家、調教師、新体操、潜水士、剣士、医師、拷問師など、超絶濃いキャラが大集結!!!
そして、そこに骨子の父で国家安全保障庁長官の尽宮正人や、骨子を敵視する正人の長女・尽宮正親も加わって大騒動に!果たして、ミッションを無事にクリアすることはできるのか…!?


【神戸ポートタワー】

■住所:神戸市中央区波止場町5-5
■アクセス:地下鉄「みなと元町駅」徒歩約5分、各線「元町駅」徒歩約15分、各線「高速神戸駅」徒歩約20分、ポートループ・シティーループ「ポートタワー前」「かもめりあ」下車すぐ
■営業:年中無休※フロア毎の営業時間は公式HPをご覧ください。
公式HP:https://www.kobe-port-tower.com/


『赤羽骨子のボディガード』

■原作:丹月『赤羽骨子のボディガード』(講談社「週刊少年マガジン」連載)
■監督:石川淳一 脚本:八津弘幸
■配給:松竹
■主演:ラウール
■出演:出口夏希、奥平大兼、髙橋ひかる
■©丹月正光/講談社 ©2024 映画「赤羽骨子のボディガード」製作委員会
公式HP: https://movies.shochiku.co.jp/akabanehonekomv/

2024年8月2日(金)~大阪ステーションシティシネマ他にて 全国公開!
 


(オフィシャル・リリースより)

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大ヒット『呪怨』シリーズを手掛け、ハリウッドリメイク版として世界中で公開された『THE JUON/呪怨』が日本人監督として初めて全米興行収入1位を獲得するなど、Jホラーを牽引し続けてきた清水崇監督。昨年、「本当に怖いホラー映画」として話題になった『ミンナのウタ』のDNAを引き継ぐ最新作『あのコはだぁれ?』が7月19日(金)に全国公開いたします。今回、映画初主演にして本格演技初挑戦となる渋谷凪咲が、夏休みの補習クラスを担当する臨時教師・君島ほのかを演じます!
 

この度、公開を記念し『 時解 eScape café 』 とのタイアップが決定!

期間限定で、各店舗にて謎解きカード配布、「あのコはだぁれ?」とのコラボオリジナル謎解きに挑戦できます!!
各店舗内で無料で配布しているカードを手にした方であれば誰でも参加可能です!さらに、謎解きにクリアした方の中から抽選で映画鑑賞券(ムビチケオンライン券)やオリジナルグッズが当たるプレゼントキャンペーンを実施。

謎解き期間に併せて、道頓堀店・なんば店にて「あのコはだぁれ?」パネル・ポスター展も開催いたします。また、遠方の方などは時解公式LINEからもコラボ謎解きに挑戦可能となります!


【タイアップ実施内容】

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①店内にてタイアップ謎解きカード配布

各店舗にて、タイアップ謎解きカードを無料で配布いたします。
道頓堀店・なんば店での脱出ゲーム参加ではもちろん、カフェ利用でもゲットできます!

★LINEアカウントにて回答し、正解者の中から映画鑑賞券(ムビチケオンライン券)や「あのコはだぁれ?」ミニレコーダー(非売品)が当たるキャンペーンを実施。(※鑑賞券の抽選は7/16(火)までの実施となります)


②時解 公式LINEアカウントにてオリジナル謎解き配信

   時解公式アカウントにてオリジナル謎解きを配信!
   LINEのおともだち登録をして、本格的な謎解きに挑戦してみては。

  ※7/5(金)10:00に配信予定/以降はトーク画面内メニューより参加可能。
  ※公式LINE登録はこちら ⇒ https://lin.ee/uUWh7rb

★正解者の中から、「あのコはだぁれ?」ミニレコーダー(非売品)が当たるキャンペーンを実施。


③道頓堀店・なんば店にて、劇中パネル・ポスター展の実施

期間内、道頓堀・なんば店にて劇中パネル・ポスター展を実施いたします。
※なんば店は事故物件からの脱出予約者のみ入室可能となります。

■公式サイト : https://www.tokitokiescape.com/
■公式LINE : https://lin.ee/uUWh7rb


【ストーリー】

ある夏休み。補習授業を受ける男女5人。この教室には、 “いないはずの生徒” がいる──。
とある夏休み、臨時教師として補習クラスを担当することになった君島ほのか(渋谷凪咲)の目の前で、ある女子生徒が 突如屋上から飛び降り、不可解な死を遂げてしまう。“いないはずの生徒”の謎に気がついたほのかと、補習を受ける生徒・三浦瞳(早瀬憩)、前川タケル(山時聡真)らは、“あのコ”にまつわるある衝撃の事実にたどり着く……。彼らを待ち受ける、予想もつかない恐怖とは……?


■出 演 :渋谷凪咲 早瀬憩 山時聡真 荒木飛羽 今森茉耶 蒼井旬 穂紫朋子 今井あずさ 小原正子 伊藤麻実子 たくませいこ 山川真里果 松尾諭 マキタスポーツ / 染谷将太
■監 督 :清水崇
■原案・脚本:角田ルミ 清水崇
■製 作 :「あのコはだぁれ?」製作委員会 ■企画配給:松竹
■制作プロダクション:ブースタープロジェクト“PEEK A BOO films”
■制作協力:松竹撮影所 松竹映像センター
■(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会
■公式サイト: https://movies.shochiku.co.jp/anokodare-movie
■公式X・公式TikTok: @anokodare_movie

2024年7月19日(金)~全国で みいつけた!!!


(オフィシャル・リリースより)

本作の公開を記念し、「あのコはだぁれ?」「聞かせて、最期の音」などタイトルや劇中の恐怖のセリフを集めた をご用意いたしました!

『あのコはだぁれ?

<ホラーセリフステッカー>(6種) プレゼント!

※6種類中ランダムで3種類を1セットとしてお渡しさせて頂きます。
 絵柄はお選びいただけません、予めご了承ください。!

 

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◆提  供: 松 竹

◆募集人数: 3 名様 

◆締め切り:2024年7月19日(金) 

◆公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/anokodare-movie

2024年7月19 日 ( 金 ) ~全 国 公 開


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大ヒット『呪怨』シリーズを手掛け、ハリウッドリメイク版として世界中で公開された『THE JUON/呪怨』が日本人監督として初めて全米興行収入1位を獲得するなど、Jホラーを牽引し続けてきた清水崇監督。昨年、「本当に怖いホラー映画」として話題になった『ミンナのウタ』のDNAを引き継ぐ最新作『あのコはだぁれ?』が7月19日(金)に全国公開いたします。さらに今回、映画初主演にして本格演技初挑戦となる渋谷凪咲が、夏休みの補習クラスを担当する臨時教師・君島ほのかを演じます!


この物語はとある夏休みの学校を舞台に、いないはずの“あのコ”が怪奇を巻き起こす学園ホラー作品です。“あのコ”が奏でる呪いの歌を聞いた時、あなたも恐怖の連鎖に取り込まれるかも・・?
 


