高橋:榊監督との出会いは古く、2008年の東京国際映画祭で再会した時、映画やりたい!って話をした。
でも実際映画のオファーが来たのは、子育て真っ最中の忙しい時で、とても疲れていて、よくわからないうちにうんと言っちゃった(笑)
林:(初めての映画出演で)初めは緊張してたけど、撮影が進むうちに、どんどん楽しくなってきた。
高橋さんはとても優しくてかっこよかったし、哀川さんは僕のために3時間もかけて、カブトムシ(雄雌2匹)を買ってきてくれた。
船越:雰囲気がめちゃめちゃ良かった。突っ走っている熱い男(榊監督)がいて、映画が大好きな僕らが集まった。楽しかったけど、緊張感のある現場だった。
哀川:榊監督は昔堅気で、ちょっと気を抜くと怒鳴られた。いろいろあったがまとめてくれた。最後ぐっとくるので、どうか皆さん、審査員のような目で観ないでください(笑)
高橋:この映画は一度お蔵入りになりそうになったが、監督がある人の代役をやって、撮り直しができた。30人程のキャスト・スタッフ全員のスケジュールが奇跡的に一日空いてた。出番はなかったが、僕も撮影を見に行った。
YOU:母親役なのに子供と一緒のシーンがなく、夫役の哀川さんとの撮影も一日だけ。毎日ヤクザまみれで感じ悪かった(笑)周りが黒づくめの組員ばかりで、楽しくなかった(笑)
本編を観ると、高橋さんと遼威くんのキュートなシーンがとてもうらやましかった。
監督:映画の完成直後にいろいろあったが、その名も「苦肉の大作戦」と言うべき、9/29に全員が集まって、撮り直しができた。改めて、映画はいろいろな人との出会いで完成するものだと感謝している。
高橋さんによる締めのご挨拶:
「荒削りだが、温かく素敵な作品に仕上がった。皆さん、映画を観て良かったと思ったら、インターネット、メール、街角、いろんな所で宣伝してください!」
最後に、この映画の完成を記念して、また大ヒットを祝って、高橋さん指揮のもと、会場にいる全員で一本締めを行った。
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