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孤高の天才“プリンス”の真実に迫る傑作ドキュメンタリー『プリンス ビューティフル・ス トレンジ』が、プリンスの誕生日である 6 月 7 日(金)より新宿シネマカリテほか全国 絶賛ロードショー中です。
 

孤高の天才“プリンス”の真実に迫る傑作ドキュメンタリー

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ファンクとロックとソウルを融合させ、音楽に革命をもたらし天才の名をほしいままにしていたミュージシャン・プリンス。80年代、自伝的映画『パープル・レイン』、同映画サントラのメガヒットで、一躍世界的スーパースターに。アルバムのトータルセールスは1億5千万枚。12枚のプラチナアルバムと30曲のトップ40シングルを生み出し、7度のグラミー賞を受賞。2004年にはロックの殿堂入りを果たすなど、生涯ロック・ポップス界の頂点に君臨し続けた。アメリカ・ミネアポリスで誕生したプリンスは、住民の90%が白人という環境下で、多感な青春時代を過ごした。公民権運動の渦中、地元のブラックコミュニティ“ザ・ウェイ”での音楽的な原体験、恩師や家族が語る幼少期のエピソードの数々。チャカ・カーン、チャックⅮ、ビリー・ギボンズなど、プリンスを敬愛するミュージシャンの声も多数収録。孤高の天才が、如何にして誕生したのか、そして突然の悲劇まで、プリンスを愛する全てのファンに贈る傑作ドキュメンタリー。


この度、本作の公開を記念しプリンス好きなシンガーソングライターのスガ シカオさんと、本作の字幕監修も担当された音楽評論家の吉岡正晴さんをお招きし、舞台挨拶イベントを実施いたしました。


【日時】: 6月10日(月) 18:30より舞台挨拶開始 ※上映前イベント 

【会場】: 新宿シネマカリテ(新宿区新宿3-37-12 新宿NOWAビルB1F)

【登壇者】:スガ シカオ(シンガーソングライター)、吉岡正晴(音楽評論家・本作字幕監修)


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映画『プリンス ビューティフル・ストレンジ』公開記念舞台挨拶が6月10日、新宿シネマカリテにて開催され、大のプリンスファンだというシンガーソングライターのスガ シカオと、本作の字幕監修も担当した音楽評論家の吉岡正晴が登壇し、孤高のミュージシャンであるプリンスの魅力を語り尽くした。

 

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多くのプリンスファンで埋め尽くされた会場からの拍手で登場したスガは「1回目は何の情報も得ずに観たので、最初はプリンスの秘蔵ライブの映像とかが入っているのかなと思ったら、この映画はそういう映画じゃないんです」と語ると「どちらかというと僕らがこれまで見てきたプリンス像ではなく、他の人から見た『プリンスってどんな人だったんだろう?』というのが大きなコンセプトになっている映画なんです」と解説する。

 

吉岡氏も「ダニエル・ドール監督と数日ご一緒したのですが、監督が一番強調していたのは、彼が生まれてから、1978年にプリンスになるまで、どんなことをしていたのかにスポットを当てたいということでした」と語ると「この映画を持って、プリンスをお祝いしたい、みんなに伝えて楽しませたい。そして今プリンスを知らない人たちに、その功績を伝えていければという思いで作ったと話していました」と本作の意義を述べる。

 

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映画を2回鑑賞したというスガは「世界で一番好きな女性シンガーのチャカ・カーンが、プリンスのことを思ってしゃべっているシーンがあるんですね」と振り返ると「そのシーンを観て、こんなに深い絆でチャカとプリンスが結ばれていたんだなと感じて泣きそうになってしまったんです」と見どころとしてあげる。

 

さらにスガは「そのなかで、どうしてレニー・クラビッツのインタビューがないんだろう。二人の関係性を考えると、あってしかるべきじゃないですか」と胸の内を明かすと、吉岡氏は「ダニエル監督もレニーにオファーをしたようなのですが、2016年にプリンスが亡くなってから、まだレニーがプリンスの死を受け入れられなくて、カメラの前で話すことができないと言って断られたそうなんです」と裏話を披露。吉岡氏の発言にスガは「それは泣けますね。レニーがプリンスをどんな風に思っていたのかが分かります」としみじみ語っていた。

