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★『最後の忠臣蔵』 舞台挨拶レポート
『最後の忠臣蔵』舞台挨拶
ゲスト:左から
杉田成道監督、役所広司、佐藤浩市、桜庭ななみ


(2010年 日本 2時間13分)
監督:杉田成道
出演:役所広司、佐藤浩市、桜庭ななみ、安田成美、山本耕史、伊武雅刀、片岡仁左衛門

2010年12月18日(土)〜梅田ピカデリー、梅田ブルク7、なんばパークスシネマ、 神戸国際松竹、MOVIX京都 他全国ロードショー
・作品紹介は→こちら
・公式サイト⇒
 http://wwws.warnerbros.co.jp/chushingura/



 年末の話題作「最後の忠臣蔵」(ワーナー配給、杉田成道監督=12月18日公開)の試写会が24日、大阪市内で行われ、役所広司、佐藤浩市、桜庭ななみの主役トリオと杉田成道監督が舞台あいさつを行った。日本映画では3本目となる日米同時公開も決まり、日本の“お家芸”の快挙に一段と気合いが入った。

  池宮彰一郎原作「四十七人の刺客」が1995年に映画化されており「最後の忠臣蔵」はいわばその“続編”。大石内蔵助たち赤穂浪士のその後を描くスピンオフ的作品。大石の遺児・可音(桜庭ななみ)の養育を任された瀬尾孫左衛門(役所広司)と討ち入りに参加しながら大石(片岡仁左衛門)から浪士の遺族の面倒を見る役目を仰せつかった寺坂吉右衛門(佐藤浩市)の艱難辛苦の忠君物語。

 役所は「一人でも多くの人に見てもらいたいので、日米同時公開はうれしい。時代劇ファンは欧米にも多いですから」。佐藤は「忠義とか清貧といったメンタリティーが海の向こうにも伝わるかと思う」。アメリカでの試写会に役所とともに参加した桜庭は「あちらでも見終わった後に感動が広がっていた。日本人もアメリカ人も気持ちは一緒だなあ」と。杉田監督も「映画終了後、10分ぐらいスタンディング・オベイションが続いた。最も日本的な素材でアメリカ人には無理、と思っていたが(感情は)万国共通だった」と喜びを素直に語った。

  秋からの時代劇ラッシュ、その大トリを務めるにふさわしい作品に監督もキャストも満足げだった。
(安永 五郎)ページトップへ
NEWS『最後の忠臣蔵』 アメリカ公開延期 (2010.12.16)
「最後の忠臣蔵」米国公開延期の経緯
 
この度の「最後の忠臣蔵」米国公開延期の経緯につきご説明申し上げます。

 ワーナー・ブラザース映画は、本年10月11日にワーナー・ブラザース映画本社にて行われたハリウッド・プレミア試写の反響が大変良かったことを受けて、急遽米国での公開の実現可能性につき検討に入りました。
その結果、時間的には相当タイトであることを承知の上で、米国アカデミー賞の対象となり得る点も考慮して、12月17日(日本時間で12月18日)にハリウッドのマン・チャイニーズ劇場にて、日米同時公開を決定致しました。

 その後、MPAA(モーション・ピクチャーズ・アソシエーション・オブ・アメリカ:日本の「映連」の様な存在)にレイティング(日本の映倫審査の様なもの)とタイトル・ビュウローに対して、タイトル・クリアランス(映画の題名に対して他社からの意義が無いかを確認する審査)の手続きに入り、レイティングの取得の方は無事完了致しました。
 ところが、英語題名の「THE LAST RONIN」につき「プロテスト(異議有り)」という申請がハリウッドの1社からなされました。

 これを受けて、公開日が差し迫っていることから、不本意ながら「SAIGO NO CHUSHINGURA」という邦題をそのままでアルファベット表記したタイトルを改めて申請し、予定通りに日米同時公開を実現させつもりで居りました。
 ところが、全く想定もしていなかったのですが、このタイトルに対しても、日本の映画会社から「プロテスト」の手が挙がり、社内で様々な議論が成されましたが、英語題名とは言え、著作物のタイトルを、申請をクリアする為だけに安易に変更することもできず、かと言って、MPAAの主要メンバーであるワーナー・ブラザース映画がMPAAのルールを無視して公開を強行する訳にも行かず、残念ながら、12月17日の公開までにこの問題をクリアするのは困難になったとの判断から今回の決断に至った次第です。

 現在、ワーナー・ブラザース映画では「プロテスト」を申請した2社に対して、我々が決定した英語題名の趣旨と背景を説明して、異議の取り下げを要請中です。
 従いまして、米国での公開は、どちらか1社が申請を取り下げた時点で可能となりますが、我々の主張は理解されるものと信じておりますので、来年1月の中旬には公開できるものと信じております。
 日米同時公開は、本作が作品として評価されて決定したことであり、今回の公開延期が本作の評価に何ら影響を与えることはありません。我々は、1月の公開に向けて新たな準備を既に進めております。

