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          |   ★『うさぎドロップ』 
              舞台挨拶レポート  | 
        
         
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              (C)2011『うさぎドロップ』製作委員会 | 
          『うさぎドロップ』  
            〜ちいさな愛に溢れた独身イクメン奮闘記〜  
              (2011.7.12 大阪ステーションシティシネマ)  
            ゲスト:松山ケンイチ、芦田愛菜、SABU監督   (2011年 日本 1時間54分) 
            監督:SABU 
            原作:宇仁田ゆみ『うさぎドロップ』(祥伝社) 
            出演:松山ケンイチ、香里奈、芦田愛菜、桐谷美玲、 
                キタキマユ、風吹ジュン、中村梅雀他  2011年8月20日〜大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマ、MOVIX京都、神戸国際松竹他全国ロードショー 
            ・ 作品紹介⇒こちら 
            ・ 公式サイト⇒  http://www.usagi-drop.com/ | 
        
         
           7月からテレビでアニメ版が放映され、昨今の”イクメン”ブームの牽引役を果たしている宇仁田ゆみの人気コミック『うさぎドロップ』が実写映画化。 
             
             独身彼女なしの主人公ダイキチが、突然亡き祖父の隠し子りんを引き取るハメになることからはじまるハートウォーミングなストーリーだ。プレミア上映会の舞台挨拶では、松山ケンイチ、芦田愛菜、そしてSABU監督が登壇。中でも大阪での舞台挨拶は初めてという芦田愛菜には客席から終始「かわいい!」と歓声が飛び、映画同様元気な笑顔を見せてくれた。 
             
             
            (最初のご挨拶)    
            松山:みなさん、こんにちは。松山ケンイチです。今日はお越しいただき、ありがとうございます。短い間ですけどよろしくお願いします。 
               芦田:今日はお越しいただいてありがとうございます。 
               SABU:SABUです。 
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          ━━━松山さんは、ダイキチ役を演じていかがでしたか? 
               松山:小さい子と生活することはなかったのではじめての経験だったんですけど、本当に愛菜ちゃんがかわいくて癒されていたので、撮影の苦労はなかったですよ。ずっと一緒に遊んでいたので、遊びの延長線上のような感じで、「楽しい」しかなかったです。一つの作品として見るというより、自分と愛菜ちゃんの思い出アルバムを見ているみたい。監督は僕らが遊んでいるところをうまく切り取ってくれたんですね。 
             ━━━愛菜ちゃんは、松山さんの印象はどうでしたか?  
              芦田:優しくて、休み時間も一緒に遊んでくれて楽しかったです。 
               
              ━━━何をして遊んでいたのですか?  
              芦田:最初は鬼ごっことか、ゲームしたり、本を読んだりしていたのですが、最終的には(松山ケンイチが)私の足を持ってブラブラしてました。 
               
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          | 松山:それでベッドにどうやって落とすか。真っさかさまから落とすかとか、横から落とすかとか。愛菜ちゃんがすごくやわらかいので、いろんな落としかたができたんです(笑)。 
             ━━━撮影以外で、松山さんの素の部分はどんな感じですか?  
              SABU:弱みがないというか、嘘をつかないまっすぐな人ですね。 
             
            ━━━役についてはディスカッションをされたのですか?  
              SABU:役については(ディスカッションなどは)しませんでした。丸投げです。愛菜ちゃんはかわいくて、実際にすごく繊細な芝居ができますし、体は小さいのに大きい芝居ができますよ。 
             
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          ━━━楽しかったシーンやしんどかったシーンを教えてください。 
             
            松山:楽しかったのは全部です。僕はずっとりんといるキャラクターで、最初はおじいちゃんが亡くなるところからはじまるのですが、りんにとって一番身近な存在が亡くなったので笑顔がないんですね。それがだんだん笑顔が戻ってくる過程を見ていると、あたたかい気持ちになりました。お芝居もすごくよかったですし。 
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             大変だったのは、原作にはないダイキチが結構本格的なダンスをするシーン。僕自身ダンスは初めてだったので結構難しかったです。  
              芦田:一番楽しかったのはお遊戯会のシーンです。みんなでかわいいお衣装を着たり、練習したり、みんなでダンスを踊ったりしたのが楽しかったです。 
              (大変だったのは)お墓で泣くシーンです。  
              SABU:松山君が愛菜ちゃんをだっこして走るシーンがあるのですが、車の運転手さんにもうちょっとゆっくり走ってと言っているのにだんだん早くなってきて、松山君も必死になってついてきて。後半まなちゃんは恐怖で笑ってました。松山くんも笑ってましたね。 
               
               
              ━━━この夏一番のハートウォーミングな映画にちなんで、夏休みといえば思い出すことを教えてください。 
               
              松山:ちょっと残念な思い出ですが、小学校のとき青森はプール授業がなくて、それでも夏休みプールに行ったとき、漏らしちゃったという・・・。今でも後悔していて、なぜあのとき我慢できなかったのか、なぜあのときトイレに行こうと決めれなかったのかと。今もトイレやトイレットペーパーはきちんとチェックしているし、そこで教訓になったものはたくさんあります(笑)。 
               
              芦田:海に行きたいです。あと、花火が見てみたいです。  
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          ━━━最後に、これから『うさぎドロップ』をご覧になるみなさんにメッセージをお願いします。 
               松山:あたたかい映画で、人と人とのつながりを大事にしている作品です。さまざまな愛があって、そういうたくさんのつながりの中で生きていることを実感できる作品。今回ダイキチというキャラクターをやらせていただきましたが、本当に男としてもかっこいいなと思わせる男なので、そういうところも是非注目してもらいたいと思います。 
               芦田:(関西弁での挨拶を司会者よりお願いされて)今日はありがとう。うさぎドロップはめっちゃかわいい映画になりました。みなさん、楽しんでみてや〜。 
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          SABU:俳優さんがすごくいいので。俺の演出ももっといいので(笑)。すごく泣ける愛に満ちあふれた映画です。楽しんでください。 
             
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             舞台挨拶終了後は、劇中でりんがお気に入りのぬいぐるみ、ロップ・イヤーがスペシャルゲストとして登場。「兎スポット」として知られる大阪の恩智神社で『うさぎドロップ』の大ヒットを祈願して奉納する特製絵馬を片手に記念撮影が行われた。特大ロップ・イヤーの登場に、うれしそうに撫でたり触ったりする7歳の素顔を見せた芦田愛菜。退場前、客席に向かって一人で大きく手を振り続けた彼女の姿に、SABU監督の「体は小さいけれど、大きな芝居ができる」という言葉が重なった。 
             
             子育てという普遍的なテーマを、現代の子育てに重ねあわせて描く新しいかたちの家族物語。松山ケンイチ演じるダイキチがイクメンとして成長していく姿と、と芦田愛菜演じるりんとの心温まる共同生活が、この夏爽やかな感動を呼ぶことだろう。 
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