【ストーリー】

ある夏休み。補習授業を受ける男女5人。この教室には、 “いないはずの生徒” がいる──。
とある夏休み、臨時教師として補習クラスを担当することになった君島ほのか(渋谷凪咲)の目の前で、ある女子生徒が 突如屋上から飛び降り、不可解な死を遂げてしまう。“いないはずの生徒”の謎に気がついたほのかと、補習を受ける生徒・三浦瞳(早瀬憩)、前川タケル(山時聡真)らは、“あのコ”にまつわるある衝撃の事実にたどり着く……。彼らを待ち受ける、予想もつかない恐怖とは……?


■出 演:渋谷凪咲 早瀬憩 山時聡真 荒木飛羽 今森茉耶 蒼井旬 穂紫朋子 今井あずさ 小原正子 伊藤麻実子 たくませいこ 山川真里果 松尾諭 マキタスポーツ / 染谷将太
■監 督:清水崇
■原案・脚本:角田ルミ 清水崇
■製 作:「あのコはだぁれ?」製作委員会
■企画配給:松竹
■制作プロダクション:ブースタープロジェクト“PEEK A BOO films”
■制作協力:松竹撮影所 松竹映像センター
■コピーライト:(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会
公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/anokodare-movie
■公式X・公式TikTok: @anokodare_movie

2024年7月19 日 ( 金 ) ~全 国 公 開


(オフィシャル・リリースより)

 

侯孝賢(ホウ・シャオシェン)プロデュース、台湾ニューシネマの系譜を受け継ぐ俊英・シャオ・ヤーチュエン監督による台湾・日本合作映画『オールド・フォックス 11歳の選択』が6月14日(金)より新宿武蔵野館ほかにて絶賛公開中です。この度、10代からの夢だったという台湾映画の出演を果たした門脇麦さんのインタビュー、コメントをご紹介いたします
 

台湾ニューシネマの旗手・侯孝賢(ホウ・シャオシェン)が

次世代を託したシャオ・ヤーチュエン監督最新作!

台北金馬映画祭で4冠達成の感動のヒューマンドラマ、いよいよ本日公開!


oldfox-pos.jpgバブル期の到来を迎えた台湾。11歳のリャオジエ(バイ・ルンイン)は、父(リウ・グァンティン)と二人で台北郊外に暮らしている。自分たちの店と家を手に入れることを夢見る父子だったが、不動産価格が高騰。リャオジエは現実の厳しさと、世の不条理を知ることになる。そんなリャオジエに声をかけてきたのは、“腹黒いキツネ”と呼ばれる地主のシャ(アキオ・チェン)だった。他人にやさしい父と違い、他人なんか見捨てろと言い捨てるシャ。果たしてリャオジエは、どちらの道を歩んでいくのか…。


1989年『悲情城市』でヴェネツィア国際映画祭グランプリを受賞。2015年『黒衣の刺客』でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞。小津安二郎への敬愛から『珈琲時光』を製作し、昨年10月には引退を発表した侯孝賢。そんな侯孝賢監督作品の助監督を務め、台湾ニューシネマの系譜を受け継ぐ俊英・シャオ・ヤーチュエンが監督を務めた本作。これまでのシャオ・ヤーチュエン監督作全てのプロデュースを侯孝賢が務めており、本作が最後のプロデュース作となる。昨年の東京国際映画祭でワールドプレミア上映され、人生の選択肢を知って成長していく少年と、彼を優しく見守る父の姿に心打たれる人が続出。2023年の第60回台北金馬映画祭で監督賞、最優秀助演男優賞(アキオ・チェン)、最優秀映画音楽賞、衣装デザイン賞の4冠を達成。先日発表された2024台北電影奨では、10部門でのノミネートを果たすなど、新たな台湾映画の傑作が誕生した。


oldfox-main-500-1.jpg主演のリャオジエには『Mr.Long ミスター・ロン』などで日本でも知られている日台のダブルで、台湾では神童と呼ばれる天才子役バイ・ルンイン。そして日本でもスマッシュヒットを記録した『1秒先の彼女』のリウ・グァンティンがW主演としてリャオジエの父親役に扮し、慎ましやかに支え合いながら生きる父子役を演じている。リャオジエに影響を与える“腹黒いキツネ”(オールド・フォックス)と呼ばれる地主のシャ役には、台湾の名脇役アキオ・チェン。シャの秘書役に『怪怪怪怪物!』のユージェニー・リウ。そして、門脇麦が経済的には恵まれているが空虚な日々を生きる人妻・ヤンジュンメイを演じ、初の台湾映画出演を果たした。
 



門脇麦インタビュー&クランクアップコメント、新場面写真も解禁

「幸せすぎて何度もぐっと来ました」

 

oldfox-sub-500-1.jpg10代の頃からの夢だったという台湾映画への出演という夢を叶えた門脇麦。この度、『オールド・フォックス 11歳の選択』でまさかの台湾人役で大抜擢された門脇麦のインタビューが到着した。オファーがあった時の気持ちを聞かれると、「もともとアジア映画が大好きなんです。特に台湾映画はどこか生々しさがあって、湿度や匂いが伝わってくるような感覚があるなと感じていました。そういう作品に参加したいと思っていたので、監督が「浅草キッド」(Netflix)をご覧になって、私を起用したいと言ってくださったと聞いて本当に嬉しかったですね」と喜びの声を上げた。


さらに、脚本を読んだ感想と台湾人役という異例のオファーについては、「人生に何を望むか」といった、哲学的なメッセージを感じました。私が演じさせていただいた役についても、極端な言い方をすれば、いなくても成立するお話だと思うのですが、そういう人物までもがきちんと描かれていて、物語の豊かさを感じられて好きだなと思いました。最初は「私が台湾人の役を?」とは思いました。言葉は2ヶ月くらいすごく練習しました。でも、撮影に対しての不安は全然なかったです」と本作への想いと、大抜擢への驚きを語った。


oldfox-sub-240-1.jpg門脇が演じたのは、主人公の心優しき父親タイライの初恋の相手ヤンジュンメイという本作に艶を与えてくれる役所なのだが、演じるにあたって気遣ったことを尋ねられると「私が演じたヤンさんは寂しい人です。彼女の孤独や悲しみを感じさせる瞳、そこをとにかく心掛けました。あと衣装とヘアメイクに助けられた部分が大きかったですね。当時の台湾の空気感は日本人の私には分かりようがありませんが、彼女の扮装をした時にどういう佇まいでどのような表情をすればいいのか、役に入り込めた気がします。」と台北金馬映画祭で衣装デザイン賞を受賞した、衣装の存在の大きさを教えてくれた。


憧れだった撮影現場の雰囲気に関しては、「現場はとても熱量が高くて、皆さんとても温かかったし、愛に溢れていました。そこで感じた空気はとても熱かったです。1シーンにかける時間が贅沢で、2シーンくらいを1日かけて撮影するんです。リハーサルの回数も日本より多かったです。でも日本と一番違うのはご飯で、いつも温かい食事が用意されていて、夜ご飯の休憩時間は2時間近くありました。私の撮影日数は短かったですが、私が求める物作りの全てが詰まった現場で、幸せすぎてグッと来ることが何度もありました。」と感激しきりだった。


