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2008年11月17日、大阪ウェスティンホテルで行われた記者会見にて
2008年11月21日『大阪ヨーロッパ映画祭』初日に行われた『アラビアのロレンス』の上映会の舞台挨拶にて
(リサイタルホール)
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【訃報】
映画音楽界の巨匠モーリス・ジャール氏が3月29日、ロサンゼルスで亡くなられました。ガンを患っておられたそうで、84歳でした。
昨年11月に、『大阪ヨーロッパ映画祭』で来阪され、多くの観客を前に、『アラビアのロレンス』の曲作りの様子や映画と音楽の未来についてなど、楽しくお話して下さいました。
また、様々な場でスピーチされる度に、「『大阪ヨーロッパ映画祭』はヨーロッパと日本を繋ぐ文化的架け橋になる重要なイベントであり、今後も継続し発展するよう願っております。」と強調しておられました。それは、主催者のパトリス・ボワトー氏を始め、映画祭を応援する私達映画ファンにとってもどれ程大きな励みになったか知れません。
大阪を離れる間際も、「もっと大阪に居たい」と仰っておられたとか・・・お茶目でエネルギッシュでお優しいモーリス・ジャール氏。そんな貴重な想い出を胸に、心からモーリス・ジャール氏のご冥福をお祈りしたいと思います。
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★ モーリス・ジャール氏の訃報に寄せて
(大阪ヨーロッパ映画祭より )
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すでに報道されておりますとおり、先月29日、
昨年11月に第15回大阪ヨーロッパ映画祭の実行委員長として来日したモーリス・ジャール氏(84歳)が永眠されました。
健康状態がすぐれない中、舞台挨拶、観客の皆様とのディスカッション、またプレス記者会見、ガラパーティーにご参加頂き、
たくさんの映画ファンを魅了したあの笑顔が、まだ記憶に新しい中での突然の訃報に、事務局一同大変深い悲しみ沈んでおります。
それと同時に、昨年8月には体調を崩され一度は断念した来日が、何とか実現することとなったのは、
大阪で15年に渡り活動を続けて来た当映画祭を応援したいという、ジャール氏の熱い気持ちからでした。
映画祭としましては、素晴らしい機会をいただけたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
また、もう一度皆様にジャール氏の映画、音楽、笑顔、ユーモアを思い出して頂きたく
追悼の意を込めて『モーリス・ジャールの軌跡』を4月18日/19日にプラネットプラスワンスタジオにて上映させていただくこととなりました。
以下の公式サイトの関連ページもご参照下さい: →http://www.oeff.jp/article1922.html
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<映画音楽界の巨匠モーリス・ジャール追悼上映> |
2009年4月18日(土) ~
19日 (日) 於:プラネット・プラスワン・スタジオ
昨年「第15回大阪ヨーロッパ映画祭」の名誉委員長として来日したモーリス・ジャー ル氏が、先日(3/29)に永眠されました。そのジャール氏を追悼し、彼の業績を音と映
像と関係者らの証言で振りかえるドキュメンタリー『モーリス・ジャールの軌跡』を上映いたします。第15回の同映画祭で上映されたこの作品では、自身の経歴や作曲法が明かされるジャール氏本人へのインタヴューはもちろんのこと、デビッド・リーン監督
との制作風景、またオマー・シャリフ(『アラビアのロレンス』、『ドクトル・ジバコ』)
やフォルカー・シュレンドルフ(『ブリキの太鼓』)など、著名な映画人らが自らの思 い出を交えつつ作曲家とその仕事について語るシーンが納められており、多くの映画フ
ァンにとって必見です。
『モーリス・ジャールの軌跡』 /
Bandes Originales: Maurice Jarre
2007年 フランス 80分
監督・脚本:パスカル・クエノ
出演:モーリス・ジャール、サンドラ・リーン、アドリアン・ライン、ジャン
ヌ・モロー、ジャン・ロシュフォール、オマー・シャリフ、ピーター・ウィアー
● 日時・プログラム:
4/18(土) 13:00~モーリス・ジャールの軌跡 (上映後、大阪ヨーロッパ映画祭
実行委員長パトリス・ボワトーよりご挨拶)
15:00~特別上映-1
17:00~モーリス・ジャールの軌跡
4/19(日) 13:00~モーリス・ジャールの軌跡
15:00~特別上映-2
17:00~モーリス・ジャールの軌跡
● 場所:プラネット・プラスワン・スタジオ
〒530-0016 大阪市北区中崎町2丁目3-12パイロットビル2F
http://www.planetplusone.com/access/
● チケット料金:一般:¥1500 会員/学生:¥1200 ※特別上映は¥1000均一
● お問合:プラネット・プラスワン・スタジオ(06-6377-0023) |
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