「宮沢氷魚」と一致するもの

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(2023.4.11シネ・リーブル梅田)
登壇者:葛里華監督、宮沢氷魚 
 
 発達障害の特性を持つ天才画家と、仕事も恋もうまくいかない新人編集者の揺れる気持ちをまっすぐに描く『はざまに生きる、春』が、5月26日(金)よりTOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズなんば、TOHOシネマズ二条、OSシネマズミント神戸他で全国公開される。
監督・脚本は本作が初長編作となる葛里華と、青い絵しか描かない画家、屋内透を演じた宮沢氷魚を迎えた先行上映会が4月11日、シネ・リーブル梅田で開催され、満席の観客がゲスト二人に熱い拍手を送った。
 久しぶりの大阪で観客のパワーを感じるという宮沢。キャンペーンでまだ外ていないいう多忙ぶりでも、子どもの頃から自宅のガス式のたこやき機で自分で焼いていたという愛着のある味でもあるたこやきが食べたいと熱望。一方、USJの年パスを持つほどの大ファンという葛監督は、舞台挨拶までにUSJ詣をしてきたそうで、グリフィンドールの生徒になる制服を持参してきたと、ハリーポッターワールドを満喫した模様。
 
 
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 発達障害を持つ人に恋をした自分の経験をいつかは映画にしたいと思っていたところ、宮沢が所属するレプロエンタテインメント主催の映画製作企画“感動シネマアワード”を知ったという葛監督。「宮沢さんにぜひ屋内透を演じていただきたいと思い、脚本を書いて企画を出しました」。
 俳優への当て書き作品を募集するという形のため、実際に演じる宮沢も脚本に目を通し、審査をしたという。「想像以上にたくさんの脚本が寄せられたので、それらに目を通す中で、葛さんの書かれた『はざまに生きる、春』が一番印象に残りました。登場人物への愛情深さが文面から伝わってきて、屋内透や小西桜子さんが演じた小向春を本当に大事にして愛しているので、僕はこの脚本を書いた方なら信頼できるし、ぜひこれだけの情熱を注ぎ込んだ作品を僕たちの力で映画化したい。そういう想いから始まった作品です」と脚本から伝わってくる熱や愛情を力説。宮沢が『はざまに生きる、春』に対してたくさん質問を寄せたことから、興味を持ってくれたことが伝わり、本当にうれしかったと当時を振り返った。
 
 
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 本作の要とも言えるのが、発達障害の特性を持つ透の役作り。葛監督や医療監修の先生、発達障害の当事者と話す機会を持ったり、葛監督が撮影した動画を観ながら、発達障害の人の動き方や発声について学びを深めたという。宮沢が体現した透を絶賛した葛監督は、「(発達障害の人と)恋愛をしていたときのわたしの気持ちをベースに、宮沢さんにどういう風に演じていただきたいかと考え、脚本にしていったので、キャラクターや出来事はフィクションも結構多いです」と脚本の経緯を明かした。
 
 そんな透の性格は本当に真っ直ぐで嘘のない人間だという宮沢。「人とコミュニケーションをとるのは得意ではないけれど、自分の思ったことを言葉にして伝え、そこでいくつもの壁にぶつかるのだけど、その純粋さやピュアさが透の見どころなので、ぜひ観てほしいです」とアピール。葛監督も「宮沢さんの放つ透明感や澄み渡った優しさを全面に出せるキャラクターになればいいと思っていました。また言葉を扱うことが苦手なキャラクターでもあるので、イライラしたり、言葉がうまく出てこないときに体やそれ以外のところでどうやって表現するかを、よく話し合いました」と言葉以外での表現方法を模索したという。
 
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 特に印象的なのは透の手の動きだ。「うまく言葉で伝えられないモヤモヤが出てきた時、手で表現したのですが、その理由として透は天才的な画家で、筆で描いたり、時には手で描いたりするので感情が一番伝わるのは手や指先なのではないかと思って、そういうお芝居をしました」と注目ポイントを披露。作中でマンションの壁に手で絵を描くシーンの手の美しさを葛監督が絶賛する一幕もあった。また冒頭、雨の中ではしゃぐシーンに、子どもの頃の無邪気にその瞬間を楽しめた自分を思い出したという。今は雨が降っても鬱陶しいと思ってしまう中、透のようにいつまでも楽しんで、色々なものを吸収できるのが羨ましいと透への思いを吐露した。
 
最後に、
「この映画は宮沢さんが(脚本を)選んでくださって始まりました。映画はお客さまに届いて完成だと思っているので、今日みなさんが観てくださることで完成することを嬉しく思います。観てくださった方が温かい気持ちになればいいなと思い、映画を作っていますので、そういう気持ちになっていただければ嬉しいです。ありがとうございます」(葛監督)
「この作品はとても美しく、こんなに温かい気持ちになる作品は久しぶりです。改めて、人とつながること、関係性を持つことや、人とコミュニケーションを取ることの難しさやその奥にある美しさ、魅力にこの映画を通して気づきました。この先も『はざまに生きる、春』をどうぞよろしくお願いします」
と挨拶し、舞台挨拶を締めくくった。
(江口由美)
 

 
<作品情報>
『はざまに生きる、春』
(2022年 日本 103分)
監督・脚本:葛里華 
出演:宮沢氷魚 小西桜子 細田善彦 平井亜門 葉丸あすか 芦那すみれ
5月26日(金)よりTOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズなんば、TOHOシネマズ二条、OSシネマズミント神戸他全国公開
公式サイト→http://hazama.lespros.co.jp/
©2022「はざまに生きる、春」製作委員会
 

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◆4月9日(金)@大阪ステーションシティシネマ スクリーン1<客席50%>

登壇者:大泉洋 吉田大八監督(敬称略)

 

この映画のようなカッコいい大人になりたい!

