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第17回大阪ヨーロッパ映画祭(2010)ベスト3
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いろいろありましたが、いざ映画祭が終了してしまうととても寂しい思いがします。
今年はイシハラホールという素晴らしいホールでの開催で、環境面では今までで最高でしたね。
ヨーロッパからのゲストをはじめ、沢山の映画ファンに出会えて、とても楽しい6日間でした。本当にありがとうございました。
さて、映画祭を振り返って、あなたが選ぶベスト3をここにご紹介したいと思います。皆さんも、どしどし下記アドレスでベスト3をお寄せ下さいね。順次掲載してまいります。
◆メールアドレス⇒cine1789@yahoo.co.jp
【ご注意!必ず件名に「ベスト3」とご記入の上、また匿名希望の方はペンネームをご記入ください。】
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新作では、「的中」「サラエボ 希望の街角」「テラシア島のおまわりさん」、それから「ブレンダンとケルズ」「野生の愛」などが良かったと思いました。クロアチアとボスニア・ヘルツェゴビナ、ギリシャと、バルカン地方の活躍が目立ちました。
旧作では、「闇を走れ」「忘れ得ぬ女」などジョアキン・デ・アルメイダさん出演作のポルトガル映画が、脚本の巧妙さと美人女優の妖艶さに魅了されました。
(河田 真喜子) |
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新作特集では、ヨーロッパの“今”に迫ろうとする多彩な作品が並び、楽しむことができたが、『サラエボ〜』のように重厚な人間ドラマで観客を引き込む作品をもっと観たいと欲は尽きない。
昨年の映画祭のゲスト、ベルギーのヤン・デクレールさんを迎え、昨秋大阪市内で撮影、今回初上映された『面影』は、短編(25分)ながらも、ヤンさんの存在感が光り、万田邦敏監督の的確な演出により、見応えのある作品となった。家族を思う優しい気持ちにあふれ、言葉の壁を越えて、笑いと寂しさを会場が共有できた。阪欧コラボレーションにより実現した価値ある企画だと思う。
スペシャル上映の1本『UNloved』(2001年)が関西では数年ぶりに上映され、待ち焦がれていたファンらが朝一番にもかかわらず大勢集まり、万田監督を囲んでのディスカッションも盛り上がった。増村保造監督作品のホール上映も大画面で嬉しく、リハーサルルームでの旧作上映にも多くの観客が詰めかけ、旧作上映への関心の高さをあらためてうかがわせた。初めての会場で慣れない中、ホスピタリティあふれる映画祭の運営を支えたスタッフの方々のご苦労に大いなる敬意と感謝を送りたい。
【 ベスト3 】
1 『サラエボ、希望の街角』
2 『ブレンダンとケルズの秘密』
3 『野性の愛』
(伊藤 久美子) |
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「野生の愛」「テラシア島のおまわりさん」「ソウル・キッチン」
ヨーロッパ映画祭、18日からあっという間の6日間でした。 今年は肥後橋「石原ホール」で開催とのことで迷うことなく、全作品、制覇?の意気込みでした。普段はハリウッド映画を見ることが多いのでヨーロッパの複雑な歴史・宗教などなど映画を通して感じることが出来ます。
今回私が一番良かったのは「野生の愛」です。「ハイジ」のような世界ではない過酷な生活の中で主人公、ポールの愛情の表現の仕方がわからない不器用な生き方が私には理解できるようでした。なかなか、口に出せなくて言っても反対のことを言ってしまうことって理解できます。
二つ目は 「テラシア島のおまわりさん」も最後のシーンですべて納得できる、サスペンス&コメディでした。
三つ目は「ソウル・キッチン」は思いのほか若くてイケメンの監督のサインまで頂いた映画でめちゃうれしかったです。2009年、1月に「そして私たちは愛に帰る」を見たのを忘れていましたが。
(E.M) |
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「ソウル・キッチン」「美女とパパラッチ」「テラシア島のおまわりさん」次点「野生の愛」
今までこんなにたくさん見たことがないのではっきりとはわからないのですが、今回普通に楽しめる作品が多かったと思います。わたし的にはとても好みの感じでよかったです。
(観念的過ぎるもの、ヤヤコシいドラマはちょっと苦手・)
「ソウル・キッチン」も喜びや悲しみやいろんな気持ちが綾織りのように織り込まれていて、最後はとてもハッピーな気持ちになれる、ステキな映画でした監督さん、パンフレットの写真より5割増くらいオトコマエでしたね〜
「ブレンダン〜」はアイリッシュ独特の美的世界が、ある時は影絵のように、ある時は万華鏡のように展開して、とても美しかったです磨iにゃんこさんが可愛かったですし)。「的中」も最初は状況がよくわからなくて、頭の中で?が飛びまくっていましたが、だんだんと明らかになっていくのが気持ち良かったです。ロマのおっちゃんのキャラがめちゃオモロかったです…
それにしても、リハーサルルームの方はちょっと会場として問題アリな感じでしたね…・
「美女とパパラッチ」、登場人物もリスボンの街もとても魅力的で、大いに楽しめました。
(A.M)
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