 

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またスガは「ネタバレになっちゃいますが、この映画のコメントを求められたとき、プリンスのことで語られた言葉に『頭の中にどんどんどんどん音が鳴るから、それを吐き出していかないと死んでしまうんだよ』というコメントがあることを書いたのですが、羨ましい限りですよね」と発言すると「プリンスは、寝るとかご飯食べるとかと同じレベルでアウトプットしていかないと生きていけないんでしょうね」と、プリンスの溢れ出る才能の泉に脱帽していた。

 

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最後にスガは「そんなすごいプリンスでも、映画を観ていると、7歳ぐらいのころは何でもできたわけではないことが分かります」と述べると「そこからアーティストになる段階で、ビジネスとして売れていくために何が必要か、ものすごくいろいろなことを勉強して、楽器も練習していくんです」と天才でもあり努力家である一面を強調すると「プリンスは、日本でコンサートが終わったあと、ビクターのスタジオでレコーディングをしたという逸話があったんです。僕なんか沖縄でコンサートをやったら、そのあとは泡盛ですよ。本当にすごいですよね」と発言し会場を笑わせていた。


出演:プリンス、チャカ・カーン、チャックⅮ、ビリー・ギボンズ他
監督:ダニエル・ドール
原題:Mr. Nelson On The North Side
2021年/カナダ/英語/68分/16:9フル/ステレオ 
提供:キュリオスコープ、ニューセレクト 
配給:アルバトロス・フィルム
公式HP:https://prince-movie.com/       
©PRINCE TRIBUTE PRODUCTIONS INC.

新宿シネマカリテほか全国ロードショー中


(オフィシャル・レポートより)

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チケットお申込み⇒ https://www.ticketpay.jp/booking/?event_id=50494

⇓下の写真は前回の様子です。

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(オフィシャル・リリースより)

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映画『ナミビアの砂漠』が現在開催中の第77回カンヌ国際映画祭にて、女性監督としては最年少で国際映画批評家連盟賞を受賞する快挙を成し遂げました!

わずか19歳という若さで撮影、初監督した『あみこ』(2017)はPFFアワードで観客賞を受賞、その後第68回ベルリン国際映画祭のフォーラム部門に史上最年少で招待されるなど、各国の映画祭で評判となり、坂本龍一もその才能に惚れ込むなど、その名を世に知らしめた山中瑶子。


Nambia-pos.jpgあれから7年、山中監督の本格的な長編第一作となる本作。主役に抜擢されたのは、2021年に公開された『由宇子の天秤』、『サマーフィルムにのって』の演技で数々の映画賞の新人賞を総なめにし、最近ではテレビドラマ「不適切にもほどがある!」でお茶の間でも話題沸騰、飛ぶ鳥を落とす勢いの新時代のアイコン、河合優実。公開当時学生だった彼女は『あみこ』を観て女優になりたいと思い、山中監督に「いつか出演したいです」と直接伝えに行った。そして遂に、その思いが叶えられた『ナミビアの砂漠』がカンヌで上映され、現地時間5月25日(土)に、カンヌ国際映画祭 国際映画批評家連盟賞を受賞した。


国際映画批評家連盟賞は、FIPRESCI(国際映画批評家連盟)によって選ばれ、1946 年から授与されて いる賞で、過去にはヴィム・ヴェンダース監督『さすらい』(76)、『パリ、テキサス』(86)、スティーヴン・ソダー バーグ監督『セックスと嘘とビデオテープ』(89)、ケン・ローチ監督『リフ・ラフ』(91)、『大地と自由』(95)、ア キ・カウリスマキ監督『ル・アーヴルの靴みがき』(11)など、錚々たる世界の名匠たちの作品も受賞している。 日本映画としてはこれまで小栗康平監督『死の棘』(90)、諏訪敦彦監督『M/OTHER』(99)、青山真治監 督『EUREKA』(00)、黒沢清監督『回路』(01)、濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー』(21)と 5 作品が受賞。 『ナミビアの砂漠』の受賞は、濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー』に続く快挙となった。※()は受賞年