大泉洋 史上最高の見せ場のオンパレード!

 

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大泉洋という俳優の底知れぬ多面性を「これでもか」と活かした作品。大泉洋が出演しているだけで、その作品の面白さを期待して観客は劇場へと足を運ぶ。アイドル顔負けの超人気俳優。「罪の声」の著者・塩田武士が、大泉洋を主人公にあて書きして小説を書いたなどと、前代未聞!役者冥利に尽きるというもの。それを、『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』など、俳優をキャラクターに活かした演出で存在感を引き出す吉田大八監督が実写映画化!


不況にあえぐ出版社の起死回生を、騙し騙されのどんでん返しで翻弄するが、それだけではない。大泉洋に負けないクセモノ揃いの俳優陣が、急展開を繰り返す物語を分かりやすく演じ分ける。演じる方も観る方も真剣勝負の騙し合いバトルの勃発である。先の読めない逆転連発エンターテインメントで、公開以来大好評を博している『騙し絵の牙』。そのヒット御礼として《ダマキバ感謝祭》と銘打って、大阪ステーションシティシネマにおいて舞台挨拶が行われた。登壇したのは、4月3日に48歳になったばかりの大泉洋と、吉田大八監督。新型コロナ感染拡大の折、徹底した感染対策で、観客の前に登場したゲストに惜しみない拍手が贈られていた。

以下は、舞台挨拶の詳細です。
 



――公開後初めての舞台挨拶となりました。ご挨拶をお願いします。

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大泉:今日はご来場頂きましてありがとうございます。舞台挨拶といいますと東京でやりがちですよね。でも、私は大阪に行きたい!この感謝の気持ちを大阪の皆さんにお伝えしたい!今日はこのためだけに大阪にやってまいりました。(会場から笑い声が)実は、TEAM NACSのお芝居を大阪で公演中でして、大阪に居る訳ですが…(笑)

今日は映画をご覧頂いた後なので何を話してもいいということですが、マスコミの方がいらっしゃるのでネタバレになっちゃいませんか?このままずっと喋ってると、吉田監督が何しに来たのか分かんなくなっちゃいますので、この辺でご挨拶はお終いにしたいと思います。本日はよろしくお願い致します。

 

 

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吉田監督:今日はどうもありがとうございます。コロナ禍の中でこうして観に来て下さったお客様を見ると、感謝の気持ちでいっぱいでございます。公開してからいろんな方から感想を頂いているのですが、「面白かった!」と熱烈な感想を多く頂いて、届くところには届いているな、と手応えを感じております。今日はよろしくお願い致します。

 

――大泉さんもいろんな反響を頂いてますか?

大泉:はい、沢山頂いております。関係者の方から直接感想を聞くことはあまりないのですが、この映画については「面白かった!」と仰って頂いております。取材を受けている時、本気で面白いと言ってるかどうか、何となくわかるんですよ。それが、心から面白いと思って下さってるなと感じます。後は、ウチの親父ですね。まず感想メールなんて寄こさないのですが、珍しく「大変面白く拝見いたしました」とメールが来たんですよ。あれね、最近スマホ換えたんで、メール送れるかどうか試しただけなんじゃないかな(笑)。母は、1作前の『新解釈・三国志』について怒りましてね、「何にも面白くない!なんであんなにふざけてんだ?」ってね(笑)。母には理解できなかったみたいで。でも、今回の映画は大変喜んでました。「こういう映画に出なさい」って言ってました。


damashie-bu-oo-2.JPG――Twitterのコメントで、「あっという間に、ラスト!」「洋ちゃん、カッコいい!」とか「髪の毛くるくるしてないし、氷魚くんと並んでも負けてなかった」と大絶賛なんですが?

大泉:こういうの書いちゃうと、〈どうせ大泉洋のファンが書いたんだろう〉と思われて、中々響かないんですよ。 「“洋ちゃん”って書いちゃダメ!ファンじゃないフリをして書きなさい!」ってね!(笑)


――吉田監督は、Twitterで何か気になるコメントはありましたか?

吉田監督:今回は俳優を褒めて頂くことが多くて、自分の映画でも一番手応えを感じる声ですね。


――ここで、松岡茉優さんからのお手紙を読ませて頂きます。

大泉:あら、茉優ちゃんから!? 宣伝部に「書け!」って言われたんでしょうね(笑)

(松岡茉優の手紙):ご来場の皆様、本日はお越し頂きまして誠にありがとうございます。「もう二度目だよ~」という方もいらっしゃるのではないのでしょうか。本作の見所は〈どんでん返しの騙し合いバトル〉ということで、二度目も三度目も楽しんで頂けるのでは、と思っております。そして、その後ロングラン大ヒット舞台挨拶で、大泉洋さんと北海道へ行きたいのです。大泉洋さんを北海道の大地がどう迎えるのか目撃したいのです。吉田監督も北海道へ行きたいですよね?


damashie-bu-oo-4.JPG――というお手紙を頂きましたが?

