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記者会見レポート

『ナショナル・トレジャー リンカーン大統領暗殺者の日記』

〜豪華キャストとスタッフのキャンペーン〜

【ゲスト】・ニコラス・ケイジ
     ・ダイアン・クルーガー
     ・ジャスティン・バーサ
     ・ジェリー・ブラッカイマー プロデューサー
     ・ジョン・タートルトーブ監督
(通訳) :戸田奈津子


(2007年 アメリカ 2時間15分)
監督:ジョン・タートルトーブ
製作:ジェリー・ブラッカイマー、ジョン・タートルトーブ
出演:ニコラス・ケイジ、ダイアン・クルーガー、ジャスティン・バーサ、ジョン・ボイト、ヘレン・ミレン、ハーヴェイ・カイテル、エド・ハリス、ブルース・グリーンウッド
12/21(金)〜全世界同時公開!!
★ 新作紹介→

公式ホームページ→

 プレミア会場で  (2007年12月6日)


 12月21日(金)に世界同時公開される『ナショナル・トレジャー/リンカーン大統領暗殺者の日記』のキャンペーンのため、その主要キャストの3人とプロデューサーと監督の5人が来日した。『パイレーツ・オブ・カリビアン』のスタッフによる壮大な〈謎解きアドベンチャー〉は、ニコラス・ケイジ扮するベン・ゲイツがアメリカの歴史に秘められた謎を次々と解明していくスリリングなストーリー。この冬一番の娯楽大作映画!
 12月6日(木)六本木ヒルズでプレミア試写会が行われた。そのプレイベントとして、アリーナ会場ではレッド・カーペットならぬゴールド・カーペットが敷き詰められて、来日したゲストをはじめ、日本のセレブリティが多くのファンが待ち受ける中を練り歩いた。また、メインステージの前には本物の金の延べ棒68本(102.5s、総額3億832万円)が展示されて、映画同様きらびやかな黄金都市が再現された。

ニコラス・ケイジ夫妻

 『ナショナル・トレジャー』の続編とあって、スタッフもキャストも本編同様アットホームな雰囲気。特に ニコラス・ケイジとジェリー・ブラッカイマー・プロデューサーは奥様を同伴しての来日。プレミア会場に駆け付けたファンに気さくにサインや握手に応じるなどアピールして、終始和やかな表情だった。

 そして、ワシントンにあるリンカーンメモリアルのレプリカが飾られたメインステージにゲスト5人が勢揃いしてのご挨拶。


ジェリー・ブラッカイマー夫妻
プロデューサー:今日はよく来て下さいました。日本が大好きです。

監督:今日はお母さんが来てくれました。

通訳:私はお母さんではありません。

監督:次の映画は日本で撮ります!

ニコラス : 今晩は〜!また日本に来られて幸せです。日本が大好き!東京が大好きです! (自称俳句)「イシヤマ シロヤマ・・・」

通訳:なんて言ってるんでしょうか、意味が解りません???

ニコラス:自分が作った俳句で〜す。
(会場・・・・・笑)

ダイアン:ハロー東京。今日のプレミアは世界で初めての試写なんです皆さんが初めてこの映画をご覧になるわけです。前作を上回る素晴らしい映画ですので、是非お楽しみ頂きたいです。
本当にありがとうございました。日本に来られて心から嬉しく思っております。ありがとう。

ジャスティン:みなさん、今晩は〜!東京最高!(絶叫!)
その他、日本のセレブリティの方々。上段左から、本物の金で作られた衣装のモデル、LiLiCo、小阪由佳、小林美穂、中段左から、福田沙紀、石田純一、田丸麻紀、下段左から、セキル・バーグ、デーブ・スペクター夫妻、岡島秀樹夫妻、他
次々と登場する豪華なゲストに、会場は熱気でいっぱいでした!
 〈ジャスティン・バーサ〉 単独インタビュー
 夕方のプレミア試写より先に、新宿タワーホテルにて、ニコラス・ケイジの相棒役〈ジャスティン・バーサ〉に単独インタビューする機会に恵まれた。時差ボケと過密スケジュールからか、かなりお疲れのご様子。でも、シネルフレが最後の取材ということで、終始リラックスしたムードでインタビューに応えてくれた。
――― 最後のインタビューですので、お疲れでしょうけど頑張って下さいね〜。
オ〜イエ〜!
――― 日本のネットでも貴方の情報が欲しいという要望が多くなってきています。
それは 光栄だね♪