5月17日「シアタークロワゼット」にて、2 回の公式上映後には、現地・フランスのリベラシオン(Libération) 紙は「間違いなく素晴らしい作品」と絶賛! また、「俳優たちの的確な演技に支えられた魅力的な作品」-Letterboxd(フランスのレビューサイト)、 「生々しくダイナミック。若き映画人にふさわしい作品」-FilmVerdict など、続々と高評価なレビューがあがっていた。
 



授賞式には山中監督が登壇し、驚きと喜びのコメントを述べた。

<山中瑶子監督 登壇時コメント>
Nambia-山中瑶子監督-240(c)Kazuko Wakayama.jpgありがとうございます。 パリに旅行に行っていたのですが、こんなにすぐにまた再びカンヌに戻って来られるとは、うれしいです。そし てとてもびっくりしています。このような賞をいただきありがとうございます。監督週間、そして私の映画のス タッフ、キャストのみなさんに感謝を伝えたいです。映画を作るとき、まだ感覚に頼るところが大きいのですが、 いっぱい勉強して、もっとうまく映画を作れるようになりたいです。まず自分のことを大切にしてから、次に周 りの人、そしてそれが全くの他人に届くように、日々優しくありたいです。ありがとうございます。 国際映画批評家連盟からの受賞理由は下記の通り。 21 世紀の日本を生きる登場人物たちの間に絶え間なく存在する距離を捉え、それらのイメージを通して、現 代における神経多様性を大胆不敵に探究している。 また、受賞を伝えられたキャストたちからも喜びのコメントが到着した。

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<河合優実 コメント>
本当に本当におめでとうございます!これまで国際批評家連盟賞に名を連ねてきた素晴らしい作品たちに『ナミビア の砂漠』がならぶこと、言葉にし難い嬉しさです!この映画を発見してくれたカンヌ国際映画祭と、この度賞を授けて 下さった審査員の方々、そして改めて、この作品に力を貸してくれた全ての人にいま最大限の感謝をしたいです。これ を最高のプレゼントとして、これから私たちの映画が世界中に自由に羽ばたいていきますように!


<金子大地 コメント>
山中監督、そしてこの映画に関わった全ての方々、受賞、おめでとうございます! 本当に嬉しいです。 先日のカンヌ映画祭登壇の興奮がいまだに醒めない中、こんな嬉しい報告を聞くことができて幸せです。このチームで作品 を作れた喜びを改めて噛み締めています。 日本での公開、どうぞ楽しみにしていてください。多くの方に今作が届くことを願っています。


<寛一郎 コメント>
受賞おめでとうございます! カンヌに行けるだけではなく、賞までいただけるとは…。 すごくいいチームで作れた作品だと映画祭を通して再認識しました。 そんなチームで作った作品が、こうやって顕著に結果として現れてくれたこと、とても名誉なことだと思います。 山中監督おめでとうございます。 監督、役者それぞれの若き力でカンヌを沸かせた『ナミビアの砂漠』は今年の夏に日本で公開が決定してい る。


<山中監督 囲み取材時コメント>
今回の映画は、ジャン・ユスターシュ監督の『ママと娼婦』に影響されて作ったところがあるのですが、『ママと 娼婦』もコンペティション部門ではありますが同じ賞をもらっていますし、日本の監督でも私の尊敬する方た ちがいただいてきた賞なのですごくびっくりしています。 受賞が決まった時に、グループ LINE で、「批評家(連盟賞)だ!」とキャストたちに送ったのですが、本当に みんなで称え合いたいと思っています。

 


【シノプシス】

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21歳のカナにとって、将来のことを考えるのはあまりに退屈で、自分が人生に何を求めているのかさえわからない。何に対しても情熱を持てず、恋愛ですらただの暇つぶしだ。同棲している彼氏のホンダは、家賃を払ったり料理を作ったりしてカナを喜ばせようとする。しかし、自信家のクリエイター・ハヤシとの関係を深めていくうちに、カナは彼を重荷に感じ始める。


