サブリーダーの大森梨江さん(左)とリーダーのマルヒア由佳理 |
●『いわきの生フラガール、見てください!』
東日本大震災で大被害を受けた福島県いわき市の「スパリゾートハワイアンズ」から本物のフラガール5人が10月25日、大阪・難波の「かに道楽」前の「TSUTAYA
EBISUBASHI」で元気なフラダンスを披露、10月29日(土)公開のドキュメンタリー映画「がんばっぺフラガール! 〜 フクシマに生きる。彼女たちのいま
〜 」(小林正樹監督)をアピールした。
蒼井優主演の映画「フラガール」(2006年)で有名になった常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)は、震災の影響で休館となり、フラガールたちは開業前に行った全国キャラバンを46年ぶりに復活させた。映画は、その模様を追ったドキュメンタリー。リアル・フラガールたちの生の素顔と、震災にも負けず笑顔を絶やすことなく施設の復活に向けて懸命に努力する姿をつづった感動編。蒼井優が「ご恩返しできたら」とナレーションを買って出た。
小林正樹監督は「震災の半年後に映画になるのは記録として残ると思う。テレビとの違いはあるし(映画だと)世界の人にも見てもらえる。『チェルノブイリみたい?』とよく聞かれるが、見てもらえれば実際は違うことが分かります。復興のためにみんな頑張っていることを日本だけでなく世界に伝えたい。日本の皆さんにも改めて応援していただけたら、と。1人でも多くの人に“ハワイアンズ”を訪れてもらいたい」。
フラガールのリーダー、マルヒア由佳理さんは「福島の人々の震災後のありのままの姿、震災、原発事故によってもたらされたものなど、見たら誰もが抱く感情があると思います。1人でも多くの方に見ていただきたい」と弾けんばかりの笑顔で話していた。 |