――― 今まで出演された作品の中でも貴方の演技が光ってましたが、演技はどこで磨かれたのですか?
15歳の時、舞台に出て興味を持ち始めたのですが、学校で何年も学んできました。夏は特別に先生に指導してもらったり、高校・大学と舞台に立ったりして演技の勉強をしてきました。

――― 卒業後舞台出演の経験は?
舞台は大学までやっていましたが、途中からは映画の方に行ってしまったので、映画の方で自分のキャリアを築こうとしている状態なんだよ。また舞台に戻るというのは今の段階では難しいですね。

――― 監督・脚本を手掛けた経験もおありだと伺いましたが、今後も俳優以外のことにチャレンジするご予定は?
いつの日かできたらいいなと思っています。それにはいい素材を見つけなければいけないし。僕の夢はいつか仲間と映画を作ることだよ。
――― ところで、歴史はお好きですか?また、学生の頃得意でしたか?
はい 好きな方ですよ。特に世界史が好きで、異文化について興味がありますね。でも今はあまり勉強しなくなりましたね。どちらかというと、今は現在起こりつつあることの方に興味があります。

――― 今回、ロンドン・パリがロケ地になってましたが、如何でしたか?
外国で撮影ができることは素晴らしいことで、特にお金をもらって観光に行けたのですから嬉しかったですね。特にパリは好きな街です。

――― 個人的にパリへ行ったりなさるのですか?
はい、行きますよ。この撮影中にも、1人で街を歩いて短編を撮ったりもしましたよ。

――― 今回の共演者の中で影響を受けた人は?

全て素晴らしい俳優の方々ばかりで影響を受けることも多かったです。ニコラス・ケイジは勿論、今回は特にヘレン・ミレンさんに感動しました。彼女は特別は女性ですし、一緒にお仕事ができて本当に幸せでした。

――― 今後どんな俳優を目指そうとしているのですか?
コメディもドラマもいろいろ演じられる役者になりたい。だから、いろんな役にチャレンジしたいと思っている。

――― 今回の作品では、誰もが知っているような観光名所がキーワードになっていますが、バーサさんご自身は旅行はよくされるのですか?

はい、旅行は大好きですよ。異文化に触れることが好きなので、旅行へはよく行きます。日本もお気に入りの国の一つですね。

――― 今回の撮影で大変だったことは?
前作から変わってないように、ライリー役の新鮮さを保つことかな・・・役柄的に面白味を出すことにも気を遣ったよ。

――― 貴方にとって宝とは?
やはり、友人や家族だよ。お金では買えないものだね。

―――ところで、ファンへのメッセージは?

とてもエキサイティングする映画ですので、年齢を問わず1人でも多くの方に観て頂きたいです。 そして、皆さんの人生で〈宝〉となるものを見つけて欲しいです。

 お疲れのところを丁寧に質問に答えて頂いて、その誠実さに感激しました。今回のクルーの中でもムードメーカー的存在のジャスティンですが、気配りができる人なのかも。その内面には、いろんな顔が秘められているようにも感じました。その奥深さこそ、彼の魅力なのかもしれません。これからの活躍がますます楽しみになってきた大注目のジャスティン・バーサでした。

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 『国宝in 清水寺試写会』 荒俣宏さんトークショー

前代未聞!国宝・重要文化財での『日本の宝試写会』!

