topへ
記者会見(過去)
旧作映画紹介
シネルフレバックナンバー プレゼント
  矢島美容室 THE MOVIE
   〜夢をつかまネバダ〜 』
  舞台挨拶

『矢島美容室 THE MOVIE〜夢をつかまネバダ〜』 舞台挨拶


(C)矢島美容室プロジェクト

矢島美容室 THE MOVIE〜夢をつかまネバダ〜
ゲスト:ストロベリー(石橋貴明)、マーガレット(木梨憲武)、ナオミ(DJ OZMA)、中島信也監督

(2010年 日本 1時間38分)
監督:中島信也
出演:ストロベリー(石橋貴明)、マーガレット(木梨憲武)、ナオミ(DJ OZMA)、黒木メイサ、山本裕典、アヤカ・ウィルソン、佐野和真、水谷豊、大杉蓮、松田聖子

2010年4月29日(祝・木)〜 梅田ピカデリー、なんばパークスシネマ、MOVIX京都、神戸国際松竹ほか全国ロードショー
公式サイト⇒ http://www.yazima.jp/

 フジテレビのバラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』から生まれた大人気ユニット『矢島美容室』が、まさかの映画化!? 母マーガレットと長女ナオミと次女ストロベリーの3人のコスプレは勿論、セットや小物たちまでまさかの可愛いさ!そして、まさかの豪華キャストに驚かされるという、まさか続きの珍品。家族愛をベースにしているとあって、まさかホロッとさせられる心にくいところもあったりして、否が応でも目を引く代物だ。

 その主役3人と中島信也監督がキャンペーンで来阪し、公開4日目に舞台挨拶を行った。今回は、ゲストより司会者のハチャメチャぶりで笑いを誘った感があった。いきなり監督の名前を間違うは、舞台の上手も下手の区別もつかないは、終始笑いのネタにされ、ボロボロタジタジの司会ぶり。





――― まずご挨拶をお願いします。それでは、上手のストロベリーさん。
ストロベリー(以降Sと表示):上手はそっちやっちゅうの!
――― すみません!大阪の皆さんにご挨拶を……
S:別に・・・
――― 何か男女の問題で悩んでおられるのですか?
S:いま離婚に向けて協議中で、すべて弁護士に任せております。フン!
――― それでは、マーガレットさん、お願いします。
マーガレット(以降Mと表示):皆さん初めまして!吉本興業のマーガレットです(??)。〈ちゃらんぽらん〉と同級生です。ゴールデンウィークの真っ最中にもかかわらず、映画を観に来て下さいまして、本当にありがとうございます。映画は如何だったでしょうか?
(客席から拍手)意外とちゃんとしてて、「なんでやねん!」といった感じでしょうか?泣く場所がいくつかあったと思いますが、ウルウルしたという方手を挙げて下さい。(客席の半分以上が挙手)。

――― ちなみに、私も3回泣きました。
M:なんでそんなに泣いとんねん!

――― 続いて、ナオミさんお願いします。
ナオミ(以降Nと表示):大阪の皆さん初めまして!映画が完成して、大阪に来られて光栄です。
監督:僕は豊中高校の出身でして、今日は同級生が応援に来てくれてます。高校の時、『がんばれ桃太郎』という映画を僕主演で撮りまして大失敗をしたことがあるんで、失敗しないように頑張って作った映画です。それにしても、こんないいお天気なのに、他に行くとこあるやろ?もうすぐ甲子園もはじまるで〜という時に来て頂いて、本当にありがとうございました。
この3人にとって大阪は逆風の場所なんです。映画の中の3人は意外とええヤツに見えたでしょう?一票でも多く取って頑張ります。

――― 大阪が初めてということですが、大阪の印象は如何ですか?
S:ええ?大阪で何度もコンサートやってるし、いつも満員だったし……
N:とんねるず時代?
M:もうそっちでいいんだ?あいまいに聞いといて下さい。
S:別にアウェイ感もなく、スッと入っていけます。OZMAも多分……
M:OZMAで来てんの?
N:もう何がなんだかわかんなくなっちゃった(笑)大阪は大好きな大好きな所です。好きになった女の子も3人いました。(ええ〜!)
監督:大阪の女の子はきついですよ。顔は可愛いけどレベル高いですから、好きになるなら頑張って下さいね。
S:(客席を見て)今日はそこそこですね。ナオミと同じコスプレの女の子もいますね。
(客席から「ナオミ〜」と連呼。最後にストロベリー)
S:ついでにどうも!
ホント頑張らないと『アバター』に追い着けないんです。そのためにも、皆さんが、「矢島美容室は意外と良かったよ」というメールを10人のお友達や親戚、誰でもいいので送って下さい。そうしたら、『アバター』に追い着けるかも?どうか『矢島美容室』を、男にしてやって下さい!
M:1人でも多くの方に観て頂かないと、『矢島美容室 Part.2』はできないんです。二度と大阪に来れないんです。私たちが大阪に来るためにも、ツイッターでもメールでも手紙でも、なんでもいいのでススメて下さい。お願いします!
S:今日出会った皆様はファミリーです。家族愛の映画を観たのでファミリーになれたのです。家族愛…宮里愛…福原愛「サーッ!」(一斉にサーッ!)
M:大部付いて来れない方もおられますが、次やるときにはご唱和下さい。
――― それでは、お好きなシーンをお聞きしたいのですが、好きなシーンありますか〜?
S:(呆れたように)ありますか〜?だって!
――― 私は最後の野球のシーンが好きなんですけど…
N:厳密に言うと、ソフトボールです(笑)
――― はい(汗)、ソフトボールのシーンを2回観て、2回とも泣けてきたのですが…
N:彼氏に浮気されたことを思い出して?
――― いえいえ(汗)、さっき彼氏に浮気されたことを話したんですが……それは置いといて、お好きなシーンを教えて下さい。
S:私は、一番好きなボーイフレンドが、メアリーと一緒に星を見に行って……
――― それは私のことです!(汗)。そうなんです。以前付き合ってた彼が他の女の子と〜
監督:それはPart.2で取り入れたいな。
N:私も、大好きなマイケルの携帯を見てしまった瞬間!
――― それも私のことじゃないですか〜!もういいですから…ママは如何ですか?




