香川県にある警察犬訓練所で起きた子犬と少女の感動の実話を『アンフェア
the movie』の小林義則監督が映画化。失敗ばかりの見習い訓練犬・きな子と未熟な見習い訓練士・杏子の絆と成長をハートフルに描く。そんな『きな子見習い警察犬の物語』のヒット祈願キャンペーンが大阪の通天閣で行われ、ラブラドールレトリバーの女優犬・きな子、杏子役の夏帆、小林監督、通天閣社長の西上雅章が揃い挨拶を行った。
今回のキャンペーンは、きな子が通天閣の1日社長を務めるというもので、きな子は通天閣のシンボル・ビリケンさんの着ぐるみを頭に被って登場。夏帆や小林監督が見守る中、西上社長から委任状を受けとる“勇姿”を見せた。
西上社長が「まさか犬に社長の座を奪われるとは」とおどけてみせると、夏帆も「警察犬じゃなく社長になっちゃった。いいんですかね?」と笑う。きな子とはカメラが回っていない時も「常に一緒にいた」と言う夏帆は、「きな子とは、劇中の杏子たちのようにパートナー関係になれた」と打ち明ける。映画に欲張りなくらいメッセージを込めたという監督は「テーマは絆。犬が可愛いだけの映画にはしないように心がけた。感動を与える映画になったと思う。家族で見にいって、そのあとの会話で絆を深めるきっかけになれば」と抱負を語った。
最後に、犬の肉きゅうの形をした絵馬に監督と夏帆のサインを書いてビリケンさんに託す。
何でも願いを叶えてくれるビリケンさんの足の裏をさすってヒット祈願は無事終了した。そのあと、きな子だけ居残り、展望台に登ってお客様に挨拶。1日だけの社長業を笑顔でこなした。 |