「E.T」と一致するもの

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【日時】4月10日(水) イベント/18:30~ ※上映前

【場所】グランドシネマサンシャイン 池袋 シアター3
   (豊島区東池袋一丁目30番3号 グランドスケープ池袋) 

【登壇者】戸田奈津子氏(字幕翻訳者・「午前十時の映画祭」作品選定委員)



<また見たい名作><ずっと気になっていた名作><知らなかった名作>を劇場の大スクリーンで鑑賞できる「午前十時の映画祭14」(主催:川喜多記念映画文化財団、映画演劇文化協会)が4月5日(金)より開催中です。14回目を迎える今年のオープニングは、昨年シリーズ最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が話題となったインディ・ジョーンズの3作品。新たな上映作品19本(外国映画15本、日本映画4本)、再上映作品8本の全27本を全国65劇場で約1年にわたって順次上映していきます。


Gozen10jinoEigasai-魔宮の伝説-550.jpgこの度、「午前十時の映画祭14」がグランドシネマサンシャイン 池袋で開催されることを記念して、4月10日(水)に戸田奈津子さんトークイベント付き『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』特別先行上映を実施いたしました。本作の字幕翻訳を務め、また「午前十時の映画祭14」作品選定委員でもある戸田奈津子さんに、公開当時のエピソードやハリソン・フォード、スティーヴン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカスとの交流秘話、そして「午前十時の映画祭14」にかける思いなどを語っていただきました。
 


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字幕翻訳の第一人者として知られる戸田奈津子さんは、これまで約1500本もの外国映画の字幕を手がけ、トム・クルーズ、ロバート・デ・ニーロなどをはじめとする数々のハリウッドスターからご指名で来日時の通訳者としても活躍されてきました。ハリソン・フォードとは1978年の『スター・ウォーズ』来日キャンペーンでの通訳での出会いからの付き合いで、当時は全くの無名だったといいます。1991年にはロサンゼルスのハリソン・フォードのご自宅に招かれるなど、公私ともにお付き合いがある戸田奈津子さんならではの貴重なお話が次々と飛び出しました。


Gozen10jinoEigasai-戸田さんハリソンさん-240.jpgグランドシネマサンシャイン 池袋にて開催中の「午前十時の映画祭14」の上映作品となる『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』は、ジョージ・ルーカス原案、スティーヴン・スピルバーグ監督、ハリソン・フォード主演のアクション・アドベンチャー『インディ・ジョーンズ』シリーズの第2弾作品。「(1984年の作品なので)数えれば40年前なんですよ。(第1弾の)『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』はわたしが字幕屋として成り立つ前の作品なので先輩が担当したんで、わたしがこのシリーズを手掛けたのはこの作品からですが、まさかこのあと5作目までやるなんて夢にも思いませんでした。ここまで愛されるシリーズを担当させていただいて、冥利に尽きると思っています」としみじみ。


字幕翻訳だけでなく、ルーカス、スピルバーグ、ハリソンが映画のプロモーションで来日した際には、幾度となく通訳も担当してきたということもあり、彼らとは親しい付き合いをしてきた。「この3人は本当に仲がよくて。3人が東京で落ち合う機会があって。わたしもその場に居合わせたんですが、“friend”よりも親しい友だちに使う“pal”という言葉の「ハロー、パル!」と言いながら3人でハグをしているのを見て。やはりあれだけの映画を撮ってきたので仲も良くなるんでしょうね。その中でも一番長くお付き合いしたのがハリソンです」と切り出した戸田は、ハリソン・フォードの人柄について「彼はとても苦労した人で20代の時は無名なアクターだった。それがルーカスに見出され、『スター・ウォーズ』に出ることになって。それで日本に宣伝に来たのですが、まだ日本では公開されてないから誰も知らないわけ。Tシャツにジーパンというラフな格好で目立たない。公開された後はすごいことになりましたが。わたしもいろいろな俳優にお会いしてますけど、無名なところからビッグになった過程を見ることができたトップはハリソンです。ただ彼はスター扱いされるのを嫌がって。自分自身ではアクターとは言わずに、ストーリーテラーだというのが彼の口癖。本当に謙虚な役者だと思いました」。


Gozen10jinoEigasai-toda-240-2.jpgさらにスティーヴン・スピルバーグについても「彼は今でこそ白髪になっているけど、彼はハートが子どもなんです。彼のオフィスには書類なんてなくて、ゲームマシーンやピアノが置いてあって。そして犬が走り回っている。そこに子役の子どもたちがいて、『スティーヴン、あそぼ!』と言ってくるのね。あれほどの人なのに、彼は一緒になって子どもたちと遊んでるの。こういう気持ちを持っているから『E.T.』みたいな映画がつくれるんだなと思いました。彼の頭の中は映画のことでいっぱいで。スポーツとか政治の話をしているのは聞いた事がない。だからこそお客さんの心をつかむ映画ができるんでしょうね。いつ会っても気持ちのいい方です」とその人柄を解説。


そしてジョージ・ルーカスについても「(戸田の字幕翻訳家デビュー作となった『地獄の黙示録』に指名してくれたということもあり)コッポラ監督はわたしにとっても大恩人ですが、彼がパーティに招待してくれて、そこにルーカスが来るというので、どんな方なのかしらと思っていたのですが、なかなか来ない。そろそろ宴もたけなわというところで、コソコソと来たのがルーカス。彼はちょっとだけ話して帰ってしまいました、本当にシャイで。いつも目を伏せていて、相手の目を見ないくらいシャイな人。でも何度も日本に来ていて、付き合いが深くなると、口を開くようになり、面白いジョークを言ってくれるようになる。『スター・ウォーズ』を見ても分かるけど、アイデアは本当にすごいでしょ。そんな彼がスティーヴンと協力してつくりあげたのがこのシリーズというわけです」と説明した。


Gozen10jinoEigasai-toda-240.jpgそしてそんな3人について「この3人はそれぞれ人柄も違うし、暮らしも違う。でも映画が好きというのは共通しています。やはりハリウッドで生き残る人は本当に映画が好きでないといけないし、やはり人間的魅力がないと駄目だと思います」と指摘した戸田。さらに「わたしも映画好きというところがスタートラインですから。それをまっとうできたということはうれしいですし、今日みたいに40年経った映画を皆さんが観に来てくださることはとてもうれしいこと」としみじみと付け加えた。


そして最後にグランドシネマサンシャイン 池袋でもいよいよ始まった「午前十時の映画祭14」について、「わたしはずっと選考委員をしていますけど、本当に昔の映画はいい映画が多いんですよ。その中から選りすぐった作品を上映していますので、どの作品を観ても損はありません。本当に観て良かったと思う作品ばかり。それは断言できます。今後もぜひとも見続けていただきたいと思います」と観客に呼びかけた。


全スクリーンが4K対応のグランドシネマサンシャイン 池袋で「午前十時の映画祭14」は絶賛開催中!


