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★ 『誘拐ラプソディー』舞台挨拶レポート

完成披露試写会での舞台挨拶
    

逃げるんじゃない。賭けるんだ。
人生追い詰められた男に残された、最後のチャンス


出演:高橋克典 林遼威 船越英一郎(特別出演) YOU 哀川翔 ほか
監督:榊英雄
原作:荻原浩「誘拐ラプソディー」(双葉社刊)
脚本:黒沢久子
音楽:榊いずみ
配給:角川映画  2009/日本映画/カラー/111min/DTSステレオ
(c)2010「誘拐ラプソディー」製作委員会

http://www.yuukai.jp

4月3日(土) 角川シネマ新宿ほか 全国ロードショー!!

イベント名:『誘拐ラプソディー』完成披露試写会
場所:角川シネマ新宿
登壇者(計6名):高橋克典、林遼威(ろい)<子役>、船越英一郎、YOU、哀川翔、榊英雄監督

高橋:榊監督との出会いは古く、2008年の東京国際映画祭で再会した時、映画やりたい!って話をした。
でも実際映画のオファーが来たのは、子育て真っ最中の忙しい時で、とても疲れていて、よくわからないうちにうんと言っちゃった(笑)

林:(初めての映画出演で)初めは緊張してたけど、撮影が進むうちに、どんどん楽しくなってきた。
高橋さんはとても優しくてかっこよかったし、哀川さんは僕のために3時間もかけて、カブトムシ(雄雌2匹)を買ってきてくれた。

船越:雰囲気がめちゃめちゃ良かった。突っ走っている熱い男(榊監督)がいて、映画が大好きな僕らが集まった。楽しかったけど、緊張感のある現場だった。

哀川:榊監督は昔堅気で、ちょっと気を抜くと怒鳴られた。いろいろあったがまとめてくれた。最後ぐっとくるので、どうか皆さん、審査員のような目で観ないでください(笑)

高橋:この映画は一度お蔵入りになりそうになったが、監督がある人の代役をやって、撮り直しができた。30人程のキャスト・スタッフ全員のスケジュールが奇跡的に一日空いてた。出番はなかったが、僕も撮影を見に行った。

YOU:母親役なのに子供と一緒のシーンがなく、夫役の哀川さんとの撮影も一日だけ。毎日ヤクザまみれで感じ悪かった(笑)周りが黒づくめの組員ばかりで、楽しくなかった(笑)
本編を観ると、高橋さんと遼威くんのキュートなシーンがとてもうらやましかった。

監督:映画の完成直後にいろいろあったが、その名も「苦肉の大作戦」と言うべき、9/29に全員が集まって、撮り直しができた。改めて、映画はいろいろな人との出会いで完成するものだと感謝している。

高橋さんによる締めのご挨拶:
「荒削りだが、温かく素敵な作品に仕上がった。皆さん、映画を観て良かったと思ったら、インターネット、メール、街角、いろんな所で宣伝してください!」

最後に、この映画の完成を記念して、また大ヒットを祝って、高橋さん指揮のもと、会場にいる全員で一本締めを行った。

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公開初日での舞台挨拶
イベント名:『誘拐ラプソディー』公開初日
4月3日(土) 角川シネマ新宿
登壇者: 高橋克典、 林遼威、 船越英一郎、 哀川翔、 榊英雄監督
高橋:本日は満開の桜の中、劇場にお越しいただきまして、ありがとうございます。本当にうれしいです!

林:本日はありがとうございます。僕はこの映画をとても楽しんでできましたので、皆さんも楽しんでくれるとうれしいです。

船越:本日は絶好のお花見日和でございます!そして、本日は映画の中でも満開の桜が楽しめるという監督の趣向がございますので、みなさまお楽しみください。

哀川:監督の怒鳴り声が飛ぶ、久しぶりに熱い男の現場でした。皆の熱い思いが詰まった、とても良い作品です。楽しんでください!

榊監督:この日を迎えられて感無量です。1年前のちょうどこの日が、撮影前のお払いの日でした。そう思うととても感慨深いです。 みなさん楽しんでください。

Q: 初日を迎えての感想は?
高橋:うれしいですね!あのお払いは相当強力でしたね(笑)
本当は12月に公開予定でしたけど、何かありましたっけ?(笑)

船越:季節的にもちょうど良いよね。昨日撮りました、みたいな(笑)

Q:皆様へのメッセージは?
高橋:とにかく新しいことに向かって突き進んでください!そして、寂しいことがあったら、学校や会社帰りに、この映画を観て、元気になってください!

船越:いくつになっても再スタートは切れます。あきらめないで明るい未来を信じ続けることが大事です!それでもくじけそうな時は、この映画がDVDになった時に(笑)、いつでも観て元気になってください!

哀川:1番もったいないのは、自分からやめてしまうこと。とにかくあきらめずにやり続けることが大事です!

榊監督:
僕もかつて役者をあきらめそうになった時に、先輩方から、優しくも厳しい言葉をもらい、続けていく勇気をもらいました。自分もそんな言葉がかけられるようになれるよう、がんばります。

最後に、高橋さんから、「この映画を観た皆様の心にも満開の桜が咲くように願っております」というメッセージに続き、三本締めで、和やかな雰囲気の中、イベントは終了しました。


また、本作品は、【第12回 ウディネ・ファーイースト・フィルム・フェスティバル】へのコンペティション部門に選出されました。上映にあわせて、榊監督が現地イタリアへ招待されています。
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