【会場】
・北海道・札幌:豊平館(重要文  化財)70名
・東北・宮城:瑞巌寺(国宝)     100名
・中部・愛知:犬山城(国宝)
 200名
・関西・京都:清水寺(国宝)
 100名
・九州・熊本:熊本城(重要文化  財)500名


荒俣宏さんと舞妓に扮したディズニー映画スタッフの小田佳奈子さん

12月13日(木)夕刻 全国一斉に『ナショナル・トレジャー リンカーン大統領暗殺者の日記』の試写会が開催され、さらに京都・清水寺では、ミステリー作家の荒俣宏さんのトークショが行われた。

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荒俣:素晴らしい会場で『ナショナルトレジャー』をご覧になる皆様はラッキーだなあ、と思います。私もこの清水寺へ来て、ナショナル・トレジャーを実感できましたね。

――― それはどういうことでしょうか?
荒俣:映画館では実感できないことが、ここでは実感できます。つまり、清水寺というナショナル・トレジャーの中で『ナショナル・トレジャー』をみられる訳ですから・・・。海外では宮殿などで上映されることはあるのですが、日本では本当に珍しいことで、二度とないかも知れませんね。

――― 今日は他でも国宝・重要文化財などで試写会が行われています。ディズニーさんも凄いことを思いつかれたものですね。

荒俣:先程、清水寺を案内して頂いたのですが、それだけで解りました。ナショナル・トレジャーはどこでもミステリーだらけだということです。「清水の舞台」の前にある本堂に秘仏とされる仏像があるのですが、国宝にも指定されていない。ということは、査定検証されていないお宝がまだまだ沢山あるということです。 次の『ナショナル・トレジャー』は京都に来て撮ってほしいですね。15分回っただけでそう思いました。
―――  日本にはそういうミステリアスな場所が沢山あるということですね。
荒俣: この映画でも、サウスダコタのラシュモア山が出てきますが、ヒッチコックの映画で見て、不思議なものを作ってるな思ったのですが、案の定、先住民族の神聖な場所だったんですねぇ。

―――  ここでの撮影は48年ぶりだそうです。ところで、京都へはよく来られますか?
荒俣: はい、よく来ますよ。

―――  やはり、ミステリーなものを求めて来られるのですか?

荒俣:はい。今日も新しい発見をしたのですが、「アテルイの碑」があったんです。これは日本で最大の祟神(たたりがみ)なんです。

―――  ええっ、祟り神なんですか?

荒俣:古代東北で、坂ノ上田村麻呂に一歩も引かずに戦った英雄だったんです。そこで、坂ノ上田村麻呂が仕方なく、「すいません、京都に来て下さい」と言って、京都に来させて騙し討ちにしたんです。そのアテルイの怨念を鎮めるための鎮魂碑を田村麻呂が創建しているんです。それがここにあるんです。京都に災いが及ばないのはこの碑のお陰ではないかと思われるんです。日本史の形成するパズルの断片があっちこっちに転がってるんです。
―――  わくわくするお話ですね。
荒俣:私もこの映画を見て『ナショナル・トレジャー』的ハンティングの方法を学びました。こうやって見たら世の中面白くなる。ジクソーパズルのひとつのコマを抜いて、今日清水寺で発見したことを当てはめれば、歴史の流れが変わり、うまくやると財宝の在りかがわかるかも。
―――  埋蔵金のようなものですか?
荒俣: はい。そういうミステリーの作り方やアプローチの仕方を教えてくれます。自由に女神に秘密を解くワンピースが隠されている。皆さんも、この映画を見て、そのままの目でお帰りになり、周りのミステリーに挑んで下さい。


―――  会場の皆様は京都の方が多いですからね。

荒俣: 映画以上の面白いことが発見できるかもしれませんよ。そんな面白い題材を提供してくれる作品だと思います。なぜ、日本を舞台にした映画を作らないのか、と思えるくらいです。

―――  そうですね。ニコラス・ケイジは京都にやって来てくれるのでしょうか?
荒俣:是非、 ペリー艦隊に乗ってやって来て欲しいですね。

―――  ペリー艦隊ですか〜!