(オフィシャル・レポートより)

 

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第96回アカデミー賞®《助演女優賞》ノミネートで注目を集める『カラーパープル』が2月9日(金)に日本公開されます。

本作のオリジナルは、ハリウッドの巨匠スティーブン・スピルバーグが、ピューリッツァー賞受賞のアリス・ウォーカーによる同名小説を原作に、『E.T.』 の後初めてシリアスな作品に挑んだ『カラーパープル』(1985)。アカデミー賞

 


■日時:1月13日 (金) 18:00~18:30

■会場:大阪ステーションシティシネマ SC②
(大阪市北区梅田3丁目1番3号ノースゲートビル11F)

■登壇者:阿部サダヲ 上戸彩 本木克英(敬称略)


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「金か、魂か」――

悪魔に魂を売り渡して外道を歩くか、悔悟の憂いなく王道を歩くか?

 

豪華なキャストの競演に、メガバンクの小さな支店で起きた巨額融資の焦付きを末端の社員が真相究明していく面白さ、詐欺のカラクリからリベンジに至るまで、ハラハラドキドキしながら楽しめる痛快作『シャイロックの子供たち』が2月17日(金)から全国公開される。


shylock-pos-240-1.JPG池井戸潤の小説『シャイロックの子供たち』(文春文庫)は、「ぼくの小説の書き方を決定づけた記念碑的な一冊」と原作者自身が明言。原点にして最高峰とも言え、池井戸潤のファンには堪らない原作の映画化だが、小説と展開が異なり、独自のキャラクター西木(阿部サダヲ)や沢崎(柄本明)が登場する完全オリジナルストーリーとなっている。


「ちょっと拝借しても返せばいい」と軽い気持ちで横領したことや、大金を目の前にして「魔が差す」こともあるだろう。だが、その前に踏み止まれるかどうかでその後の人生が一変する。身近な存在の小さな銀行支店を舞台に、キャリアを利用した顧客との癒着や、人生を大きく狂わせるお金の誘惑など、お金のために悪魔に魂を売り渡すのか、否か――まさにシェイクスピアの『ベニスの商人』に登場するシャイロックに象徴される究極の選択を、観る側の良心をも問い質していく普遍的アプローチで迫る痛快エンタテイメント作品である。


この度2月17日(金)の全国公開を前に 阿部サダヲ・上戸彩・本木克英監督登壇の舞台挨拶付き試写会が大阪ステーションシティシネマで開催された。大阪では1回限りの試写会となり、12倍の倍率で選ばれた幸運な250名の観客を前に、作品への想いや撮影時の裏話などをたっぷりと語ってくれた。また、「金か、魂か。」という本作のキャッチコピーに因んで、大阪ならではの《大阪どっちやねん?クイズ》にも挑戦!ゲストのキャラがさらけ出される思わぬ回答に場内も大盛り上がり!
 


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〈以下は、舞台挨拶の全容です〉

――最初のご挨拶。

阿部:雨の中お越し下さいましてありがとうございます。大阪はいつも暖かい声援を…あっ出しちゃいけないんだ?もう出してもいいのにね~(スタッフに目を遣り)ダメ?

上戸:7年ぶりの大阪になるみたいですが(自分では覚えてない!?)、大阪の方はいつもなら気さくに話し掛けて下さるのですが、ちょっと寂しいですね~今日は最後までお楽しみ下さいね。

本木監督:今日お越しの皆さんは大変な倍率を運良く引き当ててお越し頂いていると聞いております。その運をどうかこの映画の大ヒットにあてて頂きたいと思います。本日はよろしくお願いいたします。


MC:250人のお客様にお出で頂いておりますが、実は3000人の応募がありました。皆さん、めちゃめちゃラッキー!!!(拍手!)しかも、大阪での試写会は1回だけで、後は公開を待つしかないんですよ。皆さん宣伝隊としてご活躍頂きたいと思います。よろしくお願いいたします。


MC:阿部さんと上戸さんは初共演ということですが、阿部さんからご覧になった上戸さんは如何でしたか?

 

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阿部:元々素敵な方じゃないですか、見て“#$%&‘るように…(ろれつ回らず)

上戸:カミカミじゃないですか~?アベサダヲも言えてませんでしたよ!(笑)

阿部:お綺麗だし、こうして素敵なフォローもしてくれるし、優しいね~(バツわるそうに)。実はそういうシーンもあるんですよ。

上戸:そうなんですね、阿部さんが甘噛みしてはごまかしてるシーンもいくつかあるので是非見つけて下さい。(笑)

阿部:あるでしょう?誰だって!世の中のサラリーマン全員が滑舌いい訳じゃないですから――(笑)。


MC:上戸さんからご覧になった阿部さんは?

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上戸:阿部さんが色んな役を演じて来られたのを拝見してきましたので、阿部さんが主役と聞いて「是非出演したい!」と嬉しくて、やっと共演できると楽しみでなりませんでした。現場でもブラックジョークを交えつつ盛り上げて下さり、とても楽しく演じることができました。大好きな役者さんです!

阿部:そう言って頂けて僕も嬉しいです。

上戸:こうして久しぶりにキャンペーンでお会いできてとても嬉しくて、いつLINEを交換してくれるかな…と?

MC:上戸さんがそう仰ってますが…?

阿部:上戸さんは岡村隆史さんと仲良くてよく食事に行ってるという話を聞いて、ちょっとモエました。僕と岡村さんは同じ歳なので、ちょっとライバル心を燃やしてしまいました(笑)。

MC:そういったお話は控室でして頂いて、そろそろ映画のお話に戻ろうかと…(笑)

こんな素敵なお二人ですが、本木監督からご覧になって如何でしたか?

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本木監督:二人には何も言うことはなかったです。1年3か月前もマスクにフェイスシールドをしていて、本番の時だけ外してもらっていたので、「あっ阿部サダヲだ!上戸彩だ!」と舞い上がったまんま撮影が終わっちゃったんです。二人に何も言う暇なかったです(笑)。

阿部:舞い上がってたんですか?

本木監督:はい!

上戸:何も言われないんで、「大丈夫かな?」と思いながら演じてました。

阿部:いろんな表情が出てきますので、ご堪能頂きたいです。


MC:池井戸潤原作ですが、意外にも阿部さんは池井戸作品への出演は初めてなんですってね?

 

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阿部:はい、初めての出演ですが、実は小説を読んだのも始めてでした(笑)。『半沢直樹』などTVドラマは観ていたんですが、「熱い!」というイメージだったので、僕に声は掛からないだろうと勝手に思ってたので、お話頂いた時にはびっくりして、慌てて小説を読んだ次第です。しかも、原作では僕の役はあまり登場しなくて、途中でいなくなるんですよ~。ですから、原作を読んでおられる方はびっくりしないで下さいね。

MC:主役ですからね!

