『大阪のうさぎたち』杉野希妃さん、イム・テヒョン監督インタビューはコチラ
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制作年・国 | 2011年 韓国=日本 |
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上映時間 | 1時間10分 |
監督 | イム・テヒョン |
出演 | ミン・ジュンホ、杉野希妃、松永大司 |
公開日、上映劇場 | 2012年6月30日~シネ・ヌーヴォ、8月4日~京都みなみ会館、元町映画館 |
『遭遇』のイム・テヒョン監督最新作『大阪のうさぎたち』は、まさに全く新しいタイプの大阪発映画だ。
2011年映画祭で来日時に、『遭遇』の主演俳優ミン・ジュンホと再びタグを組んで撮影した本作では、『歓待』の主演兼プロデューサーとして来阪していた杉野希妃が急遽撮影に参加。世界中で90%の人類が亡くなった地球で、唯一秩序を維持し、普通の生活を送り続けている都市が大阪という設定のもと、中之島、梅田スカイビル、大阪城など大阪の今を切り取るロケーションで即興的な技法を取り入れながら撮影し、浮遊感のあるSFに仕上がっている。
韓国でのシーンを交え、日本のシーンでも韓国語と日本語が入り混じる『大阪のうさぎたち』は、映画作りの新しいスタイルを提示してくれた。映画祭がきっかけで誕生する大阪発映画としても意義深い作品だ。関西先行公開となる本作で、いつもの大阪がスクリーンでどのように映し出されるのか目撃してほしい。 (江口 由美)
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