監督・脚本:山中瑶子
出演:河合優美 金子大地 寛一郎 新谷ゆづみ 中島歩 唐田えりか 渋谷采郁 澁谷麻美 倉田萌衣 伊島空 堀部圭亮 渡辺真起子
製作:『ナミビアの砂漠』製作委員会
企画製作・配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2024『ナミビアの砂漠』製作委員会
公式サイト happinet-phantom.com/namibia-movie
公式X   @namibia_movie

2024年 夏公開


(オフィシャル・レポートより)

 

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【場所有楽町朝日ホール(千代田区有楽町2-5-1有楽町マリオン11階)

【出席者】:高畑淳子(69) 剛力彩芽(31) 松下由樹(55) 水野勝(33) 
      大村崑(92) 凰稀かなめ(41) 長塚京三(78) 橋爪功(82) 
     (脚本・監督)香月秀之(67)
 特別出演:三浦友和(72)



お終活再春7cast-550.jpg5月31日(金)より全国公開される『お終活 再春!人生ラプソディ』。「人生百年時代」を迎え、人生を謳歌するための新しい「お終活」を提唱し、シニア世代に笑顔と勇気を与えた前作『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』(21)がパワーアップしたシリーズ第2弾です。本作のテーマは、青春ならぬ「再春」。誰の心の中にもきっとある若かりし頃の夢や憧れ。仕事や子育てが一段落した今だからこそ、これからも続いていく自分の人生を楽しく豊かに過ごすために、再びチャレンジしてみよう! 生前整理をすることだけでなく、やり残したことをやる。それもまた一つの「終活」と、新たに提案しています。


映画の完成を記念して、前作から出演となる高畑淳子、橋爪功、剛力彩芽、松下由樹、水野勝本作から参加となる大村崑、凰稀かなめ、長塚京三と新旧『お終活』メンバーとなる豪華出演者陣が登壇するpresented by

 

「洋服の青山」特別イベント付試写会を実施いたしました。さらに特別出演の「洋服の青山」のイメージキャラクターを37年務める三浦友和がスペシャルゲストとして登壇! ベテラン俳優陣の元気の秘訣(ひけつ)、「再春=もう一度チャンレンジしたいこと」など盛り沢山のエピソードが飛び出し、大盛り上がりとなりました。


映画上映後、映画の深い余韻と感動に包まれた会場内にキャスト、監督が登壇すると、会場は万雷の拍手。そしてその拍手はしばらくの間やむことなく、通常よりも長い拍手に登壇者たちもパッと笑顔に。その様子からも、この映画が約700名の観客にしっかりと受け入れられた様子がうかがい知れた。
 



Oshukatsusaishun-5.8bu-500-1.jpgそんな会場の様子に感慨深い様子を見せた高畑は「たくさんの方にこうしてお越しいただいて胸がいっぱいです。映画を撮ったのは1年くらい前でしたが、これからこの映画が旅立つのだと思うと胸が熱くなります」とあいさつ。そして香月監督も「こんなにお集まりいただいてありがとうございます。この作品は前作から1年後の話となっています。前作を観られた方でしたら、皆さんの役どころの人間関係がよくお分かりだと思うんですが、もしご覧になっていない方も配信で観られますので。もう一回観ていただければ、今日の話がもっとよく分かると思います」と観客に呼びかけた。


「洋服の青山」60周年を記念して行われたこの日のイベントでは、橋爪、水野、大村、長塚、香月監督の男性陣と、宝塚元トップスターの凰稀が「洋服の青山」が仕立てたオーダーメードのスーツを着用して来場。レディーススーツに身を包んだ凰稀は、「青山さんというとリクルートスーツのイメージがあったんですけど、こんなオシャレに着られるスーツもあるんだなと思い、ビックリしました。でも着心地は最高のフィット感。足をあげて踊りたくなります」とご機嫌な様子。


Oshukatsusaishun-5.8bu-500-2.jpgそして「長い芸能生活ですが、映画に出て背広をつくってもらえるなんて初めてです」と切り出した大村は、「(人気ドラマの)『赤い霊柩車』シリーズで、石原葬儀社のジャンパーをもらって。それは宝物ですが、これも宝物です。ただこれ、僕だけつくってもらったのかなと思ったら、皆さんつくってもらったんですね」とコメントし、ドッと沸いた会場内。そんな登壇者たちのスーツ姿に「皆さんカッコいいですよね」と語る高畑も「ただわたしたち(女性陣)はつくってもらってないので、わたしたちもつくってほしい。わたしはちょうど葬儀用の服がないので、よろしくお願いします!」とおねだりをし、会場を笑いに包み込んだ。