大泉:それは是非北海道へ行って美味しい物でも食べたいですねぇ。でも、茉優ちゃんが思ってるほど私は北海道で熱烈に迎えられる訳ではありませんよ。東京で活動し始めた頃に出演した映画の舞台挨拶で、他の会場ではワ~っと大歓迎だったので北海道ではどうなるのでしょう?と、いざ北海道へ行ってみたら、もの凄く会場が静かだったんですよ(笑)。北海道の人にしてみれば、私を見る“ありがたみ”というのがそんなに無いんですよね。ずっと見てますから。親戚の叔父さんみたいな感じで落ち着いて見守ってくれているという感じなんです。

――吉田監督も行きたいですよね?

吉田監督:はい、行きたいです。北海道に限らず、観て頂けるのならどこへでも行きたいです。


――実は、大泉洋さんは4月3日にお誕生日を迎えられました!

(観客から大拍手でお祝い!吉田監督からはお祝いの花束を贈られる)

吉田監督:48歳? 48歳は47歳とは大分違いますから、頑張って下さい。

大泉:はいはい、誰でも分かることです(笑)

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――お誕生日には何をしておられましたか?

大泉:現在公演中のTEAM NACSのお芝居で大阪入りした日で、いつもの代り映えのしないバカな4人と一緒に稽古してました。

――皆さんから何かサプライズみたいなものはなかったのですか?

大泉:いや~、何も~、“おめでとう”すら聞いてないです。でも、スタッフが、リハーサル中の休憩の時に、いきなり私にスポットが当たりまして、リーダーが「古畑任三郎みたいだぞ!」って言うもんだから、任三郎の物まねみたいことやっていたら、♪ハッピーバースデー♪の曲がかかって、可愛らしいケーキを用意してくれましたので、皆で食べました。

――それでは、抱負だけお聞かせ願えませんか?

大泉:いいんですか?私はいろんな所で抱負だけを語る男なんでね(笑)

48歳ということでございまして、大概の方は大人になるのでしょうけど、私はいつまで経っても大人になり切れず、---------『騙し絵の牙』のような映画に出て、カッコいい大人になろうと思います!後ろ指を指されて笑われるような人間にならないよう、頑張りたいと思います。TV「水曜どうでしょう」に出てるから悪いんです。あの番組やめます!(笑)ありがとうございます!


damashie-bu-550-1.JPG――最後のご挨拶

大泉:公開されて何日か経っておりますが、こうして沢山の方に観て頂けて嬉しいです。本編は、「騙し騙されのストーリー」の面白さもさることながら、基本的に「一所懸命に働く大人の物語」かなという気がしております。男性も女性も必死に自分のやりたいこと、面白いことを探し出して、懸命に生きている大人たちの爽やかな映画だと思います。これから働こうという学生の皆さんも実にいい刺激を受ける映画でもあります。いろんな視点で楽しめる映画ですので、多くの方に楽しんで頂きたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

吉田監督:今見て頂いたような面白い大泉洋さんではなく、「違う魅力の大泉洋さんを見られる映画だよ」ということを、周りの方に薦めて頂きたいと思います。今日はどうもありがとうございました。よろしくお願いいたします。
 


『騙し絵の牙』

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【STORY】
~最後に笑うのは誰だ⁉ 全員クセモノ!仁義なき騙し合いバトル、遂に開幕!~

大手出版社「薫風社」に激震走る!かねてからの出版不況に加えて創業一族の社長が急逝、次期社長を巡って権力争いが勃発。専務・東松(佐藤浩市)が進める大改革で、雑誌は次々と廃刊のピンチに。会社のお荷物雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水(大泉洋)も、無理難題を押し付けられて窮地に立たされる…が、この一見頼りない男、実は笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めていた!嘘、裏切り、リーク、告発。クセモノ揃いの上層部・作家・同僚たちの陰謀が渦巻く中、新人編集者・高野(松岡茉優)を巻き込んだ速水の生き残りを賭けた“大逆転”の奇策とは!?
 

■監督:吉田大八 ■脚本:楠野一郎 吉田大八
■原作:塩田武士「騙し絵の牙」(角川文庫/KADOKAWA 刊)
■出演:大泉洋 松岡茉優 宮沢氷魚 池田エライザ/斎藤工 中村倫也 佐野史郎 リリー・フランキー 塚本晋也 / 國村隼 木村佳乃 小林聡美 佐藤浩市
■コピーライト:©2021「騙し絵の牙」製作委員会
■配給:松竹
公式サイトmovies.shochiku.co.jp/damashienokiba/

2021年3月26日(金)~大阪ステーションシティシネマ/なんばパークスシネマ/MOVIX京都/神戸国際松竹/MOVIXあまがさき/MOVIX八尾/MOVIX堺 他全国絶賛公開中!


(河田 真喜子)

 

 

 
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【映画】騙し合いバトル × 猛虎の逆襲【プロ野球】

3.26(金)同日開幕‼

阪神タイガースとの異色コラボポスター解禁!

