「コスプレ」と一致するもの
豪華キャスト陣集結の、ワールドプレミア開催!
ソフィー・ターナー&ファムケ・ヤンセン
“ジーン・グレイ(シリーズ最強)”女優が奇跡の2ショット
X JAPAN YOSHIKIさんもX-MENメンバーとともに
レッドカーペットに登場!
世界を危機に陥れる強大な敵とミュータントたちの時空を超える壮絶な戦いを描き、全世界累計興収が28億ドル(Box Office Mojo調べ/日本円換算約3,126億円:4/9時点)を超える驚異の大ヒットを記録したメガヒット・シリーズ『X-MEN』シリーズ最新作『X-MEN:ダーク・フェニックス』が間もなく公開。
20年を超えるアメコミ作品最長シリーズ最終章の全世界公開が迫る中、現地時間6月4日(火)、LAにてワールドプレミアが開催された。新旧シリーズでジーン・グレイを演じたソフィー・ターナーとファムケ・ヤンセンが顔を揃え、約15名もの新旧シリーズ豪華キャスト陣が大集結、さらにX JAPANのYOSHIKIさんがスペシャル・アンバサダーとして登壇。会見場には、150を超える取材陣と、公開を心待ちにするコスプレしたファンが熱狂、シリーズのラストを飾る最終章にふさわしい大盛況のイベントとなった。
チャイニーズシアター前のハリウッド通りを全面封鎖し、Xという文字を囲むようにレッドカーペットが敷かれた会場。Xの文字上にはコスプレをしたファンが約150人、スクリーニングに招待されたファン900人、さらにレッドカーペットの外側には約1,000人を超えるファンが集結し、キャストの到着に期待が高まる。
フォトコールを終え、はじめにレッドカーペットに現れたのはタイ・シェリダン、ブルーのセットアップ姿のニコラス・ホルトや、コディ・スミット=マクフィーら。続いてサイモン・キンバーグ監督、プロデューサーのハッチパーカーも到着。さらに白いドレスでエレガントな装いのジェシカ・チャステイン、シックな黒のドレスに身を包んだジェニファー・ローレンス、マイケル・ファスベンダー、ジェームズ・マカヴォイと続々とメインキャストが登場し、大歓声で迎えられた。そして旧三部作ジーン・グレイを演じたファムケ・ヤンセンも赤いドレス姿で登場し、最新作の完成を祝った。最後に主演のソフィー・ターナーがシルバーとブラックの細身のドレスで姿を現すと、会場のボルテージも最高潮に達した! ソフィーはコスプレをした熱狂的なファンに笑顔でファンサービスを行った。
イベントの中では各キャストがコメントを寄せた。主演を務めたソフィーは「これほど誠実で献身的なファンがいる作品に参加できてとてもうれしいわ。映画だけでなく、X-MENのコミックは何十年も、何世代もの人々に愛されている。これは人々の人生のようなもので、X-MENは自分の人とは違うところを利用するようになって、パワフルになり、スペシャルな存在になる。これは、若い人に聞かせたいすばらしいメッセージだと思うわ」とメッセージを送った。さらに旧シリーズでジーン・グレイを演じたファムケは、ソフィーにアドバイスを送ったかと問われ「最初は聞かれたけれど、彼女はもうすばらしい女優だから、アドバイスはいらないと答えたの。彼女はかわいいわ。これから新作を見るところで私はとてもワクワクしているわ」と最新作のジーンを絶賛、夢の2ショットが実現した。
マグニートーを演じたファスベンダーは「『ファースト・ジェネレーション』から始めたが、マグニートーの人生のさまざまな状態を演じることができて幸運だった。最初のエピソードでチャールズとエリックが初めて出会うところを演じ、マグニートーとプロフェッサーXというキャラクターを生みだすことができてすばらしいチャンスだった」と約10年間シリーズに携わることができた喜びを語る。ミスティークを演じたジェニファー・ローレンスは「2年ごとに同じキャラクターを繰り返すことになって、キャラクターと一緒に過ごしているようですばらしいわ。こういうシリーズを演じて気に入っているところは、キャストなの。みんなの顔を見たいと思うわ」と、シリーズを通して深まったキャストの絆をアピール。キャストもヴィランとして初のヒーロー映画出演となったジェシカ・チャステインは「すばらしい気分だった。みんなはX-MENシリーズに取り組んで20年近く続いているから、本当の家族のようなの。『どうやってストーリーを伝える役に立てばいいかしら?』と思ったわ」と初挑戦への感想を述べた。