上戸:初のオリジナルストーリーらしいんです。いくつもの脚本が出来てきて、阿部さんの西木という役は最初原作寄りだと途中で居なくなっちゃうんですが、最終稿でいきなり出番が増えて、西木(阿部サダヲ)と私と玉ちゃん(玉森裕太)の3人で事件を解決していくという物語になっていて、びっくり!でも、阿部さんとのシーンがいっぱいあって嬉しかったです!


MC:上戸さんは池井戸作品をどう思っていらっしゃるんですか?

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上戸:「熱い!」気付いたら自分も没頭して、一緒に「倍返しだ!」と思えちゃう感じです。今回の役は、追い込まれたり同僚に目を付けられたりするんですが、終わりの頃には、「自分だったらどうするんだろう?魂をとるか、お金に揺れないかな?」と色々考えちゃいました。


MC:本木監督は、完全なオリジナル脚本になっていますが、原作やドラマがあるのでかなりプレッシャーだったのでは?

本木監督:あまりにも多くの脚本ができてしまったがために、これが果たして本当に面白いんだろうかという気持ちになりました。現場でもそれを引き摺りながら、手探りで、皆さんのお芝居と共に何とか面白いものになるようにと努めました。池井戸さん自身が相当入れこまれた原作の脚本作りでしたので、それなりに面白いものになって皆様にお届けできるかなと思っております。


MC:沢山の出演者の方が登場して、観ている側も思わず興奮してしまいましたが、柄本明さんや橋爪功さんなどのベテランの方との共演は如何でしたか?

阿部:緊張感はありました。二人とも凄い演技をされて、「お芝居ってこんなに面白いんだ!」と改めて感じることも多くて、とてもいい勉強になりました。「こんな時そういう顔をするんだ~」とか、柄本さんも原作にはないキャラクターなんですけど、「そうきたか~」とかホントいい勉強になりました。お二人ともセリフにはないところで闘ってるな、という感じがしました。

MC:「セリフではないところで闘ってる」って、どういうことなんでしょうか?

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阿部:柄本明、橋爪功、とそのバックにある劇団「東京乾電池」!「円企画」!といった劇団同士が闘ってるみたいな、看板が闘ってるみたいな感じです。「うん?大人計画?」みたいな目で見られたり、そういう感じのイメージもあって、「一世風靡セピア?」とかいろんな人がいて、「この人銀行の偉い人演じてるけど、ジョニーって呼ばれてるんだ~」って、柳葉さんのことですけど(笑)そういうのが面白くて、やっててとっても楽しかったです。


MC:上戸さんご自身はベテラン勢の方々との共演は如何でしたか?

上戸:『半沢直樹』もそうなんですが、男性陣のバチバチのシーンには一切かかわってないんです。今回は阿部さんと柄本さんにちょっとかかわった位で、柄本さんは呼吸でお芝居をするというか、絶対に同じ芝居をされないです。間合いも毎回違うところでされるので、ワクワクドキドキさせられるお芝居を目の前で拝見できて嬉しかったです。


MC:木本監督ご自身も楽しんでおられたのですか?

本木監督:はい、楽しかったですよ。皆さん、それぞれ違うお芝居をされますしね。柄本さんに関しては「やり過ぎじゃないか?」という心配は常にあったんですが、結果見たら「ああ、これで良かったんだ」と思いました。

MC:今回はベテランの方から新しい方まで、全部にそれぞれの見所があって、またそれぞれに裏があって、本当に面白い作品になっておりますので、このあとご覧になるのを楽しみにして頂きたいと思います。
 



MC:さあ、今日はせっかく大阪に来て頂いておりますので、大阪に因んだゲームをして頂こうと思います。映画のテーマにもなっております「金か魂か」の究極の選択に因んで、≪大阪どっちやねんクイズ≫!

MC:第一問:大阪の観光名所といえば、「ユニバーサルスタジオ・ジャパン」か、「通天閣」か、どっち?

阿部:ユニバーサルスタジオ・ジャパン!随分長いこと行ってませんが、最近凄いことになってませんか?僕が行った頃は、E.Tが「ありがとう~」って名前呼んでくれるだけ嬉しかったんですが。

上戸:私もUSJですね。ゾンビのシーズンやスパイダーマンなどで遊んでました。

本木監督:通天閣です!京都で時代劇を撮ってた頃によく大阪に遊びに来てまして、通天閣あたりでよく飲んでました。通天閣頑張れ!って気持ちを込めて応援したいと思います。

MC:この映画がヒットしたら、是非続編は「通天閣支店」を舞台に撮って頂きたいと思いますが?

本木監督:「USJ支店」というよりリアリティがあって面白そうですね(笑)


MC:第二問:大阪人の口癖は、「知らんけど」か「行けたら行くわ」のどっち?

阿部:「知らんけど」。

上戸:「行けたら行くわ」。関西出身のスタッフさんが多いのですが、「にぎやかし」というか「その気にさせて行かんのかい!?」という感じでガックリすることもありますからね。

本木監督:「知らんけど」。


MC:第三問:もし漫才師になるとしたら、「ボケ」か「ツッコミ」のどっち?

阿部:「ボケ」。

上戸:「ツッコミ」。

本木監督:「ボケ」。上戸さんみたいに上手くツッコめないんですよ。

阿部:僕はツッコまれたい方なんで。何でもツッコまれたい!(笑)。

上戸:ボケの方が覚えなきゃいけないセリフが多そうだな、という理由です。


――最後のご挨拶。

阿部:まだ公開まで1か月あるのですが、観られた方の感想をお聴きすると、「笑えるし、泣ける」という感想を頂いています。池井戸潤さんの作品だと「熱い!」というイメージがあるのですが、手に汗握りながらワクワクしながら観られた方も多くいらしたようです。お客様のお気持ちを盛り上げて元気になって帰って頂けるのかなと思っております。今朝浜村淳さんの番組に出させて頂いたのですが、今日はまだ1月13日なのに、「今年一番の映画だ!」と言われました(笑)。その1番をずっと継続できるよう、よろしくお願いいたします。本日はどうもありがとうございました。
 


【STORY】
shylock-pos-240-3.jpg  ベテランのお客様係の西木(阿部サダヲ)が務める東京第一銀行の小さな支店では、今日も新規融資顧客の獲得に厳しいハッパが掛けられていた。そんな中、赴任間もない滝野(佐藤隆太)が好成績を上げ、支店長・九条(柳葉敏郎)や超パワハラ上司の副支店長・古川(杉本哲太)からも期待されていた。その滝野に前任支店からの顧客・石本(橋爪功)から10億という巨額の融資依頼が来る。支店長自ら出向いて契約に至るが、しばらくして支店内で100万円紛失事件が起こる。西木は窓口業務の愛理(上戸彩)やお客様係の田端(玉森裕太)とともに事件の真相を探っていくと、なんと巨額融資が不良債権になるというとんでもない事態に…。本店の検査部次長の黒田(佐々木蔵之介)による査察が入るが、果たしてメガバンクの支店で起きたこの大事件の顛末とは?