 
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「罪の声」の著者・塩田武士が、俳優・大泉洋を主人公にあて書きし話題を集めたベストセラー小説「騙し絵の牙」(角川文庫/KADOKAWA刊)を『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』の吉田大八監督が実写映画化!3月26日(金)に全国公開を迎えます。
大手出版社を舞台に、廃刊危機に陥った雑誌を巡って生き残りをかけた壮絶な騙し合いバトルが幕を開ける!主人公・速水にはもちろん、国民的人気俳優の大泉洋。さらには日本を代表する超豪華俳優陣が集結し、先の読めない逆転連発エンターテインメントが完成致しました。

そしてこの度、映画公開日と同日の “3月26日(金)”に、待ちに待った今期公式戦の開幕を迎えるプロ野球「阪神タイガース」とポスターヴィジュアルでのコラボが決定致しました!!

2021年『頂』を目指し開幕戦の火ぶたをきる「阪神タイガース」のペナントレースと、劇中のスリリングな展開、そして怒涛の痛快大逆転劇がオーバラップ!タイガースバージョンのポスターには、矢野監督を筆頭に、昨年リーグ2位の悔しさからの大逆転を狙い虎視眈々と牙を研ぐ虎の精鋭たちが揃い踏み。今期大注目の大型ルーキー “佐藤輝明” もしっかりと登場!いよいよ始まる猛虎の大逆襲劇と、クセモノだらけの仁義なき騙し合いバトルを描く本作の公開を強力アピール!
本コラボポスターは関西圏の松竹系列映画館にて3月1日(月)より掲出いたします。
 


■掲出劇場:大阪ステーションシティシネマ/なんばパークスシネマ/MOVIX京都/
神戸国際松竹/MOVIXあまがさき/MOVIX八尾/MOVIX堺 7館
■掲出期間:2021年3月1日(月)~
<ご提供素材>映画ポスター&阪神タイガースコラボポスター組み写真 1点
       ©2021[騙し絵の牙」製作委員会 ©阪神タイガース
 
<阪神タイガースメンバー>
最前列:糸原健斗 矢野燿大(監督) 梅野隆太郎
2列目:西勇輝 岩貞祐太 大山悠輔 近本光司
3列目:ロベルト・スアレス 秋山拓巳 岩崎優 青柳晃洋
最後列:木浪聖也 ジェリー・サンズ 髙橋遥人 佐藤輝明
※各列向かって左から、敬称略
 


最後に笑うのは誰だ⁉ 全員クセモノ!

仁義なき騙し合いバトル、遂に開幕!

 

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【STORY】
出版社「薫風社」に激震走る!かねてからの出版不況に加えて創業一族の社長が急逝、次期社長を巡って権力争いが勃発。専務・東松(佐藤浩市)が進める大改革で、雑誌は次々と廃刊のピンチに。

会社のお荷物雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水(大泉洋)も、無理難題を押し付けられて窮地に立たされる…が、この一見頼りない男、実は笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めていた!嘘、裏切り、リーク、告発。クセモノ揃いの上層部・作家・同僚たちの陰謀が渦巻く中、新人編集者・高野(松岡茉優)を巻き込んだ速水の生き残りを賭けた“大逆転”の奇策とは!?
 
■監督:吉田大八 ■脚本:楠野一郎 吉田大八
■原作:塩田武士「騙し絵の牙」(角川文庫/KADOKAWA刊)
■出演:大泉洋 松岡茉優
宮沢氷魚 池田エライザ/斎藤工 中村倫也 佐野史郎 リリー・フランキー 塚本晋也 / 國村隼 木村佳乃 小林聡美 佐藤浩市
■コピーライト:©2021「騙し絵の牙」製作委員会
■配給:松竹 
■公式サイト:movies.shochiku.co.jp/damashienokiba/ 
■公式Twitter: @damashienokiba
 

2021年3月26日(金)~全国ロードショー


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『騙し絵の牙』プレスシート プレゼント!

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◆提供:松竹

◆プレゼント数:3名様

◆締め切り:2021年3月31(水)

◆公式HP:  movies.shochiku.co.jp/damashienokiba/

 

★2021年3月26日(金)~全国ロードショー

 


 

主演:大泉洋 × 監督:吉田大八

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オールスターキャストが贈る、逆転連発エンターテインメント

 

ミステリー小説「罪の声」の著者・塩田武士が、俳優・大泉洋を主人公にあて書きし、2018年本屋大賞にランクインするなど話題を集めた、ベストセラー小説「騙し絵の牙」(角川文庫/KADOKAWA刊)を『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』の吉田大八監督が実写映画化!舞台は大手出版社「薫風社」。次期社長を巡る権力争いが勃発する中、雑誌は次々に廃刊危機に陥り、生き残りをかけた壮絶な騙し合いバトルが幕を開ける!

主人公・速水にはもちろん、国民的人気俳優の大泉洋。さらには日本を代表する超豪華俳優陣が集結し、先の読めない逆転連発エンターテインメントが完成致しました。新型コロナウイルスの影響により公開を延期しておりました本作、この度満を持して2021年3月26日(金)の公開が決定となりました。
 

最後に笑うのは誰だ⁉ 全員クセモノ!