尚、本件につき、不本意ながら結果としてご迷惑をお掛けすることになってしまった関係者の皆様には、心よりお詫び申し上げますとともに、ご理解と引き続きのご協力をお願い申し上げる次第です。 
何卒、よろしくお願い申し上げます。

(ワーナー エンターテイメント ジャパン株式会社 代表取締役社長 ウイリアム・アイアトン)
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NEWS『最後の忠臣蔵』 日米同時公開のニュース (2010.11.24)
ハリウッドも認めた、これぞ”ニッポン“の映画!!
時代劇映画として初の日米同時公開が決定!!


2/18(土)より公開致します映画『最後の忠臣蔵』では、10/11(月)に行われたL.Aでのプレミア上映を受け、時代劇としては異例の日米同時公開(アメリカ公開は、12/17(金))が決定いたしました。


@ 時代劇としては史上初の快挙!!日米同時公開が決定。
「ミッドナイト・イーグル」(07/松竹)、「REDLINE」(10/東北新社)に次ぎ、邦画としては3作目の日米同時公開作。
時代劇としては史上初の日米同時公開となる。

A 年内の上映決定で本年度、アカデミー賞も見えた!!
年内での公開決定により本年度、アカデミー賞ノミネートの可能性もある。
同様の例としては、98年(第71回)『ライフイズビューティフル』で主演のロベルト・ベニーニが外国語作品としてアカデミー主演男優賞を初受賞。06年(第79回)『硫黄島からの手紙』が作品賞にノミネート※日本語による作品が作品賞候補になったのは史上初。といったケースがある。
<アカデミー賞選考基準>
アカデミー賞は、原則として前年の1年間にノミネート条件(ロサンゼルス郡内の映画館で連続7日以上の期間、有料で公開された40分以上の長さの作品で、劇場公開以前にTV放送、ネット配信、ビデオ発売などで公開されている作品を除く、など)を満たした映画作品について扱われる。英語音声以外で公開される映画(アメリカ以外の国で製作された映画を含む)であっても作品賞を含む本賞にノミネートされたり、あるいは受賞したりということは可能である。(但し実際には、ハリウッドの関係者が選出するというシステム上、純粋な外国映画はノミネートはされても受賞に至ったことは少ない。

B 映画の殿堂“ハリウッド”大絶賛!! 米国大手興行会社社長からのオファーにより実現!!
今回の上映決定の経緯としては、10/11(月)に実施されたLAプレミア試写会が大好評を得たことがきっかけ。 その試写会で作品を観た米国ワーナーマイカル代表取締役社長のミラード・L・オゥクス氏からのオファーで今回の異例の日米同時公開が実現した。

<ワーナーマイカル代表取締役社長:ミラード・L・オゥクス氏のコメント>
Q1: 映画『最後の忠臣蔵』はいかがでしたか?
先月、杉田監督と役所さん、桜庭さんが舞台挨拶をした試写会で「最後の忠臣蔵」を拝見しました。アメリカでは字幕付きで映画を観ることがほとんどないため、上映が始まっても場内は完璧な静寂に包まれていました。しかし、物語が進むにつれて、 観客もどんどん映画に引き込まれていくのを肌で感じました。この作品はとても力強く、美しい。そして出演者たちの感情表現が素晴らしく、私の心に鮮明に焼き付いています。ラストシーンは特に素晴らしく、愛と忠義が極限まで描かれています。

この作品がアメリカの観客に受け入れられることを願っています。また口こみで広がる作品だと信じています。 個人的にこの作品はアカデミー賞にノミネートされるべき作品だと思っています。

Q2: 『最後の忠臣蔵』は時代劇としてはじめて、日米同時公開されることとなりました。映画の本場“アメリカ”の観客にこの作品はどう評価されるでしょうか?
アメリカの観客もこの作品をあたたかく受け入れてくれると信じています。本作にはドラマチックな部分はもちろん、 人間の喜怒哀楽が描かれており、感情に訴えかける作品だと思っています。

C 公開 情報
【公開時期】12月17日(金)〜12月31日(金)の2週間上映が決定
【上映劇場】Mann Chinese6
※同じMann Theatreチェーンで、世界的にハリウッドスターの手型、足型で有名なGraumans ChineseTheatreの目の前にあります。まさに、ハリウッドのど真ん中で“映画の聖地”での上映です。現在、現地での舞台挨拶も検討中です。邦画としてはじめてこの劇場で公開されます。

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