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★ジュリエットからの手紙 |
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『ジュリエットからの手紙』
(LETTERS TO JULIET)
〜真実の愛,それは決して遅すぎることはない〜
(2010年 アメリカ 1時間45分)
監督:ゲイリー・ウィニック
出演:アマンダ・セイフライド,ガエル・ガルシア・ベルナル,クリストファー・イーガン,フランコ・ネロ,ヴァネッサ・レッドグレイブ
2011年5月14日(土)〜Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、
シネ・リーブル梅田、なんばパークスシネマ、MOVIX京都、シネ・リーブル神戸 他全国ロードショー
公式サイト⇒ http://www.juliet-movie.jp/ |
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Letters to Juliet(ジュリエットへの手紙)がきっかけになり,ジュリエットからの手紙が送(贈)られ,“真実の愛”が広がっていく。タイトルバックでは,コルビー・キャレイの軽快な「You
Got Me」に乗せて,古今東西の色んなキスシーンが次々と目に飛び込んでくる。イタリアのトスカーナ州シエナの自然や家並みが美しく,出演者の顔ぶれも楽しさを予感させてくれる。現在と過去が互いに影響し合うという,タイムスリップ的な面白さもある。
ソフィは,プレ・ハネムーンでニューヨークから愛の都ヴェローナにやって来た。婚約者ヴィクターは,レストラン開店に向け,食材やワイン探しに余念がない。一方,ソフィは,ジュリエットの家でレンガの奥に眠っていた1通の手紙を見付ける。15歳だったクレアがロレンツォと約束した場所に行かなかったことを綴っていた。ソフィがその50年前の手紙に返事を書く。すると,クレアが「臆病な私を許して」と英国から謝りにやって来た。
チャーリーは,祖母クレアが再び傷付くのを心配しながらも,クレアやソフィと一緒にロレンツォ探しの旅に出る。同姓同名のロレンツォ・バルトリーニが何と74人もいた。その中から本命のロレンツォを求めるうち,ソフィとチャーリーとの間に微妙な感情が芽生える。予想に違わない展開だ。とはいえ,明るい予感がするというソフィと,ハッピーエンドは信じないというチャーリー。2人が結ばれるには,まだ曲折を経なければならない。 |
ソフィの運命が大きく動き始めたとき,テイラー・スウィフトの「Love
Story」が流れる。ジュリエットと言ば,ロミオ。あのバルコニーのシーンになぞらえて,チャーリーがソフィに愛を告げる。また,チャーリーを巡ってソフィが同名のパトリシア2人を取り違えるという,シェークスピア作品を思わせるエピソードもある。そして,愛の連鎖。クレアとロレンツォからソフィとチャーリーへ,真実の愛が時代を越えて伝えられ育まれていく。
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