本作のテーマは、これからも続いていく自分の人生を楽しく豊かに過ごすためにもう一度チャレンジをしてみようという「再春」。それにちなみ「これからチャレンジしてみたいこと」について質問された登壇者たち。まずは高畑が「わたしはこの間、英語のオーディションを受けたんですが、それがものすごく楽しくて。高校の時から英語が好きだったんですけど、英語でお芝居をしたらものすごく気持ちが良くて。そのオーディションでも褒められたんです。ハリウッド映画で、魔法の薬をつくっているおばあさんとか、そういうのをやってみたいなと。それが夢です」と語り、続く橋爪は「もう何にもしたくないですね」と返して会場は大笑い。さらに剛力が「わたしの今年の目標は心の健康、身体の健康だと思っていて。やはりここまで大活躍されている皆さまとご一緒させていただいて。わたしも元気にお芝居を続けられたらいいなと思いましたし、あらためて健康とはと考える機会となったので。20代の元気さを取り戻したいなと思いました」と元気な諸先輩方に刺激を受けている様子。


Oshukatsusaishun-5.8bu-500-3.jpgそして御年92歳の大村が「私事ですが、去年の12月に引っ越したんですよ。230人が住む高級老人ホームなんですけど、そこに入ったのは良かったけど、まわりには230人の老人がいるわけです。だから一歩外に出たら大村崑をやらなきゃいけないわけですよ。だからゆっくりのんびりしてられない。『崑ちゃん』って声をかけられるから、背筋を伸ばして崑ちゃんをやらなきゃいけないわけなので。それは少しくたびれるね」と明かすと会場は大盛り上がり。喜劇俳優らしい、どこかユーモラスな語り口に会場もクスクス笑いが止まらなかった。


Oshukatsusaishun-5.8bu-mizuno-240-1.jpgその後は松下が「若い頃にゴルフをやっていたことを思い出しまして。ゴルフをやってみたいなと思ってます」と続けると、水野も「自炊に挑戦したい。20代はほとんどやってこなかったんですけど、30代に入って健康が大事だなと思いまして。今、まさに挑戦中です。毎日おみそ汁をつくって飲んでいます」と健康に気遣っていることを明かす。そして凰稀は「わたしはこの映画がきっかけですが、認知症介助士と、介護予防健康アドバイザーという資格をとりました。やはり自分の両親も70を過ぎたので、何か両親のためにしたいなと思い、資格をとりました」とこの映画出演がもたらしたことについて明かすと、会場からは大きな拍手が送られた。

 


Oshukatsusaishun-5.8bu-nagatsuka-240-1.jpgそして長塚は「僕はパソコンやスマホなどと相性が良くないし、向こうも僕と相性が良くないので。ちょっと関係性を改善して。パソコンを覚えたいなと思っています」と決意のコメントを述べつつも、「でも凰稀さんのお話を聞いたら一度、凰稀さんにレクチャーを受けたいなと思いました」と凰稀が取得した2つの資格に興味津々な様子。そして大村は「もう92なんで挑戦したいことはないですね。でも病気に挑戦という意味では、薬という薬をやたら飲んでますよ。薬だらけですよ。もう薬を飲むのが仕事みたいなもんです」とぶちまけて会場は大笑い。最後に香月監督も「前作で、高畑さんと橋爪さんの若い頃にウクレレを弾いているシーンを撮ったんですが、その時のウクレレが家にあって。牧伸二さんのウクレレ漫談が大好きだったんで、それをまねしています」と締めくくった。