レッドカーペットには、LA在住であるX JAPANのYOSHIKIさんが参加。Xポーズを披露しながら各国のメディアのインタビューに流暢な英語で応対した。
作品を見終えたYOSHIKIさんは「もちろん音楽もすごいですけど、特殊効果や編集がすごいですよね。業界の観点から見てしまいました」と感想を述べ、能力が気になるキャラクターについては「強い人が好きなので、ソフィー・ターナーかな」と明かした。日本のファンへのおすすめポイントについては「歴史のあるシリーズ最終章というのは結構大きいですね。X-MENについては何度かオファーをもらっていたのですが、今回コンサートツアーなどと日程がぶつかっておらず、今回自分がたまたまハリウッドにいたということで初めて実現して本当に良かったなと思います。これを観ると今までの作品の繋がりもわかりますし、そういう意味ではやっぱり観なくちゃいけない作品なんじゃないかなと思います。まあ、僕が観に来たくらいですから(笑)」と、ジョークを交えて語った。
レッドカーペットウォーキングを終えたキャスト、監督、プロデューサーは一旦バックステージに下がり、特設ステージにて、原作者のクリス・クレアモントが挨拶。そしてキンバーグ監督による一人一人の紹介でオールキャストが再登場。X-MENメンバーが終結し、フランチャイズのレガシーを祝った。
『X-MEN:ダーク・フェニックス』ワールドプレミア
日程: 現地時間6月4日(火)18:00~(日本時間6月5日(水)10:00頃
会場:ロサンゼルス TCLチャイニーズシアター
ゲスト:ジェームズ・マカヴォイ(プロフェッサーX)、マイケル・ファスベンダー(マグニートー)、ジェニファー・ローレンス(ミスティーク)、ニコラス・ホルト(ビースト)、ソフィー・ターナー(ジーン・グレイ)、タイ・シェリダン(サイクロップス)、ジェシカ・チャステイン(謎の女)、アレクサンドラ・シップ(ストーム)、コディ・スミット=マクフィー(ナイトクローラー)、エヴァン・ピーターズ(クイックシルバー)、ファムケ・ヤンセン(旧シリーズのジーン・グレイ)、サイモン・キンバーグ監督、ハッチ・パッカー(プロデューサー)他
X-MENの新たなる戦いを描く待望のシリーズ最新作『X-MEN:ダーク・フェニックス』は、6月21日(金)日本公開!
コピーライト:©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
ハッシュタグ:#ダークフェニックス #最後のXメン
キャスト:ソフィー・ターナー ジェームズ・マカヴォイ マイケル・ファスベンダー ジェニファー・ローレンス ジェシカ・チャステイン
監督:サイモン・キンバーグ
配給:20世紀フォックス映画
(オフィシャル・レポートより)
【イベント概要】
■日時:11月30日(金)18:30~ イベント開始(約20分)
■場所:TOHOシネマズ梅田 スクリーン2
(大阪市北区角田町7-10 HEPナビオ8F)
■ゲスト(敬称略):桂三度(落語家)
■MC: 棟方 ナオ
“胸アツ”応援上映スペシャル in OSAKA
桂三度さん、フレディへの愛を大絶叫!
熱狂的なクイーンファンがここ大阪に大集結!
伝説のバンド<クイーン>。常識を打ち破り世界を変えたフレディ・マーキュリーの生き様を、魂に響く28の名曲と共に贈る感動の物語『ボヘミアン・ラプソディ』は<第3次クイーンブーム>の社会現象を起こし、興行収累計興行収入27億円を突破し、快進撃が止まらない。
そんな中大阪でも、11月30日(金曜日)にTOHOシネマズ梅田にて、<“胸アツ”応援上映スペシャル in OSAKA>が開催。なんと約480席のチケットが発売10分で即完売するほど関西のファンのクイーン愛が伺えた。満席の会場はフレディやクイーンになりきったコスプレイヤーも数多く参戦し、上映前からテンションMAX!
