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★『トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」
ジャパンプレミア合同記者会見

左からマイケル・ベイ監督、ロージー・ハンティントン=ホワイトレイ、シャイア・ラブーフ
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『トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』
(ransformers:Dark of the Moon ) 
ジャパンプレミア合同記者会見
ゲスト:マイケル・ベイ監督、
シャイア・ラブーフ、ロージー・ハンティントン=ホワイトレイ


(2011年 アメリカ 2時間32分)
監督: マイケル・ベイ
出演:シャイア・ラブーフ、ロージー・ハンティントン・
    ホワイトレイ、ジョシュ・デュアメル、タイリース・ギブソン、
    ジョン・タトゥーロ、ジョン・マルコヴィッチ、パトリック・
    デンプシー

2011年7月29日(金)〜TOHOシネマズ日劇、TOHOシネマズ梅田、なんば、二条 他全国超拡大3Dロードショー
公式サイト⇒  http://www.tf3-movie.jp/
(C) TR3















 全世界で5億ドル(約400億円)というメガヒットを記録している「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」(7月29日公開)のマイケル・ベイ監督とシリーズ3作で主演を務めたシャイア・ラブーフ、初登場のロージー・ハンティントン・ホワイトリーの3人が15日、大阪・本町のセントレジス・ホテルで会見した。中国・上海から前夜大阪入りした3人は疲れも見せず笑顔の大サービスで“記録的メガヒット”の秘密、見どころなどを語った。

 気さくな表情で登場したマイケル・ベイ監督は「18年前からずい分日本には来ているが今年3・11の震災を見て、日本を最終日にしようと決めた。あれだけの被害を受けて復興に尽力している人々は真の英雄だ。日本の国民の勇気は粘り強く英雄的。頑張ってほしい」。

 覚えたての大阪弁で「まいど!」と笑わせながら登場したシャイア・ラブーフは「日本にこれてうれしい」。カメラマンの注目は初登場のロージーに集まり「私は元気です。みなさん元気です」と震災被害の日本を気遣うようなあいさつ。

 質問は過去2作をはるかに超えるメガヒットになっていることに集中した。マイケル監督は「愛される理由? トランスフォームすることが(見る者の)子供の部分を解放してくれる。子供に戻って楽しめる、そんな体験ができること」。

 シャイアは「トイ(おもちゃ)が成功しているね。80年代の男性のバービー人形なので、これで現実逃避が出来るし、3Dで体験できること。この会場に飾ってある2つの人形(バンブルビー)を買って変えりたい」。

  注目を一身に集めたロージーは「この1年は素晴らしい経験、違う自分を経験出来たことにとっても興奮している。ドリームズカムトゥルーです。自分のチャレンジ精神に新鮮な刺激でした。15歳の時以来、2度目の来日なんですが、この映画で2度目なんてすごくうれしい」。

 そんなロージーにマイケル監督は「正直で気品があって優雅。兄を亡くした女性という設定で“トランスフォーマー”とかかわりたくない、と思っている。でも女性が一番賢いことを言ってるんです」と絶賛。

 お相手を務めたラブーフも「美しくゴージャス。3人でうまくバランスが取れるようになった。彼女はチアリーダー的な存在で、戦場のようなところに長いこといるので、サム(シャイア)をよりヒーローにさせる役割を果たしていた」とこれまたほめちぎった。

 3作目で3D映画になり、一段と速いペースで撮影が進んだことに「スタッフがよかった。監督をよく見せてくれるのはスタッフの力だから。3Dだから、といってペースが遅くなるのは避けたかった。新たなテクノロジーに今回は助けられた」と監督。

 3作目の“飛躍”について。シャイアは「1本目は学びながらやった。3作品やってやりやすくなった。3本目はアドレナリンが上がって、ロージーとの絡みもワンテイクでやれた」。

 マイケル監督は「1本目はイノセント、発見だった。2本目は脚本でストライク取るのが大変だった。今回はよりハートがある。ロボットたちのストーリーにもエモーションがある。尊敬するジェームズ・キャメロン監督が最後の1時間を見て『映画史に残る1時間だよ』と言ってくれた。評論家の方はマイケル・ベイが嫌いなひとが多いがキャメロンに『ものすごいエピック。尊敬に値する』と言われたから、評論家なんてくそくらえとはいわないけどね。大事だから…」

 この3本で世界のスーパースターにのし上がったラブーフは「今の日本の若者に出世の秘訣を」という質問には笑いながら「マイケル・ベイの映画に出ること」。

 最後に監督は「6年間費やしてきたが、トイ(おもちゃ)があったからこの映画があった」と“生まれ故郷”の日本への感謝を忘れなかった。
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