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 『特攻野郎Aチーム 
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★特攻野郎Aチーム THE MOVIE

(C)2010 Twentieth Century Fox.
『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』
〜あり得ないアクションが次々にドカ〜ン!〜

(2010年 アメリカ 1時間58分)
監督:ジョー・カーナハン
出演:リーアム・ニーソン、ブラッドリー・クーパー、ジェシカ・ビール、シャルト・コプリー、パトリック・ウィルソン

2010年8月20日(金)〜TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズなんば、ほか全国ロードショー(8月14日土曜日に先行上映)
公式サイト⇒ http://www.ateam-movie.jp
 テレビドラマからの映画化として、みなさんが思い出される映画って何? たぶん今大ヒット中の『踊る大捜査線』の第3弾だったりとか、『相棒』とか、日本映画が多いかもしれない。けれど、海外ドラマの劇場版なんていうのも、大昔から綿々と作られているんだなー、コレが。みなさんもきっと見られたに違いない『ミッション:インポッシブル』シリーズとか、『チャーリーズ・エンジェル』シリーズとか、全て全米テレビドラマ・シリーズからの映画化なのだ。
 本作も1980年代のドラマ・シリーズからの「the movie」版。『ミッション:イン…』や『チャーリーズ…』と同じくアクション・ドラマからの映画バージョンだけど、テレビ版よりもはるかにバージョン・アップしている。トンでもないアクションの連続シュートで、最後にはスカッとさわやかになれるので、納涼にはピッタリの仕上がりだ。それに、フツーのアクションとは違う。ハリウッド・アクション映画には、あり得ないようなアクションだったり、主人公が何度も死んでいてもおかしくないような、ハチャメチャな設定がいくつも出てくる。
  ということで、そのオーバーでアリエネー・アクションを、思いっきり見せてくれるのが本作なのだ。しかも、5秒以内の短いカットの連続で編集して、スピードフルに見せていく。さらに、アクション場面をそのまま見せていくようなこともしない。対策会議というか、こんな風に進めていこうなんて室内シーンを挿入しながら、活劇シーンを展開していくという構成。こういう作りは、リアルな上に入りやすくて分かりやすいのだ。
 秘密任務に携わる軍の4人チームが、イラク戦争時のミッションの不始末で、軍法会議にかけられてしまい、全員有罪のムショ入り。でも、リーアム・ニーソン隊長、名前は何とハンニバル。彼は冤罪をはらし名誉を挽回するためハットトリッキーに脱獄し、しかもほかの3人もトンでもない方法で脱獄させる。でもって、公式任務ではない死を賭けた任務へと邁進するのだった。とにかく、メキシコ、イラク、ドイツ、ロサンゼルスと、考えられないアクション・シーンが、最後まで怒涛の勢いで続いていく。これこそハリウッド・アクション映画の真髄。こういう映画は最近少なくなってきているけど、きっと、みなさんのハートを直撃し興奮させるはずだ。
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