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★ 第17回大阪ヨーロッパ映画祭(2010)レポート

 第17回大阪ヨーロッパ映画祭が開幕!!!


 『面影』のキャスト・スタッフの皆さんと、ジョアキン・デ・アルメイダ氏をはじめとするヨーロッパからの
ゲストの皆さん(11/18)


短編『面影』の万田監督(左から3人目)や俳優の小川尊(監督の右隣)らキャスト・スタッフの皆さん





●第17回大阪ヨーロッパ映画祭が開幕

芸術性に優れたヨーロッパの最新映画を一挙に紹介する第17回大阪ヨーロッパ映画祭が、大阪・肥後橋のイシハラホールを舞台に開幕。初日となる11/18(木)のオープニングセレモニー&上映には、名誉委員長を務めるポルトガル人俳優のジョアキン・デ・アルメイダ氏や、オープニングを飾った『面影』の万田邦敏監督ら、バラエティ豊かなゲストが勢ぞろいした。

『面影』は、昨年の大阪ヨーロッパ映画祭にゲストで招かれたベルギーの名優ヤン・デクレールを主演に迎えた短編作品。『UNLOVED』や『接吻』で高い評価を得る万田邦敏が監督を務め、全編大阪ロケで撮影を慣行した。本映画祭ならではと言える大阪×ヨーロッパのコラボ作品を手がけた万田監督は「撮影前はヤン・デクレールさんを知らなかったので、一体どんな方かと不安でした。しかし、初対面の時、ひと目で信頼できる俳優だと分かりました。とても心の広い優しい方で、撮影は3日間と短かったですが楽しかった。ヤン・デクレールさんの人柄が作品に深みを与えてくれました」と挨拶。

名誉委員長を務めるジョアキン・デ・アルメイダ氏は「ポルトガルと日本の修好150年の記念の年に映画祭へ招待していただきありがとうございます。今回の大役は大変名誉なこと」と謝辞を述べたあと「ヨーロッパの映画は商業的にも厳しく、なかなか日本で上映される機会がありませんので、これからもどんどんこのような機会を増やしていけるようになれば」とヨーロッパ映画普及への希望を語った。さらに「私はアメリカ映画(『あの日、欲望の大地へ』『チェ39歳別れの手紙』など)にも出演していますが、俳優としてはヨーロッパの作品に出演することが非常に大きな喜びです。今回の映画祭はポルトガルの映画もたくさん上映されます。そのうちの二本『闇を走れ』と『忘れ得ぬ女』には私も出演しています。どうか、みなさん多くの映画を楽しんでください」と委員長らしく映画祭をスマートにPRした挨拶でオープニングセレモニーを飾った。映画祭は18(木)から23(祝・火)の6日間に渡って開催予定。

(中西 奈津子)ページトップへ
1)アルメイダ氏作品上映/11/18(木)14:20〜
http://www.oeff.jp/article4130.html

2 )第17回大阪ヨーロッパ映画祭「ヨーロッパ最新映画&初上映」
http://www.oeff.jp/rubrique595.html
日程:11月18日(木)〜23日(火・祝)
会場:イシハラホール(http://www.ishihara-hall.co.jp/
   
             
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