Oshukatsusaishun-5.8bu-Di-240-1.jpg本作の撮影の合間には本作のプロデューサー陣に大村が直々にスクワットの指導をする、というひと幕があったという。そのことについて「6年もジムに通っていますからね。スクワットの崑ちゃんと呼ばれているんですよ。ちょっと見せましょうか」という大村の提案に会場は大盛り上がり。そこで92歳とは思えない安定的な腰の動きのスクワットを披露してみせて会場はビックリ! その上で「スクワットは本当に効きますんで、皆さんもやってみてください」とアドバイスする大村の姿に会場は大喝采となった。

 


 


Oshukatsusaishun-5.8bu-miura-240-1.jpgそしてこの日は「洋服の青山」のイメージキャラクターを37年務め、本作にも特別出演している三浦がスペシャルゲストとして来場。もうすぐ母の日ということで、カーネーションの花束を高畑に手渡した三浦は、「わたしは洋服の青山さんにお世話になって37年くらいたちます。洋服の青山さんがこの映画の特別協賛を行っているというご縁でわたしも映画に少しだけ出させていただいております。ただ本人役で、ただ歩いているだけの役だったんですけど、ただ歩くだけというのが本当に難しくて。52年役者をやっていますが、今までで一番難しい役でした」と笑うと、「終活という言葉はネガティブな感じがして、あまり好きではなかったんですけど、本人が古希を迎えますと自然に受け入れているんですね。終活という意味をとてもポジティブに捉えられて。人生、これから有意義に、楽しく迎えていくという考え方なんだなと思いました」と本作を通じて意識が変わったことを明かす。その上で「それはこの映画のテーマでもありますよね」と橋爪に対して呼びかけるも、橋爪は「そうなんですか?」とぼけたコメント。


Oshukatsusaishun-5.8bu-houki-240-1.jpgそんな中、そこに割って入るように大村が「はじめまして」と三浦にあいさつすると会場は大爆笑。三浦も「子どもの頃から見てました。光栄です。これからは橋爪さんではなく、大村崑さんを目指します」と笑顔を見せると、会場は拍手。その様子に「昔から仲が悪いんですよ」と憎まれ口をたたく橋爪。その姿に思わず笑ってしまった三浦が「本当は尊敬する大先輩なんです。大好きです」とフォローしてみせて温かい笑いに包まれた会場内。その後、あらためて三浦からカーネーションをプレゼントされた感想について尋ねられた高畑は、「思い残すことはありません」と満足げな顔を見せた。

 


【STORY】

大原千賀子(高畑淳子)、真一(橋爪功)の一人娘・亜矢(剛力彩芽)が、いよいよ結婚目前! 喜びあふれる大原家だが、真一の認知症疑惑という新たな問題が・・・。その一方で、千賀子は若い頃に習っていたシャンソンの恩師の娘・丸山英恵(凰稀かなめ)との出会いがきっかけで、再びレッスンに通いだす。音楽ライブプロデューサーでもある英恵からステージでシャンソンを歌わないかと勧められ、大張り切りの千賀子だが、コンサート目前に開催が危うくなり・・・。はたして、千賀子はステージで歌えるのか!?そして大原家は一体、これからどうなるのか!?


・出演:高畑淳子 剛力彩芽 松下由樹 水野勝 西村まさ彦 石橋蓮司  
    藤吉久美子 増子倭文江 LiLiCo 窪塚俊介 勝俣州和 橋本マナミ
    藤原紀香(友情出演) 大村崑 凰稀かなめ 長塚京三 橋爪功
・脚本・監督:香月秀之 
・音楽:MOKU 
・挿入歌:『愛の讃歌』 作曲:Margueritte Angele Monnot 訳詞:カツキヒデユキ 歌:高畑淳子
・企画・製作プロダクション:フレッシュハーツ 
・配給:イオンエンターテイメント                                                   2023/日本/118分/5.1ch/カラー/ビスタサイズ/デジタル  
©2024年「お終活 再春!」製作委員会  

・公式サイト:Oshu-katsu.com/2/  
・X(旧twitter) @oshukatsu_eiga  
・Instagram  @oshukatsu_eiga2

2024年5月31日(金)~全国公開


(オフィシャル・レポートより)

 

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韓国年間最長No.1記録を樹立、2023年韓国国内映画賞で【25冠】と最多受賞を記録した、史実に残された最大の謎に迫る<全感覚麻痺>サスペンス・スリラー『梟ーフクロウー』が、2月9日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国ロードショーいたします。