同時にクランクアップコメントも解禁され、レストランのシーンでクランクアップを迎えたようでカメラに向かい英語で「帰りたくないです I don’t wanna go back.」と日本語と英語で寂しい思いを述べ、さらに「I want to stay here.(ここに残りたいです)4日間すごい短かったけど、昔からずっと台湾映画が大好きで憧れてきた世界観なので、自分がそこにいることがすごく不思議だったし、本当に幸せでした。また皆さんと仕事をできるように日本で台湾語をしっかり勉強して出直してこようと思います(笑)ご飯も美味しかったし楽しかった。本当に帰りたくないです」と憧れの台湾映画の撮影現場の満足感と次回の目標も含めたリベンジを笑顔で誓った。


oldfox-sub-500-2.jpgまた、門脇の出演シーンの新たな場面写真も解禁された。煌びやかなアクセサリーや装飾品を身につけ、いかにも裕福そうだがどこか寂しさを感じさせる空虚な表情でタバコを燻らすシーン、タクシーでどこかへ向かうシーン、そして初恋相手のタイライと共にタイライの働くレストランの前で横並びに並んでいるもの。最後は同じ傘に入り、タイライの顔に両手を這わせ見つめ合う二人。ヤンジュンメイの目元には傷が見られる。ただの客と店員のそれではない妖艶な空気が感じられるシーンだ。果たして二人の関係はどう転がっていくのか・・・?


また、主演の11歳の少年リャオジエを演じたバイ・ルンインの来日が急遽決定し、新宿武蔵野館にて6月15日(土)10:00の回上映終了後に舞台挨拶&パンフレットサイン会の実施が決定している。詳細は公式HPをご確認ください。

 


『オールド・フォックス 11歳の選択』

<STORY>

台北郊外に父と二人で暮らすリャオジエ。コツコツと倹約しながら、いつか、自分たちの家と店を手に入れることを夢見ている。ある日、リャオジエは“腹黒いキツネ”と呼ばれる地主・シャと出会う。優しくて誠実な父とは真逆で、生き抜くためには他人なんか関係ないと言い放つシャ。バブルでどんどん不動産の価格が高騰し、父子の夢が遠のいていくのを目の当たりにして、リャオジエの心は揺らぎ始める。図らずも、人生の選択を迫られたリャオジエが選び取った道とは…!?

■出演:バイ・ルンイン リウ・グァンティン アキオ・チェン ユージェニー・リウ 門脇麦
■監督:シャオ・ヤーチュエン 
■プロデューサー:ホウ・シャオシェン、リン・イーシン、小坂史子

原題:老狐狸/英題:OLD FOX/2023年/台湾・日本/112分/シネマスコープ/カラー/デジタル/字幕翻訳:小坂史子
配給:東映ビデオ 
HP:https://oldfox11.com/ 
公式X:@OLDFOX0614
©2023 BIT PRODUCTION CO., LTD. ALL RIGHT RESERVED

映画『オールド・フォックス 11歳の選択』は新宿武蔵野館他全国にて絶賛公開中


(オフィシャル・レポートより)


孤高の天才“プリンス”の真実に迫る傑作ドキュメンタリー『プリンス ビューティフル・ス トレンジ』が、プリンスの誕生日である 6 月 7 日(金)より新宿シネマカリテほか全国 絶賛ロードショー中です。
 

孤高の天才“プリンス”の真実に迫る傑作ドキュメンタリー

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ファンクとロックとソウルを融合させ、音楽に革命をもたらし天才の名をほしいままにしていたミュージシャン・プリンス。80年代、自伝的映画『パープル・レイン』、同映画サントラのメガヒットで、一躍世界的スーパースターに。アルバムのトータルセールスは1億5千万枚。12枚のプラチナアルバムと30曲のトップ40シングルを生み出し、7度のグラミー賞を受賞。2004年にはロックの殿堂入りを果たすなど、生涯ロック・ポップス界の頂点に君臨し続けた。アメリカ・ミネアポリスで誕生したプリンスは、住民の90%が白人という環境下で、多感な青春時代を過ごした。公民権運動の渦中、地元のブラックコミュニティ“ザ・ウェイ”での音楽的な原体験、恩師や家族が語る幼少期のエピソードの数々。チャカ・カーン、チャックⅮ、ビリー・ギボンズなど、プリンスを敬愛するミュージシャンの声も多数収録。孤高の天才が、如何にして誕生したのか、そして突然の悲劇まで、プリンスを愛する全てのファンに贈る傑作ドキュメンタリー。


この度、本作の公開を記念しプリンス好きなシンガーソングライターのスガ シカオさんと、本作の字幕監修も担当された音楽評論家の吉岡正晴さんをお招きし、舞台挨拶イベントを実施いたしました。


【日時】: 6月10日(月) 18:30より舞台挨拶開始 ※上映前イベント 

【会場】: 新宿シネマカリテ(新宿区新宿3-37-12 新宿NOWAビルB1F)

【登壇者】:スガ シカオ(シンガーソングライター)、吉岡正晴(音楽評論家・本作字幕監修)


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映画『プリンス ビューティフル・ストレンジ』公開記念舞台挨拶が6月10日、新宿シネマカリテにて開催され、大のプリンスファンだというシンガーソングライターのスガ シカオと、本作の字幕監修も担当した音楽評論家の吉岡正晴が登壇し、孤高のミュージシャンであるプリンスの魅力を語り尽くした。

 

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多くのプリンスファンで埋め尽くされた会場からの拍手で登場したスガは「1回目は何の情報も得ずに観たので、最初はプリンスの秘蔵ライブの映像とかが入っているのかなと思ったら、この映画はそういう映画じゃないんです」と語ると「どちらかというと僕らがこれまで見てきたプリンス像ではなく、他の人から見た『プリンスってどんな人だったんだろう?』というのが大きなコンセプトになっている映画なんです」と解説する。

 

吉岡氏も「ダニエル・ドール監督と数日ご一緒したのですが、監督が一番強調していたのは、彼が生まれてから、1978年にプリンスになるまで、どんなことをしていたのかにスポットを当てたいということでした」と語ると「この映画を持って、プリンスをお祝いしたい、みんなに伝えて楽しませたい。そして今プリンスを知らない人たちに、その功績を伝えていければという思いで作ったと話していました」と本作の意義を述べる。

 

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映画を2回鑑賞したというスガは「世界で一番好きな女性シンガーのチャカ・カーンが、プリンスのことを思ってしゃべっているシーンがあるんですね」と振り返ると「そのシーンを観て、こんなに深い絆でチャカとプリンスが結ばれていたんだなと感じて泣きそうになってしまったんです」と見どころとしてあげる。

 

さらにスガは「そのなかで、どうしてレニー・クラビッツのインタビューがないんだろう。二人の関係性を考えると、あってしかるべきじゃないですか」と胸の内を明かすと、吉岡氏は「ダニエル監督もレニーにオファーをしたようなのですが、2016年にプリンスが亡くなってから、まだレニーがプリンスの死を受け入れられなくて、カメラの前で話すことができないと言って断られたそうなんです」と裏話を披露。吉岡氏の発言にスガは「それは泣けますね。レニーがプリンスをどんな風に思っていたのかが分かります」としみじみ語っていた。

 