仁義なき騙し合いバトル、遂に開幕!


【STORY】
damashie-pos.jpg大手出版社「薫風社」に激震走る!かねてからの出版不況に加えて創業一族の社長が急逝、次期社長を巡って権力争いが勃発。専務・東松(佐藤浩市)が進める大改革で、雑誌は次々と廃刊のピンチに。会社のお荷物雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水(大泉洋)も、無理難題を押し付けられて窮地に立たされる…が、この一見頼りない男、実は笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めていた!嘘、裏切り、リーク、告発。クセモノ揃いの上層部・作家・同僚たちの陰謀が渦巻く中、新人編集者・高野(松岡茉優)を巻き込んだ速水の生き残りを賭けた“大逆転”の奇策とは!?
 
 
■監督:吉田大八
■脚本:楠野一郎 吉田大八
■原作:塩田武士「騙し絵の牙」(角川文庫/KADOKAWA刊)
■出演:大泉洋 松岡茉優
宮沢氷魚 池田エライザ/斎藤工 中村倫也 佐野史郎 リリー・フランキー 塚本晋也 / 國村隼 木村佳乃 小林聡美 佐藤浩市
■コピーライト:©2021「騙し絵の牙」製作委員会
■配給:松竹 
■公式Twitter: @damashienokiba
 

2021年3月26日(金)~全国ロードショー


(オフィシャル・リリースより)

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(2020.1.17 なんばパークスシネマ)
登壇者:宮沢氷魚、藤原季節 
 


his-550.jpg 『愛がなんだ』で昨年若い層を中心に圧倒的な支持を得た恋愛映画の名手、今泉力哉監督。その最新作で、人気急上昇中の宮沢氷魚、藤原季節を迎えて描く新たなる愛と決意の物語『his』が、1月24日(金)より全国ロードショーされる。
 
 本作が映し出すのは同性の二人の熱き恋の日々ではなく、それぞれの道を歩んでいたかつて恋人の二人が、再会してからの日々だ。ゲイであることを知られるのを恐れ、岐阜県白川町に移住し、静かに暮らしていた井川迅(宮沢氷魚)の前に、かつての恋人、日比野渚(藤原季節)が6歳の娘・空を連れて突然現れるところから始まる物語は、それぞれの過ごしてきた年月を超えて新しい関係を築いていく姿を、村人たちとの交流を交えながら映し出していく。親権を争う法廷シーンを含め、若い二人にはなかった悩み、家庭を持ったことでぶち当たる壁をリアルに描きながらも、その壁を超えようとする彼らの生き方が静かな感動を呼ぶ。
 


 1月17日、なんばパークスシネマで開催された『his』舞台挨拶付き先行上映会では、上映前、主演の宮沢氷魚、藤原季節が登壇。「みなさんと楽しい時間を共有できれば」と語った宮沢の後で、藤原は北海道出身ながら「まいど!」と見事な関西弁の挨拶を披露し、今にも漫才が始まりそうな勢いを見せた。
 

his-bu-miyazawa-240-2.jpgーー 共同生活について?
 ロケ地となった白川町の一つのロッジで10日間共同生活したという二人は、「朝から晩まで一緒にいるのに寝るときまで一緒かと最初はすごく嫌だった」(宮沢)そうだが、遅い時間までの撮影の後も、「あと30分話したら寝ようかといって、1時間ぐらい話し込む。毎日そんな感じでした」(藤原)と次第に二人でいることに馴染んできたという。その体験は演技をする上でも大いに役立ったそうで、宮沢は「迅と渚は、最初は何年も会っていないので距離感があった。それが最初の僕と季節君とのリアルな距離感でしたが、順撮りだったので、(共同生活で)僕たちが仲良くなっていくことが役にも反映された」と撮影を振り返った。
 

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 一方、ある日突然、白川町で暮らしている迅を、娘を連れて訪れる渚を演じた藤原は「24時間一緒にいたからこそ、氷魚君がいない時間を感じることができました。いなくなって初めて存在の大きさを知ると思ったし、白川町のロケが終わった後、東京ロケは一人で撮影しなければいけなかったので、気持ちが重かったですね」と離れることの寂しさを役に重ねたという。
 


 
 
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ーー キャラクターと似ている点は?
  寡黙な迅を演じた宮沢は、「迅は僕に似ている。僕は悩み事を自分で解決したい人間で、人に相談したくてもできず、自分で追い詰めてしんどくなってしまうが、迅もそういう瞬間があり、共感できました。僕はクォーターなので、インタースクールにいた頃はオアシスだったけれど、そこから一歩出るとすごく辛く、生まれたアメリカでも日本人は…と言われ、自分の居場所はどこにあるのか悩んだ時期がありました。だから生きづらさってなんだろうと常に考えながら迅を演じていました」と自身の境遇から迅の気持ちを掴んでいったエピソードを明かした。


一方、一見奔放に見える渚を演じた藤原は、「氷魚君はストレートで裏表がなくとてもピュアで、僕は物事をこねくり回して考えてしまうのですごく羨ましく感じるが、渚も迅に対する羨ましさがあるのではないか。一見発言が軽く見えたりする裏にある臆病さや弱さがあり、自分に似ていると感じた」と渚役との共通点を明かした。
 