■原作:池井戸潤『シャイロックの子供たち』(文春文庫)
■監督:本木克英  ■脚本:ツバキミチオ 
■音楽:安川午朗 
■主題歌:エレファントカシマシ「yes. I. do」(ユニバーサルシグマ)
■主演:阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、橋爪功、佐々木蔵之介 ほか
■製作:映画「シャイロックの子供たち」製作委員会
■配給:松竹
■公式サイト: movies.shochiku.co.jp/shylock-movie/ 
■公式Twitter :
@shylock_film
© 2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会 

2023年2月17日(金)~全国公開!


(河田 真喜子)

 

 

 

 

50年にわたるキャリアの中で、『シンドラーのリスト』でアカデミー賞®作品賞・監督賞を受賞し、『プライベート・ライアン』で同賞監督賞を受賞するなど、映画史に残る名作で知られる巨匠スティーヴン・スピル バーグ。この度、本監督の新たなる代表作が誕生しました!『E.T.』、『ジュラシック・パーク』など史上最も愛され、変幻自在なフィルモグラフィを世界に送り出してきた巨匠が“映画監督”になる夢を叶えた自身の原体験を描いた最新作『The Fabelmans』(原題)が、邦題『フェイブルマンズ』として2023年3月3日(金)より全国公開が決定! 本年度アカデミー賞

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■日程:11月27日(日)

■場所:大阪ステーションシティシネマ スクリーン3

■登壇者:岡咲美保(リムル役https://okasakimiho.com/
     杉本紳朗(プロデューサー)



tensura-550.jpgシリーズ累計発行部数 3,000 万部突破の大人気異世界ファンタジー「転生したらスライムだった件」(通称『転スラ』)初の劇場版作品、 『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』 がついに11 月 25 日 (金)より公開しました。本作は、原作の伏瀬が自ら原案を担当する完全オリジナルストーリー。人間からスライムに転生した主人公・リムルたちが、仲間のために陰謀に立ち向かう本作では、壮大な世界観や大迫力の戦闘シーンなどスケールアップした映像はもちろんのこと、「転スラ」ならではの個性豊かなキャラクターたちが繰り広げるユーモア溢れるやりとりも健在。既に12以上の国と地域での公開も決定し、全世界が待ち望む中、11月27日(日)に大阪ステーションシティシネマにて大ヒット記念舞台挨拶を行った


tensura-bu-500-1.jpg舞台挨拶には、声優活動のみならずアーティスト活動など幅広く活躍している若手声優で、本作の主人公リムル役を唯一無二の声で演じる岡咲美保と、”杉P”でお馴染みの、アニメ『転スラ』のプロデューサー杉本紳朗が、約200人の転スラファンに迎えられ、ステージに登壇!ようこそ、大阪に!と迎えられた岡咲は、大阪に『転スラ』のイベントで来るのは約4年ぶり2度目で、上映後の舞台挨拶の登壇とあって、色々話せる!!と喜んだ。プロデューサーの杉本は前回、『転スラ』で大阪での舞台挨拶に来た時に、話してはいけない事を話してしまって怒られると思ったけど、大阪の皆さんが誰も話さなかったので、怒られずに済んだという話を披露。岡山県出身の岡咲は大阪には小旅行感覚でよく遊びに来ていて、USJや大阪城などの観光スポットは馴染みがある地域であることを伝えた。舞台挨拶登壇前に大阪ならでは大量のたこ焼きの差入れがあり、美味しかった!とSNSにもアップしたことを明かした岡咲。それを受けプロデューサーの杉本は、たこ焼き??と首をかしげ、岡咲と楽屋が違った為、たこ焼きではなく・・・代わりに大量の栄養ドリンクの差入れがあったことを明かした。それを聞いた岡咲は「働きなさい!という事ですね。」と和やかにトークがスタート。


tensura-bu-240-1.jpg昨日は福岡、今朝は岡山で舞台挨拶やイベントを終え、岡咲は「大阪のお客さんは優しい目をしているので今日も大丈夫かな!」とホッとした表情で、映画の反応を問いかけると会場からは盛大な拍手が起こった!映画の感想を改めて聞かれた岡咲は、「25日公開とずっと言い続けてきたけど、アッという間に時がきて、今は観ていただきたいという期待と面白いと思ってもらえるかなという不安、そしてリムル役としての責任感があったが、SNSには「何度も観たい!」などの声が届いていて嬉しいし、誇らしいです!」と主役ならではのコメント。


杉本プロデューサーは「長かったー!」と振り返り、「胃が無くなるかと思うほどのプレッシャーと不安がずっとありましたが、公開して皆さんの顔を見てホッとしました。」と気持ちを吐露した。“映画化”の話を初めて聞いた時の印象を聞かれた岡咲は「嬉しかったです!でもどういう話になるのか良い意味で分からず、原作が続いている中、アニメの続きを描くのか?と思っていたら、まさかのオリジナルストーリーでヒイロというキャラクターがオーガの生き残りという設定も、天才的な発想!転スラを広げたいという想いを感じてスゴイ!」と絶賛。


tensura-bu-240-2.jpgまた杉本プロデューサーは、「本筋はテレビシリーズで、劇場版はお祭りの一つとして、という無理なオーダーに応えてオリジナルストーリーの原案を書き上げた原作の伏瀬先生に感謝ですね。」と語った。本作のテーマである“絆”について『転スラ』を作り上げた二人の絆を聞いてみると、「何度も聞かれている質問ですね…」と、顔を見合わせ、杉本プロデューサーは「新人の頃から付き合いがある岡咲さんがCDデビューした初回盤CDを買ってずっと応援しているけど、ライブには呼ばれなかった・・」とまさかのクレームに岡咲は「その節は大変申し訳ございませんでした!!」と慌てて謝罪。MCが「杉本さんにはお客さんとして来て欲しかったんですよね?」と岡咲の味方になり、「ステキな絆で結ばれていますね」とフォローし、会場は笑いに包まれた。


劇場版ならではの、もう一度見たくなるポイントを聞かれた岡咲は「テンペストにヒイロがやって来たシーンでアドリブを入れる部分が、けっこう長尺でどうしよう…と思ったが、最終的にはアハハ、、という笑い声のアドリブで対応した!」と明かすと、杉本プロデューサーから「実はそのアドリブ部分はけっこうカットしている」という告白を受けたが、岡咲は試写でその笑い声を確認したことを告げ、少しは残した。と杉本は笑った。それを受けMCより「そういう細かいところまで含めてもう一度見て欲しいと観客に伝えた。