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またスガは「ネタバレになっちゃいますが、この映画のコメントを求められたとき、プリンスのことで語られた言葉に『頭の中にどんどんどんどん音が鳴るから、それを吐き出していかないと死んでしまうんだよ』というコメントがあることを書いたのですが、羨ましい限りですよね」と発言すると「プリンスは、寝るとかご飯食べるとかと同じレベルでアウトプットしていかないと生きていけないんでしょうね」と、プリンスの溢れ出る才能の泉に脱帽していた。

 

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最後にスガは「そんなすごいプリンスでも、映画を観ていると、7歳ぐらいのころは何でもできたわけではないことが分かります」と述べると「そこからアーティストになる段階で、ビジネスとして売れていくために何が必要か、ものすごくいろいろなことを勉強して、楽器も練習していくんです」と天才でもあり努力家である一面を強調すると「プリンスは、日本でコンサートが終わったあと、ビクターのスタジオでレコーディングをしたという逸話があったんです。僕なんか沖縄でコンサートをやったら、そのあとは泡盛ですよ。本当にすごいですよね」と発言し会場を笑わせていた。


出演:プリンス、チャカ・カーン、チャックⅮ、ビリー・ギボンズ他
監督:ダニエル・ドール
原題:Mr. Nelson On The North Side
2021年/カナダ/英語/68分/16:9フル/ステレオ 
提供:キュリオスコープ、ニューセレクト 
配給:アルバトロス・フィルム
公式HP:https://prince-movie.com/       
©PRINCE TRIBUTE PRODUCTIONS INC.

新宿シネマカリテほか全国ロードショー中


(オフィシャル・レポートより)

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チケットお申込み⇒ https://www.ticketpay.jp/booking/?event_id=50494

⇓下の写真は前回の様子です。

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(オフィシャル・リリースより)

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映画『ナミビアの砂漠』が現在開催中の第77回カンヌ国際映画祭にて、女性監督としては最年少で国際映画批評家連盟賞を受賞する快挙を成し遂げました!

わずか19歳という若さで撮影、初監督した『あみこ』(2017)はPFFアワードで観客賞を受賞、その後第68回ベルリン国際映画祭のフォーラム部門に史上最年少で招待されるなど、各国の映画祭で評判となり、坂本龍一もその才能に惚れ込むなど、その名を世に知らしめた山中瑶子。


Nambia-pos.jpgあれから7年、山中監督の本格的な長編第一作となる本作。主役に抜擢されたのは、2021年に公開された『由宇子の天秤』、『サマーフィルムにのって』の演技で数々の映画賞の新人賞を総なめにし、最近ではテレビドラマ「不適切にもほどがある!」でお茶の間でも話題沸騰、飛ぶ鳥を落とす勢いの新時代のアイコン、河合優実。公開当時学生だった彼女は『あみこ』を観て女優になりたいと思い、山中監督に「いつか出演したいです」と直接伝えに行った。そして遂に、その思いが叶えられた『ナミビアの砂漠』がカンヌで上映され、現地時間5月25日(土)に、カンヌ国際映画祭 国際映画批評家連盟賞を受賞した。


国際映画批評家連盟賞は、FIPRESCI(国際映画批評家連盟)によって選ばれ、1946 年から授与されて いる賞で、過去にはヴィム・ヴェンダース監督『さすらい』(76)、『パリ、テキサス』(86)、スティーヴン・ソダー バーグ監督『セックスと嘘とビデオテープ』(89)、ケン・ローチ監督『リフ・ラフ』(91)、『大地と自由』(95)、ア キ・カウリスマキ監督『ル・アーヴルの靴みがき』(11)など、錚々たる世界の名匠たちの作品も受賞している。 日本映画としてはこれまで小栗康平監督『死の棘』(90)、諏訪敦彦監督『M/OTHER』(99)、青山真治監 督『EUREKA』(00)、黒沢清監督『回路』(01)、濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー』(21)と 5 作品が受賞。 『ナミビアの砂漠』の受賞は、濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー』に続く快挙となった。※()は受賞年


5月17日「シアタークロワゼット」にて、2 回の公式上映後には、現地・フランスのリベラシオン(Libération) 紙は「間違いなく素晴らしい作品」と絶賛! また、「俳優たちの的確な演技に支えられた魅力的な作品」-Letterboxd(フランスのレビューサイト)、 「生々しくダイナミック。若き映画人にふさわしい作品」-FilmVerdict など、続々と高評価なレビューがあがっていた。
 



授賞式には山中監督が登壇し、驚きと喜びのコメントを述べた。

<山中瑶子監督 登壇時コメント>
Nambia-山中瑶子監督-240(c)Kazuko Wakayama.jpgありがとうございます。 パリに旅行に行っていたのですが、こんなにすぐにまた再びカンヌに戻って来られるとは、うれしいです。そし てとてもびっくりしています。このような賞をいただきありがとうございます。監督週間、そして私の映画のス タッフ、キャストのみなさんに感謝を伝えたいです。映画を作るとき、まだ感覚に頼るところが大きいのですが、 いっぱい勉強して、もっとうまく映画を作れるようになりたいです。まず自分のことを大切にしてから、次に周 りの人、そしてそれが全くの他人に届くように、日々優しくありたいです。ありがとうございます。 国際映画批評家連盟からの受賞理由は下記の通り。 21 世紀の日本を生きる登場人物たちの間に絶え間なく存在する距離を捉え、それらのイメージを通して、現 代における神経多様性を大胆不敵に探究している。 また、受賞を伝えられたキャストたちからも喜びのコメントが到着した。

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<河合優実 コメント>
本当に本当におめでとうございます!これまで国際批評家連盟賞に名を連ねてきた素晴らしい作品たちに『ナミビア の砂漠』がならぶこと、言葉にし難い嬉しさです!この映画を発見してくれたカンヌ国際映画祭と、この度賞を授けて 下さった審査員の方々、そして改めて、この作品に力を貸してくれた全ての人にいま最大限の感謝をしたいです。これ を最高のプレゼントとして、これから私たちの映画が世界中に自由に羽ばたいていきますように!


<金子大地 コメント>
山中監督、そしてこの映画に関わった全ての方々、受賞、おめでとうございます! 本当に嬉しいです。 先日のカンヌ映画祭登壇の興奮がいまだに醒めない中、こんな嬉しい報告を聞くことができて幸せです。このチームで作品 を作れた喜びを改めて噛み締めています。 日本での公開、どうぞ楽しみにしていてください。多くの方に今作が届くことを願っています。


<寛一郎 コメント>
受賞おめでとうございます! カンヌに行けるだけではなく、賞までいただけるとは…。 すごくいいチームで作れた作品だと映画祭を通して再認識しました。 そんなチームで作った作品が、こうやって顕著に結果として現れてくれたこと、とても名誉なことだと思います。 山中監督おめでとうございます。 監督、役者それぞれの若き力でカンヌを沸かせた『ナミビアの砂漠』は今年の夏に日本で公開が決定してい る。


<山中監督 囲み取材時コメント>
今回の映画は、ジャン・ユスターシュ監督の『ママと娼婦』に影響されて作ったところがあるのですが、『ママと 娼婦』もコンペティション部門ではありますが同じ賞をもらっていますし、日本の監督でも私の尊敬する方た ちがいただいてきた賞なのですごくびっくりしています。 受賞が決まった時に、グループ LINE で、「批評家(連盟賞)だ!」とキャストたちに送ったのですが、本当に みんなで称え合いたいと思っています。