荒俣:この映画では、主人公の先祖が出てきますが、1847年南北戦争直後が舞台になってますよね。ペリー艦隊が日本にやって来たのはその後の1853年ですからね、時代としてはピッタシ合うんですよ。
―――  この映画では暗号がよく出てきますが、どうしてこんなにワクワクするんでしょうか?
荒俣:人間が言葉を使うようになったも、これもそもそも暗号なんですよ。空飛ぶ鳥を見て「カラス」と名付けたのが『ダ・ヴィンチ・コード』 の「コード」と言うんですよ。言葉を覚える前に、これは「カラス」と言うのでは?と感じていることもあるんですよ。本を読んだり、映画を見たりするのも、これは暗号を解読していることになるんですよ。
――― そのワクワク感を皆様にもじっくりとお楽しみ頂きたいと思います。
荒俣: それだけではなく、今度の作品では主人公の「先祖の汚名を晴らす」というのが出てくるんです。アメリカでもこんことがあるんか!と、その新鮮さに驚きましたね。いい家族の物語になってるんですよ。

――― いろんな意味で深い内容になっていますね。
荒俣:どうぞお楽しみ下さい。

 止めどなく溢れる知識の宝庫・荒俣宏さんのトークは、映画の楽しみを倍増させたようだ。私たちの周りにもナショナル・トレジャーは存在するかも、という夢のようなお話にワクワク感は高まるばかりだった。あなたも、ミステリーハンターになって名所旧跡のナショナル・トレジャーを探しに行ってみては? そのためにも、この映画からトレジャー・ハンターのノウハウを楽しんで学んでくださいね
 前夜祭イベント〜新庄剛志 全国縦断!!

★『ナショナル・トレジャー リンカーン大統領暗殺者の日記』のキャンペーン隊長の新庄剛志。12月20日(木) 全国縦断の前夜祭舞台挨拶を敢行した!!

 前日から長期移動があり、明け方まで眠れなかった新庄さん。12/20(木)午前8:30〜福岡キャナルシティ博多でスタートした舞台挨拶は、次に東京舞浜イクスピアリで12:45から。飛行機で移動した後、へリコプターで大阪へ移動。その足でTOHOシネマズなんばでの舞台挨拶。さらに、札幌へ飛行機で移動。1日で4都市で舞台挨拶をするという強行軍に少々お疲れ気味の新庄さんでしたが、終始笑顔を絶やさず映画PRに務めた。

「毎度!」と軽快に登場した新庄さんでしたが、「みなさん、新庄クロッ!って思ってるでしょう?」、確かに白い歯がまぶしいくらいの焼け方、というより“焦げ方”と言った方がいいくらい!

――― 
想い出の場所は?
やっぱし、甲子園ですね! タイガースファンは世界一です!僕がアメリカへ行ってからタイガースは強くなりましたよね?

――― 総合プロデューサーになられて如何ですか?
ジェリー・ブラッカイマーに会って、ジョニー・デップやいろんな方に会えて、とてもいい勉強をさせてもらいました。総合プロデューサーと言われてますけど、作品に貢献できているのか分かりません。

――― 次回作に出演依頼とかはあるのですか?
あり得ません!絶対に!

――― 一言でこの作品のセールス・ポイントは?
スピード感と、解いても解いても謎が謎を呼ぶスリル感ですね。本当にハラハラドキドキの連続で楽しんで頂けると思います。是非、ご家族やお友達と一緒に見て頂きたいですね。

――― 最後に、新庄さんにとって宝物は?

ファンです!

 短い舞台挨拶だったが、その後の写真撮影でも、会場の観客に混じってにこやかにポーズを決めていた新庄さん。さすがに、サービス精神旺盛なところを見せていた。
その後、札幌へ向けて飛び立って行った。 人間の体は、急激な高度の変化にかなりの披露するらしく、急に睡魔に襲われたりすることがあるらしい。新庄さんほどのスポーツマンでもかなりのダメージはあったと思われる。本当にお疲れ様でした。

 さて、 『ナショナル・トレジャー リンカーン大統領暗殺者の日記』本編は、年末年始公開されるメジャー系洋画の中では一番楽しめる作品だろう。アクション映画にしては誰も死なないし、観光気分でパリやロンドンなどの各都市を巡れるし、あのラシュモア山に秘められた謎が解き明かされるシーンではそのスケールの大きさに驚かされる。これは、出演したヘレン・ミレンやダイアン・クリューガーも口を揃えて言っていた。是非あなたの目でお確かめください。

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