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『ヴァチカン美術館3D 天国への入り口』

 
       

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作品データ
原題 The Vatican Museums 3D 
制作年・国 2013年 イタリア 
上映時間 66分
監督 監督:マルコ・ピアニジャーニ  撮影:マッシミリアーノ・ガッティ   監修:アントニオ・パオルッチ(ヴァチカン美術館長)、
出演 アントニオ・パオルッチ、パオロ・カシラギ
公開日、上映劇場 2015年3月7日(土)~シネ・リーブル梅田(3D)、シネマート心斎橋(2D)、京都シネマ(3D)、3月14日(土)~シネ・リーブル神戸(2D)、ほか全国順次公開

 

~世界最高のヴァチカン美術館、貸切ツアーの始まりです!~

 

世界の至宝が収蔵されている世界一の美術館・ヴァチカン美術館に、世界で初めて4K(Ultra HD)3Dカメラが入り、これまでにない高密度の立体画像であのヴァチカン美術館を堪能することができる。ヴァチカン美術館の壮大さはフランスのルーブルやロシアのエルミタージュの比ではない。313年キリスト教が公認されてからの長い歴史の中で、いかにキリスト教が世界を席巻し、世界中の至宝がヴァチカンに集められてきたか、その支配力の大きさを思い知らされる。

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ヴァチカン美術館を訪れたことのある方ならよくご存じだろうが、常に観光客で混雑していてゆっくり鑑賞できないことが多い。特にシスティーナ礼拝堂の混雑はひどく、しかも撮影禁止なので、静かに礼拝する状況ではない。2011年8月にヴァチカン美術館貸切鑑賞ツアーに参加したことがある。閉館後3組のJTBツアー客60名だけで静まり返った館内を鑑賞。システィーナ礼拝堂ではライトアップもあり、撮影もOKという実に贅沢な体験だった。迫り来る壁画や天井画に数々の美術品、特にラオコーン群像をはじめとするローマ時代の彫像やルネッサンス期のミケランジェロやラファエロの絵画など、時空を超えた衝撃波に圧倒された。

vatican-3.jpgその貸切鑑賞を映画館で体験できるのです。①ローマ時代の美術品「古典彫刻の迫力」、②システィーナ礼拝堂天井画の「ミケランジェロが描いた旧約聖書の壮大な物語」、③同じくシスティーナ礼拝堂壁画の「大壁画の世の終末を描く」、④「短期間に成熟していく天才若きラファエロ」、⑤代表的祭壇画の「ルネッサンス前とルネッサンス後」と、分かりやすく分類されて、さらにヴァチカン美術館館長のアントニオ・パオルッチ氏による解説付きというから、大変貴重な体験となることでしょう。ローマへ行かなくても、映画館でヴァチカン美術館を貸し切れる絶好のチャンスです。

(河田 真喜子)

公式サイト⇒ http://vatican4k3d.com/

(C)direzione dei muse i - governatorato s.c.v

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