本イベントでは、昔フレディネタを披露していたほど<クイーンとフレディ・マーキュリー>を愛している落語家の桂三度さんが、フレディさながらの白いタンクトップに白いパンツの衣装をまとい応援上映に登場。
そして「We will Rock You」の曲に合わせ、ステップを踏みながら登壇するやいなや! 「エーオ!」とフレディ得意のコール&レスポンスを行い観客と一体化、興奮のボルテージは一気にMAXまで引き上げられ映画館はまるでコンサート会場のような盛り上がりを見せた。
三度さんからは、「前からネタでもやっていた通り僕はクイーンの大ファンなんです。だからこの映画は絶対観たかったので、プライベートで観に行きました、やっぱりクイーンは自然に耳に入ってきますね。」とコメント。
続けて、映画の感想を聞くと、「どのシーンも目が離せないのですが特にラストのシーンはもう本当にバンドメンバーが全員そっくりで、特にギターのブライアン・メイなんて本人かと思うほどでした。」と熱く語り、また落語家として学ぶところはありますかとの質問には「それはなんと言ってもどんな曲でも華麗に歌いこなすフレディの歌の上手さは我々落語家もとても勉強になります。私たちもどんな落語でもコメディでもこなさなくてはなりませんから」とフレディを大絶賛。
そしてもしフレディ・マーキュリーに大阪を案内するとしたらどこに連れて行きたいですかと訊いてみると「まずは道頓堀に連れて行って、あのグリコ看板を観てもらいたいですね。だって、フレディの格好にそっくりじゃないですか? それからやっぱりこの会場です、クイーンの映画でこんなに盛り上がっているところをぜひ見てもらいたいです」に、会場は大歓声。
また、今日は特別に映画のロゴが入った特製ギターや、主演ラミ・マレックが来日時に座ったイスなど、映画ならびにクイーンにちなんだ激レアグッズの抽選会も行われ、観客は大熱狂。
三度さんはフォトセッションの際に、改めてもう一度「エーオ!!」のコール&レスポンスを絶叫。お客さんのテンションも最高潮に達し、会場全体があたかもウェンブリー・スタジアムさながらの大盛り上がりとなった。
『ボヘミアン・ラプソディー』
■原題:Bohemian Rhapsody
■監督:ブライアン・シンガー 製作:グラハム・キング/ジム・ビーチ
■音楽総指揮:ブライアン・メイ(クイーン/ギター)/ロジャー・テイラー(クイーン/ドラム)
■出演:ラミ・マレック/ルーシー・ボイントン/グウィリム・リー/ジョー・マッゼロ/ベン・ハーディ/マイク・マイヤーズ/アレン・リーチ
■全米公開:11月2日
■配給:20世紀フォックス映画
■© 2018 Twentieth Century Fox
■公式サイト⇒ http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/
大ヒット上映中!!!
(オフィシャル・レポートより)
『マクベス』日本版“マクベス夫妻”お披露目イベント
芸能界の結婚ラッシュに続く?
友近、<男の操り方>を披露!
シェイクスピア没後400年の2016年に贈る、今年最大の衝撃作!
人類史上最も偉大な作家、シェイクスピア没後400年にあたる2016年、彼の最高傑作『マクベス』が、荘厳なスペクタクルとエモーションをみなぎらせスクリーンに蘇ります。黒澤明、手塚治虫、蜷川幸雄など日本の有名クリエイターにも多大な影響を与え続けてきた至高の名作が、遂に日本で5月13日(金)に公開いたします!
