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 『ライフ いのちをつなぐ物語』
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★ライフ いのちをつなぐ物語

(C) BBC EARTH PRODUCTIONS (LIFE) LIMITED MMXI. ALL RIGHTS RESERVED.
『ライフ いのちをつなぐ物語』 (ONE LIFE )
〜びっくり仰天のネイチャー・ワールド!〜

(2011年 イギリス 1時間28分)
共同監督:マイケル・ガントン、マーサ・ホームズ
日本語ナレーション:松本幸四郎、松たか子

2011年9月1日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー
公式サイト⇒ http://onelifemovie.jp/index.html
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 今まで多くのネイチャー・ドキュメンタリーを見てきたが、これ程恐怖やショックを受けたり、ユーモアや悲哀を感じたりしたことはない。この分野では50年以上世界をリードしてきたイギリスの放送局BBC制作。最新鋭の超ハイスピードカメラやハイビジョンマクロカメラをはじめ、新開発「ヨギカム」などを駆使して、見る者をスリラー・アクションばりの迫力で驚異の世界へと引きずり込む。

  本作の共同監督を務めたマイケル・ガントン監督がキャンペーンのため来阪。完成披露試写会での舞台挨拶に臨んだ。


――― 松本幸四郎さんと松たか子さんによる日本語のナレーションの印象は?

日本語は「まいど」しか話せませんので、ここからは通訳してもらいます(笑)
来日して多くの取材を受けましたが、こちらの思いを言う前に取材の方が感想を言ってくださり、それがこちらが伝えたい全てだったのでとても驚かされました。それというのも、松本幸四郎さんと松たか子さんの感受性豊かなナレーションのお陰なのではと、とても感謝しております。


――― お二人に会った印象は?
松たか子さんはとてもお美しく、お会いできて本当に嬉しかったです。さらに、松本幸四郎さんは素晴らしくジェントルマンで、共同監督のマーサと一緒にお会いしたのですが、本当に光栄だと感じました。


――― 海遊館で取材を受けておられましたが、海遊館及び大阪の印象は?
取材が多かったのでゆっくり見て回れませんでしたが、取材陣を食べてしまいそうなジンベエザメの迫力には驚きました。大阪でも、皆様がとても温かく迎えて下さって、とても嬉しいです。今日は雨が降ってましたので、故郷のイギリスを思い出しました。


――― 他のネイチャー・ドキュメンタリーとの違いは?
大きく違う点はアプローチの仕方です。ご覧になる皆様を引き込むことができるように、臨場感たっぷりになるよう、とても気を配りながら作りました。それぞれの生き物たちが個性豊かな生き物であるということ、そして、人と同じように問題を抱えながらも必死で生きているということを、この映画を見ることによって実体験するような感覚で知って頂けると思います。そうすることによって、生命と生命のつながりを、この地球上で分かち合っている生き物だと感じて頂けるのではないかと思います。美術的にも、そうしたつながりを感じてもらえるように工夫しました。
ですから、笑ったり、ちょっと悲しんだり、怖がったり、ショックを受けたりしながら、何よりその場にいるように感じて頂ければ嬉しいです。


――― 最後にメッセージを
日本の多くの皆様に見て頂いて、魅力的に感じて頂きたいです。そして、このいのちをつなぐ物語が、日本の皆様に少しでも安らぎになればと思っております。
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 世界初の映像15シーンをはじめ地球上のあらゆる動物の奇想天外な捕獲、逃走、求愛、子育てなどに焦点を絞った動物目線の映像は臨場感たっぷり。NHK番組などで見慣れた自然界の営みも、初めて目にするような驚きと感動がある。特に、特にカメレオン、チリクワガタ、オリオフリネラ、バショウカジキ、ニホンザルなど興味津々。生物本来の「性(さが)」とはいえ、生き抜くための本能にびっくりさせられる。

 動物も人もこの世に生まれてきた使命は同じのはず。同じ地球の住人として学ぶことは多い。自然界の命をつなぐための創意工夫や熾烈な闘いは、ひいては緑豊かな地球を守る闘いでもある。命の輝きとともに、地球上のあらゆる生物がそれぞれ生息できる地球環境を守ることこそ、我々人間の使命かもしれない。
(河田 真喜子)ページトップへ
   
             
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