 

his-bu-fujiwara-240-1.jpgーー お互いについて感じたことは?
 「季節君はとにかく熱く、真剣に物事に向き合う男。彼の台本を初めて見た時に、ページがちぎれそうなぐらいボロボロで、書き込みがたくさんしてあって、本当に素敵な役者さんだな思った。役者としてこうありたい」と藤原について語る宮沢。一方藤原は、「宮沢君は内側から発光しているような人」とお互いの魅力を表現した主演の二人。


 最後に「愛に溢れていて、答えがない作品。それぞれ考えることは違うと思うし、それがある種の正解で、疑問に思うことを聞いてほしいし、考えるきっかけになってほしいと思います」(宮沢)、「この映画を経て、自分は変わることができたし、自分の気持ちに正直に生きられるようになってきたと思っています。自分の近くにいる人を大切にできるような人間になりたいですし、この映画の登場人物を好きになってほしい。また嫌いだというのも愛情表現です」(藤原)と観客に熱いメッセージを送った。


 デビューアルバムが発売されたばかりの注目新人、Sano ibukiによるエンディング曲「マリアロード」が優しく包む、新しい形の愛の物語。自分らしく生きたい全ての人に送りたい作品だ。


(文:江口由美、写真:河田真喜子
 

<作品情報>

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『his』
(2020年 日本 127分)
監督:今泉力哉
出演:宮沢氷魚、藤原季節、松本若菜、松本穂香、外村紗玖良、中村久美、鈴木慶一、根岸季衣、堀部圭亮、戸田恵子他
1月24日(金)よりなんばパークスシネマ、シネ・リーブル梅田、シネ・リーブル神戸他全国ロードショー
(C) 2020 映画「his」製作委員会
 
 
 
 
 
 
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『愛がなんだ』今泉力哉監督が描く男性同士の恋愛の“その先”の物語 

2 人の青年の恋と人生を描く 

「BL= BOYS LIFE」という新ジャンルを確立!

変わりゆく LGBTQ のファミリー像 誰にでも優しい社会を目指して 



場所:立命館大学衣笠キャンパス充光館地下シアター教室 
日時:12 月20 日(金) 18:00 本編上映開始 /20:10~20:50 トークセッション 
登壇ゲスト:南和行(「his」監修・弁護士) 、アサダアツシ(企画・脚本) 
 


his-pos.jpg『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』の今泉力哉監督最新作『his』 1 月 24 日 (金)よりシネ・リーブル梅田ほか全国公開いたします。映画初主演を務めるのは、ドラマ「偽装不倫」(NTV)で多くの視聴者の心を掴んだ”塩顔イケメン令和代表”と話題沸騰中の宮沢氷魚。本作では周囲にゲイだと知られることを恐れ、東京からひとり、田舎にやってきた主人公・井川迅(いがわ しゅん)を演じます。そして、迅の忘れられない恋人・日比野渚(ひびの なぎさ)には、現在、U-NEXT にて配信中のオリジナル配信ドラマ「すじぼり」で連続ドラマ初主演を務めるなど話題作への出演が絶えない藤原季節。 恋愛映画の旗手・今泉力哉監督が、二人の青年の恋愛を題材に、「好きだけではどうしようもない」恋愛の‟その先”を描いた意欲作 です。

この度、立命館大学において、映画を通じて、変わりゆくLGBTQのファミリー像と社会の眼差しについて考えるトークセッションを実施いたしました。約 150 名の学生・一般客を前に、上映終了後、本作を監修した南和行弁護士と、脚本を担当したアサダアツシが登壇。

his-ivent-500-1.jpg本作についてアサダは、「当初やはりポスターを見た方からは、「BLモノ大好きです!」という声が多く、「BLモノではなくて、LGBTQ やセクシャルマイノリティを扱った真面目な作品です!」と最初は言っていましたが、「難しい話は観たくないしBLモノのファンタジーの方が好きだから」と閉じられてしまうのが嫌で、(あえて)途中から「BLモノです」と言うようにしました。その代わり「"BOYS LOVE"で はなくて"BOYS LIFE"です!」と紹介するようにしました(笑)LOVE だけを描いているわけではなく、LIFE・迅と渚の人生を描いている」と語る。
 

his-ivent-240-2.jpg同性婚やパートナー制度などはあるが、実際いまの日本で同性カップルによる子育ては可能か?という質問に対し南弁護士は「正直 (どちらかの)実子を育てる男性同士のカップルはあまりいない。そもそも子ども1人を育てるとういことに対して日本社会は大変すぎ る。同性カップルの方から受ける相談は、家族の問題よりも、学校や職場など"外"との繋がりに対しての相談が一番多い。同性愛者 だということがバレるかバレないか、もし同性愛者だということを知られたら、社会での居心地や関係性が悪くなるんじゃないか、という相 談がとても多い。」