この度、本作の日本版“マクベス夫妻”お披露目としてマクベス夫人を演じる友近さん、マクベスを演じるバッファロー吾郎Aさんが登壇するイベントが開催されました。
【日時】2016年4月9日(土)
【場所】パンダスタジオ浜町
【ゲスト(敬称略)】友近、バッファロー吾郎A
MCの呼び込みで既に映画の中の人物が憑依しているかのように高貴な姿で現れた友近(マクベス夫人)とバッファロー吾郎A(マクベス)の2人がステージに登場。既に役に入り込んだ2人の作り上げる重厚な「マクベス」世界観に、会場の報道陣からは堪えきれず笑いが起こった。
イベントでは劇中の衣裳を再現した白いドレスと威厳ある王の恰好で登壇した2人。
衣裳について尋ねられると友近は「女子はコスプレが好きだから、こういう服が切られるとテンションが上がりますね!」と綺麗なドレスに嬉しそうな笑顔を浮かべる一方、バッファロー吾郎Aは「俺の衣裳はシミついてんねん!誰かしょうゆを溢したんかもしれん!」と自身の衣裳の出来栄えに自虐で答え笑いを誘った。
今回、本物の夫婦にも劣らない抜群のコンビ力が冴える掛け合いを見せた2人だったが、友近はバッファロー吾郎Aに新人時代に声を掛けてもらい支えてくれた師匠だと話し「今回、このような形で共演できるとこに感激!」と尊敬の眼差しで見つめると、バッファロー吾郎Aは「本当にダイヤの原石を見つけたと思った。最近は磨きが掛かっている。後輩だけど尊敬する!」とお互いに尊敬しあう仲だと話した。
また、友近が演じた夫の出世のために夫を操る“マクベス夫人”のように男を操った経験はあるか?と聞かれると、「私自身が褒められると嬉しいから、男は誉めて操る。」と友近。
それに対しバッファロー吾郎Aが「皆さんのイメージだと引っ張るタイプに見えるだろうけれど、実は内助の功なんです!お鍋の具材を出すタイミングが絶妙にいい!胃袋をつかむのもうまい!」と友近をフォロー。すかさず友近から「せやねん。他にもナスの肉詰めやろ~、煮込みハンバーグやろ~」と最近、結婚した大物女優のモノマネを披露すると、バッファロー吾郎Aからは「それは、今やったらアカン!」と鋭いツッコミが入り「やっぱりエレガントな人の言い方はマネしないと!」と友近が返し会場の報道陣からは爆笑が湧き起こった。
そんな2人に憧れの夫婦像を聞くと「蘭ちゃん、水谷豊さんのような仲のいい夫婦に憧れる」と2人とも仲が良くてお互いが分かり合える夫婦が理想と一致した。報道陣から友近さんご自身の結婚時期について聞かれると「50、60、70になってからでも良いかな!フランス人みたいに!」と笑顔で話した。
最後に本作のPRポイントをと聞かれると友近は「観ると考えさせられる映画です。女性ってこういう生き物か?と考える時間を与えてくれる。自分自身と見つめ合えます。」と映画を観て自身を見つめ直したと話し、バッファロー吾郎Aは「シェイクスピア、マクベスの名前は知っていたが没後400年経った今でも多くのクリエイターがモチーフにしている意味が分かった。男女、権力、人間の真理を描いている教科書のような作品」と作品を語った。
最後のフォトセッションでも2人並んで腕を組み、「マクベス」「マクベス」とタイトルを連呼するなど日本版“マクベス夫妻”としてPR活動にやる気がみなぎっていた。
<STORY>
舞台は中世スコットランド。仁徳が高く慈悲深いダンカン王に仕える将軍・マクベスは、反乱軍との激しい戦闘の末、勝利を収める。その岐路、謎めいた魔女が現れ、“マクベスは領主になり、そして王になるだろう”という不可解な予言を囁く。ともに行動していた将軍・バンクォーには、“子孫が王になる”と告げた。謎めいた予言を残し霧のように消えた魔女にとまどうマクベスたちの元に、王の使いが到着する。なんとコーダの領主が死亡し、マクベスが領主となるよう勅命が下ったのだ。
魔女の囁きによって、忠誠心とは裏腹に王座への野望という炎を心に灯してしまったマクベスを、言葉巧みにマクベス夫人が夫の良心を消し去ろうと画策する。そんなとき、ダンカン王がマクベスの城に宿泊する日がやってきた!