M:ダンテを蹴ったり殴ったりするシーン。あれは本当に殴ってる訳でなく寸止めにしてるんですけど、ダンテは運動神経がいいので、思いっきり飛んでくれて助かりました。
監督:ママ、昨日の『メチャイケ』では全部当たってたやろ?岡村さん、死ぬほど飛んでましたからね。
M:はい、もの凄く血が流れて、自殺未遂みたいになっちゃいました。
S:ところで、ダンテって言ってますけど、アメリカでは〈O・J・シンプソン〉と呼ばれてます。
監督:分かりにくいな〜ちょっとね〜今付いてこれてない人多いですよ。
M:ごめんなさいね。ダンテのことは〈タイガー〉と呼んで下さいね。
監督:それも、分かりにくいな〜まだ付いていけてない人いるよ。
――― それでは、・・・
監督:僕にも聞いてよ。
――― はい、すみません!どうぞ。
監督:ナオミが「お父さん帰ってきて」とTVに向かって言うシーンやね。この映画のベースになっている家族愛が、違う所で一緒になるシーンなんですよ。お母さんはその場で見ていて、ストロベリーは家のTVでそれを見ていて、「お父さんを捜しに行く」という気持ちが高まり、3人の気持ちがひとつになるんです。皆さん、もう一回見るでしょう?次観る時、気を付けて見なきゃいけないシーンって何でした?
S:僕がホームラン打った時、スクリーンの左端にアダムスキー型のUFが飛んできたんですよ。これ偶然なんですけどね。
M:んなアホな!
S:これ見たい方は、もう1回観て下さいね。
M:観ないっちゅうねん!
 
――― それでは、フォトセッションを…
監督:ええ?もうおしまい?僕たちお客さんと話してるの楽しいけどね〜
(フォトセッションのためポスタースタンドを組み立て中、失敗してスタンドが転倒してしまった)
M:そなアホな!メチャクチャやわ!
(そんな騒動にもめげず、必死で映画のアピールをする監督)
監督:凄い豪華キャストで、予想を覆すような出来やし、江戸のカッコつけたオチャラケと違うで〜大阪のちゃんとした監督が撮った映画やで〜ということを1人でもいいからお伝え頂きたいですね。
M:もうええっちゅうの!
(フォトセッションを挟んで)
M:みんな、この後どこ行くの
何だかみんなと焼き肉食べたいね〜
S:僕、ここに来る途中に見つけた〈キャベツ焼き〉というのを食べたい。あれって何?
M:1枚130円!?肉なしのお好み焼き?
N:私は、三角公園で〈たこせん〉食べたい!
S:〈たこせん〉って何?
N:たこ焼きをおせんべいで挟んで食べるの。
S:〈キタナシュラン〉で来なきゃ!
N:皆様の御陰で『Part.2』が撮れるなら、大阪オールロケでいきたいと思います。
M:福岡でも同じこと言ってなかった?大丈夫?
N:いえっ、是非大阪で!たかじんさんとか出てきたりして…
S:『矢島美容室 夢をつかまキャベツ焼き』とかなっちゃう?
M:ほんまかいな、それ〜?どんなストーリーや!?
今日は早い時期に来て下さいまして、本当にありがとうございました。映画を観て、皆さんも夢をつかんでくださいね。どう?どう?(拍手)


 と、最後は母マーガレットが締めてくれた。
司会者を巻き込んでボケまくり、マーガレット(木梨)がツッこむというパターンで、会場は終始爆笑の渦と化していた。身のあることは何も言ってないのに、3人の掛け合いはさすがに面白かった。まだ観てない方は、まずは一度映画館でご確認ください。
(松田聖子も参加して歌う主題歌「アイドルみたいに歌わせて」が特にいい!)

(河田 真喜子)ページトップへ

ページトップへ
   
             
HOME /ご利用に当たって