◆藤原竜也コメント
Q:「おかえり、はやぶさ」完成しましたね
素敵な映画ができました。今日集まってくれているのは中学3年生ということで、卒業
を控えて大変なこともたくさんあると思います。でも諦めず前に進んでください。
Q:久しぶりの学校だと思いますが、いかがですか?
学校ってこんなに寒かったっけ?(笑)でも、そんな寒い中を友達と遊んだ事を思いだ
し、興奮しています。
Q:藤原さんは宇宙に興味がありましたか?
かなり興味があります。はやぶさもリアルタイムで見たり調べたりしていましたし、宇宙だけでなく、生物や生命体にも興味がありました。
往復7年間、60億キロの宇宙の旅を、はやぶさは帰ってきたんですけど、今回「おかえり 、はやぶさ」に出演しなければわからなかった、JAXAの人達のすごく大変な苦労を
知ることができました。僕も含め普通の人だったらこんな絶望的な出来事は諦めてしま と思いますが、JAXAの人達は、数センチ、数ミリの希望を奇跡的にキャッチするこ
とで帰還させたわけですから、すごいことですよね。
Q:主演された役は夢と希望を持った役でしたが、中学3年生のみなさんと通じるところ
はありますか?
すごくあると思います。「おかえり、はやぶさ」の中で「成功とは意欲を失わずに、失
敗に次ぐ失敗を繰りかえすことである。」というウィンストン・チャーチルの言葉があ るんですが、まさに多くの経験をして失敗をしてもらって、意欲を失わないで次に繋げ
るということは、通じるところだと思います。
Q:藤原さんの中学3年生の時の夢はなんでしたか?
僕はずっとサッカーしかしていませんでした。勉強もろくにやらなくて、学校へは給食
を食べに行っているだけでした(笑)サッカー選手になりたかったんですが、ある時に 演劇の世界に入ることになり、気が付いたら演劇の世界に引っ張られていました。
みなさんもどこでどんな道が待っているかわからないので、アンテナを張りながら生活 をしていけばいいと思います。あとは、自分を変えたりするのは人との出会いだと思う
ので、たくさんの人と出会って、たくさん恋愛もして(笑)楽に楽しく過ごすことが大 事ですよね。
Q:日本の宇宙開発プロジェクトに今後期待することは?
日本の開発技術はアジアで1位でなくてはいけないという大変な状況の中で、多くの国民
に希望を与えてくれたはやぶさですから、はやぶさ2号機に関しても、もっともっと国民 一人一人が応援していければ、活気がでるんじゃないかなと思います。
Q:最後に一言
JAXAの奇跡の物語を実感できますし、もう一つのテーマの、家族や仲間の絆という ところもありますので、たくさんのみなさんに観てもらって、もっと宇宙へ興味をもって
もらいたいです。そして夢へ向かって少し光を射してくれるような映画になっていればい いなと思っています。
◆奥村展三文部科学副大臣コメント
今日は特別授業ということで、宇宙のはやぶさの事をお話ししてもらいます。
先ほど校長先生とも話をしまして、みなさんは大きな夢を持っているということで、実現 するために、文部科学省も環境を作り応援していますので、チャレンジ精神で頑張って
ください。
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●INTRODUCTION
18年もの間、計画されてきた、無人小惑星探査機<はやぶさ>。それは、ただの機械だけど、
みんなの想いをのせていた…
藤原竜也、杏、三浦友和、“まえだまえだ”の前田旺志郎など各年代に亘るキャストが 集まり、成功も失敗も次の挑戦の糧にして受け継いでいく日本の宇宙開発史が、親子の絆
の再生を通して描かれる!全編3Dの迫力と奥行で描く、<はやぶさ>と人々の冒険の旅。
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