マクベス夫婦の野心が、人間の奥底に潜む魔性のごとき“狂気”をむき出しにしてしまう…。
監督:ジャスティン・カーゼル
原作:ウィリアム・シェイクスピア
出演:マイケル・ファスベンダー、マリオン・コティヤール、エリザベス・デビッキ、ショーン・ハリス
配給:吉本興業
提供:アイアトン・エンタテインメント
(C)STUDIOCANAL S.A / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2015
2015年/イギリス 上映時間:1時間53分 PG-12
公式サイト⇒ http://macbeth-movie.jp
2016年5月13日(金)~TOHO シネマズシャンテ 大阪ステーションシティシネマ、TOHOシネマズ(梅田、なんば、二条、西宮OS) 他全国ロードショー
全国公開に先立ち、TOHOシネマズ梅田で行われた舞台挨拶付き先行上映会では、環奈組長を一目見たいとファンが大勢つめかけた。シアター前の等身大ポスター前で記念撮影する若い女性ファンの姿や、星泉とお揃いのセーラー服コスプレで入場する男性ファンの姿など、開始前から本作への期待感が伝わってくる。
『セーラー服と機関銃-卒業-』
『トレヴィの泉で二度目の恋を』マイケル・ラドフォード監督インタビュー
シャーリー・マクレーン&クリストファー・プラマーという2大アカデミー賞俳優が贈る、
最高にチャーミングなラブストーリー『トレヴィの泉で二度目の恋を』2015年1月31日㈯からBunkamuraル・シネマほかにて全国順次ロードショーいたします!
公開に先立ちまして先日、マイケル・ラドフォード監督のインタビューを行いました!
撮影の舞台裏や現場でのシャーリー・マクレーン&クリストファー・プラマーの様子、さらには村上春樹さんとの意外なエピソードなど、貴重なお話を伺うことが出来ました。
★作品紹介は⇒ こちら
★公式サイト⇒ www.torevinoizumide.com
Q:主演のエルサを演じるシャーリー・マクレーンについて?
彼女はとてもタフな女性だ。映画ではやわらかさみたいなものを演じて欲しいと伝えた。彼女は驚いた、ケンカになったし口論もした。しかし真剣に役に向き合ってくれた。シャーリーはムービースターのカリスマ性、スター性がある。
Q:フレッドを演じるクリストファー・プラマーについて?
彼はとても才能がある。85歳の今でも一人舞台をしているんだ!
Q:クリストファー・プラマー、シャリー・マクレーンの魅力はなんですか?
二人の間にはケミストリーがあった。それはとても運が良かったよ!
クリストファー・プラマーはとても若い。そして若い女性にモテるんだ!古典的な作品にでる俳優さんだね!シャーリー・マクレーンは真のムービースター!直観的、本能的に演じていて、自分がどう映っているか知っている。タイプは真逆の二人だよ。
Q:脚本はなぜまた「イルポスティーノ」のアンナ・パヴィニャーノなんですか?
最適だった。彼女は文化的にイタリア的なんだ。脚本はまず、スペイン語をイタリア語にそれを僕が英語にしたんだ!
Q:リメイクにあたって意識したことは?
(リメイク)とても難しかった。正直もうリメイクはしない。
自分の気に入っている部分はキープした。南米ではヒットしたのに世界的にはダメだった、そこを考えた。オリジナルに比べフレッドのキャラクターを掘り下げた。自分なりにユーモアを付与した。
Q:オリジナルのどこに惹かれたのですか?
とても人間的でユーモアがあり感動的、センチメンタルなとこもいい!自分が好きなタイプの映画。名優たちと仕事ができるのも嬉しかった。ユーモア、ロマンス、感動を伝えられると思ったんだ!
Q:オリジナルとの違いは?
核になるアイディアは同じ。オリジナルに比べ、フレッドを掘り下げた。
Q:この作品を撮ってて一番楽しかったことは?
助演も含めて最高のキャストを集められた!主演二人のカリスマ性は凄かった!
Q:奇跡的だと思ったシーンは?