最後に杉本プロデューサーは、「『転スラ』を全てアニメ化することを目標として動いていて、この初めての劇場版の大ヒットが、そのステップの一つとなるので、ぜひ応援よろしくお願いします!」と語った。
 


<STORY>

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【魔国連邦】(テンペスト)の西に位置する【ラージャ小亜国】。かつては金の採掘で栄えていたが、今はその繁栄は見る影もなく、湖は鉱山毒に侵され、国は危機的状況に陥っていた。女王「トワ」は、王家に代々伝わるティアラの魔力を使い、毒を取り除いて民を守っていたが、その代償としてティ アラにかけられた呪いを全身に受けてしまい、命を蝕まれていた。そんな中、テンペストに突如現れた、大鬼族(オーガ)の生き残り「ヒイロ」。ベニマ ルたちの兄貴分だったというヒイロは、トワに命を救われ生き延びていたのだった。自分を救ってくれたトワと【ラージャ小亜国】を守るため、テンペストのリムルに助けを求めに来たヒイロは、ベニマルと運命の再会を果たす。ラージャの危機を救うため、そしてトワにかけられた呪いの謎を解くため、リムルたちはラージャへ向かうが…。そこには驚くべき陰謀が待ち受けていた! 


【CAST】リムル:岡咲美保/ヒイロ:内田雄馬/トワ:福本莉子/ベニマル:古川 慎/智慧之王:豊口めぐみ ほか
【STAFF】原作:川上泰樹・伏瀬・みっつばー「転生したらスライムだった件」(講談社「月刊少年シリウス」連載)
     ストーリー原案:伏瀬 監督:菊地康仁
     アニメーション制作:エイトビット
【配給】バンダイナムコフィルムワークス
【コピーライト】 ©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会 
【公式サイト】https://movie.ten-sura.com/

11 月 25 日(金)~ 大阪ステーションシティシネマほか全国公開中!!!


(オフィシャル・レポートより)

 
 

2-automnes-3-hivers-main.jpg『2つの秋、3つの冬 』2 automnes, 3 hivers

監督:セバスチャン・ベベデール
出演: ヴァンサン・マケーニュ、モード・ウィラー、バスティアン・ブイヨン、オドレイ・バスティアン
2013/フランス/90分/スタンダード/5.1ch

 


 
2-automnes-3-hivers-sub2.jpg 33歳、美術学校卒、独身。定職につけずに暮らすアルマン。ジョギング中に知り合ったアメリと親しくなりたいが、なかなか思いは届かない。そんなとき、思わぬ事件が起こり、2人は恋人同士に……映画は、2組のカップルの恋物語とその周辺の人々の、さまざまな日常が描かれる。登場人物の独白(モノローグ)や、50章ほどのチャプターに分かれて展開される。主演のひとりがヴァンサン・マケーニュ。昨年のフランス映画祭2013の『遭難者』『女っ気なし』で好演した注目の若手男優だ。

2-automnes-3-hivers-d1.png 監督は、セバスチャン・ベベデール。撮影に、16ミリとデジタルといった複数の種類のカメラを使用したり、物語を2-3分ほどの短いエピソードに分けていくという実験的な手法を本作で取り入れている。013年トリノ国際映画祭では審査員特別賞を、同年の”Cinessonne”(エソンヌ県ヨーロッパ映画祭)では観客賞を受賞。その斬新な試みはヨーロッパの観客のみならず、日本の観客をも夢中にさせたようだ。フランス映画祭2014の初日、午後9時という遅い時刻の開演でありながら、客席は多くの映画ファンでにぎわった。上映終了後の、ベベデール監督とのQ&Aを楽しみにしていた人も少なくなかったに違いない。


上映の翌日、ベベデール監督に、本作への思い、少年時代の思い出などについて話を伺った。


 
――― 短いエピソードを積み重ねて創り上げるという、実験的な手法がおもしろいですね?
全部で50章あります。始めから50章にしようと意識したわけではありません。各章は2分から3分ぐらいでしょうか。何かを伝えようとした場合に必要な時間を考え、この2−3分という長さがちょうどよかったのです。

――― 少年時代の思い出について?
出身は南フランス、ピレネー山脈の(Les Pyrénées)あたりです。17歳ぐらいまで暮らしていました。小さい頃はよく森で遊んでいたのを覚えています。小屋を建てたりとか……

――― 2つの秋、3つの冬では山のシーンが出てきますが、とても自然に美しく撮れていましたね?
映画の中に、山を訪れるシーンがどうしても必要だと思い、撮影しました。アメリが突然泣き出すシーンがありますが、彼女が泣くことができたのは、目の前に山があったからです。

 ――― 心が素直になれた、ということでしょうか?
はい。都会ではないあのような景色に触れることで、普段はおさえている本当の感情が表に出やすくなると思うのです。

2-automnes-3-hivers-d2.jpg――― 映画で描かれる「山」の存在は、あなたのこども時代とつながっているのですね?もし、あなたが「海」を描いたら、そこには違う展開があるのかもしれません。
実は、今書き終わったばかりの脚本では、海に囲まれる島が出てきます。登場人物の生き方に海は不可欠で、彼らを山に連れていくことはできなかったので…。

――― 次回作は?
『2つの秋、3つの冬』同様、コメディとメランコリックなトーンがほどよく混ざり合った作品。でも、今回のように細かくチャプター(章)が分かれているわけではありませんが、現段階の脚本では大きく3章に分かれています。

――― 本作では、低予算の中、尽力したと聞いています。50章という短いエピソードを重ねたのは、低予算ゆえ用いた手法だったのでしょうか?
この手法は、予算とは関係ありません。ただ、低予算だったというのは本当です。出資額が多いと、その分、多くの意見を取り入れなければならなくなります。私は、自由に映画を撮りたかったので、あえて低予算という選択を取りました。

2-automnes-3-hivers-d3.jpg――― カメラ目線のモノローグ(独白)といった試みもなされていますが、小津安二郎監督のことを思い出しました。
そう言っていただけるととても嬉しいです!影響を受けたかどうかはわからないのですが、私は小津映画が大好きで、よく観ていましたから。

こどもの頃、スティーヴン・スピルバーグ監督の映画『E.T.』に感動した少年セバスチャンは、いつしか映画監督をめざすようになり、はかり知れない数の映画を観るようになる。自国フランスの映画はもちろん、小津安二郎監督の『東京物語』等も、彼の栄養となった。

――― Bonsai(盆栽)やNinja(忍者)という言葉が出てきますね。また、日本出身の女性も登場しますが?
今から6−7年前に、『日本の映画監督がフランスで撮影をする』という作品を撮ったことがあります。そのとき、日本の俳優さんから、日本についていろいろなことを教えてもらいました。

