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『J・エドガー』
一人の伝説の男──ジョン・エドガー・フーバー。その生涯を通しアメリカで最も大きな権力をもつ男となった。
50年近くもの間、連邦捜査局―FBI―の長官を務めた彼は、国を守るためには手段を選ばなかった。
8人の大統領のもとで、3つの戦争を経験するなか、フーバーは時には規則を曲げてまで現実の、もしくは 潜在的な脅威と戦い、国と国民を守ろうとした。彼のやり方は冷酷であると同時に英雄的でもあったが、
彼がもっとも欲していたのはなかなか手に入らない国民からの称賛だった。
フーバーは秘密―とくに他者の秘密―に何よりも価値を見いだす男でもあった。そして、国の要人に対して、 自らの権力を行使する目的のためにどんな情報でも利用することを辞さなかった。知識は権力であり、恐怖は好機を
もたらす。それを知り尽くしていた彼は、その両方を使ってケタ外れの影響力をもつようになり、誰からも恐れられ、 不可侵とまでみなされるようになった。
フーバー自身の視点から語られる『J・エドガー』は、権力の負の側面に影響されつつも、正義に対する独自の信念を 貫こうとしたその生涯を通し、真実を貫くことと同時に曲げることをも躊躇わなかったひとりの男の公私にわたる人生を
探る物語である。
ワーナー・ブラザース映画配給
製作/監督:クリント・イーストウッド
キャスト:レオナルド・ディカプリオ ナオミ・ワッツ アーミー・ハマー ジョシュ・ルーカス ジュディ・デンチ他
・公式サイト⇒ http://wwws.warnerbros.co.jp/hoover/
(C) 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年1月28日(土)大阪ステーションシティシネマ他全国ロードショー!