 


【シノプシス】

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21歳のカナにとって、将来のことを考えるのはあまりに退屈で、自分が人生に何を求めているのかさえわからない。何に対しても情熱を持てず、恋愛ですらただの暇つぶしだ。同棲している彼氏のホンダは、家賃を払ったり料理を作ったりしてカナを喜ばせようとする。しかし、自信家のクリエイター・ハヤシとの関係を深めていくうちに、カナは彼を重荷に感じ始める。


監督・脚本:山中瑶子
出演:河合優美 金子大地 寛一郎 新谷ゆづみ 中島歩 唐田えりか 渋谷采郁 澁谷麻美 倉田萌衣 伊島空 堀部圭亮 渡辺真起子
製作:『ナミビアの砂漠』製作委員会
企画製作・配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2024『ナミビアの砂漠』製作委員会
公式サイト happinet-phantom.com/namibia-movie
公式X   @namibia_movie

2024年 夏公開


(オフィシャル・レポートより)

 

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【日時】5月24日(金) ※上映前のトークイベント 

【会場】池袋HUMAX シネマズ シネマ1
   (豊島区東池袋1-22-10 ヒューマックスパビリオン 池袋サンシャイン 60 通り 8F)

【登壇者】市原隼人、大原優乃、田澤泰粋、栄信、小堺一機、綾部真弥監督



oishiikyushoku-pos-1.jpg天上天下唯我独尊・ブレない男、甘利田幸男を演じるのは、言わずと知れた主演・市原隼人。甘利田が教育係を務める女教師に大原優乃。甘利田を完膚なきまでに打ちのめす食のライバル生徒を演じるのは田澤泰粋。他に栄信、いとうまい子、六平直政、高畑淳子、小堺一機らお馴染みのレギュラー陣が勢揃いするほか、新たに石黒賢が参戦!泣いて笑って、お腹がすいて、老若男女が楽しめる極上の給食スペクタクルコメディ映画『おいしい給食 Road to イカメシ』が爆誕!!


市原隼人主演。給食マニアの教師・甘利田幸男と、給食マニアの生徒による、どちらが給食を「おいしく食べるか」との闘いを描く学園グルメコメディ『おいしい給食』シリーズ。映画最新作『おいしい給食 Road to イカメシ』が全国公開を迎え、初日の5月24日に、都内劇場にて公開記念イベントが行われた。
 



舞台挨拶には劇中衣装を着た市原隼人、大原優乃、田澤泰粋、栄信、 小堺一機と、綾部真弥監督が登壇。また舞台挨拶に先立って、市原、大原、栄信の教師役3名が、劇中で生徒たちを校門で出迎えるがごとく、お客様のお出迎えを行った。さらに当初の予定にはなかったが、シリーズ第3弾で甘利田のライバル生徒となった粒来ケン役の田澤も、急遽、お出迎えに参加することになり、一緒に並んだ。本イベントに際し、「開場時にスペシャルなイベントを予定」とだけ知らされていたお客様たちは、このサプライズに「きゃー!」と大興奮。市原はお客様たちの熱気を間近でつつも、そこは甘利田のまま「おはよう!」「遅いぞ。何やってる!」「遅刻だぞ!」と檄を飛ばして、お客様を劇場内へと誘導した。


oishiikyushoku-5.24sub.jpg『おいしい給食』のTシャツを着ているファンには「いいTシャツを着ているな」、ポップコーンを持っているお客様には「うまそげだ」と話しかけるなど、普段、生徒ごとに話しかけているのと同様、さまざまに声をかけ、小さなお子様には腰を下げ、目を見て「おはよう!」と優しく丁寧にあいさつ。シリーズファンのお客様たちは、甘利田からの檄を浴び、大満足顔で劇場内へと入っていった。


引き続いて行われた舞台挨拶。キャストと監督が呼び込まれると、大きな拍手のなか、満員の客席を前に、市原が「(第3弾の)企画が上がったときから、今日の日のことを楽しみにしてきました。ずっとキャパを超えて撮影してきました。とにかく楽しんでいただきたい。いままで以上のものを生み出したいと。こうして完成したものをお届けできることを嬉しく思います」と充足の笑みを見せた。続けて田澤がドラマでのセリフからもじって「僕、みなさんと友達になれましたか?」と口を開くと、市原もうまいことを言われた!とばかりに大笑い。仲の良さそうな空気が伝わってきた。


そしてさきほどのお出迎えについて、市原が「『おいしい給食』ならではの舞台挨拶ですね。愛があるんです」とコメント。「大人のみなさんに対しても甘利田として強く、お申し立てをして申し訳ありません」と詫びると、先ほどの市原の様子を思い出して、隣の大原から「あはは」と声が漏れ、会場からも笑いが。


oishiikyushoku-main-240.jpg続けて市原が「楽しんでいただきたいという一心です」と話すと、拍手が沸き起こった。「この甘利田の役をやりながら、いろんな役を経てきています。盲目のランナーをやったり、ヤクザをやったり、不動産業界で働いてみたり、鎌倉で武士をやってみたり。歌舞伎役者になったり。意外と大変なんです。でもみなさんの顔を拝見させていただいて、またこれからもどんな役があろうと、甘利田に戻れる準備をしておこうと腹に決めました」との市原の言葉にさらに大きな拍手が起きた。


劇場版では、大原演じる比留川愛先生と甘利田とのロマンスに、かなりの踏み込みがある。これに大原も「いわゆる王道のラブコメ、ラブシーンとはまた違った意味で体を張ったシーンがありました。ドラマを見ていただいていた方は分かると思うのですが、『おいしい給食』の有名なシーンだと思うんですけど、甘利田先生に顔を近づけられるシーンのときに、愛先生は、最初はたじろいでしまうというか、一歩下がってしまうような距離感だったんです。それが映画ではまた違った距離感になっています。そこを感じていただけたらと思います」とおススメ。


oishiikyushoku-sub2-240.jpgすると市原も「おっしゃる通り、体を張って挑みました。まだ観ていただいていないのであれなんですけど、脚本には体勢は何も書いていないんです。それが、気が付いたら“イナバウアー”をしていました(笑)。これが『おいしい給食』の世界観なんだなと。原作もなにもないところから始まって、唯一無二の世界観を作り出せた。そういうのがひとつの強みだと思っています」と自信を見せた。


実はそうした甘利田と愛先生の“ラブシーン”の目撃者となっているのが、校長先生を演じた小堺。「ラブロマンスのシーンが何か所かありますけれども、とても重要なところで僕は同じところにいる設定になってるんですよ。非常に羨ましいなと思いながら。若い世代に拍手を送りたいと。幸せになってほしいと。僕はフィルムじゃなくて、そばで見てました」とニヤリとしてみせた。


oishiikyushoku-sub1-240.jpgそして何より注目は甘利田と新たなライバル、粒来ケンとの給食バトルだが、演じた田澤について市原が言及。「本当に一生懸命で真面目で。こんな大役を担ってくださって感謝しています。僕は本当に勝てないです。台本も付箋だらけなんです。僕ももっとまじめに一生懸命やらなければと思うほど、何かを言われて動くのではなく、自分から動くんです。“これはパンを顔に近づけたほうがいいですか? 顔をパンに近づけたほうがいいですか?”って聞くんですよ。僕より甘利田だなって。本当にすごいなと思いました。堤防のシーンで、自分の思いを通すところがあるんですけど、僕は本当に勝てないなと。この年だからこそ。こんな透明な心にはなれないのかなと。本当にステキな笑顔をたくさん持っていて。今でも惚れています。本当にありがとうございます」と、隣の田澤に頭を下げた。