 ――― ベベデール監督が、若者たちに伝えたいことは何でしょうか?
”希望”です。今は決して楽しい時代ではないかもしれません。それでも、私たちは、“生活”という現実を通して幸せになれるし、楽しいという気持ちを持ちながら、理不尽な社会と闘うことができるのではないでしょうか。


 フランスに住む30代の人々の揺れ動く気持ちを描くため、ベベデール監督は撮影手法そのものに変化をつけた。16ミリカメラとデジタルカメラの併用、細かい章立て、クローズアップの多用、カメラ目線でのモノローグ、ストーリーの脱線(脇道にそれる展開)etc.…… そこには、今の世の中に挑もうとする「小さなレジスタンス」の精神がしっかりと刻まれていた。

(田中 明花)

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テイラー・キッチュ、浅野忠信、リアーナ、ピーター・バーグ監督ほか登壇!
空母のフライトデッキで初の記者会見
■日時:4月2日(月)
■場所:米軍横須賀基地 原子力航空母艦ジョージワシントン
■登壇者:テイラー・キッチュ、浅野忠信、リアーナ、ブルックリン・デッカー、アレクサンダー・スカルスガルド、ピーター・バーグ監督
 


『バトルシップ』

(2012年 アメリカ 2時間10分)
監督:ピーター・バーグ『ハンコック』 
製作:ブライアン・ゴールドナー、ベネット・シュニアー、サラ・オーブリー、ピーター・バーグ
VFX:ILM
出演:テイラー・キッチュ『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』/浅野忠信『47RONIN』『マイティ・ソー』/リーアム・ニーソン『アンノウン』『シンドラーのリスト』/リアーナ(映画初出演) 
配給:東宝東和  
4月13日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー
公式サイト⇒
http://www.battleship-movie.jp/

【作品概要】
battleship-1.jpg台はハワイ。アメリカをはじめとする世界各国の護衛艦が集結して大規模な軍事演習が行われるなか、沖合に正体不明の巨大な物体が出現する。それは、地球からの友好的な呼びかけに応じて飛来したエイリアンの母船だった。
しかし、呼びかけを行った科学者たちの意図とは裏腹に、エイリアンは次々と未知の武器を繰り出し、激しい攻撃を仕掛かけてくる。その戦いの最前線に立たされたは、演習に参加していた米海軍の新人将校アレックス・ホッパーと、彼がライバル心を燃やす自衛艦の指揮官ナガタだった。

弱点も戦略も読めないエイリアンに対し、知力と体力の限りを尽くして立ち向かう海の精鋭たち。果たしてエイリアンの攻撃の目的は何なのか?アレックスとナガタはそれを阻止することができるのか?そして、彼らは地球を壊滅の危機から救うことができるだろうか!?


太平洋上に出現したエイリアンの侵略部隊と世界連合艦隊の壮絶な戦いを未曾有のスケールで描く本作は、『E.T.』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『ジュラシック・パーク』といった映画史に残るヒット作を世に送り出してきたユニバーサル映画が100周年を記念して放つアニバーサリー超大作です。
この度、来日した本作主演のテイラー・キッチュ、世界の歌姫リアーナ、ブルックリン・デッカー、アレクサンダー・スカルスガルド、ピーター・バーグ監督、そして浅野忠信が一堂に会し、日本初となる空母ジョージワシントンでの記者会見を行いました。

原母ジョージワシントンのフライトデッキには、 日本が100名(スチール70名+ムービー30名)、海外が50名の あわせて150名ものプレスが集まりました。
米軍セーラーが敬礼で迎えるレッドカーペットは、 映画のワンシーンさながらに厳粛な雰囲気を醸し出すも、 主演のアメリカ海軍新人将校アレックス・ホッパー役のテイラー・キッチュ、 アレックスの部下・レイクス役のリアーナ、海上自衛隊の艦長・ナガタ役の浅野忠信、アレックスの恋人で理学療法士サマンサ役のブルックリン・デッカー、 アレックスの兄で司令官ストーン・ホッパー役のアレクサンダー・スカルスガルド、 そしてピーター・バーグ監督が次々に現れると一変、 会場は華やかなムードに包まれました。
会見では登壇者6名が本作にかける情熱や見どころ、 そして撮影の裏話などを語りました。
記者からの質疑応答では、時間内に収まりきらないほど 多くの質問が寄せられ、注目の高さがうかがえました。

【会見内容】
MC:一言ずつご挨拶お願いします。
ピーターバーグ監督:今日はこの場にお越しいただき、ありがとうございます。このときは僕だけでなく、みんなにとってエキサイティングな時間です。この映画の企画は、父が海軍マニアだったのもあって、少年のころから考えていたものです。この場にいる水兵のみなさんにも感謝を。空母ジョージワシントンの上で会見ができることを誇りに思っています。
リアーナ:こういったチャンスを与えてくれてありがとう!海兵のみなさんと同じレベルまで演じられたかわかりませんが、がんばりました。この艦を母艦としている兵士のみなさん、ホームに招いてくれてありがとう!
浅野忠信:2年前の今頃、海上自衛隊の艦に乗せてもらい説明を受けました。その後ハワイで撮影し、今この艦に乗れて幸せです。映画がヒットすることを願っています。
アレクサンダー・スカルスガルド:この映画に出られたことは栄誉であり、ありがたいことです。今日この日を楽しみにしていました。1年半ぐらい前に撮影が始まりましたが、多くの人のサポートがなければできなかったので、本当に感謝しています。
テイラー・キッチュ:パールハーバーで6か月間撮影し、兵士のみなさんとその家族を見て、いろいろな犠牲を払ってがんばっている姿に影響を受けました。今みなさんの前に立つことができて本当にうれしいです。

<質疑応答>
Q:(監督へ)日本初という空母での会見、ご感想をお願いします。
監督:『バトルシップ』は幸運にめぐまれました。海軍の空母や駆逐艦など使わせていただき撮影ができました。そして乗組員たちの力量に驚嘆しました。戦艦が持っている力は大きく、それを多くの人のために良いことのために使うことができることを、今この場で感じることができます。


Q:(監督へ)お父さんが海軍オタクだったそうですが撮影時、特にこだわったことはなんですか?具体的なシーンや事柄をおしえてください。
監督:『バトルシップ』のいちばん大切なことは、夏の娯楽作品だということです。ファミリーに観てほしいので、楽しい映画にしたいと思いました。海軍マニアな父の息子ですし、従軍している友人もたくさんいるので、この映画を観た水兵たちに「そうそう、こうなんだよ」と言ってもらえるような映画にしたくて、映画批評家ではなく水兵たちをまず念頭に置いて映画を作り上げました。

Q:(リアーナへ)初の女優としての経験はいかがでしたか。
リアーナ:最高の体験でした。もちろん緊張したし初めての撮影から台本になかったシーンで、ナーバスになる暇もありませんでした。本当にすばらしい共演者に恵まれました。また機会があったら、挑戦したいです!