南弁護士自身、同じく弁護士の同性パートナーと暮らす家で未成年後見人として 19 歳の子と 1 年半ぐらいの間 一緒に暮らした事があるという。「映画にも出てくるように近所のお餅つき大会に僕たちも出ましたよ!(笑)ご近所の方に「事情があって預かっているよその子なんですよ~」と説明すると「似ているから親戚かと思った。よその子なんて言ったらあかんやん!一緒に住ん でいるんだから!」と言ってくださった。そういう場面になったときは人は優しいのかもしれない。ただ、行きがかり上ではなく、自ら(子育てに)踏み出すのはまだまだ厳しい社会であるとは思う。」と実体験を踏まえつつも現実的にはまだ厳しい一面も語った。

his-ivent-240-1.jpg映画についてアサダは、「主人公2人の話だけじゃなく、渚の妻・玲奈の話もしっかり描きたかった。この2人に関わった人間がどういう 風に変化するかを描くことがこの映画の意味なのかと思います。タイトルについてもよく聞かれるが『his』=”彼の”という所有代名詞で、“his lover(彼の恋人)”、“his daughter(彼の娘)”、“his wife(彼の妻)”の3つの物語を作りたいと思っていました。彼の物語”his story”ができるという事は最終的に”history(歴史)”にしたかった。」と語った。


最後にアサダは、「いろんな意味で生きづらさを抱えている人がいると思う。考え方ひとつ変えるだけで、意外にやさしく受け止めてくれる人がいるんじゃないか。”これが正しい”という答えは無いんじゃないかと思う。この映画を観た時に、こうでなければならないという考え方をはずしてもらえたら嬉しいです。」と 締めくくり、イベントは盛況で終わった。 
 

【STORY】
井川迅は周囲にゲイだと知られることを恐れ、ひっそりと一人で田舎暮らしを送っていた。そこに、6 歳の娘・空を連れて、元恋 人の日比野渚が突然現れる。「しばらくの間、居候させて欲しい」と言う渚に戸惑いを隠せない迅だったが、いつしか空も懐き、周囲の人々も三人を受け入れていく。そんな中、渚は妻・玲奈との間で離婚と親権の協議をしていることを迅に打ち明ける。ある日、玲奈が空を東京に連れて戻してしまう。落ち込む渚に対して、迅は「渚と空ちゃんと三人で一緒に生きていたい」と気持ちを伝える。しかし、離婚調停が進んでいく中で、迅たちは、玲奈の弁護士や裁判から心ない言葉を浴びせられ、自分たちを取り巻く環境に改めて向き合うことになっていくー。 
 
◆出演:宮沢氷魚 / 藤原季節  松本若菜   松本穂香 / 外村紗玖良   中村久美  鈴木慶一   根岸季衣   堀部圭亮   戸田恵子
◆監督:今泉力哉    企画・脚本:アサダアツシ    音楽:渡邊 崇
◆製作プロダクション:ダブ   企画製作:メ~テレ   製作:映画「his」製作委員会 
◆配給・宣伝:ファントム・フィルム  ©2020 映画「his」製作委員会
◆(日本/5.1ch/カラー/127 分) 
公式サイト: https://www.phantom-film.com/his-movie/ 
2020年1月24 日(金)~シネ・リーブル梅田、なんばパークスシネマ、2月7日(金)~シネ・リーブル神戸 ほか全国ロードショー
 

(オフィシャル・レポートより)

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『映画 賭ケグルイ』浜辺美波&森川葵の舞台挨拶 

(2019年4月27日(土)TOHOシネマズ梅田にて)
ゲスト:浜辺美波(18)、森川 葵(23)



超人気コミック⇒アニメ化⇒TVドラマ、そして驚愕の映画化!
最旬キャストがイメージ払拭して挑む、痛快ハイテンション・ムービー!!!

 

成績でもスポーツでもなく、ギャンブルの強さだけで階級が決まるという私立百花王学園。世の政財界の子女だけが通う超名門学園を舞台に、勝つか負けるかで、人間として扱われるか、犬畜生扱いを受ける地獄を生きるか。そんなゲームに憑りつかれた高校生たちのバトルに、いま新たに「蛇喰夢子(じゃばみゆめこ)」という“賭け狂い”の女子高生が斬り込みをかける――もうこの興奮のるつぼから逃れられない。一手一手、打ち出される予想外の奇策に、身を乗り出して魅了されていくハイテンション・ムービーの登場である。


kakegurui-500-1.jpg『映画 賭ケグルイ』は、シリーズ累積500万部を突破した超人気コミックをベースに、原作者の河本ほむら氏の監修の下、オリジナル脚本で映画化に挑んだ“一か八か”の勝負作である。監督は、TVドラマで原作ファンをさらに興奮の渦に巻き込んだ英勉監督。さらにさらに、クセ者揃いのキャラクターを“超絶・顔芸”で圧倒した最旬キャストがTVに引き続いて再登場。特に、主演の浜辺美波のイメージを覆す凄みのある演技には、びっくりぽん!芯のぶれない強さを秘めた新しいヒロイン像に、この上ない痛快さと頼もしさを感じさせてくれる。


主演を務めた浜辺美波と先輩格の森川葵が、5月3日(金)の公開を前に開催された先行上映会で舞台挨拶に登壇。劇中のクールなバトルとは打って変わって、意外にも仲良し過ぎる可愛らしさを見せてくれたお二人に、会場に詰め掛けた観客も取材班も、誰もが魅了されてしまった。