朝鮮王朝時代の記録物<仁祖実録>(1645年)に残された‟怪奇の死“にまつわる歴史的な謎に、斬新なイマジネーションを加え誕生した『梟―フクロウ―』は、観客の無限の想像力を刺激し、2022年の韓国年間最長No.1記録を樹立。


韓国エンターテイメント界の最高峰を決める百想芸術大賞で作品賞・新人監督賞・男性最優秀演技賞の3冠を受賞。11月に開催された第59回大鐘賞映画祭でも新人監督賞、脚本賞、編集賞の3部門を受賞し、公開後も注目を集め続けている。
 

‟盲目の目撃者“が謎めいた死の真相を暴くために常闇を奔走する予測不可能な物語は、圧倒的な没入感と、緊張感をもたらし、息もできないほどの狂気が支配する118分は、観る者すべての五感を麻痺させる―。
 



【リュ・ジュンヨル & ユ・ヘジン オフィシャルインタビュー】

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これまでのコミカルな役のイメージを覆し、本作で初めて王の役を引き受けたユ・ヘジンは「自分自身のカラーを王の役を演じる際にどう溶け込ませればいいのかと大いに考えました」と明かし、朝鮮王朝第16代国王・仁祖の心理的な変化を表現するために「彼の心理状態と合った役を演じようと努力しました」と語り、特殊メイクを使わずに、顔の筋肉の僅かな痙攣を操るという超人的な演技を見せている。


対して、卓越した鍼の技術を持つ盲目の鍼医を演じたリュ・ジュンヨルは、「初めて盲目の人物を演じる中で、感情を表現することは、僕にとっての挑戦となりました」と心境を明かし、「目で演技をすることができないという大きな壁があったように思います。目が見えない演技をしている間は、感情を表現することが難しかったですね。視覚以外の感覚全てを使うことで、ギョンスの感情を伝えようと努力しました」と、これまでとは違ったアプローチで盲目の役に挑んだという。


fukurou-500-1.jpgそんなリュ・ジュンヨルの演技についてユ・ヘジンは、「リュ・ジュンヨルの演技は、より繊細になっています。これは表現が容易な役ではありませんでしたが、彼は全ての細かいディテールにまで細心の注意を払っていました」と絶賛し、『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』、『The Battle: Roar to Victory』(英題)に続き、本作で3度目の共演となるリュ・ジュンヨルとユ・ヘジンのコラボレーションに期待が高まる。


さらに、『王の男』以来17年ぶりにアン・テジン監督と再びタッグを組んだユ・ヘジンは、「デビューを果たす監督とは違って、注意深い目で映画全体を見ていました」と監督の印象を語り、「この作品は、昼夜に隠された謎を巡る、スリルに満ちた映画です」と、斬新さと真新しさをもって誕生した新しいスタイルのスリラー映画であることをアピールした。
 


【STORY】 
fukurou-pos.jpg盲目の天才鍼医ギョンスは、病の弟を救うため、誰にも言えない秘密を抱えながら宮廷で働いている。しかし、ある夜、王の子の死を‟目撃“し、恐ろしくも悍ましい真実に直面する。見えない男は、常闇に何を見たのか―?追われる身となった彼は、制御不能な狂気が迫るなか、昼夜に隠された謎を暴くために闇常闇を駆ける―。絶望までのタイムリミットは、朝日が昇るまで―。


・監督・脚本:アン・テジン 撮影:キム・テギョン
・出演:リュ・ジュンヨル、ユ・ヘジン
・2022年/韓国/118分/原題:올빼미/英題:THE NIGHT OWL/日本語字幕:根本理恵/G
・配給:ショウゲート
・© 2022 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & C-JES ENTERTAINMENT & CINEMA DAM DAM. All Rights Reserved.
・公式HP: fukurou-movie.com  
・公式X:@showgate_youga

2024年2月9日(金)~新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル梅田、シネマート心斎橋、アップリンク京都、シネ・リーブル神戸 ほかにて全国ロードショー


(オフィシャル・レポートより)

 


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