綾部監督も「シーズン3とこの映画は田澤くんにかかっていました。神野ゴウを演じた佐藤大志のあとを継ぐというのは相当なプレッシャーがあったと思うんですけど、彼は一発OKがほとんどだったんですけど、泰粋の場合はだんだんよくなっていくというか、一歩一歩亀のように確実に進んでいくんです。愛おしくて。指導すればするほどうまくなる。プレッシャーのなか戦ってきて、やっと今日の日を迎えたので、ぜひ粒来ケンの活躍に注目していただけたらなと思います」と言葉を送った。


変わらず市原のまっすぐな姿が印象的だった舞台挨拶。最後も「思いもよらずたくさんの方に愛していただき、こうして第3弾を迎えることができることを心から嬉しく思っています。本当に夢みたいです。役者人生のなかで、こんなにピュアな作品と出会うとは思っていませんでした。僕は『おいしい給食』のファンの方の大ファンです」と作品のファンへの思いを口にした。
 

『おいしい給食 Road to イカメシ』は新宿ピカデリーほか全国公開中。


【スタッフ&キャスト】

監督:綾部真弥
企画・脚本:永森裕二 プロデューサー:岩淵規
出演:市原隼人 大原優乃 田澤泰粋 栄信 石黒賢 いとうまい子 六平直政 高畑淳子 小堺一機
コピーライト:©2024「おいしい給食」製作委員会

公式HP ▶ https://oishi-kyushoku3-movie.com/
公式Twitter(@oishikyushoku) ▶ https://twitter.com/oishikyushoku/
公式Facebook(@oishi.kyushoku) ▶ https://www.facebook.com/oishi.kyushoku/
公式instagram (oishi.kyushoku) ▶ https://www.instagram.com/oishi.kyushoku/


(オフィシャル・レポートより)

 

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【日時】:2024年5月13日(月)18:00~18:30 ※上映前イベント

【場所】新宿バルト9 スクリーン9(新宿区新宿3丁目1-26 新宿三丁目イーストビル)

【登壇者】spi、堤幸彦監督、一ノ瀬京介、横澤大輔



近年Chat GPTの登場など急激にAIが注目される中、AI同士が討論したらどうなるのか?奇才・堤幸彦監督最新作でキャストたった1人で15役を全編英語で演じる『SINGULA』(シンギュラ)が絶賛公開中です。


SINGULA-pos.jpg本作は15体の人間そっくりのAIアンドロイド同士が「人類は存続か、破滅か」という究極のディベートを繰り広げるディベートクラブのバトルロイル・デスゲーム。映画に登場するのは記憶情報の異なるAIアンドロイド15体。情報学習能力を持ち、感情はない。規則を守らなければ即シャットダウン。たった1人の出演キャストに抜擢されたのは2.5次元やミュージカルなどで活躍しているspi。全編英語で15体15役のAIキャラクターを演じ分け、最新技術によって撮影・編集された15体のキャラクターが一同に競演し交錯していく。奇才・堤幸彦の放つ世界観が観るものの脳を劈く劇薬エンターテイメント。果たして、どんな展開が幕を開けるのかー。最後に生き残るのは誰なのか。


前代未聞の企画である本作は、海外では昨年のマドリード国際映画祭で主演男優賞賞の受賞や、ニューヨークでの公開など大反響を巻き起こしている。原案原作は、2019年2月、舞台で上演されたAI達による討論劇[SINGULA]。堤監督を含め映画制作・プロデュースチームは、本作の映画化に向けて、これまで観たことがない、体感したことがない、狂おしく美しい映画体験を創りたい、そして、本作品に含まれた非常に重要なテーマを世界中に届けたいという強い想いに賛同したスタッフ達が集結した。主題歌は、r-906 feat. 初音ミクが歌う「イフ」。2018年に活動を開始したボカロP・r-906による書き下ろし楽曲となっており、堤幸彦監督の映像世界観をさらに魅惑的で幻想的な世界に彩っている。


この度、世界に衝撃を放った本作を生み出した、主演のspi堤幸彦監督原案・脚本の一ノ瀬京介横澤大輔プロデューサーが一同に集まり公開記念舞台挨拶を実施いたしました!



SINGULA_spi,tutumi-500.jpgspiは「僕、舞台挨拶が初めてなんですよ。本日は駆けつけてくれてありがとうございます」と会場に集まった大勢の観客を前に、嬉しそうに挨拶。続けて、堤監督は「こんな光景滅多にないよ」、一ノ瀬は「この作品は僕が32歳の時に脚本を書いた舞台が元になっています。こんなに多くの方に観て頂けて嬉しいです」、横澤は「劇場公開が実現したことに感謝します」とそれぞれ挨拶。


そしてここからは、人に究極の癒しやリラックスを与えるビーズクッションYogiboソファと、人間の感情の「癒し」とは無縁のAIというまさに水と油のコラボレーションとなった、映画「SINGULA」とYogiboのコラボにより、壇上にはカラフルなYogiboソファが並べられ、世界初!?となるYogiboソファに座りながらの舞台挨拶がスタート。


SINGULA-bu-240-2.jpg堤監督がYogiboソファに腰掛けながら「これがYogiboですよね。ラクダをダメにするやつですよね(笑)シュールな光景ですね」というと、場内からはその異様な光景に笑いが起こった。コラボ動画に出演したspiは「この前特別映像を撮っていて1日中 Yogiboと戯れていたんですよ」と振り返った。


映画をつくるきっかけを聞かれた堤監督は、映画の元となった舞台を観て「なんて不思議かつ刺激的な舞台なんだろうと思って、そこに浮かび上がってくるテーマに感動して、その場ですぐに映画化した方がいいですよと言いました。そして、映画化が決まった後に、ふと15人の役を1人でいいんじゃないかというアイディアが降ってきて、そしてこんな映画になりました」と明かした。


キャスティングについては、一ノ瀬が「英語ができて、15役を演じ分けられる人がspiさんしか思い浮かばなくて。すぐ夜中に電話して、その2日後には会ってspiさんの出演が決まりました」と異例のスピードで決定したという。


しかし、実際に現場に入った際の感想を聞かれるとspiは「初めてお話を聞いた時、“たぎりますね”って答えたのですが、台本を読んで、絶対に自分には出来ないって思って泣きました。監督や一ノ瀬さんにも相談したら、二人は大丈夫!大丈夫!みたいな感じで。まじかよ!と思いました」と苦笑交じりに当時の心境を明かした。また、15役の演じ分けについてspiは「俳優論になってしまうんですが、役を外から作っていきました。まずは器を作って、その器の中でセリフを言えば、その役になるだろうと思って演じました」と答えた。