二人がはじめて夜を過ごすシーンが心配だった、シニアのSEXを匂わすからね!そんなの見たくないと思う人がいるかもしれない!でもいざ撮影してみると凄いなと思った。
Q:イタリアに思い入れは?
息子も生まれたし、結婚もした。なぜか逃れられない運命。イタリアが大好きだし、人生の一部。深いところでイタリアが好き。映画を作るにあたっては深く文化に入り込まなくてはいけない。イタリアが舞台だと作りやすい。
Q:映画の中で、なぜあんなにもアニタ・エクバーグ(フェリーニ監督作品『甘い生活』のヒロイン)にエルサ(シャーリ・マクレーン)は思い入れがあったのですか?
セリフでもあるが、エルサは若いころにアニタに似ているといわれていた。エルサはずっとニューオリンズにいたから、(「甘い生活」の中のアニタは)エルサの中で異国情緒あふれる夢になった。
Q:フェリーニを意識しましたか?
映画のスタイルについては色々あるがフェリーニ風にはできなかった。フェリーニの作品とは逆で親密な小さい世界観にした。役者がいいので、長回しをやった。
Q:「甘い生活」のアニタの死について?
ロンドンのテレビで知った。ローマのホスピスで亡くなったと聞いた。とても悲しい。撮影中にホスピスにいると知っていて悲しかった。元旦那はアニタにベタぼれだったんだよ。シャーリー・マクレーンが22,23歳くらいの頃にアニタと撮った写真を見せてくれた。どこかのシーンで使おうかと思ったよ。シャーリー・マクレーンがトレヴィの泉でコスプレするシーンはシャーリー・マクレーンの提案だったんだ。
Q:アニタとの面識は?
会ったことはない。
Q:アニタへの追悼のメッセージなどはしましたか?
やっていない。アニタのニュースはイギリスではあまり放送されなかったんだ
Q:アニタを一言で言うと?
アイコンである。彼女はイメージなんだ、映画的なイメージ!フェリーニは彼女の資質を捉えたんだ。演技はイマイチだったけど!
Q:シニアにむけて作ったのですか?
時間もお金もあるから、今は世界的にシニア向けの作品が増えている。観ててフィールグッドな作品があってもいいんじゃないかと思ってね!
Q:日本にはシニアの恋の映画はありません。それについてどうですか?
すごく残念(5回くらい)!アメリカ、イギリスではシニアの恋の映画は増えています
Q:若い読者に向けて
若い人のリアクションよかった。実際にトレヴィの泉に行ったと、映画を見てくれた若いカップルが言ってくれた。恋する気持ちはいくつになっても変わらない。人生は常にサプライズなんだ。(この作品は)リアルなラブストーリーなんだ。
年を重ねたら人生楽しくないというのは違う。それを伝えたい。年齢を重ねても恋をするってことをみてもらえたら
Q:日本について、そして今後日本の原作の映画化は考えていますか?
村上春樹とは親交があり「国境の南、太陽の西」の映画化の話があった。
村上春樹は「アメリカで撮ってくれ」と言ったが、僕は日本的な映画で日本的なフィーリングがあると思った、いろいろあって実現はしなかったんだ。日本の小説も文化も好き。吉本バナナも好き!いい本があれば映画化したい!
黒澤明、溝口健二、小津安二郎、大島渚などの作品が好き。最近のものよりは昔の作品が好き。宮崎駿の作品は好き。残念だけど(邦画)の公開本数は減っている。ぜひ作りたい、日本で撮影したい。日本的な要素に惹かれている。
監督:マイケル・ラドフォード
出演:シャーリー・マクレーン、クリストファー・プラマー、マーシャ・ゲイ・ハーデン、クリス・ノース
2014年/アメリカ/英語/STEREO/シネスコ/97分/
原題:ELSA&FRED (C)2014 CUATRO PLUS FILMS, LLC
提供:リヴァーサイド・エンターテインメント・ジャパン
配給:アルバトロス・フィルム www.torevinoizumide.com
2015年1月31日(土)~Bunkamuraル・シネマ、2月7日(土)~テアトル梅田、京都シネマ、2月14日(土)~シネ・リーブル神戸 他全国順次公開