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――最初のご挨拶
浜辺:みなさん、こんにちは~GW初日だというのに、こんなに大きな劇場で沢山の方に来て頂けて嬉しいです。楽しい時間を過ごせたらなと思います。どうぞよろしくお願いいします。

森川:こんなに大きな劇場で沢山の方と楽しい時間を過ごせるのをとっても嬉しく思っています。遠くから来て下さった方もおられると思います。本日はどうぞよろしくお願いいたします。


――既にTVドラマSeasonⅠ・Ⅱを経ての映画化となりましたが、感想は?
浜辺:ドラマのSeasonⅠを撮っていた時に、SeasonⅡもあったらいいね、と冗談っぽく皆で話していたら、SeasonⅡも実現して、映画化もされて、こんなに『賭ケグルイ』が大きくなっていくのが面白いなと感じています。仲のいいメンバーで撮っていますので、凄く嬉しいです。


――森川さんは今までになくアクションやダンスがありましたが、大変だったのでは?
kakegurui-b-mori-1.jpg森川:最初から「私はアクションはダメなんです!」と言っていたのですが、SeasonⅠで剣を持って走るシーンがあって、それがとっても下手くそで、唯一落ち込んだシーンだったんです。それなのに監督が、「よし、森川にアクションとダンスを!」と、今回特別なステージを用意して下さいました。ドSな監督さんなんです(笑)。

浜辺:森川さんが苦手な走るシーンがあまりにも可愛らしくて、監督さんが「森川さんはなんでもできるけど、走るのだけはダメなんだよね~」と仰っていて、「それはオンエア見なきゃですね」と話していました。

森川:えっ、そんなこと話してたの!?(笑)「3歩頑張ってくれ!」と言われたのにそれができなくて、終いには「1歩でいいから!」と言われて、その1歩を上手いこと編集して下さいました。


kakegurui-b-hamabe-3.jpg――同じ世代の出演者ばかりでしたが?
浜辺:本当に仲が良かったのに、普通なら「ごはん行こう♪」なんてことになるのですが、実は1回も行ったことないんですよ~(笑)。いろんな違うキャラクターの方々がいるのに、誰も言い出したことがなかったのです。


――休憩中は何を?
浜辺:きついスケジュールだったので、皆さん台本を読んでいるか、寝てるか、ちょっとお喋りしているかでした。全然ストイックではないのですが、集中しているか、逆にまったりしているかでした。途中からケイタリングが登場して、「どうしたんだろう!」なんて言いながら皆さん喜んでました。


――凄い表情の顔芸が話題になっていますが?
浜辺:TVのSeasonⅠで既にやっていたので、別に恥ずかしくはなかったです。

森川:逆にやらない方が恥ずかしかったかも?

浜辺:監督さんから「もっともっと」と言われるので、やらないと恥ずかしかったですね。


kakegurui-b-mori-2.jpg――お互いイメージが変わった事とは?
森川:(浜辺さんは)もっと大人しいタイプの人なのかな?と思っていたら、「みーたん」の方から寄って来てくれて、すっごくお喋りしてくれるんです。この年で「あおいたん」と呼ばれるのもどうかと思いましたが、「みーたん」に「あおいたん」と呼ばれることがとっても可愛くって、すぐに受け入れられました。

浜辺:私、そんなにお喋りする方じゃないんですが、『賭ケグルイ』の皆さんに支えられていました。森川さんは、劇中は女王様気質でクールな感じのお姉さんって感じだったのですが、「あおいたん」と呼ばせてくれて、癒し系の感じの方です。距離感が近くて話しやすい人だと思いました。


――仲の良さが伝わってきますが、大阪で行ってみたい所や食べてみたい物はありますか?
浜辺:お好み焼き、ネギ焼き、トンペイ焼き…たこ焼きは食べたことありました。中がとろとろなのが美味しくって!

森川:東京のメジャーなたこ焼きとは質感が全然ちがう!

浜辺:それと商店街が多いので、ショッピングしてみたいです。


kakegurui-b-hamabe-1.jpg――平成生まれのお二人にとって、平成の思い出は?
浜辺:平成12年生まれですが、石川県出身なので、北陸新幹線が開通したことかな?それと、『賭ケグルイ』と出会えたことです!

森川:そうそう!(笑)


――最後のご挨拶。
浜辺:今日はお集り頂きまして本当にありがとうございました。撮っているときから早く皆さんとこの楽しい時間を共有したいなと思っていましたので、今日はとても嬉しいです。私や森川さんにとっても『賭ケグルイ』にとっても、今日が平成最後の舞台挨拶ですので、皆様とご一緒できて本当に嬉しいです。多くの方に勧めて頂いて、沢山の方に観て頂きたいです。どうぞよろしくお願いいたします。

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◆監督:英 勉(『ヒロイン失格』や『あさひなぐ』『トリガール』)
◆脚本:高野水登、英 勉
◆キャスト:浜辺美波、高杉真宙、森川葵、池田エライザ、矢本悠馬、宮沢氷魚、福原遥、伊藤万理華 他 
◆配給:ギャガ 
◆©2019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「映画 賭ケグルイ」製作委員会
公式サイト: https://kakegurui.jp/


2019年5月3日(金)~TOHOシネマズ梅田 他 全国ロードショー

 


(河田 真喜子)

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