SINGULA-bu-240-4.jpg完成した映画を観て、一ノ瀬は「なんて気持ちの悪い映画なんだろうと思った笑。けれど、見終わったあとに、いいモノ観たなって気持ちになりました」、spiは「変な映画だと思いました笑。自分で演じたんだけど、合成で本当に15人いるみたい。そして、最初の始まり方が堤イズムで始まっていて、間や音が堤監督の作品だ!と感動しました」、横澤は「映画なのか、舞台なのか、洋画なのか、邦画なのかと。コロナ禍に作ったので映画館でかける前提で作られてない。当初メタバースでの上映とかの話もしていました。滅多にない作品になっているので、そこを楽しんで欲しい」、堤監督は「まだ編集したいくらいの気持。いろんなトライアルができる作品なので。あと、ラストに流れる主題歌のr-906さんの『イフ』という曲が、ボーカロイドでデジタルな作りでありながら、とても人間的で。やっぱり人間が作り出した作品だなと着地ができて良かったです」とそれぞれ感想を言い合った。


SINGULA-bu-240-3.jpg最後に、これから映画を観る観客に向けて一人ずつメッセージが向けられ、横澤は「今まで見たことのない作品になっているので、ぜひ楽しんで見てほしいです」、一ノ瀬は「もともとこの脚本は、AIを通して、今一度人間の尊さを感じて欲しいと思って書いたので、ぜひ観終わった後に自分はこんな風におもったとSNS上などでディベートを繰り広げられたら嬉しいです」、堤監督は「一人なんだけど、不思議に違って見えてくる。けど語られているのは怒りや悲しみなどの記憶のサンプリングで、一人の話としても見てくれてもいいと思う」、spiは「こんな大きなスクリーンで見れるのかぁ。いいなぁ。メチャメチャ楽しんでいってください!」と締めくくり、大盛況のうちに舞台挨拶は幕を閉じた。
 


『SINGULA』

集められたのは「先生」と呼ばれる人間が作り出した15体のAIたち。同じ顔、同じスタイルの15体のAI。違いは、それぞれに埋め込まれたチップによる性格や記録されている情報のみ。互いの素性を知らないAIたちによるディベートバトルロイヤルが始まる。

■出演:spi 監督:堤幸彦 
■脚本・原案:「SINGULA」一ノ瀬京介 
■主題歌:「イフ」r-906 feat. 初音ミク
■配給:ティ・ジョイ 
■公式サイト:singula-movie.com 
■©「SINGULA」film partners 2023

2024年5月10日(金)~新宿バルト9、横浜ブルク13、T・ジョイ梅田、T・ジョイ博多、5月17日(金)~ミッドランドスクエアシネマにて全国公開


(オフィシャル・レポートより)

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【場所有楽町朝日ホール(千代田区有楽町2-5-1有楽町マリオン11階)

【出席者】:高畑淳子(69) 剛力彩芽(31) 松下由樹(55) 水野勝(33) 
      大村崑(92) 凰稀かなめ(41) 長塚京三(78) 橋爪功(82) 
     (脚本・監督)香月秀之(67)
 特別出演:三浦友和(72)



お終活再春7cast-550.jpg5月31日(金)より全国公開される『お終活 再春!人生ラプソディ』。「人生百年時代」を迎え、人生を謳歌するための新しい「お終活」を提唱し、シニア世代に笑顔と勇気を与えた前作『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』(21)がパワーアップしたシリーズ第2弾です。本作のテーマは、青春ならぬ「再春」。誰の心の中にもきっとある若かりし頃の夢や憧れ。仕事や子育てが一段落した今だからこそ、これからも続いていく自分の人生を楽しく豊かに過ごすために、再びチャレンジしてみよう! 生前整理をすることだけでなく、やり残したことをやる。それもまた一つの「終活」と、新たに提案しています。


映画の完成を記念して、前作から出演となる高畑淳子、橋爪功、剛力彩芽、松下由樹、水野勝本作から参加となる大村崑、凰稀かなめ、長塚京三と新旧『お終活』メンバーとなる豪華出演者陣が登壇するpresented by

 

「洋服の青山」特別イベント付試写会を実施いたしました。さらに特別出演の「洋服の青山」のイメージキャラクターを37年務める三浦友和がスペシャルゲストとして登壇! ベテラン俳優陣の元気の秘訣(ひけつ)、「再春=もう一度チャンレンジしたいこと」など盛り沢山のエピソードが飛び出し、大盛り上がりとなりました。


映画上映後、映画の深い余韻と感動に包まれた会場内にキャスト、監督が登壇すると、会場は万雷の拍手。そしてその拍手はしばらくの間やむことなく、通常よりも長い拍手に登壇者たちもパッと笑顔に。その様子からも、この映画が約700名の観客にしっかりと受け入れられた様子がうかがい知れた。
 



Oshukatsusaishun-5.8bu-500-1.jpgそんな会場の様子に感慨深い様子を見せた高畑は「たくさんの方にこうしてお越しいただいて胸がいっぱいです。映画を撮ったのは1年くらい前でしたが、これからこの映画が旅立つのだと思うと胸が熱くなります」とあいさつ。そして香月監督も「こんなにお集まりいただいてありがとうございます。この作品は前作から1年後の話となっています。前作を観られた方でしたら、皆さんの役どころの人間関係がよくお分かりだと思うんですが、もしご覧になっていない方も配信で観られますので。もう一回観ていただければ、今日の話がもっとよく分かると思います」と観客に呼びかけた。


「洋服の青山」60周年を記念して行われたこの日のイベントでは、橋爪、水野、大村、長塚、香月監督の男性陣と、宝塚元トップスターの凰稀が「洋服の青山」が仕立てたオーダーメードのスーツを着用して来場。レディーススーツに身を包んだ凰稀は、「青山さんというとリクルートスーツのイメージがあったんですけど、こんなオシャレに着られるスーツもあるんだなと思い、ビックリしました。でも着心地は最高のフィット感。足をあげて踊りたくなります」とご機嫌な様子。


Oshukatsusaishun-5.8bu-500-2.jpgそして「長い芸能生活ですが、映画に出て背広をつくってもらえるなんて初めてです」と切り出した大村は、「(人気ドラマの)『赤い霊柩車』シリーズで、石原葬儀社のジャンパーをもらって。それは宝物ですが、これも宝物です。ただこれ、僕だけつくってもらったのかなと思ったら、皆さんつくってもらったんですね」とコメントし、ドッと沸いた会場内。そんな登壇者たちのスーツ姿に「皆さんカッコいいですよね」と語る高畑も「ただわたしたち(女性陣)はつくってもらってないので、わたしたちもつくってほしい。わたしはちょうど葬儀用の服がないので、よろしくお願いします!」とおねだりをし、会場を笑いに包み込んだ。