Q:(テイラー、浅野さんへ)リアーナとの共演の感想をお願いします。
テイラー:どんな役者であっても、初だろうが60本目の映画だろうが、いちばん大切なのは、撮影時に心をオープンにして演じること。彼女は監督のプロセスに乗っ取って反応し演じていたので尊敬しました。
浅野:歌手として活躍されているので、最初から存在感がありましたね。すでに役柄として説得力があって、海兵そのものでした。

Q:(浅野さんへ)自衛隊の艦も見学されたとのことすが、日本とアメリカの艦の違いなどありましたか。
浅野:怒られてしまうかもしれませんが、日本はやはり真面目だからか、とてもきれいで、アメリカのほうはところどころラフなところが…コーラのキャップが挟まっていたり(笑)。汚いというわけではないんですよ!
監督:一言、付け加えさせてください。アメリカのほうはとてもクリーンなんです。日本のほうはさらにクリーンというだけですよ(笑)。
(東宝東和リリースより)
 



battleship-wp1.jpg『バトルシップ』ワールドプレミア上映 レッドカーペット・舞台挨拶
■日時:4月3日(火)
■会場:国立代々木競技場 第一体育館

■登壇ゲスト:テイラー・キッチュ、浅野忠信、リアーナ、ブルックリン・デッカー、アレクサンダー・スカルスガルド、グレゴリー・D・ガドソン、ピーター・バーグ監督、ドナ・ラングレー(脚本家)、ほか
エグゼクティブ・プロデューサー:ブレイデン・アフターグッド
プロデューサー:スコット・ステューバー、サラ・オーブレイ、ベネット・シュナイアー
ユニバーサルピクチャーズ会長:アダム・フォゲルソン
ユニバーサルピクチャーズ共同会長:ドナ・ラングレー


4月13日(金)より公開となりますユニバーサル映画100周年記念作品『バトルシップ』(東宝東和配給)のワールドプレミアを4月3日(火)、国立代々木競技場 第一体育館にて監督のピーターバーグをはじめテイラー・キッチュ、浅野忠信、リアーナ、ブルックリン・デッカー、アレクサンダー・スカルスガルド、グレゴリー・ガドソン元大佐ら豪華キャスト陣も勢揃いした、レッドカーペット、舞台挨拶を行いました。

【イベント概要】
ユニバーサル映画100周年記念超大作『バトルシップ』のワールドプレミア上映前にレッドカーペット、舞台挨拶を行いました。レッドカーペットをゲストが歩く様子が場内のモニタに映し出されると、会場からは大きな声援がわきおこり、早くも大盛り上がり。
舞台挨拶では、ユニバーサル映画100周年を記念した特別映像も披露され、ワールドプレミアに華を添えました。

【舞台挨拶】
ユニバーサル映画100周年記念スピーチ
ユニバーサルピクチャーズ会長:アダム・フォゲルソン
本日『バトルシップ』のワールドプレミアをここ東京で行うことができて大変嬉しく思います。立ち上がりから3年以上、日米の才能が集結し、素晴らしいキャストに恵まれたわが社の特別な年の特別な作品がこの場でお披露目できて、嬉しいです。

ユニバーサルピクチャーズ共同会長:ドナ・ラングレー
世界中どこにいても映画で繋がることができます。2012年はユニバーサル映画が設立され100年目の特別な年です。特別な年の特別な作品『バトルシップ』をご覧になる前に、ユニバーサル映画の歴史をまとめた映像をご覧ください。

【特別映像上映】
※ユニバーサル映画100周年の輝かしい歴史をまとめた特別映像を上映いたしました。

MC:輝かしいユニバーサル映画の歴史が詰まっていた、素晴らしい映像でしたね。ユニバーサル映画100周年記念超大作『バトルシップ』のワールドプレミア上映が日本で行われることとなりました。まず監督から一言いただきたいと思います。
ピーター・バーグ監督:こんなにたくさんの人にお集まりいただきましてありがとうございます。私たちは今日ここに来られてうれしいです。あらゆる人に楽しんでもらえる映画をつくったつもりですので、とにかく楽しんでご覧ください。
日本とアメリカは、協力し合い助け合っています。アメリカは本当に日本を愛しています。日本も同じだと信じています。ですから、日本とアメリカが手を取り合いエイリアンに立ち向かうという日米の絆を描いた作品を手がけられて本当に嬉しいです。

MC:それではキャストの皆様にご登壇いただき、一言ずつご挨拶をいただきましょう。
テイラー・キッチュ:皆さんこんばんは。温かく歓迎していただきありがとうございます。日本でワールドプレミアが行えて嬉しいです。楽しんでください。
浅野忠信:日本が世界で一番最初に一般の客様に観てもらえることになって、しかもこんな盛大な場所でワールドプレミアが行えるなんて夢のようです。
僕自身もこういう場所でみるのははじめてなので皆さん皆さん一緒に楽しみましょう!
リアーナ:ハロー!トーキョー!! 本当にこの場にいられてエキサイティングだわ! 初めての映画出演が、こんな超大作なんて誇りに思うわ!
私は男勝りの役なんだけど、アクションに是非注目して楽しんでね!!
ブルックリン・デッカー:日本に来るのは初めてで、このような大作のワールドプレミアで来られること、そしてこのような場に立てることは貴重な体験で嬉しく思っています。みなさん楽しんでください。
アレクサンダー・スカルスガルド:皆さんこんばんは。こんな大きなステージに立たせてもらい一曲歌いたいところですが、テイラーに止められました(笑)。
悪天候の中こんなにたくさんの人に来ていただきありがとうございます。是非楽しんでください。
グレゴリー・D・ガドソン:こんばんは、私は初めて出演する映画でこのような
場に立てて非常に光栄です。皆さん是非楽しんでください。

MC:浅野さんこれから映画をご覧になる皆さんに一言メッセージをお願いします。
浅野:本当に今日は楽しいです。小さいころから面白い映画を観るのが楽しみで、
そして今面白い映画に出させていただき、この場に立てることが最高です。
今日は存分に楽しんで、気に入ってもらえたら友人や家族と何度でも観てください。

(東宝東和リリースより)

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『STAR WARS エピソード1 ファントム・メナス3D』コスプレイヤーが梅田に大集結! コスプレイヤー全員で記念撮影

TM & (C)2012 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.


