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記者会見レポート
 ★『レッドクリフPart.U―未来への最終決戦―』

          ジャパンプレミアム in OSAKA レポート
『レッドクリフ Part.U ―未来への最終決戦―』

(2009年 アメリカ/中国/日本/台湾/韓国 2時間24分
 配給:東宝東和+エイベックス・エンタテインメント)
監督:ジョン・ウー    製作:テレンス・チャン
主題歌:alan(アラン) 『久遠の河』(avex trax)  音楽:岩代太郎
出演:トニー・レオン(周瑜)、金城武(孔明)
チャン・フォンイー(曹操)、チャン・チェン(孫権)
ヴィッキー・チャオ(尚香)、フー・ジュン(趙雲)
中村獅童(甘興)、リン・チーリン(小喬)
・エイベックスグループ創立20周年、テレビ朝日創立50周年、東宝東和創立80周年記念作品
4月10日(金)〜 TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズなんば、なんばパークスシネマ、TOHOシネマズ二条、 MOVIX京都、OSシネマズミント神戸、神戸シネモザイク、MOVIX六甲 ほか全国超拡大ロードショー
※TOHOシネマズ梅田は2スクリーン体制で公開

公式ホームページ→
 アジア映画史上最高となる興行収入50億円を記録した『レッドクリフ partT』の続編、『レッドクリフ partU−未来への最終決戦−』がいよいよ4月10日(金)に公開される。それを記念して大阪の道頓堀川でジャパンプレミアを開催。監督のジョン・ウーを筆頭に、トニー・レオン、金城武、チャン・チェン、リン・チーリンが集結。そして、大阪市の平松邦夫市長も応援に駆けつけ映画をPRした。
 『レッドクリフ partU』の見せ場のひとつでもある、孔明が10万本の矢を一夜にして曹操軍から集めるシーンを再現し、道頓堀川には999本の矢が刺さった矢舟が登場!大阪ならではの大胆な演出にリバーウォークや“ひっかけ橋”に集まった数千人の観衆があっけに取られるなか、監督とキャストが船内から姿を現すと、道頓堀は阪神優勝以来の熱気に包まれた。
 しかし、4月とはいえイベント当日は冷たい風が吹きつけるなどかなり体感温度は低い。肩だし&なま脚ドレスで船上に立つリン・チーリンは見ているだけで寒そうだったが、そこはさすが女優。「まいど!今日は道頓堀にカーネルおじさんに会いに来ました」と誰に教えてもらったのかタイムリーな小ボケ(?)を挟みつつ日本語であいさつ。ハニカム笑顔は犯罪級の美しさだった。そんななかで一番人気なのはやはり金城武。彼が「レッドクリフ partUを見てください」とひと言発するだけで、観衆が「はーい」「見るぅ〜」と返事するなど“宣伝効果”はバッチリだ。
 実は、船に飾られている矢は「信じる心が未来をつくる」という映画のメッセージを受け、あらかじめ一般の方999人に願いごとを書いてもらった希望の矢。1000本目となる最後の1本には、監督と出演者の願いを込めて船に放ちヒット祈願を行った。
 イベント終了後、場所を試写会場に移して舞台挨拶も行われ、それぞれが役や映画について話してくれた。

トニー・レオン(周瑜)
これまでの僕は演じてきた役柄から、どこか感傷的でか弱く、やさしい男が多くそういったイメージが定着していると思いますが、今回の周瑜役は軍人なので男らしさを出すように演じました。

金城武(孔明)
撮影は真夏で、みんなは冬の服の上に鎧をつけていて大変そうだったけれど、僕は軽装でなぜか団扇も持っていたので、隠れて「涼しい〜」と扇いでいました(笑)でも、アクションがない代わりに仕草や眼差しだけで孔明を表現しないといけない。そういう所に気をつけていました。
チャン・チェン(孫権)
あまり時代劇に出る機会がなかったので、今回出演のチャンスを得て今までの自分と違うイメージを表したいと思いました。それに合わせて古代の作法も勉強しました。戦いのシーンは、僕はそんなに大変ではなかった。トニーの側に居れば良かったので(笑)大変だったのは、寒い時に薄着だったりとか。それくらいです。
リン・チーリン(小喬)
これが初めての映画出演で最初は分からないことも色々ありました。でも監督とお話しさせて頂いて、演技をするというよりは心の中から小喬に近づこうとしました。いつの時代も女性は強さと柔らかさ両方の面を備えていると思います。partTでは小喬の女性らしさを、partUでは彼女の強さを見ていただけると思います。それは現代にも通じる女性の強さだと心得て小喬を演じました。
ジョン・ウー監督
PartUにおいては、みなさんが期待している場面が次々と出てきます。孔明が曹操から10万本の矢を持ちかえる場面など、スケール感の大きいシーンが満載です。おそらく、そういったスケール感の大きい場面がこんなに長く描かれているのは、映画史上例を見ないのではないかと思います。一方で、役者のみなさんの演技も素晴らしいです。彼らの卓越した演技力によってロマンスや愛、勇気、に置いての葛藤や感動が伝わってくると確信しています。
アジアの中にも才能豊かな映画人が揃っています。私たちもハリウッド並みの映画をアジアにおいても作れるのだというメッセージも込めています。この映画を見て少しでも皆さんの心が豊かになっていただければ、これ以上の喜びはございません。
 『レッドクリフpartU』は監督の言うとおり全編見どころ満載で144分があっという間!冒頭でpartTでのあらすじも簡潔に振り返ってくれるので、スッと物語に入り込めるうえ、構成がスリリングかつドラマチックなので万人の心に響く作品となっている。試写会場では、金城武が「こんばんは」のひと言で会場中のファンを骨抜きにして、女性の歓声を独り占めしていたが、劇中では大人の色気とカリスマ性で指揮を執るトニー・レオン、クールな目元がセクシーなチャン・チェンにもぜひ注目して見て!
(中西 奈津子)ページトップへ
             
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