本作のテーマは、これからも続いていく自分の人生を楽しく豊かに過ごすためにもう一度チャレンジをしてみようという「再春」。それにちなみ「これからチャレンジしてみたいこと」について質問された登壇者たち。まずは高畑が「わたしはこの間、英語のオーディションを受けたんですが、それがものすごく楽しくて。高校の時から英語が好きだったんですけど、英語でお芝居をしたらものすごく気持ちが良くて。そのオーディションでも褒められたんです。ハリウッド映画で、魔法の薬をつくっているおばあさんとか、そういうのをやってみたいなと。それが夢です」と語り、続く橋爪は「もう何にもしたくないですね」と返して会場は大笑い。さらに剛力が「わたしの今年の目標は心の健康、身体の健康だと思っていて。やはりここまで大活躍されている皆さまとご一緒させていただいて。わたしも元気にお芝居を続けられたらいいなと思いましたし、あらためて健康とはと考える機会となったので。20代の元気さを取り戻したいなと思いました」と元気な諸先輩方に刺激を受けている様子。


Oshukatsusaishun-5.8bu-500-3.jpgそして御年92歳の大村が「私事ですが、去年の12月に引っ越したんですよ。230人が住む高級老人ホームなんですけど、そこに入ったのは良かったけど、まわりには230人の老人がいるわけです。だから一歩外に出たら大村崑をやらなきゃいけないわけですよ。だからゆっくりのんびりしてられない。『崑ちゃん』って声をかけられるから、背筋を伸ばして崑ちゃんをやらなきゃいけないわけなので。それは少しくたびれるね」と明かすと会場は大盛り上がり。喜劇俳優らしい、どこかユーモラスな語り口に会場もクスクス笑いが止まらなかった。


Oshukatsusaishun-5.8bu-mizuno-240-1.jpgその後は松下が「若い頃にゴルフをやっていたことを思い出しまして。ゴルフをやってみたいなと思ってます」と続けると、水野も「自炊に挑戦したい。20代はほとんどやってこなかったんですけど、30代に入って健康が大事だなと思いまして。今、まさに挑戦中です。毎日おみそ汁をつくって飲んでいます」と健康に気遣っていることを明かす。そして凰稀は「わたしはこの映画がきっかけですが、認知症介助士と、介護予防健康アドバイザーという資格をとりました。やはり自分の両親も70を過ぎたので、何か両親のためにしたいなと思い、資格をとりました」とこの映画出演がもたらしたことについて明かすと、会場からは大きな拍手が送られた。

 


Oshukatsusaishun-5.8bu-nagatsuka-240-1.jpgそして長塚は「僕はパソコンやスマホなどと相性が良くないし、向こうも僕と相性が良くないので。ちょっと関係性を改善して。パソコンを覚えたいなと思っています」と決意のコメントを述べつつも、「でも凰稀さんのお話を聞いたら一度、凰稀さんにレクチャーを受けたいなと思いました」と凰稀が取得した2つの資格に興味津々な様子。そして大村は「もう92なんで挑戦したいことはないですね。でも病気に挑戦という意味では、薬という薬をやたら飲んでますよ。薬だらけですよ。もう薬を飲むのが仕事みたいなもんです」とぶちまけて会場は大笑い。最後に香月監督も「前作で、高畑さんと橋爪さんの若い頃にウクレレを弾いているシーンを撮ったんですが、その時のウクレレが家にあって。牧伸二さんのウクレレ漫談が大好きだったんで、それをまねしています」と締めくくった。


Oshukatsusaishun-5.8bu-Di-240-1.jpg本作の撮影の合間には本作のプロデューサー陣に大村が直々にスクワットの指導をする、というひと幕があったという。そのことについて「6年もジムに通っていますからね。スクワットの崑ちゃんと呼ばれているんですよ。ちょっと見せましょうか」という大村の提案に会場は大盛り上がり。そこで92歳とは思えない安定的な腰の動きのスクワットを披露してみせて会場はビックリ! その上で「スクワットは本当に効きますんで、皆さんもやってみてください」とアドバイスする大村の姿に会場は大喝采となった。

 


 


Oshukatsusaishun-5.8bu-miura-240-1.jpgそしてこの日は「洋服の青山」のイメージキャラクターを37年務め、本作にも特別出演している三浦がスペシャルゲストとして来場。もうすぐ母の日ということで、カーネーションの花束を高畑に手渡した三浦は、「わたしは洋服の青山さんにお世話になって37年くらいたちます。洋服の青山さんがこの映画の特別協賛を行っているというご縁でわたしも映画に少しだけ出させていただいております。ただ本人役で、ただ歩いているだけの役だったんですけど、ただ歩くだけというのが本当に難しくて。52年役者をやっていますが、今までで一番難しい役でした」と笑うと、「終活という言葉はネガティブな感じがして、あまり好きではなかったんですけど、本人が古希を迎えますと自然に受け入れているんですね。終活という意味をとてもポジティブに捉えられて。人生、これから有意義に、楽しく迎えていくという考え方なんだなと思いました」と本作を通じて意識が変わったことを明かす。その上で「それはこの映画のテーマでもありますよね」と橋爪に対して呼びかけるも、橋爪は「そうなんですか?」とぼけたコメント。


Oshukatsusaishun-5.8bu-houki-240-1.jpgそんな中、そこに割って入るように大村が「はじめまして」と三浦にあいさつすると会場は大爆笑。三浦も「子どもの頃から見てました。光栄です。これからは橋爪さんではなく、大村崑さんを目指します」と笑顔を見せると、会場は拍手。その様子に「昔から仲が悪いんですよ」と憎まれ口をたたく橋爪。その姿に思わず笑ってしまった三浦が「本当は尊敬する大先輩なんです。大好きです」とフォローしてみせて温かい笑いに包まれた会場内。その後、あらためて三浦からカーネーションをプレゼントされた感想について尋ねられた高畑は、「思い残すことはありません」と満足げな顔を見せた。

 


【STORY】

大原千賀子(高畑淳子)、真一(橋爪功)の一人娘・亜矢(剛力彩芽)が、いよいよ結婚目前! 喜びあふれる大原家だが、真一の認知症疑惑という新たな問題が・・・。その一方で、千賀子は若い頃に習っていたシャンソンの恩師の娘・丸山英恵(凰稀かなめ)との出会いがきっかけで、再びレッスンに通いだす。音楽ライブプロデューサーでもある英恵からステージでシャンソンを歌わないかと勧められ、大張り切りの千賀子だが、コンサート目前に開催が危うくなり・・・。はたして、千賀子はステージで歌えるのか!?そして大原家は一体、これからどうなるのか!?


・出演:高畑淳子 剛力彩芽 松下由樹 水野勝 西村まさ彦 石橋蓮司  
    藤吉久美子 増子倭文江 LiLiCo 窪塚俊介 勝俣州和 橋本マナミ
    藤原紀香(友情出演) 大村崑 凰稀かなめ 長塚京三 橋爪功
・脚本・監督:香月秀之 
・音楽:MOKU 
・挿入歌:『愛の讃歌』 作曲:Margueritte Angele Monnot 訳詞:カツキヒデユキ 歌:高畑淳子
・企画・製作プロダクション:フレッシュハーツ 
・配給:イオンエンターテイメント                                                   2023/日本/118分/5.1ch/カラー/ビスタサイズ/デジタル  
©2024年「お終活 再春!」製作委員会  

・公式サイト:Oshu-katsu.com/2/  
・X(旧twitter) @oshukatsu_eiga  
・Instagram  @oshukatsu_eiga2

2024年5月31日(金)~全国公開


(オフィシャル・レポートより)

 
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