 SW-EP1-1.jpg 『STAR WARS エピソード1 ファントム・メナス3D』
(Star Wars: Episode I - The Phantom Menace 3D)
~STAR WARSコスプレイヤーが梅田に大集結!~

(2012年 アメリカ 2時間16分)
監督:ジョージ・ルーカス
出演:リーアム・ニーソン、ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、ジェイク・ロイド、イアン・マクダーミド
2012年3月16日(金)~TOHOシネマズ梅田ほか全国ロードショー


去る16日(金)より公開した映画『STAR WARS エピソード1/ファントム・メナス3D』(配給: 20世紀フォックス映画)。15日に実施した前夜祭から多くのスター・ウォーズファンが劇場へ詰め掛けておりますが、公開2日目となった本日、TOHOシネマズ梅田(大阪市北区)には、熱狂的なスター・ ウォーズファンたちがそれぞれに思い入れのあるキャラクターのコスプレで大集結いたしました。

ポップコーンください! エレベーターから降りてきた お客さんもビックリ! 『スター・ウォーズ』観よか! オトナ1枚…ポチっと。


SW-EP1-ss2.jpg 午前11時45分、TOHOシネマズ梅田ロビーに激震が走った! 劇場ロビーに突如、ジェダイの騎士たちを筆頭に、次々と『スター・ウォーズ』のキャラクターたちが現れたのだ。あまりに突然の出来事に来場者は何が起こったのが分からず、呆然と立ちすくむ。次第に増えてくる『スター・ウォーズ』のキャラクターたち。そしてついに現れたのが彼だ。「ダース・ベイダーや!」その瞬間から、来場者たちは携帯電話やデジタルカメラで一斉に撮影を開始、ジェダイや帝国軍の面々は、来場者たちとの記念撮影に気さくに応じていた。

SW-EP1-ss3.jpg 『スター・ウォーズ』はそのファンが様々なキャラクターのコスプレをし、作品世界へ「参加して楽しむ」ことで知られている。映画の劇場公開ともなれば、多くのファンがそれぞれが思い思いのキャラに扮し、映画館へ集まることはいまや、映画業界の風物詩とも言える現象となっている。

 今回も『エピソード1』3D版の劇場公開を記念し、20名ものファンがTOHOシネマズ梅田は大結集した。角興継(かど・おきつぐ)さん(大阪府、40歳)は「自分たちが愛してやまないスター・ウォーズが映画館へ帰ってきたことが何より嬉しい」と話す。既に前夜祭で本作を観た、という長谷川貴洋(はせがわ・たかひろ)さん(大阪市、35歳)は3D版をこう話す。「とにかく画質がキレイ。デジタル化することで、背景などが細やかに作り込まれているので、奥行きもすごく自然だった」。同じく3D版を観ている小池知之(こいけ・ともゆき)さん(48歳)は東京都からの参加。「ポッドレースのシーンは特にオススメですね。当時の撮影では観客をマッチ棒で作っていたのですが、それがバレてしまうかも?と思うぐらいに映像が鮮明でした」。劇中に「隠れキャラ」として登場するE.T.も当時よりも鮮明に見えると彼らは話す。


SW-EP1-ss4.jpg 『スター・ウォーズ』はなぜにここまで彼らをひきつけるのだろうか。「一言では話せないし、話し始めると何時間もかかりますよ、どうします?」と角さんは笑う。そして「これは私の深読みかも知れませんが」と前置いて小池さんはこう話した。「ローマ神話やギリシャ神話、新約聖書などに通じるものがあり、シリーズ全体を読み解いていくと、それらがパズルのようにつながるのです。そんな見方をさせてくれるのも『スター・ウォーズ』の魅力」。

『スター・ウォーズ』の話を始めると揃って目をキラキラとさせていたコスプレイヤーたち。午後からも各々の思いをもって、また来場者へ『スター・ウォーズ』の魅力をアピールしていた。
 


SW-EP1-3.jpg 【本日参加のコスプレキャラクター】
<帝国軍>
ダース・ベイダー、ダース・モール、
銀河皇帝、ストームトルーパー(5名)
<ジェダイ>
オビ=ワン・ケノービ(5名)、
アナキン(大人2名、子供1名)、
クワイ=ガン・ジン(1名)、
プロークン(1名)
<その他>
レイア姫(1名)、アミダラ姫(1名)
(20世紀フォックス リリースより)


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『STAR WARS エピソード1 ファントム・メナス3D』通天閣をジャック!


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SW-EP1-s4.jpg     寒風吹き荒れる中、「スパワールド世界の大温泉」の大階段最上部にダース・ベイダーら帝国軍のメンバーが突如現れました。その物々しい姿に、新世界を訪れていた観光客らはビックリ! また、「帝国軍が通天閣を占領するらしい」と聞いた地元の人々は口々に「なんやて! えらいこっちゃ!」と笑い混じりに驚いていました。

多くの家族連れやカップルに加えて、ベイダーらを待ち受けていたマスコミ陣を合わせて300人もの人たちであふれかえっていた南本通商店街を悠然と進むベイダーたち。その姿に圧倒されたのか、一旦は距離を置いていた人々も次第に携帯やカメラで写真を撮り始め、帝国軍の行進についていく始末。その中にはツイッターで情報を得た、狂的なスター・ウォーズファンの姿も多数ありました。

SW-EP1-s5.jpg 通天閣到着後、館内を進む帝国軍のメンバーが突然現れたため、訪れていた来場者からは歓声とも悲鳴とも取れる声が…。騒然とした空気を感じ取った子供たちが泣いてしまうハプニングも。突然のことに状況が分からなかった来場者の方々も、次第に事態を受け入れたのか、手に持っていたカメラや携帯電話でダース・ベイダーらの撮影を始めました。

社長室をジャックした後、通天閣のシンボルでもあるビリケン像の元へ。「ビリケンさんをダークサイドへ落とす」というミッションを果たすべく、ベイダーの指示でビリケンさんもダース・ベイダー仕様に。ビリケンさんもダークサイドへ落ちてしまい、ついに通天閣は帝国軍に占拠されたのでした。
一方、通天閣に帝国軍が襲撃すると聞きつけた男の子が、自前のライトセイバーを持って現れ、ストームトルーパーらと記念撮影。ベイダーを見た女性からは「めっちゃカッコいい!」と言った黄色い歓声も。その他、幸運にもベイダーやストームトルーパーと一緒に記念撮影した方々からも「何も知らずに来たので、とってもビックリしました」「ダース・ベイダーさんたちと一緒に撮影が出来て、すごくいい記念になりました」といった喜びの声がたくさん聞こえてきました。

 SW-EP1-s3.jpg不吉な予告通りに通天閣が占拠され、ビリケンさんまでもがダークサイドへ落ちてしまった…という、大阪人にはあまりに衝撃的なストーリーのイベントでしたが、実際はとてもにぎやかに楽しく、観光客も地元の人々にも受け入れられ楽しんでいただけた内容となりました。
(20世紀フォックス リリースより)

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